JP7430104B2 - ローラリフタ - Google Patents

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Description

本発明は、ローラリフタに関する。
特許文献1に開示されるローラリフタは、リフタハウジングのガイド面部に対して往復摺動可能に設けられたリフタ本体と、リフタ本体に回転自在に支持されたローラと、を備えている。リフタ本体は、リフタハウジングのガイド面部によって摺動方向に案内される筒状の外周部と、外周部の下端から下方に突出形成されるとともに支持軸を支持する一対の支持部と、を有する。また、リフタ本体は、外周部の下端において、リフタハウジングに対して回転することを防ぐ回り止め部が片持ち状に突出形成されている。
特開2013-147947号公報
ところで、特許文献1のローラリフタのように、片持ち状に突出するような回り止め部を形成する場合、回り止め部の形成工程の工程数が多くなってしまう。すなわち、リフタ本体の基となる筒状の部材に対して、壁の一部を切削して片持ち状の突起を形成する工程や、この突起を曲げて外周部の径方向外側に突出させる工程などが必要になる。また、リフタ本体の周壁における外周面は摺動面となるため、通常研磨加工される。しかし、特許文献1のようにリフタ本体から片持ち状に突出する突起が設けられている場合、突起を形成した後の研磨加工では突起部分を避けて加工する必要があり、加工が困難である。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、製造工程の簡略化を図ることができるローラリフタを提供することを目的とする。
本発明のローラリフタは、ハウジングの孔内を往復摺動可能な筒状のリフタ本体と、前記リフタ本体の底面側に設けられる一対のフォークと、前記一対のフォークに両端部が保持される軸部と、前記一対のフォーク間において前記軸部に回転可能に支持されるローラと、前記リフタ本体の底面側に取り付けられる取付部材と、を備え、前記取付部材は、前記ローラの外周面と間隔をあけて対向し、且つ前記リフタ本体の径方向に突出する形状をなし、前記ハウジングの孔内における前記リフタ本体の回転を規制する回り止め部を有している。
本発明のローラリフタは、リフタ本体に一体の回り止めを設けないようにすることができ、回り止めを形成するための工程を無くすことができる。また、リフタ本体の外周の研磨加工などを支障なく行うことができる。更に、リフタ本体に回り止めが設けられている場合と比較して、加工時のワーク把持位置の自由度を向上させることができる。したがって、本発明のローラリフタは、製造工程の簡略化を図ることができる。
本発明の実施例1に係るローラリフタを含む燃料供給装置の一部を例示する断面図である。 実施例1に係るローラリフタを示す側面図である。 実施例1に係るローラリフタを示す底面図である。 実施例1に係るローラリフタの回り止め部を示す斜視図である。
本発明の好ましい形態を以下に示す。
前記取付部材は、前記ローラの端面と前記フォークとの間に配置されるスラストワッシャ部を有していてもよい。この場合、ローラの端面とフォークとが直接接触することがなく、ローラとフォークの摩耗の進行を抑制することができる。
前記スラストワッシャ部は、前記軸部の軸方向に対をなし、前記回り止め部は、一対の前記スラストワッシャ部の間に位置し、一対の前記スラストワッシャ部に連結部を介してつながり、一対の前記スラストワッシャ部は、前記軸部の端部を挿通する円形の挿通孔を有し、前記取付部材は、一対の前記スラストワッシャ部、前記回り止め部及び前記連結部を一体に有する板材であることができる。この場合、一対のスラストワッシャ部の挿通孔に軸部の端部が挿通されることによって、取付部材が軸部に支持され、軸部から脱落するのを防止できる。
<実施例1>
実施例1のローラリフタ20を図1~図4を用いて説明する。なお、以下の説明では、便宜上、後述するローラリフタ20の往復動の方向を上下方向と定義する。すなわち、上下の方向については、図1及び図2に表れる向きをそのまま上方、下方と定義する。但し、ここで定義した方向は、本発明に係るローラリフタの設置方向を限定するものではない。
