JP7435291B2 - 現像装置、画像形成装置、駆動速度設定方法及びプログラム - Google Patents

現像装置、画像形成装置、駆動速度設定方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、現像装置、画像形成装置、駆動速度設定方法及びプログラムに関する。
従来、Y(イエロー)M(マゼンタ)C(シアン)K(ブラック)の現像剤のトナーにより用紙に現像して定着することにより画像形成する電子写真方式の画像形成装置が知られている。現像剤は、トナー及びキャリアーを有し、現像部(現像器)に格納される。最近では、YMCKのみならず、白などの特色トナーであったり、特殊用途にのみ使用するトナーの使用機会が増加し、画像形成装置の機械も、様々なトナーの資材(現像剤)への適用を望まれている。
現像剤を変えるその都度、機械構成を変えることはコストアップとなってしまうため、構成を変えずに、様々な資材を使いこなすことが必要となる。しかし、現像剤が変わると、流動性などの物性が異なるため、現像部内での挙動が同じ状態とはならず、現像部の中での現像剤の水位の片寄りが発生する場合がある。
現像部内の現像剤が片寄ると、画像濃度の傾きや、搬送部(搬送部材)によるムラ、現像剤溢れなどの不具合が生じるため、現像剤の水位は均一に保つ必要がある。水位は長い時間駆動した状態で安定させるのが好ましいが、時間がかかる上に、人が手動で決める場合には、人によるばらつきが生じる課題がある。
また、現像装置に設置されたトルクセンサーが基準値よりも高い場合に片寄りがあることを検知し、透磁率センサーによる検知データから透磁率センサー近傍の現像剤量を推測することで、軸方向のどちら側に片寄っているかを判断する画像形成装置が知られている(特許文献1参照)。片寄っていると判定された場合は、現像剤の多い側から少ない側に現像剤を多く搬送するように第1搬送スクリュー及び第2搬送スクリューを回転駆動させる。軸方向一方側から他方側への現像剤の搬送量を多くするには、第1搬送スクリュー及び第2搬送スクリューの回転速度比や回転方向を変えればよい。これにより、現像剤の片寄りが解消でき、またトナー凝集を抑制でき有用である。
また、一方向循環方式を用いる現像装置における、作像速度の変化、特に、低速側から高速側に切り換えられた直後での剤量のバランスを安定化させて異常画像の発生を防止できる構成を備えた画像形成装置が知られている(特許文献2参照)。高低2種類の速度切り換えが可能であり、低速側での画像出力後に高速側での画像出力を行うに際して、作像開始前に高速側の速度により一定時間駆動を継続される剤バランス調整モードを実行される。現像剤の嵩高さは、現像剤に含まれているトナーの量によって変化する。トナー量が低下して低濃度となった場合には嵩高さの片寄りが一層顕著となり、供給側では搬送方向下流側において高速での作像に要求される量のトナーが行き渡らなくなる。低速での作像終了後に高速での作像が開始される際のトナー濃度を検知した結果に応じて剤バランス調整モードを実行する。
特開2014-123081号公報 特開2014-26157号公報
しかし、特許文献1に記載の画像形成装置は、トルクを検知手段に用い、片寄りの判断に用いる閾値を、現像剤特性が通常のものと大きく異なる場合や不明な場合に予め適正に設定することが困難であり、様々な特性の現像剤の片寄りに対応できない。
また、特許文献2に記載の画像形成装置は、トナー濃度変化から現像剤の片寄りの発生を予想し、バランスを調整するモードを実行するものであり、片寄りを検知はしておらず、また片寄り解消する方法が、トナー濃度を戻す手段として回転数を高速側で駆動するもののため、様々な特性の現像剤の片寄りに対応できない。
本発明の課題は、現像剤の特性によらず、片寄りの発生を抑制し、画質低下及び不具合を防止することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の現像装置は、
トナー像を担持する像担持体にトナーを現像する現像部を備える現像装置であって、
前記現像部は、
前記現像部内を循環する現像剤を搬送する複数の搬送部と、
前記搬送部の現像剤の搬送方向に対して異なる位置に配置され、前記現像剤の水位を検知するための第1、第2の検知部と、を有し、
前記搬送部の駆動速度を変化させながら前記第1、第2の検知部の検知結果を参照し、前記第2の検知部の検知結果が上昇して、予め設定された所定の現像剤の所望以上の水位に対応する第1の閾値になった第1の駆動速度を取得し、前記第1の検知部の検知結果が低下して、予め設定された必要な現像剤の嵩の水位に対応する第2の閾値になった第2の駆動速度を取得し、前記第1の駆動速度と前記第2の駆動速度との間の駆動速度を前記現像剤の搬送のための第3の駆動速度として決定する制御部と、を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の現像装置において、
前記制御部は、前記第1の駆動速度と前記第2の駆動速度との間の中央の駆動速度を前記第3の駆動速度に決定する。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の現像装置において、
前記制御部は、前記搬送部の駆動速度を大きく変化させながら、仮の前記第1の駆動速度と仮の前記第2の駆動速度とを取得した後、当該仮の第1の駆動速度及び当該仮の第2の駆動速度の近傍で前記搬送部の駆動速度を小さく変化させながら、前記第1の駆動速度及び前記第2の駆動速度を取得する。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の現像装置において、
前記制御部は、前記搬送部の駆動速度を大きく変化させながら、仮の前記第1の駆動速度と仮の前記第2の駆動速度を取得する第1のモードと、前記現像部内の現像剤の嵩状態を復帰させる第2のモードと、前記仮の第1の駆動速度と前記仮の第2の駆動速度の近傍で前記搬送部の駆動速度を小さく変化させながら、前記第1の駆動速度と前記第2の駆動速度を取得し、前記第3の駆動速度を決定する第3のモードと、とを実行する。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の現像装置において、
前記制御部は、前記搬送部を前記第1のモード及び前記第3のモードの駆動方向と逆方向に駆動させて前記第2のモードを実行する。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の現像装置において、
前記第1、第2の検知部は、少なくとも一つが、前記現像剤の透磁率を検知する透磁率センサーでありかつ前記現像剤のトナー濃度を検知する。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の現像装置において、
前記第1の検知部又は前記第2の検知部は、ピエゾ素子である。
請求項8に記載の発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載の現像装置において、
