JP7441060B2 - 工事現場監視システム、及び工事現場監視プログラム - Google Patents
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Description
工事現場では、通常、計測機器によって振動などをモニタリングし、法令順守や対外発信が行われている。しかしながら、従来の計測機器は高コストで電源供給を必要とするため、設置場所を限定的にせざるをえず、複数の必要なポイントでの計測は非常に難しいという問題があった。
この環境情報監視管理システムによれば、騒音や振動が許容レベルにあるか否かを把握できるため、作業者はこれらが許容レベルを超えないように作業を進めることが可能である。
そこで、本発明者らは鋭意研究して、環境状況を計測するためのIoTデバイスを工事現場に複数設置して環境状況をモニタリングすると共に、苦情が発生する可能性を把握可能にして苦情を未然に防止できる工事現場監視システムを開発することに成功した。
大容量のデータ伝送回線には、通信3GやLTEなどの携帯電話回線と、Bluetooth(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)、EnOcean(登録商標)、ZigBee(登録商標)などの近距離無線通信方式の通信回線とが含まれる。
LPWAの一例であるSIGFOXは、伝送距離が数十kmと長距離であり、伝送速度が100bps(上り)と超低速であり、データは12バイト(上り)とイーサネット(登録商標)のデータの100分の1以下の大きさである。
図2に示すように、振動計測装置1はSIGFOX通信や3GやLTEなどにより通信基地局を介して基地局側クラウド3(例えばSIGFOXクラウドなど)と通信する。また、監視装置5はインターネット通信などにより基地局側クラウド3及びユーザ端末6と通信する。
この振動計測装置1は、建設工事現場などにおいて、複数の位置(測定点)に設置される。例えば、図8や図9に示すように、現場とその周囲との境界部に沿って所定の間隔で複数の振動計測装置1を配置する。
ここで、苦情発生管理レベルは、図7を参照して後述するように、苦情レベルマトリックスに設定された苦情発生管理レベルを区分するための閾値(管理閾値)にもとづき特定される。例えば、図7の例では、苦情発生管理レベルは、レベル4:対応要、レベル3:要注意、レベル2:警戒、レベル1:対応不要の4段階に区分されている。
そして、以降は、振動情報と苦情発生管理レベルとにもとづいて、苦情が生じる可能性のある原因を作業内容を鑑みて特定し、対策を講じることにより、振動に関する苦情の発生を未然に防止又は抑制することが可能になる。
また、振動計測装置1をカラーコーン(登録商標)(三角コーン)や仮囲いに設置したり、従来の仮設機材に予めセットしておくことで設置可能にすることも好ましい。さらに、地盤振動を的確に捉えるため、重量のある鉄板等に取り付けることも好ましい。
加速度センサ10は、測定点の加速度を取得するセンサであり、微小振動を検出可能な1軸、あるいは、多軸加速度計である。
多軸加速度計としては、XYZ方向の加速度、及びXYZ方向の角速度を計測する6軸加速度計を好適に用いることができる。
温度センサ11は、測定点の温度を取得する。
また、時系列情報記憶部12は、処理部15によって生成された、測定点の状態(事象の種類)を識別した結果を示す事象識別結果を記憶する。
動作開始時刻は、振動計測装置1が動作を開始する時刻を規定する設定パラメータであり、任意の時刻を選択できる。
動作終了時刻は、振動計測装置1が動作を終了する時刻を規定する設定パラメータであり、任意の時刻を選択できる。
FFT帯域計算は、FFT(Fast Fourier Transform,高速フーリエ変換)により計算された周波数ごとの数値を合算する手法について規定する設定パラメータであり、例えば、帯域内のピーク値を採用する「帯域ピーク」、帯域内の周波数ごとの平均値を計算して使用する「帯域加算平均」などから選択する。
この処理部15は、測定された加速度にもとづき振動の周波数と大きさを計算することができる。具体的には、図5に示すように、加速度センサ10の計測結果にもとづき、選択された動作モードに応じて分割された振動周波数帯毎に、振動の大きさを特定するとともに、これを日時情報に関連付けた振動情報を生成する。図5の例では、振動の大きさを8段階で示す3ビットのデータを用いている。
タイマー部18は、計時機能を有しており、所定の時刻や期間を任意に設定でき、設定値になると制御信号を処理部15に出力する。
通信部53は、第二通信回線4との通信を実現するためのアプリケーションが実装されたチップを有する通信インターフェイスである。
本実施形態の記憶部50には、振動情報記憶部(又は環境情報記憶部)50a、苦情レベル記憶部50b、苦情情報記憶部50c、現場元画像記憶部50d、計測位置情報記憶部50e、及び設定パラメータ記憶部50fが含まれる。
