JP2004220586A - 道路及び道路施設管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 道路及び道路施設に関する苦情の受付からその対策の決定と、対策を講じた結果の記録までも一貫して行える道路及び道路施設管理システムの提供。
【解決手段】 道路及び/又は道路施設に関しての苦情情報並びにその関連情報を入力する手段;入力用若しくは参照用の地図画面を提供する手段;入力画面及び/又は地図画面を介して入力された苦情情報並びにその関連情報を苦情ごとに苦情レコードとして記憶する手段;表示された地図上の位置を選択することにより、当該苦情レコードと関係する道路又は道路施設の場所に対応する地図データ上の位置情報とを関連づけ記憶する手段;前記地図データ上の位置情報を検索キーとして苦情レコードを検索し、苦情レコードデータ、地図、帳票、一覧表等の適宜の形式で出力する手段;苦情情報に対する対策の内容、日時、費用、効果等の関連情報を入力する手段等を備えている道路及び道路施設管理システムを提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、道路及び道路施設管理システムと、そのシステムをコンピューター等に実行させる手順を記載したプログラムに関し、詳細には、騒音や振動、ひび割れ、段差、水はね、落下物、陥没、滑り、ガードレールの破損、標示板の破損、並木の枝の伸びすぎ、縁石の破損等の道路及び道路施設に関する苦情情報の受付から、その対策の決定と、更には、指示書の発行や、対策の結果の記録までをも一貫して管理することができる道路及び道路施設管理システムと、そのシステムをコンピューター等に実行させる手順を記載したプログラムに関するものである。
従来より、各自治体は、道路利用者あるいは沿道住民から寄せられる道路あるいは道路施設に関する各種の苦情を受け付ける部署を用意している。その苦情は、電話やファックス、また昨今では自治体にて開設用意されているホームページを通じて各自治体に伝えられる。受付担当者は、伝えられた情報を基に迅速に対象位置を地図上に探し出し、苦情に対する適切な回答並びに対策を準備しなければならない。このため、各自治体では、建物名等を記載した詳細な住宅地図を用意すると共に、過去に寄せられた苦情に関する資料並びに管理下にある道路及び道路施設に関する資料を整理して、苦情があった場合には、それらの資料の中から適切な資料を選び出せる体制を整えている。しかしながら、これら道路及び道路施設に関する苦情などの情報はその種類が多岐にわたり、資料の量が膨大である上にその形式が一定せず、適切な資料を選び出すのに時間が掛かることも希ではなく、必ずしも迅速な対応を取る体制が整えられているとはいえない現状にある。
このため、自治体によっては、道路及び道路施設に関する苦情情報を電子データ化し、利用の効率化を図る試みも行われている。しかし、これらの電子データは、単に寄せられた苦情を所定のフォーマットに従って電子化しただけのものであるので、過去にどのような苦情が寄せられたかを検索する上ではそれなりに有効ではあるものの、地図上における対象となる道路又は道路施設の位置との関係づけが為されておらず、例えば、同一路線に関する苦情であっても、距離が離れていたり、道路の反対側にあるなどの理由で、異なる住居表示が入力されている場合には検索漏れが生じ、十分な対応が取れないという不都合がある。また、電子データ化する入力フォーマットは一定の固定されたものであり、入力項目に自由度がないため、新たなカテゴリーの苦情が寄せられた場合には対応できないという不自由さがある。
更には、道路又は道路施設に関して寄せられた苦情に対して有効で適切な対策を講じるには、類似の苦情に対して、過去にどのような対策が取られ、その結果がどのようであったかをトータルに知ることが必要であるが、これまでは、担当者が蓄積された過去の膨大な報告書のファイルを手めくりで繰る以外に適当な方法がなく、勢い、経験のある担当者の記憶に依存することが多くなり、担当者が変わると全くお手上げになるといった事態も珍しいことではなかった。また、道路や道路施設の保守並びに補修方法には日々技術革新があり、新しい方法が提供されているが、従来のやり方では、それら新しい保守方法や補修方法に関しては別途技術者から情報を得なければならないという不便さがあり、迅速で適切な苦情対策を講じる上では問題があった。
また、従来は、担当者が対策を決定すると、その内容を指示書にまとめ、施工業者宛に発行することが行われているが、苦情の受付と指示書の作成とは全く別の作業として行われており、効率が良くない上に、苦情は苦情、指示書は指示書として別のファイルにまとめられ、さらには、その指示書に基づいて施工業者が保守ないしは補修作業を行った結果も、別の書類として報告されるため、苦情の受付からその対応及びその結果までをも一貫して管理することは非常に繁雑で困難な作業であった。また、指示書のフォーマットも一定の固定されたものであり、新たな指示内容には対応できないという不自由さもあった。
なお、これまで、各種データを地図データと関連させてデータベース化する技術としては、例えば特許文献1に見られるように、水道管に関する苦情内容を地図上の建物枠のデータと関連づけて記録する地図上での水道の苦情内容色別表示システムや、特許文献2に見られるように、道路標識の種別ごとに対応して開かれる台帳画面上に住宅地図データを貼り付ける情報管理装置などが提案されているが、これらはいずれも道路や道路施設に関するものではなく、道路や道路施設に関しての過去に寄せられた苦情情報を、その苦情の種類別に検索をしたり、道路別に検索したりして、有効で適切な対策を講じることに資するものではない。
特開2002−47696号公報 特開2001−318926号公報
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するためになされたもので、道路及び道路施設に関する苦情の受付からその対策の決定と、更には、対策を講じた結果の記録や指示書の発行までもを一貫して行える道路及び道路施設管理システムと、そのシステムをコンピューター等に実行させる手順を記載したプログラムを提供することを課題とするものである。
