JP7436951B2 - 画像形成装置、画像形成方法及び画像形成プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラムに関し、特に、色校正技術に関する。
近年、画像形成装置において、高画質でカラー印刷する必要性が高まっている。このような画像再現を実現するためには、画像形成装置の経年変化や個体間のばらつき、すなわち個体差等に起因する色の変動を抑制するためにカラープロファイルの調整を含む校正処理を適宜行うことも必要とされる。個体差は、画像読取部の光源の色度ばらつきやカラーフィルタの層厚のばらつきに起因しても発生する。このような画像読取部の個体差は、画像読取部を使用して行われる色校正にも悪影響を与える。このような問題に対して、特許文献1は、画像形成装置内にインラインスキャナーとインライン測色器を搭載し、画像形成装置内部でRGB値とトナー濃度(XYZ値)の個別変換式を作成する技術を提案している。
特開2017-195522号公報
しかしながら、従来技術は、画像形成装置毎にインライン測色器を有することによって紙種やプロセス条件に応じた個別変換式を作成することで良好な中間調の表現が実現できる一方、インライン測色器のばらつきを含むため、画像形成装置の個体差の吸収には限界があった。加えて画像形成装置への測色器の搭載によって装置の大型化やコストアップの要因となるという問題もある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、簡易な構成で画像形成装置の色再現の個体差を抑制するための技術を提供することを目的とする。
本発明は、色材としてCMYのインクを含む複数のインクを使用して生成された基準原稿と、外部の測色器とを使用して色校正可能な画像形成装置であって、原稿上の画像を読み取って画像データを生成する画像読取部と、色材としてCMYのトナーを含む複数のトナーを使用して画像形成媒体上に画像を形成する画像形成部と、前記基準原稿の可視領域の分光反射率と、前記画像形成媒体上に前記トナーを使用して形成されたトナー画像の前記可視領域の分光反射率とを使用して前記基準原稿の色と前記トナー画像の色を近づけるための補正係数を設定し、前記基準原稿を前記画像読取部で読み取って取得されたRGBの各階調値に前記補正係数を乗じて補正し、前記補正されたRGBの各階調値と、前記基準原稿を前記外部の測色器で計測して取得されたデバイス非依存の各値とを使用して、前記取得されたRGBの各階調値から前記デバイス非依存の各値への変換式を生成し、前記変換式を使用してカラープロファイルを生成する色校正処理部とを備える。
本発明は、色材としてCMYのインクを含む複数のインクを使用して生成された基準原稿と、外部の測色器とを使用して色校正可能な画像形成方法を提供する。前記画像形成方法は、原稿上の画像を読み取って画像データを生成する画像読取工程と、色材としてCMYのトナーを含む複数のトナーを使用して画像形成媒体上に画像を形成する画像形成工程と、前記基準原稿の可視領域の分光反射率と、前記画像形成媒体上に前記トナーを使用して形成されたトナー画像の前記可視領域の分光反射率とを使用して前記基準原稿の色と前記トナー画像の色を近づけるための補正係数を設定し、前記基準原稿を前記画像読取工程で読み取って取得されたRGBの各階調値に前記補正係数を乗じて補正し、前記補正されたRGBの各階調値と、前記基準原稿を前記外部の測色器で計測して取得されたデバイス非依存の各値とを使用して、前記取得されたRGBの各階調値から前記デバイス非依存の各値への変換式を生成し、前記変換式を使用してカラープロファイルを生成する色校正処理工程とを備える。
本発明は、色材としてCMYのインクを含む複数のインクを使用して生成された基準原稿と、外部の測色器とを使用して色校正可能な画像形成装置を制御するための画像形成プログラムを提供する。前記画像形成プログラムは、原稿上の画像を読み取って画像データを生成する画像読取部、色材としてCMYのトナーを含む複数のトナーを使用して画像形成媒体上に画像を形成する画像形成部、及び前記基準原稿の可視領域の分光反射率と、前記画像形成媒体上に前記トナーを使用して形成されたトナー画像の前記可視領域の分光反射率とを使用して前記基準原稿の色と前記トナー画像の色を近づけるための補正係数を設定し、前記基準原稿を前記画像読取部で読み取って取得されたRGBの各階調値に前記補正係数を乗じて補正し、前記補正されたRGBの各階調値と、前記基準原稿を前記外部の測色器で計測して取得されたデバイス非依存の各値とを使用して、前記取得されたRGBの各階調値から前記デバイス非依存の各値への変換式を生成し、前記変換式を使用してカラープロファイルを生成する色校正処理部として前記画像形成装置を機能させる。