前記複数の搬送部は、互いにパドル数、条数及びピッチの少なくとも一つが異なる。
請求項9に記載の発明の画像形成装置は、
請求項1から8のいずれか一項に記載の現像装置と、
前記像担持体及び前記現像部を含み、用紙に現像を含む画像形成をする画像形成部と、を備える。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の画像形成装置において、
前記制御部は、前記決定された第3の駆動速度に応じて、前記画像形成部による前記用紙の出力速度を決定する。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の画像形成装置において、
前記制御部は、前記決定された第3の駆動速度と、投入されたジョブの前記用紙のカバレッジと、に応じて、前記画像形成部による前記用紙の出力速度を決定する。
請求項12に記載の発明の駆動速度設定方法は、
トナー像を担持する像担持体にトナーを現像する現像部内を循環する現像剤を搬送する搬送部の駆動速度設定方法であって、
前記現像部は、
複数の前記搬送部と、
前記搬送部の現像剤の搬送方向に対して異なる位置に配置され、前記現像剤の水位を検知するための第1、第2の検知部と、を有し、
前記搬送部の駆動速度を変化させながら前記第1、第2の検知部の検知結果を参照し、前記第2の検知部の検知結果が上昇して、予め設定された所定の現像剤の所望以上の水位に対応する第1の閾値になった第1の駆動速度を取得し、前記第1の検知部の検知結果が低下して、予め設定された必要な現像剤の嵩の水位に対応する第2の閾値になった第2の駆動速度を取得し、前記第1の駆動速度と前記第2の駆動速度との間の駆動速度を前記現像剤の搬送のための第3の駆動速度として決定する工程を含む。
請求項13に記載の発明のプログラムは、
トナー像を担持する像担持体にトナーを現像する現像部が、
前記現像部内を循環する現像剤を搬送する複数の搬送部と、
前記搬送部の現像剤の搬送方向に対して異なる位置に配置され、前記現像剤の水位を検知するための第1、第2の検知部と、を有し、
前記現像部を備える現像装置のコンピューターを、
前記搬送部の駆動速度を変化させながら前記第1、第2の検知部の検知結果を参照し、前記第2の検知部の検知結果が上昇して、予め設定された所定の現像剤の所望以上の水位に対応する第1の閾値になった第1の駆動速度を取得し、前記第1の検知部の検知結果が低下して、予め設定された必要な現像剤の嵩の水位に対応する第2の閾値になった第2の駆動速度を取得し、前記第1の駆動速度と前記第2の駆動速度との間の駆動速度を前記現像剤の搬送のための第3の駆動速度として決定する制御部、
として機能させる。
本発明によれば、現像剤の特性によらず、片寄りの発生を抑制でき、画質低下及び不具合を防止できる。
本発明の実施の形態の画像形成装置の概略構成図である。 (a)は、実施の形態の現像部の平面構成を示す透過図である。(b)は、実施の形態の現像部の側面構成を示す透過図である。 画像形成装置の機能構成を示すブロック図である。 回転数調整処理を示すフローチャートである。 第1モード処理を示すフローチャートである。 第2モード処理を示すフローチャートである。 第3モード処理を示すフローチャートである。 スクリュー回転数に対するセンサー出力を示す図である。 出力枚数設定処理を示すフローチャートである。 (a)は、変形例の現像剤の片寄りがある現像部の側面構成を示す透過図である。(b)は、変形例の現像剤の片寄りがない現像部の側面構成を示す透過図である。
添付図面を参照して、本発明に係る実施の形態及び変形例を順に詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
(実施の形態)
図1~図9を参照して、本発明に係る実施の形態を説明する。まず、図1~図3を参照して、本実施の形態の装置構成を説明する。図1は、本実施の形態の画像形成装置1の概略構成図である。
本実施の形態の画像形成装置1は、外部装置から受信した画像データに基づいて、電子写真方式により用紙Pにカラー画像を形成する複合機(MFP(MultiFunction Peripheral))である。なお、画像形成装置1は、プリンターなど、他の電子写真方式の画像形成装置としてもよい。
図1に示すように、画像形成装置1は、画像形成装置本体100を備える。画像形成装置本体100は、原稿読取部15により生成された原稿の画像データ、又は外部装置から受信したジョブの画像データに基づいて、給紙部20から供給された用紙Pにカラーのトナー像を形成し、加熱及び加圧により定着し、定着後の用紙Pを排紙する。
図1に示すように、画像形成装置本体100は、原稿読取部15、画像形成部17、定着部18、給紙部20、用紙搬送部21などを備える。
原稿読取部15は、ADF(Auto Document Feeder:自動原稿給紙装置)、スキャナー、光学系などを有し、セットされた原稿の画像を読み取ってR(赤)G(緑)B(青)の画像データを生成する。
画像形成部17は、給紙部20から供給された用紙P上に画像を形成する。画像形成部17は、通常色としてのイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)と、特色としての白(W)と、の5色の色ごとの画像形成ユニット170Y,170M,170C,170K,170Wと、転写部7と、を有する。画像形成ユニット170Yは、像担持体としての感光体ドラム171Y、帯電部172Y、露光部173Y、現像部4Y、1次転写ローラー175Y、クリーニング部176Yを有する。画像形成ユニット170Mは、像担持体としての感光体ドラム171M、帯電部172M、露光部173M、現像部4M、1次転写ローラー175M、クリーニング部176Mを有する。画像形成ユニット170Cは、像担持体としての感光体ドラム171C、帯電部172C、露光部173C、現像部4C、1次転写ローラー175C、クリーニング部176Cを有する。画像形成ユニット170Kは、像担持体としての感光体ドラム171K、帯電部172K、露光部173K、現像部4K、1次転写ローラー175K、クリーニング部176Kを有する。画像形成ユニット170Wは、像担持体としての感光体ドラム171W、帯電部172W、露光部173W、現像部4W、1次転写ローラー175W、クリーニング部176Wを有する。転写部7は、中間転写ベルト70、ローラー71,72,73,74、2次転写ローラー75、クリーニング部76を有する。
