JP6018004B2 - 逆止弁 - Google Patents

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Description

本発明は、逆止弁に関する。
流体の逆流を防止するための逆止弁として種々のものが開発されており、例えば、弁体を付勢することにより、流体の圧力に応じて弁座と弁体との距離を変化させる形式のものが広く知られている。
かかる逆止弁では、上流側及び下流側の圧力差と弁体の付勢力とが略均衡した状態になると、弁体が付勢方向及びその反対方向に頻繁に移動し、弁体と弁座が離間した状態と、弁体が弁座に着座した状態とが頻繁に繰り返されるいわゆるチャタリングが生じ得る。そうなると、流体の流量制御が不安定になるほか、騒音の発生、弁体や弁座の耐久性の低下といった問題が生じる可能性がある。
そこで、本出願人は、チャタリングを防止してかかる問題を解消するべく、流体を導出するために弁体の内部に形成された内部流路の断面積に対して、その内部流路に連通し且つ弁体の側壁を貫通するように設けた流体流路の断面積を所定の割合で小さく形成した逆止弁を提案している(例えば特許文献1参照)。なお、一般的な開閉弁やリリーフ弁としては、例えば、特許文献2及び3等に記載のものが挙げられる。
特開2011−7275号公報 実開昭58−89659号公報 特開2004−225717号公報
しかし、上記特許文献1に提案した逆止弁の構造は、流体流路の断面積が、弁体の内部流路と弁体の側壁に設けられた孔部との境界部位で絞られていることにより、チャタリングの発生防止に非常に有効であるものの、その部位における流体の圧損が大きくなるので、流体(例えばガス)を大流量で且つ短時間に流通させる点において若干不利となる。例えば、燃料電池車に搭載される高圧用の燃料タンクには、燃料タンク側からの燃料ガスの逆流を防止するために上述したような逆止弁を用いた継手機構が採用されており、燃料ガス充填所(燃料ガスステーション)等においては燃料ガスの高速充填が熱望されるところ、流体圧損が増大すると、そのような高速充填に十分に対応できない可能性がある。
そこで、本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、チャタリングの発生を抑制しつつ、流体圧損の増大を防止して流体の高速充填を実現することが可能な逆止弁を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明による逆止弁は、流体の導入口としての孔部を有する弁座と、略筒状をなし、弁座の方向に付勢され、且つ、孔部に流入する流体の圧力に応じてその孔部を開閉する弁体と、弁体が収容されるケーシングと、弁体の外周部に配されており、且つ、ケーシングの内壁と摺動するように設けられた摺動抵抗付与部材とを備える。
このように構成された逆止弁においては、流体が、弁座の外部から孔部を通して、弁座が収容されたケーシングの内部に流入する。そして、弁体が弁座の方向に付勢されており、且つ、弁座の孔部に流入する流体の圧力に応じてその孔部が開閉されるので、流入した流体は、その圧力が所定値以上となったときに導出側へ送出される。このとき、弁体は、付勢方向及びその反対方向に移動するが、弁体の外周に配置された摺動抵抗付与部材がケーシングの内壁と摺動するので、弁体自体に抵抗が付与され、これにより、弁体の移動が規制される。
その結果、弁体が付勢方向及びその反対方向に頻繁に移動(振動)すること、すなわちチャタリングの発生が抑制される。また、それにより、弁体の振動周波数(移動速度)を低下させることができ、且つ、その振動の振幅も抑えられるので、弁体と弁座との衝突を緩和又は回避することもできる。その結果、異音の発生が抑えられるとともに、弁体の摩耗量が軽減されて弁体延いては逆止弁の耐久性を向上させることができる。
しかも、そのようなチャタリングを防止するのに、上記特許文献1に記載されている逆止弁で採用されている構成が不要、すなわち弁体の内部流路と弁体の側壁に設けられた孔部との境界部位の流路を絞る必要がないので、逆止弁を流通する流体の圧損の増大が防止され、流体を大流量で且つ短時間に流通させることができる。
