JP7426082B2 - 逆止弁 - Google Patents
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Description
から開位置に移動する際に、コイルバネの径寸法が通水内径寸法の70%よりも細い場合と比較して、弁体の姿勢が安定し、弁体が支持部回りに回転することを抑制できる。よって、閉位置から開位置に移動する際の弁体の挙動が安定する。
孔を貫通して当該中心孔の内周面に摺接する軸部と、前記軸部を囲んで当該軸部と同軸に設けられ前記支持部の外周面に摺接する円筒部と、を備え、前記円筒部は、前記弁部における前記円盤部分と前記テーパー板部分との境界部分から前記第2方向に突出するものとすることができる。このようにすれば、支持部は、支持部の中心孔の内周面と、支持部の外周面と、の2つの摺動面で弁体を摺動可能に支持する。従って、支持部が1つの摺動面で弁体を支持する場合と比較して、支持部および被支持部の互いの摩耗を抑制できる。また、被支持部の円筒部は、弁部の円盤部分とテーパー板部分との境界部分から第2方向に突出する。従って、コイルバネの第1方向の端がテーパー板部分に当接しているときに、コイルバネと被支持部の円筒部とが径方向で離間し過ぎることがない。これにより、コイルバネが径方向に大きく変位することを抑制できるので、コイルバネが弁体を付勢する付勢方向が安定する。よって、弁体の姿勢が安定する。
備える弁箱本体部材22と、内周面に環状溝23aを有するパッキン23と、により構成されている。流入口構成部材21は、筒部25と筒部25の第1方向X1の端縁から外周側に広がる環状のフランジ部26とを備える。流入口5は、筒部25の中心孔である。弁箱本体部材22は、胴部15の第1方向X1の端から外周側に広がる環状のフランジ部28を備える。流入口構成部材21はおよび弁箱本体部材22は、鋳物であり、青銅合金製である。
10は、環状壁部13の内周側に配置されて、弁箱7の支持部11および弁体9の被支持部32を外周側から囲む。コイルバネ10の第1方向X1の端は、弁部31に当接する。より具体的には、図2、図5に示すように、コイルバネ10の第1方向X1の端は、第2方向X2の側からテーパー板部分36に当接する。コイルバネ10の第2方向X2の端は、環状部12に当接する。
図2に示すように、弁体9が閉位置9Aにある状態では、コイルバネ10は、弁体9を弁座8に付勢する。これにより、弁部31の円筒部39が弁座8の弁座面8aに当接する。弁部31のテーパー板部分36の第1方向X1の端部分および円盤部分35は、流入口5の内周面における第2方向X2の端よりも第1方向X1に位置する。本例では、円盤部分35は、流入口5の環状面5cの内周側に位置する。テーパー板部分36は、流入口5のテーパー面5bと僅かな隙間を開けて対向する。或いは、テーパー板部分36は、流入口5のテーパー面5bに接触する。弁体9の被支持部32は、軸部38が支持部11の中心孔を貫通する。これにより、軸部38の第2方向X2の端は、環状部12から、僅かに、第2方向に突出する。また、被支持部32の円筒部39は、その第2方向X2の端部分が、支持部11の第1方向X1の端部分に支持される。従って、弁体9が閉位置9Aにある状態では、円筒部39は、その内周面における第2方向X2の端部分が、支持部11の外周面11bの第1方向X1の端部分に接触する。
本例によれば、弁体9を閉位置9Aに付勢するコイルバネ10は、弁座8に当接して流入口5を封鎖する弁部31を付勢する。また、コイルバネ10の径寸法D1は、流入口5の通水内径寸法D2の70%以上である。従って、流入口5から流れ込む水によって弁部31が第2方向X2に押されて閉位置9Aから開位置9Bに移動する際に、弁体9の姿勢が安定する。よって、閉位置9Aから開位置9Bに移動する際の弁体9の挙動が安定する。ここで、コイルバネ10の径寸法D1が流入口5の通水内径寸法D2の60%以上あれ
ば、弁体9の振動が抑制されるが、コイルバネ10の径寸法D1を流入口5の通水内径寸法D2の70%以上とすることにより、弁体9の振動を、より一層、抑制できる。また、コイルバネ10の径寸法D1を流入口5の通水内径寸法D2の70%以上とすることにより、弁体9が支持部11回り(軸線L回り)に回転することを抑制する効果が著しく向上する。
弁箱7の支持部11、および弁体9の支持部11は、上記の構成に限られるものではない。図示は省略するが、例えば、円筒形状の支持部11を、上記の逆止弁1よりも太くし、弁体9の被支持部32は、支持部11の中心孔を貫通する軸部38のみを備えるものとしてもよい。具体的には、支持部11を、流通方向Xから見た場合に、弁部31における円盤部分35とテーパー板部分36との境界部分と重なるように設ける。これにより、支持部11を、上記の支持部11と比較して、外径寸法よび内径寸法が大きい円筒形状とする。この一方で、被支持部32は、支持部11の中心孔を貫通する軸部38のみを備えるものとし、軸部38の外径寸法を、支持部11の中心孔の内径寸法に対応させて、大きくする。