本発明は、道路及び/又は道路施設に関しての苦情情報並びにその関連情報を入力する入力画面のデータを有し、そのデータを表示装置及び/又はネットワークに出力することにより入力画面を提供する手段;地図データを有し、必要に応じて、その地図データを表示装置及び/又はネットワークに出力することにより入力用若しくは参照用の地図画面を提供する手段;それらの入力画面及び/又は地図画面を介して入力された苦情情報並びにその関連情報を苦情ごとに苦情レコードとして記憶する手段;表示された地図上の位置を選択することにより、当該苦情レコードと、その苦情レコードに記憶される苦情情報が関係する道路又は道路施設の場所に対応する地図データ上の位置情報とを関連づけ記憶する手段;苦情レコードに含まれる各種情報及び/又は苦情レコードと関連づけられた前記地図データ上の位置情報を検索キーとして苦情レコードを検索し、苦情レコードデータ、地図、帳票、一覧表等の適宜の形式で表示装置、印字装置、記憶装置及び/又はネットワークに出力する手段を備え、さらに必要に応じて、苦情レコードに記憶された苦情情報に対する対策の内容、日時、費用、及び/又は効果等の対策関連情報を入力する入力画面のデータを有し、そのデータを表示装置及び/又はネットワークに出力することにより入力画面を提供する手段;その入力画面を介して入力された対策関連情報を同じ苦情レコード内又はその苦情レコードと関連づけて記憶する手段;記憶された対策関連情報を検索キーとして苦情レコードを検索し、対策関連情報データ、地図、帳票、一覧表等の適宜の形式で表示装置、印字装置、記憶装置及び/又はネットワークに出力する手段;とを備えている道路及び道路施設管理システムを提供することにより、上記の課題を解決するものである。
さらには、本発明は、以上のような本発明の道路及び道路施設管理システムを、1又は複数の携帯端末及び/又はコンピューターに実行させる手順を記述したプログラムを提供することによっても上記の課題を解決するものである。本発明の道路及び道路施設管理システムを1又は複数の携帯端末及び/又はコンピューターに実行させるとは、より具体的に言えば、本発明の道路及び道路施設管理システムを構成する各手段において要求される動作を、1又は複数の携帯端末及び/又はコンピューターに実行させることをいい、この場合、1台若しくは複数台の携帯端末及び/又はコンピュータのそれぞれによって、本発明の道路及び道路施設管理システムを構成する全手段の動作を実行させるようにしても良いし、1台若しくは複数台の携帯端末及び/又はコンピュータによって、本発明の道路及び道路施設管理システムを構成する全手段を一部を実行させるようにしても良いし、また、その両者の場合を混在させても良いことを意味する。したがって、そのような各手段の動作を携帯端末及び/又はコンピューターに実行させる手順を記述したプログラムは、全体として若しくはその部分ごとに分割されて、1又は複数の携帯端末及び/又はコンピューター上に存在していても良いし、持ち運び可能な記録媒体上に記録されていても良い。
なお、本発明でいう道路及び道路施設とは、車道、歩道は勿論のこと、地下道、トンネル、橋、高速道路、有料道路、自転車専用道路、公園内の散策路、街路樹を含めた植裁、中央分離帯、街灯などの照明灯、ガードレール、側溝、縁石、道路標識等、道路と道路施設に関する全てのものを対象する。また、本発明でいう苦情とは、上記のような道路及び道路施設に関しての苦情全てを指し、要求や要望、問い合わせ等の形態をとった苦情をも含むものである。
上記のように、本発明の道路及び道路施設管理システムにおいては、入力された苦情情報並びにその関連情報を苦情ごとに苦情レコードとして記憶し、しかも、その苦情レコードを、その苦情レコードに記憶される苦情情報が関係する道路又は道路施設の場所に対応する地図データ上の位置情報とを関連づける手段を備えているので、常に地図上の位置と対応させながら苦情情報等を管理することができる。しかも、蓄積した苦情レコードを、苦情別、年代別、路線別、地域別等、任意の観点から検索し、集計したり、階層別に地図上に表示したりすることができるので、苦情の傾向やその特徴を把握したり分析したりすることが容易に行え、苦情に対する対策を迅速に講じることができるという利点がある。さらには、その講じた対策を指示書として出力する手段を備えているので、講じた対策を実行に移すのも迅速であり、対策を講じた結果の記録も同じ苦情レコードと関連づけて記憶することができるので、苦情の受付から、対策の決定や対策の結果の記録まで、また、場合によっては、決定された対策に基づいた指示書の発行までをも一貫して行うことができ、しかもこれら全ての情報が地図データ上の位置データと関連づけられているので、地図を中心にして、ビジュアルに道路及び道路施設に関する保守、補修を一元管理することを可能にするものである。
また、本発明の道路及び道路施設管理システムにおいては、苦情情報並びにその関連情報を入力する入力画面を提供する手段が、入力画面に表示される入力項目及び各入力項目ごとの入力可能なデータ長を選択する画面を提供する手段を備えており、これにより、使用者は入力項目を適宜変更したり、追加したりすることができ、新たなカテゴリーの苦情等が寄せられても適宜柔軟に対応することができるという利点がある。
さらに、本発明の道路及び道路施設管理システムにおいては、上述のように、それぞれの苦情レコードと地図データ上の位置情報とが関連づけられるのであるが、苦情レコードと関連づけられる地図データ上の位置情報としては、表示された地図上で選択された点の地図データ上の座標、選択された位置近傍の住所・住居表示、付近の交差点名、車道歩道の区別、車線の区別、中央分離帯の区別、路線名、路線番号、付近の建物名、及び、付近の施設名から選ばれる1又は2以上の情報等を採用することができ、このような地図データ上の位置情報と苦情レコードとを関連づけることにより、同一環境ないしは同一条件下にあると思われる道路又は道路施設に関しての苦情レコードを、位置情報を検索キーとして、有効に検索することが可能である。中でも、路線名、道路名や路線番号などの情報は有用であり、これらをキーに検索を行うことにより、仮に、苦情発生場所の住所・住居表示が異なっている複数の苦情があっても、それらが同一路線に位置する場合には一括して対策を講じることが可能となり、道路管理者別の苦情情報の把握やその対策を講じることも可能となる。
さらには、本発明の道路及び道路施設管理システムにおいては、道路及び/又は道路施設に関しての、交通量区分、道路構造、地耐力、舗装構造、排水構造、諸元、施工・補修履歴、路面性状、交通標識や掘り返し規制等の法的規制、ガードレール、並木等を含めた植裁、歩道の有無、中央分離帯の有無、照明灯、地下設備、沿道状況、交通事故情報、及び管轄に関する情報から選ばれる1又は2以上の情報等、道路及び道路施設に関係のある全ての情報を、地図データ上の位置情報と関連づけて記憶する手段と、この記憶手段中に記憶されている各種情報を、それら情報の種類及び/又は路線名や路線番号などの地図データ上の位置情報を検索キーとして検索する手段と、その検索結果を適宜の形式で表示ないしは出力する手段とを備えており、検索され、適宜の形式で表示ないしは出力された情報は、苦情に対する対策を講じる際に参考にすることができる。これらの情報は、必要に応じて、その全部又は一部を苦情レコードと関連づけて記憶することも随意である。このようにしておけば、特定の苦情に対する対策を決定する際に、どのような情報を参考にしたかが記録に残り、便利である。