ローラリフタ20は、例えば図1に示す内燃機関の燃料供給装置10に用いられるポンプリフタとして構成される。燃料供給装置10は、詳細は図示しないが、ローラリフタ20で高圧に調整された燃料を図示しないエンジンの燃焼室に供給するものである。ローラリフタ20は、シリンダヘッドのリフタガイド11に組み込まれている。リフタガイド11はハウジングの例示である。
図1に示すように、リフタガイド11には摺動孔12が形成されている。摺動孔12は、上下方向に延びる断面略円形をなしている。摺動孔12には、ローラリフタ20が上下方向に往復摺動可能に挿入されている。
摺動孔12の上端には、摺動孔12よりも小径の断面円形の貫通孔14が上下方向に貫通して設けられている。貫通孔14には、プランジャ15が上下方向に往復摺動可能に挿入されている。プランジャ15の上端部は、貫通孔14の上端に連通する圧力室(図示略)に進退可能に配置されている。プランジャ15の上端部が圧力室に進入することで、圧力室内の燃料が加圧されるようになっている。
リフタガイド11は、摺動孔12に沿って上下方向に延出するガイド溝16が形成されている。ガイド溝16の下端は開放されている。ガイド溝16には、後述する取付部材50の回り止め部51が上下方向に移動可能に進入している。
ローラリフタ20は、図2、図3に示すように、リフタ本体30、一対のフォーク34、軸部材41、ローラ40、及び取付部材50を備えている。リフタ本体30は、ローラ40を支持し、後述するようにカム60の回転に応じて上下方向に往復移動する構成である。リフタ本体30は、周壁31及び隔壁32を備えている。周壁31は、リフタ本体30の外郭を構成し、上下方向にほぼ沿った略円筒状である。周壁31の外周面は、摺動孔12の内周面に沿って配置される。周壁31は、図2、図3に示すように、一対のフォーク34を有している。
一対のフォーク34は、板片状であって、周壁31の下端部の径方向両端部から下方に突出し、ほぼ平行に対向して設けられている。両フォーク34には、軸部材41の両端部が支持されている。なお、軸部材41は、両フォーク34に対して相対的に回転する構成であってもよく、回転しない構成であってもよい。軸部材41には、図2に示すように、例えばニードル軸受42を介して、円筒状のローラ40が回転可能に支持されている。
ローラ40の外周面は、カム60に接触するように配置されている。カム60は、図1に示すように、略四角形状をなし、カムシャフト61に設けられている。軸部材41とカムシャフト61は、リフタ本体30の往復移動方向と直交する方向に沿って配置されるとともに、互いに平行となるように配置されている。
隔壁32は、図1に示すように、周壁31内で径方向に沿った平板状に形成されている。隔壁32の外周は、周壁31の内周面に一体に連結されている。このため、リフタ本体30は、隔壁32を介して上下に分割された構造となる。リフタ本体30における隔壁32の下方には、両フォーク34間に配置されたローラ40が収容されている。
リフタ本体30は、下方に位置するカム60の回転軌跡から外れる範囲で可能な限り上下方向に延長されている。すなわち、周壁31の上下方向の摺動長さが十分に長く確保され、リフタ本体30が摺動孔12内で傾きにくい構造になっている。
リフタ本体30における隔壁32の上方には、プランジャ15の下端部、リテーナ71、及び付勢部材72が収容されている。リテーナ71は、径方向に沿った円板状をなし、その中心部にプランジャ15の下端部が係止して固定されている。付勢部材72は、圧縮コイルばねからなるばね材であって、その下端がリテーナ71の上面に当接して支持され、その上端がリフタガイド11に当接して支持され、上下方向に弾性的に伸縮可能とされている。付勢部材72は、リフタ本体30をカム60側に付勢し、ローラ40をカム60に押し付ける付勢力を有している。
取付部材50は、金属板を所定形状に曲げ加工などして形成される一体の板状成形体である。図3及び図4に示すように、取付部材50は、回り止め部51、スラストワッシャ部52、及び連結部53を有している。取付部材50は、リフタ本体30の底面側に取り付けられる。
