JP2006338460A - 環境測定システムおよび環境測定プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 様々な環境測定機器を使用する場合であっても各環境測定機器毎の取扱説明書や設置対象装置の仕様書等を確認することなく環境測定機器を容易に設置できる環境測定システムを提供する。
【解決手段】 オペレータが手動データ入力手段を介して環境測定機器の設置対象とする装置を選択した時点で、この装置の環境測定に必要とされる各環境測定機器の各々に対応した設置情報を環境測定機器設置方法情報データベースから読み出して情報表示用モニタ上に表示する。これにより各環境測定機器毎の取扱説明書や装置の仕様書等の確認作業を不要とし、環境測定機器の設置作業を簡素化する。
【選択図】図6

Description

本発明は、温度センサ,湿度センサ,電源電圧アナライザ等を始めとする各種の環境測定機器によって測定されたデータを纏めて環境測定レポートを作成するための環境測定システムおよび環境測定プログラムに関する。
機械装置やコンピュータ等のメンテナンスに必要とされるデータを収集するための環境測定では、温度センサ,湿度センサ,電源電圧アナライザ等を始めとする各種の環境測定機器毎に個別に表示装置を設け、これらの表示装置を目視確認して測定結果をレポートにするのが普通であり、測定結果の収集作業の煩わしさが問題となっていた。しかも、測定結果に異常値があった場合には、その問題点と対処法を顧客に提示する必要があり、レポートの作成作業は、より煩雑なものとなってしまう。
また、個々の環境測定機器が各々に独立した製品であり、しかも、同種の環境測定機器を利用する場合であっても環境測定の対象となる装置によって設置箇所等が様々に異なるため、各環境測定機器毎の取扱説明書や装置の仕様書等を確認してオペレータ自らが環境測定機器の適切な設置方法を考えなければならず、設置作業に手間取り、また、オペレータに経験が要求されるという問題があった。
この種の問題に対処するため、例えば、特許文献1に開示されるような試験管理システムや特許文献2に開示されるような環境情報監視システムが提案されている。
特許文献1に開示された試験管理システムは、試験項目に応じて適切な測定器を自動選択して表示出力するというもので、いわゆる情報提示装置以上の機能を有するものではない。
また、特許文献2に開示された環境情報監視システムは、携帯電話等の携帯端末にセンサを組み込んで大気汚染や花粉量等のデータを測定し、これらのデータを環境情報監視センタに転送して集計,編集,解析等の処理を行ってから、その結果を携帯端末に転送するというものである。つまり、可搬性に優れた携帯端末をプローブとして利用する一方、高度な演算処理を環境情報監視センタで行うようにした負荷分散システムに過ぎず、測定データや解析結果は全て測定者であるオペレータによって占有され、顧客に対してこれらの情報を提示する機能は備えていない。
特開2003−283446号公報 特開2004−32580号公報
本発明の目的は、仕様の異なる様々な環境測定機器の使用が必要となった場合、あるいは、環境測定の対象として様々な装置が想定されるような場合であっても、各環境測定機器毎の取扱説明書や装置の仕様書等を確認することなく環境測定機器を簡単かつ適切に設置して顧客のユーザ端末に適切な測定データを送ることのできる環境測定システムおよび環境測定プログラムを提供することにある。
本発明の環境測定システムは、複数の環境測定機器によって測定されたデータを纏めて環境測定レポートを作成するための環境測定システムであり、前記目的を達成するため、
複数の環境測定機器によって測定されたデータを収集する環境測定用コンピュータと、前記環境測定用コンピュータによって作成された測定データのレポートをネットワーク経由で受信するユーザ端末とからなり、
前記環境測定用コンピュータが、手動データ入力手段と、情報表示用モニタと、前記各環境測定機器を制御するための測定機器制御手段と、前記各環境測定機器を設置するために必要とされる設置情報を環境測定の対象となる装置と各環境測定機器に対応して記憶した環境測定機器設置方法情報データベースと、オペレータが前記手動データ入力手段を介して設置対象として選択した各環境測定機器に対応する設置情報を前記環境測定機器設置方法情報データベースから読み出して前記モニタ上に表示する環境測定機器設置方法表示制御手段とを備えたことを特徴とする構成を有する。
以上の構成において、オペレータが、手動データ入力手段を介して環境測定機器の設置対象とする装置を選択すると、環境測定機器設置方法表示制御手段が環境測定機器設置方法情報データベースを検索し、この装置の環境測定に必要とされる各環境測定機器の各々に対応した設置情報を読み出して環境測定用コンピュータの情報表示用モニタ上に表示する。
オペレータは、モニタに表示された設置情報を参照して、環境測定の対象となる装置および環境測定に必要とされる環境測定機器の組み合わせに対応した設置情報を確認しながら環境測定機器を装置に設置することができるので、仕様の異なる様々な環境測定機器の使用が必要となった場合、あるいは、環境測定の対象として様々な装置が想定されるような場合であっても、各環境測定機器毎の取扱説明書や装置の仕様書等を確認することなく環境測定機器を簡単かつ適切に設置することができる。
このようにして環境測定機器が装置に的確に設置される結果、環境測定用コンピュータからネットワーク経由で顧客のユーザ端末に送られる測定データの精度も向上する。