本発明によれば、簡易な構成で画像形成装置の色再現の個体差を抑制するための技術を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置10の全体構成を示す概略構成図である。 一実施形態に係る画像形成装置10の機能的構成を示すブロックダイアグラムである。 一実施形態に係るプロファイル校正処理の内容を示すフローチャートである。 一実施形態に係る外部測色処理の内容を示す説明図である。 一実施形態に係るトナー再現色のRGB演算処理の内容を示す説明図である。 一実施形態に係るインク再現色のRGB演算処理の内容を示す説明図である。 一実施形態に係る可視帯域における分光反射率とフィルタ透過率の積を示すグラフである。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)を、図面を参照して以下の順序で説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置10の全体構成を示す概略構成図である。図2は、一実施形態に係る画像形成装置10の機能的構成を示すブロックダイアグラムである。画像形成装置10は、画像読取部100と、制御部210と、画像形成部220と、操作表示部230と、記憶部240とを備えている。画像読取部100は、自動原稿送り装置(ADF)160と原稿台(コンタクトガラス)150とを有し、原稿から画像(原画像)を読み取ってデジタルデータである画像データIDを生成する。
画像形成部220は、画像データIDに基づいて印刷媒体(画像形成媒体とも呼ばれる。)に画像を形成して排出する。画像形成部220は、色変換処理部221と、ハーフトーン処理部222と、画像出力部223とを備える。色変換処理部221は、RGBデータである画像データIDをCMYK画像データに色変換する。CMYK画像データは、複数の色材(たとえばCMYK)の各濃度を表す色材階調値を有する色材階調データである。
ハーフトーン処理部222は、ハーフトーン処理を実行してCMYK画像データのハーフトーンデータを生成する。画像出力部223は、ハーフトーンデータに基づいて画像を形成する。操作表示部230は、タッチパネルとして機能するディスプレイ(図示せず)や各種ボタンやスイッチ(図示せず)からユーザーの操作入力を受け付ける。
制御部210は、RAMやROM等の主記憶手段、及びMPU(Micro Processing Unit)やCPU(Central Processing Unit)等の制御手段を備えている。また、制御部210は、各種I/O、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)、バス、その他ハードウェア等のインターフェイスに関連するコントローラ機能を備え、画像形成装置10全体を制御する。制御部210は、色校正処理部211を有している。色校正処理部211の機能については後述する。
記憶部240は、非一時的な記録媒体であるハードディスクドライブやフラッシュメモリー等からなる記憶装置で、制御部210が実行する処理の制御プログラム(画像形成プログラムを含む。)やデータを記憶する。
画像読取部100は、図2に示されるように、光源ドライバ111と、光源112とを備えている。光源112は、原稿Dに光を照射する複数のLED(図示せず)を有する。光源ドライバ111は、主走査方向に配列されている複数のLEDを駆動するLEDドライバであり、光源112のオンオフ駆動制御を行う。これにより、光源112は、可変の駆動デューティのパルス幅変調(PWM)で原稿Dの原稿面を照射光L1で照射することができる。光源112は、一般に色度ばらつきを有している。
照射光L1は、原稿Dの面に垂直な方向に対して45度(傾斜した方向)の角度で照射される。原稿Dは、拡散反射光L2と、正反射光とを含む反射光を反射する。受光素子122は、拡散反射光L2を受光する。
