JP7441038B2 - 遊技場用システム - Google Patents

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Description

本発明は遊技場用システムに関する。
一般的な遊技場では、遊技装置へ現金を投入して遊技媒体の貸出を受ける貸出処理を行うことが通常であるが、例えば特許文献1に記載されているように、デビットカードやクレジットカード等を利用した非現金決済により貸出処理を行うシステムも利用されている。
特開2003-154150号公報
このような背景に鑑み、本出願人は特願2018-11793にて貸出処理だけでなく景品交換処理についても非現金決済にて取扱うことを提案している。当該提案は現金の処理に必要な機器や防犯のためのコストを削減し得る点で有意であるが、交換対象となる現物の景品である特殊景品については着目しておらず従来同様に遊技価値を特殊景品と交換し、その交換した特殊景品を貨幣価値に交換する想定である。そのため、特殊景品の仕入れ作業や在庫確保等に係る人件費や防犯のためのコストについて、又は遊技者が特殊景品を持ち歩く必要が有るといった遊技者の利便性について改善する余地があった。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、その目的は、特殊景品に係る仕入れ作業や在庫確保等に係る人件費や防犯のためのコストを削減したり、又は遊技者の利便性を向上させたりすることが可能な遊技場用システムを提供することにある。
請求項1に記載した発明によれば、景品交換処理により提示された交換対象となる景品であって仮想的な景品である電子景品を示す景品情報を遊技者の携帯端末にて取込み、更に、その携帯端末にて取込まれた電子景品を示す景品情報を、携帯端末に対する操作により当該携帯端末に対応付けられた非現金価値を示す価値情報に変換するので、少なくとも交換対象となる特殊景品を減少させることができる。これにより、特殊景品に係る仕入れ作業や在庫確保等に係る人件費や防犯のためのコストを削減したり、又は遊技者の利便性を向上させたりすることができる。
一実施形態における遊技場用システムの全体構成を概略的に示す図 遊技機及び計数貸出ユニットの正面図 計数貸出ユニット及び周辺の機能ブロック図 携帯端末の機能ブロック図 残高から入金指定する態様を示す図 電子景品を取込む態様を示す図 電子景品を交換チャージする態様を示す図 残高を精算する態様を示す図 情報の流れを説明する図 情報の流れを説明する図 携帯端末に記憶される価値状態の遷移を示す図 携帯端末に記憶される価値状態の遷移を示す図
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、遊技場用システムの全体構成を概略的に示している。遊技場内には、複数の遊技機1が設置されており、各遊技機1に対応して遊技装置としての計数貸出ユニット2及び遊技情報表示装置3が設置されている。遊技機1、計数貸出ユニット2及び遊技情報表示装置3は、2台ずつ中継装置4に接続されている。中継装置4はLAN5を介して管理装置6に接続されている。遊技場内には、景品交換端末(以下、POSと称する)7、精算端末8及びカード発行端末9も設置されており、これらの端末7~9もLAN5を介して管理装置6に接続されている。POS7は、景品交換手段、価値預入手段、選択実行手段に相当し、精算端末8は、精算手段に相当する。
管理装置6は、遊技場内の例えば事務所等に設置されており、モニタ6a及びキーボード6b等が接続されている。管理装置6は、遊技機1及び計数貸出ユニット2等から送信される遊技データを受信し、各種機器の稼動状況等を管理すると共に、遊技者が所有する入金残高、持玉数及び貯玉数等を記憶管理する。図1では図示を省略したが例えば数百台の遊技機1が管理装置6の管理対象となっており、何れの遊技機1も遊技媒体を使用して遊技を実行する遊技機に相当する。尚、遊技機1がパチンコ機の場合には遊技媒体はパチンコ玉であり、遊技機1がスロットマシンの場合には遊技媒体はメダルである。
遊技機1は、例えばCRパチンコ機であり、図2に示すように、盤面10に玉を発射する発射装置を構成する操作ハンドル11、上部受皿12及び下部受皿13を有すると共に、盤面10に、液晶表示部14、始動口15及び大入賞口16を有する。又、上部受皿12の上面には左右に並ぶ貸出ボタン17及び終了ボタン18を有する。
遊技者が操作ハンドル11を操作すると、玉が盤面10に発射され、その発射された玉が始動口15に入賞すると、その入賞に応じた数の玉を払出したり大当たり抽選を行ったりする。大当たり抽選では、液晶表示部14において所謂特別図柄による図柄変動を実行し、停止表示された図柄が大当たり図柄の場合に大当たりが発生する。大当たりが発生すると、例えば15ラウンド分だけ大入賞口16を開放する。
