JP7428672B2 - 粒子測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、粒子の物理量を測定する粒子測定装置に関する。
試料のサイズや粒度分布を測定する技術として、特許文献1記載のものがある。特許文献1には、粒子を含む試料へ平行光を照射する第1光源と、前記試料を挟んで前記第1光源と略対向するように配置され、前記試料を撮像する第1撮像装置と、前記第1撮像装置により撮像された画像を解析する画像解析部とを備え、前記第1撮像装置と前記第1光源とは、粒子に入射した平行光が所定角度以下で散乱された散乱光を前記第1撮像装置で撮像できるように略対向して所定配置されており、前記画像解析部は、前記第1撮像装置により撮像された散乱光画像に基づいて、粒子のサイズを算出する点が記載されている。
特開2020-173244号公報
特許文献1の技術では、撮影された散乱光の画像からひとつひとつの粒子を認識し、認識された粒子の形状から粒子サイズを算出している。しかし、粒子を撮像する観察窓に粒子が付着した場合、付着粒子が常時検出されてしまい、連続測定時に正確な粒度分布を測定することができないという点について考慮されていない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、その目的は、粒子を撮像する観察窓に付着した粒子を除去し、正確な粒度分布を測定できる粒子測定装置を提供することにある。
本発明は、その一例を挙げるならば、被測定流体に含まれる粒子を画像認識し該粒子の物理量を計測する粒子測定装置であって、粒子を含む試料を保持する試料保持領域と、試料保持領域の壁面に配置された観察窓と、観察窓に向けて洗浄液を吐出する洗浄ノズルを備え、洗浄液は、被測定流体と異なる構成を有する。
本発明によれば、観察窓に付着した粒子を除去し、正確な粒子のサイズや粒度分布を測定することができる。
実施例1における粒子測定装置の概略構成図である。 実施例1における測定部の洗浄時の構成断面図である。 実施例1における測定部の粒子計測時の構成断面図である。 実施例1における散乱光画像を説明する図である。 実施例1における散乱角および粒子サイズに対する散乱光強度の特性を示す特性図である。 実施例1における粒度分布測定処理のフローチャートである。 実施例2における粒度分布測定処理のフローチャートである。 実施例3における測定部の外観図である。 図8の断面図である。 実施例3における粒度分布測定処理のフローチャートである。 実施例4における粒子測定装置の概略構成図である。 実施例4における粒度分布測定処理のフローチャートである。
以下、図面に基づいて、本発明の実施例を説明する。なお、本実施例に係る粒子測定装置は、被測定流体に含まれる粒子を画像認識し粒子の物理量を計測するものであって、例えば、粒度分布測定装置として使用することができる。また、本実施例の粒子測定装置は、工場またはプラントなどの動的な環境下で用いることもできるし、実験室などの静的な環境下で用いることができる。さらに、本実施例の粒子測定装置は、試料を連続的に搬送しながら粒子サイズを測定することもできるし、試料を停止させて粒子サイズを測定することもできる。
図1は、本実施例における粒子測定装置の概略構成図である。粒子測定装置1は、例えば、光源11と、測定部12と、洗浄液保管容器13と、遮光板14と、マイクロスコープ15と、撮像部16と、画像処理部17と、制御部18、バルブ19、20を備えている。
光源11は、測定部12に設置された試料に向けて平行光Aを照射する。光源11に用いる発光素子には、例えばLEDやレーザ等を用いることができる。レーザを使用する場合は、試料に含まれる粒子群による光干渉によりスペックルが発生する場合がある。そこで、レーザを使用する場合は、例えばディヒューザーまたはスペックルレデューサ等を設置することにより、干渉性を低減すればよい。
ここで、平行光Aの光軸は、マイクロスコープ15の光軸Bに対して、図中に示した角度θthだけずらしてある。平行光Aは、その光軸に対する平行度の分布幅が角度θthよりも十分小さくなるように設定される。
