JP2019213607A - 遊技場用システム - Google Patents
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Abstract
【課題】手持ちの現金が無くなった遊技者が、金融カードを使用することなくその場で貸出を受けることができる遊技場用システムを提供する。【解決手段】遊技中に手持ちの現金が無くなった場合であっても、離席することなくその場で携帯端末を利用して即座に入金することができるので、遊技者にとって非常に便利であるとともに、遊技機の稼動率向上に大きく貢献することとなる。【選択図】図4
Description
本発明は、遊技場用システムに関する。
一般的な遊技場においては、遊技者が遊技媒体貸出装置へ現金を投入して遊技媒体の貸出を受けるのが通常である。また例えば、特許文献1に記載されているように、デビットカードやクレジットカードを利用した非現金決済によりプリペイドカードを購入できるシステムも一部利用されている。このような決済システムを導入することにより、遊技者が現金を持ち合わせていないときであっても、わざわざATMで現金を引き出すことなく遊技媒体の貸出を受けることが可能となり、遊技者側にとって非常に便利であるとともに、遊技場側にとっても稼動の向上に繋がるメリットがある。ただし、上記システムではデビットカードやクレジットカードをいちいち取り出して使用しなければならないため、増加しがちなカードの所持、管理が煩わしいという問題があった。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、その目的は、手持ちの現金が無くなった遊技者が、金融カードを使用することなくその場で貸出を受けることができる遊技場用システムを提供することにある。
遊技中に手持ちの現金が無くなった場合であっても、離席することなくその場で携帯端末を利用して即座に入金することができるので、遊技者にとって非常に便利であるとともに、遊技機の稼動率向上に大きく貢献することとなる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、遊技場用システム100の全体構成を概略的に示している。同図における遊技場内には、複数の遊技機1が設置されており、各遊技機1に対応して計数貸出ユニット2及び遊技情報表示装置3が夫々付設されている。遊技機1、計数貸出ユニット2及び遊技情報表示装置3は、2台ずつ中継装置4に接続されている。中継装置4は、LAN5を介して管理装置6に接続されている。
遊技場内には、精算機7や景品交換端末(以下、POS)8、並びにデビット券売機9も設置されており、これらの装置7〜9もLAN5を介して管理装置6と接続されている。精算機7は、一般カードや会員カード(図1、図3に符号10,11で示す)がカード挿入口7aに挿入されると、そのカード10,11を読取って入金残高を特定し、その入金残高に対応する紙幣や硬貨を返却口7bから払い戻す返却処理を行う。POS8は、付属するカード処理機8aでカード10,11を読取って遊技価値(持玉数・貯玉数)を特定し、その遊技価値に基づき景品交換処理を行う。尚、持玉とは当日中に計数した玉であり、貯玉とは前日以前に計数した玉である。
デビット券売機9は、図示しないデビットカードがカード挿入口9aに挿入されると、当該カードの情報を読み取るとともに、操作部9bでのテンキーの操作により暗証番号を受付ける。また、デビット券売機9は、正規の暗証番号が入力された後、操作部9bでのテンキーの操作により金額が入力されると、その入金額を入金残高として記憶した一般カード10(当該遊技者の会員カード11やプリペイドカードでもよい)を発行する。尚、本遊技場用システム100では、係るデビット券売機9での操作入力によるカード10への入金(つまりデビットカードを用いた非現金決済による入金)だけでなく、計数貸出ユニット2でデビットカードを用いずに非現金決済によりカード10へ入金することが可能であるが、詳しくは後述する。
