JP7438842B2 - ホームドア装置 - Google Patents

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本開示は、ホームドア装置に関するものである。
近年、軌道車両(鉄道車両など)の駅構内に設けられるプラットホームにおいて、ドアが開閉するホームドア装置が設置されている。ホームドア装置は、人や物の軌道上への落下や軌道車両との接触を防止し、乗降客の安全性を向上させる役割を果たしている。
従来のホームドア装置には、軌道からプラットホームを完全に仕切るフルハイトタイプの他に、腰高式扉開閉タイプ、ロープ又はバーが設けられた昇降式タイプがある。これらのタイプは、駅のホームスペース、ホーム強度、停止する車両のドア位置やドア数などに応じて、鉄道事業者によって選定されている。
下記の特許文献1では、脚部に設置されたスライドドアが乗降口を開閉する発明が開示されており、脚部の内部にスライドドア駆動装置が内蔵されている。
特開2017-87907号公報
ホームドア装置における上述したいずれのタイプも、車両扉に対応して設けられた開口を除く範囲は、板状部材によって囲まれた筐体(戸袋)が設置されている。筐体には、ドア又はバー等の支持部、駆動部、制御部などが収容されている。従来の筐体は、異常発生時などにおいて、乗務員や駅係員がホームドア装置と車両の間を確認する際、視認性を阻害する要因となっている。
また、特急などの車両が通過する駅では、車両通過時においてホームドア装置に対して通過風による転倒荷重が大きくかかる。また、地上駅ではホームドア装置に対して、強風時に風速50m/secの風による転倒荷重がかかる。そのため、従来、ホームドア装置の剛性を高める方法が採用されており、ホームドア装置の重量が増加するとともに、プラットホームの固定部にかかる荷重が大きくなっている。これに対処するため、プラットホームの強度を増加させるための工事が必要な場合もある。
その結果、設置工事にかかる時間やコストが増大し、鉄道事業者の負担が大きくなるため費用対効果が低く、乗降客が少ない駅などでは、ホームドア装置の設置が進まず、普及しないという実情がある。
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであって、簡素な構造で、迅速かつ簡易に設置することが可能なホームドア装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示のホームドア装置は以下の手段を採用する。
すなわち、本開示に係るホームドア装置は、プラットホーム上に固定され、前記プラットホームの縁部に沿って設けられる固定柵と、前記固定柵に沿ってスライド移動し、前記プラットホームに停止する車両の車両扉に対応する位置に設けられる開口部を開閉するスライドドアと、前記固定柵とは別に前記プラットホーム上に固定され、前記スライドドアを支持し駆動する駆動部とを備え、前記スライドドアの下部は、前記プラットホーム上で前記駆動部によって支持される
本開示によれば、簡素な構造で、迅速かつ簡易に設置することができる。
本開示の一実施形態に係るホームドア装置を示す正面図であり、開口部を閉鎖した状態を示す。 本開示の一実施形態に係るホームドア装置を示す平面図であり、開口部を閉鎖した状態を示す。 本開示の一実施形態に係るホームドア装置を示す正面図であり、開口部を開放した状態を示す。 本開示の一実施形態に係るホームドア装置を示す平面図であり、開口部を開放した状態を示す。 図1のV-V線で切断した縦断面図である。 図3のVI-VI線矢視図である。 図3のVII-VII線矢視図である。 本開示の一実施形態に係るホームドア装置の固定柵を示す正面図である。 本開示の一実施形態に係るホームドア装置の固定柵を示す側面図である。 本開示の一実施形態に係るホームドア装置の固定柵を示す平面図である。 本開示の一実施形態に係るホームドア装置のスライドドアを示す正面図である。 本開示の一実施形態に係るホームドア装置のスライドドアを示す側面図である。 本開示の一実施形態に係るホームドア装置の駆動部を示す部分拡大正面図である。 本開示の一実施形態に係るホームドア装置の駆動部を示す部分拡大縦断面図である。 本開示の一実施形態に係るホームドア装置の変形例を示す正面図であり、開口部を閉鎖した状態を示す。 本開示の一実施形態に係るホームドア装置の変形例のスライドドアを示す正面図である。 本開示の一実施形態に係るホームドア装置の変形例の固定柵を示す正面図である。
