JP7435482B2 - 回転電機用ロータ - Google Patents

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Description

本発明は回転電機用ロータに係り、特に、空洞部の位置を適切に定めることができる技術に関するものである。
円筒形状のロータコアを有するとともに、そのロータコアには、磁石取付部を有する一対のフラックスバリアがq軸を挟んで周方向の両側に対称的に設けられ、前記磁石取付部に磁石が配設されているとともに、前記q軸上に空洞部が設けられており、前記q軸に沿ってステータ磁束が通過させられる回転電機用ロータが知られている。特許文献1に記載の技術はその一例である。特許文献1では、q軸の両側の磁石が逆V字形状を成す姿勢で配置されており、内周側程離間距離が長くなって磁気抵抗が大きくなることから、磁石の中間位置を結ぶ円弧よりもロータコアの内周側では磁力線が殆ど流れないと見做して、その円弧よりもロータコアの内周側に空洞部が設けられている(特許文献1の図2参照)。
特許第6042976号公報
しかしながら、特許文献1では一対の磁石の内周側端部を結ぶ直線上に空洞部が設けられており、その内周側端部の相互間にも磁力線が通るため、空洞部が磁石磁束の通過を阻害し、磁束量が減少してモータトルクが低下するとともに、磁束密度の上昇で鉄損が増加してモータ効率が低下する恐れがある。空洞部を磁石から遠ざければ磁石磁束の通過を阻害する恐れはないが、磁石に対する冷却性能が低下するため、過熱による減磁でモータトルクが低下する。
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、磁石磁束の通過を阻害することを抑制しつつ磁石にできるだけ近い位置に空洞部を設けられるようにすることにある。
かかる目的を達成するために、第1発明は、(a)円筒形状のロータコアを有するとともに、そのロータコアには、磁石取付部を有する一対のフラックスバリアがq軸を挟んで周方向の両側に対称的に設けられ、前記磁石取付部に磁石が配設されているとともに、前記q軸上に空洞部が設けられており、前記q軸に沿ってステータ磁束が通過させられる回転電機用ロータにおいて、(b) 前記一対のフラックスバリアには、前記磁石として第1磁石と該第1磁石よりも外周側の第2磁石とが前記q軸を挟んで対称的にそれぞれ一対設けられているとともに、その第1磁石及び該第2磁石はロータ軸の中心線と直角な断面が長方形断面で、前記ロータコアの内周側へ向かうに従って拡開する逆V字形状を成す姿勢でそれぞれ配置され、前記第1磁石の前記逆V字形状の頂点S1の角度は前記第2磁石の前記逆V字形状の頂点S2の角度よりも大きくされている一方、(c) 前記q軸の両側に設けられた前記一対のフラックスバリアの相互間の最短距離を、前記ステータ磁束が通過するq軸突極幅Wq1とし、(d) 前記一対の第1磁石の各々の角部のうち前記ロータコアの最も内周側に位置する内周側角部を起点及び終点としてび且つ前記頂点S2を中心とする円弧を、前記第1磁石の磁束である磁石磁束の境界仮想線Lmとして、(e)前記空洞部は前記境界仮想線Lmよりも前記ロータコアの内周側に設けられているとともに、(f) 前記第1磁石と前記空洞部との間の距離が最も近い部分を結んだ線分を最短線分Lsとして、その最短線分Ls上において前記境界仮想線Lmとの交点Pよりも前記空洞部側の長さをq軸磁束通過幅Wq2とした場合に、そのq軸磁束通過幅Wq2が前記q軸突極幅Wq1よりも小さいことを特徴とする。
発明は、第1発明の回転電機用ロータにおいて、(a) 前記ロータコアには、少なくとも2つのフラックスバリアが外周側へ向かうに従って拡開するように設けられたV字形状乃至はU字形状を成すV字配置パターンを1組として、前記ロータ軸の中心線まわりに等角度間隔で複数組設けられており、(b) 周方向に隣接する2組のV字配置パターンの中間線が前記q軸で、そのq軸の両側に最も近接して位置する一対のフラックスバリアが、前記q軸を挟んで周方向の両側に対称的に設けられた前記一対のフラックスバリアであることを特徴とする。