抑制できるので、コイルバネ10が弁体9を付勢する付勢方向が安定する。よって、弁体9の姿勢が安定する。さらに、支持部11の内径寸法が大きくなるので、支持部11において被支持部32を支持する摺接面の面積が大きくなる。よって、被支持部32の摩耗を抑制できる。
Claims (8)
- 流体の流入口および流出口を備える弁箱と、
前記弁箱内で前記流入口を囲む弁座と、
前記弁箱に収容され、前記弁座に当接して前記流入口を閉鎖する閉位置と、前記弁座から離間して前記流入口を開放する開位置と、の間を移動する弁体と、
前記弁体を前記閉位置に付勢するコイルバネと、を有し、
前記流体が前記流入口を通過する方向を流通方向とし、前記流通方向の上流側を第1方向、下流側を第2方向としたときに、前記弁箱は、前記弁座から前記第2方向に離間する位置で、前記弁体を前記閉位置と前記開位置との間で直動可能に支持する支持部と、前記支持部の前記第2方向の端部分から外周側に広がる環状部と、前記環状部の外周縁から前記第1方向に突出する環状壁部と、を備え、
前記弁体は、前記環状壁部の前記第1方向に位置する弁部と、前記弁部から前記第2方向に延びて前記支持部に摺動可能に支持された被支持部と、を備え、
前記弁部は、前記環状壁部よりも大径であり、前記弁体が前記閉位置にあるときに前記弁座に当接して前記流入口を封鎖し、
前記流通方向から見た場合に、前記環状壁部は前記弁部の内側に位置し、
前記コイルバネは、前記環状壁部の内周側かつ前記支持部および前記被支持部の外周側に配置され、前記流通方向から見た場合に前記流入口の内側に位置し、
前記コイルバネの前記第1方向の端は、前記弁部に当接し、
前記コイルバネの前記第2方向の端は、前記環状部に当接し、
前記コイルバネの径寸法は、前記流入口の通水内径寸法の70%以上であることを特徴とする逆止弁。 - 前記環状壁部は、前記弁体が前記開位置に位置したときに、前記第1方向の端の全周が前記弁部に当接することを特徴とする請求項1に記載の逆止弁。
- 前記流入口は、その内周面の前記第1方向の端部分に、前記第1方向に向かって外周側に湾曲する環状の湾曲面を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の逆止弁。
- 前記流入口は、その内周面の前記第2方向の端部分に、前記第2方向に向かって径が拡大する環状のテーパー面を備えるとともに、一定の内径寸法で前記湾曲面の前記第2方向の端と前記テーパー面の前記第1方向の端とを接続する環状面を備え、
前記環状面の内径寸法は、前記通水内径寸法であることを特徴とする請求項3に記載の逆止弁。 - 前記弁部は、厚み方向を前記流通方向に向けた円盤部分と、前記円盤部分の外周側の端から外周側に向かって前記第2方向に傾斜するテーパー板部分と、前記テーパー板部分の外周側の端から前記第2方向に延びる円筒部分と、を備え、
前記テーパー板部分の前記第1方向の端部分および前記円盤部分は、前記弁体が前記閉位置にあるときに前記流入口の内周面における前記第2方向の端よりも前記第1方向に位置し、
前記コイルバネの前記第1方向の端は、前記第2方向の側から前記テーパー板部分に当接することを特徴とする請求項1に記載の逆止弁。 - 前記支持部は、円筒形状であり、
前記被支持部は、前記支持部の中心孔を貫通して当該中心孔の内周面に摺接する軸部と、前記軸部を囲んで当該軸部と同軸に設けられ前記支持部の外周面に摺接する円筒部と、を備え、
前記円筒部は、前記弁部における前記円盤部分と前記テーパー板部分との境界部分から
前記第2方向に突出することを特徴とする請求項5に記載の逆止弁。 - 前記弁箱は、前記環状壁部から前記第1方向に離間する位置で前記弁座を外周側から囲む筒状の胴部と、前記弁体の外周側を前記流通方向に延びて前記胴部と前記環状壁部とを接続する複数の接続部と、を有し、
複数の前記接続部は、前記弁体の周方向で互いに離間し、
前記周方向で隣り合う2つの前記接続部の間は、前記流出口であり、
複数の前記接続部のそれぞれは、前記環状壁部の径方向外側を当該環状壁部の外周面に沿って前記流通方向に延びるリブ状部分を備え、
各接続部は、前記リブ状部分が前記環状壁部の外周面に接続され、
前記リブ状部分の前記第2方向の端には、前記第2方向に向かって内周側に傾斜する傾斜面が設けられていることを特徴とする請求項1から6のうちのいずれか一項に記載の逆止弁。 - 前記弁体は、樹脂製であり、
前記支持部は、金属製であることを特徴とする請求項1から7のうちのいずれか一項に記載の逆止弁。
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