以下に、本開示の一実施形態に係るホームドア装置1について、図面を参照して説明する。
ホームドア装置1は、列車が停止するプラットホーム60に設置され、プラットホーム60上から列車が通過する軌道(線路)に人や物が落下したり、人や物が車両50と接触したりすることを抑制又は防止する。ホームドア装置1は、例えば、約1100mmの高さを有する。
ホームドア装置1は、図1から図4に示すように、固定柵2と、スライドドア3と、駆動部4と、支障物センサ5と、制御盤6などを備える。図1及び図2は、スライドドア3が開口を閉鎖した状態を示し、図3及び図4は、スライドドア3が開口を閉鎖した状態を示している。
固定柵2は、複数台がプラットホーム60の縁部に沿って設けられる。固定柵2は、プラットホーム60の縁部から、例えば約400mmの位置に設置される。固定柵2は、プラットホーム60上で固定される。固定柵2は、図8から図10に示すように、例えば、金属製であり、外枠材7と、外枠材7の内側に設けられた棒状部材8又は開口を有する板状部材などからなる。外枠材7は、例えば、管状部材等が組み合わされて構成される。外枠材7の内側に設けられる棒状部材8又は開口を有する板状部材は、例えば、金属製の棒、パンチングメタルなどである。棒状部材8は、図11に示すように、外枠材9の内部において鉛直方向に配置されてもよいし、図15及び図17に示すように、水平方向に配置されてもよい。
固定柵2の外枠材7の内側には、棒状部材8又は開口を有する板状部材が設けられ、開口を有さない板状部材、例えば金属板が設置される場合と比べて、風圧の影響を受けにくくなり、かつ、視認性が向上する。
隣り合う2台の固定柵2は、プラットホーム60に停止する車両50の車両扉51に対応する位置に開口部が形成されるように、所定の間隔をあけて設置される。固定柵2は、車両扉51に対応する位置以外に、プラットホーム60の縁部に沿って設置される。隣り合う固定柵2の間に形成された開口部を通って乗降客が車両50に対して乗り降りする。開口部の長さは、車両扉51の幅と、車両50の停止精度に基づいて、設定されることが望ましい。例えば、車両扉51の幅が1300mmであり、許容される停止位置が停止基準位置(定位置)の前後750mmである場合、開口部の長さは、約2800mmに設定される。
このように開口部の長さが、車両扉51の幅に対して車両50の停止精度を考慮して余裕を有することで、車両50の停止位置が定位置からずれた場合でも、車両50の停止位置を調整することなく乗降が可能になる。
スライドドア3は、プラットホーム60上に設置された駆動部4に支持され、固定柵2に沿ってスライド移動可能である。スライドドア3は、図11及び図12に示すように、例えば金属製であり、外枠材9と、外枠材9の内側に設けられた棒状部材10又は開口を有する板状部材を有する。棒状部材10又は開口を有する板状部材は、例えば、金属製の棒、パンチングメタルなどである。棒状部材10は、図11に示すように、外枠材9の内部において鉛直方向に配置されてもよいし、図15及び図16に示すように、水平方向に配置されてもよい。
スライドドア3の外枠材9の内側には、棒状部材10又は開口を有する板状部材が設けられ、開口を有さない板状部材、例えば金属板が設置される場合と比べて、風圧の影響を受けにくくなり、かつ、視認性が向上する。
スライドドア3には、スライドドア3の下部に沿って、下部梁11が設置される。下部梁11は、剛性のある部材であり、内部にスライド機構と駆動部品が収容される。下部梁11は、スライドドア3の下部に沿ってスライドドア3に設けられていることから、スライドドアに設置される梁部材が、スライドドアの高さ方向中間部やその上方に設置される場合と比べて、視認性が向上する。
下部梁11には、図11,図13及び図14に示すように、スライド機構としてリニアガイドレール12が側面に設置される。リニアガイドレール12は、下部梁11の一端から他端にわたって設けられる。リニアガイドレール12と係合しリニアガイドレール12に沿ってスライドするリニアガイドブロック13は、例えば駆動部4の上部に設置される。リニアガイドブロック13は、プラットホーム60に固定された支持部14に設置される。スライドドア3は、下部でリニアガイドレール12とリニアガイドブロック13からなるスライド機構によって、固定柵2に沿って移動する。
