JP7429862B2 - 照明システム - Google Patents

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Description

本発明は、照明システムに関する。
従来、屋外照明にセンサを設け、センサが検知した情報を自動運転に利用するシステムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1に開示されたシステムでは、センサが検知した情報と車両が検知した情報とをクロス確認することで、車両が検知できない領域の情報を補完している。
特表2017-520815号公報
しかしながら、上記従来のシステムではクロス確認を行うので、車両とセンサとで時間を高精度で同期させる必要がある。同期の精度が低い場合、センサが検知した情報と車両が検知した情報とのアンマッチが多くなり、自動運転に利用できなくなる。
また、車両が高速で移動している場合には、車両から遠く離れたセンサとのクロス確認が必要であるが、センサ側から車両を認識することができず、クロス確認を行うことができない。このように、従来のシステムでは、自動運転の支援が困難であるという問題がある。
そこで、本発明は、自動運転を容易に支援することができる照明システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る照明システムは、少なくとも1つの照明ユニットと、前記少なくとも1つの照明ユニットの各々に設けられ、設けられた照明ユニットの周辺に位置する物体を検知する少なくとも1つのセンサと、自動運転に利用される道路情報を記憶する記憶部と、前記少なくとも1つのセンサによって検知された物体が障害物であるか否かを判定し、障害物であると判定された物体を示す障害物情報を、前記道路情報に追加する演算部と、前記障害物情報が追加された前記道路情報を、自動運転車両に送信する通信部とを備える。
本発明に係る照明システムによれば、自動運転を容易に支援することができる。
図1は、実施の形態に係る照明システムの概略図である。 図2は、実施の形態に係る照明システムの構成を示すブロック図である。 図3は、ダイナミックマップの一例を示す図である。 図4は、実施の形態に係る照明システムの動作を示すシーケンス図である。 図5Aは、障害物の一例である落下物を検知した例を示す図である。 図5Bは、障害物の一例である落下物が加えられたダイナミックマップを示す図である。 図6Aは、障害物の一例である保守作業区域を検知した例を示す図である。 図6Bは、障害物の一例である保守作業区域が加えられたダイナミックマップを示す図である。 図7Aは、障害物の一例である渋滞中の車両を検知した例を示す図である。 図7Bは、障害物の一例である渋滞中の車両が加えられたダイナミックマップを示す図である。 図8は、実施の形態の変形例1に係る照明システムの概略図である。 図9は、実施の形態の変形例2に係る照明システムの構成を示すブロック図である。
以下では、本発明の実施の形態に係る照明システムについて、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。したがって、例えば、各図において縮尺などは必ずしも一致しない。また、各図において、実質的に同一の構成については同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
また、本明細書において、「自動運転」は、無人の車両が完全に自動で運転される完全自動運転(レベル5)を意味するだけでなく、車両を運転する運転者をサポートする運転支援(レベル1)、部分自動運転(レベル2)、条件付自動運転(レベル3)及び高度自動運転(レベル4)をも意味している。
(実施の形態)
[概要]
まず、実施の形態に係る照明システムの概要について、図1を用いて説明する。図1は、本実施の形態に係る照明システム1の概略図である。
図1に示される照明システム1は、車両90の自動運転を支援するシステムである。車両90は、所定の道路情報を利用して自動運転を行う。照明システム1は、道路2の状態の変化を道路情報に反映させることにより、車両90の自動運転を支援する。例えば、照明システム1は、道路2上の落下物91などを検知し、検知した落下物91が車両90の走行に対する障害物である場合に、障害物である落下物91の位置を追加した道路情報を車両90に送信する。これにより、車両90は、落下物91を避けるような運転が可能になる。
[構成]
次に、照明システム1の構成について、図1及び図2を用いて説明する。図2は、本実施の形態に係る照明システム1の構成を示すブロック図である。図1及び図2に示されるように、照明システム1は、照明ユニット10と、センサ20と、サーバ装置30と、通信部40とを備える。