発明は、第1発明又は第2発明の回転電機用ロータにおいて、前記q軸磁束通過幅Wq2は、前記q軸突極幅Wq1よりも小さく且つそのq軸突極幅Wq1の1/2以上であることを特徴とする。
このような回転電機用ロータにおいては、q軸を挟んで対称的に設けられた一対の第1磁石の内周側角部を通る直線または円弧を境界仮想線Lmとし、その境界仮想線Lmよりもロータコアの内周側に空洞部が設けられているため、空洞部が磁石磁束の通過を阻害することが抑制され、空洞部に起因するモータトルクやモータ効率の低下が抑制される。また、第1磁石と空洞部との間の最短線分Ls上において境界仮想線Lmとの交点Pよりも空洞部側の長さをq軸磁束通過幅Wq2とした場合に、q軸磁束通過幅Wq2は、q軸の両側のフラックスバリアの最短距離であるq軸突極幅Wq1よりも小さいため、磁石磁束およびステータ磁束の通過断面を確保しつつ第1磁石にできるだけ近い位置に空洞部が設けられるようになり、空洞部による第1磁石の冷却性能が適切に得られて過熱減磁によるモータトルクの低下が抑制される。q軸突極幅Wq1を通過するステータ磁束は空洞部によって2方向へ分割されるため、q軸磁束通過幅Wq2がq軸突極幅Wq1より小さくてもステータ磁束の通過断面を確保することができる。
第1磁石の逆V字形状の頂点S1の角度は第2磁石の逆V字形状の頂点S2の角度よりも大きくされ、第1磁石よりもロータコアの外周側に配設された第2磁石の逆V字形状の頂点S2を中心として一対の第1磁石の内周側角部を起点及び終点として結ぶ円弧が境界仮想線Lmであるため、その境界仮想線Lmは第1磁石の磁石磁束の境界線に近似し、上記発明の効果が適切に得られる。
発明は、フラックスバリアがV字形状乃至はU字形状を成すV字配置パターンを1組としてロータコアの中心線まわりに複数組設けられており、周方向に隣接する2組のV字配置パターンの中間線がq軸で、そのq軸の両側に最も近接して位置する一対のフラックスバリアが逆V字形状を形成する姿勢で配置されている場合で、本発明が好適に適用される。
発明は、q軸磁束通過幅Wq2がq軸突極幅Wq1よりも小さく且つq軸突極幅Wq1の1/2以上であるため、第1磁石に近い位置に空洞部を設けて第1磁石の冷却性能を確保しつつ磁石磁束およびステータ磁束の通過断面を適切に確保することができる。すなわち、q軸突極幅Wq1を通過するステータ磁束は空洞部によって2方向へ分割されるため、q軸磁束通過幅Wq2をq軸突極幅Wq1よりも小さく且つq軸突極幅Wq1の1/2以上とすることで、ステータ磁束の通過断面を適切に確保することができる。
本発明の一実施例である回転電機用ロータを備えている回転電機を説明する概略断面図である。 中心線Oと直角なロータの断面図で、中心線Oまわりの1/4部分を拡大して示した図である。 図2のロータのq軸近傍部分を更に拡大して示した図である。 本発明の他の実施例を説明する図で、図3に対応するq軸近傍部分の拡大図である。
回転電機は回転電気機械のことで、回転機と言われることもあり、電動モータや発電機、或いはその両方で用いられるモータジェネレータで、例えば永久磁石型同期モータなどである。磁石は、希土類磁石が好適に用いられるが、他の永久磁石が用いられても良い。フラックスバリアは、ロータコアの外周側へ向かうに従って拡開するV字形状乃至はU字形状を成すV字配置パターンを1組として、ロータコアの中心線まわりに等角度間隔で複数組設けられ、周方向に隣接する2組のV字配置パターンの中間線がq軸とされ、そのq軸の両側に最も近接して位置する一対のフラックスバリアが逆V字形状を形成する姿勢で対称的に配置されるが、フラックスバリアの配置パターンは適宜定められる。フラックスバリアには、例えば所定の空洞が残るように1または複数の磁石が配設されるが、フラックスバリアの全域に磁石が埋設されても良い。フラックスバリアを複数に分割して設け、前記第1磁石および前記第2磁石を別々のフラックスバリアに配設することも可能である。