環境測定用コンピュータには、更に、環境測定の対象となる装置に見合った設定パラメータを環境測定の対象となる装置と前記各環境測定機器の組み合わせに対応して記憶した装置諸元情報データベースと、オペレータが前記手動データ入力手段を介して環境測定の対象として選択した装置と前記環境測定機器の組み合わせに対応する設定パラメータを前記装置諸元情報データベースから読み出して前記測定機器制御手段に自動設定するパラメータ自動設定手段を併設することができる。
環境測定の対象として選択された装置と環境測定機器の組み合わせに対応した設定パラメータが測定機器制御手段に自動設定されるのでオペレータの手間が省かれ、また、経験が十分でないオペレータであっても簡単に設定操作を行うことができるようになる。
更に、設定パラメータの入力許容範囲を前記装置諸元情報データベースに予め記憶させておくと共に、前記パラメータ自動設定手段には、オペレータが入力した設定パラメータが入力許容範囲にあるか否かを判定し、この設定パラメータが入力許容範囲にある場合に限って測定機器制御手段に対する設定パラメータのマニュアル設定を許容する誤入力防止機能を設けることが望ましい。
手動操作が必要とされる設定パラメータの入力に関わる極端な設定ミスを未然に防止することができるので、環境測定機器の損傷や過剰な測定誤差の発生を解消することが可能となる。
環境測定用コンピュータには、更に、前記各環境測定機器を介して検出される環境の異常に対応した問題点と対処法を異常の項目毎に対応して記憶した問題点・考察データベースと、前記各環境測定機器を介して検出された環境の異常に対応する問題点と対処法を前記問題点・考察データベースから読み出し、予め決められた書式に基づいて測定データおよび環境の異常と併せてレポートを生成するトラブルシュートレポート生成手段を併設することができる。
測定データや環境の異常と問題点および対処法を纏めたレポートを自動的に生成して顧客のユーザ端末に送ることができるので、測定結果の収集作業や問題点および対処法の調査が不要となり、オペレータの作業が大幅に軽減される。
本発明の環境測定プログラムは、前記と同様の目的を達成するため、環境測定機器を設置するために必要とされる設置情報を環境測定の対象となる装置と各環境測定機器に対応して記憶した環境測定機器設置方法情報データベースと、手動データ入力手段と、情報表示用モニタとを備えたコンピュータを、
前記各環境測定機器を制御するための測定機器制御手段、および、オペレータが前記手動データ入力手段を介して設置対象として選択した各環境測定機器に対応する設置情報を前記環境測定機器設置方法情報データベースから読み出して前記モニタ上に表示する環境測定機器設置方法表示制御手段として機能させることを特徴とした構成を有する。
この環境測定プログラムをインストールしたコンピュータは、環境測定機器設置方法情報データベース,手動データ入力手段,情報表示用モニタ,測定機器制御手段および環境測定機器設置方法表示制御手段を備えた環境測定用コンピュータとして機能する。その作用については既に述べた通りである。
また、環境測定プログラムは、環境測定機器を設置するために必要とされる設置情報を環境測定の対象となる装置と各環境測定機器に対応して記憶した環境測定機器設置方法情報データベースと、環境測定の対象となる装置に見合った設定パラメータを環境測定の対象となる装置と前記各環境測定機器の組み合わせに対応して記憶した装置諸元情報データベースと、手動データ入力手段と、情報表示用モニタとを備えたコンピュータを、
前記各環境測定機器を制御するための測定機器制御手段、オペレータが前記手動データ入力手段を介して設置対象として選択した各環境測定機器に対応する設置情報を前記環境測定機器設置方法情報データベースから読み出して前記モニタ上に表示する環境測定機器設置方法表示制御手段、および、オペレータが前記手動データ入力手段を介して環境測定の対象として選択した装置と前記環境測定機器の組み合わせに対応する設定パラメータを前記装置諸元情報データベースから読み出して前記測定機器制御手段に自動設定するパラメータ自動設定手段として機能させるものであってもよい。
この環境測定プログラムをインストールしたコンピュータは、環境測定機器設置方法情報データベース,装置諸元情報データベース,手動データ入力手段,情報表示用モニタ,測定機器制御手段,環境測定機器設置方法表示制御手段およびパラメータ自動設定手段を備えた環境測定用コンピュータとして機能する。その作用については既に述べた通りである。
あるいは、環境測定プログラムは、環境測定機器を設置するために必要とされる設置情報を環境測定の対象となる装置と各環境測定機器に対応して記憶した環境測定機器設置方法情報データベースと、環境測定の対象となる装置に見合った設定パラメータと其の入力許容範囲を環境測定の対象となる装置と前記各環境測定機器の組み合わせに対応して記憶した装置諸元情報データベースと、手動データ入力手段と、情報表示用モニタとを備えたコンピュータを、
前記各環境測定機器を制御するための測定機器制御手段、オペレータが前記手動データ入力手段を介して設置対象として選択した各環境測定機器に対応する設置情報を前記環境測定機器設置方法情報データベースから読み出して前記モニタ上に表示する環境測定機器設置方法表示制御手段、オペレータが前記手動データ入力手段を介して環境測定の対象として選択した装置と前記環境測定機器の組み合わせに対応する設定パラメータを前記装置諸元情報データベースから読み出して前記測定機器制御手段に自動設定するパラメータ自動設定手段、および、オペレータが前記手動データ入力手段を介して入力した設定パラメータが前記入力許容範囲にあるか否かを判定し、この設定パラメータが前記入力許容範囲にある場合に限って前記測定機器制御手段に対する該設定パラメータのマニュアル設定を許容する誤入力防止手段として機能させるものであってもよい。