また、本発明による逆止弁の他の態様としては、摺動抵抗付与部材が、環状又は略環状をなしており、且つ、外周面において幅方向に貫通した切り欠き部を有していても好適である。
このようにすれば、摺動抵抗付与部材に切り欠き部を設けることにより、摺動抵抗付与部材とケーシングの内壁との間に空隙(空間)が生じるので、弁体の外側を流れる流体は、その空隙を流通し易くなり、摺動抵抗付与部材とケーシングの内壁との接触部分の僅かな隙間に流入し難くなる。これにより、流体に含まれる微小な異物が、摺動抵抗付与部材とケーシングの内壁との間に入り込んで挟まってしまうこと(異物の噛み込み)が抑止される。また、そのような異物の噛み込みに起因して摺動抵抗が経時的に増加してしまうことも防止される。これらのことから、弁体の動作延いては逆止弁の初期の機能を長期に亘って安定的に維持することができる。
さらに、切り欠き部がない場合に比して、摺動抵抗付与部材とケーシングの内壁との接触面積を低減することができるので、摺動抵抗付与部材とケーシングの内壁との摺動抵抗が過度に増大してしまうことを防止し易くなる。また、これにより、逆止弁機能が低下してしまうことを抑制することができる。
また、本発明による逆止弁は、弁体は、摺動抵抗付与部材が配される凹部をその外周面に有し、凹部の内壁は、弁体の移動方向に対して傾斜した傾斜面を有し、摺動抵抗付与部材は、傾斜面に沿って対向する対向面を有し、対向面は、弁体が移動すると、傾斜面からケーシングの内壁側に向かう力を受ける。
このようにすれば、摺動抵抗付与部材は、弁体の移動時に傾斜面から受ける力によって外方へ広げられ、ケーシングの内壁に押し付けられる。これにより、摺動抵抗付与部材に摩耗やへたりが生じている場合でも、摺動抵抗の低下を抑制することができ、チャタリングの発生を長期に亘って抑制することができる。
以上のことから、本発明によれば、チャタリングの発生を抑制しつつ、流体圧損の増大を防止して流体の高速充填を実現すること、すなわち、チャタリング抑制と流体の高速充填を両立させることが可能となり、また、チャタリングの抑制により部品劣化を抑えて製品の信頼性をも向上させることが可能となる。
参考例による逆止弁の好適な一実施形態を備えるレセプタクルの一例の概略構成を示す側面図(一部断面図)である。 図1に示すレセプタクルに備わる逆止弁の概略構成を示す断面図である。 図2に示す摺動抵抗付与部材の一例を示す正面図である。 図1に示すレセプタクルに備わる逆止弁の他の例の概略構成を示す断面図である。 図4に示す摺動抵抗付与部材の一例を示す正面図である。 図4に示す摺動抵抗付与部材の一例を示す概略斜視図である。 摺動抵抗付与部材の更に他の一例の一部を示す概略斜視図である。 本発明による逆止弁の概略構成を示す断面図である。 図8に示すA部の拡大図である。 本発明による逆止弁の他の例の概略構成を示す断面図である。 図10における摺動抵抗付与部材の一例を示す概略斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。また、図面の寸法比率は、図示の比率に限定されるものではない。さらに、以下の実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をその実施の形態のみに限定する趣旨ではない。またさらに、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さまざまな変形が可能である。
(第1参考例
図1は、参考例による逆止弁の好適な一実施形態を備えるレセプタクルの一例の概略構成を示す側面図(一部断面図)である。レセプタクル10(継手機構)は、例えば図示しない燃料電池車に搭載される図示しない燃料タンク(車載タンク)に配管等を介して接続されており、その燃料タンクに燃料ガスを充填する際に、図示しない燃料ガス供給ノズルが着脱可能に接続されるものであって、ガス充填口として機能する。なお、燃料ガス供給源は、例えば、燃料ガス充填所(図示せず)に設置される。