スライドドア3の下部梁11の上面には、外枠材9が接続されている。図11及び図13に示すように、締結ねじ15などで下部梁11と外枠材9が脱着可能に接続される構成を有していれば、組み立てが容易であり、設置現場(プラットホーム60)まで別々に搬入して、現場で組み立てることができる。また、メンテナンスも容易になる。
さらに、下部梁11は、棒状部材で構成される場合と異なり、高さ方向に面状部分を有し、かつ、固定柵2との違いが明確になるため、視覚障碍者が杖を使ってスライドドア3の位置を確認することが容易になる。また、下部梁11からプラットホーム60の上面までの距離は、例えば200mm以下、より望ましくは150mm以下である。これにより、人が下部梁11の下の隙間から軌道側へ落下しづらくなる。駆動部4が下部に設置されることによって、下部梁11の位置を下方に下げることができる。
ホームドア装置1において、開口のない板材ではなく、棒状部材8,10又は開口を有する板状部材が設置されることで、列車通過時の風圧の影響を受けにくい。その結果、ホームドア装置1を支持するプラットホーム60の補強を低減できる。また、従来のホームドア装置に比べて、簡易な構成であるため、重量が減少し、スライドドア3を支持する駆動部4がコンパクトになる。さらに、固定柵2及びスライドドア3の外枠材7,9の内側を棒状部材8,10とした場合、板材を設ける場合と比べて、乗務員及び駅係員の視認性が向上する。
スライドドア3の上部には、カムフォロア16が設置される。また、固定柵2の上部には、カムフォロア16を案内するガイドレール17が設置される。これにより、スライドドア3は、上部でガイドレール17によって支持されつつ、固定柵2に沿って移動する。また、この構成によれば、従来のホームドア装置のような板状部材で囲まれた戸袋(筐体)が不要になり、プラットホーム60上において、車両50の全長にわたって、視認性が向上する。
駆動部4は、図6及び図7に示すように、固定柵2とは別にプラットホーム60上に固定され、スライドドア3を支持し駆動する。駆動部4は、固定柵2の高さ方向中間部よりも下方に設置され、スライドドア3の下部を支持する。これにより、駆動部4の重心が下部になるため、スライドドア3の安定した支持が可能になる。また、駆動部4が高さ方向中間部やその上方に設置される場合と比べて、視認性が向上する。
駆動部4は、図13及び図14に示すように、モーター18と駆動機構の組み合わせであり、通常用いられている構成を適用できる。例えば、モーター18と、プーリー19と、モータープーリー20と、ベルト21を有する構成によって、スライドドア3が駆動される。図示した駆動部4では、ベルト21がスライドドア3の下端の一端から他端にわたって設置され、ベルト21がプーリー19やモータープーリー20に係合している。モーター18が回転することでモータープーリー20が回転し、プーリー19やモータープーリー20に係合しているベルト21の位置が変化することから、スライドドア3が移動する。駆動部4に適用される駆動機構は、その他、ラックアンドピニオン機構や、チェーン機構などでもよい。
本実施形態では、図5及び図6に示すように、支障物センサ5が、固定柵2とは別の支持部22によってプラットホーム60上に固定される。固定柵2と支障物センサ5は、それぞれ別にプラットホーム60上に固定されるため、固定柵2は、支障物センサ5の全荷重を支持するための強度を必要としない。
支障物センサ5は、プラットホーム60に入線する車両50とスライドドア3の間に設置され、車両50とスライドドア3の間において人や物の有無を検知する。これにより、乗降客の安全性を向上させることができる。
また、プラットホーム60の内側において、固定柵2の端面又は固定柵2の中間に設置された制御盤6に接触検知センサ(図示せず。)が設けられてもよい。接触検知センサは、スライドドア3に接近する人や物の有無を検知する。これにより、プラットホーム60の内側の乗客がスライドドア3に接近していることを検知でき、アラームを発信したり、スライドドア3の開閉動作を停止したりすることで、安全性を向上できる。
スライドドア3は、モーター18によって駆動され、制御信号に基づいて、開閉される。スライドドア3は、例えば、乗務員の操作、又は、車両扉51の開閉動作を検知して、検知結果に基づいて開閉される。これにより、スライドドア3は、自動的に開閉される。スライドドア3の開閉を制御する制御部を有する制御盤6は、例えば固定柵2に設置される。または、制御盤6は、固定柵2とは別にプラットホーム60上に設置されてもよい。