計数貸出ユニット2は、遊技機1の側方に設置されており、所謂各台計数機能を備える。計数貸出ユニット2は、図2に示すように、当該貸出ユニット2や遊技機1等の状態を示す状態表示部19、例えばNFC(Near field Communication)リーダライタを搭載する近距離無線通信部20、周知のCMOSセンサやCCDセンサ等の撮像素子を含む顔認証用カメラ21(図2ではカメラカバー21aを図示)、画面上でタッチ操作を受付ける機能や各種情報として入金残高や持玉数や貯玉数等を表示する機能を有するタッチパネル式の液晶表示部22、単位付与数として1単位分の玉を払出すための払出ボタン23、払出された玉が通過する払出ノズル24、遊技機1の下部受皿13の下方に位置する着脱可能な計数受皿25等を有する。
計数貸出ユニット2は、図3に示すように、電気的な構成として、制御部26を有する。制御部26は、CPU26a、ROM26b、RAM26c及びI/O26d等を有するマイクロコンピュータを主体に構成され、記憶している制御プログラムを実行して計数貸出ユニット2の動作を制御する。制御部26に接続されている周辺部としては、上記した状態表示部19、近距離無線通信部20、液晶表示部22及び払出ボタン23を含むと共に、管理装置6や遊技機1との間で各種信号や各種情報を送受信するI/F部27、液晶表示部22上に設けられたタッチパネル28、払出ボタン23が操作されたときに1度数分の玉を払出ノズル24から払出す払出部29、計数受皿25から流入する玉数を計数する計数部30等を有する。顔認証用カメラ21は、制御部26に接続されることなく、図1に示すように4台ずつ画像処理装置31に接続されている。画像処理装置31もLAN5を介して管理装置6に接続されている。
携帯端末32は、例えばスマートフォン等であり、端末を特定可能な携帯IDが記憶されていると共に、非現金価値である電子マネーに関する情報を記憶可能なICチップを内蔵している。携帯端末32は、図4に示すように、電気的な構成として、制御部33を有する。制御部33は、景品情報取込手段、変換手段、抑制手段に相当する。制御部33は、CPU33a、ROM33b、RAM33c及びI/O33d等を有するマイクロコンピュータを主体に構成され、記憶している制御プログラムを実行して携帯端末32の動作を制御する。制御部33に接続されている周辺部としては、画面上でタッチ操作を受付ける機能や各種情報を表示する機能を有するタッチパネル式の液晶表示部34、インターネットやバーチャルプライベートネットワーク(VPN)等を含む公衆通信回線35に接続するデータ通信部36、例えばNFCリーダライタを搭載する近距離無線通信部37、電話する際の送話音声を入力するマイクロホン38、電話する際の受話音声を出力するスピーカ39、CMOSセンサやCCDセンサ等の撮像素子を含むカメラ40等を有する。
携帯端末32は、遊技者が決済アプリのインストール操作を行うと、アプリサーバ(図示せず)から公衆通信回線35を介して決済アプリをダウンロードしてインストールし、そのインストールした決済アプリを実行可能となる。遊技者は、インストールされた決済アプリを実行させることで、銀行口座やクレジットカード等の決済元情報を決済センター事業者の決済システム41に登録することで、予め設定されている上限額を超えない範囲で所望の金額を決済アプリの残高にチャージ可能となる。
決済システム41について説明する。決済システム41は、銀行等の金融機関やクレジット会社等の信販機関といった決済機関を含み、決済機関が運営する決済機関サーバ42、電子マネーに関するサービスを提供する機関又は遊技場と提携した外部の機関が運営するサービス提供機関サーバ43、銀行に開設された遊技者の口座を管理する銀行サーバ44等を有する。尚、図1では銀行サーバ44を1つのみ図示しているが、実際には複数の銀行サーバ44が関与する。即ち、遊技者が複数の銀行で口座を開設している場合でも、決済機関サーバ42及びサービス提供機関サーバ43が複数の銀行サーバ44と連携することで対応可能である。又、銀行口座の代わりにクレジットカード等を利用して決済しても良い。
決済機関サーバ42は、携帯端末32から送信される携帯ID、口座番号、カード番号、暗証番号、チャージ金額等に応じて銀行サーバ44との間でデータ通信を行い、その携帯端末32に関連付けられている遊技者の口座残高を引落上限額とし、チャージ金額分の口座残高があることを条件として決済を許可し、チャージ金額分を遊技者の口座から即時に引落として支払い先のサービス提供機関の口座に振込み、支払いを行う。決済機関サーバ42は、チャージ金額分の電子マネーを発行するようにサービス提供機関サーバ43に指示し、サービス提供機関サーバ43は、電子マネーの発行が決済機関サーバ42から指示されると、チャージ金額分の電子マネーを携帯端末32に送信する。携帯端末32は、サービス提供機関サーバ43から電子マネーを受信することで、その受信した電子マネーを残高として記憶する。
計数貸出ユニット2の機能及び動作について以下の(1)~(6)に説明する。
