JP7428020B2 - 超音波診断装置、超音波画像生成方法、プログラム及びモデル訓練装置 - Google Patents

超音波診断装置、超音波画像生成方法、プログラム及びモデル訓練装置 Download PDF

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Description

本発明は、超音波診断装置、超音波画像生成方法、プログラム及びモデル訓練装置に関する。
従来、医用画像診断装置の一つとして、超音波を被検体に向けて送信し、その反射波を受信して受信信号に所定の信号処理を行うことにより、被検体内部の形状、性状又は動態を超音波画像として可視化する超音波診断装置が知られている。超音波診断装置は、超音波探触子を体表に当てる又は体内に挿入するという簡単な操作で超音波画像を取得することができるので、安全であり、被検体にかかる負担も小さい。
近年、持ち運び等の利便性の観点から、超音波診断装置の小型化が進んでいる。小型の超音波診断装置においては、バッテリー駆動で長時間使用できる性能を有することが重要である。一方で、診断に足る十分な画質を得るには、超音波の音響出力を可能な限り最大限に増大させる必要がある。
また、磁気共鳴イメージング(MRI:Magnetic Resonance Imaging)装置などの医用撮像装置の分野においては、機械学習により訓練した学習モデルを利用して、低画質画像から高画質画像を生成する技術が開発されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、ニューラルネットワークで構成された復元器を用いて、入力された劣化画像から高画質画像を復元する技術が開示されている。
特開2019-025044号公報
しかしながら、超音波の音響出力を増大させる場合、送信電圧も高くなることが多く、超音波診断装置の低消費電力化及び小型化を妨げる要因となる。小型の超音波診断装置は、これらの二律背反する事象に折り合いをつけながら開発する必要があり、低音響出力でも診断に必要な十分な画質を確保することが要求される。
特許文献1に開示の技術では、分類ごとに復元器が必要であり、装置構成が複雑である上、それぞれの復元器を学習させる必要があるため、高精度の復元器を実現するには学習フェーズが煩雑になる。また、教師データとなる劣化画像(入力データ)と正解画像(正解データ)の組を準備するに際し、正解画像からアンダーサンプリング等の処理を施して劣化画像を作成しており、学習開始前の教師データの準備も煩雑である。
本発明の目的は、低音響出力であっても診断に必要な高画質の超音波画像を得ることができ、装置の低消費電力化及び小型化を図ることができる超音波診断装置、超音波画像生成方法、プログラム、及び学習モデル訓練装置を提供することである。
本発明に係る超音波診断装置は、
被検体内で反射した反射超音波に応じた受信信号に基づいて超音波画像を生成し、表示する超音波診断装置であって、
低音響出力の第1の超音波及び高音響出力の第2の超音波の送受信を行う送受信部と、
前記第1の超音波の送受信により得られる第1の受信信号に基づいて前記超音波画像を生成する第1の画像処理部と、
前記第2の超音波の送受信により得られる第2の受信信号に基づいて前記超音波画像を生成する第2の画像処理部と、
前記受信信号が前記第1の受信信号である場合に前記第1の画像処理部を選択し、前記受信信号が前記第2の受信信号である場合に前記第2の画像処理部を選択する切替部と、を備え、
前記第1の画像処理部は、ニューラルネットワークで構成され、かつ、前記第1の超音波の送受信により得られる低音響出力データと前記第2の超音波の送受信により得られる高音響出力データのペアからなる教師データを用いて機械学習された学習モデルを含み、前記学習モデルに対して、前記第1の受信信号を入力することにより、高音響出力の受信データに近い出力結果を得て、前記第2の超音波の送受信により得られる超音波画像と同等の画質の超音波画像を生成する。
また、本発明に係る超音波診断装置は、
被検体内で反射した反射超音波に応じた受信信号に基づいて超音波画像を生成し、表示する超音波診断装置であって、
低音響出力の第1の超音波及び高音響出力の第2の超音波の送受信を行う送受信部と、
前記第1の超音波の送受信により得られる第1の受信信号に基づいて前記超音波画像を生成する第1の画像処理部と、を備え、
前記第1の画像処理部は、ニューラルネットワークで構成され、かつ、前記第1の超音波の送受信により得られる低音響出力データと前記第2の超音波の送受信により得られる高音響出力データのペアからなる教師データを用いて機械学習された学習モデルを含み
前記学習モデルに対して、前記第1の受信信号を入力することにより、高音響出力の受信データに近い出力結果を得て、前記第2の超音波の送受信により得られる超音波画像と同等の画質の超音波画像を生成し、
前記学習モデルを訓練するためのモデル訓練部をさらに備え、
前記モデル訓練部は、
前記教師データを取得する入力部と、
前記学習モデルと同様のニューラルネットワークを有し、前記教師データを用いて前記ニューラルネットワークの調整値を最適化する訓練実行部と、
前記ニューラルネットワークの調整値を出力する出力部と、を有し、
前記調整値が前記学習モデルに反映され、
前記訓練実行部は、
前記ニューラルネットワークで構成され、前記低音響出力データから出力データを生成する生成器と、
前記出力データと前記高音響出力データを比較し、前記出力データの真偽を判定する識別器と、を有し、
前記識別器の判定結果を前記生成器及び前記識別器に逆伝搬させ、前記生成器と前記識別器を交互に競合させながら前記調整値を最適化し、
前記入力部は、前記第1の受信信号及び前記第2の超音波の送受信により得られる第2の受信信号から前記教師データを生成する教師データ生成部を有し、
前記教師データ生成部は、フレーム単位又は音線単位で連続して取得した前記第1の受信信号及び前記第2の受信信号に基づいて、前記教師データを生成する。
本発明に係る超音波画像生成方法は、
被検体内で反射した反射超音波に応じた受信信号に基づく超音波画像を生成する超音波画像生成方法であって、