画像読取部100は、さらに、図1に示されるように、原稿Dとイメージセンサ121との間に、第1反射鏡113と、第1キャリッジ114と、第2反射鏡115と、第3反射鏡116と、第2キャリッジ117と、集光レンズ118とを備えている。第1反射鏡113は、原稿Dからの拡散反射光L2を第2反射鏡115の方向に反射する。第2反射鏡115は、拡散反射光L2を第3反射鏡116の方向に反射する。第3反射鏡116は、拡散反射光L2を集光レンズ118の方向に反射する。集光レンズ118は、拡散反射光L2をイメージセンサ121が有する複数の受光素子122(122R,122G,122B)の各受光面(図示せず)に結像する。
3個の受光素子122R,122G,122Bは、それぞれR,G,Bの各色成分のカラーフィルタCFR,CFG,CFBを使用してR,G,Bの3つの色をそれぞれ検知する3本のCCDラインセンサ(図示せず)である。イメージセンサ121は、主走査方向に延びている3本のCCDラインセンサで原稿を走査(副走査)して原稿上の画像をR,G,Bに対応する電圧値の組合せとして取得する。このように、イメージセンサ121は、光電変換処理を行って、主走査方向の画素毎のR,G,Bのアナログ電気信号を出力することができる。カラーフィルタCFR,CFG,CFBは、一般に層厚のばらつきを有している。
第1キャリッジ114は、光源112と第1反射鏡113とを搭載し、副走査方向に往復動する。第2キャリッジ117は、第2反射鏡115と第3反射鏡116とを搭載し、副走査方向に往復動する。第1キャリッジ114及び第2キャリッジ117は、走査制御部として機能する制御部210によって制御される。これにより、光源112は原稿を副走査方向に走査することができるので、イメージセンサ121は、原稿上の2次元画像に応じてアナログ電気信号を出力することができる。
なお、自動原稿送り装置(ADF)160が使用される場合には、第1キャリッジ114及び第2キャリッジ117は、予め設定されている副走査位置に固定され、原稿Dの自動送りによって副走査方向の走査が行われる。なお、ADF160には、片面だけでなく両面を同時にあるいは逐次に読み取るものもある。
ADF160は、紙送りローラー161と、原稿読取スリット162とを備えている。紙送りローラー161は、原稿の自動送りを行い、原稿の読み取りが原稿読取スリット162を介して行われる。この場合には、第1キャリッジ114が予め設定されている副走査位置に固定されるので、第1キャリッジ114に搭載されている光源112も所定位置に固定されることになる。
画像読取部100は、図2に示されるように、さらに、信号処理部123と、シェーディング補正部124と、シェーディング補正テーブル124aと、AGC処理部130と、白基準板132(図1参照)とを備えている。
信号処理部123は、A/D変換機能を有する可変利得増幅器である。信号処理部123は、AGC処理部130で設定され、記憶部240に格納されている利得でアナログ電気信号を増幅し、増幅されたアナログ電気信号をA/D変換してデジタルデータとする。
AGC処理部130は、本実施形態では、黒基準信号と白基準信号とを使用して複数の受光素子122のそれぞれに対して最適な利得とオフセット値とを設定する利得調整部である。黒基準信号は、光源112がオフの状態における受光素子122のアナログ電気信号である。白基準信号は、原稿Dの代わりに白基準板132を照射したときの受光素子122のアナログ電気信号である。
AGC処理部130は、黒基準信号が信号処理部123によってA/D変換されたときの画像データIDのRGBの各階調値が最小値「0」となるようにオフセット値を設定する。AGC処理部130は、このオフセット値を使用して白基準信号が信号処理部123によってA/D変換されたときの画像データIDのRGBの各階調値が最大値「255」となるように利得を設定する。これにより、最小値「0」から最大値「255」までのダイナミックレンジを有効に利用することができる。
シェーディング補正部124は、デジタルデータに対してシェーディング補正を実行して画像データIDを生成する。シェーディング補正は、光源112の長さ方向の光量不均一性やレンズのコサイン4乗則による周辺減光、主走査方向に配列されている複数の受光素子122の感度ムラに起因して発生するシェーディングを抑制するための補正である。これにより、画像読取部100は、RGBの各階調値を有する画像データIDを生成することができる。