(1)計数貸出ユニット2は、図5に示すように、QRコードを液晶表示部22に表示する。QRコードは登録商標である。携帯端末32は、液晶表示部22に表示されたQRコードをカメラ40により読取ると、決済アプリを実行し、チャージしている残高(図5では23000円)、その残高の範囲内で入金可能な入金金額の候補(図5では1000円、5000円、10000円)、入金ボタン34aを押下可能に表示する。携帯端末32は、この状態から何れかの入金金額が選択され、入金ボタン34aが押下されると、その選択された入金金額を受付け、その受付けた入金金額を特定可能なデータを計数貸出ユニット2に送信し、計数貸出ユニット2に対して入金指定する。図5では、入金金額として5000円を受付けた場合を例示している。尚、携帯端末32は、このようにして計数貸出ユニット2に対して入金指定すると、その入金金額を特定可能な決済情報を決済センター事業者に通知する(図10参照)。
(2)計数貸出ユニット2は、携帯端末32にて受付けられた入金金額を特定可能なデータが受信され、入金指定されると、その入金額である入金残高を液晶表示部22に表示する。
(3)計数貸出ユニット2は、遊技機1の貸出ボタン17が操作(貸出操作)されると、入金残高の範囲内で1度数に相当する玉(例えば125玉)を遊技機1内部の払出機構から払出させて貸出処理(付与処理)を行う。
(4)計数貸出ユニット2は、遊技機1の下部受皿13から落下して計数受皿25で受けられた玉が計数部30に流入すると、その流入した玉を計数し、その計数した玉数である計数玉数を液晶表示部22に表示すると共に、その計数玉数を記憶する。
(5)計数貸出ユニット2は、払出ボタン23が操作されると、計数玉数(持玉数)又は貯玉数の範囲内で1度数ずつ払出機構から払出させる。
(6)計数貸出ユニット2は、遊技機1の終了ボタン18が操作されると、入金残高、持玉数、貯玉数等を管理装置6に送信する。即ち、携帯端末32に対応する入金残高、持玉数、貯玉数は、携帯IDと対応付けて管理装置6に記憶される。一方、携帯端末32に記憶されている電子マネーの残高は、上記した(2)の入金額分だけ減算される。
又、計数貸出ユニット2において、顔認証用カメラ21は、所定周期毎に(例えば4秒毎に)撮像し、その撮像した画像を画像処理装置31に送信する。顔認証用カメラ21の撮像視野は、遊技者が遊技機1に対して正対している状態で当該遊技者の顔を含む領域となるように設定されている。画像処理装置31は、4台の顔認証用カメラ21から送信される各画像を1秒間隔で取込み、その取込んだ画像を分析して当該画像の中に遊技者の顔画像が存在するか否かを判定し、顔画像が存在すると判定すると、その顔画像を管理装置6に送信する。管理装置6は、画像処理装置31から顔画像を受信すると、その受信した顔画像が顔画像データベースに登録されているか否かを判定し、新規の遊技者について顔IDを付与して顔画像データベースに記憶すると共に、遊技データを顔IDと対応付けて管理する。
POS7は、遊技者が遊技で獲得した遊技媒体である持玉や貯玉を景品と交換する景品交換カウンタに設置されており、画面上でタッチ操作を受付ける機能や各種情報を表示する機能を有するタッチパネル式の液晶表示部、例えばNFCリーダライタを搭載する近距離無線通信部を有する。携帯端末32が近距離無線通信部にタッチされると、そのタッチされた携帯端末32に対応付け管理装置6で管理されている持玉数や貯玉数を特定し、その特定した遊技媒体数に基づいて景品に交換するための景品交換処理を行う。持玉数や貯玉数は、遊技価値に相当する。尚、持玉とは当日中に計数した玉であり、貯玉とは前日以前に計数した玉である。又、携帯端末32を必ずしも使用せず、従来同様に会員カード、或いは非会員用の所謂一般カードにより持玉数や貯玉数を特定して各種サービスを行っても良い。
POS7は、本実施形態では、図6に示すように、交換対象として特殊景品と電子景品とを組み合わせ、特殊景品及び電子景品をどのように組み合わせて交換対象とするかを選択可能にして交換処理を行う。特殊景品は、実体のある現物景品であり、例えば景品を特定可能な景品IDや金額情報が記憶されているICチップが埋設されたカードである。一方、電子景品は、実体のない電子化された仮想的な景品である。POS7は、電子景品が交換対象として指定されると、その電子景品として特定した遊技価値分を示すQRコードを液晶表示部に表示する。POS7にて表示されるQRコードは、景品情報に相当する。即ち、交換対象となる電子景品を示す景品情報を提示する。携帯端末32は、液晶表示部に表示されたQRコードをカメラ40により読取ると、その読取ったQRコードに記録されている電子景品の内訳、確認ボタン34bを押下可能に表示する。携帯端末32は、この状態から確認ボタン34bが押下されると、そのQRコードに記録されている電子景品を交換対象として受付け、景品情報が決済アプリに対応付けられる。即ち、景品交換処理により提示された景品情報を遊技者の携帯端末32にて取込む。尚、景品情報を読取るだけでも取込む概念に含まれる。図6では、特殊景品として大景品3個を交換対象とし、電子景品として大景品3個及び小景品5個の相当分を交換対象とした場合を例示している。