空洞部としては、必要に応じて冷却流体が流通させられる冷却孔が適当であるが、肉抜き孔等でも良い。境界仮想線Lmは、例えば一対の第1磁石の内周側角部を結ぶ直線や、外周側の第2磁石の逆V字形状の頂点S2を中心として第1磁石の内周側角部を通る円弧が適当であるが、第1磁石の逆V字形状の頂点S1を中心として第1磁石の内周側角部を通る円弧であっても良いなど、種々の態様が可能である。頂点S1よりもロータコアの外周側の点を中心とする円弧が望ましい。第2磁石の逆V字形状の頂点S2の角度は、例えば第1磁石の逆V字形状の頂点S1の角度よりも小さくされるが、頂点S1の角度と同じか大きくても良い。外周側の第2磁石は省略しても良い。q軸磁束通過幅Wq2は、q軸突極幅Wq1よりも小さく且つq軸突極幅Wq1の1/2以上であることが望ましいが、q軸突極幅Wq1の1/2より短くても良い。磁石の長方形断面は、例えば複数の磁石が密接するように並べて配置されることにより全体として長方形断面になる場合でも良い。
以下、本発明の実施例を、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施例において、図は説明のために適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比や角度、形状等は必ずしも正確に描かれていない。
図1は、本発明の一実施例である回転電機用ロータ12(以下、単にロータ12という)を備えている回転電機10を説明する図で、中心線Oに沿って切断した概略断面図である。図2は、中心線Oと直角なロータ12の断面図で、1/4部分(90°の角度範囲)を拡大して示した図である。この回転電機10は永久磁石埋込型同期モータで、電動モータおよび発電機として択一的に用いることができるモータジェネレータであり、例えばハイブリッド車両を含む電気自動車の駆動力源として好適に用いられる。回転電機10は、中心線Oと同心に設けられたロータ12およびステータ14を備えている。本実施例の説明では回転電機10の中心線Oを、ロータ12やステータ14、ロータ軸20の中心線としても使用する。ステータ14は、ロータ12の外周側に配設された円筒形状のステータコア16と、そのステータコア16に巻回された複数のステータコイル18とを備えている。ステータコア16は、多数の円環形状の鋼板を中心線Oに対して垂直な姿勢で軸方向、すなわち中心線Oと平行な方向に積層したもので、圧入或いは取付ボルト等を介して図示しないケースに固定されている。
ロータ12は、ロータ軸20の外周面に取り付けられた円筒形状のロータコア22と、そのロータコア22に埋設された多数の磁石24とを備えている。ロータコア22は、多数の円環形状の鋼板を中心線Oに対して垂直な姿勢で軸方向、すなわち中心線Oと平行な方向に積層したもので、その両端部に一対のエンドプレート30、30が設けられてロータ軸20に固定されている。ロータ軸20には鍔部32が設けられているとともにナット34が螺合されるようになっており、ロータコア22は、その鍔部32とナット34との間で挟圧されてロータ軸20に固定される。磁石24は希土類磁石で、必要に応じて絶縁被膜によって被覆される。
図2に示されているように、ロータコア22には4種類のフラックスバリア40a、40b、40c、40d(以下、特に区別しない場合は単にフラックスバリア40という。)がそれぞれ軸方向に貫通して設けられており、そのフラックスバリア40の磁石取付部にそれぞれ磁石24が挿入されて接着剤等により一定の姿勢で固定されている。図2では、磁石24を6種類の磁石A、a、B、b、C、cで区別して表しており、以下の説明では必要に応じて磁石24を磁石A、a、B、b、C、cという。磁石A、a、B、b、C、cは、何れも中心線Oと直角な断面が長方形断面で、ロータコア22と略同じ長さ寸法を有する直方体形状を成している。フラックスバリア40aには磁石Aが取り付けられ、フラックスバリア40bには磁石aが取り付けられ、フラックスバリア40cには2個の磁石B、bが取り付けられ、フラックスバリア40dには2個の磁石C、cが取り付けられている。フラックスバリア40c、40dは、途中で折れ曲がった長手形状を成しており、折れ曲がり部分の両側にそれぞれ磁石B、b、C、cが固定されている。また、各フラックスバリア40には、磁石24の両側に空洞部分が残っており、磁石24を冷却する冷却流体の通路として利用できる。
