JP2019213799A - 決済処理システム及び決済処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技店におけるデビット決済の利便性を向上すること。【解決手段】遊技店のカード発行装置90は、デビットカードを受け付け(S1)、決済金額を含む決済要求を行う(S2)。カード発行装置90は、決済成功通知を受信すると(S3)、決済金額をプリペイド価値とキャッシュアウトに分割して登録し(S4)、プリペイド価値を関連付けた遊技店用カードを発行する(S5)。遊技店用カードのプリペイド価値は、遊技機20による遊技に使用可能である(S6)。キャッシュアウト分の価値は、プリペイド価値に移行すれば遊技に使用することができる。また、精算機80で精算することで(S7)、プリペイド価値とキャッシュアウト分の残りを現金として払い出すことができる。【選択図】図1

Description

この発明は、遊技媒体を用いて遊技を行う遊技機が設置された遊技店における決済処理システム及び決済処理方法に関する。
従来、遊技店では、遊技媒体を介在させた遊技を提供している。例えば、パチンコ遊技では、遊技玉を遊技媒体として用い、遊技玉を遊技盤面に打ち込んで遊技を行う。遊技盤面には、複数の入賞領域(入賞口)が設けられており、当該入賞領域を遊技玉が通過したことに基づいて所定個数の遊技玉を賞玉として付与するようになっている。このように、遊技の結果によって遊技媒体の数が増減し、遊技客は獲得した遊技媒体を賞品と交換することができる。
遊技客が遊技を開始する場合には、まず、遊技店内に設けられたカード発行装置などによりプリペイド価値を購入し、このプリペイド価値を消費して遊技媒体の貸出を受けることになる。
ここで、プリペイド価値を現金でしか購入できないとすると、たとえ金融機関の預貯金残高を多く持つ遊技客であっても、手持ちの現金が無くなった時点で、金融機関に行って現金を引き出してくる等の手間や不都合がある。このような不都合に対応すべく、現在では遊技店内にデビット決済用のデビット端末を設置し、デビットカード(銀行や郵便貯金のキャッシュカード)を用いるデビット決済によりプリペイド価値を購入が可能なシステムが知られている(例えば特許文献1参照。)。
また、デビット決済を現金の引き出しに用いるキャッシュアウトと呼ばれるサービスも存在する。例えば、特許文献2は、顧客のデビットカードを用いて、顧客の銀行の預金口座から引き落とした現金を顧客に提供することができるキャッシュアウト処理システムを開示している。
特開2002−889号公報 特許第4210688号
しかしながら、遊技店のカード発行装置は、貨幣の払い出し機能を備えていないことが一般的であるため、遊技店でのキャッシュアウトは利便性が低いという問題点があった。遊技店では、カード発行装置でプリペイド価値を関連付けたカードを発行し、プリペイド価値の消費は遊技機に併設した各台装置で行われる。そして、遊技の後に残ったプリペイド価値は精算機で精算される。このため、カード発行装置には貨幣の払い出し機能は不要であり、カード発行装置とは別の精算機が使用されるのである。
さらに、カードに関連付け可能なプリペイド価値には、上限が設けられていることが多い。プリペイド価値は、遊技媒体の貸出を用途として想定しており、高額の関連付けは必要ないと考えられていたからである。
従って、遊技店でプリペイド価値の上限を超えるキャッシュアウトを行おうとすると、カードの発行を複数回実行し、複数のカードのそれぞれについて精算機での精算処理を行うといった煩雑な操作が要求される事態となる。さらに、カードの発行を複数回行うため、複数回のデビット決済を実行すると、複数回分の手数料が徴収されるので、利用者にとって負担が大きい。
これらのことから、遊技店におけるデビット決済の利便性をいかにして向上するかが重要な課題となっていた。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであって、遊技店におけるデビット決済の利便性を向上することのできる決済処理システム及び決済処理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、遊技媒体を用いて遊技を行う遊技機が設置された遊技店における決済処理システムであって、利用者の口座から決済金額を引き落として決済を行う決済手段と、前記決済金額を前記遊技媒体の貸出に利用可能な第1の価値と前記第1の価値とは異なる第2の価値に分割して管理可能な管理手段と、前記第1の価値及び前記第2の価値を関連付けた記憶媒体を発行する記憶媒体発行手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記記憶媒体に関連付可能な前記第1の価値に上限を設けたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記管理手段は、前記決済金額が前記第1の価値の上限を超過する場合に、超過分を前記第2の価値として管理することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記管理手段は、前記第1の価値の上限の範囲内において、前記第2の価値を前記第1の価値に移行可能であることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記第2の価値から前記第1の価値への移行に対して手数料を設定可能であることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記記憶媒体に関連付可能な前記第1の価値と前記第2の価値の合計に上限を設けたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記第1の価値及び前記第2の価値を精算して対応する貨幣を払い出す精算手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、遊技媒体を用いて遊技を行う遊技機が設置された遊技店における決済処理方法であって、利用者の口座から決済金額を引き落として決済を行う決済ステップと、前記決済金額を前記遊技媒体の貸出に利用可能な第1の価値と前記第1の価値とは異なる第2の価値に分割して管理する管理ステップと、前記第1の価値及び前記第2の価値を関連付けた記憶媒体を発行する記憶媒体発行ステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、遊技店におけるデビット決済の利便性を向上することができる。
図1は、本実施例に係る決済処理システムの概念を説明するための説明図である。 図2は、遊技店のシステム構成を示す図である。 図3は、カード発行装置の構成を示す機能ブロック図である。 図4は、図2に示したカード管理装置の構成を示す機能ブロック図である。 図5は、カード管理装置の記憶部に記憶されるデータの一例を説明するための説明図である。(その1) 図6は、カード管理装置の記憶部に記憶されるデータの一例を説明するための説明図である。(その2) 図7は、遊技店でのデビット決済の処理手順を示すフローチャートである。 図8は、台間カード処理機における操作の具体例についての説明図である。 図9は、精算機による精算の処理手順を示すフローチャートである。 図10は、金額の入力方法と処理についての説明図である。
以下に、添付図面を参照して、本発明に係る決済処理システム及び決済処理方法の好適な実施例を詳細に説明する。