この環境測定プログラムをインストールしたコンピュータは、環境測定機器設置方法情報データベース,装置諸元情報データベース,手動データ入力手段,情報表示用モニタ,測定機器制御手段,環境測定機器設置方法表示制御手段および誤入力防止機能を有するパラメータ自動設定手段を備えた環境測定用コンピュータとして機能する。その作用については既に述べた通りである。
また、環境測定プログラムは、環境測定機器を設置するために必要とされる設置情報を環境測定の対象となる装置と各環境測定機器に対応して記憶した環境測定機器設置方法情報データベースと、環境測定の対象となる装置に見合った設定パラメータと其の入力許容範囲を環境測定の対象となる装置と前記各環境測定機器の組み合わせに対応して記憶した装置諸元情報データベースと、前記各環境測定機器を介して検出される環境の異常に対応した問題点と対処法を異常の項目毎に対応して記憶した問題点・考察データベースと、手動データ入力手段と、情報表示用モニタとを備えたコンピュータを、
前記各環境測定機器を制御するための測定機器制御手段、オペレータが前記手動データ入力手段を介して設置対象として選択した各環境測定機器に対応する設置情報を前記環境測定機器設置方法情報データベースから読み出して前記モニタ上に表示する環境測定機器設置方法表示制御手段、オペレータが前記手動データ入力手段を介して環境測定の対象として選択した装置と前記環境測定機器の組み合わせに対応する設定パラメータを前記装置諸元情報データベースから読み出して前記測定機器制御手段に自動設定するパラメータ自動設定手段、オペレータが前記手動データ入力手段を介して入力した設定パラメータが前記入力許容範囲にあるか否かを判定し、この設定パラメータが前記入力許容範囲にある場合に限って前記測定機器制御手段に対する該設定パラメータのマニュアル設定を許容する誤入力防止手段、および、前記各環境測定機器を介して検出された環境の異常に対応する問題点と対処法を前記問題点・考察データベースから読み出し、予め決められた書式に基づいて測定データおよび環境の異常と併せてレポートを生成するトラブルシュートレポート生成手段として機能させるものでもよい。
この環境測定プログラムをインストールしたコンピュータは、環境測定機器設置方法情報データベース,装置諸元情報データベース,問題点・考察データベース,手動データ入力手段,情報表示用モニタ,測定機器制御手段,環境測定機器設置方法表示制御手段,誤入力防止機能を有するパラメータ自動設定手段およびトラブルシュートレポート生成手段を備えた環境測定用コンピュータとして機能する。その作用については既に述べた通りである。
本発明の環境測定システムおよび環境測定プログラムは、オペレータが手動データ入力手段を介して環境測定機器の設置対象とする装置を選択した時点で、この装置の環境測定に必要とされる各環境測定機器の各々に対応した設置情報を環境測定機器設置方法情報データベースから読み出して情報表示用モニタ上に表示するようにしたので、オペレータは、モニタに表示された設置情報を参照して、環境測定の対象となる装置および環境測定に必要とされる環境測定機器の組み合わせに対応した設置情報を確認しながら環境測定機器を装置に設置することができる。
従って、仕様の異なる様々な環境測定機器の使用が必要となった場合、あるいは、環境測定の対象として様々な装置が想定されるような場合であっても、各環境測定機器毎の取扱説明書や装置の仕様書等を確認することなく環境測定機器を簡単かつ適切に設置することができる。
また、このようにして環境測定機器が装置に的確に設置される結果、環境測定用コンピュータからネットワーク経由で顧客のユーザ端末に送られる測定データの精度も向上させることができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明を適用した一実施形態の環境測定システムの構成の概略について示したブロック図である。
この環境測定システムは、図1に示される通り、各種の環境測定機器により測定されたデータを収集するための環境測定用コンピュータ100と、インターネットや社内LAN等からなるネットワーク200、および、ユーザ端末300とによって構成される。環境測定用コンピュータ100とユーザ端末300との間の情報の伝達はPeer to Peer技術を利用するか、もしくは、メールサーバを介してネットワーク200経由で行われる。
環境測定用コンピュータ100は、組み込み式のボード型コンピュータやノートパソコンといった小型の情報処理端末によって構成され、図2に示されるように、演算手段としてのマイクロプロセッサ101(以下、単にCPU101という),CPU101の基本的な制御プログラムを格納したROM102,演算データの一時記憶等に利用されるRAM103,大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ104,ネットワーク200と接続するためのインターフェイス105を有し、其の入出力回路106には、情報表示用モニタ107(以下、単にモニタ107という)と手動データ入力手段として機能するキーボード108,マウス109等が接続されている。