4種類のフラックスバリア40a~40dは、ロータコア22の外周側へ向かうに従って拡開するV字形状乃至はU字形状を成すV字配置パターンPvで設けられているとともに、そのV字配置パターンPvを1組として、ロータコア22の中心線Oまわりに等角度間隔で複数組(本実施例では8組)設けられている。V字配置パターンPvは、中心線Oを通るd軸を中心線として対称形状を成しており、磁石Aが設けられたフラックスバリア40aと磁石aが設けられたフラックスバリア40bは対称形状で、磁石B、bが設けられたフラックスバリア40cと磁石C、cが設けられたフラックスバリア40dは対称形状である。すなわち、本実施例のV字配置パターンPvは、一対のフラックスバリア40cおよび40dの外周側に、一対のフラックスバリア40aおよび40bが設けられた二重構造を成している。なお、磁石B、bが設けられたフラックスバリア40c、および磁石C、cが設けられたフラックスバリア40dだけでも、ロータコア22の外周側へ向かうに従って拡開するV字配置パターンPvと見做すことができる。
このようなロータ12においては、周方向に隣接する2組のV字配置パターンPvの中間線がq軸となり、回転電機10として使用される際にステータ14によって形成される回転磁界の磁束(ステータ磁束)は、そのq軸に沿ってロータ12内を通過する。この場合、q軸の両側に最も近接して位置する一対のフラックスバリア40c、40dは、ロータコア22の内周側へ向かうに従って拡開する逆V字形状を成すように、q軸を挟んで周方向の両側に対称的に配置される。また、フラックスバリア40c、40dに固定された長方形断面の磁石BとC、bとcも、長方形断面の長辺が逆V字形状を形成する姿勢となり、q軸を挟んで周方向の両側に対称的に配置される。ロータコア22の内周側に配置された一対の磁石bおよびcは第1磁石で、外周側に配置された一対の磁石BおよびCは第2磁石であり、以下の説明では必要に応じて第1磁石b、c、第2磁石B、Cともいう。内周側の第1磁石bおよびcの逆V字形状の頂点S1(図3参照)の角度は、外周側の第2磁石BおよびCの逆V字形状の頂点S2の角度よりも大きい。頂点S1の角度は90°以上で、本実施例では約120°である。図2の実線の矢印fsは、q軸に沿って通過するステータ磁束の磁力線の一例であり、q軸の両側に設けられたフラックスバリア40c、40dの相互間の最短距離がq軸突極幅Wq1で、そのq軸突極幅Wq1の内側をステータ磁束が通過させられる。ステータ磁束の磁力線fsの方向は逆向きでも良い。
一方、上記q軸上であって、フラックスバリア40c、40dよりもロータコア22の内周側部分には、ロータコア22を軸方向に貫通するように冷却孔42が設けられている。冷却孔42は、磁石24の中の特にロータコア22の最も内周側に配設された一対の第1磁石b、cを冷却するためのもので、内部を冷却流体が流通させられる。冷却孔42は、q軸を対称軸として周方向の両側に対称的に設けられており、ロータコア22の外周側に向かって凸となる湾曲形状を成している。この冷却孔42は、q軸方向においてロータコア22の最も内周側に配設されている一対の第1磁石b、cよりもロータコア22の内周側に設けられている。冷却孔42は空洞部に相当する。
第1磁石bとc、第2磁石BとCは、それぞれNSの極性が反対で、第1磁石bとcの対面部分の間、第2磁石BとCの対面部分の間には、それぞれ磁石磁束が形成される。図2の破線の矢印fr1~fr4は、第1磁石bとc、第2磁石BとCとの間の磁石磁束の磁力線を例示したもので、第1磁石bおよびcのq軸を挟んで互いに対面する側の長辺の内周側端部の相互間を結ぶ磁力線fr1と外周側端部の相互間を結ぶ磁力線fr2との間の領域が、第1磁石bとcとの間の磁石磁束の通過領域である。また、第2磁石BおよびCのq軸を挟んで互いに対面する側の長辺の内周側端部の相互間を結ぶ磁力線fr3と外周側端部の相互間を結ぶ磁力線fr4との間の領域が、第2磁石BとCとの間の磁石磁束の通過領域である。磁石磁束の磁力線fr1~fr4の方向は逆向きでも良く、磁力線fr1~fr4の経路は、磁石b、c、B、Cの姿勢や磁気量(磁気モーメント)、ロータコア22の透磁率等によって相違する。