レセプタクル10は、図示矢印Sで示す方向に沿って流れる燃料ガス流路26の最上流側に、燃料ガス供給ノズルが接続される接続口28を有している。また、接続口28の内周に形成された環状溝28aには、Oリング16が嵌合しており、燃料ガス供給ノズルの端部が、そのOリング16に当接して接続口28に係止される。これにより、燃料ガス供給ノズルの端部外周面と接続口28内周面との間がシールされる。
さらに、接続口28における環状溝28aの後段の内側部分は縮径されており、その部位には、Oリング16よりも径が小さいOリング14が設けられている。このOリング14は、燃料ガス供給ノズルよりも小径の燃料ガス供給ノズル(図示せず)を接続口28に係止するためのものである。これにより、その比較的小径の燃料ガス供給ノズルの端部外周面と接続口28内周面との間がシールされる。
ここで、Oリング16で係止される比較的大径の燃料ガス供給ノズルは、例えば35MPa等の比較的低い圧力で燃料ガスをレセプタクル10に供給する場合に使用されるものである。一方、上述したOリング14で係止される比較的小径の燃料ガス供給ノズルは、例えば70MPa等の比較的高い圧力で燃料ガスをレセプタクル10に供給する場合に使用されるものである。なお、Oリング14を挟む位置には、例えば樹脂製の一対のバックアップリング42が設けられている。
このように、接続口28は、比較的大径を有する燃料ガス供給ノズルの端部を接続可能にする大径接続部34と、比較的小径を有する燃料ガス供給ノズルの端部を接続可能にする小径接続部38とを備えている。
また、燃料ガス流路26内のOリング14の係止位置よりも下流側中間部の接続口28寄りには、燃料ガスに含まれる異物を除去するためのフィルタ部材18が設置されている。さらに、フィルタ部材18よりも燃料ガス流路26における下流側には、逆止弁1が設けられている。なお、レセプタクル10の燃料ガス流路26における下流側端部には、図示しない燃料タンク等に接続された適宜の配管の端部が接続される。
ここで、図2は、図1に示すレセプタクル10に備わる逆止弁1の概略構成を示す断面図である。同図に示す如く、逆止弁1は、ケーシング70と、その内部空間に収容された弁体60と、燃料ガス流路26におけるケーシング70の上流側端部に嵌着された弁座30とを備えており、流体である燃料ガスを弁座30の側から弁体60の側へ流通可能とするものである。なお、以下の説明において、燃料ガス流路26における弁座30の側を上流側、同弁体60の側を下流側ともいう。
弁座30は、例えば略円形の断面の中央部に、その断面を貫通するように形成された孔部32を有している。この孔部32は、流体である燃料ガスの導入口であって、その一部が下流側から上流側に向かって先細りしたテーパ状に形成されており、後述する弁体60の弁頭部61と気密に当接可能にされている。
弁体60は、弁座30に向かって先細りする略円錐形状を有する弁頭部61、及び、略円筒形状を有する弁棒部62を有しており、弁棒部62の胴壁外周には、環状凸部63,63が突設されている。また、弁棒部62における環状凸部63,63の下流側には、別の環状凸部65が設けられており、隣接する環状凸部63,65間の環状凹部(環状溝)に、例えば環状(リング状)又は略環状をなす摺動抵抗付与部材2が嵌着されている。それらの環状凸部63,63,65は、ケーシング70の内壁との間に僅かなクリアランス(間隙)を確保して設けられている一方、摺動抵抗付与部材2は、ケーシング70の内壁に当接するように設けられている(ただし、両者の当接部位には、微小な隙間が不可避的に生じることもある。)。
ここで、図3は、図2に示す摺動抵抗付与部材2の一例を示す正面図であり、図2における弁棒部62の円軸の向きに摺動抵抗付与部材2を視認した状態を示す。なお、図2における摺動抵抗付与部材2の断面は、図3におけるII−II線断面に相当する。図3に示す如く、この摺動抵抗付与部材2は、Cリング形状をなす有端環状胴部21を有しており、これにより、摺動抵抗付与部材2を弁体60の弁棒部62に容易に取り付けることができる。また、摺動抵抗付与部材2の環状部の外径φD1が、ケーシング70の内径φD0(図2参照)よりも大きく形成されており(φD1>φD0)、これにより、その径差(φD1−φD0)が、弁棒部62に嵌め込まれた摺動抵抗付与部材2の締めしろとなって、摺動抵抗付与部材2が環状凸部63,65間に一層確実に嵌着され、且つ、摺動抵抗付与部材2をケーシング70の内壁に一層確実に当接させることができる。