本明細書中にあって持玉とは、遊技客が遊技において獲得した遊技媒体又は当該遊技媒体数を示すデータであって、その当日中(閉店より前の時間)のみ遊技に再度供することができるものを言う。貯玉とは、遊技客が遊技において獲得した遊技媒体又は当該遊技媒体数を示すデータであって、翌日以降(閉店より後の時間)も遊技に再度供することができるものを言う。持玉は、一般遊技客及び会員遊技客の双方が使用可能であり、遊技に用いる遊技機の変更(いわゆる台移動)を行った場合などに使用する。貯玉は通常、会員遊技客のみが使用可能であり、獲得した遊技媒体を翌日以降の遊技に用いる場合に使用する。貯玉の使用には所定の手数料を課すこととしてもよい。
まず、本実施例に係る決済処理システムの概念について説明する。図1は、本実施例に係る決済処理システムの概念を説明するための説明図である。図1に示すように、この決済処理システムでは、遊技店用カードにプリペイド価値を関連付けるカード発行装置90が遊技店に設置されている。
遊技店用カードは、プリペイド価値や持玉を関連付けることの可能な記憶媒体であり、会員遊技客に対して発行された会員カードと、会員でなくとも使用可能な一般カードとがある。カード発行装置90は、内部に一般カードを収納しており、遊技客がカード発行操作を行うと、収納していた一般カードにプリペイド価値を関連付けて発行する。また、会員カードを受け付けたならば、受け付けた会員カードにプリペイド価値を関連付けることも可能である。
遊技客は、カード発行装置90によりプリペイド価値を遊技店用カードに関連付けた後、遊技機20に併設された台間カード処理機10に遊技店用カードを挿入して玉貸操作を行うことで、プリペイド価値を消費して遊技玉の払い出しを受けることができる。
カード発行装置90は、現金による決済でプリペイド価値の関連付けが可能であるのに加え、デビット決済によりプリペイド価値の関連付けを行うことも可能である。デビット決済とは、金融機関等の預金口座に対応付けられたデビットカードを用い、預金口座から決済金額を引き落とすことで行う決済である。
さらに、カード発行装置90は、デビットカードによる現金の引き出し(キャッシュアウト)に用いることも可能である。遊技客がデビット決済を行ってカードの発行を受け、精算機80によって精算を行うと、カードに関連付けられていた価値分の現金が払い出されるためである。
ここで、遊技店用カードに関連付け可能なプリペイド価値には、上限が設定されている。上限は、例えば11000円であり、プリペイド価値を玉貸にのみ用いるのであれば、上限による不都合は生じない。しかし、キャッシュアウトを用途として想定すると、プリペイド価値の上限を超える金額の引出が要望されるケースが考えられる。
そこで、図1に示した決済処理システムでは、プリペイド価値とは別にキャッシュアウト分の金額を遊技店用カードに関連付けて上位装置であるカード管理装置40で管理できるよう構成している。
図1に示した例では、カード発行装置90がデビットカードを受け付け(S1)、デビットカードの識別情報であるデビットカードIDと、決済金額「30000円」とを含む決済要求を遊技店外に設けられた管理サーバ100に送信している(S2)。
管理サーバ100は、カード発行装置90から決済要求を受信すると、デビットカードIDに対応する口座から決済金額を減算し、決済成功通知をカード発行装置90に送信する(S3)。
カード発行装置90は、決済成功通知を受信し、決済金額を遊技店用カードのカードIDに関連付けてカード管理装置40に登録する(S4)。この登録では、決済金額は、プリペイド価値とキャッシュアウトに分割して登録することができ、この分割によりプリペイド価値は上限の範囲内に収められる。図1では、カード管理装置40は、遊技店用カードのカードID「1031」に対し、プリペイド価値「11000」とキャッシュアウト「19000」を関連付けている。その後、カード発行装置90は、遊技店用カードを排出することでカードの発行を行う(S5)。このため、排出される遊技店用カードは、カードID「1031」、プリペイド価値「11000」となる。
遊技客は、排出された遊技店用カードを台間カード処理機10に挿入し、プリペイド価値を減算する玉貸操作を行うことで、遊技機20による遊技に使用することができる(S6)。また、プリペイド価値の減算によりプリペイド価値が上限未満となったならば、上限を超えない範囲でキャッシュアウト分をプリペイド価値に移行させ、キャッシュアウト分を遊技に使用することも可能である。
そして、遊技店用カードを精算機80に挿入して精算を行うと(S7)、プリペイド価値とキャッシュアウト分の残りが現金として払い出されることになる。なお、ここでは、遊技を行った後に精算する場合を例示したが、遊技を行わずに精算し、決済金額を全て現金で払い出すこともできる。遊技を行わずに精算すれば、キャッシュアウトのみを行う利用者となるが、本実施例では、便宜上、遊技を行うか否かに関わらず、遊技店においてカード発行装置90を利用する利用者を遊技客という。
このように、本実施例に係る決済処理システムでは、遊技店に設置されたカード発行装置90がデビット決済を行い、決済金額を玉貸に利用可能な第1の価値であるプリペイド価値と第2の価値であるキャッシュアウト分の価値に分割してカード管理装置40が管理し、プリペイド価値及びキャッシュアウト分の価値を関連付けた遊技店用カードを発行する。このため、プリペイド価値の上限を超えた利用が可能となり、遊技店におけるデビット決済の利便性を向上することができる。
次に、遊技店のシステム構成について説明する。図2は、遊技店のシステム構成を示す図である。図2に示すように、遊技店には、複数の遊技機20と、各遊技機20にそれぞれ対応して設けられた台間カード処理機10が設置される。台間カード処理機10は、島コントローラ30を介して店内のネットワークである通信回線と接続する。通信回線には、島コントローラ30と、カード管理装置40と、会員管理装置50と、賞品管理装置60と、精算機80とが接続される。さらに、カード管理装置40にはカード発行装置90が接続される。
遊技機20は、遊技玉を遊技盤面に打ち込んで遊技を行う装置である。この遊技機20の遊技盤面には、複数の入賞領域(入賞口)が設けられており、当該入賞領域を遊技玉が通過したことに基づいて所定個数の遊技玉を賞玉として付与するようになっている。また、遊技盤面には、所定個数の始動領域(始動口)が設けられており、当該始動領域を遊技玉が通過したことに基づいて所定の抽選を行うこととなっている。当該抽選が大当りとなれば、所定の可動部材等の作動により、前述の入賞領域あるいは他の始動領域への遊技玉の通過確率を向上する等、遊技上有利となる作動が行われる。始動口への玉の通過による抽選の結果は、抽選の結果を表示する特別図柄表示装置にて表示される。この特別図柄表示装置の抽選結果の表示は、所定時間の変動表示後、確定表示を行う態様で行なわれる。また、遊技盤面には、抽選の結果に基づいて所定の数字等の装飾図柄を可変表示する装飾図柄表示装置が設けられており、抽選の結果が大当りとなった場合に、例えば(7,7,7)などの揃い図柄を表示して報知を行なう。なお、始動領域と入賞領域を兼ねた領域を設けることもできる。
上記入賞領域には、当該入賞領域への遊技玉の通過を検出するための入賞センサが設けられており、この入賞センサにより入賞領域へ打ち込まれた遊技玉の通過(入賞)を検知するようになっている。また、遊技機20の制御部は、入賞領域ごとに賞玉として付与する遊技玉の個数を記憶する賞玉メモリを有している。