図3は、q軸の両側の一対のフラックスバリア40c、40dおよび冷却孔42の近傍部分を更に拡大して示した図である。この図3において、ロータコア22の外周側に配置された一対の第2磁石BおよびCの逆V字形状の頂点S2を中心とする円弧であって、ロータコア22の内周側に配設された一対の第1磁石b、cの角部のうち最も内周側に位置する内周側角部bi、ciを通る円弧を、その第1磁石b、c間の磁束である磁石磁束の境界仮想線Lmとする。そして、前記冷却孔42は、この境界仮想線Lmよりもロータコア22の内周側に設けられており、これにより冷却孔42が磁石磁束の通過を阻害することが抑制され、冷却孔42に起因するモータトルクやモータ効率の低下が抑制される。境界仮想線Lmは図2の磁力線fr1と近似しており、冷却孔42が境界仮想線Lmよりもロータコア22の内周側に設けられることにより、冷却孔42が磁石磁束の通過を阻害することが適切に抑制される。境界仮想線Lmは頂点S2の位置すなわち第2磁石B、Cの姿勢によって変化し、境界仮想線Lmが磁力線fr1よりもロータコア22の外周側になり、冷却孔42によって磁束の通過が阻害される可能性もあるが、少なくとも一対の第1磁石b、cの内周側角部bi、ciを結ぶ直線よりもロータコア22の内周側になるため、前記特許文献1のように一対の第1磁石b、cの内周側角部bi、ciを結ぶ直線上に冷却孔42が設けられる場合に比較して、阻害の程度が軽減される。
また、図3において、冷却孔42と一方の第1磁石bとの間の距離が最も短い部分を結んだ線分を最短線分Lsとする。本実施例では、第1磁石bの長方形断面の長辺がq軸に対して約60°で交差するように傾斜しており、冷却孔42は長方形断面の長辺に対して垂直方向の位置を含んで設けられているため、図3から明らかなようにその長辺と冷却孔42との間に最短線分Lsが定められる。そして、この最短線分Ls上に前記境界仮想線Lmとの交点Pが存在し、最短線分Lsの長さを最短距離Wb、交点Pから第1磁石bまでの長さをd軸磁束通過幅Wd、交点Pから冷却孔42までの長さをq軸磁束通過幅Wq2とすると、最短距離Wbは次式(1) で表すことができる。d軸磁束通過幅Wdは、主として第1磁石bとcとの間の磁石磁束が通過する領域で、q軸磁束通過幅Wq2は、主としてステータ磁束が通過する領域となる。このように、最短線分Ls内に境界仮想線Lmとの交点Pがあり、交点Pと冷却孔42との間にq軸磁束通過幅Wq2が存在することから、第1磁石bと冷却孔42との間をステータ磁束が適切に通過できる。
Wb=Wd+Wq2 ・・・(1)
冷却孔42はまた、q軸磁束通過幅Wq2が前記q軸突極幅Wq1よりも小さくなるように設けられており、本実施例では次式(2) に示すように、q軸突極幅Wq1の1/2以上となるように設けられている。すなわち、q軸磁束通過幅Wq2がq軸突極幅Wq1よりも小さくされることにより、冷却孔42が必要以上に第1磁石bから遠ざけられて冷却性能が損なわれることが抑制され、第1磁石bにできるだけ近い位置に冷却孔42が設けられて、第1磁石bに対する冷却性能が適切に得られる。また、q軸磁束通過幅Wq2がq軸突極幅Wq1の1/2以上とされることにより、第1磁石bと冷却孔42との間に磁石磁束およびステータ磁束の通過断面が適切に確保される。これにより、冷却孔42が磁石磁束やステータ磁束の通過を阻害し、磁束量が減少してモータトルクが低下したり、磁束密度の上昇で鉄損が増加してモータ効率が低下したりする、という性能低下が適切に抑制される。すなわち、q軸突極幅Wq1を通過するステータ磁束は冷却孔42によって2方向へ分割されるため、q軸磁束通過幅Wq2をq軸突極幅Wq1の1/2以上とすることで、ステータ磁束の通過断面を適切に確保することができる。冷却孔42の位置や形状は、この(2) 式を満たすように定められている。
(1/2)Wq1≦Wq2<Wq1 ・・・(2)
ステータ磁束の磁力線fsは、冷却孔42の存在で、図2に示されるように冷却孔42の両側に分割され、冷却孔42と第1磁石b、cとの間を通過させられる。その場合に、第1磁石b、cおよび冷却孔42は、q軸を挟んで対称的に設けられているため、反対側の第1磁石cと冷却孔42との関係も上記第1磁石bと冷却孔42との関係と同じになり、同様の作用効果が得られる。