また、本発明の道路及び道路施設管理システムにおいては、道路及び/又は道路施設に関しての補修ないしは保守方法、使用材料、施工実績、耐用年数、施工効果、施工費用、施工業者などの情報を、苦情情報と関連づけて記憶する手段と、その記憶されている内容を苦情情報を検索キーとして検索する手段と、その検索結果を適宜の形式で表示ないしは出力する手段とを備えており、このようにして検索され適宜の形式で表示ないしは出力された情報は、過去の施工実績や施工例として、苦情に対する対策を講じる際の極めて有用な指針となる。これらの情報は、必要に応じて、その全部又は一部を苦情レコードと関連づけて記憶することも随意である。このようにしておけば、特定の苦情に対する対策を決定する際に、どのような情報を参考にしたかが記録に残り、便利である。また、本発明の道路及び道路施設管理システムにおいては、このようにして記憶蓄積されたデータを適宜集計し、分析する手段を備えているので、過去の傾向を把握したり、今後の補修や保守の予想を立てるなど、蓄積されたデータを有効に活用することができる。更には、本発明の道路及び道路施設管理システムにおいては、以上のようにして決定され、入力された対策を指示書として適宜表示ないしは出力する手段を備えることができ、苦情の受付からその対策の決定、さらにはその対策の実行までをも一貫して管理、実行できるという優れたメリットがある。しかも、指示書のフォーマットは、フォーマット決定画面をとおして適宜変更可能であるので、不測の苦情に対して新たな指示内容の必要が生じた場合にも、自由に対応できるという便利さがある。
さらに、本発明の道路及び道路施設管理システムにおいては、道路及び/又は道路施設に関しての苦情情報並びにその関連情報を入力する入力画面、及び/又は、苦情レコードに記憶された苦情情報に対する対策及び/又はその対策を講じた結果を入力する入力画面が、画像データの入力を受け付けることができ、その受け付けた画像データを、同じ苦情レコード内又はその苦情レコードと関連づけて記憶する手段を備えている。これにより、本システムの使用者は、苦情があった現場の状況を映像として具体的に確認することができるとともに、対策実施後の現場の状況も適宜具体的な映像情報として残しておくことができる。このような画像データは、苦情現場或いは施工現場にある携帯電話やPHS、PDA、コンピューターなどの携帯端末から無線でネットを介して本発明の道路及び道路施設管理システムに入力されても良く、この場合には、本システムの使用者は、事務所に居ながらにして現場の確認を映像によって具体的に行えるという利点がある。なお、画像データは静止画のものであっても、動画のものであっても良い。
加えて、本発明の道路及び道路施設管理システムにおいては、上記のような各手段における各種情報の入力操作や、検索操作等の各操作を表示画面に表示されるシステムからの質問や音声案内或いは表示案内に従って対話型で進めることを可能にするガイド手段を設けることも可能であり、そのようなガイド手段を設けた場合には、厚いマニュアルなどを読むことなく、誰でも容易に本発明の道路及び道路施設管理システムを使用することができるという利点が得られる。
以上のような本発明の道路及び道路施設管理システムを構成する各手段は、単独のコンピューター内に設けられていても良いが、それらの手段の中の1又は複数若しくは全部が、通信回線で常時ないしは随時接続される複数の異なる携帯端末及び/又はコンピューター上に分散して存在していても良い。
以下、図面を用いて本発明を詳細に説明するが、本発明が図示のものに限られるものでないことは言うまでもない。
図1は、本発明の道路及び道路施設管理システムの構成の一例を示す図である。図1において、1は本発明の道路及び道路施設管理システムを構成するコンピューターであり、2はCPU、3は記憶装置、4は入出力インターフェイス、5はCRT、液晶表示装置等のモニター、6はキーボード等の入力装置、7は接続線であり、接続線7の一端はLANやインターネット等のネットワーク8に接続されている。9A、9B、9C・・・は、ネットワーク8に常時ないしは随時接続されるコンピューター、10は無線によりネットワーク8に接続されるコンピューター、又は、携帯電話、PHS、PDA等の携帯端末である。
今、図1を用いて、電話ないしはファクシミリ等によって道路又は道路施設に関しての苦情が寄せられた場合の本発明の道路及び道路施設管理システムの動作を説明する。まず、コンピューター1内において本発明の道路及び道路施設管理システムを立ち上げると、記憶装置3内に記憶されているプログラムが動作して、モニター5に図2に示すような入力画面11を表示する。入力画面11は、記憶装置3内に記憶されている入力画面11に関してのデータに基づいて表示される。記憶装置3内に本発明の道路及び道路施設管理システムを実行させる所定のプログラムを記憶させることは、CD−ROMやMO、FD等の適宜の持ち運び可能な記録媒体を介して、ないしは、ネットワーク8を介して、適宜行うことができる。
入力画面11には、図2に示すように、例えば、「受付番号」、「受付日時」、「受付者」、「通報者氏名」、「通報者連絡先」などを入力する欄があり、その下には「発生日時」、「発生場所」、「苦情内容」を入力する欄等がある。この入力画面11に入力される情報が1つの苦情レコードを構成することになる。なお、図示の例では入力画面は1ページであるが、入力項目が多い場合には2ページ、さらには3ページ以上にわたっても良いことは勿論である。本システムの使用者は順次これらの情報を入力していくが、「通報者氏名」や「通報者連絡先」、「発生日時」等の欄は、不明な場合にはスキップすることも可能である。「発生場所」に関しては、寄せられた苦情の対象となる場所の、例えば、住所や住居表示、路線名、目印となる付近の建物や交差点の名前などを入力する。
あるいは、この時点で、地図検索の画面に移動し、モニター5に表示される地図上で目標とする苦情発生場所を探すようにしても良い。すなわち、モニター5上に表示されている図示しない地図検索のボタンをクリックすると、記憶装置3に記憶されている地図データが読み出され、モニター5に地図として表示される。本システムの使用者は、適宜縮尺率を加減しながら、目標とする苦情発生場所が適宜の大きさで含まれる縮尺の地図をモニター5に表示させる。表示される地図は、例えば図3に符号12として示すようなもので、この地図12上で、寄せられた苦情情報を基に、マウスのポインタやタッチペンなどを所定の位置に移動させ、クリックないしは押圧することにより、その位置を選択し、選択された位置に対応した地図データ上の位置情報が、当該苦情レコードに対応する位置情報として記憶され、当該苦情レコードと関連づけられる。
また、この場合、苦情の種類に応じて適宜のマークを図示しない選択ボックスの中から選択し、所定の位置に貼り付けるか或いは描画するなどして表示することによって、苦情の発生場所を地図12上で選択するようにしても良い。図示の例では、例えば騒音に対応するマークとして十字を丸で囲んだマーク13が、地図12の中央に位置する道路上に貼り付けられている。なお、図中のAAAは地図12の中央に位置する道路の路線名である。騒音以外の他の苦情に対しては、それぞれ別のマークが用意されていることは言うまでもない。また、マークは、形状が相違しても良く、色彩が相違しても良く、その両者が相違するものであっても良く、互いに表示された地図上で区別がつくものであれば、どのような文字、数字、記号、図形、色彩等を単独若しくは複数組み合わせたものであっても良い。これらマークと苦情の内容との対応関係は、記憶装置3内に対応テーブルとして記憶されており、本システムの使用者が対応テーブルを更新することによってその対応関係を適宜変更したり、不要マークの削除や、新たなマークを作成して登録することも自在に行えるようになっている。描画ないしは貼り付けによって表示されたマークと、そのマークがどのような苦情を表すものであるのかについては、別途画面内に表示される対応テーブルを参照するようにしても良いが、マウスのポインタをそのマーク上に移動させると、自動的に画面上に表示されるようにしておくと、いちいちテーブルを参照する必要がなく便利である。