したがって、打ち込んだ遊技玉の特定の入賞領域への通過が入賞センサにより検知されると、遊技機20は、賞玉メモリの記憶内容と、入賞領域を通過した遊技玉数とから、付与すべき賞玉数を決定し、決定した賞玉数の払出処理を行うことができる。また、打ち込んだ遊技玉は、入賞領域を通過したか否かにかかわらず、最終的に遊技盤面裏側から遊技機外部に排出される。遊技機外部に排出された遊技玉は、遊技機ごとに付設されたアウト玉検出装置によって検出されるようになっている。
台間カード処理機10は、入金の受付、遊技玉の貸し出し、カード管理装置40との通信を行う。台間カード処理機10は、遊技客により投入された紙幣を受け付けたならば、この紙幣の金額を含む入金通知データをカード管理装置40に送信し、カード管理装置40が管理するプリペイド価値に金額に応じた数を加算させる。そして、所定の玉貸操作がなされたならば、玉貸要求をカード管理装置40に送信し、カード管理装置40が管理するプリペイド価値を減算させて、減算されたプリペイド価値に対応する数の遊技玉の払出処理を行う。
また、台間カード処理機10は、カードの挿入を受け付けたならば、カード管理装置40にカード挿入通知データを送信する。また、台間カード処理機10は、カード管理装置40からプリペイド価値、持玉数、貯玉数を含むデータを受信したならば、受信したプリペイド価値、持玉数、貯玉数を記憶する。そして、持玉数を記憶したならば、台間カード処理機10は、カード管理装置40に対して持玉減算要求データを送信することで、カード管理装置40が管理する持玉数をゼロにクリアする。
また、台間カード処理機10は、持玉再プレイ操作を受け付けると、自装置に記憶した持玉数から所定数を減算し、減算した持玉数に対応する数の遊技玉の払出処理を行う。また、台間カード処理機10は、貯玉再プレイ操作を受け付けると、カード管理装置40に対して貯玉再プレイ要求データを送信することで、会員管理装置50が管理する貯玉数から所定数を減算させ、減算させた貯玉数に対応する数の遊技玉の払出処理を行う。
また、台間カード処理機10は、カード返却操作を受け付けたならば、自装置が管理する持玉数を含む持玉加算要求データをカード管理装置40に送信し、カード管理装置40に持玉数を加算させた後、カード排出通知データをカード管理装置40に送信し、カードを排出制御する。
島コントローラ30は、遊技島に設けられた一群の遊技機20及び台間カード処理機10を束ねる中継装置である。
カード管理装置40は、カードのプリペイド価値及び持玉数等をカードデータとして管理する装置である。カード管理装置40は、台間カード処理機10からカード挿入通知データを受信したならば、挿入されたカードのカードIDと台間カード処理機10の装置IDとを関連づけて管理し、該カードIDに関連づけられたプリペイド価値及び持玉数を台間カード処理機10に送信する。また、カード挿入通知データに示されたカードIDが会員カードのカードIDである場合には、カード管理装置40は、カード挿入通知データを会員管理装置50に送信し、会員管理装置50から受信した貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。
また、カード管理装置40は、台間カード処理機10から持玉減算要求データを受信した場合には、持玉数をゼロクリアする。また、カード管理装置40は、台間カード処理機10から持玉加算要求データを受信した場合には、持玉加算要求データに含まれる持玉数をカード管理装置40が管理する持玉数に加算する。
また、カード管理装置40は、台間カード処理機10から玉貸要求データを受信したならば、カードIDに関連付けられたプリペイド価値を所定値減算し、玉貸許可データを台間カード処理機10に送信する。そして、貯玉再プレイ要求データを受信したならば、該貯玉再プレイ要求データを会員管理装置50に送信し、会員管理装置50が貯玉再プレイデータを出力したならば、貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。
また、カード管理装置40は、賞品管理装置60からカードIDを受信したならば、このカードIDに関連付けられた持玉数を賞品管理装置60に対して通知する。さらに、精算機80からカードIDを受信したならば、このカードIDに関連付けられたプリペイド価値を精算機80に対して通知する。
さらに、カード管理装置40は、カード発行装置90からの登録に基づき、カードIDにプリペイド価値とキャッシュアウト分の価値を関連付けて管理することができる。また、台間カード処理機10からの要求に基づき、キャッシュアウト分の価値をプリペイド価値に移行させることが可能である。そして、精算機80からカードIDを受信し、このカードIDにキャッシュアウト分の価値が関連付けられていれば、キャッシュアウト分の価値を精算機80に通知して精算させることができる。
会員管理装置50は、遊技店に会員登録された会員の会員管理データを管理する管理装置である。具体的には、会員に対して発行した会員カードIDに関連付けて、貯玉数、ポイント数、暗証番号及び氏名等を管理する。
会員管理装置50は、台間カード処理機10からカード挿入通知データを受信したならば、カード挿入通知データに示されたカードIDに関連付けられた貯玉数及び暗証番号を含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。また、会員管理装置50は、台間カード処理機10から貯玉再プレイ要求データを受信したならば、貯玉再プレイ要求データに示されたカードIDに関連づけられた貯玉数から所定数を減算し、減算後の貯玉数を含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。なお、台間カード処理機10と会員管理装置50との通信は、カード管理装置40を介して行なわれる。
また、会員管理装置50は、賞品管理装置60から貯玉数の問い合わせを受けたならば、指定されたカードIDに対応する貯玉数を賞品管理装置60に通知する。
賞品管理装置60は、遊技店内の賞品交換カウンタに併設された賞品交換用の端末装置であり獲得玉、貯玉数及び持玉数を賞品に交換する賞品交換処理を行う。この賞品管理装置60には、カードからカードIDを読み取るカードリーダ及び賞品を払い出す賞品払出装置が接続されている。賞品管理装置60は、一般カード又会員カードからカードIDを読み出した場合(若しくは、携帯端末等からカードIDに対応する識別データを読み出した場合)には、カードIDをカード管理装置40に送信して、該カードIDの持玉数を要求する。また、貯玉数を賞品交換する場合は、会員管理装置50に対して貯玉数を要求する。
精算機80は、プリペイド価値が関連付けられたカードが挿入されると、このカードのカードIDをカード管理装置40に送信し、その応答データを受信することにより、カードに関連付けられたプリペイド価値及びキャッシュアウト分の価値を取得し、取得した価値に応じて貨幣を払い出す。
カード発行装置90は、既に説明したように、プリペイド価値及びキャッシュアウト分の価値を遊技店用カードに関連付けて排出する処理を行う。カード発行装置90は、遊技店外の管理サーバ100と通信接続可能である。さらに、管理サーバ100は、所定のネットワーク(CAFISネットワーク)を介して複数の銀行サーバ110と接続されている。複数の銀行サーバ110には、遊技客や遊技店が預金口座を開設している金融機関のサーバが含まれる。遊技客が遊技店でデビット決済を行う場合には、遊技客の預金口座から決済金額が引き落とされ、遊技店の預金口座に決済金額が振り込まれる。そして、図示しないクリアリングセンタが遊技客の預金口座からの引落しと遊技店の預金口座への振込とを消し込み処理することで、デビット決済を成立させる。
