JP7429916B2 - キャビネット - Google Patents

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Description

本発明は、天然石または擬石製のサイド化粧板を有するキャビネットに関する。
近年のキッチンは、一枚の天板からなるワークトップの下に複数のキャビネットを備えたシステムキッチンが主流となっている。キッチン全体の上面を覆う天板(ワークトップ)には、組み込み式のコンロやシンク、主に調理を行うのに利用される平坦なテーブル面である調理スペースが設けられる。
上述した複数のキャビネットのうち、壁付けしない場合のように側面がオープンなキャビネットの側板には、目隠し用のサイド化粧板が取り付けられる。例えば特許文献1の対面式キッチンでは、キャビネットのオープンな側面(壁についていない側面)にサイド化粧板を取り付けている。かかる構成によれば、オープンな側面がサイド化粧板によって覆われるため、美観の向上が可能となる。
特開2010-029528号公報
サイド化粧板には、木製のものや、天然石や擬石を用いたもの(以下、石製と称する)がある。これらのうち、木製のサイド化粧板は、キャビネットの側板にネジ止めによって固定することができる。これに対し、石製のサイド化粧板は、ネジ穴を形成してもそれが脆いため、キャビネットの側板にネジ止めすることが難しい。そこで従来では、石製のサイド化粧板は接着剤によってキャビネットの側板に固定していた。しかしながら、接着剤は経年劣化するため、長期間使用すると、石製のサイド化粧板がキャビネットの側板から剥がれてしまう可能性がある。また石製のサイド化粧板は、木製のものに比して重量が大きいことも、石製のサイド化粧板がキャビネットの側板から剥がれてしまう要因となる。
本発明は、このような課題に鑑み、石製のサイド化粧板をキャビネットの側板により確実且つ強固に取り付けることが可能なキャビネットを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかるキャビネットの代表的な構成は、天然石または擬石製のサイド化粧板を有するキャビネットにおいて、キャビネットの側板とサイド化粧板を接着する接着剤と、サイド化粧板に埋め込まれた埋込ナットと、当該キャビネットの側板の内側から埋込ナットに締結されたネジと、を備えることを特徴とする。
上記構成では、埋込ナットを設けることにより、石製のサイド化粧板に雌ネジが形成される。そして、キャビネットの側板を通して埋込ナットにネジを締結することにより、石製のサイド化粧板がキャビネットの側板に取り付けられる。すなわち、上記構成では、機械的手段によって石製のサイド化粧板を確実且つ強固にキャビネットの側板に取り付けることが可能となる。
上記ネジには、蝶ネジ、または長ネジと蝶ナットの組み合わせを用いるとよい。これにより、工具を必要とすることなく、石製のサイド化粧板をキャビネットの側板に取り付けることができる。
当該キャビネットはシンクキャビネットであり、埋込ナットはシンクの横に配置されるとよい。これにより、埋込ナットに締結したネジをシンクによって隠すことができる。したがって、美観を向上しつつ、キャビネット内の収納物とネジとの干渉を好適に防ぐことが可能となる。
本発明によれば、石製のサイド化粧板をキャビネットの側板により確実且つ強固に取り付けることが可能なキャビネットを提供することができる。
本実施形態のキャビネットの全体斜視図である。 図1の要部の詳細な拡大図である。 側板へのサイド化粧板の取付工程を説明する図である。 側板へのサイド化粧板の取付工程を説明する図である。 ベース板とサイド化粧板とを貼り合わせた状態の断面図である。 サイド化粧板を取り付けた状態のキャビネットを示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本実施形態のキャビネット100の全体斜視図であり、キャビネット100の側板112からサイド化粧板120を取り外した状態を示している。図2は、図1の要部の詳細な拡大図である。図1に示すように、本実施形態のキャビネット100では、キャビネット本体110のうち、オープンになっている(壁付けされていない)側板112にサイド化粧板120が取り付けられる。本実施形態のサイド化粧板120は、天然石または擬石からなる石製である。
図1および図2に示すように、本実施形態のキャビネット100では、サイド化粧板120は側板112に取付部材130と接着剤(後述)によって取り付けられる。取付部材130は、埋込ナット140およびネジ150を含んで構成される。埋込ナット140は、サイド化粧板120に形成された下穴122に挿通されて、かかるサイド化粧板120に埋め込まれる。ネジ150は、側板112に形成されたボルト穴114に挿通されて、側板112の内側から埋込ナット140に締結される。
特に本実施形態では、図2に示すように、ネジ150として、長ネジ152と蝶ナット154とを組み合わせて用いている。これにより、工具を必要とすることなく、石製のサイド化粧板120をキャビネット100の側板112に取り付けることができる。なお、本実施形態では、長ネジ152と蝶ナット154を組み合わせてネジ150として用いたが、これに限定するものではなく、蝶ネジを用いても同様の効果を得ることが可能である。
図3および図4は、側板112へのサイド化粧板120の取付工程を説明する図である。側板112にサイド化粧板120を取り付ける際には、まず図3(a)に示すように、側板112にベース板116を貼り、工具102をベース板116および側板112に貫通させ、それらにボルト穴114を形成する。