苦情情報記憶部50cは、振動(又は環境状況)に関する苦情の発生場所を含む苦情情報を複数の振動計測装置1又はその位置に対応付けて記憶する。苦情情報には、苦情の発生時刻や発生場所の他に、苦情の具体的な内容などを含めることもできる。
具体的には、「苦情情報」を、例えば(1)「振動がする」、(2)「騒音がする」、(3)「その他」の苦情種別に区別することができる。
そして、口頭、伝言板、電話、メール、SNS、FAX、メモ、その他直通手段スイッチ等によって、工事現場の現場監督やその他の管理者に苦情情報が伝達された場合、図示しない苦情情報入力画面などから「苦情種別」、「苦情の発生時刻」、「苦情の発生場所」を選択入力可能にすると共に、「苦情の具体的な内容」などを入力可能にして、苦情情報記憶部50cに記憶させるようにすることができる。
例えば、苦情情報入力画面から(4)「蒸し暑い」といった「苦情種別」を入力可能にして、苦情情報記憶部50cに記憶させるようにすることもできる。
このとき、監視装置5にバイタルデータの特異値検出を行う特異値検出部を備えて、この特異値検出部によって脈拍や血圧等の特異値を検出し、この特異値にもとづいて近隣住民等が感じられている「不安感」を「苦情情報」に変換し、苦情情報記憶部50cに記憶させる構成とすることができる。
本実施形態をこのような構成とすれば、バイタルデータから得られた「苦情情報」にもとづいて、現場の作業で大きな又は継続的な振動や騒音がなかったかなどを確認することができ、作業の見直しを行うことが可能となる。
計測位置情報記憶部50eは、現場元画像における各振動計測装置1の位置を特定するための位置情報を記憶する。
設定パラメータ記憶部50fは、各振動計測装置1の現在の設定パラメータを記憶する。
すなわち、苦情レベルマトリクスは、複数のセンサ情報に対応する苦情発生管理レベルを特定するための閾値(管理閾値,判定基準)を規定する。
複数のセンサ情報としては、振動の周波数(Hz)と大きさ(dB)などを用いることができる。
例えば、図7に示す例では、振動の周波数を10段階、振動の大きさを11段階としたマトリクス状に区画して、区画ごとの苦情発生管理レベルが苦情レベル記憶部50bに記憶される。
図7の左上に示す初期状態の苦情レベルマトリクスでは、振動の大きさの下から7段階目(55dB)までの区画に「対応不要」のレベル1が設定され、振動の大きさの8段階目(60dB)及び9段階目(65dB)の区画に「警戒」のレベル2が設定され、振動の大きさの10段階目(70dB)の区画に「要注意」のレベル3が設定され、振動の大きさの11段階目(75dB)の区画に「対応要」のレベル4が設定されている。各区画の苦情発生管理レベルは、振動(又は環境状況)に関する苦情情報にもとづいて、ユーザの操作に応じて変更可能である。
なお、複数のセンサ情報のマトリクス状の区画は、図7のような2次元の区画に限られず、3以上のセンサ情報を用いて、3次元以上の区画にすることも可能である。
例えば、振動計測装置1を、音響センサを備えた音響計測装置(又は環境計測装置)に変更し、音の周波数(Hz)を10段階、音の大きさ(dB)を11段階としたマトリクス状に区画して、区画ごとの苦情発生管理レベルを苦情レベル記憶部50bに記憶させる構成とすることもできる。
・粉塵センサ:瞬時値と累積値
・臭気センサ:種類と強さ
・ガスセンサ:検知種類と濃度
・光センサ:時間帯と照度
・不快指数:温度と湿度
・体感温度:温度と湿度と風速
また、データ処理部51は、所定時間にわたって振動計測装置1から振動情報が送信されてこない場合に、当該振動計測装置1が故障(電池切れを含む)していると判定する。
具体的には、現場画像表示画面において、センサ情報として例えば振動情報(振動の大きさ(dB)など)と共に、図7に示した「レベル1」、「レベル2」等の苦情発生管理レベルを表示することが好ましい。また、「レベル1」、「レベル2」等の表示と共に、又はこれに変えて、後述するように苦情発生管理レベルを色で表示することも好ましい。
このような現場画像表示画面によれば、現場における振動発生状況及び苦情を発生させないために行うべき対応を容易に認識することができる。
このようにすると、現場における複数位置の振動発生状況及び苦情が発生する可能性の認識がさらに容易になる。
また、現場画像では、データ処理部51が故障していると判定した振動計測装置1を色分け表示することが望ましい。
このようにすると、故障した振動計測装置1を容易に認識できる。
また、このように苦情発生管理レベルの変更を行ったタイミングで、その旨を示す情報を工事現場の現場監督やその他の管理者に連絡するアラート部を監視装置5に備えることも好ましい。このアラート部は、管理者へ上記の情報を電子メールなどによって送信することができる。