次に、図2に示した遊技システムの玉貸処理について説明する。遊技客が台間カード処理機10に対して玉貸操作を行うと、台間カード処理機10は、カード管理装置40に玉貸要求データを送信する。この玉貸要求データは、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するアドレス若しくは任意の識別データを含む。
カード管理装置40は、玉貸要求データを受信すると、玉貸要求データのカードIDに関連付けられたプリペイド価値から所定値を減算する。そして、カード管理装置40は玉貸許可データを送信元の台間カード処理機10に送信する。玉貸許可データを受信した台間カード処理機10は、減算したプリペイド価値に対応する遊技玉数の払出処理を行う。
次に、図2に示した遊技システムで持玉の再プレイを行う場合の持玉再プレイ処理について説明する。台間カード処理機10は、一般カードあるいは会員カードの挿入を受け付けたならば、カード管理装置40にカード挿入通知データを送信する。このカード挿入通知データは、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するアドレス若しくは任意の識別データと、台間カード処理機10のレートを特定するためのデータとを含む。
カード管理装置40は、台間カード処理機10からカード挿入通知データを受信したならば、該カード挿入通知データ内のカードIDに関連付けられた各レートの持玉数を台間カード処理機10に通知する。
台間カード処理機10は、カード管理装置40から受信した持玉数を記憶する。そして、カードID、レートを特定するデータ及び持玉数をゼロクリアする旨を示す持玉減算要求データをカード管理装置40に送信する。カード管理装置40は、持玉減算要求データを受信したならば、カードIDにより特定される各レートの持玉数をゼロクリアする。また、台間カード処理機10は、持玉再プレイ操作を受け付けて持玉再プレイを行う場合には、記憶した持玉数から所定数を減算し、対応する遊技玉数の払出処理を行う。払出処理を行う場合、遊技機が払出可能な単位(例えば25玉)の倍数については、遊技機に払出指示を送信することにより払出処理を行い、残りについては自機のノズルユニットから払出すことにより払出処理を行う。
台間カード処理機10は、カード返却操作を受け付けたならば、カード管理装置40に対して持玉加算要求データを送信する。この持玉加算要求データは、カード返却の対象となるカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するアドレス若しくは任意の識別データと、各レートの持玉数とを含む。
カード管理装置40は、持玉加算要求データを受け付けたならば、カードIDに関連付けられた各レートの持玉数に持玉加算要求データに含まれる持玉数を加算する。その後、台間カード処理機10は、カード管理装置40にカード排出通知データを送信し、カードを排出制御する。
次に、図2に示した遊技システムでの貯玉再プレイ処理について説明する。台間カード処理機10は、会員カード又は会員カードとして使用可能な携帯端末からカードIDを読み取ったならば、カード管理装置40にカード挿入通知データを送信する。このカード挿入通知データは、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するアドレス若しくは任意の識別データと、台間カード処理機10のレートを特定するためのデータとを含む。
カード管理装置40は、台間カード処理機10から受信したカード挿入通知データを会員管理装置50に送信する。会員管理装置50は、カード挿入通知データを受信したならば、該カード挿入通知データ内のカードIDに関連付けられた暗証番号と、貯玉のうち、該カード挿入通知データにより特定されたレートの貯玉数と、貯玉再プレイの可能数を含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。貯玉再プレイの可能数は、貯玉再プレイを行うことのできる玉数を示す。この貯玉再プレイの可能数は、貯玉再プレイにおける遊技玉の払出単位数の倍数である。貯玉再プレイに上限が設定されていれば、貯玉数と上限の範囲内で最大の値が貯玉再プレイの可能数となる。なお、貯玉再プレイの可能数の代わりに貯玉再プレイが可能な回数を貯玉再プレイ度数として用いてもよい。貯玉再プレイ度数は、貯玉再プレイにおける遊技玉の払出単位数で貯玉数を除算した商にあたる。ただし、貯玉再プレイに上限が設定されている場合には、この上限により貯玉再プレイ度数は制限される。
台間カード処理機10は、受信した貯玉再プレイデータを記憶し、貯玉再プレイデータに示された貯玉再プレイの可能数が1以上である場合には貯玉再プレイ操作を受け付け可能とする。
台間カード処理機10は、貯玉再プレイデータの記憶後、最初に貯玉再プレイ操作を受け付けた場合に、遊技客に対して暗証番号の入力を求め、入力された暗証番号が貯玉再プレイデータに示された暗証番号と一致するか否かを判定する。
台間カード処理機10は、暗証番号が一致した場合に、カード管理装置40に貯玉再プレイ要求データを送信する。この貯玉再プレイ要求データは、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するアドレス若しくは任意の識別データと、台間カード処理機10のレートを特定するためのデータとを含む。
カード管理装置40は、貯玉再プレイ要求データを会員管理装置50に送信する。会員管理装置50は、貯玉再プレイ要求データを受信したならば、該貯玉再プレイ要求データ内のカードIDに関連付けられた貯玉のうち、該電文により特定されたレートの貯玉の残高を所定値減算し、貯玉再プレイの可能数を再計算する。そして、減算後の残高と貯玉再プレイの可能数とを含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。
台間カード処理機10は、記憶する貯玉数を更新し、貯玉再プレイの払出単位数分の遊技玉数の払出処理を行う。また、更新後の貯玉再プレイの可能数が1以上であるかを判定する。貯玉再プレイの可能数が0であれば、貯玉再プレイ操作を受付不可とする。更新後の貯玉再プレイの可能数が1以上であれば、再度貯玉再プレイ操作を受付可能とする。2回目以降の貯玉再プレイでは、暗証番号の確認は不要である。なお、暗証番号の確認を毎回行うようにしてもよい。また、ここでは会員管理装置50が貯玉の残高を減算した後、台間カード処理機10が遊技玉の払出処理を行う場合を例示したが、貯玉再プレイ要求に基づいて遊技玉の払出処理を行った後に、貯玉の残高を減算してもよい。貯玉再プレイ要求前の貯玉再プレイデータに、貯玉再プレイの可能数が示されており、貯玉再プレイ要求を受け付けた後に残高不足が判明する事態とはならないためである。
次に、閉店処理における持玉からの貯玉への移行について説明する。カード管理装置40は、閉店処理時にカード管理データの持玉数を確認し、ゼロより大きい持玉数が関連付けられたレコードが存在する場合には、該レコードの持玉数をカードID及びレートとともに会員管理装置50に通知する。会員管理装置50は、カードID及びレートにより特定される貯玉数にカード管理装置40から通知された持玉数を加算する。その後、カード管理装置40は、該持玉数をゼロクリアする。
次に、カード発行装置90の構成について説明する。図3は、カード発行装置90の構成を示す機能ブロック図である。図3に示すように、カード発行装置90は、表示操作部91、レシートプリンタ92、デビットカード処理ユニット93、遊技店用カード処理ユニット94、現金処理ユニット95、通信部96及び制御部98を有する。