低音響出力の第1の超音波又は高音響出力の第2の超音波の送受信を行う第1ステップと、
前記第1の超音波の送受信により得られる第1の受信信号に基づいて前記超音波画像を生成する第2ステップと、
前記第2の超音波の送受信により得られる第2の受信信号に基づいて前記超音波画像を生成する第3ステップと、
前記受信信号が前記第1の受信信号である場合に前記第2ステップを選択し、前記受信信号が前記第2の受信信号である場合に前記第3ステップを選択する第4ステップと、を有し、
前記第2ステップは、ニューラルネットワークで構成され、かつ、前記第1の超音波の送受信により得られる低音響出力データと前記第2の超音波の送受信により得られる高音響出力データのペアからなる教師データを用いて機械学習された学習モデルに対して、前記第1の受信信号を入力することにより、高音響出力の受信データに近い出力結果を得て、前記第2の超音波の送受信により得られる超音波画像と同等の画質の超音波画像を生成する。
本発明に係るプログラムは、
被検体内で反射した反射超音波に応じた受信信号に基づいて超音波画像を生成し、表示する超音波診断装置のコンピューターに、所定の処理を実行させるプログラムであって、
低音響出力の第1の超音波又は高音響出力の第2の超音波の送受信を行う第1処理と、
前記第1の超音波の送受信により得られる第1の受信信号に基づいて前記超音波画像を生成する第2処理と、
前記第2の超音波の送受信により得られる第2の受信信号に基づいて前記超音波画像を生成する第3処理と、
前記受信信号が前記第1の受信信号である場合に前記第2処理を選択し、前記受信信号が前記第2の受信信号である場合に前記第3処理を選択する第4処理と、を有し、
前記第2処理は、ニューラルネットワークで構成され、かつ、前記第1の超音波の送受信により得られる低音響出力データと前記第2の超音波の送受信により得られる高音響出力データのペアからなる教師データを用いて機械学習された学習モデルに対して、前記第1の受信信号を入力することにより、高音響出力の受信データに近い出力結果を得て、前記第2の超音波の送受信により得られる超音波画像と同等の画質の超音波画像を生成する。
本発明に係るモデル訓練装置は、
上記の超音波診断装置に実装される前記学習モデルを訓練するためのモデル訓練装置であって、
前記教師データを取得する入力部と、
前記学習モデルと同様のニューラルネットワークを有し、前記教師データを用いて前記ニューラルネットワークの調整値を最適化する訓練実行部と、
前記ニューラルネットワークの調整値を出力する出力部と、を備える。
本発明によれば、低音響出力であっても診断に必要な高画質の超音波画像を得ることができ、装置の低消費電力化及び小型化を図ることができる。
図1は、実施の形態に係る超音波診断装置の外観を示す図である。 図2は、超音波探触子の構成を示す図である。 図3は、超音波診断装置の制御系の主要部を示すブロック図である。 図4は、モデル訓練部の具体的な構成を示す図である。 図5は、訓練実行部の処理内容を示す図である。 図6は、超音波診断装置における超音波診断処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る超音波診断装置1の外観を示す図である。図2は、超音波探触子20の構成を示す図である。図3は、超音波診断装置1の制御系の主要部を示すブロック図である。
超音波診断装置1は、被検体内の形状、性状又は動態を超音波画像として可視化し、画像診断するために用いられる。
図1に示すように、超音波診断装置1は、超音波診断装置本体10及び超音波探触子20を備える。超音波診断装置本体10と超音波探触子20は、ケーブル30を介して接続される。なお、超音波探触子20は、超音波診断装置本体10と無線通信を介して接続されてもよい。
超音波探触子20は、被検体に対して超音波を送信するとともに、被検体で反射された超音波エコー(反射超音波)を受信し、受信信号に変換して超音波診断装置本体10に送信する。超音波探触子20には、コンベックス探触子、リニア探触子、又はセクタ探触子等の任意の電子走査方式の探触子やメカニカルセクタ探触子等の機械走査方式の探触子を適用することができる。超音波探触子20は、穿刺針を取り付けて刺入方向を案内する穿刺針ガイド部を有していてもよい。
図2に示すように、超音波探触子20は、例えば、超音波送受信側から順に、音響レンズ21、音響整合層22、振動子アレイ23、バッキング材24を有する。なお、音響レンズ21の表面(超音波送受信面)には、保護層が配置されてもよい。
音響レンズ21は、超音波をスライス方向(複数の振動子が配列されているスキャン方向とは直交する方向)に収束させるレンズであり、例えば、生体よりも音速が遅い材料を音響レンズに用いる場合は、一般的にはスライス方向における中央部が盛り上がったかまぼこ様の形状を有する。
音響整合層22は、超音波を効率よく被検体内に進入させるための中間的物質であり、振動子(図示略)と被写体の音響インピーダンスを整合させる。
振動子アレイ23は、例えば、スキャン方向に単列で配置された複数の短冊状の振動子により構成される。すなわち、超音波探触子20は、いわゆる単列探触子である。
バッキング材24は、振動子アレイ23で発生する不要振動を減衰する。
超音波診断装置本体10は、超音波探触子20からの受信信号を用いて、被検体内の形状、性状又は動態を超音波画像(Bモード画像)として可視化する。
図3に示すように、超音波診断装置本体10は、操作入力部11、送信部12、受信部13、切替部14、第1の画像処理部15、第2の画像処理部16、表示部17、通信部18、システム制御部19及びモデル訓練部40等を備える。超音波診断装置本体10の各機能ブロックは、第1電源部51又は第2電源部52からの電力供給によって駆動される。
送信部12、受信部13、切替部14、第1の画像処理部15、第2の画像処理部16、通信部18及びモデル訓練部40は、例えば、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)等の、各処理に応じた専用もしくは汎用のハードウェア(電子回路)で構成され、システム制御部19と協働して各機能を実現する。