また、図2に戻り、環状凸部65とケーシング70の下流側の内側端面との間には、スプリング80が弁棒部62の円軸に対して同芯(同軸)に設けられている。このスプリング80は、その両端が環状凸部65及びケーシング70に当接されており、弁体60を下流側から上流側に向かって付勢する。換言すれば、スプリング80により、弁体60に対して弁座30に向かう方向の弾力が付与され、その結果、弁体60が付勢された状態が生起される。この付勢力によって、弁頭部61が弁座30の孔部32のテーパ面に押し当てられ、これにより、弁体60が弁座30に気密に当接する。また、その際、弁体60には、スプリング80の付勢力の他に、下流側と上流側との差圧が印加され、その下流側圧力が上流側圧力を上回ると、弁体60は、その差圧によっても、弁座30に気密に当接する。
さらに、弁頭部61寄りの環状凸部63と弁頭部61との間の弁棒部62における胴壁には、弁棒部62の内部空間と連通する孔部64が穿設されている。これにより、弁棒部62の内部空間は、流体である燃料ガスが孔部64を通って流入する燃料ガス流路26の一部(内部流路)として機能する。この内部流路は、弁棒部62を下流側に向けて貫通しており、弁棒部62の下流側の端面において出口孔67が形成されている。
また、ケーシング70は、前述の如く、その内部に弁体60を収納する筐体であって、開放端を有する筒状部材からなり、その上流側の端面が弁座30の周縁部に当接した状態で、弁座30とケーシング70は気密に接合されている。これにより、ケーシング70の内部には、弁座30、弁体60、及びケーシング70によって囲まれた空間である弁室66が画成されている。また、ケーシング70の下流側の端面には、弁体60の出口孔67と連通する導出口72が設けられている。この導出口72は、流体である燃料ガスを、逆止弁1の更に下流側へ導くための開口部であり、例えば出口孔67よりも大きく、且つ、弁棒部62の外径よりも小さい径となるように形成されている。
なお、逆止弁1におけるそれらの弁座30、弁体60、ケーシング70、及び摺動抵抗付与部材2の材質としては、特に制限されず、逆止弁1の使用条件やシール性能に応じて種々のものを用いることができ、例えば、弁体1を流通する流体の一例である燃料ガスに対する腐食耐性を有する各種ステンレス鋼(SUS材)等の金属材料、樹脂やゴム等の有機材料等が挙げられる。より具体的には、弁座30にSUS材及び樹脂のいずれか一方を用いた場合、弁体60(弁頭部61及び弁棒部62)には、SUS材及び樹脂の他方を用いることができる。また、弁座30としてSUS材を用いた場合には、レセプタクル10における弁座30と他の部材との封止には、Oリング等のゴムシールの他に、メタルシールを使用することも可能である。
このように構成された逆止弁1を備えるレセプタクル10に燃料ガス供給ノズルを通して燃料ガスが供給されると、燃料ガスは、接続口28から燃料ガス流路26に流入し、図1に矢印Sで示す方向に沿って流れ、フィルタ部材18及び逆止弁1を通ってから、レセプタクル10の反対側端部に接続された配管を介して図示しない燃料タンク等に送られる。
このとき、逆止弁1は以下のように動作する。すなわち、(1)まず、レセプタクル10へ燃料ガスが供給されていない状態、すなわち、燃料ガス流路26を通して逆止弁1への燃料ガスの流入が停止された状態においては、上述したとおり、弁体60は、スプリング80、及び、弁体60の下流側と上流側との差圧によって、下流側から上流側に向かって付勢されているので、弁体60の弁頭部61が、弁座30の孔部32に当接した状態となっている。つまり、弁座30の孔部32が弁体60の弁頭部61によって封止され、これにより、燃料ガスが孔部32と弁室66との間を流通できない状態が生起される。
