JP7436193B2 - 数値制御装置、数値制御システム及び付箋管理方法 - Google Patents

数値制御装置、数値制御システム及び付箋管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、付箋機能を有する数値制御装置、数値制御システム及び付箋管理方法に係り、特に、紙に代わる付箋を数値制御装置上で作成、及び表示が可能な、工作機械、産業機械又はロボット等の数値制御装置、数値制御システム及び付箋管理方法に関するものである。
工場では、工作機械の状態を変更した場合(例えば、CNCパラメータ、工具オフセット、マクロ変数、若しくは加工プログラムを変更した場合、又は工具やチップを交換したり、治具の位置を変えた場合)に、元に戻せるように情報を記録するためや、次に機械を使う人に情報を伝達するために、メッセージを書き込んだ付箋又はメモ帳を工作機械に貼ることがある。
しかし、工作機械はクーラント又は潤滑油等の油を扱うため、付箋が剥がれやすかったり、使用したペンが油まみれになってしまう問題がある。また、展示場のような第三者が出入りする環境だと、見せたくないメッセージを第三者に見られてしまう可能性がある。さらに、例に挙げた工作機械の状態には、桁数の大きな数値で表されるものもあり、写し間違いをする可能性がある。次に機械を使う人に情報を伝達する際、複数の工作機械が存在すると、うまく付箋を扱わないと情報の伝達が正しく行われない可能性もある。
メール又はチャット等の情報を伝達する仕組みはあるが、見落としたり、事務所に戻らないと読めなかったり不便なことも多く、付箋に代わる手段にはなっていない。
また、一部の工作機械にはメモ帳のような機能が内蔵されているが、数値制御装置のアプリケーションの一つであるため、電源が切られているなどして操作できない時は表示できない。また、画面上でフリーハンド又はキーボードによって文章を打ち込むのは、紙に書くのと比べて時間がかかり、付箋に代わる手段にはなっていない。
そこで、下記のような従来技術が提案されている。
特許文献1には、数値制御装置の画面の画像データを含むメモを作成し、数値制御装置内で利用することを可能とした数値制御装置が記載されている。具体的には、数値制御装置は、画面を識別する画面識別子が付加された画面を表示する画面表示部と、画面表示部に表示された画面を画像データとして保存する画像保存部と、画像データに対してメモデータを付加するメモ入力部と、メモデータと画面識別子とを関連付けて記録するメモ管理部と、を有する。
特許文献2には、加工装置の加工処理に関する詳細な情報の管理を容易に行える数値制御装置が記載されている。具体的には、数値制御装置は、被加工物を加工する加工装置の数値制御を行なうとともに、加工装置の加工処理中の状態に関する状態情報を表示する数値制御装置において、外部から入力される付箋登録指示に基づいて表示中の状態情報を抽出し、抽出した状態情報を含む付箋情報を作成する付箋変換部と、加工装置への加工処理の設定または加工装置の加工履歴に関する加工情報と付箋変換部が作成した付箋情報とを対応付ける加工情報登録部と、加工情報登録部が対応付けした加工情報および状態情報を記憶する付箋記憶部と、加工情報記憶部と、を備える。
特許文献3には、備忘録用のデータを登録記憶する記憶領域とその表示手段を設けた数値制御装置が記載されている。具体的には、数値制御装置は、データを表示、変更できる機能を有する数値制御装置において、表示されたデータを変更する際の備忘メモ情報を入力する備忘メモ入力手段と、表示されたデータの領域を指定する領域指定手段と、領域指定手段により指定された領域指定に基づき、表示されたデータの表示情報からデータを抽出する領域抽出制御部と、領域抽出制御部により抽出された抽出データと、備忘メモ入力手段により入力された備忘メモ情報とを備忘情報として記憶する備忘情報記憶部と、備忘情報記憶部に前記備忘情報の登録を指示する登録指示手段と、備忘情報記憶部に登録された備忘情報の消去を指示する消去指示手段と、登録指示手段からの登録指示により、備忘情報を備忘情報記憶部に登録すると共に、消去指示手段からの消去指示により、登録された備忘情報を消去する登録制御部と、備忘情報記憶部に登録された備忘情報の表示を指示する備忘情報表示指示手段とを備える。
特開2017-97471号公報 特開2007-286960号公報 特開平7-78015号公報
数値制御装置の表示部の画面にメモ又は付箋を表示する場合、電源がオフの場合にはメモ又は付箋を確認することができない。
また、数値制御装置の表示部の画面にメモ又は付箋を表示する場合、メモ又は付箋以外の情報を表示できなかったり、メモ又は付箋と、それ以外の情報とを重ねて表示する必要があった。
(1) 本開示の第1の態様の制御装置は、表示部と、前記表示部に表示する情報を記憶する主記憶部と、前記表示部と前記主記憶部とに接続される主電源とを備えた数値制御装置であって、
付箋のメッセージを表示する付箋用表示部と、
前記付箋用表示部に表示する前記メッセージを記憶する付箋用主記憶部と、
前記付箋用表示部と前記付箋用主記憶部とに接続される付箋用電源と、
を備えた数値制御装置である。
(2) 本開示の第2の態様の数値制御システムは、上記(1)に記載の数値制御装置を複数備え、
複数の該数値制御装置はそれぞれ、前記付箋用電源に接続される通信部を備え、前記複数の該数値制御装置はそれぞれの前記通信部を介して互いに接続され、
前記複数の数値制御装置のうちの一の数値制御装置の前記通信部は、前記一の数値制御装置の前記主電源のオフ時に他の数値制御装置から送信される前記メッセージを受信し、前記一の数値制御装置の前記付箋用主記憶部に書き込む数値制御システムである。
(3) 本開示の第3の態様の付箋管理方法は、上記(2)に記載の数値制御システムの付箋管理方法であって、
前記複数の前記数値制御装置のうちの一の数値制御装置からの情報に基づいて他の数値制御装置の前記付箋用表示部に同じメッセージを表示又は前記他の数値制御装置の前記付箋用表示部に表示された同じメッセージを同時に消去する付箋管理方法である。
本開示の態様の数値制御装置によれば、数値制御装置に付箋用主記憶部と付箋用表示部と付箋用電源を設けることで、主電源がオフの場合でも付箋を確認することができる。また、表示部とは別の付箋用表示部を設けることで、表示部に表示される数値制御に用いられる情報等の情報とは別に付箋を表示することができる。
また本開示の数値制御システム及び付箋管理方法によれば、主電源がオフの場合でも他の数値制御装置からメッセージを受信し、付箋を表示することができる。