ここで、イエローの画像形成ユニット170Yの各部について説明する。感光体ドラム171Yは、イエローのトナー像が形成される回転体である。帯電部172Yは、感光体ドラム171Yを一様に帯電させる。露光部173Yは、画像形成に係る画像データのイエロー成分に基づいて、感光体ドラム171Yの表面をレーザー光などのビームにより走査露光して、静電潜像を形成する。現像部4Yは、イエローの現像剤を収納し、感光体ドラム171Y上の静電潜像にイエローの現像剤のトナーを付着させ、現像を行う。現像剤は、トナーと、トナーを運ぶキャリアーと、を有する。1次転写ローラー175Yは、感光体ドラム171Y上に形成されたイエローのトナー像を中間転写ベルト70上に転写する(1次転写)。クリーニング部176Yは、感光体ドラム171Yに残ったトナーを除去する。白、マゼンタ、シアン、ブラックの画像形成ユニット170W,170M,170C,170Kの各部についても、扱う色(トナー)が異なるだけで、イエローの画像形成ユニット170Yの各部と同様である。
中間転写ベルト70は、画像形成ユニット170W,170Y,170M,170C,170Kの各色の感光体ドラム171W,171Y,171M,171C,171K上に形成されたトナー像が順次転写される無端状のベルトであり、ローラー71,72,73,74に架けられて回転される。2次転写ローラー75は、中間転写ベルト70を挟んでローラー74に対向してニップ部を形成するローラーであり、当該ニップ部を用紙Pが通過されることで、中間転写ベルト70上に形成された5色のトナー像を用紙P上に転写する(2次転写)。クリーニング部76は、中間転写ベルト70に残ったトナーを除去する。
定着部18は、画像形成部17によりトナー像が形成された用紙Pが搬送され、加熱・加圧によりトナー像を用紙Pに定着させる。
給紙部20は、給紙トレイT1,T2,T3、給紙ローラー201などを有する。各給紙トレイT1~T3には、予め定められた紙種やサイズの用紙Pが収納されている。給紙ローラー201は、その回転により、給紙トレイT1,T2,T3に格納された用紙Pを画像形成部17側に供給する。
用紙搬送部21は、搬送ローラー211,212,213,214、レジストローラー215、排紙ローラー216、反転部217などを有する。搬送ローラー211,212,213,214、レジストローラー215は、給紙部20から供給された用紙Pを画像形成部17のローラー74及び2次転写ローラー75に搬送するローラーである。排紙ローラー216は、画像形成部17により画像形成され、定着部18により定着された用紙Pを排紙トレイT4に排出するローラーである。反転部217は、画像形成部17により片面に画像形成され定着部18により定着された用紙Pを反転して再度画像形成部17に搬送し、用紙Pの反転後の片面に画像形成させる機構である。
排紙トレイT4は、画像形成装置本体100から搬送された画像形成及び定着後の用紙Pを載置するトレイである。
なお、画像形成装置1の本体から筐体8を支持レール82L,82Rを介して引き出し可能にしてある。筐体8は、画像形成部17と、転写部7と、からなる。
ついで、図2を参照して、現像部4Wの構成を説明する。図2(a)は、本実施の形態の現像部4Wの平面構成を示す透過図である。図2(b)は、本実施の形態の現像部4Wの側面構成を示す透過図である。現像部4Y,4M,4C,4Kは、現像部4Wと同様の構成とする。
現像部4Wは、白色の現像剤DWにより現像する現像部とするが、他の特色トナー(例えば、金色、銀色のトナー)や、特殊用途のトナー(例えば、チャイナレッドのトナー、磁性トナー)の現像剤の現像部に交換が可能とする。
図2(a)に示すように、現像部4Wは、筐体41と、現像ローラー42と、攪拌パドル43と、搬送部としてのスクリュー44,45と、動力伝達部46と、仕切り板47と、取っ手部48と、第1、第2の検知部としてのセンサー51,52と、トナー補給部(図示略)と、を有する。
筐体41は、現像部4Wの筐体である。現像ローラー42は、スクリュー45により搬送された現像剤(トナー及びキャリアー)DWが表面に付着され、付着された現像剤DWのトナーを感光体ドラム171Wに付着させるローラーである。現像ローラー42の軸方向は、図上の左(機械(画像形成装置1)手前側)右(機械(画像形成装置1)奥側)方向にとられている。
攪拌パドル43は、補給のためのトナーを格納するトナー補給部からトナー補給口SUに補給されたトナーと、スクリュー44,45により搬送された現像剤DWと、を攪拌し、軸に攪拌用のパドルが設けられた構成を有する。攪拌パドル43は、軸方向が現像ローラー42の軸方向と平行に配置されている。
スクリュー44は、左(機械手前側)から右(機械奥側)へ現像剤DWを搬送するスクリューであり、軸に搬送用のパドルが設けられた構成を有する。スクリュー44の現像剤DWの右方向への搬送に対応する回転方向を正回転方向とする。スクリュー44は、軸方向が現像ローラー42の軸方向と平行にされ、かつ攪拌パドル43の隣に配置されている。スクリュー44は、例えば、画像領域に対向する長さの1枚のパドルを有し、条数が1条であるものとする。
スクリュー45は、右(機械奥側)から左(機械手前側)へ現像剤DWを搬送するスクリューであり、軸に搬送用のパドルが設けられた構成を有する。スクリュー45の現像剤の左方向への搬送に対応する回転方向を正回転方向とする。スクリュー45は、軸方向が現像ローラー42の軸方向と平行にされ、かつ現像ローラー42及びスクリュー44の間に配置されている。スクリュー45は、例えば、画像領域に対向する長さの2枚のパドルを有し、条数が3条であるものとする。このように、スクリュー44とスクリュー45との回転方向は逆である。また、スクリューのパドル数、条数、ピッチは、大きくなるほど現像剤の搬送力が大きい。現像ローラー42に近いスクリュー45の現像剤DWの搬送力を大きくすることで、高速印刷にも対応できる。ただし、スクリュー44,45の現像剤DWの搬送力の差が大きいと、軸方向の現像剤DWの片寄りが発生しやすくなる。
動力伝達部46は、現像ローラー42、攪拌パドル43、スクリュー44,45に、駆動モーター(図示略)の回転力を伝達するギアなどからなる。スクリュー44,45、攪拌パドル43について、回転力を供給する駆動モーターは共通であり、動力伝達部46により、スクリュー44,45が互いに逆方向に回転され、その回転数比は1:1である。スクリュー44,45、攪拌パドル43の駆動モーターは、現像ローラー42の駆動モーター(図示略)から独立している。通常、スクリュー44,45の回転数は400[rpm(revolutions per minute)]とするように後述する制御部11により制御される。
仕切り板47は、スクリュー44,45の間かつ軸方向の両端部を除く部分に、それらの軸方向に沿って配置され、現像剤DWを仕切っている。このように、スクリュー44,45は、両端部に開口があり、当該開口を介して現像剤DWを循環している。取っ手部48は、現像部4Wの取っ手部分である。