なお、図7において、苦情発生管理レベルは4段階になっているが、5段階又は6段階以上とすることも可能である。
振動計測装置別概要表示画面には、図10に示すように、振動計測装置1ごとに付与されるデバイスIDと、振動計測日時と、振動計測日時ごとの最大振動が表示される。最大振動としては、周波数帯ごとの振動の大きさを比較し、最大のものが表示される。
なお、最大振動として、その日の振動の最大値を振動計測装置別概要表示画面に表示させたり、現場画像表示画面などに表示させてもよい。
振動計測装置別詳細表示画面には、図11に示すように、振動計測装置1ごとに付与されるデバイスIDと、振動計測日時と、振動計測日時ごとの振動情報(複数の周波数帯ごとの振動の大きさを表す値)が表示される。
振動計測装置別設定画面には、図12に示すように、振動計測装置1ごとに付与されるデバイスIDが表示されるとともに、前述した各種の設定パラメータが変更可能な状態で表示される。
振動計測装置別設定画面において各種の設定パラメータを変更した後、送信ボタンを操作(タップ操作、クリック操作など)すると、ユーザ処理部52が通信部53を介して該当する振動計測装置1に設定変更情報を送信する。
苦情情報表示画面で苦情の内容(時間、場所など)を入力すると、苦情発生場所に最も近い振動計測装置1又はその場所に対応付けて苦情情報が記憶される。
現場に設置された複数の振動計測装置1は、所定のタイミングで測定された加速度にもとづき振動の大きさと周波数を計測し(S101)、それを所定の形式の振動情報として送信する(S102)。
監視装置5は、第一通信回線2を介して振動計測装置1からの振動情報を受信すると(S103)、受信した振動情報を振動情報記憶部50aに記憶する(S104)。
監視装置5は、ユーザ端末6からの要求を受け付けると(S106)、各振動計測装置1の振動情報と、各振動計測装置1に対応付けられた苦情レベルマトリクスにもとづいて、各振動計測装置1の苦情発生管理レベルを特定するとともに(S107)、各振動計測装置1の位置に苦情発生管理レベルが合成された現場画像を作成し(S108)、これを含む現場画像表示画面データをユーザ端末6に送信する(S109)。
ユーザ端末6は、監視装置5から現場画像表示画面データを受信すると(S110)、現場画像を画面に表示する(S111)。
ユーザは、振動計測装置1の設定パラメータを変更する場合、ユーザ端末6の専用アプリ画面又はWEBブラウザ画面から監視装置5に振動計測装置別設定画面データを要求する(S201)。
監視装置5は、ユーザ端末6からの要求を受け付けると(S202)、該当する振動計測装置1の設定パラメータを設定パラメータ記憶部50fから読み出すとともに、読み出した設定パラメータを示す振動計測装置別設定画面データをユーザ端末6に送信する(S203)。
ユーザ端末6は、ユーザにより振動計測装置別設定画面において所望の設定変更操作が行われ(S205)、送信操作が行われると(S206)、その送信操作に応じて設定変更情報を監視装置5に送信する(S207)。
監視装置5は、ユーザ端末6から設定変更情報を受信すると(S208)、該当する振動計測装置1に設定変更情報を送信して(S209)、設定パラメータ記憶部50fに記憶されている当該振動計測装置1の設定パラメータを今回変更された設定パラメータに更新する(S210)。
また、プログラムを格納する記録媒体は、例えば半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、その他任意のコンピュータで読取り可能な任意の記録手段により構成できる。
例えば、環境状況として、振動の他に音、温度、湿度等を含めて苦情発生管理レベルを設定するなど適宜変更することが可能である。
10 加速度センサ
11 温度センサ
12 時系列情報記憶部
13 事象識別プログラム記憶部
14 設定パラメータ記憶部
15 処理部
16 無線通信部
17 電源部
18 タイマー部
2 第一通信回線
3 基地局側クラウド
4 第二通信回線
5 監視装置
50 記憶部
50a 振動情報記憶部(又は環境情報記憶部)
50b 苦情レベル記憶部
50c 苦情情報記憶部
50d 現場元画像記憶部
50e 計測位置情報記憶部
50f 設定パラメータ記憶部
51 データ処理部
52 ユーザ処理部(又は現場画像作成部)
53 通信部
6 ユーザ端末
Claims (14)
- 工事現場に発生している環境状況を計測して記録する工事現場監視システムであって、
工事現場の複数の位置に配置され、前記環境状況について計測されたセンサ情報を所定のタイミングで発信する複数の環境計測装置と、
前記環境計測装置から送信されてきた前記センサ情報を記憶する環境情報記憶部、
複数のセンサ情報をマトリクス状に区画して、区画ごとの苦情発生管理レベルを記憶する苦情レベル記憶部、及び、