平行光Aのビームサイズおよび形状は、測定部12の内部を流れる試料に含まれる粒子に散乱されずに直進した成分が撮像部16に入射せず、かつ、上記粒子により散乱された光のみがマイクロスコープ15によって撮像されるように、かつ、測定部12の内部を流れる流体におけるマイクロスコープ15の視野範囲全体を照射できるように設計される。
ここで、光源11とマイクロスコープ15とが測定部12を挟んで略対向するように配置される。ここで略対向するとは、光源11の平行光Aとマイクロスコープ15の光軸Bとが一致しないこと、すなわち、光源11の平行光Aとマイクロスコープ15の光軸Bとが平行ではなく交差することを意味する。より詳しくは、光源11とマイクロスコープ15とが測定部12を挟んで略対向するとは、光源11の平行光Aとマイクロスコープ15の光軸Bとが90°未満の所定角度θthで交差するように、向かい合って配置されることを意味する。
マイクロスコープ15の入射部には、不要な光(ここでは光源11から直接入射する光)がマイクロスコープ15内に入るのを阻止する遮光板14を設けることもできる。
画像処理部17は、散乱光の強度に基づいて粒子サイズを算出する。画像処理部17は、メモリ(不図示)に格納されたコンピュータプログラム171がマイクロプロセッサ(不図示)に読み込まれて実行されることにより、その機能を実現する。画像処理部17は、マイクロスコープ15の撮像部16から取得する散乱光画像に基づいて、散乱光画像に含まれる粒子のサイズを算出する。画像処理部17の算出結果は、制御部18へ送られる。画像処理部17は、測定状況をモニタするための信号を外部ディスプレイ(不図示)等へ出力することもできる。
制御部18は、粒子測定装置1の動作を制御する。制御部18は、例えば、光源11の点灯を制御したり、測定部12を調整したりする。さらに、制御部18は、画像処理部17の測定結果に基づいて、警報信号を発したり、図示しない他システムへ粒子サイズまたは粒度分布状況等の情報を送ることもできる。
制御部18は、例えば、マイクロプロセッサ、メモリ、インターフェース回路などを備えた計算機として構成することができる。この場合、メモリに格納された所定のコンピュータプログラムをマイクロプロセッサが読み込んで実行することにより、計算機は制御部18としての機能を実現する。
なお、上記の計算機とコンピュータプログラムとから実現する例に代えて、主にハードウェア回路によって画像処理部17または制御部18を実現してもよい。この場合、回路構成を制御するためのデータにしたがって回路素子の接続構成などを変更可能なハードウェアを用いることもできる。
画像処理部17または制御部18が計算機とコンピュータプログラムとから実現される場合、そのコンピュータプログラムの一部もしくは全部、または、使用されるデータの一部もしくは全部を、記録媒体MMへ格納したり、通信ネットワークCNを用いて転送したりすることもできる。
遮光板14は、試料とマイクロスコープ15との間に配置される。遮光板14は、測定部内の粒子で発生した散乱光のうち、所定の角度範囲にある散乱光(所定角度θth以下の散乱光)のみをマイクロスコープ15へ入射させる。
測定部12は、配管2を流れる試料が測定部12の内部も流れるように、配管2と接続されている。
図2は、本実施例における測定部の構成断面図である。図2において、測定部12は、その内部に試料を保持し、保持された試料に平行光Aを照射させる。測定部12は、両端に開口部を有する試料容器121と、試料容器121の壁面に具備された照射窓駆動部122と、照射窓駆動部122の一端に貼り付けられた照射窓123と、照射窓123と対向するように、試料容器121の壁面に配置された観察窓124と、上記開口部に具備された1組の接続ポート125と、吐出口を試料容器121の内部に配置したノズル126、128と、ノズル126、128に接続されたチューブ127、129と、チューブ127、129に接続されたバルブ130、131を備えている。チューブ127、129は、洗浄液保管容器13と接続しており、ポンプ21によって、洗浄液保管容器13内に配置された洗浄液が試料容器121内に吐出される。