このようにして選択された地図12上の位置に対応する地図データ上の位置情報には、選択された位置の地図データ上の座標は勿論、選択された位置近傍の住所・住居表示、付近の交差点名、車道歩道の区別、路線名、路線番号、付近の建物名、及び/又は、付近の施設名などの情報を含めることができる。この地図データ上の位置情報が、入力画面11で入力された苦情発生場所の情報と矛盾するときには、警報が発せられ、使用者の注意が喚起される。入力画面11上で「発生場所」の情報を入力する代わりに、図3に示すような表示された地図上で、特定の位置を選択し、苦情レコードを関連づけることによって、「発生場所」の情報が自動的に入力されるようにしても良い。
再び図2の入力画面11に戻ると、「発生場所」の下には「苦情箇所種別」を選択するところがあり、この例では、「歩道」、「中央分離帯」、「照明灯」、「ガードレール」、「側溝」、「車道」、「植裁」、「標識」、「その他」、「地下道」が例示されているので、その中で該当するものを選んで選択すると、その部分が反転ないしは変色し、苦情箇所種別が入力されたことになる。「その他」を選択した場合には別途図示しない入力欄が表れて、その他の苦情箇所種別を具体的に入力するようにしても良い。なお、ここで入力された「苦情箇所種別」に関する情報が、当該苦情レコードに関連づけられている地図データ上の位置情報と矛盾する場合、例えば、地図データ上の選択された位置情報が歩道上にあるにも拘わらず、入力画面11では「車道」が選択された場合などには、警報が発せられ、使用者の注意が喚起される。
続いて、使用者は、苦情内容の入力を行う。苦情内容は、「騒音」、「振動」、「水はね」、「陥没」、「スリップし易い」、「舗装ブロックの欠損」、「ガードレールの破損」、「街路樹の枝の伸び過ぎ」、「照明灯の破損」、「水漏れ」、「中央分離帯の破損」等、予め決められた用語を用いて入力するのが好ましい。苦情内容の入力を容易にするために、本発明のシステムにおいては、例えば、苦情内容の入力欄にマウスのポインタを位置させた状態で右クリックすることにより、過去に記憶された苦情内容のアイウエオ順のリストを表示したり、過去に記憶された苦情内容の単語検索が行えるようになっている。苦情の内容によっては、例えば「騒音」や「振動」のように、定量的な数値情報が有効な場合があり、そのような場合には、寄せられた苦情情報をもとに、誰か担当者が現場に赴き、実測してそのデータも入力するのが良い。いずれにせよ、この入力画面11で入力された苦情内容と、図3の地図12上で貼り付けられたマークとが矛盾する場合には、警報が発せられ、使用者の注意が喚起される。また、この入力画面11で苦情内容を入力する代わりに、地図12上で苦情内容に対応したマークを選択された位置に貼り付ける操作によって、入力画面11の苦情内容の欄にマークに対応した苦情内容が自動的に入力されるようにしても良い。
また、使用者は、自己が撮影した、又は他から送付されてきた画像情報を、苦情場所の現在の状況を表すものとして、入力画面に貼り付けないしはリンクさせることができる。画像情報の張り付けないしはリンクは、入力画面11の「写真1」、「写真2」等の場所をクリックし、その場所に未だ対応する画像情報が存在しない場合に表れる画像情報入力窓を介して行うことができる。貼り付けないしはリンクされた画像情報は、例えば、図2の入力画面11の下部に「写真1」、「写真2」として表示されている欄をクリックすることによって随時呼び出して画面上に表示したり、印字装置等の出力装置に出力することができる。なお、図2の入力画面11では、「写真1」、「写真2」と表示されているが、動画情報であっても良いことは勿論である。
以上のような入力操作中に、操作が分からなくなった場合には、使用者は常に表示画面のどこかに表示されているガイダンスボタンをクリックすることにより、文字又は音声によるガイダンスを受けることができる。文字又は音声によるガイダンスは、使用者に何をしたいかを問い掛け、その回答に基づいて、次に必要な操作を指示する。ガイダンスは複数のレベルに分かれており、まず、使用者のシステムの理解度に合わせて、簡単なガイダンスから詳細なガイダンスまでを行うことができるようになっている。このガイダンス機能により、本システムの使用者は、特段操作マニュアルを読むことなく、本システムを使用することができる。
図2に示すような入力画面11は、一例であり、入力項目の加除や、入力項目ごとの入力可能なデータ長の変更などは、使用者が適宜設定、変更することができるようになっている。すなわち、図示しない入力画面変更ボタンをクリックすると、現在設定されている入力項目とそのデータ長、並びにレイアウトを表示した画面が現れ、更に使用可能な入力項目数とそのデータ長を表示した欄があって、使用者はその画面上で、適宜、不要な入力項目の削除と、新しい入力項目の追加、入力項目名の変更、データ長の変更、レイアウトの変更などを適宜行うことができる。これにより、新たなタイプの苦情が発生しても、柔軟に対応することが可能となる。このような入力画面の設定、変更に必要なレイアウト情報は、記憶装置3内に記憶されており、入力画面の設定、変更を通じて、適宜書き換えられるようになっている。
以上の例では、本システムの使用者が電話又はファクシミリで寄せられた苦情に基づいて自ら苦情情報やそれに関連する「受付番号」や「受付日時」、「受付日」などの情報を入力する場合を説明したが、苦情情報やそれに関連する情報の入力は、例えば、LANやインターネット等のネットワーク8を介して接続される他のコンピューター9Aから行うようにしても良い。このコンピューター9Aは、例えば、一般市民の家庭ないしは事務所等にあるコンピューターであり、その場合には、例えばインターネット等のネットワーク8を介して、本システムのコンピューター1に接続することができる。なお、本システムのコンピューター1は図示しないサーバーを介してネットワーク8に接続するようにしても良い。その場合、本システムのプログラム、すなわち、本システムを構成する各手段に所定の動作を行わせる手順を記述したプログラムは、コンピューター1の記憶装置3内にあっても良いし、サーバーの記憶装置内にあっても良い。また、ネットワーク8を介してコンピューター1に接続される他のコンピューター9A上にも、本システムのプログラムの一部又は全部が存在していても良い。