画像読取部100は、入力プロファイルで定義された特性を有している。入力プロファイルを使用すれば、デバイス依存のRGB画像データである画像データIDをLab色空間の画像データであるLab画像データやXYZ色空間の画像データであるXYZ画像データといったデバイス非依存の色空間の画像データに変換することができる。これにより、画像形成装置10は、デバイス非依存のLab色空間等を経由して、たとえばsRGB画像データ等に変換してスキャンデータとして出力することができる。
画像形成部220は、出力プロファイルで定義された特性を有している。出力プロファイルを使用すれば、Lab画像データやXYZ画像データをCMYK色空間の画像データであるCMYK画像データに変換することができる。画像形成装置10は、入力プロファイルと出力プロファイルとを組み合わせたデバイスリンクプロファイルを有している。デバイスリンクプロファイルは、複写処理において、色変換処理の負担を軽減させて印刷速度を向上させることができる。
入力プロファイル、出力プロファイル及びデバイスリンクプロファイルは、それぞれルックアップテーブル(LUT:LUT_1,LUT_2,LUT_3)141~143として構成されている。ルックアップテーブル(LUT)141~143は、記憶部240に格納されている。ルックアップテーブル(LUT)141~143は、以下の方法で構成され、画像形成装置10における色再現の個体差を抑制している。
図3は、一実施形態に係るプロファイル校正処理の内容を示すフローチャートである。プロファイル校正処理は、入力プロファイル、出力プロファイル及びデバイスリンクプロファイルを校正することができる。入力プロファイル、出力プロファイル及びデバイスリンクプロファイルは、カラープロファイルとも呼ばれる。
ステップS100では、製造(調整)担当者又はサービスマンは、色材としてインクを使用してオフセット印刷によって印刷されたINK原稿を準備する。オフセット印刷による印刷物は、電子写真プロセスと異なり、面内ムラが小さく、耐摩耗性も高いことからである。これにより、複数台の画像形成装置10の調整にも使用できるため工数削減にも効果を発揮することができる。なお、INK原稿は、色材としてカラーインクを使用したものであれば、オフセット印刷以外の他の印刷方法で生成されたものでもよい。
図4は、一実施形態に係る外部測色処理の内容を示す説明図である。図4(a)は、INK原稿Diの一例を示している。INK原稿Diは、CMYKの各色材の48階調のパッチを含むチャートをオフセット印刷で再現している。INK原稿Diは、基準原稿とも呼ばれる。
ステップS200では、製造(調整)担当者又はサービスマンは、外部測色処理を実行する。外部測色処理では、製造(調整)担当者又はサービスマンは、画像形成装置10の外部の測色器(図示略)を使用してXYZ値とインク分光反射率SRinkλとを波長400nm乃至730nmの範囲で計測する。XYZ値とインク分光反射率SRinkλは、CMYKのパッチ毎に計測される。
ステップS300では、制御部210の色校正処理部211は、予め記憶部240に格納されている2次の近似変換式F1(図4(b)参照)を使用してXYZ値からトナー分光反射率SRtonerλを算出する。トナー分光反射率SRtonerλは、INK原稿Diで計測されたXYZ値を再現するための各波長λnmにおける分光反射率である。トナー分光反射率SRtonerλは、CMYKのパッチ毎に計測される。近似変換式F1の次数は、2次に限定されず、2次以上でもあればよい。
ステップS400では、色校正処理部211は、計算式F2r,F2g,F2b及び計算式F3r,F3g,F3bを使用して、それぞれ3個の受光素子122R,122G,122Bが受光するトナーの反射光の可視帯域の受光強度(又は受光量)の累積値を算出する。