試料容器121は、外部から外気が侵入しないようにシールされており、バルブ19、20を閉じることで、その内部に試料または洗浄液を保持することができる試料保持領域として機能する。
測定部12は、配管2を介して、製造ライン(不図示)と接続し、製造ラインから抜き取った試料を直接、測定部12内の試料容器121へ注入してもよいし、または、製造ラインとは接続せず、離れた場所に設けて、製造ラインから抜き取った試料を、試料容器121に注入してもよい。
洗浄液は、試料とは異なり、水や試料から固形成分を除去したものなど、窓に傷を付けない液を使用する。また、分散剤や界面活性剤などを添加した水などの洗浄効果を有する液を使用しても良い。これにより窓の濡れ性が向上し、窓への試料や気泡の付着を抑制することができる。または、窓に傷を付けない、例えば樹脂性の低硬度粒子を含んだスラリーを用いてもよい。低硬度粒子を衝突させることで、窓に強く付着した粒子を除去することができる。
観察窓124は、試料容器121内の試料をマイクロスコープ15により観察するための窓である。観察窓124は、少なくとも平行光Aの波長に対して透明である。観察窓124の試料側の表面付近にマイクロスコープ15の焦点が位置するように光学系が設定される。
照射窓123は、試料容器121内へ平行光Aを照射させるための窓である。照射窓123は、観察窓124と正対するようにして試料容器121に設けられている。照射窓123は、少なくとも平行光Aの波長に対して透明である。
照射窓駆動部122は、照射窓123の位置を制御する。照射窓123は、照射窓駆動部122により、観察窓124へ近づいたり、観察窓124から離れたりする移動が可能であり、照射窓123と観察窓124との間隔を調整可能である。照射窓駆動部122は、制御部18からの制御信号にしたがって動作してもよいし、あるいは、ユーザが手動で動かしてもよい。
図2に示した照射窓駆動部122の位置は、洗浄時の位置を示しており、このときノズル126、128の吐出口がそれぞれ照射窓123、観察窓124に向けられ、洗浄液を吐出できるように配置される。
照射窓駆動部122と試料容器121との間には、試料容器121内への外気侵入を抑制し且つ、照射窓駆動部122の移動を可能にするシール機構を有する。シール機構としては、Oリングやダイヤフラムなどがある。
ノズル126、128の吐出口は、試料が流れる方向に対してそれぞれ照射窓123、観察窓124より上流側に配置される。これにより、ノズル126、128から吐出された洗浄液は、試料と一緒に試料容器121から排出される。
なお、マイクロスコープ15により試料容器121内の試料を撮像するときに粒子同士が重ならないように、必要に応じて試料に希釈・分散処理を施す。
平行光Aは、照射窓123から入射して試料へ照射される。平行光Aのうち、試料中の粒子で散乱されずに直進した成分は、観察窓124を透過して測定部12の外へ抜けていく。マイクロスコープ15は、平行光Aのうち試料の粒子によってマイクロスコープの光軸Bの方向へ散乱された成分を、観察窓124を介して撮像する。
ここで、観察窓124は、平行光Aの直進成分の全てが透過できるように、十分な大きさに設定することが望ましい。平行光Aの直進成分の一部が試料容器121に当たると、試料容器121の内部で反射、散乱し、その一部がマイクロスコープ15に侵入して、撮像におけるS/N比を悪化させる。
なお、本実施例では平行光Aの直進成分が観察窓124から透過して測定部12の外へ抜けていく例を説明した。これに代えて、試料容器121の内壁を光吸収剤でコーティングしたり、試料容器121の内側に光吸収性の部材を設置したりしてもよい。これにより、試料容器121内での光の乱反射などを抑制することができる。
照射窓駆動部122は、上述の通り、照射窓123をマイクロスコープ15の光軸Bの方向に移動させる。