このようにして携帯端末32にて決済アプリに対応付けられた電子景品は交換することで当該決済アプリにおける当日分としてチャージ可能であるが、3方式を遵守して遊技場外での現金化とするため、景品交換所にて表示されるQRコードを読取ることを条件として当日分としてチャージ可能とする。景品交換所にて表示されるQRコードは、交換許容情報に相当する。尚、景品交換所にて表示されるQRコードが使い回されることを予防するため、景品交換所にて表示されるQRコードは所定期間(例えば1日や1時間)単位で又は表示タイミングで逐一更新されることが望ましい。
遊技場外に設けられる景品交換所である買取所には、特殊景品を買取るための買取所端末45が設置されており、買取所端末45は、景品計数機46及び処理機47とデータ通信可能に接続されている。景品計数機46は、遊技者から受取った特殊景品がセットされると、そのセットされた分の特殊景品のICチップを読取り、金額情報を特定すると共に特殊景品の個数をカウントし、その特定した金額情報とカウントした特殊景品の個数を買取所端末45に送信する。買取所端末45は、金額情報と特殊景品の個数を景品計数機46から受信すると、その受信した金額情報と特殊景品の個数に基づいて遊技者に支払う金額を算出し、遊技者の携帯端末32を、例えばQRコードを読込ませる等して受付け、当該受付けた携帯端末32に対してチャージ金額やその他の電子マネー等を加算して精算する。勿論、従来同様に特殊景品を買取り、現金を支払って精算するような処理を行っても良い。
本実施形態では電子景品を取扱い対象としているため、上記処理に加えて買取所端末45に以下の構成を設けている。即ち、買取所端末45は、画面上でタッチ操作を受付ける機能や各種情報を表示する機能を有するタッチパネル式の液晶表示部、各種の入力操作が可能なキーボードやマウス等からなる操作部を有する。買取所端末45は、図7に示すように、QRコードを液晶表示部に表示する。携帯端末32は、液晶表示部に表示されたQRコードをカメラ40により読取ると、電子景品の金額(図7では大景品3個及び小景品5個に相当する5100円)、交換ボタン34cを押下可能に表示する。携帯端末32は、この状態から交換ボタン34cが押下されると、その電子景品の金額を当日分としてチャージする。即ち、携帯端末32にて取込まれた景品情報を、携帯端末32に対する操作により当該携帯端末32に対応付けられた価値情報に変換する変換処理を行う。尚、携帯端末32は、このようにして電子景品の金額を当日分としてチャージすると、そのチャージ金額を含む電子景品交換情報を特定可能な決済情報を決済センター事業者に通知する(図10参照)。尚、本実施形態では、景品計数機46や処理機47等とデータ通信し、携帯端末32のチャージ金額等を更新可能な買取所端末45に、交換チャージを許容するための情報であるQRコードを提示する機能を設けた構成を例示したが、買取所端末45に交換チャージを許容するための情報を提示する機能だけを設けても良いし、買取所端末45を設けずに例えば買取所の壁面等にQRコードのような情報を印字した紙を張り付けて置くような構成としても良い。
精算端末8は、画面上でタッチ操作を受付ける機能や各種情報を表示する機能を有するタッチパネル式の液晶表示部、例えばNFCリーダライタを搭載する近距離無線通信部を有する。精算端末8は、QRコードを液晶表示部に表示する。携帯端末32は、液晶表示部に表示されたQRコードをカメラ40により読取ると、そのチャージしている残高(図8では23000円)、当日分(図8では5100円)、その残高の範囲内で精算可能な精算金額(図8では1000円、5000円、全額を選択可能に表示し、精算ボタン34dを押下可能に表示する。携帯端末32は、この状態から何れかの精算金額が選択され、精算ボタン34dが押下されると、その選択された精算金額を受付け、その受付けた精算金額を特定可能なデータを精算端末8に送信し、精算指定する。即ち、遊技者の携帯端末に対応付けられた価値情報を取込むことで現金精算処理を行う。図8では、精算金額として5000円が選択された場合を例示している。尚、携帯端末32は、このようにして精算端末8に対して精算指定すると、その精算金額を特定可能な決済情報を決済センター事業者に通知する(図10参照)。
このようにして携帯端末32には、前述した入金指定によりチャージされた残高と、電子景品の交換分がチャージされた当日分とがあり、それら当日に入金指定によりチャージされた残高と、当日に電子景品の交換分がチャージされた当日分とについては、何れも精算端末8にて精算可能とする。一方、前日までに入金指定によりチャージされた残高については計数貸出ユニット2へは入金可能とするが、精算端末8にて精算不能とする。又、入金指定によりチャージされた残高は遊技場専用の残高ではなく決済センター事業者を介して管理されるので、他の遊技場でも使用可能であるが、決済センター事業者の供託金の関係で上限が設けられている。尚、精算端末8は、遊技場内に設けることが望ましいが、例えば買取所のような遊技場外に設けても良い。又、買取所端末45に精算端末8のようなチャージ金額を精算する機能を設けても勿論良い。