環境測定用コンピュータ100のインターフェイス105には、温湿度センサ401,402や電源電圧アナライザ403さらにはホルムアルデヒドセンサ404等を始め、環境測定の対象となる装置に応じた多種多様の環境測定機器が接続できるようになっている。
温湿度センサ401,402は、インターフェイス105を介して環境測定用コンピュータ100から送信された測定パラメータで規定される一定のサンプリング周期で温度と湿度の測定を行うセンサであり、測定パラメータで規定された閾値を越えた異常値が測定中に検出された場合に異常の発生を環境測定用コンピュータ100に送信する機能とサンプリング周期毎の測定結果を環境測定用コンピュータ100に送信する機能を有する。
電源電圧アナライザ403は、インターフェイス105を介して環境測定用コンピュータ100から送信された測定パラメータで規定される一定のサンプリング周期で電源電圧や電源周波数を測定するセンサであり、測定パラメータで規定された閾値を越えた異常値が測定中に検出された場合や瞬断,停電,電源ライン上のノイズ(インパルス)が発生した場合に此れらの異常の発生を環境測定用コンピュータ100に送信する機能とサンプリング周期毎の測定結果を環境測定用コンピュータ100に送信する機能を有する。
ホルムアルデヒドセンサ404は、ホルムアルデヒド濃度を測定するセンサであり、測定後の結果を環境測定用コンピュータ100へ送信する機能を有する。
また、環境測定用コンピュータ100のハードディスクドライブ104には、図3に示されるように、様々な環境測定機器を設置するために必要とされる設置情報を環境測定の対象となる装置と各環境測定機器に対応して記憶した環境測定機器設置方法情報データベース502と、環境測定の対象となる装置に見合った設定パラメータのデフォルト値や手動入力を許容された設定パラメータの入力許容範囲を環境測定の対象となる装置と環境測定機器の組み合わせに対応して記憶した装置諸元情報データベース504、更には、各環境測定機器を介して検出される環境の異常に対応した問題点と対処法を異常の項目毎に対応して記憶した問題点・考察データベース503が格納されると共に、このコンピュータを環境測定用コンピュータ100として機能させるための環境測定プログラム501がインストールされている。
環境測定プログラム501は、環境測定用コンピュータ100が起動された段階でハードディスクドライブ104からRAM103に実行対象プログラムとして読み込まれ、以下、この環境測定プログラム501に基づいて駆動制御されるCPU101が、測定機器制御手段,環境測定機器設置方法表示制御手段,パラメータ自動設定手段,誤入力防止手段,トラブルシュートレポート生成手段として作動することになる。
図7は環境測定機器設置方法情報データベース502に記憶された測定対象装置および環境測定機器と設置情報との対応関係の一例を示した概念図である。
この例では、例えば、測定対象装置として装置Aを選択した場合には環境測定機器として温湿度センサA,B,Cと電源電圧アナライザおよびホルムアルデヒドセンサが必要となり、装置Aに対する温湿度センサA,B,Cの設置方法が図Aとして、また、装置Aに対する電源電圧アナライザとホルムアルデヒドセンサの設置方法が図Bとして記憶されていることを意味している。つまり、図Aや図Bが実質的な設置情報であり、その内容は文字表示による注意事項と実際的な設置方法を示した図8や図9のような画像データによって構成されている。
図11は装置諸元情報データベース504に記憶された測定対象装置と環境測定機器の組み合わせと設定パラメータのデフォルト値、および、手動入力を許容された設定パラメータの入力許容範囲の対応関係の一例を示した概念図である。
この例は環境測定機器の1つである電源電圧アナライザと各測定対象装置との組合せに対応させて設定パラメータのデフォルト値と設定パラメータの入力許容範囲を記憶させた例で、例えば、装置Aに電源電圧アナライザを設置した場合には、入力電源電圧の設定パラメータとしてデフォルト値100Vが自動的に設定され、また、装置Cに電源電圧アナライザを設置した場合には、入力電源電圧の設定パラメータとして100Vから200Vの範囲(入力許容範囲)でオペレータが必要に応じて設定パラメータを手動入力してよいことを示している。
また、図11中の電圧閾値(上限),電圧閾値(下限),インパルス電圧,周波数閾値(上限)は電源電圧に係る環境の異常を検出するための判定値として利用される設定パラメータである。
図10は問題点・考察データベース503に記憶された環境の異常と問題点および対処法の対応関係の一例を示した概念図である。
異常項目としては、例えば、過剰な温度上昇を意味する温度異常(上限)や電源電圧の過剰な上昇を意味する電圧異常(上限)等といったものがあり、その各々に対応して、問題点を明示するテキストベースのコメントや対処法を示唆するテキストベースのコメント等が記憶されている。
ユーザ端末300は、環境測定用コンピュータ100によって作成された測定データのレポートをネットワーク200経由で受信するためのもので、パーソナルコンピュータ等の情報処理端末によって構成され、図4に示されるように、演算手段としてのマイクロプロセッサ301(以下、単にCPU301という),CPU301の基本的な制御プログラムを格納したROM302,演算データの一時記憶等に利用されるRAM303,ハードディスクドライブ304,ネットワーク200と接続するためのインターフェイス305を有し、其の入出力回路306には、モニタ307,キーボード308,マウス309,プリンタ310が接続されている。