本発明の一実施形態の数値制御装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態で使用する付箋設定データの一例を示す図である。 数値制御装置に含まれる付箋用主記憶部の構成を示すブロック図である。 更新履歴の一例を示す図である。 付箋管理部により表示部に表示される付箋管理画面の一例を示す図である。 付箋作成ウィンドウの一例を示す図である。 引用ウィンドウの一例を示す図である。 付箋管理設定ウィンドウの一例を示す図である。 付箋管理画面で設定を行った際の、ログイン前の付箋用表示部の表示画面の一例を示す図である。 図9に示した表示画面の設定後に、別の数値制御装置で表示画面のうちの1つの付箋が削除されたときの表示画面を示す図である。 図9に示した表示画面のうちの1つの付箋が削除された後に、佐藤が数値制御装置にログインした際の表示画面を示す図である。 自身以外の数値制御装置に対する付箋の作成及び削除を行う付箋の管理方法の例を示すフロー図である。 更新履歴による付箋設定データ更新の動作を示すフローチャートである。 数値制御装置を含む工作機械の外観図である。 工作機械の前面に露出する、数値制御装置の表示部の画面、付箋用表示部の画面及び入力部となる操作盤を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態の数値制御装置の構成を示すブロック図である。図2は本実施形態で使用する付箋設定データの一例を示す図である。図3は数値制御装置に含まれる付箋用主記憶部の構成を示すブロック図である。
なお、本実施形態の数値制御装置は、工作機械に用いられる場合、工具又はワークの移動を指令する加工プログラムに基づいて補間処理及び加減速処理等の処理を行い、モータを制御するサーボ制御部に出力する位置指令等の制御指令を生成するための構成部を備える。しかし、この構成部の構成及び動作は公知であり、例えば、特開2018-120543号公報、特開2018-097814号公報等において、工作機械に用いられる数値制御装置が公開されているため説明を省略する。
図1に示すように、数値制御装置10は、補助記憶部101、付箋管理部102、主記憶部103、表示部104、付箋用主記憶部105、付箋用表示部106、付箋用電源107、通信部108、入力部109、入力データ変換部110、主電源111及びRFID(Radio Frequency Identification)112を備えている。
補助記憶部101は、工作機械情報記憶部1011と付箋設定データ記憶部1012とを備えている。工作機械情報記憶部1011は例えば、加工プログラム、CNCパラメータ、工具オフセット、マクロ変数、ログインユーザID、現在の日時等の工作機械情報を保存している。付箋設定データ記憶部1012は数値制御装置10が管理する付箋設定データを保存し、例えば第1付箋、第2付箋及び第3付箋のように付箋ごとに分けて付箋設定データを保存している。第1付箋、第2付箋及び第3付箋のそれぞれは、例えば更新日時、メッセージ、表示条件、削除条件等の付箋設定データを含んでいる。
本実施形態で使用する付箋設定データの一例を図2に示す。この例では、テキストデータのXML形式で登録している。図2に示す各タグの意味は次の通りである。
・ → tag:付箋一つにつき、一つの本タグを記載する。
→ id:すべての数値制御装置で一意になる付箋のID
→ update:更新日時
→ message:メッセージ
→ disp_cond:表示条件
→ del_cond:削除条件
・ → disp_cond_master:作成した表示条件タグ一つにつき、一つの本タグを記載する。
→ name:表示条件の名前
→ ip:表示条件に含まれる数値制御装置のIPアドレス
付箋管理部102は、補助記憶部101の工作機械情報記憶部1011に保存された工作機械情報の読み取り、及び付箋設定データ記憶部1012に保存された付箋設定データの読み書きを行う。また、付箋管理部102は主記憶部103の表示メモリを介して、主記憶部103に記憶された情報を表示部104の画面に表示する。また、付箋管理部102は付箋用主記憶部105の後述する表示メモリ1051を介して、付箋用主記憶部105に記憶されたメッセージを付箋用表示部106の画面に表示する。さらに、付箋管理部102は、入力部109から入力される入力情報によって、通信部108を介したデータの送受信、補助記憶部101、主記憶部103及び付箋用主記憶部105に記憶されるデータの書き込み、変更、読み出し等を行う。
主記憶部103は、ユーザID又は従業員番号、及び後述する付箋管理画面、付箋作成ウィンドウ、引用ウィンドウ等を記憶する。
表示部104は、主記憶部103に記憶された、付箋管理画面、付箋作成ウィンドウ、引用ウィンドウ等を画面に表示する。
付箋用主記憶部105は、図3に示すように表示メモリ1051と、更新履歴用メモリ1052とを備えている。付箋用主記憶部105は、主電源111がオンの場合は付箋管理部102による読み書きが可能であり、主電源111がオフの場合は通信部108による読み書きが可能である。
表示メモリ1051には、付箋IDとメッセージをセットにして複数書き込むことができる。付箋IDは、主電源111の電源オフ時にメッセージを更新、削除する際に使用される。メッセージは前述した図2に示す付箋設定データのXML(Extensible Markup Language)形式のデータではなく、バイナリーデータであり、表示メモリ1051にそのまま書き込まれる。
更新履歴用メモリ1052には、図4に示す更新履歴が保存される。図4は更新履歴の一例を示す図である。更新履歴は主電源111がオフされている間に別の数値制御装置によって生成されたデータである。後述する通信部108が更新履歴を受信して、更新履歴用メモリ1052にその更新履歴を保存する。
付箋用表示部106は、付箋用主記憶部105の表示メモリ1051に書き込まれた付箋IDとメッセージのうちメッセージだけを画面に表示する。
本実施形態では、付箋IDは4バイトの整数とし、メッセージの最大サイズは決まっているとする。例えば表示メモリ1051に「0x00 0x00 0x00 0x01 0x48 0x45 0x4c 0x4c 0x4f 0x20 ・・・ 0x20」と書き込むと、付箋IDは1であり、付箋用表示部106の画面に「HELLO」と表示される。
付箋用電源107は、付箋用主記憶部105と付箋用表示部106と通信部108に常時、駆動電圧を供給する。よって、主電源111がオフされていても、付箋用主記憶部105と付箋用表示部106と通信部108は動作可能である。
通信部108は、付箋管理部102、付箋用主記憶部105及び入力データ変換部110に接続されるとともに、USB(Universal Serial Bus)、LAN(Local Area Network)、RS232C等により別の数値制御装置の通信部と接続される。付箋管理部102は、通信部108を介して別の数値制御装置の付箋管理部とデータの送受信が可能である。