第1電源部51はバッテリーで構成され、第2電源部52は外部電源(AC電源)からの電力供給を受ける。第2電源部52が外部電源に接続されている場合は、第2電源部52が有効となり、第2電源部52によって駆動電力が供給される。一方、第2電源部52が外部電源から遮断されている場合は、第1電源部51が有効となり、第1電源部51によって駆動電力が供給される。
超音波診断装置本体10は、運転モードとして、第1電源部51から駆動電力が供給される低電力モードと、第2電源部52から駆動電力が供給される通常モードと、を有する。運転モードは、例えば、第2電源部52の外部電源との接続状態に応じて、自動的に切り替えられる。
低電力モードでは、第1電源部51のバッテリー消費を抑制するため、低音響出力の第1の超音波の送受信が行われる。通常モードでは、高画質の超音波画像を得るため、高音響出力の第2の超音波の送受信が行われる。
低音響出力の第1の超音波は、高音響出力の第2の超音波に比較して送信電圧が小さいので、低電力モードでは通常モードよりも消費電力は小さい。一方、第1の超音波の送受信により得られる第1の受信信号をそのまま画像変換して超音波画像を生成する場合、第2の超音波により得られる第2の受信信号に基づいて生成される超音波画像に比較して、低画質となる。本実施の形態では、低電力モードにおいて第1の超音波の送受信が行われる場合は、学習モデル152が実装された第1の画像処理部15によって画像処理を行うことにより、超音波画像の高画質化が図られている。学習モデル152による画像処理によって、例えば、Bモード画像を生成する場合には、低画質のBモード画像から第2の超音波で送受信した場合と同等の高画質のBモード画像を得ることができる。
操作入力部11は、例えば、診断開始等を指示するコマンド又は被検体に関する情報の入力を受け付ける。操作入力部11は、例えば、複数の入力スイッチを有する操作パネル、キーボード、及びマウス等を有する。ユーザーは、例えば、操作入力部11を用いて、超音波診断処理の実行を指示したり、モデル訓練部40による学習モデル152の訓練処理を指示したりすることができる。なお、操作入力部11は、表示部17と一体的に設けられるタッチパネルで構成されてもよい。
送信部12は、システム制御部19の指示に従って、送信信号(駆動信号)を生成して、超音波探触子20に出力する。図示を省略するが、送信部12は、例えば、クロック発生回路、パルス発生回路、パルス幅設定部及び遅延回路を有する。
クロック発生回路は、パルス信号の送信タイミングや送信周波数を決定するクロック信号を発生させる。パルス発生回路は、所定の周期で予め設定された電圧振幅のバイポーラー型の矩形波パルスを発生させる。パルス幅設定部は、パルス発生回路から出力される矩形波パルスのパルス幅を設定する。パルス発生回路で生成された矩形波パルスは、パルス幅設定部への入力前又は入力後に、超音波探触子20の個々の振動子ごとに異なる配線経路に分離される。遅延回路は、生成された矩形波パルスを、振動子ごとの送信タイミングに応じて遅延させ、振動子に出力する。
受信部13は、システム制御部19の指示に従って、超音波探触子20からの受信信号を受信し、切替部14へ出力する。図示を省略するが、受信部13は、例えば、増幅器、A/D変換回路、整相加算回路を有する。
増幅器は、超音波探触子20の各振動子により受信された超音波に応じた受信信号を予め設定された所定の増幅率でそれぞれ増幅する。A/D変換回路は、増幅された受信信号を所定のサンプリング周波数でデジタルデータに変換する。整相加算回路は、A/D変換された受信信号に対して、振動子に対応した配線経路毎に遅延時間を与えて時相を整え、これらを加算(整相加算)する。
切替部14は、システム制御部19の指示に従って、後段の第1の画像処理部15又は第2の画像処理部16に、受信部13からの受信信号を適切に伝達する。具体的には、システム制御部19が、駆動電力を供給する電源に関する情報(本実施形態においては、第1電源部または第2電源部)を切替部14へ通知し、切替部14は、駆動電力を供給する電源が第1電源部である場合には、第1の画像処理部を選択し、駆動電力を供給する電源が第2電源部である場合には、第2の画像処理部を選択する。これにより、受信信号が低音響出力の反射超音波に応じた第1の受信信号である場合に第1の画像処理部15が選択され、受信信号が高音響出力の反射超音波に応じた第2の受信信号である場合に第2の画像処理部が選択される。
なお、システム制御部19から切替部14へ通知する情報は、駆動電力を供給する電源に関する情報に限定されず、電力モード(低電力モードであるか通常モードであるか)に関する情報であってもよい。また、システム制御部19からの通知ではなく、切替部14が、駆動電力を供給する電源の種類または電力モードを検出し、駆動電力を供給する電源または電力モードに基づいて、第1電源部51が有効である場合(低電力モードである場合)に第1の画像処理部15を選択し、第2電源部52が有効である場合(通常モードである場合)に第2の画像処理部16を選択してもよい。
第1の画像処理部15は、画像データ生成部151及び学習モデル152を有し、システム制御部19の指示に従って、低音響出力の超音波の送受信により得られる第1の受信信号に基づいて、被検体の内部状態を示すBモード画像を生成する。
第2の画像処理部16は、画像データ生成部161を有し、システム制御部19の指示に従って、高音響出力の超音波の送受信により得られる第2の受信信号に基づいて、被検体の内部状態を示すBモード画像を生成する。
また、図示を省略するが、第1の画像処理部15及び第2の画像処理部16は、超音波探触子20の種類に応じた座標変換及び画素補間を行うDSC(Digital Scan Converter)を含む。