(2)そして、逆止弁1の上流側から燃料ガスが所定の圧力で燃料ガス流路26へ流入し、弁座30の孔部32における燃料ガスの圧力P1と、弁体60の弁棒部62の内部空間における燃料ガス流路26(内部流路)における燃料ガスの圧力P2との差圧ΔP12に相当する力が、スプリング80の上流側への付勢力F1を上回る(ΔP12>F1)と、図2に示す如く、燃料ガスによって、弁体60がスプリング80の弾力に抗して下流側へ押される。その結果、弁座30の孔部32と弁体60の弁頭部61が離間した状態(開弁状態)となり、弁座30と弁頭部61との間に、燃料ガスが流通可能な間隙流路26p(図2参照)が画成される。
かかる状態において、燃料ガスは、上流側から下流側に向かって2つの経路を通ってケーシング70の導出口72へ導かれる。すなわち、燃料ガスは、弁座30の孔部32から、順に、弁室66、弁棒部62の孔部64、弁棒部62内部の燃料ガス流路26(内部流路)、及び出口孔67を通って導出口72へと至る第1の経路と、弁座30の孔部32から、弁体60の環状凸部63,63,65及び摺動抵抗付与部材2とケーシング70の内壁とのクリアランス及び隙間を通って導出口72へと至る第2の経路によって、導出口72へ到達し、レセプタクル10から送出される。
なお、図2に示すように、環状凸部63,63間には、燃料ガスが滞留可能な空間が確保されているので、上述した2つの経路のうち第2の経路における圧損は、第1の経路における圧損よりも大きくなり、その結果、燃料ガスは主として第1の経路によって、上流側から下流側へ導出される傾向にある(ただし、作用はこれに限定されない。)。
(3)また、弁室66における燃料ガスの圧力P3と上記圧力P2との差圧ΔP23に相当する力がスプリング80の付勢力F1よりも大きい(ΔP23>F1)場合には、弁体60は、図2に示す位置よりも更に下流側へ移動する。そして、弁体60が所定の距離だけ下流側に押されると、弁棒部62の下流側の端面がケーシング70の下流側の内側端面と当接する。この状態では、燃料ガスは、実質的に前述した第1の経路のみを通って上流側から下流側の導出口72へと導かれる。
(4)それから、差圧ΔP23に相当する力が小さくなるにつれて、弁体60は上流側へ押し戻され、差圧ΔP23に相当する力とスプリング80の付勢力F1とが略均衡(ΔP23≒F1)すれば、弁体60が図2に示す位置で停止し得る。
(5)一方、差圧ΔP23に相当する力がスプリング80の付勢力F1よりも小くなる(ΔP23<F1)と、弁体60は、更に上流側に押し戻され、弁頭部61が弁座30の孔部32におけるテーパ面と当接し、孔部32と弁室66とを連通させる間隙流路26pが封止される(すなわち、上記(1)の状態に戻る。)。
このように、逆止弁1によれば、弁体60の上流側における燃料ガスの圧力がその下流側における燃料ガスの圧力よりも所定値以上大きい場合にのみ、弁座30の孔部32と弁室66とを連通させる間隙流路26pが開放されるので、燃料ガス流路26における下流側から上流側へ向かって燃料ガスが逆流することを防止することができる。
ここで、上記(4)で述べた状態、すなわち、図2に示す如く、弁体60が弁座30に近接した位置で、差圧ΔP23に相当する力とスプリング80の付勢力F1とが略均衡(ΔP23≒F1)した状態において、その差圧ΔP23が変動すると、弁体60が付勢方向とその反対方向に交互に振動するように移動してチャタリングを生じるおそれがある。
これに対し、逆止弁1によれば、弁体60の外周に設けられた摺動抵抗付与部材2がケーシング70の内壁に当接した状態で弁体60とともに移動する、すなわち摺動抵抗付与部材2がケーシング70の内壁に対して摺動するので、弁体60自体に抵抗が付与され、これにより、弁体60の移動が規制される。これにより、弁体60が付勢方向及びその反対方向に頻繁に移動(振動)すること、すなわちチャタリングの発生を抑制することができる。その結果、弁体60の振動周波数(移動速度)を低下させることができ、且つ、その振動の振幅も抑えられるので、弁体60と弁座30との衝突を緩和又は解消することも可能となる。また、それらにより、異音の発生を抑えることもできるとともに、弁体60の摩耗量(例えばたたき摩耗量)を軽減して弁体60延いては逆止弁1の耐久性を向上させることもできる。