管理装置6は、遊技場内の例えば事務所等に設置されており、モニタ6m、キーボード6k等が接続されている。管理装置6は、遊技機1、計数貸出ユニット2、遊技情報表示装置3等、上記した各種機器から出力される遊技データを入力することで、各種機器の稼動状況等を管理する。尚、図1では図示を省略したが、同図のパチンコ機の他、所謂スロットマシンも含めて例えば数百台の遊技機1が管理装置6の管理対象となっている。また、遊技機1がパチンコ機の場合、その遊技価値(遊技媒体)は玉(パチンコ玉)であり、遊技機1がスロットマシンの場合、遊技価値はメダルである。
ここで、図2に示す遊技機1はCRパチンコ機であり、盤面1aに玉を発射する発射装置を構成する操作ハンドル12、上部受皿13、下部受皿14を有するとともに、盤面1aに、液晶表示部15、始動口16、大入賞口17を有する。また、遊技機1における上部受皿13の上面には、左右に並ぶ貸出ボタン13aと返却ボタン13bを有する。
遊技者が操作ハンドル12を操作すると、玉が盤面1aに発射され、その玉が始動口16に入賞すると、その入賞に応じた数の玉を払出したり大当たり抽選を行ったりする。大当たり抽選では、液晶表示部15において所謂特別図柄(特図)による図柄変動を実行し、停止表示された図柄が大当たり図柄の場合に大当たりが発生する。大当たりが発生すると、例えば15ラウンド分だけ大入賞口17を開放する。
計数貸出ユニット2は、各遊技機1の側方の位置に付設され、所謂各台計数機能を備える遊技用装置である。具体的には図2に示すように、計数貸出ユニット2は、当該貸出ユニット2や遊技機1等の状態を示す状態表示部21、紙幣が投入される紙幣投入口22、入金残高や持玉数・貯玉数等を表示するタッチパネル式の液晶表示部23、1単位分(単位付与数)の玉を払い出すための払出ボタン24、払出された玉が通過する払出ノズル25、一般カード10或は会員カード11が挿入されるカード挿入口26、遊技機1の下部受皿14の下方に位置する着脱可能な計数受皿27等を備えている。
図3の機能ブロック図は、計数貸出ユニット2の構成を中心に示している。計数貸出ユニット2の制御部20は、CPU20a、ROM20b、RAM20c、I/O20d等を有するマイクロコンピュータを主体に構成されている。制御部20に接続された周辺部としては、上記した状態表示部21、液晶表示部23、払出ボタン24を含むとともに、管理装置6や遊技機1との間で各種信号や各種情報を送受信するI/F部20e、紙幣投入口22に投入された紙幣の真贋を判定する紙幣処理部22a、液晶表示部23上に設けられたタッチパネル23a、カード挿入口26に挿入されたカード10,11に記憶されている各種情報を読取ったり、書込んだりするカードRW(リーダライタ)26a、最大10枚の一般カード10をストック可能なカードストック部26b、払出ボタン24が操作されたときに、1度数分の玉を払出ノズル25から払い出す払出部25a、計数受皿27から流入する玉数を計数する計数部27a等を含む。
一般カード10は、内蔵するICチップ10aに、カードを特定可能な一般ID(Identification)が記憶されているとともに、計数貸出ユニット2に入金された入金残高や持玉数が記憶される。会員カード11は、内蔵するICチップ11aに、会員登録を行った遊技者を特定可能な会員IDが記憶されているとともに入金残高が記憶される。会員カード11に対応する持玉数や貯玉数は管理装置6に記憶される。
計数貸出ユニット2は、以下の機能を備えている。
(1)カード10,11の未挿入状態で紙幣投入口22へ投入された紙幣を受付けると(貨幣受付処理を行うと)、カードストック部26bに収納している一般カード10をカードRW26aへ繰り出して、その入金(1000円単位での入金金額)を記憶するとともに、当該入金金額(入金残高)を液晶表示部23に表示する。このとき、1度数(500円)は、貸出単価が4円のパチンコ機では125玉であるから、入金残高に相当する度数を液晶表示部23に表示してもよい。会員カード11の挿入状態で、貨幣受付処理を行うと、その会員カード11に入金金額を記憶するとともに、入金残高を液晶表示部23に表示する。