従来構造のホームドア装置の場合は、車両を使ってスライドドアが収納された戸袋を搬入していた。一方、本実施形態によれば、固定柵2、スライドドア3、駆動部4、支障物センサ5及び制御盤6などは、それぞれ分割することが可能な構成を有しており、プラットホーム60に分割したまま搬入でき、搬入の手間が減少する。また、メンテナンスの際、すべての戸袋が一体化されているホームドア装置と異なり、固定柵2ごと、又は、スライドドア3ごとに交換すること容易である。
以上、本実施形態に係るホームドア装置1によれば、簡素な構造で、迅速かつ簡易に設置することができる。
以上説明した各実施形態に記載のホームドア装置は例えば以下のように把握される。
本開示に係るホームドア装置(1)は、プラットホーム(60)上に固定され、前記プラットホームの縁部に沿って設けられる固定柵(2)と、前記固定柵に沿ってスライド移動し、前記プラットホームに停止する車両(50)の車両扉(51)に対応する位置に設けられる開口部を開閉するスライドドア(3)と、前記固定柵とは別に前記プラットホーム上に固定され、前記スライドドアを支持し駆動する駆動部(4)とを備え、前記スライドドアの下部は、前記プラットホーム上で前記駆動部によって支持される
この構成によれば、固定柵が、プラットホームの縁部に沿って設けられ、スライドドアが、固定柵に沿ってスライド移動する。スライドドアは、プラットホームに停止する車両の車両扉に対応する位置に設けられる開口部を開閉する。スライドドアは、下部が駆動部によってプラットホーム上で支持され駆動される。固定柵と駆動部は、それぞれ別にプラットホーム上に固定されるため、固定柵は、駆動部の全荷重を支持するための強度を必要としない。
本開示に係るホームドア装置において、前記駆動部は、前記固定柵の高さ方向中間部よりも下方に設置され、前記スライドドアの下部を支持してもよい。
この構成によれば、駆動部が固定柵の高さ方向中間部よりも下方に設置され、スライドドアの下部が駆動部によって支持されることから、駆動部の重心が下部になる。その結果、スライドドアの安定した支持が可能になる。また、駆動部が、固定柵の高さ方向中間部やその上方に設置される場合と比べて、視認性が向上する。
本開示に係るホームドア装置において、前記スライドドアには、前記スライドドアの下部に沿って下部梁(11)が設置されてもよい。
この構成によれば、下部梁が、スライドドアの下部に沿ってスライドドアに設置されていることから、スライドドアに設置される梁部材が、スライドドアの高さ方向中間部やその上方に設置される場合と比べて、視認性が向上する。
本開示に係るホームドア装置において、前記下部梁に設置されたリニアガイドレール(12)と、前記リニアガイドレールと係合するリニアガイドブロック(13)と、前記固定柵とは別に前記プラットホーム上に設置され、前記リニアガイドブロックを支持する支持部(14)とを備えてもよい。
この構成によれば、リニアガイドレールが下部梁に設置され、リニアガイドブロックが、固定柵とは別にプラットホーム上に設置された支持部によって支持される。リニアガイドレールは、リニアガイドブロックと係合し、スライドドアが下部でリニアガイドレールとリニアガイドブロックからなるスライド機構によって、固定柵に沿って移動する。
本開示に係るホームドア装置において、前記スライドドアの上部に設置されたカムフォロア(16)と、前記固定柵の上部に設置され、前記カムフォロアを案内するガイドレール(17)とを備えてもよい。
この構成によれば、ガイドレールが固定柵の上部に設置され、カムフォロアが、固定柵の上部に設置されて、ガイドレールによって案内される。これにより、スライドドアは、上部でガイドレールによって支持されつつ、固定柵に沿って移動する。
本開示に係るホームドア装置において、前記固定柵は、外枠材(7)と、前記外枠材の内側に設けられた棒状部材(8)又は開口を有する板状部材を備えてもよい。
この構成によれば、固定柵の外枠材の内側には、棒状部材又は開口を有する板状部材が設けられ、開口を有さない板状部材が設置される場合と比べて、風圧の影響を受けにくくなり、かつ、視認性が向上する。
本開示に係るホームドア装置において、前記スライドドアは、外枠材(9)と、前記外枠材の内側に設けられた棒状部材(10)又は開口を有する板状部材を備えてもよい。