次に、図5のフローチャートを参照して本実施形態の環境測定システムの全体的な動作について説明する。
まず、オペレータが環境測定用コンピュータ100に電源を投入すると、ハードディスクドライブ104内の環境測定プログラム501がRAM103に実行対象プログラムとして読み込まれ、環境測定プログラム501に従ってCPU101の駆動制御が開始される(ステップA1)。
CPU101は、まず、お客様情報/測定対象装置情報入力画面をモニタ107に表示し(ステップA2)、これを参照したオペレータが、キーボード108やマウス109を操作して環境測定用コンピュータ100にお客様情報/測定対象装置情報を入力し、環境測定用コンピュータ100に記憶させる(ステップA3)。
お客様情報の入力画面の一例を図12に、また、測定対象装置情報入力画面の一例を図13に示す。
お客様情報としては、調査実施場所や調査対象システム名等が入力でき(図12参照)、また、測定対象装置情報としては、環境測定の対象となる装置を特定するための装置名や温湿度センサの子機番号等、つまり、測定対象装置と環境測定機器との対応関係を表すデータが入力できるようになっている(図13参照)。
このようにして環境測定用コンピュータ100に測定対象装置と環境測定機器との対応関係が入力されると、パラメータ自動設定手段として機能するCPU101が測定対象装置と環境測定機器との対応関係に基づいてハードディスクドライブ104内の装置諸元情報データベース504(例えば図11参照)を検索し、自動設定が可能な設定パラメータを読み出して環境測定機器、つまり、この場合は温湿度センサの制御パラメータとしてデフォルト値で設定した後、手動設定操作を許容された他の設定パラメータの入力を促す設定画面をモニタ107に表示する(ステップA4)。この設定画面には、自動設定された設定パラメータの値も確認の意味合いを含めて表示される。
設定パラメータの入力を促す設定画面の一例を図14に示す。この例では、例えば、電源電圧の測定を行う場合に必要とされる入力電源電圧の100V,電圧閾値(下限)90V,電圧閾値(上限)110V,インパルス電圧300V等が自動設定されたデフォルト値であり、また、温度測定を行う場合に必要とされる記録方法,温度異常(上限),温度異常(下限)等が手動設定操作を許容されている設定パラメータである。
オペレータはこの設定画面を参照し、キーボード108やマウス109を操作して、パラメータ自動設定手段により自動設定された設定パラメータの設定変更操作や手動設定操作を許容されている設定パラメータの入力操作を行う(ステップA5)。
次いで、パラメータ自動設定手段における誤入力防止機能あるいは誤入力防止手段として機能するCPU101が改めてハードディスクドライブ104内の装置諸元情報データベース504を参照し、オペレータが手動操作で入力した設定パラメータが装置諸元情報データベース504で規定された入力許容範囲にあるか否かを判定し(ステップA6)、全ての設定パラメータが各々の入力許容範囲にあれば、これらの設定パラメータをそのまま記憶する一方、入力許容範囲を外れた設定パラメータが1つでも存在すれば、図14の設定画面に於いて対応する設定パラメータの警告表示を行い、この設定画面の表示状態を保持して適切な設定パラメータがオペレータによって入力されるのを待つ。
例えば、入力電圧が100Vのみ対応した装置に対して200Vの入力電圧値を設定したとすると、この入力電圧200Vに対して警告表示が行われることになる。
最終的に全ての設定パラメータが適正化されると、環境測定機器設置方法表示制御手段として機能するCPU101がハードディスクドライブ104内の環境測定機器設置方法情報データベース502を検索し、ステップA3の処理で設定された測定対象装置と環境測定機器の組み合わせに対応する設置情報を読み出し、その設置情報をモニタ107に表示する(ステップA7)。
設置情報表示画面の一例を図15に示す。この例は、温湿度センサと電源電圧アナライザの設置情報を表示した場合の例である。
オペレータは、この設置情報表示画面を参照して温湿度センサと電源電圧アナライザを測定対象装置、例えば、コンピュータ等に設置する(ステップA8)。
そして、オペレータがマウス109を操作して環境測定用コンピュータ100に測定実行指令を入力すると、測定機器制御手段として機能するCPU101が動作を開始し、前述のようにして設定された各種の設定パラメータがインターフェイス105を介して各環境測定機器、例えば、温湿度センサ401,402や電源電圧アナライザ403,ホルムアルデヒドセンサ404等に転送され、各環境測定機器による測定処理が開始される(ステップA9)。
測定機器制御手段として機能するCPU101は、各環境測定機器から設定パラメータで特定したサンプリング周期毎に送られてくる測定データをハードディスクドライブ104に記憶し、リアルタイムで、もしくは、設定された測定期間の経過後に、各測定データにおける異常の有無を判定する(ステップA10)。具体的には、この判定処理は、サンプリングされた測定値が、環境異常検出のための判定値として利用される電圧閾値(上限),電圧閾値(下限),インパルス電圧,周波数閾値(上限)等の設定パラメータの範囲内にあるか否を判定することで行われる。
そして、各測定データに異常がなければ、CPU101が、予め決められた書式に従って、ステップA3の処理で設定されたお客様情報と測定対象装置情報および測定機器情報と調査会社情報(図14参照),測定期間(図14参照)等の情報と共に測定結果をレポート形式に編集する(ステップA11)。