図3は、本実施例における粒子計測時の測定部12の構成断面図である。粒子計測時では、図3に示すように、照射窓123を洗浄時よりも観察窓124に近付けることにより、照射窓と観察窓との間隔を狭めて、試料の光軸Bの方向の厚さを薄くし、平行光Aが照射される試料の領域(体積)を最小限にする。これによりマイクロスコープ15によって試料を撮像する場合の粒子同士の重なりを抑制したり、マイクロスコープ15の焦点位置外の粒子による散乱光の影響等を抑制したりできる。さらに、照射窓123と観察窓124とをできるだけ接近させることにより、粒子の移動が抑制されるため、撮像時のブレを抑制することができる。
マイクロスコープ15による撮像の終了後は、照射窓駆動部122により照射窓123を観察窓124から遠ざける。照射窓123と観察窓124とを離した後で、試料容器121内の試料を入れ替えることもできる。
マイクロスコープ15は、対物側の焦点を試料に合わせてあり、ひとつひとつの粒子からの散乱光をマイクロスコープ15の撮像部16で撮像できるように光学系が設計されている。さらに、本実施例のマイクロスコープ15では、平行光Aの直進成分が撮像部16に入射するのを抑制すべく、焦点距離およびレンズ径を設定する。
図4は、本実施例における散乱光画像を説明する図である。図4はアルミナ粒子を撮像した画像例であって、図4(a)は散乱光画像を示し、図4(b)は散乱光画像を模式的に示す説明図である。なお、図4(b)の模式図は、散乱光画像を説明するためのものであり、図4(a)の画像と直接対応しない。
図4中の各点は、ひとつひとつの粒子からの散乱光を示す。本実施例では、散乱光のうち光軸Bにほぼ平行な成分(光軸Bからの角度が所定角度θth以下の成分)を撮像するために、マイクロスコープ15は、レンズ径に対する焦点距離ができるだけ長くなるように設定されている。
画像処理部17は、撮像部16で撮像した画像からひとつひとつの粒子を認識し、それぞれの粒子における散乱光強度を取得し、その散乱高強度に基いて粒子サイズを算出する。
画像処理部17は、それぞれの粒子に対応するピクセル群の中で最も輝度値が高いピクセルにおける値を、その粒子の散乱光強度として取得する。または、画像処理部17は、ガウス分布等でフィッティングすることにより、得られたカーブのピーク強度を散乱光強度とすることもできる。
さらに、画像処理部17は、試料の材質の散乱光強度と粒子サイズとの対応関係を、関係式またはデータベースとしてあらかじめ用意しておき、関係式またはデータベースを用いることにより粒子サイズを算出する。
散乱光強度が撮像画像の輝度レンジを外れる場合は、光源11の出力を調整したり、撮像部16の露光時間を調整したり、撮像部16のゲインを調整したりすればよい。これにより、散乱光強度が輝度レンジの範囲内に収まるようにする。
粒子毎に散乱光強度が大きく異なり、撮像画像の輝度レンジに全ての粒子の散乱光強度が収まらない場合は、例えば光源11の出力、撮像部16の露光時間、またはゲインを変化させて複数回撮像する。
本実施例において1μm以下の小粒子を認識して、その粒子サイズを算出できる理由を説明する。粒子による光の散乱光強度は、Mie散乱理論によって計算可能である。図5に、アルミナ粒子について散乱光強度を計算した結果を示す。
図5の特性図では、横軸は散乱角を示す。図5の縦軸は、幾つかの粒子サイズ(例えば、1.0μm,0.8μm,0.6μm,0.4μm,0.3μm,0.2μm,0.1μm)における散乱光強度の計算値を示す。
散乱光強度は、粒子内での光干渉等により、散乱角に対して複雑な挙動を示す。しかし、散乱角が所定角度θth以下である範囲内に着目すると、粒子サイズの増加に対して散乱光強度が単調に増加していることが分かった。そこで本実施例では、図5に示された関係を利用し、粒子サイズに対して単調に変化する小角散乱範囲(所定角度θth以下の範囲)における散乱光強度から、粒子サイズを一意に算出する。
このように構成される本実施例によれば、粒子において、平行光Aの光軸から所定角度θth以下で散乱する散乱光の強度に基づき、粒子のサイズと位置とを測定することができる。