残高の上限であるチャージ金額上限は、全体で50000円に設定され、当日で250000円に設定されている。又、電子景品の交換分の上限である電子景品交換上限は、50000円に設定されるか又は無制限に設定され、更に当日交換可能な金額は250000円に設定されている。電子景品の交換分のチャージ上限が所定金額で設定される場合には、景品交換時に上限以上となる交換分について特殊景品との交換となる。又、景品交換処理時に、遊技者が獲得した遊技価値を遊技場に預入れる価値預入処理である貯玉処理を選択可能であり、貯玉した場合は、その遊技場に預入れられた遊技価値である貯玉は、当該遊技場における景品交換処理及び遊技に使用可能な遊技価値を付与する付与処理のうち少なくとも一方に利用可能である。尚、貯玉にも上限があり、例えば100万玉である。ここで言う付与処理は、貸出処理及び再プレイ処理を含む概念であり、貯玉処理は景品情報の提示に代えて又は加えて実行可能である。
図9及び図10は、決済センター事業者、遊技場、景品交換所、景品卸業者の間での情報の流れを概略的に示している。特殊景品については、景品卸業者から景品交換所に準備金が渡され、景品交換所から景品卸業者に特殊景品が渡される。又、景品卸業者から遊技場に特殊景品が入庫されると共に入庫分が請求され、遊技場からその入庫分が支払われる。電子景品については、決済センター事業者から景品卸業者に電子景品の交換情報が通知されると共に交換分が請求され、景品卸業者から決済センター事業者に交換分が支払われる。遊技場のPOS7にて電子景品が交換され、即ち景品情報が提示されると、遊技場からその電子景品の仕入同時出庫が依頼され、その依頼分が景品卸業者に支払われる。
図11及び図12は、携帯端末32に記憶される価値状態の遷移の一例を示しており、価値状態の遷移の遷移について説明する。図11は、電子景品交換上限が最大50000円に設定されており、チャージ金額上限が全体分で最大50000円、当日分で最大25000円に設定されている場合を示している。
携帯端末32に記憶されている価値状態の初期状態として、電子景品が5000円相当景品であり、チャージ金額が30000円(過去分30000円+当日分0円)であるとする。この状態から60000円相当の景品交換を行うと、景品交換の対象となる60000円のうち電子景品分として45000円で電子景品交換上限である最大50000円に達するので、電子景品の5000円相当景品に45000円相当景品が加算され、電子景品が50000円相当景品(最大)となる。尚、60000円から45000円が減算された15000円は、特殊景品による交換となる。
次いで交換チャージを行うと、電子景品の50000円相当景品(最大)のうち20000円相当景品でチャージ金額上限である50000円に達するので、20000円相当景品分が交換チャージされ、電子景品の50000円相当景品から20000円相当景品が減算され、電子景品が30000円相当景品となり、チャージ金額が50000円(過去分30000円+当日分20000円)となる。
次いで10000円の入金を行うと、過去分のチャージ金額は精算不能であるが、プリペイド発行可能なので10000円の入金が行われ(過去分優先)、チャージ金額の50000円のうち過去分の30000円から10000円が減算され、チャージ金額が40000円(過去分20000円+当日分20000円)となる。
次いで精算を行うと、チャージ金額の当日分の20000円が現金化(当日分のみ許容)されて精算が行われ、チャージ金額の40000円から当日分の20000円が減算され、チャージ金額が20000円(過去分20000円+当日分0円)となる。
次いで交換チャージを行うと、電子景品の30000円相当景品のうち25000円相当景品でチャージ金額当日上限である25000円に達するので、25000円相当景品分が交換チャージされ、電子景品の30000円相当景品から25000円相当景品が減算され、電子景品が5000円相当景品となり、チャージ金額の当日分の0円に25000円が加算され、チャージ金額が450000円(過去分20000円+当日分25000円)となる。
次いで精算を行うと、チャージ金額の当日分の25000円が現金化(当日分のみ許容)されて精算が行われ、チャージ金額の45000円から当日分の25000円が減算され、チャージ金額が20000円(過去分20000円+当日分0円)となる。
次いで交換チャージ行うと、電子景品の5000円相当景品では何れの上限にも達しないので、5000円相当景品分が交換チャージされ、電子景品の5000円相当景品から5000円相当景品が減算され、電子景品が0円相当景品となり、チャージ金額の当日分の0円に5000円が加算され、チャージ金額が25000円(過去分20000円+当日分5000円)となる。
そして、精算を行うと、チャージ金額の当日分の5000円が現金化(当日分のみ許容)されて精算が行われ、チャージ金額の25000円から当日分の5000円が減算され、チャージ金額が20000円(過去分20000円+当日分0円)となる。
図12は、電子景品交換上限が無制限に設定されており、チャージ金額上限が全体分で最大50000円、当日分で最大25000円に設定されている場合を示している。