センサー51,52は、それぞれ、透磁率センサーであり、近傍の現像剤DWのキャリアー量に対応する透磁率を検知し、検知した透磁率に対応するトナーの濃度(現像剤DWの水位W1)を示す電圧信号をセンサー出力として後述する制御部11に出力する。画質確保や画像形成装置1の機内の汚れ抑制のために適正なトナー帯電量を維持する必要があり、そのために現像部4Wのトナー濃度を適正範囲に制御する必要がある。このため、制御部11は、センサー51,52で検知されたトナー濃度を、現像部4Wのトナー濃度制御に用いる。制御部11は、検知したトナー濃度が低いと判断した場合に、トナー補給部によりトナーを補給してトナー濃度低下を防ぎ、適正範囲内と判断した場合には、それ以上トナーを補給しないことで現像部4Wのトナー濃度を制御している。本実施の形態では、トナー濃度調整に加えて、後述する回転数調整処理に、センサー51,52のセンサー出力を用いる。
図2(a)、図2(b)に示すように、センサー51は、現像部4Wの底面で、スクリュー44の左端近傍(トナー補給口SU近傍)の位置に配置されている。センサー52は、現像部4Wの底面で、スクリュー44の右端近傍の位置に配置されている。このように、センサー51,52は、スクリュー44の軸方向に沿って同じ水平高さに配置されている。センサー51,52は、それぞれ、近傍の現像剤DWの水位W1に対応する電圧信号を出力する。
ついで、図3を参照して、画像形成装置1の機能構成を説明する。図3は、画像形成装置1の機能構成を示すブロック図である。
図3に示すように、画像形成装置1は、制御部11と、操作部12と、表示部13と、記憶部14と、原稿読取部15と、画像処理部16と、画像形成部17と、定着部18と、通信部19と、給紙部20と、用紙搬送部21と、を備える。画像形成装置1の図3の各部は、バス22を介して接続されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read only Memory)などにより構成され、画像形成装置1の各部を制御する。制御部11は、ROMに記憶されている各種プログラムを読み出してRAMに展開し、展開されたプログラムとCPUとの協働で、各種処理を実行する。例えば、制御部11のROMには、後述する回転数調整処理を実行するための回転数調整プログラム、後述する出力枚数設定処理を実行するための出力枚数設定プログラム、が記憶されているものとする。
操作部12は、表示部13の表示画面に一体的に設けられたタッチパネルや、数字ボタン、スタートボタンなどの各種操作ボタンを有し、ユーザーからのタッチ入力、ボタン押下入力を受け付け、その操作情報を制御部11に出力する。
表示部13は、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどの表示パネルを有し、制御部11から入力される表示情報に応じて、表示パネルに表示情報を表示する。
記憶部14は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)やフラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶装置により構成され、画像データなどの各種データを記憶する。
原稿読取部15は、制御部11の制御に従い、セットされた原稿を読み取りその画像データを生成して出力する。
画像処理部16は、制御部11の制御に従い、原稿読取部15で生成された原稿の画像データや、通信部19を介して外部装置から受信された画像データに適宜画像処理を施す。画像処理は、例えば、ラスタライズ処理、色変換処理、階調補正処理、ハーフトーン処理を含む。
画像形成部17は、制御部11の制御に従い、原稿読取部15から、又は通信部19を介して外部装置から入力され適宜画像処理部16により画像処理された画像データに基づいて、給紙部20から給紙された用紙にトナー像の画像形成を行う。画像形成部17は、現像部4W,4Y,4M,4C,4Kを含む。制御部11及び現像部4W,4Y,4M,4C,4Kは、現像装置D1として機能するものとする。
定着部18は、制御部11の制御に従い、画像形成部17によりトナー像が形成された用紙を加熱及び加圧して、トナー像を用紙に定着する。
通信部19は、LAN(Local Area Network)などの通信ネットワークを介して接続されたPC(Personal Computer)などの外部装置との間でデータの送受信を行う。制御部11は、通信部19を介して、外部装置とデータを送受信する。例えば、通信部19は、外部装置から印刷用の画像データを含むジョブを受信する。
給紙部20は、制御部11の制御に従い、給紙トレイT1、T2又はT3に格納された用紙を取り出して画像形成部17に供給する。また、給紙部20は、手差しトレイT5にセットされた用紙を取り出して画像形成部17に供給することも可能である。
用紙搬送部21は、制御部11の制御に従い、搬送ローラー211~215により給紙部20から供給された用紙を画像形成部17に搬送し、排紙ローラー216により定着部18でトナー像が定着された用紙を排紙トレイT4に搬送し、また必要に応じて反転部217により定着された用紙を反転して画像形成部17に搬送する。
つぎに、図4~図9を参照して、画像形成装置1の動作を説明する。図4は、回転数調整処理を示すフローチャートである。図5は、第1モード処理を示すフローチャートである。図6は、第2モード処理を示すフローチャートである。図7は、第3モード処理を示すフローチャートである。図8は、スクリュー回転数に対するセンサー出力を示す図である。図9は、出力枚数設定処理を示すフローチャートである。
画像形成装置1において、画像形成ユニットの現像部に通常色(YMCKなど)の現像剤の代わりに特色(白色など)の現像剤を投入すると、スクリュー44,45の通常のスクリュー回転速度では、現像部内奥側のスクリュー44,45の位置に現像剤が溜まり傾向が見られた。そこで、本実施の形態では、対応として、特色などの現像剤投入直後に回転数調整処理を行い、現像部のスクリュー回転数を決定する。ここでは、画像形成ユニット170Wに特色としての白色の現像剤を含む現像部4Wを新たに取り付けた場合に、回転数調整処理を行う例を説明する。
画像形成装置1において、例えば、操作部12を介してユーザーから現像部4Wに対する回転数調整処理の実行指示が入力されたことをトリガーとして、制御部11は、ROMに記憶されている回転数調整プログラムに従い、回転数調整処理を実行する。
図4に示すように、まず、制御部11は、回転数調整モードは、現像部4Wのスクリュー44,45のスクリュー回転数を大き目に変化させて凡そのスクリュー回転数に対するセンサー51,52のセンサー出力を検知する第1モード処理を実行する(ステップST1)。ここで、図5を参照して、ステップST1の第1モード処理を説明する。
図5に示すように、まず、制御部11は、所定のスクリュー回転数(ここでは、例えば100[rpm]とする)で所定時間(ここでは、例えば30[s]とする)、現像部4Wのスクリュー44,45を正回転方向に回転駆動し、100[rpm]の安定状態とする(ステップST11)。100[rpm]の安定状態では、現像部4Wの現像剤は機械手前側に寄っていることが確認でき、その時点ではセンサー51のセンサー出力は高く、センサー52のセンサー出力は低い状態である。