通信部108は、主電源111がオフの場合は、別の数値制御装置の付箋管理部から送られた更新履歴のうち付箋IDとメッセージをセットにして表示メモリ1051に書き込み、その更新履歴を更新履歴用メモリ1052に書き込む。通信部108は主電源111がオフされても、付箋用電源107により駆動電圧が供給されるので別の数値制御装置の通信部と通信が可能である。
なお、通信部108は、付箋管理部102と入力データ変換部110に接続される第1の通信部と、付箋用主記憶部105に接続される第2の通信部とに分けてもよい。この場合、第1の通信部は主電源111により駆動され、第2の通信部は付箋用電源107により駆動され、主電源111がオフされると、第1の通信部は動作しないが、第2の通信部は主電源111がオフされても動作する。
入力部109は、タッチパネル、マウス、キーボード、マイク等である。
入力データ変換部110は、入力部109がマイクを用いるときに機能し、音声データを解析して画面操作のための信号を生成したり、音声データを文字起こしして文字データに変換して、付箋管理部102に出力する処理を行う。本実施形態では、入力データ変換部110は数値制御装置10内に設けているが、通信部108のLANを介してクラウド上に設けることで、入力データ変換部110の処理を数値制御装置10外で行っても良い。
主電源111は、付箋用主記憶部105、付箋用表示部106、及び通信部108以外の各部に駆動電圧を供給する。
RFID112はユーザが社員カード等をかざしたときに、そのIDを読み取るもので、補助記憶部101内や通信部108のLANにより数値制御装置10外に設けられたデータベースと照らし合わせて、IDに応じて数値制御装置10で可能な操作を制限することができる。この時、主記憶部103にID又は従業員番号を保持しておき、付箋作成時に引用することもできる。
上述したように、数値制御装置10は2種類の表示部、すなわち表示部104と付箋用表示部106とを備えているため、表示部104と独立して付箋用表示部106に付箋が表示可能である。付箋用主記憶部105と付箋用表示部106とは付箋用電源107により駆動電圧が供給されるため、主電源111がオフされても、付箋用表示部106は付箋用主記憶部105の表示メモリ1051からデータを読み取り、画面表示することが可能である。
また、主電源111がオフされても、通信部108は付箋用電源107により駆動電圧が供給されるため、付箋用主記憶部105に記憶されたデータの読み書きが可能である。
以上、数値制御装置10に含まれる機能ブロックについて説明した。
これらの機能ブロックを実現するために、数値制御装置10は、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置を備える。また、数値制御装置10は、アプリケーションソフトウェアやOS(Operating System)等の各種の制御用プログラムを格納したHDD(Hard Disk Drive)等の補助記憶装置や、演算処理装置がプログラムを実行する上で一時的に必要とされるデータを格納するためのRAM(Random Access Memory)といった主記憶装置も備える。この場合、補助記憶装置の一部は補助記憶部、主記憶装置の一部は主記憶部及び付箋用主記憶部として動作する。
そして、数値制御装置10において、演算処理装置が補助記憶装置からアプリケーションソフトウェアやOSを読み込み、読み込んだアプリケーションソフトウェアやOSを主記憶装置に展開させながら、これらのアプリケーションソフトウェアやOSに基づいた演算処理を行なう。また、この演算結果に基づいて、各装置が備える各種のハードウェアを制御する。これにより、本実施形態の機能ブロックは実現される。つまり、本実施形態は、ハードウェアとソフトウェアが協働することにより実現することができる。
数値制御装置10は、演算量が多い場合、例えば、コンピュータにGPU(Graphics Processing Units)を搭載し、GPGPU(General-Purpose computing on Graphics Processing Units)と呼ばれる技術により、GPUを演算処理に利用するようにすると高速処理できるようになるのでよい。また、コンピュータにFPGA(Field-Programmable Gate Array)を搭載し、FPGAを演算処理に利用するようにすると高速処理できるようになるのでよい。
次に、数値制御装置10の付箋の管理の動作について説明する。
数値制御装置10は通信部108を介して他の数値制御装置と接続されて数値制御システムが構成されているものとする。他の数値制御装置は数値制御装置10と同じ構成を備えている。
<付箋設定データの登録、編集、又は削除>
ユーザが、数値制御装置10の付箋設定データ記憶部1012に付箋設定データを登録し、付箋設定データ記憶部1012に登録された付箋設定データを編集又は削除する動作について説明する。
以下の説明では表示部104としてタッチパネル付きの液晶表示装置を例示する。そして、ユーザが液晶表示装置の画面に表示される画面上のボタン上のタッチパネルを押したり、入力部109のボタン又はキーボードのキーを押すことで、付箋設定データを登録、編集、又は削除するものとする。
図5に付箋管理部102により表示部104に表示される付箋管理画面の一例を示す。付箋管理画面200は、付箋を登録、編集、削除するための画面である。付箋管理部102は付箋管理画面200を表示部104の画面に表示する。付箋管理画面200には、付箋設定データ記憶部1012から読み出した3つの付箋の各付箋設定データの付箋設定データ一覧210、新規作成ボタン220、編集ボタン230、削除ボタン240が表示されている。個別の付箋設定データ一覧210内には、表示条件211、削除条件212、更新日時213及びメッセージ214が存在する。付箋管理画面200には付箋設定データ記憶部1012に登録されている第1付箋、第2付箋、第3付箋に対応する3つの付箋が表示されている。
ユーザが付箋管理画面200の新規作成ボタン220を押すと、図6に示す付箋作成ウィンドウ300が表示される。図6は付箋作成ウィンドウの一例を示す図である。
ユーザが、付箋作成ウィンドウ300の必要項目301に入力部109となるキー入力を行う操作盤を用いてデータを入力し、登録ボタン303を押すことで、すべての数値制御装置(数値制御装置10及び他の数値制御装置)で一意になる付箋のIDが振り分けられるとともに、必要項目301に入力した内容が付箋設定データ記憶部1012に記録され、図5に示した付箋設定データ一覧210が更新される。また、表示条件211に該当する数値制御装置の付箋設定データ記憶部ならびに付箋用主記憶部にデータが書き込まれて付箋が表示される。例えば、表示条件「ラインA」である場合、「ラインA」に該当する数値制御装置には、数値制御装置10と他の数値制御装置が含まれているとすると、数値制御装置10の付箋設定データ記憶部1012ならびに付箋用主記憶部105にデータが書き込まれて付箋が表示され、他の数値制御装置の主電源がオンの場合、当該数値制御装置の付箋管理部によって付箋設定データ記憶部ならびに付箋用主記憶部にデータが書き込まれて付箋が表示される。なお、他の数値制御装置の主電源がオフの場合は、当該数値制御装置の通信部によって付箋用主記憶部にデータが書き込まれて付箋が表示される。