しかも、そのようなチャタリングを防止するのに、上記特許文献1に記載されている逆止弁の如く、弁体60の内部流路と弁体60の側壁に設けられた孔部64との境界部位の流路を絞る必要がない、つまり、孔部64の開口面積を制限する必要がなくなることから、逆止弁1を流通する燃料ガスに生じる圧損の増大を抑止することができる。その結果、逆止弁1を備えるレセプタクル10によれば、燃料ガスを大流量で且つ短時間に流通させることができ、例えば燃料ガス充填所(燃料ガスステーション)等において、車両に搭載された燃料タンク(車載タンク)に燃料ガスを高速充填させることができる。
また、摺動抵抗付与部材2とケーシング70の内壁との摺動抵抗Fcが、スプリング80のバネ荷重Fsよりも常に小さくなる(Fs>Fc)ように構成しても好適である。このようにすれば、レセプタクル10へ燃料ガスが供給されていない状態において、弁体60を弁座30の孔部32におけるテーパ面に更に確実に当接させることができる。
以上のとおり、逆止弁1を備えるレセプタクル10によれば、チャタリングの発生を抑制しつつ、流体である燃料ガスの圧損の増大を防止して燃料ガスの高速充填を実現すること、すなわち、チャタリング抑制と燃料ガスの高速充填を両立させることが可能となり、また、チャタリングの抑制により弁体60等の部品劣化を抑えて製品の信頼性をも向上させることができる。
(第2参考例
図4は、図1に示すレセプタクルに備わる逆止弁の他の例の概略構成を示す断面図であり、図5及び図6は、それぞれ、図4に示す摺動抵抗付与部材4の一例を示す正面図及び概略斜視図である。なお、図4における摺動抵抗付与部材4の断面は、図5におけるIV−IV線断面に相当する。
図4〜図6に示す逆止弁3の摺動抵抗付与部材4は、逆止弁1の摺動抵抗付与部材2と同様に、Cリング形状をなす有端環状胴部41を有しており、この有端環状胴部41は、言わば図3に示す摺動抵抗付与部材2の有端環状胴部21の外周面において、幅方向(厚さ方向)に貫通した切り欠き部43が所定間隔で複数設けられた形状をなしている(図5及び図6参照)。換言すれば、有端環状胴部41の外周部には、複数の凸部42が所定間隔で突設されており、隣接する凸部42,42間に、凹部又は溝部としての切り欠き部43が設けられている。
このように構成された摺動抵抗付与部材4を有する逆止弁3では、摺動抵抗付与部材4における凸部42がケーシング70の内壁に当接するとともに、切り欠き部43とケーシング70の内壁との間に空隙4Gが生じる(図4参照)。これにより、弁体60の弁棒部62の外側(前述した第2の経路)を流れる燃料ガスは、その空隙4Gを流通し易くなり、摺動抵抗付与部材4の凸部43とケーシング70の内壁との接触部分に生じ得る僅かな隙間に流入し難くなる。その結果、燃料ガスに含まれる微小な異物が、摺動抵抗付与部材4とケーシング70の内壁との間に入り込んで挟まってしまうこと(異物の噛み込み)を抑止することができる。また、そのような異物の噛み込みに起因して摺動抵抗が経時的に増加してしまうことを防止することもできる。したがって、弁体60の動作延いては逆止弁3の所期の機能を長期に亘って安定的に維持することが可能となる。
さらに、逆止弁3においては、切り欠き部43がない場合に比して、摺動抵抗付与部材4とケーシング70の内壁との接触面積が低減されるので、摺動抵抗付与部材2とケーシング70の内壁との摺動抵抗Fcが過度に大きくなってしまうことを防止し易くなり、先述したスプリング80のバネ荷重Fsよりも摺動抵抗Fcを常に小さくし易くなる。また、摺動抵抗付与部材4が、そのCリング形状の開口に対向する部位(図5及び図6における下部)に切り欠き部43を有していないので、開き張力の低下を防止することができる。
(第実施形態)
図8は、図1に示すレセプタクルに備わる逆止弁の本発明の例の概略構成を示す断面図であり、図9は、図8に示すA部の拡大図である。
図8に示す逆止弁6は弁体60aを備えており、その弁体60aの弁棒部62の胴壁外周には、環状凸部63,63a,65aが突設されている。隣接する環状凸部63a,65a間の環状凹部(環状溝)68に、例えば環状(リング状)又は略環状をなす摺動抵抗付与部材7が嵌着されている。それらの環状凸部63,63a,65aは、ケーシング70の内壁との間に僅かなクリアランス(間隙)を確保して設けられている一方、摺動抵抗付与部材7は、ケーシング70の内壁に当接するように設けられている(ただし、両者の当接部位には、微小な隙間が不可避的に生じることもある。)。