このように本実施例の回転電機10のロータ12によれば、頂点S2を中心として一対の第1磁石b、cの内周側角部bi、ciを通る円弧を境界仮想線Lmとし、その境界仮想線Lmよりもロータコア22の内周側に冷却孔42が設けられているため、冷却孔42が磁石磁束の通過を阻害することが抑制され、冷却孔42に起因するモータトルクやモータ効率の低下が抑制される。また、第1磁石b、cと冷却孔42との間の最短線分Ls上において境界仮想線Lmとの交点Pよりも冷却孔42側のq軸磁束通過幅Wq2はq軸突極幅Wq1よりも小さいため、磁石磁束およびステータ磁束の通過断面を確保しつつ第1磁石b、cにできるだけ近い位置に冷却孔42が設けられるようになり、冷却孔42による第1磁石b、cの冷却性能が適切に得られて過熱減磁によるモータトルクの低下が抑制される。q軸突極幅Wq1を通過するステータ磁束は冷却孔42によって2方向へ分割されるため、q軸磁束通過幅Wq2がq軸突極幅Wq1より小さくてもステータ磁束の通過断面を確保することができる。
また、本実施例では第1磁石b、cよりもロータコア22の外周側に配設された第2磁石B、Cの逆V字形状の頂点S2を中心として第1磁石b、cの内周側角部bi、ciを通る円弧が境界仮想線Lmであるため、その境界仮想線Lmが第1磁石b、cの磁石磁束の境界線すなわち磁力線fr1に近似する。これにより、冷却孔42が磁石磁束の通過を阻害することが適切に抑制されるとともに、磁石磁束およびステータ磁束の通過断面を確保しつつ第1磁石b、cにできるだけ近い位置に冷却孔42が設けられるようになって第1磁石b、cの冷却性能が適切に得られる。
また、複数のフラックスバリア40は、V字形状乃至はU字形状を成すV字配置パターンPvを1組として、ロータコア22の中心線Oまわりに複数組設けられており、周方向に隣接する2組のV字配置パターンPvの中間線がq軸で、そのq軸の両側に最も近接して位置する一対のフラックスバリア40c、40dが逆V字形状を形成する姿勢で配置されているため、本発明が好適に適用される。
また、q軸磁束通過幅Wq2がq軸突極幅Wq1よりも小さく且つq軸突極幅Wq1の1/2以上であるため、第1磁石b、cに近い位置に冷却孔42を設けて第1磁石b、cの冷却性能を確保しつつ磁石磁束およびステータ磁束の通過断面を適切に確保することができる。q軸突極幅Wq1を通過するステータ磁束は冷却孔42によって2方向へ分割されるため、q軸磁束通過幅Wq2をq軸突極幅Wq1よりも小さく且つq軸突極幅Wq1の1/2以上とすることで、ステータ磁束の通過断面を適切に確保することができる。
なお、上記実施例では第1磁石b、cよりもロータコア22の外周側に配設された第2磁石B、Cの逆V字形状の頂点S2を中心として第1磁石b、cの内周側角部bi、ciを通る円弧が境界仮想線Lmとされていたが、図4に示すように、ロータコア22の最も内周側に配設された一対の第1磁石b、cの内周側角部bi、ciを結ぶ直線を境界仮想線Lmとしても良い。以下、この境界仮想線Lmを境界仮想線(直線)Lmという。そして、冷却孔42が境界仮想線(直線)Lmよりもロータコア22の内周側に設けられることにより、冷却孔42が磁石磁束の通過を阻害することが抑制され、冷却孔42に起因するモータトルクやモータ効率の低下が抑制される。図2の磁力線fr1は、境界仮想線(直線)Lmよりもロータコア22の内周側を通っており、冷却孔42によって阻害される可能性があるが、前記特許文献1のように一対の第1磁石b、cの内周側角部bi、ciを結ぶ直線上に冷却孔42が設けられる場合に比較して、阻害の程度が軽減される。
また、第1磁石b、cと冷却孔42との間の最短線分Ls上において、上記境界仮想線(直線)Lmとの交点Pよりも冷却孔42側のq軸磁束通過幅Wq2が、q軸突極幅Wq1よりも小さくなるように冷却孔42の位置や形状が定められることにより、磁石磁束およびステータ磁束の通過断面を確保しつつ第1磁石b、cにできるだけ近い位置に冷却孔42が設けられる。これにより、冷却孔42による第1磁石b、cの冷却性能が適切に得られて過熱減磁によるモータトルクの低下が抑制される。