今、コンピューター9Aの使用者が、自治体などが開設するホームページ上のボタンをクリックするなどして苦情情報の入力をリクエストすると、コンピューター1或いは図示しないサーバーが、入力画面データをネットワーク8を介してコンピューター9Aに送信し、図2に示すような入力画面をコンピューター9Aに提供する。更に、必要に応じて、コンピューター1或いは図示しないサーバーが、地図データをネットワーク8を介してコンピューター9Aに送信し、入力用若しくは参照用の地図をコンピューター9Aに提供する。コンピューター9Aの使用者は、提供された入力画面や必要に応じて提供された入力用の地図を介して、苦情の発生場所や日時、苦情内容等、必要な情報を入力する。本システムの側からは、上記の入力画面や入力用地図に加えて、入力ガイダンス情報も提供するのが望ましい。このように、インターネット等のネットワーク8を介して一般市民等が苦情情報を入力する場合には、コンピューター9A上では、先に述べた入力項目の変更や加除、データ長の設定や変更などの操作ができないことは勿論、地図上に貼り付けるマークと苦情内容との対応関係の変更や設定などもできないようになっていることは言うまでもない。地図上に苦情内容と対応した適宜のマークの張り付けや、入力画面に画像情報を適宜貼り付けることができるようにしても良い。
コンピューター9Aの使用者が所定事項の入力を終え、終了ないしは送信ボタンをクリックするとその内容はネットワーク8を介して図示しないサーバー内の記憶装置又はコンピューター1内の記憶装置3に苦情レコードとして記憶される。なお、この場合、コンピューター9Aからネットワーク8を介して入力された新たな苦情レコードは、通常の記憶領域とは区別された新規入力分の記憶領域にまず記憶され、本システム使用者が適宜内容の確認や、必要に応じた情報の修正や追加、削除を行った上で、正規の苦情レコードのファイルに移されるようになっている。コンピューター9Aの使用者は、苦情情報等を入力した後、図示しないサーバー若しくはコンピューター1には送信せず、その内容をコンピュータ9Aに付属する記憶装置内に記憶させるだけに留めることも勿論可能である。
なお、コンピューター9A上にも、本システムのプログラムの一部又は全部、及び、必要なデータの一部又は全部が存在し、独自に入力画面を立ち上げ、必要な苦情情報等を入力することができる場合には、コンピューター9Aの使用者は、特段、コンピューター1若しくは図示しないサーバーに接続する必要はない。コンピューター9Aの使用者は、独自に必要な苦情情報等を入力し、コンピュータ9Aに備えられた記憶装置に記憶することができる。入力済みのデータをそのままコンピューター9Aに備えられた記憶装置内に留め置くことも、適宜の時期にネットワーク8を介してコンピューター9Aをコンピューター1に接続し、コンピューター1もしくは図示しないサーバーに送信することも、コンピューター9Aの使用者の随意である。
苦情情報の入力は、ネットワーク8と無線で接続される携帯電話、PHS、PDA、コンピューターなどの携帯端末10からも入力することが可能であり、コンピューター9Aの場合と同様に、苦情情報が入力画面を介して入力され、コンピューター1又は図示しないサーバーに送られて、そこで苦情レコードとして記憶される。また、入力側の携帯端末10内に本システムのプログラムの一部又は全部、及び、必要なデータの一部又は全部が存在する場合には、上記したコンピューター9Aの場合と同様に、携帯端末10の使用者は、コンピュータ1に接続することなく、独自に入力画面を立ち上げ、必要な苦情情報等を入力し、携帯端末10に備えられた記憶装置に記憶することができる。携帯端末10の使用者は、苦情情報等の入力時にネットワーク8を介してコンピューター1若しくは図示しないサーバーに接続したか否かに係わらず、入力した苦情情報等をそのまま付属する記憶装置に留め置くことができる。勿論、適宜の時期にネットワーク8を介してコンピューター1に接続し、或いは、ネットワーク8を介することなく、例えば個別のデータ通信線、赤外線などを利用して、コンピュータ1に直接接続し、入力済みのデータをコンピューター1に送信することもできる。
苦情情報の入力は、ネットワーク8と接続される他のコンピューター9B、9Cによっても可能であり、コンピューター9B、9Cの使用者としては、例えば、コンピューター1の使用者と同じ組織内の担当者、或いは、コンピューター1の使用者が属する組織に、道路及び道路施設の管理を依頼している組織の担当者などが考えられる。このようなコンピューター9B、9Cの使用者は、通常、一般市民よりも道路及び道路施設の保守、補修に関しての知識を有していると考えられるので、コンピューター9B、9Cの使用者に対しては、コンピューター9Aの使用者に対してよりも大きな権限を与えたり、その入力した苦情レコードはその内容をチェックせずに通常の苦情レコードのファイルに記憶したりするようにしても良い。例えば、後述する階層の設定を行う権限をコンピューター9B、9Cの使用者に与えても良い。このように、コンピューター9B、9Cの使用者にもある程度の権限、場合によっては、本システムを使用する全ての権限を与える場合には、本システムのプログラムは、上記のように、その一部又は全部がコンピューター9B、9Cの側にも存在していても良く、場合によっては、コンピューター1にはデータだけが蓄積されるようにしても良い。以上のような携帯端末10及びコンピューター9B、9Cから苦情情報を入力する場合においても、適宜の画像情報を併せて入力することができることは先に述べた場合と同様である。
本システムの使用者は、苦情情報を入力後、或いは、入力された苦情情報をネットワークを介して、ないしはネットワークを介さずに、受け取り、必要に応じてその内容をチェックし、必要な修正や除去、追加を行った後、入力された苦情情報やその関連情報に対して、地図上に表示される際の階層を設定することができる。例えば、苦情の内容ごとに、騒音は階層1、振動は階層2というように設定する。或いは、2001年度の苦情は階層3、2002年度の苦情は階層4というように、更には、担当者がAである苦情は階層5、担当者がBである苦情は階層6というように設定する。一方、本システムは、地図データを複数の階層の地図として階層別に選択的に表示する手段を備えているので、表示する階層を指定することによって、例えば、2001年度に寄せられた苦情だけを表示した地図を表示したり、担当者がAである苦情だけを表示した地図を表示したりすることができる。これにより、苦情別の場所的な分布傾向をみたり、年度の移り変わりによる傾向の変化を見たり、担当者別の業務管理を行ったりすることが容易になるばかりでなく、同一場所に種類の異なる複数の苦情が、例えば、街路樹に関する苦情と、歩道の敷石に関する苦情とが寄せられていても、両者の苦情レコードを明瞭に区別して、地図上の同一場所に対応するマークを表示することが可能になる。