(1)カード10,11の未挿入状態で紙幣投入口22へ投入された紙幣を受付けると(貨幣受付処理を行うと)、カードストック部26bに収納している一般カード10をカードRW26aへ繰り出して、その入金(1000円単位での入金金額)を記憶するとともに、当該入金金額(入金残高)を液晶表示部23に表示する。このとき、1度数(500円)は、貸出単価が4円のパチンコ機では125玉であるから、入金残高に相当する度数を液晶表示部23に表示してもよい。会員カード11の挿入状態で、貨幣受付処理を行うと、その会員カード11に入金金額を記憶するとともに、入金残高を液晶表示部23に表示する。
(2)遊技機1の貸出ボタン13aの操作(貸出操作)に応じて入金残高の範囲内で1度数に相当する玉を遊技機1内部の払出機構から払い出させ貸出処理(付与処理)を行う。つまり、計数貸出ユニット2の制御部20(以下、適宜「計数貸出ユニット2」と略す)は、入金残高に応じて遊技に使用する遊技価値を付与する付与処理を実行可能である。
(3)遊技機1の下部受皿14から落下して計数受皿27で受けられた玉が計数部27aに流入することで玉を計数し、その計数した玉数である計数玉数を液晶表示部23に表示する。
(3)遊技機1の下部受皿14から落下して計数受皿27で受けられた玉が計数部27aに流入することで玉を計数し、その計数した玉数である計数玉数を液晶表示部23に表示する。
(4)払出ボタン24の操作に応じて計数玉数(持玉数)又は貯玉数(会員の場合)の範囲内で1度数ずつ前記払出機構から払い出させる。
(5)遊技機1の返却ボタン13bの操作に応じて入金残高及び持玉数をカード挿入口26に挿入されている一般カード10に記憶して発行する。会員カード11が挿入されている場合は、入金残高を会員カード11に記憶するとともに持玉数を管理装置6に送信してから会員カード11を発行する。こうしたカード10,11の発行(返却)処理を行う場合、係る発行情報を管理装置6へ送信し、管理装置6側にも記憶する。なお、カード挿入口26に何れのカード10,11も挿入されていない場合は、上記した入金或いは計数が発生した時点で、カードストック部26bにストックしている一般カード10がカードRW26aに繰出され、発行処理は、そのカード10について行われる。
(5)遊技機1の返却ボタン13bの操作に応じて入金残高及び持玉数をカード挿入口26に挿入されている一般カード10に記憶して発行する。会員カード11が挿入されている場合は、入金残高を会員カード11に記憶するとともに持玉数を管理装置6に送信してから会員カード11を発行する。こうしたカード10,11の発行(返却)処理を行う場合、係る発行情報を管理装置6へ送信し、管理装置6側にも記憶する。なお、カード挿入口26に何れのカード10,11も挿入されていない場合は、上記した入金或いは計数が発生した時点で、カードストック部26bにストックしている一般カード10がカードRW26aに繰出され、発行処理は、そのカード10について行われる。
(6)一般カード10がカード挿入口26に挿入された場合は、一般カード10に記憶されている入金残高及び持玉数をカードRW26aにより読出して液晶表示部23に表示する。会員カード11が挿入された場合は、会員カード11に記憶されている入金残高を読出して液晶表示部23に表示するとともに持玉数を管理装置6から受信して表示し、又、暗証番号の入力を条件として貯玉数を管理装置6から受信して表示する。
図3に示す管理装置6の制御部60(以下、適宜「管理装置6」と略す)は、マイクロコンピュータを主体に構成され、ROMやRAMといった記憶部60aや、I/O等を備えており、その記憶部に記憶された制御プログラムに従い動作する。また、管理装置6は、上記した遊技機1や計数貸出ユニット2等から送信される各種の遊技信号に基づいて、各種の遊技データを管理する。
そして管理装置6は、図1に示すように、公衆通信回線(インターネット、バーチャルプライベートネットワーク(VPN)等)30に接続可能となっており、決済機関サーバ31と公衆通信回線30等を介して通信可能である。
ここで、決済機関とは、銀行等の金融機関やクレジット会社等の信販機関といった決済機関であり、決済機関サーバ31とは、例えば図1に示すように複数の銀行A,Bのサーバ32a,32bとの間で通信可能に接続された、決済機関が運営する(或いは決済機関と提携する機関が運営する)決済センターのサーバである。また、同図に示す銀行A,B各々の銀行サーバ32a,32bのうち、銀行サーバ32aは、銀行Aに開設された遊技者の口座を含む複数の口座を管理し、銀行サーバ32bは、銀行Bに開設された遊技場の口座を含む複数の口座を管理するものとする。