この場合も、携帯端末32に記憶されている価値状態の初期状態として、電子景品が5000円相当景品であり、チャージ金額が30000円(過去分30000円+当日分0円)であるとする。この状態から60000円相当の景品交換を行うと、電子景品交換上限が無制限なので、電子景品の5000円相当景品に60000円相当景品が加算され、電子景品が65000円相当景品となる。
次いで交換チャージを行うと、電子景品の50000円相当景品のうち20000円相当景品でチャージ金額上限である50000円に達するので、20000円相当景品分が交換チャージされ、電子景品の65000円相当景品から20000円相当景品が減算され、電子景品が45000円相当景品となり、チャージ金額が50000円(過去分30000円+当日分20000円)となる。
次いで10000円の入金を行うと、過去分のチャージ金額は精算不能であるが、プリペイド発行可能なので10000円の入金を行い(過去分優先)、チャージ金額の50000円のうち過去分の30000円から10000円が減算され、チャージ金額が40000円(過去分20000円+当日分20000円)となる。
次いで精算を行うと、チャージ金額の当日分の20000円が現金化(当日分のみ許容)されて精算が行われ、チャージ金額の40000円から当日分の20000円が減算され、チャージ金額が20000円(過去分20000円+当日分0円)となる。
次いで交換チャージを行うと、電子景品の30000円相当景品のうち25000円相当景品でチャージ金額当日上限である25000円に達するので、25000円相当景品分が交換チャージされ、電子景品の45000円相当景品から25000円相当景品が減算され、電子景品が20000円相当景品となり、チャージ金額の当日分の0円に25000円が加算され、チャージ金額が45000円(過去分20000円+当日分25000円)となる。
次いで精算を行うと、チャージ金額の当日分の25000円が現金化(当日分のみ許容)されて精算が行われ、チャージ金額の45000円から当日分の25000円が減算され、チャージ金額が20000円(過去分20000円+当日分0円)となる。
次いで交換チャージを行うと、電子景品の20000円相当景品では何れの上限にも達しないので、20000円相当景品分が交換チャージされ、電子景品の20000円相当景品から20000円相当景品が減算され、電子景品が0円相当景品となり、チャージ金額の当日分の0円に20000円が加算され、チャージ金額が40000円(過去分20000円+当日分20000円)となる。
そして、精算を行うと、チャージ金額の当日分20000円が現金化(当日分のみ許容)されて精算が行われ、チャージ金額の40000円から当日分の20000円が減算され、チャージ金額が20000円(過去分20000円+当日分0円)となる。
以上に説明したように本実施形態によれば、次のような作用効果を得ることができる。遊技場用システムにおいて、景品交換処理により提示された景品情報を遊技者の携帯端末32にて取込み、更に、その携帯端末32にて取込まれた景品情報を、携帯端末32に対する操作により当該携帯端末32に対応付けられた価値情報に変換するので、所謂3店方式を遵守した上で少なくとも交換対象となる特殊景品を減少させることができる。これにより、交換対象となる特殊景品に係る仕入れ作業や在庫確保等に係る人件費や防犯のためのコストを削減したり、又は遊技者の利便性を向上させたりすることができる。
又、遊技者の携帯端末32に対応付けられた価値情報を取込むことで現金精算処理を行う精算端末8が遊技場内に設けられるので、遊技者が特殊景品と同様に景品情報を現金に精算することができ、更に精算端末8が遊技場に設けられることから遊技した遊技者の利便性を向上させることができると共に、従来の景品交換所と比較して係員が多く防犯し易い遊技場に少なくとも一部の精算対象となる現金の保管場所を移行させることができる。
又、遊技者の携帯端末32に対応付けられた価値情報を取込むことで現金精算処理を行う精算端末8を備え、価値情報が、景品情報を価値情報に変換する変換処理、或いは変換元となる景品情報の提示に関する景品交換処理が当日行われたか否かにより区別して管理され、当日に区別して管理される価値情報について現金精算処理を許容するので、少なくとも当日に交換対象となった景品情報を精算対象にすることができる。又、前日以前に交換された景品情報を精算対象とせずに精算処理を抑制することもできる。
又、遊技者の景品情報には上限が設けられ、当該条件に応じて景品情報と特殊景品とを組み合わせて景品交換処理を行うので、例えば遊技者の携帯端末32に対応付けられた価値情報を決済事業者等が管理し、その価値情報の保管程度に応じて供託金を支払う必要が有る場合に価値情報に上限が設けられることが想定されるが、この場合であっても適切な景品交換処理を行うことができる。
又、景品情報を遊技者の携帯端末32に対応付けられた価値情報に変換する変換処理を、遊技場外に設けられた交換許容情報を携帯端末32にて取込むまで抑制するので、例えば景品情報を価値情報に変換する場合に、遊技場から一旦退場する必要性が生じ、3方式を遵守した変換を行うことができる。