回り止め部51は、リフタガイド11の摺動孔12におけるリフタ本体30の回転を規制する。図1に示すように、回り止め部51は、リフタガイド11のガイド溝16に進入することで回り止めとして機能する。回り止め部51は、図1及び図2に示すように、ローラ40の外周面と間隔をあけて対向し、且つリフタ本体30の径方向に突出する形状をなしている。
図3に示すように、回り止め部51は、先端部51A(突出端部)において閉塞し、基端部51Bにおいて開口する底面視にU字状をなしている。回り止め部51の先端部51Aは、ローラ40の外周面よりも外側に位置し、ローラ40の軸方向に沿って直線状に延びている。回り止め部51の先端部51Aの長さは、ローラ40の軸方向の長さよりも短くされている。図2及び図4に示すように、回り止め部51の上下方向の幅は、基端部51Bから先端部51Aの全体に亘って略同等である。
スラストワッシャ部52は、対をなして設けられている。図3に示すように、一対のスラストワッシャ部52は、それぞれローラ40の端面とフォーク34との間に挟まれるように配置される。一対のスラストワッシャ部52の間隔は、回り止め部51の先端部51Aにおける長さよりも広い。換言すると、回り止め部51は、一対のスラストワッシャ部52の間に位置している。各スラストワッシャ部52は、ローラ40の軸方向と直交する方向に延びる平板状をなしている。各スラストワッシャ部52は、ローラ40の端面を軸方向で受けるスラストワッシャとして機能する。
図4に示すように、各スラストワッシャ部52は挿通孔52Aを有している。挿通孔52Aは、スラストワッシャ部52の板厚方向に貫通する円形状の孔である。挿通孔52Aの孔径は、軸部材41の直径よりも大きい。挿通孔52Aには軸部材41の両端部が挿通される。スラストワッシャ部52の下端面は、挿通孔52Aの外形に沿った側面視円弧状をなしている。スラストワッシャ部52の下端面は、この円弧状をなす部分において、回り止め部51の下端面よりも下方に突出している。スラストワッシャ部52の上端面は、水平方向(図2の左右方向)に延びる側面視直線状をなしている。スラストワッシャ部52の上端面は、回り止め部51の上端面よりも上方に位置している。
連結部53は、一対のスラストワッシャ部52に対応して一対設けられている。各連結部53は、スラストワッシャ部52の一端部において、互いに近づく方向に向かって延びる平板状に形成されている。連結部53は、スラストワッシャ部52と、回り止め部51の基端部51Bとを連結している。連結部53の板面は、スラストワッシャ部52の板面及び回り止め部51の基端部51Bの板面と直交し、回り止め部51の先端部51Aの板面と平行に配置されている。連結部53の上端面は、スラストワッシャ部52の上端面と同等の高さに位置している。連結部53の下端面は、回り止め部51の下端面と同等の高さに位置している。
図2から図3に示すように、取付部材50は延伸部54を有している。延伸部54は、連結部53とは反対側のスラストワッシャ部52の端部に設けられている。延伸部54は、スラストワッシャ部52の延伸方向に沿って延びている。延伸部54の上下方向の幅は回り止め部51の上下方向の幅と同等であり、上下の端面の高さも回り止め部51の上下端面の高さと同等である。
図4に示すように、取付部材50は規制面55A,55B,55C,55Dを有している。規制面55A,55B,55C,55Dは、回り止め部51、スラストワッシャ部52、及び延伸部54の上端面にそれぞれ設定されている。これら規制面55A,55B,55C,55Dは、リフタ本体30の異なる部位に接触可能に設けられている。規制面55A,55B,55C,55Dは、リフタ本体30に接触することによって、取付部材50が軸部材41の軸周りに回転するのを規制する。
複数の規制面55A,55B,55C,55Dは、底面視において軸部材41の中心軸を挟む位置に分かれて配置される。具体的には、図2に示すように、回り止め部51上端の規制面55A、及び延伸部54上端の規制面55Dは、それぞれリフタ本体30の周壁31の下端面に接触可能である。すなわち、規制面55A及び規制面55Dは同じ高さ位置に設けられている。スラストワッシャ部52における軸方向と直交する方向に離れた2箇所の規制面55B,55Cは、それぞれ隔壁32の下面に接触可能である。規制面55B及び55Cは、同じ高さ位置であって、規制面55A,55Dよりも上方に設けられている。