照明ユニット10は、道路2を照明する道路灯である。例えば、図1に示されるように、照明ユニット10は、支柱3の上部に取り付けられており、道路2の車両通行帯を主に照明する。支柱3は、道路2の路肩若しくは歩道又は道路2の脇に設置されている。あるいは、支柱3は、道路2の中央分離帯に設置されていてもよい。なお、照明ユニット10は、トンネル照明灯であってもよく、支柱3の代わりにトンネルの天井に固定されていてもよい。
図2に示されるように、照明ユニット10は、発光部11と、センサ20と、通信部40とを備える。本実施の形態では、センサ20及び通信部40は、照明ユニット10と一体的に設けられている。
発光部11は、道路2に向けて照明光を照射する。照明光は、例えば白色光であるが、特に限定されない。照明光は、車両90の走行を妨げない程度の有色光であってもよい。発光部11は、例えば、複数のLED(Light Emitting Diode)素子を有する。あるいは、発光部11は、レーザ光源又は有機EL(Electroluminescence)素子を有してもよい。
センサ20は、照明ユニット10に設けられ、設けられた照明ユニット10の周辺に位置する物体を検知する。センサ20の検知範囲(すなわち、照明ユニット10の周辺)は、照明ユニット10が照明する道路2を含む範囲である。例えば、検知範囲は、数mから数百mの範囲であるが、これに限定されない。検知範囲には、道路2の車両通行帯が含まれる。検知範囲と、照明ユニット10の発光部11からの照明光の照明範囲とは、少なくとも一部が重複している。例えば、検知範囲は、照明範囲の一部又は全部を含んでいる。あるいは、照明範囲が、検知範囲の一部又は全部を含んでいてもよい。検知範囲と照明範囲とは完全に一致していてもよい。
センサ20は、例えばイメージセンサである。なお、センサ20は、熱画像センサ、赤外線センサ又はLIDAR(Light Detection and Ranging)であってもよい。
照明ユニット10には、複数のセンサ20が設けられていてもよい。複数のセンサ20の各々の検知範囲は、互いに異なっていてもよく、同じであってもよい。例えば、複数のセンサ20は、同種のセンサであってもよく、異種のセンサであってもよい。複数のセンサ20を利用することで、物体の検知精度を高めることができる。
センサ20は、道路2を撮影することにより、画像又は映像を取得する。センサ20は、画像又は映像を解析することにより、道路2上に新規な物体が現れたか否かを判定する。新規な物体は、直前の解析では検知できずに、今回の解析で検知できた物体である。例えば、新規な物体には、道路2を通行中の車両90、自転車及び歩行者、並びに、車両90からの落下物及び周辺から飛ばされてきた物体などが含まれる。センサ20は、検知した物体の画像及び位置情報を、通信部40を介してサーバ装置30に送信する。
なお、画像又は映像の解析は、サーバ装置30の演算部32によって行われてもよい。この場合、照明ユニット10は、センサ20が取得した画像又は映像を、通信部40を介してサーバ装置30に送信する。
サーバ装置30は、照明ユニット10とは分離して設けられた装置である。サーバ装置30は、例えば、道路2の管理施設など、照明ユニット10から遠く離れた位置に設置されている。サーバ装置30は、照明ユニット10と通信可能に接続されている。サーバ装置30は、例えばコンピュータ機器である。図2に示されるように、サーバ装置30は、通信部31と、演算部32と、記憶部33とを備える。
通信部31は、照明ユニット10に設けられた通信部40と通信する。通信部31による通信は、例えば、イーサネット(登録商標)規格に基づいた有線通信であるが、電波を利用した無線通信であってもよい。
演算部32は、センサ20によって検知された物体が障害物であるか否かを判定する。演算部32は、センサ20によって検知された物体の経時変化に基づいて、当該物体が障害物であるか否かを判定する。具体的には、演算部32は、センサ20によって検知された物体の、所定期間内での物体の移動距離を算出し、算出した移動距離が所定の閾値以下である場合に、当該物体を障害物であると判定する。移動距離が0である場合は、所定期間、物体が停止していることになるので、演算部32は、当該物体を障害物であると判定する。
なお、演算部32は、物体の大きさに更に基づいて障害物の判定を行ってもよい。例えば、演算部32は、物体の大きさ(すなわち、画像中に占める物体の面積)が所定の大きさ未満である場合、仮に当該物体が移動していなくても、当該物体を障害物ではないと判定する。演算部32は、物体の大きさが所定の大きさ以上であり、かつ、所定期間内での移動距離が所定の閾値以下である場合に、当該物体が障害物であると判定する。
このように、障害物は、所定期間以上停止している物体である。例えば、障害物は、車両90からの落下物91である。障害物の具体例については後で説明する。
演算部32は、センサ20によって検出された物体が障害物であると判定された場合に、障害物であると判定された物体を示す障害物情報を道路情報に追加する。障害物情報は、障害物であると判定された物体の位置及び大きさを示す情報である。