表示操作部91は、タッチパネルディスプレイ等であり、各種情報の表示、操作ボタンの表示、操作ボタンに対する入力操作の受付などを行う。レシートプリンタ92は、デビット決済の結果などを印字したレシートの出力に用いられる。
デビットカード処理ユニット93は、デビットカードの挿入を受け付け、デビットカードからデビットカードIDを読み取る処理を行う。
遊技店用カード処理ユニット94は、内部に複数の一般カードを収納しており、プリペイド価値やキャッシュアウト分の価値の購入が行われた場合に、内部の一般カードのうちの1枚を繰り出してカードIDを読み出し、制御部98による価値の登録後に排出することができる。また、会員カードを受け付けたならば、会員カードのカードIDを読み出し、制御部98による価値の登録後に排出することができる。
現金処理ユニット95は、貨幣の収納と入金を行うユニットである。プリペイド価値の購入が現金決済により行われる場合は、現金処理ユニット95は投入された貨幣の金種及び枚数を識別して収納する。
通信部96は、遊技店内のカード管理装置40や遊技店外の管理サーバ100と通信接続を行なうためのインタフェース部である。
制御部98は、カード発行装置90の全体を制御する制御部であり、カード発行処理部98a、デビット決済処理部98b及びキャッシュアウト処理部98cを有する。
カード発行処理部98aは、遊技店用カードにプリペイド価値を関連付けて発行する処理部である。具体的には、遊技客から決済金額が指定され、決済が完了すると、カード発行処理部98aは、遊技店用カード処理ユニット94からカードIDを取得し、カードIDにプリペイド価値を関連付け、カード管理装置40にプリペイド価値の加算要求を送信することでプリペイド価値を登録する。
このとき、遊技店用カード処理ユニット94が会員カードの挿入を受け付けていれば、遊技店用カード処理ユニット94から取得するカードIDは会員カードのカードIDである。一方、遊技店用カード処理ユニット94が会員カードの挿入を受け付けていなければ、遊技店用カード処理ユニット94が内部から繰り出した一般カードのカードIDを取得することになる。
また、決済金額がプリペイド価値の上限以下であれば、決済金額分をプリペイド価値として関連付ける。決済金額がプリペイド価値の上限を超えていれば、プリペイド価値の上限を関連付け、超過分をキャッシュアウト分の価値としてキャッシュアウト処理部98cに通知する。
なお、カード発行処理部98aは、現金による決済を行う場合には、現金処理ユニット95により決済金額分の貨幣を受け付けて決済完了とする。
一方、デビット決済を用いる場合には、カード発行処理部98aは、デビット決済処理部98bに決済金額を含む決済依頼を出力し、デビット決済処理部98bから決済完了の通知を受ける。
デビット決済処理部98bは、カード発行処理部98aから決済依頼を受けると、管理サーバ100に決済要求を送信する。この決済要求には、決済金額及びデビットカードIDが含まれる。その後、管理サーバ100から決済成功の通知を受信したならば、デビット決済処理部98bは、決済完了の通知をカード発行処理部98aに出力する。
キャッシュアウト処理部98cは、キャッシュアウト分の価値を遊技店用カードに関連付ける処理部である。具体的には、カード発行処理部98aから通知されたキャッシュアウト分の価値と、遊技店用カード処理ユニット94から取得されたカードIDとを関連付け、カード管理装置40にキャッシュアウト分の価値の加算要求を送信することでキャッシュアウト分の価値を登録する。
次に、図2に示したカード管理装置40の構成について説明する。図4は、図2に示したカード管理装置40の構成を示す機能ブロック図である。図4に示すように、カード管理装置40は、表示部41、入力部42、外部ネットワーク通信部43、店舗ネットワーク通信部44、記憶部45及び制御部46を有する。
表示部41は、液晶ディスプレイ装置等の表示デバイスである。入力部42は、キーボードやマウス等の入力デバイスである。外部ネットワーク通信部43は、遊技店外のネットワークを介してデータ通信するためのインタフェース部である。店舗ネットワーク通信部44は、遊技店内において通信回線を介して島コントローラ30、会員管理装置50、賞品管理装置60、精算機80及びカード発行装置90とデータ通信するためのインタフェース部である。
記憶部45は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、遊技種設定データ45a、カード管理データ45b、装置管理データ45c及び手数料設定データ45dを記憶する。
遊技種設定データ45aは、貸出レート及び表示名を遊技種に関連付けたデータである。カード管理データ45bは、プリペイド価値と、キャッシュアウト分の価値と、各遊技種の持玉数と、該カードが挿入されている台間カード処理機10の装置IDを示す使用先装置IDとをカードIDに関連付けたデータである。装置管理データ45cは、遊技店に配置された装置に関するデータである。この装置管理データ45cは、台間カード処理機の装置ID、台間カード処理機10のアドレス、設置場所、併設された遊技機の遊技機ID及び機種データを含む。手数料設定データ45dは、デビット決済やキャッシュアウト分からのプリペイド価値への移行に対する手数料を示すデータである。
制御部46は、カード管理装置40の全体を制御する制御部であり、遊技種設定管理部46a、カード管理部46b、装置管理部46c及び手数料設定部46dを有する。実際には、これらの機能部に対応するプログラムを図示しないROMや不揮発性メモリに記憶しておき、これらのプログラムをCPU(Central Processing Unit)にロードして実行することにより、遊技種設定管理部46a、カード管理部46b、装置管理部46c及び手数料設定部46dにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
遊技種設定管理部46aは、遊技店において使用される遊技種と、レートと、表示名とを対応付けて遊技種設定データ45aとして管理する処理部である。
カード管理部46bは、カード管理データ45bの管理を行う処理部である。具体的には、カード管理部46bは、台間カード処理機10からカード挿入通知データを受信した場合には、カード挿入通知データに示されたカードIDの使用先装置IDを、同じくカード挿入通知データに示された装置IDとする。また、カード挿入通知データに示されたカードIDに関連付けられたプリペイド価値と各レートの持玉数とを価値データとして台間カード処理機10に通知する。また、挿入されたカードが会員カードである場合には、会員管理装置に対してカード挿入通知データを送信する。カード管理部46bは、台間カード処理機10から持玉減算要求データを受信した場合に、持玉減算要求データに示されたレートの持玉数をゼロにクリアする。
また、カード管理部46bは、台間カード処理機10からカードIDを含む玉貸要求データを受信した場合に、該カードIDに関連付けられたプリペイド価値が所定値以上であるか否かを判定する。プリペイド価値が所定値以上である場合には、カード管理部46bは、カード管理データ45bに記憶されるプリペイド価値から所定値を減算して、台間カード処理機10に更新後のプリペイド価値を含む玉貸許可データを送信する。一方、プリペイド価値が所定値未満である場合には、カード管理部46bは、台間カード処理機10に玉貸不可データを通知する。