そして、制御部11は、現像部4Wのセンサー51,52のセンサー出力(それぞれ、センサー出力S1,S2[V]とする)のモニターを開始する(ステップST12)。そして、制御部11は、現像部4Wのセンサー51,52の初期値のセンサー出力(それぞれ、センサー出力S1_s,S2_s[V]とする)を取得し、記憶部14に記憶する(ステップST13)。
そして、制御部11は、現像部4Wのスクリュー44,45のスクリュー回転数を所定上昇率(ここでは、例えば5[rpm/s]とする)で正回転方向に速度アップ駆動を開始する(ステップST14)。そして、制御部11は、モニター中のセンサー出力S2が、所定の閾値a[V]以上であるか否かを判別する(ステップST15)。ここで、閾値aとは、スクリュー44に所望以上の現像剤が存在するときのセンサー52のセンサー出力の値であり、予め実験的に求めておいたものである。
徐々にスクリュー44,45のスクリュー回転数を上げると、センサー52のセンサー出力S2は徐々に大きくなって行く。S2<aの場合(ステップST15;NO)、ステップST15に移行される。S2≧aの場合(ステップST15;YES)、制御部11は、そのときのスクリュー44,45のスクリュー回転数をスクリュー回転数A’[rpm]として記憶部14に記憶する(ステップST16)。ここで、図8に、現像部4Wのスクリュー44,45のスクリュー回転数[rpm]に対するセンサー51,52のセンサー出力S1,S2[V]を示す。このように、スクリュー回転数を上げていくと、センサー出力S2は、閾値a以上となったところでほぼ飽和し、それ以上はセンサー出力S2に変動がない状態となる。
そして、制御部11は、モニター中のセンサー出力S1が、所定の閾値b[V]以下であるか否かを判別する(ステップST17)。ここで、閾値bは、センサー51の位置ではやや現像剤水位が低くなり始めているが、それよりも少し内側の画像領域の現像剤水位は必要な現像剤の嵩が得られており、画像上に不具合のない状態である現像剤水位であるセンサー出力S1の値に予め設定されている。S1<bの場合(ステップST17;YES)、ステップST17に移行される。スクリュー回転数A’[rpm]よりも更にスクリュー回転数を大きくして行くと、次にセンサー51のセンサー出力S1が低下し始める。
S1≧bの場合(ステップST17;YES)、制御部11は、そのときのスクリュー44,45のスクリュー回転数をスクリュー回転数B’[rpm]として記憶部14に記憶する(ステップST18)。そして、制御部11は、記憶部14に記憶された初期値のセンサー出力S1_sを参照し、初期値のセンサー出力S1_sからのモニター中のセンサー出力S1の変化が、所定の閾値としての1[V]以上であるか否かを判別する(ステップST19)。センサー出力S1の変化<1[V]である場合(ステップST19;NO)、ステップST19に移行される。このように、更にスクリュー回転数を上げるとセンサー出力S1は更に低下する。
センサー出力S1の変化≧1[V]である場合(ステップST19;YES)、制御部11は、現像部4Wのスクリュー44,45の回転を停止する(ステップST20)。そして、制御部11は、現像部4Wのセンサー51の終値のセンサー出力(センサー出力S1_e[V]とする)を取得し、記憶部14に記憶し(ステップST21)、第1モード処理を終了する。図8に示すように、初期値のセンサー出力S1_sからのセンサー出力S1の変化が1[V]以上となった場合(センサー出力S1_s-1とする)のスクリュー回転数Cでは、開始時のセンサー出力S1_sに対し大きく差があるセンサー出力S1_eまで低下する。実験でのA’、B’、C点のスクリュー回転数は、それぞれ、250、340、400[rpm]であった。
第1のモード処理での現象は、スクリュー回転数を徐々に速くすることにより、現像剤の片寄りが機械手前側から機械奥側に変わることを表している。ただし、スクリュー回転数の速度増加が大きい場合、現像剤水位の変化までに応答遅れが発生しやすく、センサー検知が実際の片寄りに対し遅れて反応するため、センサー出力と回転数との関係が正確には検知できない。しかし、速度増加を小さくすると調整時間が長くなってしまう。そこで本制御では、第1のモード処理では大き目に速度増加させて大まかにA、B、C点を検出した後で、後述する第3のモードで微調整を行うこととする。第1のモード処理終了時、センサー出力は、第1のモード処理開始時とは出力値が異なるため、次の第2のモード処理が実行される。
図4に戻り、制御部11は、第1モード処理で現像部4Wのスクリュー44,45のスクリュー回転数を変化させる前の現像剤水位の状態に戻す第2のモード処理を実行する(ステップST2)。ここで、図6を参照して、ステップST2の第2モード処理を説明する。
図6に示すように、まず、制御部11は、現像部4Wのスクリュー44,45のスクリュー回転数を逆回転方向に回転駆動させる(ステップST31)。そして、制御部11は、記憶部14に記憶された初期値のセンサー出力S1_s,S2_sを参照し、モニター中のセンサー出力S1,S2が、それぞれ初期値のセンサー出力S1_s,S2_sに戻ったか否かを判別する(ステップST32)。センサー出力S1,S2が初期値に戻っていない場合(ステップST32;NO)、ステップST32に移行される。
センサー出力S1,S2が初期値に戻った場合(ステップST32;YES)、制御部11は、現像部4Wのスクリュー44,45をさらに所定時間(ここでは、例えば、1[s])とする)逆回転方向に回転駆動して停止し(ステップST33)、第2のモード処理を終了する。第2のモード処理では、スクリュー回転数を維持したまま現像部4Wのスクリュー44,45を逆回転し逆方向に現像剤を搬送することにより、再び機械手前側に現像剤を片寄った第1のモード処理の初期の状態に戻し、センサー出力S1,S2が初期値となる時点まで逆回転駆動する。
図4に戻り、制御部11は、第1のモード処理よりもスクリュー回転数を小さく変化させ、正確にスクリュー回転数に対するセンサー出力を検出する第3のモード処理を実行し(ステップST3)、回転数調整処理を終了する。ここで、図7を参照して、ステップST3の第3モード処理を説明する。
図7に示すように、まず、制御部11は、記憶部14に記憶されたスクリュー回転数A’を参照して、スクリュー回転数A’-30[rpm]で現像部4Wのスクリュー44,45を正回転方向に回転駆動する(ステップST41)。ステップST42は、図5のステップST12と同様である。そして、制御部11は、現像部4Wのスクリュー44,45のスクリュー回転数を所定上昇率(ここでは、図5のステップST14よりも小さい値、例えば1[rpm/s]とする)で正回転方向に速度アップ駆動を開始する(ステップST43)。