本実施の形態では、演算部32は、道路情報に追加される情報として、車両90が検知した物体の情報を使用しない。つまり、自動運転を行う車両90は、通常、周辺の物体を検知するためのセンサを備えており、当該センサによって検知された物体に関する情報を自動運転に利用している。しかしながら、車両90が検知した情報は、道路情報に追加する情報としては用いない。つまり、車両90は、検知した情報を照明ユニット10又はサーバ装置30に送信しなくてよい。
演算部32は、例えば、集積回路(IC:Integrated Circuit)であるLSI(Large Scale Integration)によって実現される。なお、集積回路は、LSIに限られず、専用回路又は汎用プロセッサであってもよい。演算部32は、例えば、プログラムが格納された不揮発性メモリ、プログラムを実行するための一時的な記憶領域である揮発性メモリ、入出力ポート、プログラムを実行するプロセッサなどを含んでいる。また、演算部32は、プログラム可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、又は、LSI内の回路セルの接続及び設定が再構成可能なリコンフィギュラブルプロセッサであってもよい。演算部32が実行する機能は、ソフトウェアで実現されてもよく、ハードウェアで実現されてもよい。
記憶部33は、自動運転に利用される道路情報を記憶するための記憶装置である。記憶部33は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)などの磁気ディスク又はSSD(Solid State Drive)などの半導体記憶装置である。
通信部40は、サーバ装置30及び車両90の各々の通信を行う。具体的には、通信部40は、サーバ装置30が備える通信部31と通信する。通信部40による通信は、例えば、イーサネット(登録商標)規格に基づいた有線通信であるが、電波を利用した無線通信であってもよい。
通信部40は、センサ20による検知結果をサーバ装置30の演算部32に送信する。センサ20による検知結果は、具体的には、検知された物体の位置情報及び画像情報である。通信部40は、さらに、演算部32から、障害物情報が追加された道路情報を受信する。
また、通信部40は、車両90との間で電波を利用した無線通信を行う。無線通信は、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)若しくはZigBee(登録商標)、又は、4G LTE(Long Term Evolution)若しくは5Gなどの移動体通信である。あるいは、通信部40と車両90との無線通信は、可視光通信又はLi-Fi通信であってもよい。
通信部40は、障害物情報が追加された道路情報を、車両90に送信する。具体的には、通信部40は、サーバ装置30から送信された道路情報を取得し、取得した道路情報を車両90に送信する。
通信部40と車両90との通信は、一方向通信である。すなわち、通信部40は、車両90に対して道路情報の送信が可能であるが、車両90から送信される情報を受信しない。なお、一方向通信には、通信を確立するための情報が互いに送受信される場合が含まれてもよい。つまり、通信部40と車両90とが一方向通信を行う場合に、通信部40との通信を確立するために車両90側から自身の通信IDを送信することは行われてもよい。
記憶部33に記憶される道路情報は、例えば、図3に示されるようなダイナミックマップである。図3は、ダイナミックマップの一例を示す図である。
ダイナミックマップは、例えば、静的情報、準静的情報、準動的情報及び動的情報を含んでいる。静的情報は、具体的には、高精度な三次元地図情報である。三次元地図情報は、路面情報、車線情報及び三次元構造物などを含む。図3に示されるように、ダイナミックマップでは、静的情報がベクトルデータ化されている。静的情報が組み込まれたデータは、マザーマップとも呼ばれる。
準静的情報は、交通規制の予定、道路工事の予定及び広域な気象予測などを含む。準動的情報は、事故情報、渋滞情報、交通規制情報及び道路工事情報などを含む。動的情報は、周辺車両及び歩行者などを含む。演算部32によって追加される障害物情報は、動的情報又は準動的情報の一部である。
障害物情報は、ダイナミックマップのテンポラリーデータとして追加される。テンポラリーデータは、マザーマップの更新区間を限定したデータである。例えば、道路2は、照明ユニット10毎に複数のメッシュ(有効区間)に区分される。演算部32は、障害物情報に関連するメッシュのデータのみを更新し、更新したデータのみを照明ユニット10に送信する。照明ユニット10に設けられた通信部40は、更新されたデータに対応するメッシュを通行する車両90に、当該データを送信する。
[動作]
続いて、照明システム1の動作について、図4を用いて説明する。図4は、本実施の形態に係る照明システム1の動作を示すシーケンス図である。
図4に示されるように、照明システム1では、まず、照明ユニット10のセンサ20が撮影を開始する(S10)。なお、照明ユニット10の発光部11は、常時点灯していてもよく、夜間のみ点灯していてもよい。あるいは、発光部11は、センサ20によって物体が検知された場合にのみ、物体が検知されてから一定期間、又は、物体が検知されなくなるまで点灯してもよい。