また、カード管理部46bは、台間カード処理機10から投入された貨幣の金額、カードID及び装置IDを含む入金通知データを受信したならば、該カードIDに関連付けられたプリペイド価値に入金通知に示された金額分のプリペイド価値を加算する。
また、カード管理部46bは、台間カード処理機10から貯玉再プレイ要求データを受信した場合には、該貯玉再プレイ要求データを会員管理装置50に転送する。また、貯玉再プレイ要求データに対する会員管理装置50からの応答データについても、台間カード処理機10に転送する。
また、カード管理部46bは、持玉加算要求データを受信したならば、該当するレートの持玉数に持玉加算要求データに含まれる持玉数を加算する。また、カード管理部46bは、カード排出通知データを受信したならば、該カードIDの使用先装置IDを消去する。
また、カード管理部46bは、賞品管理装置60からカードIDを受信したならば、このカードIDに対応づけられた各レートの持玉数を賞品管理装置60に対して通知する。
さらに、カード管理部46bは、カード発行装置90からプリペイド価値の加算要求を受信したならば、加算要求に示されたカードIDについて、加算要求に示されたプリペイド価値の加算を行ってカード管理データ45bを更新する。
同様に、カード管理部46bは、カード発行装置90からキャッシュアウト分の価値の加算要求を受信したならば、加算要求に示されたカードIDについて、加算要求に示されたキャッシュアウト分の価値の加算を行ってカード管理データ45bを更新する。
また、カード管理部46bは、キャッシュアウト分の価値をプリペイド価値に移行する価値移行の要求を台間カード処理機10から受信した場合には、加算後のプリペイド価値が上限以下であることを条件に、キャッシュアウト分の価値をプリペイド価値に移行してカード管理データ45bを更新する。
また、カード管理部46bは、精算機80からカードIDを受信したならば、このカードIDに対応づけられたプリペイド価値及びキャッシュアウト分の価値を精算機80に対して通知する。そして、精算機80から精算完了を通知されたならば、プリペイド価値及びキャッシュアウト分の価値をゼロにクリアする。
装置管理部46cは、装置管理データ45cの管理を行う処理部である。装置管理部46cは、台間カード処理機10から取得した装置ID、台間カード処理機10のアドレス、設置場所及び遊技機IDに基づいて、装置管理データ45cの生成と更新とを行う。
手数料設定部46dは、デビット決済やキャッシュアウト分からのプリペイド価値への移行に対する手数料を設定する処理部である。デビット決済の手数料は、プリペイド価値分とキャッシュアウト分について個別に設定することができる。また、一般遊技客と会員遊技客のように、遊技客の属性などによって異ならせることもできる。
手数料設定部46dは、設定した手数料を手数料設定データ45dとして記憶部45に格納し、遊技店内のカード発行装置90に適宜配信する。カード発行装置90は、手数料設定データ45dに手数料が設定されている場合には、遊技客が希望する金額に手数料を加算して決済金額を決定することになる。
次に、図4に示したカード管理装置40の記憶部45が記憶するデータの一例について説明する。図5及び図6は、カード管理装置40の記憶部45に記憶されるデータの一例を説明するための説明図である。
図5(a)に示す遊技種設定データ45aは、遊技種名「玉1」に対し、レート「4円」及び表示名「4パチ」を関連付けている。また、遊技種設定データ45aは、遊技種名「玉2」に対し、レート「2円」及び表示名「2パチ」を関連付けている。また、遊技種設定データ45aは、遊技種名「玉3」に対し、レート「1円」及び表示名「1パチ」を関連付けている。
図5(b)に示すカード管理データ45bでは、カードID「1001」にプリペイド価値「2500」と、キャッシュアウト分の価値「0」と、玉1の持玉数「1500」と、玉2の持玉数「2300」と、玉3の持玉数「0」とが関連付けられている。すなわち、カードID「1001」のカードは、台間カード処理機10に挿入されておらず、持玉の管理がカード管理装置40により行われている。このため、使用先装置IDは「−」となっている。
また、図5(b)に示すカード管理データ45bでは、カードID「1002」にプリペイド価値「500」、キャッシュアウト分の価値「0」、各レートの持玉数「0」、使用先装置ID「3004」が関連付けられている。すなわち、カードID「1002」のカードは、装置ID「3004」の台間カード処理機10に挿入されており、持玉数については台間カード処理機10に管理が移っている。このため、各レートの持玉数はゼロである。
また、図5(b)に示すカード管理データ45bでは、カードID「1301」にプリペイド価値「11000」、キャッシュアウト分の価値「19000」、各レートの持玉数「0」、が関連付けられている。すなわち、カードID「1301」のカードは、プリペイド価値及びキャッシュアウト分の価値が関連付けられて発行され、台間カード処理機10に挿入されていない状態である。このため、使用先装置IDは「−」となっている。
また、図5(b)に示すカード管理データ45bでは、カードID「2002」にプリペイド価値「2000」、キャッシュアウト分の価値「0」、各レートの持玉数「0」、使用先装置ID「3001」が関連付けられている。すなわち、カードID「2002」のカードは、装置ID「3001」の台間カード処理機10に挿入されており、持玉については台間カード処理機10に管理が移っている。このため、各レートの持玉数はゼロである。
図5(c)に示す装置管理データ45cは、ID「3001」の台間カード処理機10のネットワーク上のアドレスが「AB.CD.EF.GH」であり、設置場所が「島1−1」であり、接続された遊技機20のIDが「P001」であり、遊技種が「玉3」であり、接続された遊技機20の機種が「EV01」である状態を示している。また、この遊技機20が使用中であることも示している。
図6(d)に示す手数料設定データ45dは、プリペイド価値分のデビット決済、キャッシュアウト分のデビット決済、キャッシュアウトからプリペイド価値への移行のそれぞれについて、手数料を設定している。また、一般遊技客と会員遊技客について個別に手数料を設定している。
具体的には、一般遊技客がプリペイド価値分のデビット決済を行う場合の手数料は「100円/回」である。また、一般遊技客がキャッシュアウト分のデビット決済を行う場合の手数料は「200円/回」である。そして、一般遊技客がキャッシュアウトからプリペイド価値への移行を行う場合の手数料は「100円/回」である。
一方、会員遊技客については、全ての手数料を「0」としている。実際には、デビット決済においては、デビット決済システム側に対して手数料を払う必要があるため、会員遊技客の場合にはこの手数料を遊技店が負担することになる。なお、会員遊技客であるか否かは、カード発行装置90が会員カードを受け付けたか否かによって判別する。従って、会員遊技客であっても会員カードを用いなければ一般球技客として扱われる。
次に、遊技店でのデビット決済の処理手順について説明する。図7は、遊技店でのデビット決済の処理手順を示すフローチャートである。まず、遊技客がカード発行装置90にデビットカードを挿入し、開始操作を行うと、カード発行装置90は遊技店用カードからカードIDを読み出して、カード管理装置40にカードデータの問い合せを行う(ステップS101)。カード管理装置40は、問い合せを受けたカードIDのカードデータをカード発行装置90に応答する(ステップS111)。ここでは、カード発行装置90の内部に収納されていたプリペイドカードのカードID「1301」について問い合せが行われているため、応答されるカードデータは、プリペイド価値、キャッシュアウト用の価値、持玉等が全て「0」である。