必要項目301について、メッセージにはキーボードまたは音声入力によって文字を入力する。
ユーザが引用ボタン302を押すことで、後述する引用ウィンドウを表示し、図6のメッセージの現在カーソルが表示されている位置に工作機械特有の情報を引用することが可能である。工作機械特有の情報は、現在のワーク座標オフセットの値、作業者の従業員番号等である。表示条件は、後述する付箋管理設定ウィンドウで作成した条件を選択することでデータを入力する。削除条件は、「17時まで」、「削除するまで」、「まとめて削除」等、あらかじめ用意されている中から選択する。
図7に引用ウィンドウの一例を示す。引用ウィンドウ400の引用する項目401に対して、マクロ変数、ワーク座標、工具オフセット、ログイン中の作業者ID、加工プログラム、又は現在の日時等を選択する。すると選択した項目に応じて入力欄402が更新されるので、引用したい番号等を入力する。例えば、引用する項目401にマクロ変数を選べば入力欄402に引用する番号の入力欄が表示され、引用する項目401にワーク座標を選べば入力欄402にワーク座標の番号の入力欄又は軸名称の選択欄が表示される。引用する項目401と入力欄402を埋めると、引用する値403に結果が表示される。引用ボタン404を押すことで、引用する値403が、付箋作成ウィンドウ300のカーソルが表示されている位置に挿入される。キャンセルボタン405を押すことで、付箋作成ウィンドウ300に引用する値403を挿入せずに引用ウィンドウ400を閉じる。
付箋管理画面200では付箋設定データ一覧210上でカーソルを移動することができる。個別の付箋設定データにカーソルを合わせて編集ボタン230を押すと、付箋編集ウィンドウが表示される。付箋編集ウィンドウの構成の説明は省略するが、付箋編集ウィンドウではカーソルを合わせている付箋設定データ一覧210のデータのメッセージ214や表示条件211、削除条件212を変更でき、変更後に更新日時213が更新される。付箋管理部102は、変更した表示条件211に該当する他の数値制御装置の付箋管理部に依頼して付箋を表示、削除するか、変更した表示条件211に該当する他の数値制御装置の主電源が入っていなければ他の数値制御装置の通信部を介して付箋用主記憶部にデータを書き込み、付箋を表示、削除すると共に更新履歴を更新する。
また、ユーザが付箋管理画面200の削除ボタンを押すと、カーソルを合わせている付箋設定データ一覧210の付箋が削除される。この際、削除条件212に「まとめて削除」が指定されている場合は、付箋管理部102は、表示条件211で指定されている他の数値制御装置の付箋管理部に依頼して付箋を削除するか、他の数値制御装置の主電源が入っていなければ他の数値制御装置の通信部を介して付箋用主記憶部からデータを削除し、付箋を削除すると共に、データを書き込み、更新履歴を更新する。
付箋設定データ一覧210が持つ表示条件211は、その付箋のメッセージを付箋用表示部106に表示する条件である。削除条件212は、その付箋のメッセージを付箋用表示部106から削除する条件である。例えば、「17時まで」という削除条件を設定したなら、17時になると付箋管理部102によって対象の付箋設定データ記憶部1012の付箋設定データは削除され、付箋も付箋用表示部106から見えなくなる。「削除するまで」という削除条件を設定したなら、付箋管理画面200でカーソルを合わせて削除ボタン240を押すまで付箋は消えない。「まとめて削除」という削除条件を設定したなら、表示条件の条件を満たすいずれかの数値制御装置において付箋管理画面でカーソルを合わせて削除ボタンを押すと、表示条件の条件を満たす全ての数値制御装置において付箋設定データ記憶部の付箋設定データは削除され、付箋も付箋用表示部から見えなくなる。
また、ユーザが付箋管理画面200の設定ボタン250を押すと、図8の付箋管理設定ウィンドウ500が表示される。図8は付箋管理設定ウィンドウの一例を示す図である。
表示条件テーブル501に対して表示条件名及び表示条件を入力し、設定保存ボタン502を押すことで、どんな条件で付箋を表示するのかを設定できる。
例えば、表示条件名に「ラインA」、表示条件に複数のIPアドレスを入力すると、付箋作成ウィンドウ300でこの表示条件「ラインA」を選択することで自身の数値制御装置10と該当するIPアドレスの数値制御装置に付箋を表示する。表示条件名に「佐藤」、表示条件にログインユーザ名を入力すると、付箋作成ウィンドウ300でこの表示条件「佐藤」を選択することで該当の作業者がRFIDによってログインしている間のみ付箋を表示する。また、表示条件名に「全て」、表示条件に前記「ラインA」や同様の設定を行った「ラインB」を入力すると、「ラインA」と「ラインB」の表示条件に該当する数値制御装置に付箋を表示する。
キャンセルボタン503を押すことで、入力途中の表示条件を破棄して付箋管理設定ウィンドウ500を閉じる。
図9~図11に付箋用表示部の表示例を示す。
図9が図5に示した付箋管理画面で設定を行った際の、ログイン前の付箋用表示部106の表示画面の一例を示す図である。図9に示す表示画面600には、「2019/10/19 ブレーカーを切ったので、最初に機械を使う人は声をかけてください。 伊藤」と、「2019/10/21 17時になったら機械を止めます」とが表示される。
図10は図9に示した表示画面の設定後に、別の数値制御装置で図9に示した表示画面のうちの1つの付箋が削除されたときの表示画面を示す図である。図10に示す表示画面610では「2019/10/19 ブレーカーを切ったので、最初に機械を使う人は声をかけてください。 伊藤」が削除されている。
図11は、図9に示した表示画面のうちの1つの付箋が削除された後に、佐藤が数値制御装置にログインした際の表示画面を示す図である。図14に示す表示画面620では佐藤がログインしている間のみ、「2019/10/19 T3のチップを変えておいて下さい 鈴木」が表示される。
以上、数値制御装置10と他の数値制御装置とを備えた数値制御システムにおける数値制御装置10の付箋の管理の動作について説明した。
次に、複数の数値制御装置を備えた数値制御システムにおいて、複数の数値制御装置間での付箋の作成及び削除の動作について説明する。