そして、決済機関サーバ31は、後述する遊技場内の装置2,6,9或いは携帯端末33と、公衆通信回線30経由で支払いに係る情報の通信を行うことで(つまり現金ではなく電子決済として)、銀行A,B等の口座から引落して支払う非現金決済を可能とする。詳しくは後述するように、本実施形態の非現金決済は、金融機関が発行する前記のデビットカードに関連付けられている遊技者の銀行A口座の残高を引落上限額として、遊技場内で遊技者が指定した入金額を即時に引き落として、支払い先の遊技場の銀行B口座へと支払いが行なわれる、デビット決済である。
図1に示す携帯端末33は、そのユーザ(遊技者)が所持し、例えばスマートフォンといった携帯可能な通信端末である。詳しい図示は省略するが、携帯端末33は例えば、CPUや記憶部等を含む制御部(読取手段)、公衆通信回線30に接続するデータ通信部(送信手段)、電話する際の送話音声を入力するマイクロホン、画面上でタッチ操作を受付ける(入力を受付けるタッチパネル)機能と各種情報を表示する機能とを有する液晶表示部33a、周知のCCD素子等を含むカメラ部(読取手段)等を備える。
さて、本実施形態の遊技場用システム100では、遊技機1での遊技等により手持ちの現金が無くなった遊技者が、デビットカードやクレジットカードといった金融カードを使用することなくその場で貸出を受けることができるようになっている。この遊技場用システムの構成に関して、図4、図5も参照しながら説明する。
ここで、図5は、デビット決済による入金・貸出に係る全体のフローを示している。また、図4(a)(b)(c)は、計数貸出ユニット2の表示部23における画面遷移であって、図5のフローの手順1,2,12(同図の丸で囲った数字をステップS1,S2,S12とする)における当該表示部23での表示画面41,42,43を示している。
即ち先ず、図4(a)は、計数貸出ユニット2の表示部23における初期画面41を示している。この画面41には、種別(貸出単価)・単位付与数を表す欄41aと、案内表示領域41bとが設けられている。案内表示領域41bには、「現金またはカードを投入するか、「デビット決済で貸し出す」をタッチしてください」との貸出案内メッセージが表示されるとともに、「デビット決済で貸し出す」ボタン41cが表示される。
この場合、遊技者は紙幣投入口22へ紙幣を投入し、又は一般カード10若しくは会員カード11を挿入口26に挿入して、上記した付与処理等(当該貸出ユニット2で持玉等の獲得価値を対価として遊技者へと遊技価値を付与する処理も含む)により、1度数ずつ玉を払い出させ、対応する遊技機1で遊技を行うことができる。
また、遊技者は遊技等により手持ちの現金が無くなっても、その計数貸出ユニット2の画面41で「デビット決済で貸し出す」ボタン41cをタッチ操作することで(図5のステップS1)、紙幣を投入口22へ投入することなく、デビット決済による入金の指示が可能である。この場合、係るボタン41c(表示部23上のタッチパネル23a)は、遊技者が非現金決済による入金を指示するための操作手段として機能する。
具体的には、計数貸出ユニット2は、ボタン41cのタッチ操作により非現金決済が指示されたときに、図4(b)に示すデビット決済画面42に遷移する。デビット決済画面42には、上記した欄41aが表示されるとともに、「スマートフォンのアプリを起動し、二次元コードを読み取ってください」との案内メッセージと二次元コード42cが、案内表示領域42bに表示される(ステップS2)。また、デビット決済画面42には、デビット決済を中止し、前の画面41に戻るための中止ボタン42dが表示される。
同画面42に示すように、二次元コード42cは例えばQRコード(登録商標)であり、非現金決済に必要な決済情報を与える(表示する)ものである。つまり、二次元コード42cは、コード化された決済情報として、少なくとも遊技場の識別情報たる遊技場IDと、遊技機の識別情報たる遊技機ID(遊技機1毎に割り当てられた台番)と、処理日時(前記指示の日時)の情報と、1回のデビット決済処理での入金額(例えば10000円)とを含む。