図6は、本実施例における粒度分布測定処理のフローチャートである。図6において、粒子測定装置は、まず、バルブ19、20を開いて試料容器121内に試料を導入する(S1)。所定時間待機して(S2)、試料容器121内が試料で置換されたところでバルブ19、20を閉じて試料導入を停止する(S3)。その後、照射窓駆動部122を駆動して照射窓123を図3に示す測定位置に移動させる(S4)。光源11から光を照射し、粒子によって散乱された光の画像をマイクロスコープ15で撮像し、粒子サイズを測定する(S5)。次に、バルブ20を開き(S6)、ポンプ21をON、バルブ130、131を開にして洗浄液吐出を開始する(S7)。その後、照射窓駆動部122を駆動して照射窓123を図2に示す洗浄位置に移動させる(S8)。照射窓123の移動が完了した後、バルブ131を閉じて所定時間洗浄液を照射窓123に吐出し、付着粒子を除去する(S9)。次に、バルブ131を開き、バルブ130を閉じて所定時間洗浄液を観察窓124に吐出し、付着粒子を除去する(S10)。その後、ポンプ21をOFF、バルブ131を閉にして洗浄液吐出を停止し(S11)、バルブ20を閉じて試料容器121内を洗浄液で満たした状態にする(S12)。そして、引き続き連続測定するかどうかに応じて(S13)、引き続き連続測定する場合は、次の測定タイミングまで待機し(S14)、ステップS1に戻る。
以上のように、本実施例によれば、洗浄ノズルによって観察窓および照射窓に付着した粒子を除去することができる。更に、試料容器121の内部は常に試料または洗浄液で満たされるので、観察窓および照射窓表面での乾燥痕の生成による測定ノイズを防止することができる。これらにより、粒子測定装置1は、観察窓および照射窓を常に清浄に保ちながら正確な連続測定を行うことができる。
なお、本実施例では、平行光Aの直進成分が撮像部16に入射しない光学系の例を説明したが、これに代えて、試料と撮像部16との間に偏光フィルタを設置し、偏光光源を光源11として使用してもよい。偏光光源としては、例えば、偏光を持つレーザ光源、偏光フィルタと光源11との組合せ等がある。偏光光源と偏光フィルタとの組合せにより、平行光Aの直進成分が撮像部16に入射しないようにすることができる。
また、本実施例では、測定方式として、粒子の散乱光をマイクロスコープで撮像する例を示したが、平行光Aの照射角θthを0°にして、粒子の影を画像取得し、影の形状から粒子サイズや形状分布を測定する方式でもよい。
また、本実施例では、ノズル126、128を図2に示した同一断面上に配置し、洗浄時は交互に洗浄液を吐出する例を説明したが、ノズル126、128をお互いの吐出流が衝突しないように配置し、洗浄時は同時に洗浄液を吐出するように構成してもよい。
また、本実施例では、希釈剤を測定装置内のタンクに貯蔵し供給する例を示したが、測定装置外の供給ユーティリティを接続してもよい。
本実施例では、付着粒子を検知したときのみ洗浄動作を実施する例について説明する。なお、本実施例では、粒子測定装置1の構成は、実施例1と同じであり、その動作が異なる。
図7は、本実施例における粒度分布測定処理のフローチャートである。図7において、図6と同じ処理については同じ符号を付し、その説明は省略する。図7において、図6と異なる点は、ステップS5とS6の間にステップS21、S22、S23を行う点である。
図7において、粒子測定装置は、図6で説明したステップS1からS5で粒子サイズを測定した後、ステップS21で連続測定を終了するかの判断を行ない、連続測定を終了する場合は、図6で説明したステップS6からS12の洗浄動作であるステップS612の処理を行い、測定を終了する。
ステップS21で連続測定を継続する場合は、付着粒子判定を行い(S22)、付着粒子について、その付着粒子数判定を行い(S23)、付着粒子数が閾値以下の場合は、計測に影響を与える実質的な付着粒子はないとして洗浄不要と判断し、次の測定タイミングまで待機(S14)したのち、ステップS1に戻る。一方、付着粒子数が閾値以上の場合は、実質的な付着粒子ありとして洗浄要と判断し、その付着粒子を洗浄するための洗浄動作として、図6のステップS6からS12の洗浄動作であるステップS612の処理を行い、次の測定タイミングまで待機(S14)したのち、ステップS1に戻る。