図5は、一実施形態に係るトナー再現色のRGB演算処理の内容を示す説明図である。図5(a)は、波長毎の受光強度算出処理に使用される計算式F2r,F2g,F2bを示している。計算式F2rのRLItonerλはRの波長毎の受光強度である。SRtonerλは、トナー分光反射率である。STrλは、RのカラーフィルタCFRの波長λnmにおける分光透過率である。計算式F2gのGLItonerλは、Gの波長毎の受光強度である。SRtonerλはトナー分光反射率である。STgλは、GのカラーフィルタCFGの波長λnmにおける分光透過率である。計算式F2bのBLItonerλはBの波長毎の受光強度である。SRtonerλはトナー分光反射率である。STbλは、BのカラーフィルタCFBの波長λnmにおける分光透過率である。
図5(b)は、可視帯域の受光強度算出処理に使用される計算式F3r,F3g,F3bを示している。計算式F3rのRLItoner_sumは、可視帯域(たとえば波長400nm乃至730nm)におけるRLItonerλの累積値である。計算式F3gのGLItoner_sumは、可視帯域(波長400nm乃至730nm)におけるGLItonerλの累積値である。計算式F3bのBLItoner_sumは、可視帯域(波長400nm乃至730nm)におけるBLItonerλの累積値である。
すなわち、RLItoner_sumは、受光素子122Rが受光する可視帯域の受光強度の累積値である。GLItoner_sumは、受光素子122Gが受光する可視帯域の受光強度の累積値である。BLItoner_sumは、受光素子122Bが受光する可視帯域の受光強度の累積値である。
ステップS400では、さらに、色校正処理部211は、計算式F5r,F5g,F5b及び計算式F6r,F6g,F6bを使用して、それぞれ3個の受光素子122R,122G,122Bが受光するインクの反射光の可視帯域の受光強度の累積値を算出する。
図6は、一実施形態に係るインク再現色のRGB演算処理の内容を示す説明図である。図6(a)は、波長毎の受光強度算出処理に使用される計算式F5r,F5g,F5bを示している。計算式F5rのRLIinkλはRの波長毎の受光強度である。SRinkλは、インク分光反射率である。STrλは、RのカラーフィルタCFRの波長λnmにおける分光透過率である。計算式F5gのGLIinkλは、Gの波長毎の受光強度である。SRinkλはインク分光反射率である。STgλは、GのカラーフィルタCFGの波長λnmにおける分光透過率である。計算式F5bのBLIinkλはBの波長毎の受光強度である。SRinkλはインク分光反射率である。STbλは、BのカラーフィルタCFBの波長λnmにおける分光透過率である。
図6(b)は、可視帯域の受光強度算出処理に使用される計算式F6r,F6g,F6bを示している。計算式F6rのRLIink_sumは、可視帯域(たとえば波長400nm乃至730nm)におけるRLIinkλの累積値である。計算式F6gのGLIink_sumは、可視帯域(波長400nm乃至730nm)におけるGLIinkλの累積値である。計算式F6bのBLIink_sumは、可視帯域(波長400nm乃至730nm)におけるBLIinkλの累積値である。
すなわち、RLIink_sumは、受光素子122Rが受光する可視帯域の受光強度の累積値である。GLIink_sumは、受光素子122Gが受光する可視帯域の受光強度の累積値である。BLIink_sumは、受光素子122Bが受光する可視帯域の受光強度の累積値である。
図7は、一実施形態に係る可視帯域における分光反射率とフィルタ透過率の積を示すグラフである。図7(a)は、可視帯域におけるイエロートナーの濃度4水準における分光反射率とフィルタ透過率(カラーフィルタCFB)の積を示している。イエロートナーは、Bの色を吸光してイエローの色を再現するトナーである。本実施形態では、3個の受光素子122R,122G,122Bは、いずれも可視光の帯域の受光強度に応じて電圧を出力し、ほぼ同一の特性を有している。
第1の曲線Lは、イエロートナーが形成されていない印刷用紙の地肌の分光反射率とフィルタ透過率の積を示している。第2の曲線M1は、比較的に薄くイエロートナーが形成されている印刷用紙の地肌の分光反射率とフィルタ透過率の積を示している。第3の曲線M2は、比較的に厚くイエロートナーが形成されている印刷用紙の地肌の分光反射率とフィルタ透過率の積を示している。第4の曲線Hは、ベタのイエロートナーが形成されている印刷用紙の地肌の分光反射率とフィルタ透過率の積を示している。