<自身以外の数値制御装置に対する付箋の作成及び削除>
以下、数値制御システムにおいて、自身以外の数値制御装置に対する付箋の作成及び削除を行う付箋の管理方法の例について図12を用いて説明する。図12では、縦が時系列である。図12に示す数値制御装置10A~10Dは図1に示した数値制御装置10の構成と同じ構成である。数値制御装置10A~10Dにおいて、数値制御装置10の補助記憶部101、付箋管理部102、主記憶部103、表示部104、付箋用主記憶部105、付箋用表示部106、付箋用電源107、通信部108、入力部109、入力データ変換部110、主電源111、RFID112、付箋設定データ記憶部1012、表示メモリ1051、及び更新履歴用メモリ1052の数字に、それぞれ、A、B、C、Dを付与して各構成部を示すものとする。例えば、数値制御装置10Aは補助記憶部101A、付箋管理部102A、主記憶部103A、表示部104A、付箋用主記憶部105A、付箋用表示部106A、付箋用電源107A、通信部108A、入力部109A、入力データ変換部110A、主電源111A及びRFID112A、付箋設定データ記憶部1012A、表示メモリ1051A、及び更新履歴用メモリ1052Aを有するとする。
数値制御装置10A~10Dのそれぞれについて状態や処理を縦矢印の左側に四角枠で記載している。数値制御装置10A~10Dのそれぞれの付箋用主記憶部の状態すなわち付箋表示を縦矢印の右側に四角枠で記載している。
まず、数値制御装置10Aで付箋管理部102Aによって数値制御装置10B~10Dに対して付箋設定データ又は更新履歴を作成する場合について説明する。
数値制御装置10Aの付箋管理部102Aは数値制御装置10B~10Dに対して通信部108Aを介して付箋設定データ又は更新履歴を数値制御装置10B~10Dに送る。
数値制御装置10Aの付箋管理部102Aは送信先の数値制御装置の主電源がオンの状態で付箋管理部が有効の場合は付箋設定データ、送信先の数値制御装置の主電源がオフの状態で付箋管理部が無効の場合は更新履歴を送る。送信先の数値制御装置の付箋管理部が有効か無効かを判断するアルゴリズムについては後述する。
主電源111がオンとなっている数値制御装置10Bは、自身の通信部108Bを介してLAN経由で数値制御装置10Aから付箋設定データを受信する。数値制御装置10Bの付箋管理部102Bは受信した付箋設定データを自身の付箋設定データ記憶部1012Bに登録し、付箋用主記憶部105Bの表示メモリ1051Bに付箋設定データに含まれる付箋IDとメッセージを保存する。付箋用表示部106Bは表示メモリ1051Bのメッセージを表示する。
付箋データの受信時に主電源111C、111Dがオンしていない数値制御装置10Cと数値制御装置10Dはそれぞれ、自身の通信部108C、108Dを介してLAN経由で数値制御装置10Aから更新履歴を受信する。数値制御装置10Cと10Dのそれぞれの通信部108C、108Dは更新履歴に含まれる付箋IDとメッセージを付箋用主記憶部105C、105Dの表示メモリ1051C、1051Dに記憶し、付箋用表示部106C、106Dでメッセージを表示する。また、通信部108C、108Dは、更新履歴用メモリ1052C、1052Dに更新履歴を保存する。
数値制御装置10Cについては、その後、主電源111がオンすると後述する図13のフローチャートの手順で自身の付箋管理部102Cが付箋設定データ記憶部1012Cの付箋設定データを更新する。
次に、数値制御装置10Bで自身の付箋管理部102Bが数値制御装置10A、10C、10Dに対し、数値制御装置10Aが作成した付箋を削除する場合について説明する。
主電源111Cがオンとなっている数値制御装置10Cは、自身の通信部108Cを介して付箋の削除を依頼する付箋設定データを受信し、自身の付箋管理部102Cは付箋の削除を依頼する付箋設定データに基づいて付箋設定データ記憶部1012Cから付箋設定データを削除する。また、付箋管理部102Cは付箋用主記憶部105Cの表示メモリ1051Cのメッセージを削除し、付箋用表示部106Cの画面から付箋表示を消す。
主電源111Aがオンとなっていない数値制御装置10Aは、自身の通信部108Aを介して付箋を削除する更新履歴を受信し、通信部108Aは付箋用主記憶部105Aの表示メモリ1051Aから更新履歴に対応するメッセージを削除し、付箋用表示部106Aの画面から付箋表示を消す。また、通信部108Aは、付箋用主記憶部105Aの更新履歴用メモリ1052Aに保存されている更新履歴を削除する。その後、主電源111Aがオンとなると、後述する図13のフローチャートの手順で自身の付箋管理部102Aが付箋設定データ記憶部1012Aの付箋設定データを更新し、付箋を削除する更新履歴に該当する付箋を削除する。
主電源111Dがオンしていない数値制御装置10Dは、自身の通信部108Dを介して付箋を削除する更新履歴を受信し、通信部108Dは付箋用主記憶部105Dの表示メモリ1051Dから更新履歴に対応するメッセージを削除し、付箋用表示部106Dの画面から付箋表示を消す。また、通信部108Dは使用されていない更新履歴用メモリ1052Dの更新履歴を削除する。数値制御装置10Dについて、その後、主電源111Dがオンしても、更新履歴用メモリ1052Dに変更履歴が残っていないので何もしない。
(更新履歴による付箋設定データ更新)
次に、数値制御装置10Cにおいて、主電源111Cがオフされているときに更新履歴用メモリ1052Cに保存された更新履歴によって、付箋管理部102Cが付箋設定データ記憶部1012Cの付箋設定データを更新する動作について説明する。
数値制御装置10Cは、主電源111Cがオフされているときに、数値制御装置10Aから通信部108Cを介して更新履歴を受信して、更新履歴用メモリ1052Cに更新履歴を保存する。その後、主電源111Cがオンされると、数値制御装置10Cの付箋管理部102は更新履歴用メモリ1052Cに保存された更新履歴に基づいて付箋設定データ記憶部1012Cの付箋設定データを更新する。
図13は更新履歴による付箋設定データ更新の動作を示すフローチャートである。
数値制御装置10Cの主電源111Cがオンされると、図13に示すフローチャートによって補助記憶部101Cの付箋設定データ記憶部1012Cに保存された付箋設定データを付箋用主記憶部105Cの更新履歴に基づいて最新の状態に更新する。更新履歴の一例を図4に示す。付箋用主記憶部105Cに更新履歴が残っているということは、上記のように、主電源111Cがオフの間に数値制御装置Aによって付箋が更新され、更新履歴が数値制御装置10Cに送られ、付箋用主記憶部105Cの更新履歴用メモリ1052Cに記憶されたということである。
ステップS10において、主電源111Cがオンされると、付箋管理部102Cは、付箋用主記憶部105Cの更新履歴用メモリ1052Cから、更新履歴を順番に読み出す。