付着粒子判定は、測定部の試料を入れ替えた前後の画像を比較し付着粒子を判定する。すなわち、付着粒子判定は、ステップS5で取得した画像から取得された各粒子の位置とサイズと、直前の測定ループにおけるステップS5で取得した画像から取得された各粒子の位置とサイズを比較し、粒子の位置および粒子のサイズの差があらかじめ決められた閾値の範囲内であるときに付着粒子として判定する。
以上のように本実施例によれば、連続測定時の前後の取得画像から付着粒子を判定し、付着粒子を検知したときのみ洗浄動作を実施することで、洗浄液の節約や連続測定時のサイクル短縮ができる。
本実施例では、試料容器内の試料流速を向上させることで観察窓および照射窓への粒子付着を更に低減し、洗浄液の節約や連続測定時のサイクル短縮を可能とする例について説明する。なお、本実施例では、粒子測定装置1の構成は、測定部12を除いて図1と同じであり、測定部12の内部構造が異なる。
図8は、本実施例における測定部の外観図である。図9は図8の断面図であり、(a)は図8における線A-Aを含む紙面z方向の平面で切った断面図、(b)は図8における線B-Bを含む紙面z方向の平面で切った断面図、(c)は図8における線C-Cを含む紙面z方向の平面で切った断面図である。なお、図8、図9において、図3と同じ機能部は同じ符号を付し、その説明は省略する。
図8、図9において、測定部12は、試料容器121と、試料導入口203と、試料排出口206と、ノズル126、128と、照射窓駆動部122と、照射窓123と、観察窓124と、チューブ127、129と、バルブ130、131を備える。
ノズル126、128は試料容器121に穴開け加工によって直接形成され、チューブ127、129、バルブ130、131、ポンプ21を介して洗浄液保管容器13と接続しており、ポンプ21によって、洗浄液保管容器13内に配置された洗浄液が試料容器121内に吐出される。
試料容器121の内部構造は、試料導入口203から導入された試料が照射窓123と観察窓124で挟まれた領域である狭窄部210を必ず通過するように設計されている。なお、狭窄部210は、試料導入口203から見て中心付近に配置されるのが好ましい。そのため、観察窓124は、台座209によって試料容器121内における試料流路の中央付近に配置される。
図9に示した照射窓駆動部122の位置は、試料導入時の位置を示しており、照射窓123と観察窓124との間隔が試料に含まれる最大粒子サイズより大きく、且つ、試料導入時の流速が最大となるように設定される。また、このときの照射窓123と観察窓124で挟まれた領域の断面積は、試料導入口203の断面積より狭くなるように設計することで、試料の流速がその上流より速くなり、試料の流速を高めることができる。
ノズル126、128による窓洗浄時は、照射窓123が図9に示した位置より観察窓124から離れる方向に照射窓駆動部122を駆動し、それぞれのノズルから吐出された洗浄液が照射窓123、観察窓124それぞれに吐出されるように設定される。本実施例では、ノズル126、128は互いの吐出流が衝突しないように配置されており、照射窓123、観察窓124を同時に洗浄することができる。これにより、洗浄時間を短縮して、連続測定時のサイクルを短縮することができる。
ノズル126、128は、試料が流れる方向に対してそれぞれ照射窓123、観察窓124より上流側に配置される。これにより、ノズル126、128から吐出された洗浄液は、試料と一緒に試料排出口206から排出される。
図10は、本実施例における粒度分布測定処理のフローチャートである。図10において、図7と同じ処理については同じ符号を付し、その説明は省略する。図10において、図7と異なる点は、試料導入のステップS1をステップS31からS36に変更した点である。