ここで、遊技者の携帯端末33において、予め本システム100に対応するアプリケーションソフト(以下「アプリ」と略す)をインストールしておくことにより、当該アプリを起動し前記カメラ部を介して、デビット決済画面42に表示された二次元コード42cを読み取ることができる(ステップS3)。
携帯端末33は、コード化された決済情報をカメラ部で読み取ると、その決済情報並びに要求元の情報を含む決済要求情報を、決済機関サーバ31ヘ公衆通信回線30経由で自動的に送信する(ステップS4)。この決済要求情報のうち、要求元の情報については、例えば携帯端末33において、予めアプリをダウンロードして、開設した遊技者の口座に係る情報(デビットカードの口座番号等)をサーバ31等で登録しておくことにより、その要求元(遊技者)の口座を特定できるものとする。或いは、携帯端末33の記憶部に、予めデビットカードの口座番号を記憶させておくことにより、その口座番号を含む決済要求情報が決済機関サーバ31に送信されるものとする。
これにより、決済機関サーバ31は、決済要求情報を受信すると、その決済要求情報に基づき、特定される要求内容の認証を行う(ステップS5)。この場合、決済機関サーバ31は、銀行サーバ32aと通信して、遊技者の口座残高と前記入金額とを照合することにより、入金の可否を判定する。ここで、決済機関サーバ31は、10000円以上引き落とし可能な口座残高が無く、入金不能と判定した場合、その旨を遊技者の携帯端末33に対し、公衆通信回線30経由で通知する。
これに対し、決済機関サーバ31は、10000円以上引き落とし可能な口座残高が有り、入金可能と判定した場合、遊技者の携帯端末33に対し、その口座の暗証番号の入力を、公衆通信回線30経由で要求する(ステップS6)。この要求を受信した携帯端末33は、自身の表示部33aに暗証番号を入力するためのテンキーを含む画面(図示略)を表示させる。携帯端末33は、遊技者のテンキーのタッチ操作により暗証番号を受付けると、決済機関サーバ31に対し、公衆通信回線30経由で当該暗証番号を送信する(ステップS7)。
そして、決済機関サーバ31は、前記認証した口座から10000円引き落とす引落要求を、受信した暗証番号と対応付けて銀行サーバ32aに送信する(ステップS8)。これにより、銀行サーバ32aは、該当する遊技者の口座から10000円を即時に引き落とす。尚、この引き落としの金額に対応する分の支払いは、決済機関サーバ31から銀行サーバ32bへと、当該対応する分の金額を支払い先の遊技場の口座に振り込む支払要求を送信することにより行う。
こうして、銀行サーバ32aにより遊技者の口座からの引き落しが完了すると(ステップS9)、決済機関サーバ31は、前記決済要求情報から特定される遊技場の管理装置6に対して、その決済完了通知を、公衆通信回線30経由で送信する(ステップS10)。
決済完了通知は、決済要求情報の遊技機IDに対応する計数貸出ユニット2に対して、前記入金額の入金を指示する決済完了情報を通知するものであり、管理装置6は、該当する計数貸出ユニット2へと決済完了情報を送信する(ステップS11)。これにより、計数貸出ユニット2は、決済機関サーバ31から管理装置6を介して送信された決済完了通知に基づいて入金処理を実行する(ステップS12)。
即ちこのとき、計数貸出ユニット2において、カード挿入口26に何れのカード10,11も挿入されていない場合、決済完了通知を受信した時点で、カードストック部26bにストックしている一般カード10をカードRW26aに繰出して、そのカード10に対応付ける入金額として10000円を記憶させる、入金処理を実行する。また、この場合、計数貸出ユニット2において、図4(b)の画面42から同図(c)のデビット決済画面43に遷移する。
この画面43には、上記した欄41a、カード10,11の種別(一般/会員)を表す欄43c、持玉数を貸出単価別に表す欄43d、案内表示領域43b、入金残高及び再プレイ可能玉数を表す欄43eが設けられている。この場合、案内表示領域43bには「デビット決済により10000円の入金が完了しました」とのメッセージが表示されるとともに、入金残高を表す欄43eには10000円の表示がなされる。こうして、計数貸出ユニット2において、前記貸出操作に応じた付与処理を行わせることができる(ステップS13)。