ステップS11において、付箋管理部102Cは、全ての更新履歴を処理したかどうかを判断し、更新履歴用メモリ1052Cに処理する更新履歴が無ければ、手順を終了する。付箋管理部102Cは、更新履歴が残っている場合はステップS12に移る。
ステップS12において、付箋管理部102Cは、読み出した更新履歴の状態が「削除」ならステップS13に進み、更新履歴の状態が「更新」ならステップS14に進む。
ステップS13において、付箋管理部102Cは、更新履歴用メモリ1052Cの更新履歴の「ID」に対応する付箋設定データを付箋設定データ記憶部1012Cから削除する。ステップS13の処理後、付箋管理部102Cは、ステップS10に戻る。
ステップS14において、付箋管理部102Cは、付箋設定データ記憶部1012Cに更新履歴用メモリ1052Cの更新履歴の「ID」に対応する付箋設定データが無ければ、更新履歴のデータを付箋設定データ記憶部1012Cに追加する。付箋管理部102Cは、付箋設定データ記憶部1012Cに更新履歴の「ID」に対応するデータがあれば、更新履歴のデータをもとに付箋設定データ記憶部1012Cの付箋設定データを更新する。ステップS14の処理後、付箋管理部102Cは、ステップS10に戻る。
なお、以上の説明は数値制御装置10Cで付箋設定データを更新する動作についてであるが、数値制御装置10Aにおいて、主電源111Aがオフされているときに更新履歴用メモリ1052Aに保存された更新履歴によって、付箋管理部102Aが付箋設定データ記憶部1012Aの付箋設定データを削除する動作についても図13のフローチャートと同様に行われる。
(送信先の数値制御装置の付箋管理部が有効か無効かを判断するアルゴリズム)
次に、数値制御装置が、自身以外の数値制御装置の付箋管理部が有効か無効か判断するアルゴリズムについて説明する。
図6に示した付箋作成ウィンドウ300、不図示の付箋編集ウィンドウ、図5に示した削除ボタンにより、自身以外の数値制御装置の付箋を更新する処理について説明する。以下の説明では、簡略化のため、数値制御装置10Aが数値制御装置10Bに対して、付箋管理部102Bが有効か無効かを判断する場合について説明を行う。
1.数値制御装置10Bの主電源111Bがオンの場合
まず、数値制御装置10Aの付箋管理部102Aが、自身の通信部108Aを介して、数値制御装置10Bの通信部108Bに対して、数値制御装置10Bの付箋管理部102Bの状態を問い合わせる。
数値制御装置10Bの通信部108Bは、数値制御装置10Aから付箋管理部102Bの状態の問い合わせがあった場合、数値制御装置10Bの付箋管理部102Bに対して状態を問い合わせる。
数値制御装置10Bの付箋管理部102Bは、主電源111がオンして有効状態にあるため、数値制御装置10Bの通信部108Bに対して通信可能なことを回答する。
数値制御装置10Bの通信部108Bは、数値制御装置10Aの通信部108Aを介して数値制御装置10Aの付箋管理部102Aに、数値制御装置10Bの付箋管理部102Bが通信可能なことを回答する。
数値制御装置10Aの付箋管理部102Aが付箋設定データを、双方の通信部108A、108Bを介して、数値制御装置10Bの付箋管理部102Bに送信する。
数値制御装置10Bの付箋管理部102Bは、付箋設定データを数値制御装置10Bの補助記憶部101Bの付箋設定データ記憶部1012Bに格納するとともに、数値制御装置10Bの付箋用主記憶部105Bの表示メモリ1051Bに付箋設定データに含まれる付箋IDとメッセージを格納する。
2.数値制御装置10Bの主電源111Bがオフの場合
数値制御装置10Aの付箋管理部102Aが、自身の通信部108Aを介して、数値制御装置10Bの通信部108Bに対して、数値制御装置10Bの付箋管理部102Bの状態を問い合わせる。
数値制御装置10Bの通信部108Bが、数値制御装置10Bの付箋管理部102Bに対して状態を問い合わせる。
数値制御装置10Bの付箋管理部102Bは主電源111Bがオフして無効状態のため、応答が無い。
数値制御装置10Bの通信部108Bが、数値制御装置10Aの通信部108Aを介して数値制御装置10Aの付箋管理部102Aに、数値制御装置10Bの付箋管理部102Bが通信不可能なことを回答する。
数値制御装置10Aの付箋管理部102Aが更新履歴を、数値制御装置10Aの通信部108Aを介して、数値制御装置10Bの通信部108Bに送信する。
数値制御装置10Bの通信部108は数値制御装置10Bの付箋用主記憶部105Bの表示メモリ1051Bに、更新履歴の付箋IDとメッセージを書き込み、更新履歴用メモリ1052Bに更新履歴を書き込む。
上記の動作において、数値制御装置10Bの主電源111Bがオフの場合、数値制御装置10Aは数値制御装置10Bに対して、付箋を作成する場合、付箋を更新する場合及び付箋を削除する場合がある。以下、これらの処理について更に説明する。
(1)付箋を作成する場合
数値制御装置10Aは自身の付箋設定データを元にして、状態が「更新」の更新履歴を作成する。
数値制御装置10Aは数値制御装置10Bの通信部108Bに対して、更新履歴を送信する。
数値制御装置10Bの通信部108Bは受信した更新履歴内の状態が「更新」であることを確認する。
数値制御装置10Bの通信部108Bは付箋用主記憶部105Bの更新履歴用メモリ1052Bに更新履歴を書き込み、次回主電源のオン時に付箋設定データを作れるようにする。
数値制御装置10Bの通信部108Bは付箋用主記憶部105の表示メモリ1051Bに、更新履歴内の付箋IDとメッセージを書き込み、付箋用表示部106Bの画面にメッセージが表示されるようにする。
(2)付箋を更新する場合
数値制御装置10Aは自身の付箋設定データを元にして、状態が「更新」の更新履歴を作成する。
数値制御装置10Aは数値制御装置10Bの通信部108Bに対して、更新履歴を送信する。
数値制御装置10Bの通信部108Bは受信した更新履歴内の状態が「更新」であることを確認する。
数値制御装置10Bの通信部108Bは、更新履歴のIDに一致する更新履歴が既に存在するか、付箋用主記憶装置の更新履歴用メモリ1052B内を確認し、一致していたらその更新履歴を更新する。通信部108Bは、一致していなければ付箋用主記憶部105Bの更新履歴用メモリ1052Bに更新履歴を書き込む。
数値制御装置10Bの通信部108Bは、更新履歴のIDに一致するメッセージが既に存在するか、付箋用主記憶部105Bの表示メモリ1051B内を確認し、付箋IDと一致していたらそのメッセージを更新する。
(3)付箋を削除する場合
数値制御装置10Aは自身の付箋設定データを元にして、状態が「削除」の更新履歴を作成する。
数値制御装置10Aは数値制御装置10Bの通信部108Bに対して、更新履歴を送信する。