そして、このレポートを一旦モニタ107に表示してオペレータに確認させ、オペレータが此れを適切なものと判断してキーボード108やマウス109を操作して承認信号を入力すると(ステップA13)、CPU101は、このレポートをネットワーク200経由でユーザ端末300に送信する。
また、測定データに異常があった場合には、トラブルシュートレポート生成手段として機能するCPU101が、環境異常の検出された項目に基づいてハードディスクドライブ104内の問題点・考察データベース503を検索し、環境異常の検出された項目に対応する問題点と対処法を読み込み、予め決められた書式に従って、前述のお客様情報,測定対象装置情報,測定機器情報,調査会社情報,測定期間および測定結果に問題点と対処法を加えてレポート形式に編集する(ステップA12)。
そして、このレポートを一旦モニタ107に表示してオペレータに確認させ、オペレータが此れを適切なものと判断してキーボード108やマウス109を操作して承認信号を入力すると(ステップA13)、CPU101は、このレポートをネットワーク200経由でユーザ端末300に送信する。
図16,図17にレポートの書式の一例を示す。図16,図17の例では、レポートのヘッダ部分にお客様情報(図12参照)のデータが報告先として記述され、また、調査会社情報(図12参照)のデータが報告者として記述されている。また、例えば、調査日時として測定期間(図14参照)が記述され、測定条件としては測定機器情報および測定パラメータが記述され、その後に、各測定対象毎の測定結果と、測定結果に異常が検出された場合の問題点と対処法が記述されるようになっている。
これらのレポートは、最終的に、ネットワーク200経由でユーザ端末300に受信され、ユーザ端末300のモニタ307に表示され、顧客の必要に応じてプリンタ310からプリントアウトされる(ステップA14)。
なお、この実施形態では、温湿度センサ401,402と電源電圧アナライザ403およびホルムアルデヒドセンサ404を環境測定機器として環境測定対象であるコンピュータに設置した場合について述べたが、環境測定機器としては他のセンサや測定器類、例えば、埃センサ,風量センサ,振動計,電磁波測定器等が追加または変更される場合がある。
図6は環境測定用コンピュータ100のハードディスクドライブ104に格納された環境測定プログラム501の構成の概略について示したフローチャートである。
ここで図6に基づいて環境測定用コンピュータとして機能する環境測定用コンピュータ100の動作について説明する。
まず、起動された環境測定プログラム501は、お客様情報/測定対象装置情報入力画面を表示し(ステップB1)、オペレータにより必要な情報が入力されると、測定対象装置と測定項目の組み合わせから装置諸元情報データベース504内の装置諸元情報を基に測定パラメータの一部を自動で入力し、これらのパラメータの表示を加えてお客様情報/測定対象装置情報入力画面(図12,図13参照)を再表示する(ステップB2)。
次いで、オペレータによって環境測定機器の選択や測定パラメータの入力/変更が行われると、環境測定プログラム501は、装置諸元情報データベース504と前述のようにして入力された測定パラメータから必要な測定パラメータが矛盾なく入っているかを確認し、矛盾がある場合、例えば、入力電圧が100Vのみ対応した装置に対して200Vの入力電圧値が設定されているような場合には、その矛盾した測定パラメータの注意表示を行い、オペレータによってパラメータの修正が行われるのを待機する(ステップB3)。
そして、パラメータの修正が行われると、環境測定プログラム501は、測定対象装置情報と環境測定機器の選択結果を基に環境測定機器設置方法情報データベース502から各環境測定機器の設置方法を教示する設置情報表示画面(図15参照)を表示し(ステップB4)、オペレータが各環境測定器を設置するまで待機し、環境測定器の設置が完了してオペレータが測定開始ボタンを押下すると、この時点で設定されている測定パラメータを各環境測定機器に送信して、各環境測定機器による測定作業を開始させる(ステップB5)。
次いで、環境測定プログラム501は、測定中または測定後に測定値に異常がないかを確認する(ステップB6)。
なお、測定中に異常判定を行う場合には、各環境測定機器から測定値が送信される度にマルチタスク処理もしくは割り込み処理で異常検出の有無を判定し、また、測定後に異常判定を行う場合には、ハードディスクドライブ104に格納された測定データの全てをサーチして異常の有無を判定するものとする。
そして、測定値に異常がある場合は、問題点・考察データベース503からその異常項目と異常値に対応した問題点と対処法を読み込んでレポート書式で書き出し(ステップB7)、更に、他の測定値に異常がないかを確認し(ステップB8)、異常がある場合には、ステップB7に戻って測定値の異常を洗い出し、各異常項目に対応する問題点と対処法を前記と同様にしてレポートに追加して書き出す処理を繰り返し実行する。このようにして異常項目と各異常項目に対応する問題点と対処法の書き出しが完了した場合、あるいは、始めから何の異常もない場合には、お客様情報,測定対象装置情報,測定機器情報,調査会社情報,測定期間と全ての測定結果をレポート形式に編集し、レポートの生成を完成する(ステップB9)。