前記複数の位置ごとに、発生している前記環境状況に対応する苦情発生管理レベルを前記センサ情報にもとづき前記苦情レベル記憶部から取得してこれを表示する現場画像を作成する現場画像作成部を備えた監視装置と、を有し、
前記苦情レベル記憶部に記憶される区画ごとの苦情発生管理レベルは、前記環境状況に関する苦情の発生場所を含む苦情情報にもとづいて更新可能である
ことを特徴とする工事現場監視システム。 - 前記監視装置は、前記環境状況に関する苦情の発生場所を含む苦情情報を前記複数の位置に対応付けて記憶する苦情情報記憶部をさらに備える
ことを特徴とする請求項1記載の工事現場監視システム。 - 前記環境計測装置が、測定点の少なくとも加速度を測定する加速度センサを備えた振動計測装置であり、測定された加速度にもとづき振動の周波数と大きさを計算する
ことを特徴とする請求項1又は2記載の工事現場監視システム。 - 前記センサ情報が、計測された振動の周波数と大きさを含む振動情報を含み、
前記苦情レベル記憶部が、振動の周波数と大きさをマトリクス状に区画して、区画ごとの苦情発生管理レベルを記憶し、
前記現場画像作成部が、前記複数の位置ごとに、発生している振動の周波数と大きさに対応する苦情発生管理レベルを前記振動情報にもとづき前記苦情レベル記憶部から取得してこれを表示する現場画像を作成する
ことを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の工事現場監視システム。 - 前記環境計測装置は、省電力型広域無線の通信回線(LPWA(Low Power Wide Area))を使用して前記センサ情報を発信する
ことを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の工事現場監視システム。 - 前記センサ情報が、音響センサ、温湿度センサ、粉塵センサ、風速センサ、においセンサ、ガスセンサ、又は光センサの少なくともいずれかにより計測される情報を含む
ことを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の工事現場監視システム。 - 前記環境計測装置は、動作内容を規定する設定パラメータを記憶するとともに、前記監視装置から受信した設定変更情報にもとづいて前記設定パラメータを書き換える
ことを特徴とする請求項1~6のいずれかに記載の工事現場監視システム。 - 前記現場画像作成部は、前記複数の位置ごとの苦情発生管理レベルを前記現場画像において色分け表示する
ことを特徴とする請求項1~7のいずれかに記載の工事現場監視システム。 - 前記現場画像作成部は、前記複数の位置ごとの苦情発生管理レベルと共に、センサ情報を表示する
ことを特徴とする請求項1~8のいずれかに記載の工事現場監視システム。 - 前記監視装置は、所定時間にわたって前記環境計測装置から前記センサ情報が送信されてこない場合に、当該環境計測装置が故障していると判定する
ことを特徴とする請求項1~9のいずれかに記載の工事現場監視システム。 - 前記現場画像作成部は、故障していると判定した前記環境計測装置を前記現場画像において色分け表示する
ことを特徴とする請求項10記載の工事現場監視システム。 - 工事現場に発生している環境状況を計測して記録する工事現場監視プログラムであって、
コンピュータを、
工事現場の複数の位置に配置され、前記環境状況について計測されたセンサ情報を所定のタイミングで発信する複数の環境計測装置から送信されてきた前記センサ情報を記憶する環境情報記憶部、
複数のセンサ情報をマトリクス状に区画して、区画ごとの苦情発生管理レベルを記憶する苦情レベル記憶部、及び、
前記複数の位置ごとに、発生している前記環境状況に対応する苦情発生管理レベルを前記センサ情報にもとづき前記苦情レベル記憶部から取得してこれを表示する現場画像を作成する現場画像作成部として機能させ、
前記苦情レベル記憶部に記憶される区画ごとの苦情発生管理レベルは、前記環境状況に関する苦情の発生場所を含む苦情情報にもとづいて更新可能である
ことを特徴とする工事現場監視プログラム。 - 前記環境状況に関する苦情の発生場所を含む苦情情報を前記複数の位置に対応付けて記憶する苦情情報記憶部としてさらに機能させる
ことを特徴とする請求項12記載の工事現場監視プログラム。 - 前記センサ情報が、計測された振動の周波数と大きさを含む振動情報を含み、
前記苦情レベル記憶部に、振動の周波数と大きさをマトリクス状に区画して、区画ごとの苦情発生管理レベルを記憶させ、
前記現場画像作成部に、前記複数の位置ごとに、発生している振動の周波数と大きさに対応する苦情発生管理レベルを前記振動情報にもとづき前記苦情レベル記憶部から取得させてこれを表示する現場画像を作成させる
ことを特徴とする請求項12又は13記載の工事現場監視プログラム。
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