数値制御装置10Bの通信部108Bは受信した更新履歴内の状態が「削除」であることを確認する。
数値制御装置10Bの通信部108Bは、更新履歴のIDに一致する更新履歴が既に存在するか、付箋用主記憶部105Bの更新履歴用メモリ1052B内を確認し、一致していたらその更新履歴を削除する。一致していなければ付箋用主記憶部105Bの更新履歴用メモリ1052にB更新履歴を書き込む。
数値制御装置10Bの通信部108Bは、更新履歴のIDに一致するメッセージが既に存在するか、付箋用主記憶部105の表示メモリ1051内を確認し、付箋IDと一致していたらそのメッセージを削除する。
<変形例>
以上説明した実施形態では、付箋用電源が常時、付箋用主記憶部と付箋用表示部と通信部に駆動電圧を供給するとした。しかし、通常は主電源が付箋用主記憶部と付箋用表示部と通信部に駆動電圧を供給し、主電源がオフしたときのみに、付箋用電源が付箋用主記憶部と付箋用表示部と通信部に駆動電圧を供給するようにしてもよい。
以上説明した実施形態では、主電源とは別の付箋用電源で表示可能な付箋用表示部を、主電源で表示される表示部とは別に設ける。数値制御装置は付箋用主記憶部に対して付箋のメッセージを書き込み、付箋用表示部は付箋用主記憶部の内容を保持した状態で表示する。このため主電源がオフの場合でも付箋を確認することができる。
また、数値制御装置の付箋用表示部と付箋以外の情報を表示する表示部を設けることで、付箋と、それ以外の情報とを同時に表示することができる。
また、通信部を介して接続された複数の前記数値制御装置のうちの一の数値制御装置からの付箋設定データ又は更新履歴の情報に基づいて他の数値制御装置の付箋用表示部に同じメッセージを表示又は他の数値制御装置の付箋用表示部に表示された同じメッセージを同時に消去することができる。
<ハードウェアとソフトウェアの協働>
なお、上記数値制御装置は、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組み合わせにより実現することができる。ここで、ソフトウェアによって実現されるとは、コンピュータがプログラムを読み込んで実行することにより実現されることを意味する。
プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えば、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。
次に数値制御装置10を含む工作機械について説明する。なお、ここでは、数値制御装置は工作機械の一部として設けられた例について説明するが、数値制御装置10は工作機械と別に設けられてもよい。
図1に示した数値制御装置10は図14に示す工作機械20に含まれる。図14は数値制御装置を含む工作機械の外観図である。図14では数値制御装置10の表示部104の画面、付箋用表示部106の画面及び入力部109となる操作盤を有する側面10Sを示している。側面10Sは工作機械20の前面の一部に露出して設けられている。工作機械20は、数値制御装置10から出力される、位置指令等の制御指令でモータ制御部を制御してモータを駆動する。
工作機械20は、例えば数値制御装置を含む3軸加工機で、内部に主軸モータ、送り軸モータ、ボールネジ、及び被加工物が載置されたテーブルが設けられる。主軸モータは、ボールエンドミル等の工具を回転させる。送り軸モータはX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向の3つのモータからなる。X軸方向及びY軸方向のモータは、例えば、ボールねじ等を介して、加工物を作製するための被加工物となる基板が載せられたテーブルをX軸方向及びY軸方向にそれぞれ直線移動させる。Z軸方向のモータは工具又はテーブルをZ軸方向に直線移動させる。工作機械は3軸加工機に限定されず、例えば5軸加工機でもよい。
ユーザは、工作機械20の透光部から被加工物の加工状態を観測することができる。
図15は工作機械の前面に露出する、数値制御装置の表示部の画面、付箋用表示部の画面及び入力部となる操作盤を示す図である。
図15に示すように、数値制御装置10に側面10Sには、表示部104の画面1041の上に付箋用表示部106の画面1061が配置され、入力部109となるキー入力を行う操作盤1091が画面1041の下に配置されている。操作盤1091において、上部にはキーボードが配置され、下部にはボタン及び制御用つまみを有するセレクタトスイッチが配置されている。付箋用主記憶部105及び付箋用電源107は画面1061の裏に内蔵されている。また、主記憶部103は画面1041の裏に内蔵されている。
本実施形態で示す表示部104の画面、付箋用表示部106の画面については、すべて音声入力による画面操作が可能である。画面名称やボタン名称を話すことで画面を切り替えたり、キー名称を話すことでカーソルの移動やコントロールの操作が可能である。
上述した各実施形態は、本発明の好適な実施形態ではあるが、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、各実施形態を組み合わせた形態や、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
例えば、上述した実施形態の数値制御装置は工作機械に用いられる例についてであったが、本実施形態の数値制御装置は特に工作機械用に限定されず、ロボット、産業機械等の機械用として設けられてもよい。
本開示による数値制御装置、数値制御システム及び付箋の管理方法は、上述した実施形態を含め、次のような構成を有する各種各様の実施形態を取ることができる。
(1)本開示の第1の態様は、表示部(例えば、表示部104)と、前記表示部に表示する情報を記憶する主記憶部(例えば、主記憶部103)と、前記表示部と前記主記憶部とに接続される主電源(例えば、主電源111)とを備えた数値制御装置であって、
付箋のメッセージを表示する付箋用表示部(例えば、付箋用表示部106)と、
前記付箋用表示部に表示する前記メッセージを記憶する付箋用主記憶部(例えば、付箋用主記憶部105)と、
前記付箋用表示部と前記付箋用主記憶部とに接続される付箋用電源(例えば、付箋用電源107)と、
を備えた数値制御装置である。
本開示の数値制御装置によれば、数値制御装置に付箋用主記憶部と付箋用表示部と付箋用電源を設けることで、主電源がオフの場合でも付箋を確認することができる。数値制御装置に表示部とは別の付箋用表示部を設けることで、表示部に表示される数値制御に用いられる情報等の情報とは別に付箋を表示することができる。
(2)前記付箋用主記憶部に書き込む前記メッセージを作成する入力部(例えば、入力部109)を備えている上記(1)に記載の数値制御装置。