学習モデル152は、ニューラルネットワーク(例えば、畳み込みニューラルネットワーク(CNN:Convolutional Neural Network))で構成され、公知の機械学習アルゴリズム(いわゆるディープラーニング)を利用して構築される。機械学習には、低音響出力の第1の超音波の送受信により得られる低音響出力データTD1と、高音響出力の第2の超音波の送受信により得られる高音響出力データTD2のペアからなる教師データTDが用いられる。教師データTDを構成する低音響出力データTD1及び高音響出力データTD2は、実際に、同一の対象部位に対して、低音響出力の第1の超音波及び高音響出力の第2の超音波を送受信することにより得られる。
低音響出力の受信データに対して学習モデル152を実行することで、高音響出力の受信データに近い出力結果が得られる。したがって、この出力結果に基づいてBモード画像を生成することで、低電力モードにおいても、通常モードで得られるBモード画像と遜色のない、高画質のBモード画像が得られる。
教師データTDには、例えば、超音波の受信信号から得られる、画像変換前の音線データ(生データ)を適用できる。音線データのデータ構造は、リニア型、セクタ型、コンベックス型等の超音波探触子20の種別に依存しない。この場合、学習モデル152による処理は、画像データ生成部151の前段で行われる(図3の画像データ生成部151と学習モデル152の配置を入れ替えた順序で行われる)。すなわち、第1の受信信号に基づく低音響出力の音線データが、そのまま学習モデル152に入力される。学習モデル152の出力結果(処理後の音線データ)は、画像データ生成部151により画像データに変換され、生成された画像データに基づくBモード画像が、表示部17に出力される。
音線データは、アキシャル方向及びアジマス方向に拡がりを有する二次元配列構造のデータであってもよいし、超音波探触子20が3D/4Dプローブである場合は、さらにエレベーション方向(プローブの厚さ方向)への拡がりを加えた三次元配列構造のデータであってもよい。二次元配列構造を有する音線データは、CNNと相性がよく、好適な出力結果を得ることができる。
また例えば、教師データTDには、超音波の受信信号を画像変換した後の画像データを適用できる。この場合、学習モデル152による処理は、画像データ生成部151の後段で行われる。すなわち、第1の受信信号に基づく低音響出力の音線データは、画像データ生成部151により画像データに変換される。そして、この画像データが学習モデル152に入力され、学習モデル152の出力結果(処理後の画像データ)に基づくBモード画像が、そのまま表示部17に出力される。
学習モデル152の訓練、すなわち、学習モデル152に適した調整値の生成は、例えば、モデル訓練部40によって行われる。
なお、本実施の形態においては、モデル訓練部40が超音波診断装置内に設けられ、学習モデル152が超音波診断装置内で学習することができる例を説明するが、モデル訓練部40が超音波診断装置内に設けられずに、予め学習済みの学習モデル152を実装した態様であってもよい。モデル訓練部40を超音波診断装置内に設けることにより、学習モデル152が予め学習済みであったとしても、学習モデル152による出力結果の精度を向上させることができる。また、モデル訓練部40を超音波診断装置内に設けることにより、超音波診断で得られた超音波画像データを教師データとして用いることもでき、学習に必要とされる教師データの入力作業の手間を抑制することができる。
また、本実施の形態においては、第1の画像処理部15の画像データ生成部151と第2の画像処理部16の画像データ生成部161とを各々設けたが、第1の画像処理部15と第2の画像処理部16とで共通の画像データ生成部を設ける構成としてもよい。このような構成においては、低電力モードである場合に、画像データ生成部と学習モデル152が選択され、通常モードである場合に、画像データ生成部が選択される構成とすることができる。
表示部17は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、CRTディスプレイ等で構成される。表示部17は、システム制御部19の指示に従って、表示処理部(図示略)からの表示信号に基づいて画像を表示する。
通信部18は、例えばNIC(Network Interface Card)、MODEM(MOdulator-DEModulator)、USB(Universal Serial Bus)等の各種インターフェースを含む。通信部18には、NFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信用の通信インターフェースを適用することもできる。CPU191は、通信部18を介して、有線/無線LAN(Local Area Network)等の通信ネットワークに接続された外部装置(例えば、パーソナルコンピューターやインターネット上のクラウドストレージ)との間で、各種情報の送受信を行う。
システム制御部19は、操作入力部11、送信部12、受信部13、切替部14、第1の画像処理部15、第2の画像処理部16、表示部17及びモデル訓練部40を、それぞれの機能に応じて制御することによって、超音波診断装置1の全体制御を行う。
システム制御部19は、演算/制御装置としてのCPU(Central Processing Unit)191、主記憶装置としてのROM(Read Only Memory)192及びRAM(Random Access Memory)193等を有する。ROM192には、基本プログラムや基本的な設定データが記憶される。また、ROM192には、診断時に実行される超音波診断プログラムが記憶される。CPU191は、ROM192から処理内容に応じたプログラムを読み出してRAM193に展開し、展開したプログラムを実行することにより、超音波診断装置本体10の各機能ブロック(送信部12、受信部13、切替部14、第1の画像処理部15、第2の画像処理部16、表示部17及びモデル訓練部40)の動作を集中制御する。
本実施の形態では、機能ブロックを構成する各ハードウェアとシステム制御部19とが協働することにより、各機能ブロックの機能が実現される。なお、システム制御部19がプログラムを実行することにより、各機能ブロックの一部又は全部の機能が実現されるようにしてもよい。
図4は、モデル訓練部40の具体的な構成を示す図である。図5は、訓練実行部の処理内容を示す図である。