以上のような階層別の表示とは別に、本システムにおいては、苦情の種類や、その発生場所や、発生日時などを検索キーとして、記憶された苦情レコードを検索することが可能であり、このような検索によって該当した苦情レコードだけを、例えば苦情レコードデータとして、或いは、帳票や一覧表やグラフなど適宜の形式で適宜の表示装置や印字装置、記憶装置などに出力したり、ネットワークに送信したりすることができる。また、該当した苦情レコードに対応するマークだけを地図上に表示させたり、適宜の出力装置やネットワークに送信することも可能である。このような検索が可能であるので、例えば、集計、並べ替え、グラフ化、統計処理などの解析を施して、苦情の種類ごとの分布傾向を見たり、特定の地域や特定の路線と苦情との相関関係を把握したり、特定の施設や建物と苦情との相関関係を検討したり、年度ごとの傾向を見て、今後の予測を立てたり、予算の配分計画を策定したり、更には特定の苦情に対して講じられた対策の耐用年数を推測したり、補修基準を設定する際の基礎資料にしたりすることができる。
以上のようにして、苦情レコードの記憶と位置情報との関連づけが終了すると、本システムの使用者は次に、寄せられた苦情に対する対応策を講じることになるが、その手順は以下のとおりである。
すなわち、まず、本システムは、道路及び/又は道路施設に関しての、交通量区分、道路構造、地耐力、舗装構造、排水構造、道路の幅や区間の長さ・勾配・車線数などの道路にまつわる諸元、施工・補修履歴、凹凸やひび割れ等の路面性状、交通標識や掘り返し規制等の法的規制、ガードレール、並木等を含めた植裁、歩道の有無、中央分離帯の有無、照明灯、地下設備、沿道状況、交通事故情報、及び管轄に関する情報から選ばれる1又は2以上の情報を、地図データ上の位置情報と関連づけて記憶する手段を有しているので、対象となる苦情場所に関してのそれらの情報のうち、必要な情報を、それら情報の種類や、対象となる苦情場所に対応する地図データ上の位置情報を検索キーとして検索することにより、必要な場所に関しての上記情報のうち、必要なものを適宜選択して得ることができる。これらの情報は、苦情に対する対策を講じる上で有用であり、本システムにおいては、随時これらの情報を参照しながら、苦情に対する対策を検討することができる。なお、対象となる苦情場所に対応する地図データ上の位置情報を検索キーとして検索する場合には、別途検索モードに入って検索キーを設定するようにしても良いが、地図を表示する画面上でマウスのポインタを所定位置でクリックすることにより、その場所に関連づけられた情報項目の画面が開き、その画面の中から更に必要な項目を選択できるようにしても良い。このような情報は、コンピューター1に付属する適宜の表示装置に表示させても良いし、ネットワークを介して、適宜のコンピュータ9A、9B等や、適宜の携帯端末10に送信しても良い。
また、本システムは、上記のようにして検索して得られた結果の全部又は一部を当該苦情レコードに関連づけて記憶する手段を備えており、それにより苦情に対する対策を検討する際に参照した情報を、当該苦情レコードに関連づけて記憶しておくことができるので、検討の経緯や条件などを誰でもいつでも見ることができ、対策決定経過の透明性や客観性を確保することができるという利点がある。なお、上記のような交通量区分、道路構造、地耐力、舗装構造、排水構造、諸元、施工・補修履歴、路面性状、交通標識や掘り返し規制等の法的規制、ガードレール、並木等を含めた植裁、歩道の有無、中央分離帯の有無、照明灯、地下設備、沿道状況、交通事故情報、及び管轄に関する情報から選ばれる1又は2以上の情報を、地図データ上の位置情報と関連づけて記憶する記憶装置は、コンピューター1の記憶装置3内にあっても良いし、その一部又は全部が、図示しないサーバー内の記憶装置や、ネットワーク8を介して常時ないしは随時接続される他のコンピューターの記憶装置内にあっても良い。このような交通量区分、道路構造、地耐力、舗装構造、排水構造、諸元、施工・補修履歴、路面性状、交通標識や掘り返し規制等の法的規制、ガードレール、並木等を含めた植裁、歩道の有無、中央分離帯の有無、照明灯、地下設備、沿道状況、交通事故情報、及び管轄に関する情報は、常に更新することが可能であり、本システムにおいては、常に最新の情報を得ることができるという利点がある。
また、本システムは、道路及び/又は道路施設に関しての補修ないしは保守方法、使用材料、施工実績、耐用年数、施工効果、施工費用、施工業者などの情報を苦情情報の内容と関連づけて記憶する手段を有しており、その記憶されている内容を苦情情報を検索キーとして検索する手段と、その検索結果を適宜の形式で適宜の表示装置、記憶装置、印字装置などに出力したり、ネットワークに送信する手段とを備えているので、苦情に対する対策を講じる際に、これらの情報を適宜参酌することができる。すなわち、例えば、寄せられた苦情が「騒音」である場合、「騒音」を検索キーとして上記の情報を検索することによって、「騒音」を抑制するのに有効な道路補修工法の種類や特徴、使用する材料や施工費用、期待できる施工効果、その耐用年数、施工業者などについての情報を一挙に得ることができるので、このような情報と、先に述べた、その場所における補修履歴や、交通量区分、舗装構造、法的規制などを参考にすれば、採用すべき対策の検討や、その採否、施工業者の選定などを容易かつ迅速に決定することができる。上記のような補修ないしは保守方法、使用材料、施工実績、耐用年数、施工効果、施工費用、施工業者などの情報を苦情情報の内容と関連づけて記憶する記憶装置は、コンピューター1の記憶装置3内にあっても良いし、その一部又は全部が、図示しないサーバー内の記憶装置や、ネットワーク8を介して常時ないしは随時接続される他のコンピューターの記憶装置内にあっても良い。このような、道路及び/又は道路施設に関しての補修ないしは保守方法、使用材料、施工実績、耐用年数、施工効果、施工費用、施工業者などの情報は、適宜更新することができるので、本システムにおいては、常に最新の情報を得ることができるという利点がある。
以上のようにして苦情に対する対策を決定すると、コンピューター1の使用者は、図2に示す入力画面11上で、「指示年月日」、「指示業者」、「指示業者担当者」、「指示内容」などの情報を入力する。この入力内容は、施工業者に対して発行される指示書に記載される内容と対応しており、入力画面11上でこのような情報を入力することによって、実質的に指示書の作成が行われていることになる。コンピューター1の記憶装置3内には、指示書のレイアウトについてのデータが記憶されており、前述のような必要事項の入力が終わると、使用者はその内容を確認し、適宜のフォーマットの指示書として表示装置、記憶装置、印字装置などに出力したり、ネットワークに送信する。指示書は、紙にプリントアウトされても良いし、電子データのまま施工業者のコンピューターに送信されても良い。指示書の発送ないしは送信が終了すると、コンピューター1の使用者は「指示済」の欄にチェックを入れる。或いは、このチェックは、指示書の発送ないしは送信完了信号に基づいて、自動的に入るようにしても良い。