(3)前記付箋用主記憶部に書き込むメッセージ内に、現在のワーク座標系オフセットの値又は作業者の従業員番号を含む工作機械特有の情報を引用する上記(1)又は(2)に記載の数値制御装置。
(4)前記数値制御装置に特定のユーザがログインしている間に、前記特定のユーザに対応するメッセージを前記付箋用表示部に表示する上記(1)から(3)のいずれかに記載の数値制御装置。
(5)本開示の第2の態様は、上記(1)から(4)のいずれかに記載の数値制御装置を複数備え、
複数の該数値制御装置はそれぞれ、前記付箋用電源に接続される通信部を備え、前記複数の該数値制御装置はそれぞれの前記通信部を介して互いに接続され、
前記複数の数値制御装置のうちの一の数値制御装置の前記通信部は、前記一の数値制御装置の前記主電源のオフ時に他の数値制御装置から送信される前記メッセージを受信し、前記一の数値制御装置の前記付箋用主記憶部に書き込む数値制御システムである。
本開示の数値制御システムによれば、主電源がオフの場合でも他の数値制御装置からメッセージを受信し、付箋を表示することができる。
(6)前記一の数値制御装置は前記主電源と接続される付箋管理部を備え、前記付箋管理部は、前記主電源のオン時に、生成された第1の付箋の第1のメッセージを、前記通信部を介して送信し、第2の付箋の第2のメッセージを前記通信部より受信して前記付箋用主記憶部に前記第2のメッセージを書き込む上記(5)に記載の数値制御システム。
(7)前記複数の数値制御装置のそれぞれの前記付箋用主記憶部は、表示メモリ(例えば、表示メモリ1051)と、更新履歴用メモリ(例えば、更新履歴用メモリ1052)とを備え、
前記複数の数値制御装置のうちの前記一の数値制御装置が前記主電源のオフ時に受信する前記メッセージは、前記他の数値制御装置から前記通信部が受信する更新履歴に含まれ、
前記通信部は、前記更新履歴に含まれる前記メッセージを前記表示メモリに書き込み、前記更新履歴を前記更新履歴用メモリに書き込む、上記(5)又は(6)に記載の数値制御システム。
(8)本開示の第3の態様は、上記(5)から(7)のいずれかに記載の数値制御システムの付箋管理方法であって、
前記複数の前記数値制御装置のうちの一の数値制御装置からの情報(例えば、付箋設定データ又は更新履歴)に基づいて他の数値制御装置の前記付箋用表示部に同じメッセージを表示又は前記他の数値制御装置の前記付箋用表示部に表示された同じメッセージを同時に消去する付箋管理方法である。
本開示の付箋管理方法によれば、一の数値制御装置の主電源がオフでも複数の前記数値制御装置の複数の前記付箋用表示部に同じメッセージを表示又は前記付箋用表示部に表示された同じメッセージを同時に消去することができる。
10、10A~10D 数値制御装置
20 工作機械
101 補助記憶部
102 付箋管理部
103 主記憶部
104 表示部
105 付箋用主記憶部
106 付箋用表示部
107 付箋用電源
108 通信部
109 入力部
110 入力データ変換部
111 主電源
112 RFID

Claims (8)

  1. 表示部と、前記表示部に表示する情報を記憶する主記憶部と、前記表示部と前記主記憶部とに接続される主電源とを備えた数値制御装置であって、
    付箋のメッセージを表示する付箋用表示部と、
    前記付箋用表示部に表示する前記メッセージを記憶する付箋用主記憶部と、
    前記付箋用表示部と前記付箋用主記憶部とに接続される付箋用電源と、
    を備えた数値制御装置。
  2. 前記付箋用主記憶部に書き込む前記メッセージを作成する入力部を備えている請求項1に記載の数値制御装置。
  3. 前記付箋用主記憶部に書き込む前記メッセージ内に、現在のワーク座標系オフセットの値又は作業者の従業員番号を含む工作機械特有の情報を引用する請求項1又は2に記載の数値制御装置。
  4. 前記数値制御装置に特定のユーザがログインしている間に、前記特定のユーザに対応するメッセージを前記付箋用表示部に表示する請求項1から3のいずれか1項に記載の数値制御装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の数値制御装置を複数備え、
    複数の該数値制御装置はそれぞれ、前記付箋用電源に接続される通信部を備え、前記複数の該数値制御装置はそれぞれの前記通信部を介して互いに接続され、
    前記複数の数値制御装置のうちの一の数値制御装置の前記通信部は、前記一の数値制御装置の前記主電源のオフ時に他の数値制御装置から送信される前記メッセージを受信し、前記一の数値制御装置の前記付箋用主記憶部に書き込む数値制御システム。
  6. 前記一の数値制御装置は前記主電源と接続される付箋管理部を備え、前記付箋管理部は、前記主電源のオン時に、生成された第1の付箋の第1のメッセージを、前記通信部を介して送信し、第2の付箋の第2のメッセージを前記通信部より受信して前記付箋用主記憶部に前記第2のメッセージを書き込む請求項5に記載の数値制御システム。
  7. 前記複数の数値制御装置のそれぞれの前記付箋用主記憶部は、表示メモリと、更新履歴用メモリとを備え、
    前記複数の数値制御装置のうちの前記一の数値制御装置が前記主電源のオフ時に受信する前記メッセージは、前記他の数値制御装置から前記通信部が受信する更新履歴に含まれ、
    前記通信部は、前記更新履歴に含まれる前記メッセージを前記表示メモリに書き込み、前記更新履歴を前記更新履歴用メモリに書き込む、請求項5又は6に記載の数値制御システム。
  8. 請求項5から7のいずれか1項に記載の数値制御システムの付箋管理方法であって、
    前記複数の前記数値制御装置のうちの一の数値制御装置からの情報に基づいて他の数値制御装置の前記付箋用表示部に同じメッセージを表示又は前記他の数値制御装置の前記付箋用表示部に表示された同じメッセージを同時に消去する付箋管理方法。
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JP2002239953A (ja) 2001-02-13 2002-08-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 産業用ロボット
JP2006344217A (ja) 2005-06-09 2006-12-21 Fuji Xerox Co Ltd 情報通信可能携帯型デバイス及び当該携帯型デバイスのプログラム
JP2012208593A (ja) 2011-03-29 2012-10-25 Brother Ind Ltd 表示オブジェクト入力操作端末、表示オブジェクト管理装置、表示オブジェクト入力表示システム、表示オブジェクト入力表示方法、及び表示オブジェクト管理プログラム

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