ステップST44は、図5のステップST15と同様である。S2≧aの場合(ステップST44;YES)、制御部11は、そのときのスクリュー44,45のスクリュー回転数をスクリュー回転数A[rpm]として記憶部14に記憶する(ステップST45)。そして、制御部11は、記憶部14に記憶されたスクリュー回転数B’を参照して、スクリュー回転数B’-30[rpm]で現像部4Wのスクリュー44,45を正回転方向に回転駆動する(ステップST46)。ステップST47,ST48は、ステップST43、図5のステップST17と同様である。
そして、S1≦bの場合(ステップST48;YES)、制御部11は、そのときのスクリュー44,45のスクリュー回転数をスクリュー回転数B[rpm]として記憶部14に記憶する(ステップST49)。そして、制御部11は、記憶部14に記憶された初期値のセンサー出力S1_s、終値のセンサー出力S1_eを参照して、モニター中のセンサー出力S1が、(S1_s+S1_e)/2であるか(以下であるか)否かを判別する(ステップST50)。S1=(S1_s+S1_e)/2でない場合(ステップST50;NO)、ステップST50に移行される。
S1=(S1_s+S1_e)/2である場合(ステップST50;YES)、ステップST51が実行される。ステップST51は、図5のステップST20と同様である。そして、制御部11は、記憶部14に記憶されたスクリュー回転数A,B[rpm]を参照し、現像部4Wのスクリュー44,45のスクリュー回転数を(A+B)/2に決定して記憶部14に記憶し(ステップST52)、第3モード処理を終了する。
実験では、第1モード処理において、スクリュー回転数A’=250[rpm]であった。このとき、第3モード処理において、ステップST41でスクリュー回転数を220[rpm]からステップST43で1[rpm/s]で上昇させ、ステップST45でスクリュー回転数A=235[rpm]であった。そこから、ステップST47でスクリュー回転数をB’=340[rpm]より少し低回転数の310[rpm]まで一気に上昇させ、ステップST47で1[rpm/s]の速度増加でセンサー出力S1を検知し、センサー出力S1が下がり始めるスクリュー回転数B=330[rpm]を決定し、Cの点までスクリュー回転数を速くする必要がないため、Dの点で、スクリューを回転停止した。決定されたスクリュー回転数は、282.5[rpm]であった。
以上の結果から、この現像剤に最適なスクリュー回転数が、A点とB点との中間の回転数である282.5[rpm]に決定された。この状態では、センサー出力S1,S2が両方ともほぼ閾値aと同じ値となり、現像部4W内の現像剤水位は均一な状態となった。画像上の濃度傾きやスクリュームラの発生もなく、良好な画像が得られた。スクリュー回転数は、スクリュー回転数A,Bの中間に設定したが、スクリュー回転数A,Bの間の回転数領域においては現像剤の水位傾きは均一に保たれており、回転数領域のスクリュー回転数も適用可能である。
現像剤の片寄りはスクリュー44,45の両端の開口幅などによっても変わるが、2本のスクリュー44,45の条数が異なる系では顕著になる。スクリューに現像剤の撹拌や現像ローラー42への現像剤供給機能を持たせるためのパドル部材を追加するためにスクリューのピッチ、条数を変更した場合には、回転数に対する軸方向への現像剤搬送力が異なるため、回転数によって現像剤の水位傾きが変化する。
また、この現像剤に最適スクリュー回転数として、通常機において400[rpm]で駆動しているところを282.5[rpm]に設定したため、現像剤の循環速度は約80%に低下した。したがって、補給されたトナーの撹拌性、トナー消費への追従性を確保するためには、通常機の単位時間当たりの出力枚数に対し、現像部4Wに対応する単位時間当たりの出力枚数を80%とするのが適当である。画像形成ユニット170Wのみを考えた場合、単位時間当たりの出力枚数を、通常136[ppm(paper per minute)](A4)のところ、108[ppm]に低下させたところ、高カバレッジの画像にも濃度低下なく、トナー荷電不足によるかぶりやトナーこぼれの発生もなく良好な用紙上の画像が得られた。カバレッジは、用紙の面積に対する印刷画像領域の面積の割合[%]である。上記の例では、2本のスクリュー44,45でパドル数及び条数の異なる系を使用したが、例えば1本のスクリューの中で条数が異なる部分を有する系についても適用可能である。また、スクリュー44,45でパドル数、条数及びピッチの少なくとも一つが異なる構成としてもよい。
ついで、図9を参照して、画像形成装置1で実行される出力枚数設定処理を説明する。あらかじめ、画像形成装置1において、上記回転数調整処理により、特色の現像剤の現像部4Wのスクリュー44,45の回転数[rpm]が決定されて記憶部14に記憶され、また、通常色の現像剤の現像部4Y,4M,4C,4Kについてもスクリュー44,45の回転数が設定されて記憶部14に記憶されているものとする。
そして、画像形成装置1において、原稿読取部15を用いたコピー処理のジョブ、又は通信部19を介する外部装置からの印刷ジョブが投入されたことをトリガーとして、制御部11は、ROMに記憶された出力枚数設定プログラムに従い、出力枚数設定処理を実行する。
図9に示すように、まず、制御部11は、投入されたジョブから印刷する用紙ごとの各色(WYMCK)のカバレッジを取得する(ステップST51)。そして、制御部11は、投入されたジョブの次に出力する用紙を選択し、記憶部14に記憶された現像部4Y,4M,4C,4Kの各色のスクリュー44,45の回転数を参照し、選択中の用紙の各色のカバレッジと、読み出した各色のスクリュー44,45の回転数とに応じて、選択中の用紙の各色の単位時間当たりの出力枚数を算出する(ステップST52)。
現像部4Wにおいて、単位時間当たりの出力枚数の低減は、トナー消費量が多い条件に対して問題発生を抑制するために行うが、低カバレッジの場合は136[ppm]のままでも追従性、トナー荷電性が得られるため、生産性は使用されるカバレッジに応じて決めることも可能である。例えば、製品仕様で最大カバレッジが50%に制限されている機械の場合、カバレッジ40%以下であれば生産性136[ppm]のままでも成立するため、カバレッジにより生産性を制御することにより生産性低下を最小限に抑えることができる。
そして、制御部11は、ステップST52で算出された選択中の用紙の各色の単位時間当たりの出力枚数のうち最も遅いものを、選択中の用紙の単位時間当たりの出力枚数に設定する(ステップST53)。そして、投入されたジョブに未選択の次に出力する用紙があるか否かを判別する(ステップST54)。次に出力する用紙がある場合(ステップST54;YES)、ステップST52に移行される。次に出力する用紙がない場合(ステップST54;NO)、出力枚数設定処理が終了する。制御部11は、画像形成部17、定着部18、給紙部20、用紙搬送部21を制御して、設定された単位時間当たりの出力枚数に応じて、用紙に画像形成させる。