図4に示すように、モデル訓練部40は、入力部41、記憶部42、訓練実行部43及び出力部44を有する。
入力部41は、低音響出力データTD1(例題)及び高音響出力データTD2(答え)のペアからなる教師データTDを取得する。本実施の形態では、入力部41は、低音響出力の第1の超音波の送受信により得られる第1の受信信号、及び高音響出力の第2の超音波の送受信により得られる第2の受信信号から教師データTDを生成する(教師データ生成部)。なお、入力部41は、ネットワーク上のクラウドストレージに保存されている教師データTDを、通信部18を介して取得してもよい。
教師データTDは、例えば、同一の対象物に対して、低音響出力の第1の超音波と高音響出力の第2の超音波を交互に連続して送受信して得られた受信信号に基づいて生成される。具体的には、第1の超音波の送受信により得られる第1の受信信号から低音響出力データTD1が生成され、第2の超音波の送受信により得られる第2の受信信号から高音響出力データTD2が生成される。
このとき、第1の受信信号と第2の受信信号を、フレーム単位で交互に取得してもよいし、音線単位で交互に取得してもよい。フレーム単位で取得する場合は、音線単位で取得する場合に比較して、超音波の送受信処理を簡素化できる。音線単位で取得する場合は、フレーム単位で取得する場合に比較して、教師データTDのペアとなるデータ間の時間的なずれを極力抑制することができ、好適な教師データTDを生成できる。
記憶部42は、入力部41において取得された教師データTDを記憶する。訓練に用いられた教師データTDは、入力部41によって新たに教師データTDが取得された場合に、適宜上書きされてもよい。
なお、入力部41で生成された教師データTDは、通信部18を介して、ネットワーク上のクラウドストレージに転送され、保存されてもよい。この場合、学習モデル152を実装している他の超音波診断装置1との間で教師データTDを共有でき、学習モデル152の訓練に必要となる膨大な量の教師データTDを容易に準備することができる。
訓練実行部43は、図5に示すように、学習モデル152と同様のニューラルネットワークを有し、教師データTDを用いた機械学習により、前記ニューラルネットワークの調整値を最適化する。具体的には、訓練実行部43は、低音響出力データTD1(教師データTDの例題)を生成器431に入力したときに、高音響出力データTD2(教師データTDの答え)が出力されるように、生成器431の調整値(パラメーター)を最適化する。図5では、教師データTDに、画像変換後の画像データを適用した場合について示している。
訓練実行部43には、例えば、生成器431及び識別器432を有する敵対的生成ネットワーク(GAN:Generative Adversarial Networks)を適用できる。生成器431は、学習モデル152と同様のニューラルネットワークで構成され、低音響出力データTD1から出力データDoutを生成する。識別器432は、出力データDoutと高音響出力データTD2を比較し、出力データDoutの真偽を判定する。識別器432の判定結果を生成器431及び識別器432に逆伝搬させ、生成器431と識別器432を交互に競合させることにより、生成器431の調整値が最適化される。
生成器431の調整値は、出力部44から出力され、学習モデル152に反映される。このようにして、学習モデル152の訓練が行われる。
図6は、超音波診断装置1における超音波診断処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、例えば、超音波診断装置1において、診断モードが有効化されることに伴い、CPU191がROM192に格納されている所定のプログラムを実行することにより実現される。診断モードの有効化は、例えば、操作入力部11におけるモード選択によって行われる。
ステップS101において、システム制御部19は、運転モード(低電力モード/通常モード)に応じた超音波の送受信を行う。具体的には、システム制御部19は、送信部12を制御して、超音波探触子20から第1の超音波又は第2の超音波を送信するとともに、受信部13を制御して、超音波探触子20で受信した反射超音波(超音波エコー)に応じた受信信号を取得する。
ステップS102において、システム制御部19は、運転モードが低電力モードであるか否かを判定する。低電力モードである場合(ステップS102で“YES”)、ステップS103の処理に移行する。一方、低電力モード出ない場合、すなわち通常モードである場合(ステップS102で“NO”)、ステップS104の処理に移行する。
ステップS103において、システム制御部19は、切替部14を制御して第1の画像処理部15を選択し、第1の画像処理を実行させる。ステップS103では、第1の超音波の送受信により得られる第1の受信信号に基づいてBモード画像が生成される。具体的には、第1の受信信号の音線データ(又は音線データを画像変換した画像データ)が学習モデル152に入力され、学習モデル152の出力結果に基づいてBモード画像が生成され、出力される。
学習モデル152は、ニューラルネットワークで構成され、低音響出力データTD1と高音響出力データTD2のペアからなる教師データTDを用いた機械学習により構築されているので、学習モデル152の出力結果に基づいて生成されたBモード画像において、高音響出力の第2の超音波の送受信により得られるBモード画像と同等の画質が実現される。
ステップS104において、システム制御部19は、切替部14を制御して第2の画像処理部16を選択し、第2の画像処理を実行させる。ステップS104では、第2の超音波の送受信により得られる第2の受信信号の音線データがそのまま利用して画像変換され、Bモード画像が生成される。
ステップS105において、システム制御部19は、表示部17を制御して、生成された画像データに基づいて、診断用の表示画像を表示する。ユーザーは、低電力モードにおいても、通常モードと同等の高画質の超音波画像で診断を行うことができる。