図10において、粒子測定装置は、まず、照射窓207を図9に示した照射窓123と観察窓124との間隔を狭くした試料導入位置1に移動させ(S31)、図示しない試料導入ポンプをONして(S32)、所定時間待機したのち(S33)、バルブ19、20を開いて試料容器121内に試料導入を開始する(S34)。試料導入ポンプONからバルブを開くまでの遅れを設けることで、バルブ19の上流側の圧力を一時的に上昇させ、バルブ解放直後の試料流速が高まり、試料の流れによって窓に付着した粒子を除去することができる。そのため、所定時間待機して(S35)窓に付着した粒子を除去したのち、照射窓123を観察窓124から離して(試料導入位置2、S36)、所定時間待機し試料容器121内の試料を入れ替える(S2)。以降は、図7の処理と同じである。
以上のように本実施例によれば、照射窓と観察窓における試料流速を高くすることで、試料の流れによって付着粒子を除去し、洗浄動作の回数を低減し、洗浄液の節約や連続測定時のサイクル短縮ができる。
本実施例は、洗浄ノズルを用いて付着粒子の除去だけでなく、測定試料の希釈を行うことで、1次希釈タンクの容量低減による希釈剤使用量低減と、システム小型化を可能とする例について説明する。
図11は、本実施例における粒子測定装置1の概略構成図である。図11において、図1と同じ構成は同じ符号を付し、その説明は省略する。図11において、図1と異なる点は、希釈剤タンク301と、1次希釈タンク302と、ポンプ303、304と、配管305と、バルブ306、307、308を備えていることである。
図11において、粒子測定装置1に導入された試料は、1次希釈タンク302において、ポンプ304によって希釈剤タンク301から供給された希釈剤と混合され測定に適した濃度に希釈される。希釈された試料は、ポンプ303によって、配管2、バルブ19を経由して測定部12に導入される。また、希釈剤は配管305を介して測定部12に設置された洗浄ノズルに供給され、洗浄液として使用される。すなわち、洗浄ノズルから吐出される洗浄液を用いて測定部において試料の2次希釈を行う。
1次希釈タンク302では、攪拌装置によって試料と希釈剤が混合され、測定に使用する希釈試料が調整される。攪拌装置は、適切に混合することができれば良く、例えば、攪拌羽により攪拌する装置や超音波により攪拌する装置にすることができる。
図12は、本実施例における粒度分布測定処理のフローチャートである。図12において、図6と同じ処理については同じ符号を付し、その説明は省略する。図12において、図6と異なる点は、ステップS1に代えて、ステップS41からS43を行ない、ステップS3とS4の間にステップS44からS48を行う点である。
図12において、粒子測定装置は、まず、試料を1次希釈タンクに導入し(S41)、1次希釈タンクで希釈剤と混合する(S42)。次に、ポンプ303をONにし、バルブ19、20を開いて1次希釈した試料を測定部12へ導入する。同時に、ポンプ304をONにし、バルブ306、130、131を開いてノズル126、128から希釈剤を供給し、試料容器121内で2次希釈を行う(S43)。所定時間待機し試料容器121内の試料を入れ替える(S2)。試料容器121内が試料で置換されたところでバルブ19、20を閉じて試料導入を停止する(S3)。
本実施例では同一の1次希釈試料に対して複数回測定を行ない、測定粒子数を増やすことで、粒度分布の測定精度を向上させる積算測定を行う。そのため、次に、積算測定を行うかの判断を行なう(S44)。積算測定を行う場合は、1次希釈タンク内の試料を保持したまま、図6のステップS4からS12の測定および洗浄動作を行い(S612は図6のステップS6からS12の洗浄動作処理である)、引き続き連続測定を行う場合(S13)は、次の測定タイミングまで待機し(S14)、ステップS43に戻り、1次希釈内の試料を測定する。