次に、センサ20が道路2上に物体を検知する(S12)。センサ20は、検知した物体の位置を示す位置情報、及び、検知した物体の画像情報を検知結果として、サーバ装置30に送信する(S14)。なお、物体が検知されない場合は、照明システム1は、物体が検知されるまで待機する。
サーバ装置30では、演算部32が、センサ20によって検知された物体が障害物であるか否かを判定する(S16)。センサ20によって検知された物体が障害物ではない場合(S16でNo)、演算部32は、次の検知結果が送信されるまで待機する。例えば、検知された物体が、通常通り走行している車両である場合には、演算部32は、センサ20によって検知された物体が障害物ではないと判定する。
センサ20によって検知された物体が障害物であると判定した場合(S16でYes)、演算部32は、障害物であると判定した物体を示す障害物情報をダイナミックマップに追加する(S18)。障害物の具体例及びダイナミックマップへの追加例については、後で説明する。
演算部32は、通信部31を介して、障害物情報が追加されたダイナミックマップを照明ユニット10に送信する(S20)。照明ユニット10の通信部40は、サーバ装置30から送信されたダイナミックマップを車両90に送信する(S22)。車両90では、障害物情報が追加されたダイナミックマップを反映して自動運転を行う(S24)。これにより、照明ユニット10の周辺に存在する障害物を避けて走行することができる。
送信されるダイナミックマップは、追加された障害物情報に関連する部分のみでよい。つまり、障害物が検知された照明ユニット10の周辺領域のみのダイナミックマップが、サーバ装置30、照明ユニット10及び車両90間で送受信される。これにより、送受信されるデータ量を削減することができるので、送受信に要する時間を短くすることができ、障害物の情報を速やかに自動運転に利用することができる。
[障害物の具体例]
続いて、障害物の具体例について図5A~図7Bを用いて説明する。
[落下物]
図5Aは、障害物の一例である落下物91を検知した例を示す図である。図5Aの(a)~(c)はそれぞれ、異なる時刻t1~t3において、照明ユニット10の周辺の状況を模式的に示している。なお、時刻t1~t3の順で時間が経過している。
図5Aの(a)に示されるように、時刻t1では、照明ユニット10の周辺には落下物91が存在していない。照明ユニット10に設けられたセンサ20は、物体が検知されるまで、周辺の監視(具体的には、撮影)を継続する。道路2上には障害物がないため、車両は、道路2上を走行可能である。
図5Aの(b)に示されるように、時刻t2でセンサ20は、落下物91を検知する。落下物91は、所定期間以上停止している物体の一例である。所定期間は、例えば1秒以上数分以下であるが、これに限らない。落下物91は、例えば、道路2を走行していた車両90から落ちた物体である。なお、落下物91は、照明ユニット10の周辺の建物に取り付けられていた看板などであってもよい。
所定期間を短くする程、障害物の検出が速やかに行われるので、自動運転の安全性を高めることができる。所定期間は、道路2の交通量に基づいて定められてもよい。交通量が多い道路の場合、所定期間を短くし、交通量が少ない道路の場合、所定期間を長くしてもよい。例えば、所定期間は、道路2を走行する複数の車両の平均的な時間間隔に基づいて定められてもよい。つまり、1時間に10台の車両が走行する場合には、所定期間は、6分(=60分÷10台)未満の期間であってもよい。
図4に示したように、センサ20が検知した落下物91に関する検知結果は、サーバ装置30に送信される。サーバ装置30の演算部32によって、落下物91は障害物であると判定される。このため、落下物91を示す障害物情報が追加されたダイナミックマップがサーバ装置30から照明ユニット10に送信される。
図5Bは、障害物の一例である落下物91が加えられたダイナミックマップを示す図である。図5Bに示されるように、ダイナミックマップ上に、障害物として落下物91が追加されている。
図5Aの(c)に示されるように、時刻t3で照明ユニット10は、車両90に対して、落下物91を示す障害物情報が追加されたダイナミックマップを送信する。これにより、車両90は、落下物91を避けて道路2を走行することができる。
なお、落下物91が除去されるなどしてセンサ20によって検知できなくなった場合、センサ20は、落下物91が検知できなくなったことを検知結果としてサーバ装置30に送信する。サーバ装置30の演算部32は、落下物91を示す障害物情報をダイナミックマップから削除する。これにより、道路2を通常通りに走行可能な状態にダイナミックマップを更新することができる。
あるいは、センサ20の検知範囲内で落下物91が移動した場合、移動前の落下物91を示す障害物情報をダイナミックマップから削除し、移動後の落下物91を示す障害物情報をダイナミックマップに追加する。これにより、ダイナミックマップ内で落下物91の位置を常に最新の状態に保つことができる。