なお、各規制面55A,55B,55C,55Dは、リフタ本体30に常時接触するように設けられていてもよいし、取付部材50の軸部材41周りに回転しようとした際に接触するように設けられていてもよい。また、取付部材における軸部材の軸周りの回転を規制するという観点では、取付部材に設定される規制面は、軸部材の軸周りの2方向の回転を規制するように、少なくとも2箇所に設けられていればよい。例えば、少なくともスラストワッシャ部52における2箇所の規制面55B,55Cを設ける形態や、少なくとも回り止め部51における規制面55A及び延伸部54における規制面55Dの2箇所、少なくとも回り止め部51の規制面55A及びスラストワッシャ部52の規制面55Cの2箇所をそれぞれ設ける形態等、軸部材41の軸方向と直交する方向において、軸部材41を挟んだ両側に少なくとも一対が配置されていることが好ましい。
次に、ローラリフタ20の組み付け手順について簡単に説明する。最初に、ローラ40の筒内にニードル軸受42を配置する。配置したニードル軸受42は仮保持手段を用いて保持させておく。この状態で、ローラ40の両端面に一対のスラストワッシャ部52の内側面を対向させるようにして、取付部材50を配置する。そして、これらローラ40、ニードル軸受42、及び取付部材50を、リフタ本体30の一対のフォーク34の間に配置する。その後、一対のフォーク34の一方から軸部材41を挿入し、一対のフォーク34の他方まで挿通させる。これにより、軸部材41は、一対のフォーク34の一方、一対のスラストワッシャ部52の一方、ローラ40、一対のスラストワッシャ部52の他方、及び一対のフォーク34の他方の順に挿通させる。最後に、軸部材41の両端部にかしめ加工を施してかしめ部を形成し、組み付けが完了する。
以上説明したように、実施例1によれば、ローラリフタ20は、リフタ本体30、一対のフォーク34、軸部材41、ローラ40、及び取付部材50を備えている。リフタ本体30は、ハウジングの孔としてのリフタガイド11の摺動孔12内を往復摺動可能な筒状に形成されている。一対のフォーク34は、リフタ本体30の底面側に設けられる。軸部材41は、一対のフォーク34に両端部が保持される。ローラ40は、一対のフォーク34間において軸部材41に回転可能に字視される。取付部材50は、リフタ本体30の底面側に取り付けられる。取付部材50は回り止め部51を有している。回り止め部51は、ローラ40の外周面と間隔をあけて対向し、且つリフタ本体30の径方向に突出する形状をなし、リフタガイド11の摺動孔12内におけるリフタ本体30の回転を規制する。
ローラリフタ20は、リフタ本体30に対して取り付けられる取付部材50に回り止め部51を設けている。このように、リフタ本体30には、回り止めのような周壁31の外周面から径方向外側に突出する部分を設ける必要がない。このため、リフタ本体30に回り止めを形成するための工程を無くすことができる。また、回り止め等の突出する部分がリフタ本体30の周壁31には設けられないので、外周面の研磨加工を極めて容易に行うことができる。更に、リフタ本体に回り止めが設けられている場合と比較して、加工時のワーク把持位置の自由度を向上させることができる。したがって、ローラリフタ20は、製造工程の簡略化を図ることができる。
また、ローラリフタ20において、取付部材50は、ローラ40の端面とフォーク34との間に配置されるスラストワッシャ部52を有している。これにより、ローラ40の端面とフォーク34とが直接接触することがなく、ローラ40とフォーク34の摩耗の進行を抑制することができる。
また、スラストワッシャ部52は、ローラ40の両端面、及び各ニードル軸受42の両端面に対向するように、軸部材41の軸方向に対をなして設けられている。回り止め部51は、一対のスラストワッシャ部52の間に位置し、一対のスラストワッシャ部52に連結部53を介してつながっている。更に、一対のスラストワッシャ部52は、それぞれ軸部材41の端部を挿通する円形の挿通孔52Aを有している。取付部材50は、このような一対のスラストワッシャ部52、回り止め部51、及び連結部53を一体に有する板材である。このような構成により、一対のスラストワッシャ部52の挿通孔52Aに軸部材41の端部が挿通されることで、取付部材50を軸部材41に安定的に支持させることができ、取付部材50が軸部材41から脱落するのを防止できる。