そして、このレポートをモニタ107に表示し、オペレータによってレポートが承認されると(ステップB10)、そのレポートをネットワーク200経由でユーザ端末300に送信する(ステップB11)。
環境測定プログラム501には、この他にも、測定機器制御手段としての機能、つまり、各環境測定機器からの測定データを受信して時系列でハードディスクドライブ104に格納していく機能や各環境測定機器にサンプリング周期を設定する機能等があるが、データのサンプリング処理に関しては既に公知であるので、これらの点については詳細な説明を省略する。
本発明を適用した一実施形態の環境測定システムの構成の概略について示したブロック図である。 同実施形態の環境測定用コンピュータとして機能するコンピュータのハードウェア構成の概略について示したブロック図である。 環境測定用コンピュータのハードディスクドライブに格納されたデータベースの種類を示した概念図である。 同実施形態のユーザ端末として機能するパーソナルコンピュータのハードウェア構成の概略について示したブロック図である。 同実施形態の環境測定システムの全体的な動作について示したフローチャートである。 同実施形態の環境測定プログラムの構成の概略を示したフローチャートである。 環境測定機器設置方法情報データベースに記憶された測定対象装置および環境測定機器と設置情報との対応関係の一例を示した概念図である。 設置情報の内容の一例を具体的に示した概念図である(装置Aに対する温湿度センサA,B,Cの設置方法)。 設置情報の内容の一例を具体的に示した概念図である(装置Aに対する電源電圧アナライザとホルムアルデヒドセンサの設置方法)。 問題点・考察データベースに記憶された環境の異常と問題点および対処法の対応関係の一例を示した概念図である。 装置諸元情報データベースに記憶された測定対象装置と環境測定機器の組み合わせと設定パラメータのデフォルト値、および、手動入力を許容された設定パラメータの入力許容範囲の一例を示した概念図である。 お客様情報の入力画面の一例を示した概念図である。 測定対象装置情報入力画面の一例を示した概念図である。 手動設定操作を許容された設定パラメータの入力を促す設定画面の一例を示した概念図である。 設置情報表示画面の一例を示した概念図である。 レポートの書式の一例を示した概念図である。 レポートの書式の一例を示した概念図である。
符号の説明
100 環境測定用コンピュータ
101 マイクロプロセッサ(測定機器制御手段,環境測定機器設置方法表示制御手段,パラメータ自動設定手段,誤入力防止手段,トラブルシュートレポート生成手段)
102 ROM
103 RAM
104 ハードディスクドライブ
105 インターフェイス
106 入出力回路
107 情報表示用モニタ
108 キーボード(手動データ入力手段)
109 マウス(手動データ入力手段)
200 ネットワーク
300 ユーザ端末
301 マイクロプロセッサ
302 ROM
303 RAM
304 ハードディスクドライブ
305 インターフェイス
306 入出力回路
307 モニタ
308 キーボード
309 マウス
310 プリンタ310
401,402 温湿度センサ(環境測定機器)
403 電源電圧アナライザ(環境測定機器)
404 ホルムアルデヒドセンサ(環境測定機器)
501 環境測定プログラム
502 環境測定機器設置方法情報データベース
503 問題点・考察データベース
504 装置諸元情報データベース

Claims (8)

  1. 複数の環境測定機器によって測定されたデータを纏めて環境測定レポートを作成するための環境測定システムであって、
    前記複数の環境測定機器によって測定されたデータを収集する環境測定用コンピュータと、前記環境測定用コンピュータによって作成された測定データのレポートをネットワーク経由で受信するユーザ端末とからなり、
    前記環境測定用コンピュータが、手動データ入力手段と、情報表示用モニタと、前記各環境測定機器を制御するための測定機器制御手段と、前記各環境測定機器を設置するために必要とされる設置情報を環境測定の対象となる装置と各環境測定機器に対応して記憶した環境測定機器設置方法情報データベースと、オペレータが前記手動データ入力手段を介して設置対象として選択した各環境測定機器に対応する設置情報を前記環境測定機器設置方法情報データベースから読み出して前記モニタ上に表示する環境測定機器設置方法表示制御手段とを備えたことを特徴とする環境測定システム。
  2. 前記環境測定用コンピュータが、更に、環境測定の対象となる装置に見合った設定パラメータを環境測定の対象となる装置と前記各環境測定機器の組み合わせに対応して記憶した装置諸元情報データベースと、オペレータが前記手動データ入力手段を介して環境測定の対象として選択した装置と前記環境測定機器の組み合わせに対応する設定パラメータを前記装置諸元情報データベースから読み出して前記測定機器制御手段に自動設定するパラメータ自動設定手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の環境測定システム。
  3. 前記装置諸元情報データベースには、更に、設定パラメータの入力許容範囲が記憶され、前記パラメータ自動設定手段には、オペレータが前記手動データ入力手段を介して入力した設定パラメータが前記入力許容範囲にあるか否かを判定し、この設定パラメータが前記入力許容範囲にある場合に限って前記測定機器制御手段に対する該設定パラメータのマニュアル設定を許容する誤入力防止機能が備えられていることを特徴とする請求項2記載の環境測定システム。