[保守作業区域]
図6Aは、障害物の一例である保守作業区域92を検知した例を示す図である。図6Aの(a)~(c)はそれぞれ、異なる時刻t1~t3において、照明ユニット10の周辺の状況を模式的に示している。なお、時刻t1~t3の順で時間が経過している。
図6Aの(a)に示されるように、時刻t1では、照明ユニット10の周辺には保守作業区域92が存在していない。照明ユニット10に設けられたセンサ20は、物体が検知されるまで、周辺の監視(具体的には、撮影)を継続する。道路2上には障害物がないため、車両は、道路2上を走行可能である。
図6Aの(b)に示されるように、時刻t2でセンサ20は、保守作業区域92を検知する。保守作業区域92は、例えば、道路2に置かれた工事の看板、ロードコーン及びバリケード、並びに、道路2に張られた規制線などの位置に基づいて決定される。看板、ロードコーン及びバリケードなどはそれぞれが、落下物91と同等の障害物として演算部32によって判定される。演算部32は、障害物として判定された看板及びバリケードなどを囲むように保守作業区域92を決定する。
図4に示したように、センサ20が検知した保守作業区域92に関する検知結果は、サーバ装置30に送信される。サーバ装置30の演算部32によって、保守作業区域92は障害物であると判定される。このため、保守作業区域92を示す障害物情報が追加されたダイナミックマップがサーバ装置30から照明ユニット10に送信される。
図6Bは、障害物の一例である保守作業区域92が加えられたダイナミックマップを示す図である。図6Bに示されるように、ダイナミックマップ上に、障害物として保守作業区域92が追加されている。
図6Aの(c)に示されるように、時刻t3で照明ユニット10は、車両90に対して、保守作業区域92を示す障害物情報が追加されたダイナミックマップを送信する。これにより、車両90は、保守作業区域92を避けて道路2を走行することができる。
なお、保守作業が完了することで、センサ20によってバリケードなどが検知できなくなった場合、センサ20は、保守作業区域92が検知できなくなったことを検知結果としてサーバ装置30に送信する。サーバ装置30の演算部32は、保守作業区域92を示す障害物情報をダイナミックマップから削除する。これにより、道路2を通常通りに走行可能な状態にダイナミックマップを更新することができる。
[渋滞中の車両]
図7Aは、障害物の一例である渋滞車両93を検知した例を示す図である。図7Aの(a)~(c)はそれぞれ、異なる時刻t1~t3において、照明ユニット10の周辺の状況を模式的に示している。なお、時刻t1~t3の順で時間が経過している。
図7Aの(a)に示されるように、時刻t1では、照明ユニット10の周辺には渋滞車両93が存在していない。つまり、車両は、一定以上の速度で安定して走行しているので、センサ20によって走行中の車両が検知されたとしても、演算部32によって障害物であると判定されない。照明ユニット10に設けられたセンサ20は、渋滞車両93が検知されるまで、周辺の監視(具体的には、撮影)を継続する。道路2上には障害物がないため、車両は、道路2上を走行可能である。
図7Aの(b)に示されるように、時刻t2でセンサ20は、渋滞車両93を検知する。渋滞車両93は、所定期間以上所定範囲内から出ない車両である。言い換えると、渋滞車両93は、車速が所定の閾値以下の車両である。渋滞車両93には、停止している車両も含まれる。所定期間及び所定範囲はそれぞれ、渋滞中の車両の車速に基づいて定められる。例えば、所定期間及び所定範囲は、時速10km以下又は時速20km以下で走行する車両が渋滞車両93に該当するように定められる。なお、渋滞車両93に該当する場合の車速は、時速40km以下であってもよい。
図4に示したように、センサ20が検知した渋滞車両93に関する検知結果は、サーバ装置30に送信される。サーバ装置30の演算部32によって、渋滞車両93は障害物であると判定される。このため、渋滞車両93を示す障害物情報が追加されたダイナミックマップがサーバ装置30から照明ユニット10に送信される。
図7Bは、障害物の一例である渋滞車両93が加えられたダイナミックマップを示す図である。図7Bに示されるように、ダイナミックマップ上に、障害物として渋滞車両93が追加されている。渋滞車両93の現実の移動に合わせて、ダイナミックマップ上でも障害物としての渋滞車両93が移動する。
図7Aの(c)に示されるように、時刻t3で照明ユニット10は、車両90に対して、渋滞車両93を示す障害物情報が追加されたダイナミックマップを送信する。これにより、車両90は、渋滞車両93に衝突しないように道路2を走行することができる。
なお、渋滞が解消されるなどしてセンサ20によって検知された車両の速度が上がった場合、サーバ装置30の演算部32は、渋滞車両93を示す障害物情報をダイナミックマップから削除する。これにより、道路2を通常通りに走行可能な状態にダイナミックマップを更新することができる。