測定積算を終了する場合は、バルブ308を開いて1次希釈タンク302内の試料を排出する(S45)。その後、バルブ308を閉じ、ポンプ304をONにし、バルブ307を開いて1次希釈タンク302に希釈剤を投入する(S46)。引き続き連続測定を行う場合(S47)は、次の測定タイミングまで待機し(S48)、ステップS41に戻る。なお、1次希釈タンク302内の残留試料を最小限にするために、ステップS45とS46を複数回繰り返して置換洗浄を行ってもよい。
なお、本実施例では、希釈剤を測定装置内のタンクに貯蔵し供給する例を示したが、測定装置外の供給ユーティリティを接続してもよい。
また、本実施例では、希釈剤の供給をポンプ304とバルブ306、307を用いて制御する例を説明したが、1次希釈タンク302と測定部12それぞれに対応するポンプを2台備え、それぞれに適した流量で希釈剤を供給してもよい。
以上のように本実施例によれば、窓洗浄に用いるノズルを利用して測定試料の2次希釈を行うことで、1次希釈タンクの容量低減による希釈剤使用量低減と、1次希釈タンク小型化によるシステム小型化を可能とする。
以上実施例について説明したが、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1:粒子測定装置、2:配管、11:光源、12:測定部、13:洗浄液保管容器、14:遮光板、15:マイクロスコープ、16:撮像部、17:画像処理部、18:制御部、121:試料容器、122:照射窓駆動部、123:照射窓、124:観察窓、125:接続ポート、126、128:ノズル、127、129:チューブ、130、131:バルブ、203:試料導入口、206:試料排出口、209:台座、210:狭窄部、301:希釈剤タンク、302:1次希釈タンク

Claims (9)

  1. 被測定流体に含まれる粒子を画像認識し該粒子の物理量を計測する粒子測定装置であって、
    前記粒子を含む試料を保持する試料保持領域と、
    前記試料保持領域の壁面に配置された観察窓と、
    前記観察窓に向けて洗浄液を吐出する洗浄ノズルを備え、
    前記洗浄液は、前記被測定流体と異なるものであり、
    前記試料保持領域の試料を入れ替えた前後の画像を比較することで、前記観察窓に付着した前記粒子の有無を判別し、洗浄の要否を判断し、洗浄が必要と判断されたときのみ洗浄動作を行うことを特徴とする粒子測定装置。
  2. 請求項1に記載の粒子測定装置であって、
    前記試料保持領域は、領域内に外気が侵入しないようにシールされていることを特徴とする粒子測定装置。
  3. 請求項2に記載の粒子測定装置であって、
    前記試料保持領域は、バルブにより閉じることで構成されていることを特徴とする粒子測定装置。
  4. 請求項1に記載の粒子測定装置であって、
    前記試料保持領域の壁面の前記観察窓に対向する位置に前記粒子に光を照射するための照射窓を備え、
    前記照射窓は、前記観察窓との間隔を調整可能であり、
    洗浄時は計測時に比べて前記照射窓と前記観察窓との間隔を広げて前記観察窓および前記照射窓を洗浄することを特徴とする粒子測定装置。
  5. 請求項1に記載の粒子測定装置であって、
    前記洗浄液は、前記観察窓を傷付けず洗浄効果を有する液であることを特徴とする粒子測定装置。
  6. 請求項5に記載の粒子測定装置であって、
    前記洗浄液は、水または前記試料から固形成分を除去した液であることを特徴とする粒子測定装置。
  7. 請求項5に記載の粒子測定装置であって、
    前記洗浄液は、分散剤や界面活性剤などを添加した水であることを特徴とする粒子測定装置。
  8. 請求項5に記載の粒子測定装置であって、
    前記洗浄液は、樹脂性の低硬度粒子を含んだスラリーであることを特徴とする粒子測定装置。
  9. 請求項1に記載の粒子測定装置であって、
    前記試料保持領域に狭窄部を形成し、前記試料の前記狭窄部での流速が前記試料保持領
    域の試料導入口での流速より速いことを特徴とする粒子測定装置。
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