このようにして作成される指示書のフォーマットは適宜変更可能であり、例えば、レイアウト画面を表示して、コンピューター1の使用者が、項目や各項目毎のデータ長、配置などを選択し、適宜のフォーマットとすることができる。このような指示書フォーマットの変更は、苦情入力画面が適宜変更可能になっていることと対応して、新たな種類の苦情などが寄せられた場合にもそれに応じた新たな対策を講じて、それを施工業者に指示することを可能にするものであり、本システムの適用対象や範囲に自由度をもたせる上で重要である。このような指示書フォーマットの変更、設定に必要なレイアウト情報は、記憶装置3内に記憶されており、指示書フォーマットの設定、変更を通じて、適宜書き換えられるようになっている。なお、指示書の作成は、場合によっては、本システムによって自動的に行うのではなく、本システムに入力されているデータや情報を参照しながら、別途、別の作業として行うようにしても良い。
指示書を受け取った施工業者は、指示書に基づいて補修ないしは保守を行い、その結果を、携帯端末10又はネットワーク8を介してコンピューター1と接続されるコンピューターを介してコンピューター1に送信する。施工業者が使用する携帯端末10又はコンピューターには、例えば図2に示される入力画面11のような入力画面、或いは、別のフォーマットの入力画面が、保守または補修結果入力用画面として、コンピューター1又は図示しないサーバーからネットワーク8を介して提供されても良いし、独自の携帯端末若しくはコンピューターに付属する記憶装置に記憶されているデータに基づいて表示されるても良い。コンピューター1又は図示しないサーバーからネットワーク8を介して入力画面を提供する場合には、施工業者にとって不要な情報は、提供される入力画面から消去しておくことができる。施工業者は、勿論、紙の報告書を作成し、コンピューター1の使用者に手渡し、コンピューター1の使用者が入力するようにしても良い。施工業者は、苦情に対する対策を完了したことを、例えば、「完了日時」、「完了内容」、対策実施後の騒音や振動の測定結果などの対策の効果に関するデータを適宜入力するとともに、必要に応じて、完了後の現場写真や、水はね状況などを示す動画を入力画面に貼り付けて送信することができる。
苦情対策の完了報告を受けたコンピューター1の使用者は、その報告内容を確認し、同じ苦情レコード内又は当該苦情レコードと関連づけて記憶する一方、「完了済」の欄にチェックを入れる。また、実際に行われた対策の種類に対応した、適宜の文字、記号、図形、数字、色彩などのマークを、対策が実施された場所に対応する地図上の位置に貼り付け又は描画することによって表示し、この表示されたマークを、対象となった苦情レコード内又は苦情レコードと関連づけて記憶する。対策が実施された場所がある程度の範囲に広がっている場合には、地図上の位置に貼り付け又は描画されることによって表示されるマークも対応した広がりを持つように表示することが可能である。
図4は、対策の実施状況を範囲をもったマークとして地図上に表示した場合の一例を示すものであり、図4の中央に示す車道14に関しては、まず、2000年に図中15aで示される上半分の区間について騒音防止のための表面補修工事が行われ、次いで、2001年に図中15bで示される下半分の区間について同じく騒音防止のための表面補修工事が行われたのであるが、両区間には、それぞれ異なるマークが表示されている。表示されたマークと、そのマークが持つ意味については、別途画面内に表示される対応テーブルを参照するようにしても良いが、マウスのポインタをそのマーク上に移動させると、自動的に画面上に表示されるようにしておくと、いちいちテーブルを参照する必要がなく便利である。上記のようなマークを地図上に貼り付けないしは描画などによって表示しておくことにより、どの場所ないしは区間に、いつ、どのような保守ないしは補修工事が行われたかをビジュアルに把握することができ、非常に便利である。
本システムは、以上のような種々の入力されたデータや、関連づけて記憶されたデータ、各種検索結果などを、集計したり、並べ替えたり、グラフ化したり、統計処理したりする手段を備えており、例えば、過去数年間における苦情とその対策とを路線別に集計して、適宜グラフ化したり、統計処理を行うなどして、路線毎の交通量区分との関連性を分析したり、その都度行われている苦情対策の有効性を検討したり、将来の保守ないしは補修に関する予測を立て、予算要求時の基礎データとすることなども適宜行うことができる。
以上のような本発明の道路及び道路施設管理システムは、1又は複数のコンピューターないしは携帯端末と、それらに所定の動作を行わせるプログラムとによって構築することができる。本発明は、1又は複数のコンピューターないしは携帯端末に上述したような本発明の道路及び道路施設管理システムを実行させるプログラムを提供するものであり、そのようなプログラムは、その全部が1つのコンピューターの記憶装置に存在していても良いし、複数のコンピューターないしは携帯端末の記憶装置に、その一部又は全部が分散して存在していても良い。また、例えば、CD−ROM等の光記録媒体や、MO等の光磁気記録媒体、FD等の磁気記録媒体などの適宜の持ち運び可能な記憶媒体中に、その一部又は全部が存在していても良い。
以上のように、本発明の道路及び道路施設管理システムによれば、入力された苦情情報並びにその関連情報を苦情ごとに苦情レコードとして記憶し、しかも、その苦情レコードを、その苦情レコードに記憶される苦情情報が関係する道路又は道路施設の場所に対応する地図データ上の位置情報とを関連づける手段を備えているので、常に地図上の位置と対応させながら苦情情報等を管理することができる。しかも、蓄積した苦情レコードを、苦情別、年代別、路線別、地域別等、任意の観点から検索し、集計したり、階層別に地図上に表示したりすることができるので、苦情の傾向やその特徴を把握したり分析したりすることが容易に行え、苦情に対する対策を迅速に講じることができるという利点がある。
本発明の道路及び道路施設管理システムは、さらに、その講じた対策を指示書として出力する手段を備えているので、講じた対策を実行に移すのも迅速であり、対策を講じた結果の記録も同じ苦情レコードと関連づけて記憶することができるので、苦情の受付から、対策の決定、指示書の発行、対策の結果の記録までをも一貫して行うことができ、しかもこれら全ての情報が地図データ上の位置データと関連づけられているので、地図を中心にして、ビジュアルに道路及び道路施設に関する保守、補修を一元管理することを可能にするものである。
また、本発明のプログラムは、1又は複数のコンピューターまたは携帯端末を用いて、上記本発明の道路及び道路施設管理システムを構築することを可能にするものであり、極めて便利であり、実用的にも優れたものである。
本発明の道路及び道路施設管理システムの一例を示すブロック図である。 入力画面の一例を示す図である。 表示される地図の一例を示す図である。 実施された対策を地図上にマークとして表示する場合の一例を示す図である。
符号の説明
1 コンピューター
2 CPU
3 記憶装置
4 入出力インターフェイス
5 モニター
6 入力装置
7 接続線
8 ネットワーク
9A、9B、9C コンピューター
10 携帯端末
11 入力画面
12 地図
13 マーク
14 車道
15a、15b マーク

Claims (13)