ここでは、渋滞車両93について説明したが、事故車両についても同様である。なお、事故車両は、所定期間以上停止している物体でもある。すなわち、事故車両は、落下物91と同等に扱ってもよい。
[効果など]
以上のように、本実施の形態に係る照明システム1は、少なくとも1つの照明ユニット10と、少なくとも1つの照明ユニット10の各々に設けられ、設けられた照明ユニット10の周辺に位置する物体を検知する少なくとも1つのセンサ20と、自動運転に利用される道路情報を記憶する記憶部33と、少なくとも1つのセンサ20によって検知された物体が障害物であるか否かを判定し、障害物であると判定された物体を示す障害物情報を、道路情報に追加する演算部32と、障害物情報が追加された道路情報を、自動運転を行う車両90に送信する通信部40とを備える。
これにより、自動運転に必要な道路情報の更新を簡単に行うことができるので、自動運転を容易に支援することができる。
また、例えば、道路情報は、ダイナミックマップである。
これにより、ダイナミックマップが自動運転に利用されるので、自動運転の精度を高めることができる。
また、例えば、障害物は、所定期間以上停止している物体、所定期間以上所定範囲内から出ない車両、及び、道路の保守作業が行われる区域の少なくとも1つである。
これにより、道路2上で発生する様々な障害物を検知することができる。
また、例えば、少なくとも1つのセンサ20は、物体を経時的に検知する。演算部32は、物体の経時変化に基づいて物体が障害物であるか否かを判定する。
これにより、物体の経時変化を利用することで、センサ20によって検知された物体が障害物であるか否かの判定精度を高めることができる。
また、例えば、通信部40と車両90との通信は、一方向通信である。
これにより、車両90からの情報を取得しなくてもよいので、道路情報への障害物情報の追加を簡単かつ速やかに行うことができる。
また、例えば、演算部32は、照明ユニット10とは分離して設けられている。通信部40は、さらに、少なくとも1つのセンサ20による検知結果を演算部32に送信し、演算部32から障害物情報が追加された道路情報を受信する。
これにより、照明ユニット10とは遠隔の地に処理能力の高いサーバ装置30などを設置することで、障害物の判定及び道路情報への追加処理を短期間で行うことができる。また、照明システム1が複数の照明ユニット10を備える場合には、照明ユニット10毎に演算部32を設けるよりも、メンテナンスを容易に行うことができ、システムの運用コストを削減することができる。
また、例えば、少なくとも1つの照明ユニット10は、道路灯である。
これにより、道路灯と道路2との間には通常、照明光を遮るような物体が設置されないので、センサ20の検知範囲を広く確保することができる。つまり、道路2上に現われる物体をセンサ20によって適切に検知することができる。
また、道路灯は、道路2に沿って一定間隔で設置されていることが多いので、各道路灯に設けられたセンサ20の検知結果をまとめて扱う場合に有利である。例えば、道路2を含む二次元平面を仮想的に複数のメッシュ(要素)に分割する場合、道路灯毎にメッシュを設けることで、センサ結果とメッシュ(要素)との割り当てを容易に行うことができる。このため、ダイナミックマップとの対応付けが容易になり、障害物情報の追加を簡単に(例えば、少ない処理量で)行うことができる。
[変形例]
続いて、実施の形態に係る照明システム1の変形例について説明する。
[変形例1]
まず、変形例1について、図8を用いて説明する。図8は、本変形例に係る照明システム101の概略図である。図8に示される照明システム101は、複数の照明ユニット10a、10b及び10cを備える。複数の照明ユニット10a、10b及び10cの各々の構成は、図2に示される照明ユニット10とほぼ同じである。
具体的には、図8に示されるように、照明ユニット10aは、発光部11aと、センサ20aと、通信部40aとを備える。照明ユニット10bは、発光部11bと、センサ20bと、通信部40bとを備える。照明ユニット10cは、発光部11cと、センサ20cと、通信部40cとを備える。
発光部11a、11b及び11cは、実施の形態に係る発光部11と同じである。センサ20a、20b及び20cは、実施の形態に係るセンサ20と同じである。なお、センサ20a、20b及び20cはそれぞれ、検知範囲が異なっている。各センサの検知範囲の一部は重複していてもよい。
通信部40a、40b及び40cは、実施の形態に係る通信部40とほぼ同じであり、互いに通信可能である。具体的には、照明ユニット10aの通信部40aは、照明ユニット10b及び10cの各々の通信部40b及び40cと通信する。なお、照明ユニット10bの通信部40bと照明ユニット10cの通信部40cとは互いに通信できなくてもよい。
