JP7436767B2 - ブレザ装置およびブレザ装置を備えるエンジン - Google Patents
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Description
本発明のブレザ装置によれば、オイル分離部材はスチールウールであり、シールド部材は金属板であるので、使用する材料費を抑制できるので、コストダウンを図ることができる。
本発明のブレザ装置によれば、シールド部材の内面に設けられた凸形状部分は、エンジンの前後方向に沿って形成され、シールド部材の内面とオイル分離部材の下面との間に隙間を形成する。そのため、ブローバイガスの流速を上げるとともに流れを阻害しないことから、従来必要であったラビリンス構造や絞り部が不要である。従って、ブレザ装置の小型化を図ることができ、ブローバイガスの気液分離性を向上させることができる。
本発明のブレザ装置によれば、シールド部材の内面と、オイル分離部材の下面と、の間の隙間は、ヘッドカバーの内部空間に対して、四方に開放されている。そのため、負圧の発生をより確実に抑えることができる。このため、ブローバイガスから分離したオイル分がブレザ装置のブレザ室内に溜まりにくくして、オイル分をヘッドカバー内に容易に落下させることができ、ブローバイガスの気液分離性を向上させることができる。
本発明のブレザ装置によれば、シールド部材と穴開き部材との2段構造を採用することで、ブローバイガスの流速を絞って(上げて)、穴開き部材により、オイル分離部材の下面においてオイル分をキャッチできる。このため、ブローバイガスの気液分離性を向上させることができる。
本発明のブレザ装置によれば、凹凸形状部分を内周部に有する筒状の液化部材が、オイル分離部材に配置されているので、ブローバイガスのオイル分とガス成分との分離をさらに効率よく行うことができる。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。また、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の実施形態に係るブレザ装置を備えるエンジンを示す断面図である。図2は、図1に示すエンジンのA-A線における断面図である。図3は、図1に示すエンジンのB-B線における断面図である。本明細書では、図面は、図示の簡単化のために、断面を示すハッチングの表示を省略している。図面において、X方向は、図1に示すエンジン1の前後方向である。Y方向は、エンジン1の左右方向である。Z方向は、エンジン1の上下方向である。X、Y、Z方向は、互いに直交している。
エンジン1は、シリンダヘッド2とヘッドカバー3を備え、ヘッドカバー3は、シリンダヘッド2の上に搭載されている。ヘッドカバー3は、上面部4と、四方の側面部5,6,7,8を有し、ヘッドカバー3の内部空間9は閉鎖された空間である。
ヘッドカバー3は突出部11を有し、突出部11は、上面部4においてZ1方向(上方向)に突出して設けられている。ブレザ装置10は、この突出部11と、調圧弁(ダイヤフラム)12と、オイル分離部材20と、シールド部材30と、により構成されている。突出部11は例えば円筒状であり、突出部11の内部にはブレザ室13が形成されている。
シールド部材30の隙間形成部40は、内面42において2本の隙間形成用の凸形状部分41,41を有しており、凸形状部分41,41は、X方向に沿って長く形成されている。すなわち、凸形状部分41,41は、ブローバイガスが流れる流路方向に設定されているので、ブローバイガスの流速を上げてオイル分離部材20の大径部分21の下面21Fに送り込むことができるとともに、オイル分離部材20で分離したオイルをヘッドカバー3の内部空間9側に排出できる。このため、オイル分離部材20で分離したオイルの排出性を向上できる。また、シールド部材30の隙間形成部40は、内面42において2本の隙間形成用の凸形状部分41,41は、シールド部材30の機械的な強度を上げることができるので、逆に言えばシールド部材30の薄型化を図っても、機械的な強度を確保できることになる。
(第2実施形態)
次に、図4を参照して、本発明の第2実施形態を説明する。
図4に示すブレザ装置10Aでは、シールド部材30は、穴開き部材70を有する。4つの取付基部39Bの長さが下方に伸ばしてあり、シールド部材30の隙間形成部40と、オイル分離部材20の下面21Gとの間には、板状の穴開き部材70が配置されている。この穴開き部材70は、例えばパンチングメタル板を採用でき、複数の例えば円形状の貫通穴71を有する。オイル分離部材20は円柱状であり、穴開き部材70は、オイル分離部材20の下面21Gを密着して支持している。あるいは、穴開き部材70とオイル分離部材20の下面21Gとの間には、少し隙間があるようにしても良い。隙間形成部40の四方は、ヘッドカバー3の内部空間9に対して均等に開放されている。すなわち、ヘッドカバー3の内壁とシールド部材30との間に、四方に開放された隙間Gが形成されている。