また、前記(2) 式を満足するように、具体的にはq軸磁束通過幅Wq2がq軸突極幅Wq1よりも小さく且つq軸突極幅Wq1の1/2以上となるように、冷却孔42の位置や形状が定められることにより、第1磁石b、cに近い位置に冷却孔42を設けて第1磁石b、cの冷却性能を確保しつつ磁石磁束およびステータ磁束の通過断面を適切に確保することができる。すなわち、q軸突極幅Wq1を通過するステータ磁束は冷却孔42によって2方向へ分割されるため、q軸磁束通過幅Wq2をq軸突極幅Wq1よりも小さく且つq軸突極幅Wq1の1/2以上とすることで、ステータ磁束の通過断面を適切に確保することができる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、これ等はあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
10:回転電機 12:回転電機用ロータ 20:ロータ軸 22:ロータコア 24、A、a、B、b、C、c:磁石 b、c:磁石(第1磁石) B、C:磁石(第2磁石) 40a、40b、40c、40d:フラックスバリア 40c、40d:一対のフラックスバリア 42:冷却孔(空洞部) O:中心線 q:q軸 Pv:V字配置パターン fs:ステータ磁束の磁力線(ステータ磁束) fr1、fr2、fr3、fr4:磁石磁束の磁力線(磁石磁束) S1、S2:頂点 Lm:境界仮想線 Ls:最短線分 P:交点 Wq1:q軸突極幅 Wq2:q軸磁束通過幅

Claims (3)

  1. 円筒形状のロータコアを有するとともに、該ロータコアには、磁石取付部を有する一対のフラックスバリアがq軸を挟んで周方向の両側に対称的に設けられ、前記磁石取付部に磁石が配設されているとともに、前記q軸上に空洞部が設けられており、前記q軸に沿ってステータ磁束が通過させられる回転電機用ロータにおいて、
    前記一対のフラックスバリアには、前記磁石として第1磁石と該第1磁石よりも外周側の第2磁石とが前記q軸を挟んで対称的にそれぞれ一対設けられているとともに、該第1磁石及び該第2磁石はロータ軸の中心線と直角な断面が長方形断面で、前記ロータコアの内周側へ向かうに従って拡開する逆V字形状を成す姿勢でそれぞれ配置され、前記第1磁石の前記逆V字形状の頂点S1の角度は前記第2磁石の前記逆V字形状の頂点S2の角度よりも大きくされている一方、
    前記q軸の両側に設けられた前記一対のフラックスバリアの相互間の最短距離を、前記ステータ磁束が通過するq軸突極幅Wq1とし、
    前記一対の第1磁石の各々の角部のうち前記ロータコアの最も内周側に位置する内周側角部を起点及び終点としてび且つ前記頂点S2を中心とする円弧を、前記第1磁石の磁束である磁石磁束の境界仮想線Lmとして、
    前記空洞部は前記境界仮想線Lmよりも前記ロータコアの内周側に設けられているとともに、
    前記第1磁石と前記空洞部との間の距離が最も近い部分を結んだ線分を最短線分Lsとして、該最短線分Ls上において前記境界仮想線Lmとの交点Pよりも前記空洞部側の長さをq軸磁束通過幅Wq2とした場合に、該q軸磁束通過幅Wq2が前記q軸突極幅Wq1よりも小さい
    ことを特徴とする回転電機用ロータ。
  2. 前記ロータコアには、少なくとも2つのフラックスバリアが外周側へ向かうに従って拡開するように設けられたV字形状乃至はU字形状を成すV字配置パターンを1組として、前記ロータ軸の中心線まわりに等角度間隔で複数組設けられており、
    周方向に隣接する2組のV字配置パターンの中間線が前記q軸で、該q軸の両側に最も近接して位置する一対のフラックスバリアが、前記q軸を挟んで周方向の両側に対称的に設けられた前記一対のフラックスバリアである
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機用ロータ。
  3. 前記q軸磁束通過幅Wq2は、前記q軸突極幅Wq1よりも小さく且つ該q軸突極幅Wq1の1/2以上である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の回転電機用ロータ。
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