また、本変形例では、照明ユニット10aの通信部40aのみがサーバ装置30の通信部31と通信する。照明ユニット10bの通信部40b及び照明ユニット10cの通信部40cは、サーバ装置30の通信部31とは通信しない。照明ユニット10bの通信部40b及び照明ユニット10cの通信部40cは、周辺を走行する車両90との通信は可能である。
照明ユニット10bのセンサ20bによる検出結果、及び、照明ユニット10cのセンサ20cによる検出結果は、照明ユニット10aに送信された後、サーバ装置30に送信される。サーバ装置30から送信される道路情報は、照明ユニット10aに送信された後、照明ユニット10b及び10cにそれぞれ送信される。つまり、本変形例では、照明ユニット10aは、サーバ装置30と照明ユニット10b及び10cとの間の通信の中継を行う。
以上のように、本変形例に係る照明システム101では、少なくとも1つの照明ユニットは、複数の照明ユニット10a、10b及び10cである。通信部40は、照明ユニット毎に備えられている。照明ユニット毎に備えられた通信部40は、他の通信部40と通信する。
これにより、複数の照明ユニット10b及び10cの各々とサーバ装置30との通信手段を確保する必要がなく、照明システム101の構成を簡単にすることができる。
また、例えば、照明ユニット10aのセンサ20aによる検知結果に基づいて障害物情報がダイナミックマップに追加された場合、当該ダイナミックマップを照明ユニット10aではなく、照明ユニット10b又は10cの通信部40b又は40cを介して車両90に送信することができる。つまり、障害物を検知した照明ユニットと、当該障害物を示す障害物情報が追加されたダイナミックマップを車両90に送信する照明ユニットとは、異なる照明ユニットであってもよい。
これにより、障害物を検知した照明ユニット10cから離れた車両90に対して、障害物情報が追加されたダイナミックマップを送信することができる。したがって、例えば、車両90が高速で走行している場合には、車両90の進行方向の遠方の照明ユニットのセンサ20による検知結果に基づいて得られるダイナミックマップを、車両90に近い照明ユニットの通信部40を介して取得することができる。したがって、高速走行している車両90であっても、移動先の障害物情報が追加されたダイナミックマップに基づいて適切な自動運転を行うことができる。また、障害物によって道路2の通行ができない場合には、障害物から十分に距離を空けた位置で道路2を通過する経路以外の代替経路を選択することができる。このため、円滑な交通を実現することができる。
[変形例2]
次に、変形例2について、図9を用いて説明する。図9は、本変形例に係る照明システム(照明ユニット100)の構成を示すブロック図である。
本変形例に係る照明システムを構成する各構成要素は、1つの照明ユニット100に一体化されて設けられている。具体的には、図9に示されるように、照明ユニット100は、発光部11と、センサ20と、演算部32と、記憶部33と、通信部40とを備える。本変形例に係る照明システムは、サーバ装置30を備えない。したがって、通信部40は、サーバ装置30との通信を行う必要がなく、車両90と通信する。また、変形例1と同様に、通信部40は、さらに、他の照明ユニット100の通信部40と通信してもよい。
以上のように、本変形例に係る照明システムでは、例えば、演算部32及び記憶部33は、照明ユニット100と一体的に設けられている。
これにより、サーバ装置30との通信に要する時間を省略することができるので、障害物の判定及び道路情報への追加処理を短期間で行うことができる。
(その他)
以上、本発明に係る照明システムについて、上記の実施の形態及びその変形例に基づいて説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
また、例えば、道路情報は、ダイナミックマップではなくてもよい。道路情報は、道路に関する情報であって、自動運転に利用可能な情報であれば特に限定されない。
また、例えば、照明ユニット10は、道路灯でなくてもよい。例えば、照明ユニット10は、信号機又は電光掲示板であってもよい。
また、上記実施の形態で説明した装置間の通信方法については特に限定されるものではない。装置間で無線通信が行われる場合、無線通信の方式(通信規格)は、例えば、ZigBee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、又は、無線LAN(Local Area Network)などの近距離無線通信である。あるいは、無線通信の方式(通信規格)は、インターネットなどの広域通信ネットワークを介した通信でもよい。また、装置間においては、無線通信に代えて、有線通信が行われてもよい。有線通信は、具体的には、電力線搬送通信(PLC:Power Line Communication)又は有線LANを用いた通信などである。
また、上記実施の形態において、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。また、複数の処理の順序が変更されてもよく、あるいは、複数の処理が並行して実行されてもよい。また、照明システムが備える構成要素の複数の装置への振り分けは、一例である。例えば、一の装置が備える構成要素を他の装置が備えてもよい。