このように、3個の受光素子122R,122G,122Bは、ほぼ同一の特性で可視光の帯域の受光強度に応じて電圧を出力し、それぞれカラーフィルタCFR,CFG,CFBの透過率の特性に応じてRGBの光として検知する。よって、RGB階調値は、可視光の帯域又はRGBの各特性を有すると予め設定されている帯域の波長の分光反射率と分光透過率の積の積分値(又は累積値)と高い正の相関関係を有している。
ステップS500では、色校正処理部211は、予め記憶部240に格納されている近似変換式F4r,F4g,F4bを使用して、RLItoner_sum,GLItoner_sum,BLItoner_sumからそれぞれRGBの各階調値R_toner,G_toner,B_tonerを算出する。
ステップS500では、さらに、色校正処理部211は、予め記憶部240に格納されている近似変換式F7r,F7g,F7bを使用して、RLIink_sum,GLIink_sum,BLIink_sumからそれぞれRGBの各階調値R_ink,G_ink,B_inkを算出する。
図7(b)は、一実施形態に係るインク再現色のRGB演算処理の内容を示す説明図である。トナー及びインクの分光反射率を比較して示すグラフである。本願発明者は、トナー及びインクの分光反射率の比が略一定であることをシミュレーションや実験で確認した。
ステップS600では、色校正処理部211は、補正倍率算出処理を実行する。補正倍率算出処理では、色校正処理部211は、計算式F8r,F8g,F8bを使用してRGBの各補正倍率γr,γg,γbを算出する(図6(d)参照)。補正倍率は、補正係数とも呼ばれる。
ステップS700では、画像読取部100は、INK原稿Di(図4(a)参照)の画像読取りを実行し、取得したRGBの各階調値にRGBの各補正倍率γr,γg,γbを乗ずる。これにより、画像読取部100は、色材としてインクではなくトナーを使用した場合のトナー出力紙相当のRGB値を取得することができる。
ステップS800では、色校正処理部211は、変換式生成処理を実行する。変換式生成処理では、色校正処理部211は、ステップS200で取得したXYZ値とトナー出力紙相当のRGB値とを使用して、トナー出力紙相当のRGB値からXYZ値への近似変換式を生成する。本明細書では、近似変換式は、広い意味を有し、近似式とテーブルとを含んでいる。
ステップS900では、色校正処理部211は、近似変換式を使用して入力プロファイル、出力プロファイル及びデバイスリンクプロファイルを更新し、記憶部240に格納する。
このように、一実施形態に係る画像形成装置10は、色材としてCMYのインクを含む複数のインクを使用して生成された基準原稿と、外部の測色器とを使用して色校正可能に構成されている。これにより、画像形成装置10は、簡易な構成で画像形成装置の色再現の個体差を抑制することができる。
変形例:本発明は、上記実施形態だけでなく、以下のような変形例でも実施することができる。
変形例1:上記実施形態では、基準原稿の分光反射率の可視領域における累積値と、トナー画像の分光反射率の可視領域における累積値との比を使用して補正倍率が決定されているが、たとえば予め設定されているRGBの各帯域内の累積値を使用して決定してもよい。
変形例2:上記実施形態では、補正倍率は、RGBの色毎に設定されているが、パッチ毎に設定し、パッチ間の階調は内部補間によって設定するようにしてもよい。これにより、トナー及びインクの分光反射率の比が非線形でも本発明を適用することができる。
10 画像形成装置
210 制御部
211 色校正処理部
220 画像形成部
230 操作表示部
240 記憶部
100 画像読取部
111 光源ドライバ
112 光源
121 イメージセンサ
122(122R,122G,122B) 受光素子
123 信号処理部
124 シェーディング補正部
130 AGC処理部
150 原稿台
160 自動原稿送り装置
162 原稿読取スリット

Claims (5)

  1. 色材としてCMYのインクを含む複数のインクを使用して生成された基準原稿と、外部の測色器とを使用して色校正可能な画像形成装置であって、
    原稿上の画像を読み取って画像データを生成する画像読取部と、
    色材としてCMYのトナーを含む複数のトナーを使用して画像形成媒体上に画像を形成する画像形成部と、