上記したように、ステップS3で二次元コード42cを読み取った後、ステップS12で入金が完了するまでの一連のステップS4〜S12は、各装置2,6,31,32a,33において、当該装置間の通信により実行され、ステップS7で正規の暗証番号が送信されれば即時の引き落しが行われるものといえる。
以上に説明したように、本実施形態の遊技場用システム100では、遊技中に手持ちの現金が無くなった場合であっても、離席することなく且つ金融カードを用いることなく、その場で携帯端末33を利用して即座に入金することができるので、遊技者にとって非常に便利であるとともに、遊技機1の稼動率向上に大きく貢献することとなる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形又は拡張したり、各変形例を上記した実施形態と組み合せたり、各変形例を組み合わせたりしてもよい。
非現金決済としてデビット決済を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、遊技者のクレジットカードの口座を利用したクレジット決済や、遊技者の仮想通貨の口座を利用した仮想通貨決済であってもよい。
1回のデビット決済処理で1O000円を入金するようにしたが、その都度遊技者が入金額を指定可能としてもよい。この場合、計数貸出ユニット2において画面42(表示部23)のタッチ操作により入金額を指定する入金額指定手段を設け、又は、携帯端末33において起動するアプリ側に入金額指定手段を設けるのが望ましい。これによれば、アプリを起動してニ次元コード42cを読取った後に、計数貸出ユニット2又は携帯端末33の表示部23,33aでのタッチ操作により入金額を入力して決済機関サーバ31へ送信することができる。
表示手段としての計数貸出ユニットの制御部20及び表示部23が、コード化して表示する決済情報は、少なくとも前記遊技場IDと遊技機IDとを含む情報であればよく、又、二次元コード42cに代えて、DataMatrix(登録商標)等の他のコードで表示するようにしてもよい。
非現金決済による入金額に上限を設定可能としてもよい。例えば、管理装置6或いは決済機関サーバ31において、1日における遊技者毎の入金額の上限を30000円に設定しておき、係る入金額が上限に達したと判定した時点で、該当する遊技者の追加の入金を禁止することにより、依存症対策としての効果も発揮することができる。
遊技機1は、遊技媒体を払い出さず、電子データとして加算記憶する封入式遊技機であってもよい。また、パチンコ機に限らず、例えばスロットマシンであってもよい。
上記した各数値は例示であり、どのような数値を採用してもよい。
上記した各数値は例示であり、どのような数値を採用してもよい。
図面中、1は遊技機、2は計数貸出ユニット(遊技用装置)、20は制御部(表示手段)、23は液晶表示部(表示手段)、23aはタッチパネル(操作手段)、33は携帯端末(読取手段としての制御部やカメラ部、送信手段としての通信部を含む)、100は遊技場用システムである。
Claims (3)
- 複数の遊技機と、各遊技機に付設され、入金に応じて遊技に使用する遊技価値を付与する付与処理を実行可能な遊技用装置と、遊技者が所持する携帯端末と、を備えた遊技場用システムにおいて、
前記遊技用装置は、
遊技者が非現金決済による入金を指示するための操作手段と、
前記操作手段により非現金決済が指示されたときに、非現金決済に必要な決済情報をコード化して表示する表示手段と、を備え、
前記携帯端末は、
前記コード化された決済情報を読み取る読取手段と、
前記決済情報を含む決済要求情報を決済機関サーバヘ送信する送信手段と、を備え、
前記遊技用装置は、
前記決済機関サーバから送信された決済完了情報に基づいて入金処理を実行可能であることを特徴とする遊技場用システム。 - 前記表示手段がコード化して表示する決済情報は、少なくとも遊技機の識別情報と、遊技場の識別情報とを含むことを特徴とする請求項1に記載した遊技場用システム。
- 前記非現金決済はデビット決済又は仮想通貨決済であることを特徴とする請求項1又は2に記載した遊技場用システム。
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