この構成によれば、スライドドアの外枠材の内側には、棒状部材又は開口を有する板状部材が設けられ、開口を有さない板状部材が設置される場合と比べて、風圧の影響を受けにくくなり、かつ、視認性が向上する。
本開示に係るホームドア装置において、前記スライドドアの前記外枠材は、前記スライドドアの下部に沿って設置された下部梁(11)に対して脱着可能に接続されてもよい。
この構成によれば、スライドドアの外枠材と、スライドドアの下部に沿って設置された下部梁とが、脱着可能に接続されており、スライドドアの組み立てやメンテナンスが容易になる。
本開示に係るホームドア装置において、複数の前記固定柵は、前記開口部を形成するように、前記プラットホームに停止する車両の車両扉に対応する位置に所定の間隔をあけて設置されてもよい。
この構成によれば、複数の固定柵が所定の間隔をあけて設置され、プラットホームに停止する車両の車両扉に対応する位置に開口部が形成される。
本開示に係るホームドア装置において、前記固定柵とは別にプラットホーム上に固定され、前記車両と前記スライドドアの間の人又は物体の有無を検知するセンサ部を備えてもよい。
この構成によれば、センサ部は、車両とスライドドアの間の人又は物体の有無を検知する。固定柵とセンサ部は、それぞれ別にプラットホーム上に固定されるため、固定柵は、センサ部の全荷重を支持するための強度を必要としない。
1 :ホームドア装置
2 :固定柵
3 :スライドドア
4 :駆動部
5 :支障物センサ
6 :制御盤
7 :外枠材
8 :棒状部材
9 :外枠材
10 :棒状部材
11 :下部梁
12 :リニアガイドレール
13 :リニアガイドブロック
14 :支持部
15 :締結ねじ
16 :カムフォロア
17 :ガイドレール
18 :モーター
19 :プーリー
20 :モータープーリー
21 :ベルト
22 :支持部
50 :車両
51 :車両扉
60 :プラットホーム

Claims (10)

  1. プラットホーム上に固定され、前記プラットホームの縁部に沿って設けられる固定柵と、
    前記固定柵に沿ってスライド移動し、前記プラットホームに停止する車両の車両扉に対応する位置に設けられる開口部を開閉するスライドドアと、
    前記固定柵とは別に前記プラットホーム上に固定され、前記スライドドアを支持し駆動する駆動部と、
    を備え
    前記スライドドアの下部は、前記プラットホーム上で前記駆動部によって支持されるホームドア装置。
  2. 前記駆動部は、前記固定柵の高さ方向中間部よりも下方に設置され、前記スライドドアの下部を支持する請求項1に記載のホームドア装置。
  3. 前記スライドドアには、前記スライドドアの下部に沿って下部梁が設置されている請求項1又は2に記載のホームドア装置。
  4. 前記下部梁に設置されたリニアガイドレールと、
    前記リニアガイドレールと係合するリニアガイドブロックと、
    前記固定柵とは別に前記プラットホーム上に設置され、前記リニアガイドブロックを支持する支持部と、
    を備える請求項3に記載のホームドア装置。
  5. 前記スライドドアの上部に設置されたカムフォロアと、
    前記固定柵の上部に設置され、前記カムフォロアを案内するガイドレールと、
    を備える請求項1から4のいずれか1項に記載のホームドア装置。
  6. 前記固定柵は、外枠材と、前記外枠材の内側に設けられた棒状部材又は開口を有する板状部材を備える請求項1から5のいずれか1項に記載のホームドア装置。
  7. 前記スライドドアは、外枠材と、前記外枠材の内側に設けられた棒状部材又は開口を有する板状部材を備える請求項1から6のいずれか1項に記載のホームドア装置。
  8. 前記スライドドアの前記外枠材は、前記スライドドアの下部に沿って設置された下部梁に対して脱着可能に接続されている請求項7に記載のホームドア装置。
  9. 複数の前記固定柵は、前記開口部を形成するように、前記プラットホームに停止する車両の車両扉に対応する位置に所定の間隔をあけて設置される請求項1から8のいずれか1項に記載のホームドア装置。
  10. 前記固定柵とは別にプラットホーム上に固定され、前記車両と前記スライドドアの間の人又は物体の有無を検知するセンサ部を備える請求項1から9のいずれか1項に記載のホームドア装置。
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