このように、実施の形態に係る超音波診断装置1は、被検体内で反射した反射超音波に応じた受信信号に基づいて超音波画像を生成し、表示する超音波診断装置であって、低音響出力の第1の超音波及び高音響出力の第2の超音波の送受信を行う送信部12及び受信部13(送受信部)と、第1の超音波の送受信により得られる第1の受信信号に基づいて超音波画像を生成する第1の画像処理部15と、を備える。第1の画像処理部15は、ニューラルネットワークで構成され、第1の超音波の送受信により得られる低音響出力データTD1と第2の超音波の送受信により得られる高音響出力データTD2のペアからなる教師データTDを用いて機械学習された学習モデル152を有し、第1の受信信号が入力されたときの学習モデル152の出力結果に基づいて超音波画像を生成する。
また、実施の形態に係る超音波診断方法は、被検体内で反射した反射超音波に応じた受信信号に基づく超音波画像により診断を行う超音波診断方法であって、低音響出力の第1の超音波又は高音響出力の第2の超音波の送受信を行う第1ステップ(図6のステップS101)と、第1の超音波の送受信により得られる第1の受信信号に基づいて超音波画像を生成する第2ステップ(図6のステップS103)と、を有する。第2ステップは、ニューラルネットワークで構成され、第1の超音波の送受信により得られる低音響出力データTD1と第2の超音波の送受信により得られる高音響出力データTD2のペアからなる教師データTDを用いて機械学習された学習モデル152を利用して、第1の受信信号が入力されたときの学習モデル152の出力結果に基づいて超音波画像を生成する。
また、実施の形態に係るプログラムは、被検体内で反射した反射超音波に応じた受信信号に基づいて超音波画像を生成し、表示する超音波診断装置1のコンピューターに、所定の処理を実行させるプログラムであって、低音響出力の第1の超音波又は高音響出力の第2の超音波の送受信を行う第1処理(図6のステップS101)と、第1の超音波の送受信により得られる第1の受信信号に基づいて超音波画像を生成する第2処理(図6のステップS103)と、を有する。第2処理は、ニューラルネットワークで構成され、第1の超音波の送受信により得られる低音響出力データTD1と第2の超音波の送受信により得られる高音響出力データTD2のペアからなる教師データTDを用いて機械学習された学習モデル152を利用して、第1の受信信号が入力されたときの学習モデル152の出力結果に基づいて超音波画像を生成する。
このプログラムは、例えば、当該プログラムが格納されたコンピューター読取可能な可搬型記憶媒体(光ディスク、光磁気ディスク、及びメモリカードを含む)を介して提供される。また例えば、このプログラムは、当該プログラムを保有するサーバーから、ネットワークを介してダウンロードにより提供することもできる。
実施の形態に係る超音波診断装置1、超音波診断方法及びプログラムによれば、低音響出力であっても診断に必要な高画質の超音波画像を得ることができ、装置の低消費電力化及び小型化を図ることができる。
また、超音波診断装置1は、第2の超音波の送受信により得られる第2の受信信号に基づいて超音波画像を生成する第2の画像処理部16と、受信信号が第1の受信信号である場合に第1の画像処理部15を選択し、受信信号が第2の受信信号である場合に前記第2の画像処理部を選択する切替部14と、を備える。これにより、超音波の音響出力を、低音響出力と高音響出力に適宜切り替えて使用できるとともに、それぞれに適した画像処理が行われるので、超音波診断装置1の利便性が向上する。
また、超音波診断装置1は、バッテリーからなる第1電源部51と、外部電源からの電力供給を受ける第2電源部52と、を備え、送信部12及び受信部13(送受信部)は、第1電源部51から駆動電力が供給される場合に第1の超音波の送受信を行い、第2電源部52から駆動電力が供給される場合に第2の超音波の送受信を行う。これにより、駆動電力の供給源に応じて超音波の音響出力が選択され、音響出力に適した画像処理が行われるので、超音波診断装置1の利便性がさらに向上する。
また、超音波診断装置1において、教師データTDは、アキシャル方向及びアジマス方向に拡がりを有する、画像変換前の音線データである。この二次元データは、音線のアキシャル方向のサンプリング点数×音線に直交するアジマス方向の音線数の二次元配列構造を有するので、画像処理で実績のあるCNNを学習モデル152に適用することができる。
また、超音波診断装置1において、教師データTDは、さらにエレベーション方向に拡がりを有してもよい。この場合、超音波探触子20として、マトリックスアレイ構造のプローブや、メカニカル揺動方式の3D/4Dプローブ等を使用する場合に対応することができる。
また、超音波診断装置1において、教師データTDは、受信信号を画像変換した後の画像データである。この場合、画像処理で実績のあるCNNを学習モデル152に適用することができる。
また、超音波診断装置1は、学習モデル152を訓練するためのモデル訓練部40を備え、モデル訓練部40は、教師データTDを取得する入力部41と、学習モデル152と同様のニューラルネットワークを有し、教師データTDを用いてニューラルネットワークの調整値を最適化する訓練実行部43と、ニューラルネットワークの調整値を出力する出力部44と、を有し、調整値が学習モデル152に反映されている。これにより、超音波診断装置1の中で学習モデル152の訓練を行うことができ、学習モデル152の精度を容易に向上することができる。
また、超音波診断装置1において、訓練実行部43は、ニューラルネットワークで構成され、低音響出力データTD1から出力データを生成する生成器431と、出力データと高音響出力データTD2を比較し、出力データの真偽を判定する識別器432と、を有し、識別器432の判定結果を生成器431及び識別器432に逆伝搬させ、生成器431と識別器432を交互に競合させながら調整値を最適化する。これにより、公知のGANの技術を適用でき、生成器431の調整値を容易に最適化することができる。
また、超音波診断装置1において、入力部41は、第1の受信信号及び第2の受信信号から教師データTDを生成する教師データ生成部を有する。これにより、超音波診断装置1の中で学習モデル152の訓練だけでなく、教師データTDの生成を行うこともでき、学習モデル152の精度を容易に向上することができる。