また、取付部材50は複数の規制面55A,55B,55C,55Dを有している。複数の規制面55A,55B,55C,55Dは、リフタ本体30の底面に当接可能に設けられている。規制面55A,55B,55C,55Dは、リフタ本体30に接触することによって、取付部材50が軸部材41の軸周りに回転するのを規制する。複数の規制面55A,55B,55C,55Dは、底面視において軸部材41の中心軸を挟む位置に分かれて配置される。これにより、取付部材50をリフタ本体30に安定的に取り付けることができる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例1では、取付部材がスラストワッシャ部を有する形態を例示したが、これは必須ではない。取付部材は、例えば、回り止め部のみを有し、リフタ本体にビス止め等の公知の方法で取り付けられる形態であってもよい。
(2)上記実施例1では、取付部材が延伸部を有する形態を例示したが、これは必須ではない。取付部材は、例えば、回り止め部、スラストワッシャ部、及び連結部を有して構成されていてもよい。
(3)上記実施例1では、取付部材が複数の規制面を有する形態を例示したが、これは必須ではない。取付部材が規制面を有する場合、その当接部位としては、リフタ本体の底面に限定されず、例えば、フォークの側面や周壁の内周面等であってもよい。
(4)本発明のローラリフタは、内燃機関の動弁機構に用いられるローラタペットとして構成されもよい。
20…ローラリフタ
30…リフタ本体
34…フォーク
40…ローラ
41…軸部材(軸部)
50…取付部材
51…回り止め部
52…スラストワッシャ部
52A…挿通孔
53…連結部

Claims (3)

  1. ハウジングの孔内を往復摺動可能な筒状のリフタ本体と、
    前記リフタ本体の底面側に設けられ、前記リフタ本体の下端から下方に突出する一対のフォークと、
    前記一対のフォークに両端部が保持される軸部と、
    前記一対のフォーク間において前記軸部に回転可能に支持されるローラと、
    前記リフタ本体の底面側に取り付けられる取付部材と、
    を備え、
    前記取付部材は、前記ローラの外周面と間隔をあけて対向し、且つ前記リフタ本体の径方向に突出する形状をなし、前記ハウジングの孔内における前記リフタ本体の回転を規制する回り止め部を有し
    前記回り止め部は、前記リフタ本体の下端よりも下方且つ前記一対のフォークの間から、前記リフタ本体の径方向に突出しているローラリフタ。
  2. 前記取付部材は、前記ローラの端面と前記フォークとの間に配置されるスラストワッシャ部を有している請求項1に記載のローラリフタ。
  3. ハウジングの孔内を往復摺動可能な筒状のリフタ本体と、
    前記リフタ本体の底面側に設けられる一対のフォークと、
    前記一対のフォークに両端部が保持される軸部と、
    前記一対のフォーク間において前記軸部に回転可能に支持されるローラと、
    前記リフタ本体の底面側に取り付けられる取付部材と、
    を備え、
    前記取付部材は、前記ローラの外周面と間隔をあけて対向し、且つ前記リフタ本体の径方向に突出する形状をなし、前記ハウジングの孔内における前記リフタ本体の回転を規制する回り止め部を有し、
    前記取付部材は、前記ローラの端面と前記フォークとの間に配置されるスラストワッシャ部を有し、
    前記スラストワッシャ部は、前記軸部の軸方向に対をなし、前記回り止め部は、一対の前記スラストワッシャ部の間に位置し、一対の前記スラストワッシャ部に連結部を介してつながり、
    一対の前記スラストワッシャ部は、前記軸部の端部を挿通する円形の挿通孔をそれぞれ有し、
    前記取付部材は、一対の前記スラストワッシャ部、前記回り止め部及び前記連結部を一体に有する板材であるローラリフタ。
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