また、環状凸部63a,65aの外側面のうち、環状凹部68の内壁を構成する面は、それぞれ弁体60aの移動方向に対し傾斜する傾斜面63s,65sとされている。そして、環状凹部68に配される摺動抵抗付与部材7は、その内方の一部に、傾斜面63s、65sに沿って対向する対向面7s、7sを有している。
このように構成された弁体60a及び摺動抵抗付与部材7を有する逆止弁6では、弁体60aが矢印Xの方向(図8参照)に移動すると、摺動抵抗付与部材7の対向面7sが環状凸部63aの傾斜面63sと当接し、力Fnを受ける。この力Fnが作用する方向は、対向面7sに略垂直であり、矢印Xの方向に対し傾斜している。力Fnの成分のうち、ケーシング70の内壁に垂直に向かう成分Fyにより、摺動抵抗付与部材7は外方に広げられ、ケーシング70の内壁に押し付けられる。これにより、摺動抵抗付与部材7に摩耗やへたりが生じている場合でも、摺動抵抗の低下を抑制することができ、チャタリングの発生を長期に亘って抑制することができる。
(第実施形態)
図10は、図1に示すレセプタクルに備わる逆止弁の本発明の例の概略構成を示す断面図であり、図11は、図10における摺動抵抗付与部材9の一例を示す概略斜視図である。
図10に示す逆止弁8は弁体60bを備えており、その弁体60bの弁棒部62の胴壁外周には、環状凸部63,63b,65bが突設されている。隣接する環状凸部63b,65b間の環状凹部(環状溝)69に、後述する摺動抵抗付与部材9が嵌着されている。それらの環状凸部63,63b,65bは、ケーシング70の内壁との間に僅かなクリアランス(間隙)を確保して設けられている一方、摺動抵抗付与部材9は、ケーシング70の内壁に当接するように設けられている(ただし、両者の当接部位には、微小な隙間が不可避的に生じることもある。)。
また、環状凸部65bの外側面のうち、環状凹部69の内壁を構成する面は、弁体60bの移動方向に対し傾斜する傾斜面65bsとされている。
図11に示す逆止弁8の摺動抵抗付与部材9は、逆止弁1の摺動抵抗付与部材2と同様に、正面視でCリング形状をなす有端環状胴部91を有しており、これにより、摺動抵抗付与部材9を弁体60bの弁棒部62に容易に取り付けることができる。有端環状胴部91は、一方の端部92から他方の端部93まで螺旋状に周回するように形成されており、これにより、端部92と端部93はオフセットした配置となっている。摺動抵抗付与部材9は、樹脂等の弾性のある材料で形成されている。
図10に戻って説明を続けると、このように構成された摺動抵抗付与部材9は、初期状態からその軸方向(弁体60bの移動方向。以下同じ)に押し潰されるようにして環状凹部69に嵌着される。押し潰された状態で環状凹部69に嵌着された摺動抵抗付与部材9は、その弾性によって復元しようとするため、端部92が環状凸部63bの側面63bsに当接する一方、端部93が環状凸部65bの傾斜面65bsと当接する。すなわち、摺動抵抗付与部材9は、当接する側面63bs、傾斜面65bsから反力を受け、環状凹部69において突っ張るようにして嵌着される。これにより、弁体60bが移動した場合にも、摺動抵抗付与部材9が環状凹部69において軸方向にガタつくことを防止し、チャタリングの発生を確実に抑制することができる。尚、図11に示す摺動抵抗付与部材9は、図10に示す逆止弁8に限らず、図1に示す逆止弁1にも適用することができる。
なお、上述したとおり、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を変更しない限度において様々な変形が可能である。例えば、摺動抵抗付与部材2,4は、無端環状胴部を有するOリング形状であってもよい。また、摺動抵抗付与部材2,4を弁体60の弁棒部62と一体に形成してもよく、より具体的には、弁体60の弁棒部62の外周にゴムを加硫成形接着することによって両者を一体化する構成を例示することができる。その場合でも、摺動抵抗付与部材2,4は、Cリング形状をなしていても、Oリング形状又はリップ形状をなしていてもよい。さらに、そのようにOリング形状の摺動抵抗付与部材2を用いる場合、摺動抵抗付与部材2と弁体60の弁棒部62とは必ずしも一体に形成されていなくてもよく、互いに別体でもよい。