また、超音波診断装置1において、入力部41(教師データ生成部)は、フレーム単位で連続して取得した第1の受信信号及び第2の受信信号に基づいて、教師データTDを生成する。この場合、超音波の送受信処理を簡素化できる。
また、超音波診断装置1において、入力部41(教師データ生成部)は、音線単位で連続して取得した第1の受信信号及び第2の受信信号に基づいて、教師データTDを生成する。この場合、教師データTDのペアとなるデータ間の時間的なずれを極力抑制することができ、好適な教師データTDを生成できる。
また、超音波診断装置1において、入力部41(教師データ生成部)において生成された教師データTDは、ネットワーク上のクラウドストレージに転送される。これにより、学習モデル152を実装した他の超音波診断装置1との間で教師データTDを共有でき、利便性が向上する。
また、超音波診断装置1において、入力部41は、ネットワーク上のクラウドストレージから教師データTDを取得する。これにより、学習モデル152の訓練に必要な膨大な量の教師データTDを容易に取得することができ、学習モデル152の精度を高めることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、実施の形態では、学習モデル152にCNNを適用した場合について説明したが、ぼけ画像を高画質化する超解像技術や鮮鋭化フィルター処理等の公知技術に基づく、画像処理タスクに応用可能なニューラルネットワークを適用してもよい。
また、実施の形態では、通常モードでは、高音響出力の第2の超音波の送受信が行われる場合について説明したが、例えば、診断対象部位の確認など、超音波画像が高画質である必要がない場合は、通常モードにおいて低音響出力の第1の超音波の送受信が行われるようにして、省電力化を図るようにしてもよい。
また、実施の形態では、超音波診断装置1に実装されたモデル訓練部40によって学習モデル152を訓練する場合について説明したが、モデル訓練部40と同様の機能構成を有する外部コンピューター(モデル訓練装置)によって、学習モデル152の訓練が行われてもよい。
さらに、訓練実行部43は2つのCNN(生成器と識別器)から成るGANには限定されず、単一のCNNで構成されてもよい。この場合、例えば、公知のU-Netと呼ばれるU字型のCNNを適用してもよいし、公知のImageNetと呼ばれる大規模画像データセットにて既に学習済みのVGG16等のCNNを転移学習させ、モデル訓練部40にとって好適な形状のCNNにファインチューニングしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 超音波診断装置
10 超音波診断装置本体
11 操作入力部
12 送信部
13 受信部
14 切替部
15 第1の画像処理部
16 第2の画像処理部
17 表示部
18 通信部
19 システム制御部(コンピューター)
20 超音波探触子
40 モデル訓練部
152 学習モデル
TD 教師データTD
TD1 低音響出力データ
TD2 高音響出力データ

Claims (16)

  1. 被検体内で反射した反射超音波に応じた受信信号に基づいて超音波画像を生成し、表示する超音波診断装置であって、
    低音響出力の第1の超音波及び高音響出力の第2の超音波の送受信を行う送受信部と、
    前記第1の超音波の送受信により得られる第1の受信信号に基づいて前記超音波画像を生成する第1の画像処理部と、
    前記第2の超音波の送受信により得られる第2の受信信号に基づいて前記超音波画像を生成する第2の画像処理部と、
    前記受信信号が前記第1の受信信号である場合に前記第1の画像処理部を選択し、前記受信信号が前記第2の受信信号である場合に前記第2の画像処理部を選択する切替部と、を備え、
    前記第1の画像処理部は、ニューラルネットワークで構成され、かつ、前記第1の超音波の送受信により得られる低音響出力データと前記第2の超音波の送受信により得られる高音響出力データのペアからなる教師データを用いて機械学習された学習モデルを含み、前記学習モデルに対して、前記第1の受信信号を入力することにより、高音響出力の受信データに近い出力結果を得て、前記第2の超音波の送受信により得られる超音波画像と同等の画質の超音波画像を生成する、超音波診断装置。
  2. バッテリーからなる第1電源部と、
    外部電源からの電力供給を受ける第2電源部と、を備え、
    前記送受信部は、前記第1電源部から駆動電力が供給される場合に前記第1の超音波の送受信を行い、前記第2電源部から駆動電力が供給される場合に前記第2の超音波の送受信を行う、請求項1に記載の超音波診断装置。
  3. 前記切替部は、前記第1電源部から駆動電力が供給されている場合に、前記第1の画像処理部を選択し、前記第2電源部から駆動電力が供給されている場合に、前記第2の画像処理部を選択する、請求項2に記載の超音波診断装置。
  4. 前記切替部は、電力モードが低電力モードである場合に、前記第1の画像処理部を選択する、請求項1又は2に記載の超音波診断装置。
  5. 前記教師データは、アキシャル方向及びアジマス方向に拡がりを有する、画像変換前の音線データである、請求項1に記載の超音波診断装置。
  6. 前記教師データは、さらに、エレベーション方向に拡がりを有する、請求項5に記載の超音波診断装置。
  7. 前記教師データは、前記受信信号を画像変換した後の画像データである、請求項1に記載の超音波診断装置。
  8. 前記学習モデルを訓練するためのモデル訓練部を備え、
    前記モデル訓練部は、
    前記教師データを取得する入力部と、
    前記学習モデルと同様のニューラルネットワークを有し、前記教師データを用いて前記ニューラルネットワークの調整値を最適化する訓練実行部と、
    前記ニューラルネットワークの調整値を出力する出力部と、を有し、
    前記調整値が前記学習モデルに反映されている、請求項1から7のいずれか一項に記載の超音波診断装置。