以上、本実施の形態によれば、現像装置D1は、トナー像を担持する感光体ドラム171Wにトナーを現像する現像部4Wを備える。現像部4Wは、現像部4W内を循環する現像剤を搬送するスクリュー44,45と、スクリュー44の現像剤の搬送方向に対して異なる位置に配置され、現像剤の水位を検知するためのセンサー51,52と、を有する。現像装置D1は、スクリュー44,45の駆動速度としての単位時間当たりのスクリュー回転数(回転速度)を変化させながらセンサー51,52の検知結果を参照し、センサー52の検知結果が上昇して、予め設定された所定の現像剤の所望以上の水位に対応する閾値aになったスクリュー回転数Aを取得し、センサー51の検知結果が低下して、予め設定された必要な現像剤の嵩の水位に対応する閾値bになったスクリュー回転数Bを取得し、スクリュー回転数Aとスクリュー回転数Bとの間のスクリュー回転数を現像剤の搬送のためのスクリュー回転数として決定する制御部11を備える。
このため、白色など特色トナーや、特殊用途にのみ使用するトナーの現像剤を使用する場合においても、現像剤に合ったスクリュー44,45のスクリュー回転数を機械(現像装置D1)が自動で決定するため、流動性などの物性の違いによる現像部4W内の現像剤の片寄りの発生を抑制でき、印刷物における画像濃度の傾きや、搬送部としてのスクリュー44,45によるムラによる画質低下や、現像剤溢れなどの不具合を防止できる。
また、制御部11は、スクリュー回転数Aとスクリュー回転数Bとの中間のスクリュー回転数を現像剤の搬送のためのスクリュー回転数に決定する。このため、現像剤の搬送のためのより適切なスクリュー回転数を決定できる。
また、制御部11は、スクリュー44,45の回転数を大きく(5[rpm/s])変化させながら、仮のスクリュー回転数A’とスクリュー回転数B’とを取得した後、スクリュー回転数A’及びスクリュー回転数B’の近傍でスクリュー44,45のスクリュー回転数を小さく(1[rpm/s])変化させながら、スクリュー回転数A及びスクリュー回転数Bを取得する。このため、短時間で効率よくスクリュー回転数A及びスクリュー回転数Bを取得でき、現像剤の搬送のためのスクリュー回転数を決定できる。
また、制御部11は、スクリュー44,45の回転数を大きく変化させながら、仮のスクリュー回転数A’とスクリュー回転数B’とを取得する第1のモード処理と、現像部4W内の現像剤の嵩状態を復帰させる第2のモード処理と、スクリュー回転数A’及びスクリュー回転数B’の近傍でスクリュー44,45のスクリュー回転数を小さく変化させながら、スクリュー回転数A及びスクリュー回転数Bを取得し、現像剤の搬送のためのスクリュー回転数を決定する第3のモード処理と、とを実行する。このため、短時間で効率よく、適正なスクリュー回転数A及びスクリュー回転数Bを取得でき、現像剤の搬送のためのスクリュー回転数を適正に決定できる。
また、制御部11は、スクリュー44,45を第1のモード処理及び第3のモード処理の正回転方向と逆方向の逆回転方向に駆動させて第2のモードを実行する。このため、短時間で効率よく、より適正なスクリュー回転数A及びスクリュー回転数Bを取得でき、現像剤の搬送のためのスクリュー回転数をより適正に決定できる。
また、センサー51,52は、現像剤の透磁率を検知する透磁率センサーでありかつ現像剤のトナー濃度を検知する。このため、現像剤の水位W1を正確に検知でき、現像剤のトナー濃度を検知できる。
また、スクリュー44,45は、互いにパドル数及び条数が異なる。このため、スクリュー44,45で現像剤の搬送力に差ができ片寄りが発生しやすいため、現像剤の特性によらず、現像剤の片寄りの発生を抑制でき、画質低下及び不具合を防止できる効果をより高くすることができる。
また、画像形成装置1は、現像装置D1と、感光体ドラム171W及び現像部4Wを含み、用紙に現像を画像形成する画像形成部17(画像形成ユニット170W)と、を備える。このため、現像剤の特性によらず、現像剤の片寄りの発生を抑制でき、画質低下及び不具合を防止でき、画像形成を適切に行うことができる。
また、制御部11は、決定された現像剤の搬送のためのスクリュー回転数に応じて、画像形成部17による用紙の単位時間当たりの出力枚数(出力速度)を決定する。このため、現像剤の搬送のためのスクリュー回転数に応じた適切な用紙の出力枚数に応じて用紙を画像形成して出力でき、印刷物の生産性の低下を抑制できる。
また、制御部11は、決定された現像剤の搬送のためのスクリュー回転数と、投入されたジョブの用紙のカバレッジと、に応じて、画像形成部17などによる用紙の単位時間当たりの出力枚数を決定する。このため、現像剤の搬送のためのスクリュー回転数及び用紙のカバレッジに応じたより適切な用紙の出力枚数に応じて用紙を画像形成して出力でき、印刷物の生産性の低下をより抑制できる。
(変形例)
図10を参照して、上記実施の形態の変形例を説明する。図10(a)は、本変形例の現像剤DWの片寄りがある現像部4W1の側面構成を示す透過図である。図10(b)は、本変形例の現像剤DWの片寄りがない現像部4W1の側面構成を示す透過図である。
上記実施の形態では、画像形成装置1の現像部4Wにおいて、現像剤の水位検知センサーとして、透磁率センサーであるセンサー51,52を用いたが、本変形例では、ピエゾ素子のセンサーを用いる。
具体的には、本変形例は、画像形成装置1において、現像部4Wを現像部4W1に代えた構成を用いる。図10(a)に示すように、現像部4W1は、現像部4Wにおけるセンサー52に代えて、センサー52Pを備える構成である。
センサー52Pは、ピエゾ素子による近傍の現像剤DWの水位検知センサーである。ピエゾ素子のセンサー52Pの場合は、現像剤DWの水位W1の検知信号をON/OFFで出力する。例えば、図10(b)に示すように、現像剤DWの水位W1がスクリュー44の軸方向に均一の状態の場合、センサー52Pは、現像剤DWに隠れた状態となるためONの検知信号を出力する。スクリュー44,45を回転駆動して、図10(a)に示すように、センサー52P近傍の現像剤DWの水位W1が低くなり、センサー52P部分に現像剤DWがない状態の場合、センサー52Pは、OFFの検知信号を出力する。このため、センサー52Pとしては、センサー52と同様な制御が可能である。例えば、図5の第1モード処理のステップST15では、制御部11は、センサー52Pの出力信号がONであるか否かを判別する。OFFである場合(ステップST15;NO)、ステップST15に移行される。ONである場合(ステップST15;YES)、ステップST16に移行される。また、図7の第3モード処理のステップST44は、上記変更したステップST15と同様である。
この構成では、透磁率センサーとしてのセンサー51をトナー濃度センサーとして兼用することで、最小限のセンサー構成で制御を成立させることが可能となる。
以上、本変形例によれば、現像部4W1のセンサー51は、現像剤の透磁率を検知する透磁率センサーでありかつ現像剤のトナー濃度を検知する。このため、現像剤の水位を検知できるとともに、現像剤のトナー濃度を検知できる。
また、現像部4W1のセンサー52Pは、ピエゾ素子である。このため、センサー52PのON/OFF信号により、現像剤の水位と閾値aとの比較(現像剤の水位が所望以上であることの判別)を容易に行うことができる。