例えば、上記実施の形態において説明した処理は、単一の装置(システム)を用いて集中処理することによって実現してもよく、又は、複数の装置を用いて分散処理することによって実現してもよい。また、上記プログラムを実行するプロセッサは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、又は分散処理を行ってもよい。
また、上記実施の形態において、演算部などの構成要素の全部又は一部は、専用のハードウェアで構成されてもよく、あるいは、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPU(Central Processing Unit)又はプロセッサなどのプログラム実行部が、HDD又は半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、制御部などの構成要素は、1つ又は複数の電子回路で構成されてもよい。1つ又は複数の電子回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
1つ又は複数の電子回路には、例えば、半導体装置、IC又はLSIなどが含まれてもよい。IC又はLSIは、1つのチップに集積されてもよく、複数のチップに集積されてもよい。ここでは、IC又はLSIと呼んでいるが、集積の度合いによって呼び方が変わり、システムLSI、VLSI(Very Large Scale Integration)、又は、ULSI(Ultra Large Scale Integration)と呼ばれるかもしれない。また、LSIの製造後にプログラムされるFPGAも同じ目的で使うことができる。
また、本発明の全般的又は具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路又はコンピュータプログラムで実現されてもよい。あるいは、当該コンピュータプログラムが記憶された光学ディスク、HDD若しくは半導体メモリなどのコンピュータ読み取り可能な非一時的記録媒体で実現されてもよい。また、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1、101 照明システム
2 道路
10、10a、10b、10c、100 照明ユニット
20、20a、20b、20c センサ
32 演算部
33 記憶部
40、40a、40b、40c 通信部
90 車両(自動運転車両)
91 落下物
92 保守作業区域
93 渋滞車両

Claims (8)

  1. 少なくとも1つの照明ユニットと、
    前記少なくとも1つの照明ユニットの各々に設けられ、設けられた照明ユニットの周辺に位置する物体を検知する少なくとも1つのセンサと、
    自動運転に利用される道路情報を記憶する記憶部と、
    前記少なくとも1つのセンサによって検知された物体が障害物であるか否かを判定し、障害物であると判定された物体を示す障害物情報を、前記道路情報に追加する演算部と、
    前記障害物情報が追加された前記道路情報を、自動運転車両に送信する通信部とを備え
    前記通信部は、前記自動運転車両との通信を確立するための情報以外の情報を、前記自動運転車両から受信しない、
    照明システム。
  2. 前記道路情報は、ダイナミックマップである
    請求項1に記載の照明システム。
  3. 前記障害物は、所定期間以上停止している物体、所定期間以上所定範囲内から出ない車両、及び、道路の保守作業が行われる区域の少なくとも1つである
    請求項1又は2に記載の照明システム。
  4. 前記少なくとも1つのセンサは、前記物体を経時的に検知し、
    前記演算部は、前記物体の経時変化に基づいて前記物体が障害物であるか否かを判定する
    請求項1~3のいずれか1項に記載の照明システム。
  5. 前記演算部は、前記照明ユニットとは分離して設けられ、
    前記通信部は、さらに、前記少なくとも1つのセンサによる検知結果を前記演算部に送信し、前記演算部から前記障害物情報が追加された前記道路情報を受信する
    請求項1~のいずれか1項に記載の照明システム。
  6. 前記演算部及び前記記憶部は、前記照明ユニットと一体的に設けられている
    請求項1~のいずれか1項に記載の照明システム。
  7. 前記少なくとも1つの照明ユニットは、複数の照明ユニットであり、
    前記通信部は、前記照明ユニット毎に備えられ、
    前記照明ユニット毎に備えられた前記通信部は、他の前記通信部と通信する
    請求項1~のいずれか1項に記載の照明システム。
  8. 前記少なくとも1つの照明ユニットは、道路灯である
    請求項1~のいずれか1項に記載の照明システム。
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