  4. 前記環境測定用コンピュータが、更に、前記各環境測定機器を介して検出される環境の異常に対応した問題点と対処法を異常の項目毎に対応して記憶した問題点・考察データベースと、前記各環境測定機器を介して検出された環境の異常に対応する問題点と対処法を前記問題点・考察データベースから読み出し、予め決められた書式に基づいて測定データおよび環境の異常と併せてレポートを生成するトラブルシュートレポート生成手段を備えたことを特徴とする請求項1,請求項2または請求項3記載の環境測定システム。
  5. 環境測定機器を設置するために必要とされる設置情報を環境測定の対象となる装置と各環境測定機器に対応して記憶した環境測定機器設置方法情報データベースと、手動データ入力手段と、情報表示用モニタとを備えたコンピュータを、
    前記各環境測定機器を制御するための測定機器制御手段、および、オペレータが前記手動データ入力手段を介して設置対象として選択した各環境測定機器に対応する設置情報を前記環境測定機器設置方法情報データベースから読み出して前記モニタ上に表示する環境測定機器設置方法表示制御手段として機能させることを特徴とした環境測定プログラム。
  6. 環境測定機器を設置するために必要とされる設置情報を環境測定の対象となる装置と各環境測定機器に対応して記憶した環境測定機器設置方法情報データベースと、環境測定の対象となる装置に見合った設定パラメータを環境測定の対象となる装置と前記各環境測定機器の組み合わせに対応して記憶した装置諸元情報データベースと、手動データ入力手段と、情報表示用モニタとを備えたコンピュータを、
    前記各環境測定機器を制御するための測定機器制御手段、オペレータが前記手動データ入力手段を介して設置対象として選択した各環境測定機器に対応する設置情報を前記環境測定機器設置方法情報データベースから読み出して前記モニタ上に表示する環境測定機器設置方法表示制御手段、および、オペレータが前記手動データ入力手段を介して環境測定の対象として選択した装置と前記環境測定機器の組み合わせに対応する設定パラメータを前記装置諸元情報データベースから読み出して前記測定機器制御手段に自動設定するパラメータ自動設定手段として機能させることを特徴とした環境測定プログラム。
  7. 環境測定機器を設置するために必要とされる設置情報を環境測定の対象となる装置と各環境測定機器に対応して記憶した環境測定機器設置方法情報データベースと、環境測定の対象となる装置に見合った設定パラメータと其の入力許容範囲を環境測定の対象となる装置と前記各環境測定機器の組み合わせに対応して記憶した装置諸元情報データベースと、手動データ入力手段と、情報表示用モニタとを備えたコンピュータを、
    前記各環境測定機器を制御するための測定機器制御手段、オペレータが前記手動データ入力手段を介して設置対象として選択した各環境測定機器に対応する設置情報を前記環境測定機器設置方法情報データベースから読み出して前記モニタ上に表示する環境測定機器設置方法表示制御手段、オペレータが前記手動データ入力手段を介して環境測定の対象として選択した装置と前記環境測定機器の組み合わせに対応する設定パラメータを前記装置諸元情報データベースから読み出して前記測定機器制御手段に自動設定するパラメータ自動設定手段、および、オペレータが前記手動データ入力手段を介して入力した設定パラメータが前記入力許容範囲にあるか否かを判定し、この設定パラメータが前記入力許容範囲にある場合に限って前記測定機器制御手段に対する該設定パラメータのマニュアル設定を許容する誤入力防止手段として機能させることを特徴とした環境測定プログラム。
  8. 環境測定機器を設置するために必要とされる設置情報を環境測定の対象となる装置と各環境測定機器に対応して記憶した環境測定機器設置方法情報データベースと、環境測定の対象となる装置に見合った設定パラメータと其の入力許容範囲を環境測定の対象となる装置と前記各環境測定機器の組み合わせに対応して記憶した装置諸元情報データベースと、前記各環境測定機器を介して検出される環境の異常に対応した問題点と対処法を異常の項目毎に対応して記憶した問題点・考察データベースと、手動データ入力手段と、情報表示用モニタとを備えたコンピュータを、
    前記各環境測定機器を制御するための測定機器制御手段、オペレータが前記手動データ入力手段を介して設置対象として選択した各環境測定機器に対応する設置情報を前記環境測定機器設置方法情報データベースから読み出して前記モニタ上に表示する環境測定機器設置方法表示制御手段、オペレータが前記手動データ入力手段を介して環境測定の対象として選択した装置と前記環境測定機器の組み合わせに対応する設定パラメータを前記装置諸元情報データベースから読み出して前記測定機器制御手段に自動設定するパラメータ自動設定手段、オペレータが前記手動データ入力手段を介して入力した設定パラメータが前記入力許容範囲にあるか否かを判定し、この設定パラメータが前記入力許容範囲にある場合に限って前記測定機器制御手段に対する該設定パラメータのマニュアル設定を許容する誤入力防止手段、および、前記各環境測定機器を介して検出された環境の異常に対応する問題点と対処法を前記問題点・考察データベースから読み出し、予め決められた書式に基づいて測定データおよび環境の異常と併せてレポートを生成するトラブルシュートレポート生成手段として機能させることを特徴とした環境測定プログラム。
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