その後、遊技客は、カード発行装置90にデビットカードの暗証番号を入力し、購入内容を入力する。図7では、購入内容として「30000円」が入力されている。なお、ここでは説明を省略するが、手数料を課す場合には手数料を加算した値が決済金額となり、手数料についての確認を遊技客に求めることになる。
カード発行装置90は、遊技客により入力された購入内容に基づいて、管理サーバ100にデビット決済要求を送信する(ステップS102)。図7の例では、決済金額は「30000円」である。
管理サーバ100は、カード発行装置90からのデビット決済要求を受けてデビット決済を行い、デビット決済が完了したならば(ステップS121)、決済成功をカード発行装置90に通知する。
決済成功の通知を受けたカード発行装置90は、プリペイドカードのカードID「1301」に決済金額の関連付けを行う。図7では、決済金額がプリペイド価値の上限「11000円」を超えているため、プリペイド価値として上限の「11000円」を関連付け、超過分の「19000円」をキャッシュアウト分として関連付けることになる。
カード発行装置90がカードID「1301」、プリペイド価値「11000円」の加算要求をカード管理装置40に送信すると(ステップS103)、カード管理装置40はプリペイド価値の加算を行い、プリペイド価値の加算完了をカード発行装置90に通知する(ステップS112)。
そして、カード発行装置90がカードID「1301」、キャッシュアウト分「19000円」の加算要求をカード管理装置40に送信すると(ステップS104)、カード管理装置40はキャッシュアウト分の加算を行い、キャッシュアウト分の加算完了をカード発行装置90に通知する(ステップS113)。
カード管理装置40から加算完了の通知を受けたカード発行装置90は、デビットカードを返却し、遊技客がデビットカードを抜き取ったならば、「11000円」分のプリペイド価値が加算されたカードID「1301」の遊技店用カードを排出する。
次に、台間カード処理機10における操作の具体例について説明する。図8は、台間カード処理機10における操作の具体例についての説明図である。図8に示すように、遊技機20に併設された台間カード処理機10に遊技店用カードを挿入すると、台間カード処理機10の表示操作部には、プリペイド価値、キャッシュアウト、持玉などの情報とともに追加入金ボタンとメニューボタンが表示される。
図8では、初期状態として、プリペイド価値「11000」、キャッシュアウト「19000」、持玉「0」の表示を示している。プリペイド価値を玉貸に用いて遊技を行い、プリペイド価値を使い切ると、台間カード処理機10の表示は、プリペイド価値「0」、キャッシュアウト「19000」、持玉「0」となる。
この状態で、追加入金ボタンの操作を受け付けたならば、台間カード処理機10は、キャッシュアウト分の価値をプリペイド価値に移行させるための移行画面を表示する。移行画面では、キャッシュアウト分の価値からどれだけをプリペイド価値に移行させるかを遊技客が任意に入力可能である。ただし、この入力は、移行後のプリペイド価値が上限以下であることが条件となる。
キャッシュアウト分の価値からどれだけをプリペイド価値に移行させるかが入力され、実行ボタンの操作が行われると、台間カード処理機10はカード管理装置40に移行要求を送信することで、キャッシュアウト分の価値からプリペイド価値への移行を行う。
また、追加入金ボタンを操作することなく遊技を終了するならば、台間カード処理機10は遊技店用カードを返却する。遊技客が遊技店用カードを精算機80に挿入すると、精算機80がカード管理装置40にプリペイド価値及びキャッシュアウト分の価値の問い合せを行う。
図8に示した精算機80の画面例では、「プリペイド価値 0円分」、「キャッシュアウト 19000円分」、「合計 19000円」を表示するとともに、精算実行ボタンと取消ボタンを表示している。この画面で遊技客が精算実行ボタンを操作すると、合計金額である19000円分の貨幣が出金されて精算が完了する。
なお、図8では、プリペイド価値とキャッシュアウト分とを合計して精算する場合を示したが、プリペイド価値とキャッシュアウト分とを合計して精算する場合を示したが、プリペイド価値とキャッシュアウト分とを個別に精算する構成とすることも可能である。
次に、精算機80による精算の処理手順について説明する。図9は、精算機80による精算の処理手順を示すフローチャートである。図9に示すように、精算機80に遊技店用カードを挿入すると、精算機80は、挿入されたカードのカードID「1301」を読み取ってカード管理装置40にカードデータの問い合せを行う(ステップS201)。
カード管理装置40は、問い合せを受けたカードID「1301」についてカード管理データ45bを参照し、カードID「1301」に関連付けられたプリペイド価値及びキャッシュアウト分の価値を精算機80に通知する(ステップS211)。
精算機80は、カード管理装置40から通知されたプリペイド価値及びキャッシュアウト分の価値の現金を出金処理し、精算完了をカード管理装置40に通知する(ステップS202)。カード管理装置40は、精算完了の通知を受けてカードID「1301」に関連付けていたプリペイド価値及びキャッシュアウト分の価値をゼロにクリアし、クリア完了を精算機80に通知する(ステップS212)。
これまでの説明では、遊技客がプリペイド価値とキャッシュアウト分の合計金額を入力し、プリペイド価値の上限を超過した分をキャッシュアウト分として関連付ける場合を例に説明を行ったが、プリペイド価値とキャッシュアウト分の価値について個別に金額の入力を受け付けてもよい。
図10は、金額の入力方法と処理についての説明図である。図10(a)は、合計金額を入力する場合を示している。この場合には、遊技客が合計金額として「30000円」を入力すると(S11)、カード発行装置90は合計金額である「30000円」についてデビット決済を実行し(S12)、上限であるプリペイド価値「11000円」の登録(S13)と超過分であるキャッシュアウト分の価値「19000円」の登録(S14)を行う。
一方、図10(b)は、個別金額を入力する場合を示している。この場合には、遊技客がプリペイド価値「10000円」とキャッシュアウト「20000円」を入力すると(S21)、カード発行装置90は合計金額である「30000円」についてデビット決済を実行し(S22)、指定されたプリペイド価値「10000円」の登録(S23)とキャッシュアウト分の価値「20000円」の登録(S24)を行う。
このように、個別金額の入力を受けた場合でも、合計金額でデビット決済を行うこととすれば、デビット決済に要する手数料を削減することができる。また、個別金額の入力内容に従ってプリペイド価値とキャッシュアウト分の価値を登録するので、遊技客は用途ごとに金額を指定して登録を行うことが可能である。
上述してきたように、本実施例に係る決済処理システムでは、遊技店に設置されたカード発行装置90がデビット決済を行い、決済金額を遊技媒体の貸出に利用可能な第1の価値であるプリペイド価値と第2の価値であるキャッシュアウト分の価値に分割してカード管理装置40が管理し、プリペイド価値及びキャッシュアウト分の価値を関連付けた遊技店用カードを発行する。このため、遊技店におけるデビット決済の利便性を向上することができる。
具体的には、遊技店用カードに関連付可能なプリペイド価値に上限を設けた場合に、キャッシュアウト分の価値への関連付を行うことで、プリペイド価値の上限を超えた利用が可能となる。