また、摺動抵抗付与部材4に形成される切り欠き部43は、幅方向に直線状に延在していなくてもよく、例えば、図7に示す摺動抵抗付与部材5の如く、環状胴部51の外周面において、斜めに及び/又はスパイラル状に溝切りされた切り欠き部53(つまり斜め溝)であってもよい。この摺動抵抗付与部材5においては、隣接する切り欠き部53,53間に、斜めに及び/又はスパイラル状に延在する凸部52が形成されている。さらに、流体が燃料ガスに限定されないことは言うまでもない。またさらに、切り欠き部43,53の周方向長さ、深さ、数等の他、各種部材の寸法形状は適宜変更することが可能である。
また、環状凸部63は、完全な環状でなくてもよく、例えば、一部に切り欠きが設けられていてもよい。さらに、弁頭部61は、先細りする略円錐形状でなくてもよく、例えば、その先端が平坦面であってもよい。この場合、弁座30の孔部32の一部をテーパ状に形成しなくてもよく、例えば、孔部32を同径孔としても構わない。またさらに、図2及び図4において、環状凸部63を2つ設けたが、環状凸部63は1つ又は3つ以上設けてもよい。さらにまた、孔部64を設ける位置は、環状凸部63,63の上流側でなくてもよく、例えば、2つの環状凸部63,63の間に穿設してもよい。
また、図2、図4、図8及び図10に示す逆止弁1,3,6,8におけるそれらの全体及び各構成部材の形状は、図1に示す逆止弁1の形状と厳密には異なるが、これは、図示の都合上、理解を更に容易にすることを企図したものであり、それぞれが相違することを意味するものではない。
以上説明したとおり、本発明の逆止弁は、弁体の外周部に、ケーシングの内壁と摺動する摺動抵抗付与部材が設けられており、これにより、チャタリング抑制と流体の高速充填を両立させることが可能となり、さらに、チャタリングの抑制により部品劣化を抑えて製品の信頼性をも向上させることが可能となるので、流体を扱う機器、装置、システム、設備等、及び、それらの製造、使用等、並びに、それらに関連する技術分野に広く且つ有効に利用することができる。
1,3,6,8 逆止弁
2,4,5,7,9 摺動抵抗付与部材
4G 空隙
7s 対向面
10 レセプタクル
14 Oリング
16 Oリング
18 フィルタ部材
21,41,91 有端環状胴部
26 燃料ガス流路
26p 間隙流路
28 接続口
28a 環状溝
30 弁座
32 孔部
34 大径接続部
38 小径接続部
42,52 凸部
43,53 切り欠き部
51 環状胴部
60,60a,60b 弁体
61 弁頭部
62 弁棒部
63,63a 環状凸部
63s,63bs 傾斜面
64 孔部
65,65a 環状凸部
65s,65bs 傾斜面
66 弁室
67 出口孔
68,69 環状凹部(環状溝)
70 ケーシング
72 導出口
80 スプリング
φD0 ケーシング70の内径
φD1 摺動抵抗付与部材2の外径

Claims (2)

  1. 流体の導入口としての孔部を有する弁座と、
    略筒状をなし、前記弁座の方向に付勢され、且つ、前記孔部に流入する流体の圧力に応じて該孔部を開閉する弁体と、
    前記弁体が収容されるケーシングと、
    前記弁体の外周部に配されており、且つ、前記ケーシングの内壁と摺動するように設けられた摺動抵抗付与部材と、を備え、
    前記弁体は、前記摺動抵抗付与部材が配される凹部をその外周面に有し、
    前記凹部の内壁は、前記弁体の移動方向に対して傾斜した傾斜面を有し、
    前記摺動抵抗付与部材は、前記傾斜面に沿って対向する対向面を有し、
    前記対向面は、前記弁体が移動すると、前記傾斜面から前記ケーシングの内壁側に向かう力を受ける、逆止弁。
  2. 前記摺動抵抗付与部材は、環状又は略環状をなし、且つ、外周面において幅方向に貫通した切り欠き部を有する、
    請求項1記載の逆止弁。
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