又、遊技場に預入れられた遊技価値は、当該遊技場における景品交換処理及び遊技に使用可能な遊技価値を付与する付与処理のうち少なくとも一方に利用可能であり、価値情報は、変換元となる景品情報が提示された遊技場以外の遊技場においても付与処理に利用可能であり、景品交換処理が行われる場合に、価値預入処理を選択的に実行可能とするので、例えば遊技者が景品を獲得した遊技場で再度遊技する場合には貯玉処理し、当該遊技場以外の遊技場で遊技する場合には景品情報とするといったように遊技者のニーズに応じて景品交換処理時の対応を変更することができる。
又、本実施形態では、遊技者、遊技場、景品卸業者、警察庁において、以下に示すメリットがある。遊技者のメリットとして、特殊景品を景品交換所に持って行き現金に交換する必要性や閉店時に景品交換所に並ぶ必要性を低減することができ、貯玉処理する場合と同じメリットを受けることができ、利便性が向上する。又、当日の電子景品からの交換チャージ分については景品交換所に行かなくても遊技場内の精算端末8で現金化することも想定でき、利便性が向上する。
遊技場のメリットとしては、電子景品から交換した金額を次回の遊技資金とすることで、リピーター効果を期待することができる。仕入れ管理する特殊景品の個数を削減することができ、入庫や払出機への補充作業等を軽減することができ、従業員の省力化を期待することができ、人件費の削減を期待することができる。口座からのチャージであるバンク決済を行わないローカルキャッシュレス運用であれば決済手数料が不要(決済事業者へのシステム利用料のみ)となり、安価な運用費用で実現することができる。大規模な設備投資を必要とせずに実現することができ、計数貸出ユニット2、POS7、精算端末8のソフトウェアの変更対応により安価な導入費用で実現することができる。
景品卸業者のメリットとしては、景品交換所で扱う現金、特殊景品、交換件数が低減されることで、交換作業に要する人員の省力化を期待することができ、人件費の削減を期待することができる。景品交換所が強盗に遭う可能性を低減させることができ、輸送リスクの軽減及び警備スタッフの省人化を期待することができる。従来の特殊景品の一部、或いは全部が電子景品に替わるだけであるので、景品手数料の収益を従来通りに確保することができる。大規模な設備投資を必要とせずに実現することができ、電子景品を取引管理する端末を用意するだけで実現することができる。
警察庁のメリットとしては、景品交換所が強盗被害に遭う可能性が低減することで、遊技場と景品交換所とを含めて安全な遊技環境を構築して遊技者に提供することができる。従来と同様の3方式の運用が継続されることで、関係各所への面倒な説明を不要とすることができる。個人情報登録と交換履歴が明確なキャッシュレス運用を実現することで、不正やトラブルの抑制を期待することができる。遊技者と遊技場との交換トラブル、景品のごまかし、偽景品の減少を期待することができる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形又は拡張したり、各変形例を上記した実施形態と組み合わせたり各変形例を組み合わせたりしてどのように組み合わせても良いし、適宜、採用しない構成を設けても良い。
非現金価値として電子マネーを例示したが、仮想通貨を採用しても良い。この場合、仮想通貨の決済を行うために必要な決済アプリを携帯端末32にダウンロードすると共に遊技場側も仮想通貨の決済に必要な構成を備える必要がある。
決済システム41において、サービス提供機関サーバ34が提供する電子マネーの種類は一でも良いし複数でも良い。サービス提供機関34が提供する電子マネーの種類が複数の場合には、遊技者が複数種類の電子マネーの中から任意に一の種類の電子マネーを選択して決済に利用可能としても良い。
遊技機1は、遊技媒体を払出さずに電子データとして加算記憶する封入式の遊技機であっても良い。又、パチンコ機に限らず、例えばスロットマシンであっても良い。
上記した各数値は例示であり、どのような数値を採用しても良い。
各設定値は、管理者が任意に操作入力により設定しても良いし、予め管理装置6の製造メーカにて設定しても良いし、外部(例えばチェーン店本部等)のサーバから設定情報をダウンロードして設定しても良い。又、過去の遊技情報を基準値として設定しても勿論良い。
上限のような基準値と比較する際に「達している」のように表現したが、「達している」とは、等しい場合、以上である場合、或いは超過している場合のような「達している」に見合うどのような場合であっても良い。同様に「達していない」とは、以下である場合、未満である場合、或いは超過していない場合のような「達していない」に見合うどのような場合であっても良い。又、抑制の例示として禁止を例示したが、禁止だけでなく例えば従業員による認証を条件として許容するといったように抑制しない場合と比較して処理し難くするような抑制方法を採用しても良い。
例示した全ての遊技情報は入力した信号により直接的に特定しても演算式を利用して間接的に特定しても良い。又、遊技信号としてパルス信号を例示したがシリアル通信等による電文のような信号入力としても良い。
数値、桁数、項目等は例示であり、どのような数値を採用しても良いし、適宜採用しない項目を設けても良い。