なお、上記実施の形態及び変形例における記述は、本発明に係る好適な現像装置、画像形成装置、駆動速度設定方法及びプログラムの一例であり、これに限定されるものではない。
また、以上の実施の形態における画像形成装置1を構成する各部の細部構成及び細部動作に関して本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
1 画像形成装置
11 制御部
12 操作部
13 表示部
14 記憶部
15 原稿読取部
16 画像処理部
8 筐体
82L,82R 支持レール
17 画像形成部
170W,170Y,170M,170C,170K 画像形成ユニット
171W,171Y,171M,171C,171K 感光体ドラム
172W,172Y,172M,172C,172K 帯電部
173W,173Y,173M,173C,173K 露光部
4W,4W1,4Y,4M,4C,4K 現像部
41 筐体
42 現像ローラー
43 攪拌パドル
44,45 スクリュー
46 動力伝達部
47 仕切り板
48 取っ手部
51,52,52P センサー
175W,175Y,175M,175C,175K 1次転写ローラー
176W,176Y,176M,176C,176K クリーニング部
7 転写部
70 中間転写ベルト
71,72,73,74 ローラー
75 2次転写ローラー
76 クリーニング部
18 定着部
19 通信部
20 給紙部
T1,T2,T3 給紙トレイ
201 給紙ローラー
21 用紙搬送部
22 バス
T4 排紙トレイ
T5 手差しトレイ

Claims (13)

  1. トナー像を担持する像担持体にトナーを現像する現像部を備える現像装置であって、
    前記現像部は、
    前記現像部内を循環する現像剤を搬送する複数の搬送部と、
    前記搬送部の現像剤の搬送方向に対して異なる位置に配置され、前記現像剤の水位を検知するための第1、第2の検知部と、を有し、
    前記搬送部の駆動速度を変化させながら前記第1、第2の検知部の検知結果を参照し、前記第2の検知部の検知結果が上昇して、予め設定された所定の現像剤の所望以上の水位に対応する第1の閾値になった第1の駆動速度を取得し、前記第1の検知部の検知結果が低下して、予め設定された必要な現像剤の嵩の水位に対応する第2の閾値になった第2の駆動速度を取得し、前記第1の駆動速度と前記第2の駆動速度との間の駆動速度を前記現像剤の搬送のための第3の駆動速度として決定する制御部と、を備える現像装置。
  2. 前記制御部は、前記第1の駆動速度と前記第2の駆動速度との間の中央の駆動速度を前記第3の駆動速度に決定する請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記制御部は、前記搬送部の駆動速度を大きく変化させながら、仮の前記第1の駆動速度と仮の前記第2の駆動速度とを取得した後、当該仮の第1の駆動速度及び当該仮の第2の駆動速度の近傍で前記搬送部の駆動速度を小さく変化させながら、前記第1の駆動速度及び前記第2の駆動速度を取得する請求項1又は2に記載の現像装置。
  4. 前記制御部は、前記搬送部の駆動速度を大きく変化させながら、仮の前記第1の駆動速度と仮の前記第2の駆動速度を取得する第1のモードと、前記現像部内の現像剤の嵩状態を復帰させる第2のモードと、前記仮の第1の駆動速度と前記仮の第2の駆動速度の近傍で前記搬送部の駆動速度を小さく変化させながら、前記第1の駆動速度と前記第2の駆動速度を取得し、前記第3の駆動速度を決定する第3のモードと、とを実行する請求項3に記載の現像装置。
  5. 前記制御部は、前記搬送部を前記第1のモード及び前記第3のモードの駆動方向と逆方向に駆動させて前記第2のモードを実行する請求項4に記載の現像装置。
  6. 前記第1、第2の検知部は、少なくとも一つが、前記現像剤の透磁率を検知する透磁率センサーでありかつ前記現像剤のトナー濃度を検知する請求項1から5のいずれか一項に記載の現像装置。
  7. 前記第1の検知部又は前記第2の検知部は、ピエゾ素子である請求項6に記載の現像装置。
  8. 前記複数の搬送部は、互いにパドル数、条数及びピッチの少なくとも一つが異なる請求項1から7のいずれか一項に記載の現像装置。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の現像装置と、
    前記像担持体及び前記現像部を含み、用紙に現像を含む画像形成をする画像形成部と、を備える画像形成装置。
  10. 前記制御部は、前記決定された第3の駆動速度に応じて、前記画像形成部による前記用紙の出力速度を決定する請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御部は、前記決定された第3の駆動速度と、投入されたジョブの前記用紙のカバレッジと、に応じて、前記画像形成部による前記用紙の出力速度を決定する請求項10に記載の画像形成装置。
  12. トナー像を担持する像担持体にトナーを現像する現像部内を循環する現像剤を搬送する搬送部の駆動速度設定方法であって、
    前記現像部は、
    複数の前記搬送部と、
    前記搬送部の現像剤の搬送方向に対して異なる位置に配置され、前記現像剤の水位を検知するための第1、第2の検知部と、を有し、
    前記搬送部の駆動速度を変化させながら前記第1、第2の検知部の検知結果を参照し、前記第2の検知部の検知結果が上昇して、予め設定された所定の現像剤の所望以上の水位に対応する第1の閾値になった第1の駆動速度を取得し、前記第1の検知部の検知結果が低下して、予め設定された必要な現像剤の嵩の水位に対応する第2の閾値になった第2の駆動速度を取得し、前記第1の駆動速度と前記第2の駆動速度との間の駆動速度を前記現像剤の搬送のための第3の駆動速度として決定する工程を含む駆動速度設定方法。
  13. トナー像を担持する像担持体にトナーを現像する現像部が、
    前記現像部内を循環する現像剤を搬送する複数の搬送部と、
    前記搬送部の現像剤の搬送方向に対して異なる位置に配置され、前記現像剤の水位を検知するための第1、第2の検知部と、を有し、
    前記現像部を備える現像装置のコンピューターを、
    前記搬送部の駆動速度を変化させながら前記第1、第2の検知部の検知結果を参照し、前記第2の検知部の検知結果が上昇して、予め設定された所定の現像剤の所望以上の水位に対応する第1の閾値になった第1の駆動速度を取得し、前記第1の検知部の検知結果が低下して、予め設定された必要な現像剤の嵩の水位に対応する第2の閾値になった第2の駆動速度を取得し、前記第1の駆動速度と前記第2の駆動速度との間の駆動速度を前記現像剤の搬送のための第3の駆動速度として決定する制御部、
    として機能させるためのプログラム。
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