次に、図3(b)に示すように、ボルト穴114をガイドとしキャビネット100の側板112の内側からサイド化粧板120に下穴122を形成する(図2参照)。このとき、下穴122はサイド化粧板120を貫通しないようにする。下穴122を形成したら、図3(c)に示すように、レンチ104を用いて埋込ナット140を下穴122に挿通する。これにより、埋込ナット140がサイド化粧板120に埋め込まれ、埋込ナット140によってサイド化粧板120に雌ネジが形成される。
図5は、ベース板116とサイド化粧板120とを貼り合わせた状態の断面図である。埋込ナット140を下穴122に埋め込んだら、図4(a)に示すように、ベース板116に接着剤118を塗布し、ベース板116とサイド化粧板120とを貼り合わせる。このようにベース板116に接着剤118を塗布した状態でサイド化粧板120を貼り合わせることにより、図5に示すようにそれらの間隙Gに接着剤118が充填された状態となる。
接着剤118としては、例えばエポキシ樹脂系接着剤を好適に用いることができる。エポキシ樹脂系接着剤は硬化後の体積収縮が極めて少ないため、硬化後の隙間の発生を好適に抑制することが可能である。ただし、これに限定するものではなく、既知の他の接着剤を用いてもよい。
図6は、側板112にサイド化粧板120を取り付けた状態のキャビネット100を示す図である。上述したようにベース板116とサイド化粧板120とを貼り合わせたら、図4(b)に示すように長ネジ152をボルト穴114を通して埋込ナット140にねじ込み、図4(c)に示すように長ネジ152を蝶ナット154によって締める。ワッシャ156は必要に応じて適宜使用することができる。これにより、図6に示すように、キャビネット100の側板112にサイド化粧板120が取り付けられる。
ここで、蝶ナット154を締めるときに、締め込む量を調整することにより、側板112とサイド化粧板120との隙間の幅を調整することができる。接着剤118がある程度の固さを有しているため、蝶ナット154を締めて接着剤118を押しつぶすことにより、サイド化粧板120の位置出しをすることができる。これによりサイド化粧板120の表面とキッチンの天板の端面を合わせることができる。すなわちネジ150は、施工時には位置調整手段として機能し、施工後は脱落防止の手段として機能する。
上記説明したように、本実施形態のキャビネット100では、埋込ナット140をサイド化粧板120に埋め込むことにより、石製のサイド化粧板120に雌ネジが形成される。そして、側板112の内側を通して埋込ナット140にネジ150(長ネジ152および蝶ナット154)を締結することにより、石製のサイド化粧板120がキャビネット100の側板112に取り付けられる。このように埋込ナット140およびネジ150を使用することにより、機械的手段によって石製のサイド化粧板120を確実且つ強固にキャビネット100の側板112に取り付けることが可能となる。
また本実施形態では、図1に示すように、キャビネット100はシンク106を有するシンクキャビネットである。そして、図6に示すように、上述した埋込ナット140はシンク106の横に配置される。これにより、埋込ナット140に締結したネジ150がシンク106によって見えにくくなり、使用者から隠すことができるため、美観を向上させることができる。またキャビネット100内の収納物とネジ150との干渉を好適に防ぐことが可能となり、収納物(食器や鍋など)に傷がついたり、蝶ナット154が回ってしまったりすることを防止できる。
なお、上記説明した実施形態では、ベース板116に接着剤118を塗布してサイド化粧板120と張り合わせる構成を例示したが、これに限定するものではない。ベース板116に接着剤118を塗布せず、側板112とサイド化粧板120とを埋込ナット140およびネジ150のみによって固定する構成によっても上述した効果を得ることが可能である。
また、上記実施形態では埋込ナット140とネジ150の組み合わせを1対のみ示したが、2対以上を用いて、2箇所以上を締結してもよい。収納物があたる位置で締結する場合には、蝶ナットや蝶ネジではなく、六角ボルトやナベネジを用いたり、ボルト穴114を段付き穴にしてネジの頭を穴の中に隠したりしてもよい。
本発明は、天然石または擬石製のサイド化粧板を有するキャビネットに利用することができる。
100…キャビネット、102…工具、104…レンチ、106…シンク、110…キャビネット本体、112…側板、114…ボルト穴、116…ベース板、118…接着剤、120…サイド化粧板、122…下穴、130…取付部材、140…埋込ナット、150…ネジ、152…長ネジ、154…蝶ナット

Claims (3)

  1. 天然石または擬石製のサイド化粧板を有するキャビネットにおいて、
    前記キャビネットの側板と前記サイド化粧板を接着する接着剤と、
    前記サイド化粧板に埋め込まれた埋込ナットと、
    当該キャビネットの側板の内側から前記埋込ナットに締結されたネジと、
    を備え、
    前記サイド化粧板は、前記キャビネットの側板と対向する面の両側端に隆起部を設けることにより中央に窪みを有していて、
    前記キャビネットの側板と前記窪みとの間に前記接着剤が充填されていることを特徴とするキャビネット。
  2. 前記側板の外側にはベース板が貼り合わされていて、
    前記ベース板は前記サイド化粧板の窪みに収容されていて、
    前記側板と前記サイド化粧板は前記ベース板を介して接着されていて、前記ベース板と前記サイド化粧板の窪みとの間に前記接着剤が充填されていることを特徴とする請求項1に記載のキャビネット。
  3. 当該キャビネットはシンクキャビネットであり、
    前記埋込ナットはシンクの横に配置されることを特徴とする請求項1または2に記載のキャビネット。
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