管理装置6が行う処理の一部を計数貸出ユニット2、遊技情報表示装置3、中継装置4等にて行っても良く、遊技情報の特定や管理等を行う手段はどのように構成しても良い。
価値情報としてNFC等を利用した電子マネーのような他の電子価値情報を採用しても良い。
POS7から景品情報を提示する場合のように遊技者の携帯端末32に情報提示する場合に、QRコードを表示する構成を例示したが、NFC等を含む無線通信や有線通信等の他の方法にて提示しても勿論良い。
POS7にて現物景品を交換対象とすることを例示したが、必ずしも現物景品を交換対象にしなくとも良い。又、現物景品を交換対象とする場合、特殊景品だけでなく一般景品を交換対象としても良い。
携帯端末32に記憶される価値状態として、電子景品とチャージ金額(入金用、換金用とで共通)との2つを例示したが、チャージ金額として入金用と換金用とを各々設け、上限等の条件については実施形態や変形例と同様としても良い。
電子景品交換上限に当日分を設けない場合を例示したが、電子景品交換上限に当日分を設けても良い。又、チャージ金額上限に当日分を設けなくとも良い。更に、携帯端末32に記憶される価値状態について全く上限を設けなくとも良い。
チャージ金額や電子景品に加算額の上限を設けない場合を例示したが、チャージ金額や電子景品に加算額の上限を設けても良い。例えばチャージ金額の加算額の上限を30000円とし、交換チャージの加算額の上限を100000円とし、電子景品の加算額の上限を100000円としても良い。
電子景品化する場合に当日交換された旨を示す情報を対応付け、その情報が対応付けられていることを交換チャージの条件としても良い。又、電子景品を当日分と過去分とで区分し、当日分に限り交換チャージの対象としても良い。
POS7において、景品交換処理が当日行われたか否かにより価値情報を区別しても良い。
図面中、1は遊技機、7はPOS(景品交換手段、価値預入手段、選択実行手段)、8は精算端末(精算手段)、33は制御部(景品情報取込手段、変換手段、抑制手段)である。

Claims (6)

  1. 遊技者が獲得した遊技価値と景品とを交換するための景品交換処理として、交換対象となる景品であって仮想的な景品である電子景品を示す景品情報を提示する景品交換手段と、
    前記景品交換処理により提示された景品情報を遊技者の携帯端末にて取込む景品情報取込手段と、
    前記景品情報取込手段により前記携帯端末にて取込まれた前記電子景品を示す景品情報を、前記携帯端末に対する操作により当該携帯端末に対応付けられた非現金価値を示す価値情報に変換する変換処理を行う変換手段と、
    前記変換処理により変換された価値情報を取込み、当該取込んだ価値情報を対価として遊技価値を遊技者へ付与する付与処理を行う付与手段と、を備えたことを特徴とする遊技場用システム。
  2. 遊技場内に設けられ、前記変換処理により変換された価値情報を取込むことで現金精算処理を行う精算手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載した遊技場用システム。
  3. 前記変換処理により変換された価値情報を取込むことで現金精算処理を行う精算手段を備え、
    前記価値情報は、前記景品情報を前記価値情報に変換する前記変換処理、或いは変換元となる前記景品情報の提示に関する前記景品交換処理が当日行われたか否かにより区別して管理され、
    前記精算手段は、当日に区別して管理される価値情報について前記現金精算処理を許容することを特徴とする請求項1又は2に記載した遊技場用システム。
  4. 前記携帯端末に対応付け可能な景品情報には上限が設けられ、
    前記景品交換手段は、当該上限に応じて前記景品情報と現物の景品とで交換対象を組み合わせて前記景品交換処理を行うことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載した遊技場用システム。
  5. 前記変換手段における前記変換処理を、遊技場外に設けられた交換許容情報を前記携帯端末にて取込むまで抑制する抑制手段を備えたことを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載した遊技場用システム。
  6. 遊技者が獲得した遊技価値を遊技場に預入れる価値預入処理を行う価値預入手段と、
    選択実行手段と、を備え、
    遊技場に預入れられた遊技価値は、当該遊技場における前記景品交換処理及び前記付与処理のうち少なくとも一方に利用可能であり、
    前記価値情報は、変換元となる前記景品情報が提示された遊技場以外の遊技場においても前記付与処理に利用可能であり、
    前記選択実行手段は、前記景品交換処理が行われる場合に、前記価値預入処理を選択的に実行可能であることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載した遊技場用システム。
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