    前記基準原稿の可視領域の分光反射率と、前記画像形成媒体上に前記トナーを使用して形成されたトナー画像の前記可視領域の分光反射率とを使用して前記基準原稿の色と前記トナー画像の色を近づけるための補正係数を設定し、前記基準原稿を前記画像読取部で読み取って取得されたRGBの各階調値に前記補正係数を乗じて補正し、前記補正されたRGBの各階調値と、前記基準原稿を前記外部の測色器で計測して取得されたデバイス非依存の各値とを使用して、前記取得されたRGBの各階調値から前記デバイス非依存の各値への変換式を生成し、前記変換式を使用してカラープロファイルを生成する色校正処理部と、
    を備え
    前記色校正処理部は、前記外部の測色器を使用して取得されたデバイス非依存の値を所定の2次以上の近似変換式を使用して演算することによって、前記デバイス非依存の値を前記トナー画像で再現するための分光反射率を算出する画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置であって、
    前記色校正処理部は、前記基準原稿の分光反射率の可視領域における累積値と、前記トナー画像の分光反射率の可視領域における累積値との比を使用して前記補正係数を決定する画像形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置であって、
    前記基準原稿は、色材としてインクを使用してオフセット印刷で生成されている画像形成装置。
  4. 色材としてCMYのインクを含む複数のインクを使用して生成された基準原稿と、画像形成装置の外部の測色器とを使用して色校正可能な画像形成方法であって、
    原稿上の画像を読み取って画像データを生成する画像読取工程と、
    色材としてCMYのトナーを含む複数のトナーを使用して画像形成媒体上に画像を形成する画像形成工程と、
    前記基準原稿の可視領域の分光反射率と、前記画像形成媒体上に前記トナーを使用して形成されたトナー画像の前記可視領域の分光反射率とを使用して前記基準原稿の色と前記トナー画像の色を近づけるための補正係数を設定し、前記基準原稿を前記画像読取工程で読み取って取得されたRGBの各階調値に前記補正係数を乗じて補正し、前記補正されたRGBの各階調値と、前記基準原稿を前記外部の測色器で計測して取得されたデバイス非依存の各値とを使用して、前記取得されたRGBの各階調値から前記デバイス非依存の各値への変換式を生成し、前記変換式を使用してカラープロファイルを生成する色校正処理工程と、
    を備え
    前記色校正処理工程は、前記外部の測色器を使用して取得されたデバイス非依存の値を所定の2次以上の近似変換式を使用して演算することによって、前記デバイス非依存の値を前記トナー画像で再現するための分光反射率を算出する画像形成方法。
  5. 色材としてCMYのインクを含む複数のインクを使用して生成された基準原稿と、外部の測色器とを使用して色校正可能な画像形成装置を制御するための画像形成プログラムであって、
    原稿上の画像を読み取って画像データを生成する画像読取部、
    色材としてCMYのトナーを含む複数のトナーを使用して画像形成媒体上に画像を形成する画像形成部、及び
    前記基準原稿の可視領域の分光反射率と、前記画像形成媒体上に前記トナーを使用して形成されたトナー画像の前記可視領域の分光反射率とを使用して前記基準原稿の色と前記トナー画像の色を近づけるための補正係数を設定し、前記基準原稿を前記画像読取部で読み取って取得されたRGBの各階調値に前記補正係数を乗じて補正し、前記補正されたRGBの各階調値と、前記基準原稿を前記外部の測色器で計測して取得されたデバイス非依存の各値とを使用して、前記取得されたRGBの各階調値から前記デバイス非依存の各値への変換式を生成し、前記変換式を使用してカラープロファイルを生成する色校正処理部として前記画像形成装置を機能させ
    前記色校正処理部は、前記外部の測色器を使用して取得されたデバイス非依存の値を所定の2次以上の近似変換式を使用して演算することによって、前記デバイス非依存の値を前記トナー画像で再現するための分光反射率を算出する画像形成プログラム。
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