  9. 前記訓練実行部は、
    前記ニューラルネットワークで構成され、前記低音響出力データから出力データを生成する生成器と、
    前記出力データと前記高音響出力データを比較し、前記出力データの真偽を判定する識別器と、を有し、
    前記識別器の判定結果を前記生成器及び前記識別器に逆伝搬させ、前記生成器と前記識別器を交互に競合させながら前記調整値を最適化する、請求項8に記載の超音波診断装置。
  10. 前記入力部は、前記第1の受信信号及び前記第2の受信信号から前記教師データを生成する教師データ生成部を有する、請求項8又は9に記載の超音波診断装置。
  11. 被検体内で反射した反射超音波に応じた受信信号に基づいて超音波画像を生成し、表示する超音波診断装置であって、
    低音響出力の第1の超音波及び高音響出力の第2の超音波の送受信を行う送受信部と、
    前記第1の超音波の送受信により得られる第1の受信信号に基づいて前記超音波画像を生成する第1の画像処理部と、を備え、
    前記第1の画像処理部は、ニューラルネットワークで構成され、かつ、前記第1の超音波の送受信により得られる低音響出力データと前記第2の超音波の送受信により得られる高音響出力データのペアからなる教師データを用いて機械学習された学習モデルを含み
    前記学習モデルに対して、前記第1の受信信号を入力することにより、高音響出力の受信データに近い出力結果を得て、前記第2の超音波の送受信により得られる超音波画像と同等の画質の超音波画像を生成し、
    前記学習モデルを訓練するためのモデル訓練部をさらに備え、
    前記モデル訓練部は、
    前記教師データを取得する入力部と、
    前記学習モデルと同様のニューラルネットワークを有し、前記教師データを用いて前記ニューラルネットワークの調整値を最適化する訓練実行部と、
    前記ニューラルネットワークの調整値を出力する出力部と、を有し、
    前記調整値が前記学習モデルに反映され、
    前記訓練実行部は、
    前記ニューラルネットワークで構成され、前記低音響出力データから出力データを生成する生成器と、
    前記出力データと前記高音響出力データを比較し、前記出力データの真偽を判定する識別器と、を有し、
    前記識別器の判定結果を前記生成器及び前記識別器に逆伝搬させ、前記生成器と前記識別器を交互に競合させながら前記調整値を最適化し、
    前記入力部は、前記第1の受信信号及び前記第2の超音波の送受信により得られる第2の受信信号から前記教師データを生成する教師データ生成部を有し、
    前記教師データ生成部は、フレーム単位又は音線単位で連続して取得した前記第1の受信信号及び前記第2の受信信号に基づいて、前記教師データを生成する、超音波診断装置。
  12. 前記教師データ生成部において生成された前記教師データは、ネットワーク上のクラウドストレージに転送される、請求項10又は11に記載の超音波診断装置。
  13. 前記入力部は、ネットワーク上のクラウドストレージから前記教師データを取得する、請求項8から12のいずれか一項に記載の超音波診断装置。
  14. 被検体内で反射した反射超音波に応じた受信信号に基づく超音波画像を生成する超音波画像生成方法であって、
    低音響出力の第1の超音波又は高音響出力の第2の超音波の送受信を行う第1ステップと、
    前記第1の超音波の送受信により得られる第1の受信信号に基づいて前記超音波画像を生成する第2ステップと、
    前記第2の超音波の送受信により得られる第2の受信信号に基づいて前記超音波画像を生成する第3ステップと、
    前記受信信号が前記第1の受信信号である場合に前記第2ステップを選択し、前記受信信号が前記第2の受信信号である場合に前記第3ステップを選択する第4ステップと、を有し、
    前記第2ステップは、ニューラルネットワークで構成され、かつ、前記第1の超音波の送受信により得られる低音響出力データと前記第2の超音波の送受信により得られる高音響出力データのペアからなる教師データを用いて機械学習された学習モデルに対して、前記第1の受信信号を入力することにより、高音響出力の受信データに近い出力結果を得て、前記第2の超音波の送受信により得られる超音波画像と同等の画質の超音波画像を生成する、超音波画像生成方法。
  15. 被検体内で反射した反射超音波に応じた受信信号に基づいて超音波画像を生成し、表示する超音波診断装置のコンピューターに、所定の処理を実行させるプログラムであって、
    低音響出力の第1の超音波又は高音響出力の第2の超音波の送受信を行う第1処理と、
    前記第1の超音波の送受信により得られる第1の受信信号に基づいて前記超音波画像を生成する第2処理と、
    前記第2の超音波の送受信により得られる第2の受信信号に基づいて前記超音波画像を生成する第3処理と、
    前記受信信号が前記第1の受信信号である場合に前記第2処理を選択し、前記受信信号が前記第2の受信信号である場合に前記第3処理を選択する第4処理と、を有し、
    前記第2処理は、ニューラルネットワークで構成され、かつ、前記第1の超音波の送受信により得られる低音響出力データと前記第2の超音波の送受信により得られる高音響出力データのペアからなる教師データを用いて機械学習された学習モデルに対して、前記第1の受信信号を入力することにより、高音響出力の受信データに近い出力結果を得て、前記第2の超音波の送受信により得られる超音波画像と同等の画質の超音波画像を生成する、プログラム。
  16. 請求項1から7のいずれか一項に記載の超音波診断装置に実装される前記学習モデルを訓練するためのモデル訓練装置であって、
    前記教師データを取得する入力部と、
    前記学習モデルと同様のニューラルネットワークを有し、前記教師データを用いて前記ニューラルネットワークの調整値を最適化する訓練実行部と、
    前記ニューラルネットワークの調整値を出力する出力部と、を備える、モデル訓練装置。
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