  1. 道路及び/又は道路施設に関しての苦情情報並びにその関連情報を入力する入力画面のデータを有し、そのデータを表示装置及び/又はネットワークに出力することにより入力画面を提供する手段;地図データを有し、必要に応じて、その地図データを表示装置及び/又はネットワークに出力することにより入力用若しくは参照用の地図画面を提供する手段;それらの入力画面及び/又は地図画面を介して入力された苦情情報並びにその関連情報を苦情ごとに苦情レコードとして記憶する手段;表示された地図上の位置を選択することにより、当該苦情レコードと、その苦情レコードに記憶される苦情情報が関係する道路又は道路施設の場所に対応する地図データ上の位置情報とを関連づけ記憶する手段;苦情レコードに含まれる各種情報及び/又は苦情レコードと関連づけられた前記地図データ上の位置情報を検索キーとして苦情レコードを検索し、苦情レコードデータ、地図、帳票、一覧表等の適宜の形式で表示装置、印字装置、記憶装置及び/又はネットワークに出力する手段を備え、さらに必要に応じて、苦情レコードに記憶された苦情情報に対する対策の内容、日時、費用、及び/又は効果等の対策関連情報を入力する入力画面のデータを有し、そのデータを表示装置及び/又はネットワークに出力することにより入力画面を提供する手段;その入力画面を介して入力された対策関連情報を同じ苦情レコード内又はその苦情レコードと関連づけて記憶する手段;記憶された対策関連情報を検索キーとして苦情レコードを検索し、対策関連情報データ、地図、帳票、一覧表等の適宜の形式で表示装置、印字装置、記憶装置及び/又はネットワークに出力する手段;とを備えている道路及び道路施設管理システム。
  2. 道路及び/又は道路施設に関しての苦情情報並びにその関連情報を入力する入力画面を提供する手段が、入力画面に表示される入力項目及び各入力項目ごとの入力可能なデータ長を選択する画面についてのデータを有し、そのデータを表示装置及び/又はネットワークに出力することにより入力項目及びそのデータ長選択画面を提供する手段を備えている請求項1記載の道路及び道路施設管理システム。
  3. 表示された地図上の位置を選択することにより、当該苦情レコードと、その苦情レコードに記憶される苦情情報が関係する道路又は道路施設の場所に対応する地図データ上の位置情報とを関連づける手段において、道路又は道路施設の場所に対応する地図データ上の位置情報が、選択された位置の地図データ上の座標、選択された位置近傍の住所・住居表示、付近の交差点名、車道歩道の区別、車線の区別、中央分離帯の区別、路線名、路線番号、付近の建物名、及び、付近の施設名から選ばれる1又は2以上の情報である請求項1又は2記載の道路及び道路施設管理システム。
  4. 表示された地図上の位置を選択することにより、当該苦情レコードと、その苦情レコードに記憶される苦情情報が関係する道路又は道路施設の場所に対応する地図データ上の位置情報とを関連づける手段が、苦情情報の内容と対応関係を有する適宜の図形、文字、記号、色彩等を含むマークを記憶する手段を備え;記憶されているマークから選択されたマークを表示された地図上の選択された位置に貼り付けないしは描画するなどして表示することにより、苦情レコードと地図上の位置情報とを関連づけるものである請求項1、2又は3記載の道路及び道路施設管理システム。
  5. 苦情に対する対策の内容と対応関係を有する適宜の図形、文字、記号、色彩等を含むマークを記憶する手段と、表示された地図上の選択された位置に、苦情に対する対策の内容と対応関係を有する適宜のマークを選択して貼り付けないしは描画するなどして表示する手段とを備えている請求項1、2、3又は4記載の道路及び道路施設管理システム。
  6. 道路及び/又は道路施設に関しての、交通量区分、道路構造、地耐力、舗装構造、排水構造、諸元、施工・補修履歴、路面性状、交通標識や掘り返し規制等の法的規制、ガードレール、並木等を含めた植裁、歩道の有無、中央分離帯の有無、照明灯、地下設備、沿道状況、交通事故情報、及び管轄に関する情報から選ばれる1又は2以上の情報を、地図データ上の位置情報と関連づけて記憶する手段と、この記憶手段中に記憶されている上記の各種情報を、それら情報の種類及び/又は地図データ上の位置情報を検索キーとして検索する手段と、その検索結果を適宜の形式で表示装置、印字装置、記憶装置及び/又はネットワークに出力する手段を備え、更に、必要に応じて検索結果の全部又は一部を苦情レコードと関連づけて記憶する手段とを備えている請求項1〜5のいずれかに記載の道路及び道路施設管理システム。
  7. 入力された対策関連情報を同じ苦情レコード内又はその苦情レコードと関連づけて記憶する手段が、道路及び/又は道路施設に関しての補修ないしは保守方法、使用材料、施工実績、耐用年数、施工効果、施工費用、施工業者などの情報を苦情情報の内容と関連づけて記憶する手段と、その記憶されている内容を苦情情報を検索キーとして検索する手段と、その検索結果を適宜の形式で表示装置、印字装置、記憶装置及び/又はネットワークに出力する手段する手段とを備え、更に、必要に応じて検索結果の全部又は一部を苦情レコードと関連づけて記憶する手段、記憶蓄積されたデータを適宜集計・並べ替え・グラフ化・統計処理して分析する手段とを備えている請求項1〜6のいずれかに記載の道路及び道路施設管理システム。
  8. 指示書のフォーマットについてのデータを有し、入力画面を介して入力された対策関連情報を、変更可能なフォーマットの指示書として表示装置、印字装置、記憶装置及び/又はネットワークに出力する手段をさらに備えている請求項1〜7のいずれかに記載の道路及び道路施設管理システム。
  9. 道路及び/又は道路施設に関しての苦情情報並びにその関連情報を入力する入力画面、及び/又は、苦情レコードに記憶された苦情情報に対する対策関連情報を入力する入力画面が、画像データの入力を受け付けることができ、その受け付けた画像データを、同じ苦情レコード内又はその苦情レコードと関連づけて記憶する手段を備えている請求項1〜8のいずれかに記載の道路及び道路施設管理システム。
  10. 記載された各手段が、各手段において要求される動作の手順を記述したプログラムと必要な情報を記憶した記憶装置とを備えた携帯端末及び/又はコンピュータによって実現される請求項1〜9のいずれかに記載の道路及び道路施設管理システム。
  11. 記載された各手段の全部若しくは一部が、通信回線で常時ないしは随時接続される複数の異なる携帯端末及び/又はコンピューター上に分散して存在する請求項1〜10のいずれかに記載の道路及び道路施設管理システム。
  12. 1又は複数の携帯端末及び/又はコンピューターに請求項1〜10のいずれかに記載の道路及び道路施設管理システムの一部若しくは全部を実行させる手順を記述したプログラム。
  13. 請求項1〜10のいずれかに記載の道路及び道路施設管理システムの一部若しくは全部を実行させる手順を記述したプログラムを記憶装置に有している携帯端末又はコンピューター。
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