次に、本発明の第3実施形態を、図5と図6を参照して説明する。図5は、ブローバイガスを液化させてオイル成分を分離するための液化部材の構造例を示す斜視図である。図6は、図5に示す液化部材がブレザ装置10Bに搭載されている一例を示す断面図である。図5に示すように、液化部材80は、金属製の筒体81の内周面に凹凸形状部分82を形成した構造になっている。凹凸形状部分82は、筒体81の内周面に沿って形成されており、複数の凸部83を有する。凸部83は、筒体81の軸方向に沿って形成されており、例えば断面三角形になっていて、筒体81内の内側の表面積を増大させている。
次に、本発明の第4実施形態を、図7を参照して説明する。図7は、図5に示す液化部材がブレザ装置10Cに搭載されている他の例を示す断面図である。図5に示す液化部材80は、図7に示すようにオイル分離部材20の下面21Fに密着して配置されている。液化部材80とオイル分離部材20を組み合わせて使用することで、ブローバイガスのオイル分とガス成分の分離をさらに効率よく行うことができる。ブローバイガスを液化することで、ブローバイガスに含まれるオイル分がヘッドカバー3の外部に流出するのを防ぐことができる。
例えば、図示したエンジン1は、例えばターボチャージャ付きの過給式のディーゼルエンジンである。しかし、これに限らず、本発明のエンジンは、自然吸気式のディーゼルエンジン等であってもよい。
Claims (7)
- エンジンのヘッドカバーに配置されて、ブローバイガスからオイル分とガス成分とを分離するブレザ装置であって、
前記オイル分を分離して前記ガス成分を通すオイル分離部材と、
前記ブローバイガスが前記オイル分離部材に導入される部分において前記オイル分離部材から離れて配置されて、前記オイル分離部材に対して隙間を形成するシールド部材と、
を備え、
前記シールド部材は、前記オイル分離部材の下面に対面する内面に設けられた複数の凸形状部分を有し、
前記複数の凸形状部分のそれぞれは、前記エンジンの前後方向に沿って形成され、前記シールド部材の前記内面と前記オイル分離部材の前記下面との間に前記隙間を形成することを特徴とするブレザ装置。 - 前記前後方向に対して垂直な切断面における前記凸形状部分の断面形状は、三角形状または半円形状であることを特徴とする請求項1に記載のブレザ装置。
- 前記オイル分離部材は、スチールウールであり、前記シールド部材は、前記オイル分離部材の前記下面に対して前記隙間を形成している金属板であることを特徴とする請求項1または2に記載のブレザ装置。
- 前記シールド部材の前記内面と、前記オイル分離部材の前記下面と、の間の前記隙間は、前記ヘッドカバーの内部空間に対して四方に開放されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載のブレザ装置。
- 前記シールド部材と、前記オイル分離部材と、の間に配置され、複数の貫通穴を有する穴開き部材をさらに備えたことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載のブレザ装置。
- 前記オイル分離部材に配置され、前記ブローバイガスを液化するための凹凸形状部分を内周部に有する筒状の液化部材をさらに備えたことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載のブレザ装置。
- エンジンのヘッドカバーに配置されて、ブローバイガスからオイル分とガス成分とを分離するブレザ装置を備えるエンジンであって、
前記ブレザ装置は、
前記オイル分を分離して前記ガス成分を通すオイル分離部材と、
前記ブローバイガスが前記オイル分離部材に導入される部分において前記オイル分離部材から離れて配置されて、前記オイル分離部材に対して隙間を形成するシールド部材と、
を有し、
前記シールド部材は、前記オイル分離部材の下面に対面する内面に設けられた複数の凸形状部分を有し、
前記複数の凸形状部分のそれぞれは、前記エンジンの前後方向に沿って形成され、前記シールド部材の前記内面と前記オイル分離部材の前記下面との間に前記隙間を形成することを特徴とするエンジン。
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| JP2020216807A JP7436767B2 (ja) | 2020-12-25 | 2020-12-25 | ブレザ装置およびブレザ装置を備えるエンジン |
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