例えば、デビット決済による決済金額がプリペイド価値の上限を超過する場合に、超過分をキャッシュアウト分の価値として管理することができる。
また、プリペイド価値の上限の範囲内において、キャッシュアウト分の価値をプリペイド価値に移行させることも可能である。キャッシュアウト分の価値をプリペイド価値に移行させる場合には、手数料を設定してもよい。
なお、本実施例では説明を省略したが、キャッシュアウト分の価値に上限を設けてもよいし、キャッシュアウト分の価値とプリペイド価値の合計に上限(例えば30000円)を設けてもよい。また、デビット決済による決済金額に制限を設定してもよい。
また、プリペイド価値としての使用に上限を設けることも可能である。例えば、プリペイド価値としての使用に30000円の上限を設定し、キャッシュアウトの上限を50000円に設定した場合、遊技店用カードにはプリペイド価値11000円とキャッシュアウト分50000円の合計61000円まで関連付けることができる。しかし、プリペイド価値としての使用の制限により、キャッシュアウト分の価値からプリペイド価値に移行可能な価値は19000円までとなる。
また、上述の実施例では、キャッシュアウトに係る現金の払い出しを精算機80により行う構成を中心に説明を行ったが、キャッシュアウトに係る現金の払い出しをカード発行装置90自体が行なう構成で実施することも可能である。特に、プリペイド価値の購入を行わず、キャッシュアウトのみを利用する場合には、カード発行装置90による現金の払い出しが可能な構成は利便性が高い。
また、上述の実施例では、カード発行装置90がデビット決済を行なう構成を例に説明を行ったが、台間カード処理機10など他の装置がデビット決済を行う構成とすることも可能である。例えば、台間カード処理機10がデビット決済を行なう構成では、台間カード処理機10を操作してプリペイド価値の購入とキャッシュアウトを行うことができる。台間カード処理機10がキャッシュアウトを行う場合には、キャッシュアウト金額を遊技店用カードに関連付けて発行し、遊技店用カードを精算機80で精算することで現金の払い出しを受けることができる。
また、上述の実施例では、キャッシュアウト分を現金で払い出す構成について説明を行ったが、キャッシュアウト分を電子マネーとして関連付ける構成とすることも可能である。例えば、スマートフォンなどの携帯端末装置が遊技用のアプリケーションプログラムを実行することで、携帯端末装置を会員カードの代替として使用可能とするケースがあるが、このような場合には、携帯端末装置は会員カードの代替としての機能の他に、電子マネーを関連付ける機能を有することが考えられる。
具体例として、携帯端末装置を会員カードの代替とした状態で、プリペイド価値の購入10000円と、キャッシュアウト20000円のデビット決済を行ったならば、キャッシュアウト分の20000円を現金で払い出すことも可能であるが、20000円分の電子マネーとして携帯端末装置に関連付けることも可能である。
ここで、プリペイド価値の購入分(10000円分)は、例えば台間カード処理機10が携帯端末装置から会員IDに対応するIDを取得し、取得したIDとプリペイド価値の購入分をカード管理装置40に送信することで、プリペイド価値の加算が行われる。
一方、電子マネー分(20000円)は、携帯端末装置が電子マネー管理用のIDとともに電子マネーの管理装置に送信することで、電子マネーの加算、いわゆるチャージが行われることになる。
また、上述の実施例では、プリペイド価値や遊技媒体数などを関連づける媒体であるカードの形態についての詳細な説明を省略したが、かかるカードには、磁気カード、ICカード等が含まれる。また、ここでは説明の便宜上「カード」を例にとって説明したが、かかるカード以外に、チップ、スティック、携帯端末等を用いる場合に本発明を適用することもできる。
また、上述の実施例では、遊技玉を遊技媒体として使用する場合を例に説明を行なったが、スロットマシン用のメダルを用いる場合にも適用可能である。
また、図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部または一部を各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
以上のように、本発明に係る決済処理システム及び決済処理方法は、遊技店におけるデビット決済の利便性を向上することに適している。
10 台間カード処理機
20 遊技機
30 島コントローラ
40 カード管理装置
41 表示部
42 入力部
43 外部ネットワーク通信部
44 店舗ネットワーク通信部
45 記憶部
45a 遊技種設定データ
45b カード管理データ
45c 装置管理データ
45d 手数料設定データ
46、98 制御部
46a 遊技種設定管理部
46b カード管理部
46c 装置管理部
46d 手数料設定部
50 会員管理装置
60 賞品管理装置
80 精算機
90 カード発行装置
91 表示操作部
92 レシートプリンタ
93 デビットカード処理ユニット
94 遊技店用カード処理ユニット
95 現金処理ユニット
96 通信部
98a カード発行処理部
98b デビット決済処理部
98c キャッシュアウト処理部
100 管理サーバ
110 銀行サーバ

Claims (8)

  1. 遊技媒体を用いて遊技を行う遊技機が設置された遊技店における決済処理システムであって、
    利用者の口座から決済金額を引き落として決済を行う決済手段と、
    前記決済金額を前記遊技媒体の貸出に利用可能な第1の価値と前記第1の価値とは異なる第2の価値に分割して管理可能な管理手段と、
    前記第1の価値及び前記第2の価値を関連付けた記憶媒体を発行する記憶媒体発行手段と
    を備えたことを特徴とする決済処理システム。
  2. 前記記憶媒体に関連付可能な前記第1の価値に上限を設けたことを特徴とする請求項1に記載の決済処理システム。
  3. 前記管理手段は、前記決済金額が前記第1の価値の上限を超過する場合に、超過分を前記第2の価値として管理することを特徴とする請求項2に記載の決済処理システム。
  4. 前記管理手段は、前記第1の価値の上限の範囲内において、前記第2の価値を前記第1の価値に移行可能であることを特徴とする請求項2又は3に記載の決済処理システム。
  5. 前記第2の価値から前記第1の価値への移行に対して手数料を設定可能であることを特徴とする請求項4に記載の決済処理システム。
  6. 前記記憶媒体に関連付可能な前記第1の価値と前記第2の価値の合計に上限を設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の決済処理システム。
  7. 前記第1の価値及び前記第2の価値を精算して対応する貨幣を払い出す精算手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の決済処理システム。
  8. 遊技媒体を用いて遊技を行う遊技機が設置された遊技店における決済処理方法であって、
    利用者の口座から決済金額を引き落として決済を行う決済ステップと、
    前記決済金額を前記遊技媒体の貸出に利用可能な第1の価値と前記第1の価値とは異なる第2の価値に分割して管理する管理ステップと、
    前記第1の価値及び前記第2の価値を関連付けた記憶媒体を発行する記憶媒体発行ステップと
    を含むことを特徴とする決済処理方法。
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