JP7425937B2 - 非接触型電力伝送システム - Google Patents
非接触型電力伝送システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7425937B2 JP7425937B2 JP2020077670A JP2020077670A JP7425937B2 JP 7425937 B2 JP7425937 B2 JP 7425937B2 JP 2020077670 A JP2020077670 A JP 2020077670A JP 2020077670 A JP2020077670 A JP 2020077670A JP 7425937 B2 JP7425937 B2 JP 7425937B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- coil
- power transmission
- electrode
- power receiving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims description 188
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 61
- 230000005674 electromagnetic induction Effects 0.000 claims description 30
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 31
- WHXSMMKQMYFTQS-UHFFFAOYSA-N Lithium Chemical compound [Li] WHXSMMKQMYFTQS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 20
- 229910052744 lithium Inorganic materials 0.000 description 20
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 15
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 15
- 238000000034 method Methods 0.000 description 14
- 230000008569 process Effects 0.000 description 13
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 9
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 7
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 238000009774 resonance method Methods 0.000 description 3
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 238000004590 computer program Methods 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 2
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 230000005669 field effect Effects 0.000 description 1
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 1
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 210000002784 stomach Anatomy 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/70—Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
Landscapes
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Description
特に、送電コイルおよび受電コイルの間の距離が短い場合には、送電コイルおよび受電コイルの間の距離が長い場合に比べて、当該距離に応じた自己インダクタンスの変化が大きい。
受電コイル(201)を備える受電装置(20)と、を備える非接触型電力伝送システムであって、
第1電極と第2電極との間に送電コイルと直列に接続されているコンデンサ(102)を備え、
交流発生部が第1電極と第2電極とを介して送電コイルに交流電流を流すことにより、送電コイルが電磁誘導によって受電装置に受電コイルを介して送電し、
送電コイルが電磁誘導によって受電コイルに送電する際に送電コイルの漏れインダクタンスによる電圧降下を補償するようにコンデンサの静電容量が設定されており、
前記受電装置が前記送電装置に対して変位可能に構成されており、
前記受電装置が所定範囲内に位置するとき、前記送電コイルが電磁誘導によって前記受 電装置に前記受電コイルを介して送電し、
前記受電コイルが前記所定範囲内で前記漏れインダクタンスが最も大きくなる位置に位 置した場合における前記漏れインダクタンスの値を前記漏れインダクタンスの最大値とし 、
前記漏れインダクタンスの最大値に基づいて決められる前記送電コイルの漏れリアクタ ンスの値を漏れリアクタンスの最大値とし、
前記漏れリアクタンスの最大値が前記コンデンサのインピーダンスと同等になるように 前記コンデンサの前記静電容量が設定されている非接触型電力伝送システム。
図1は移動型作業ロボットを用いた非接触型充電システムが適用される工場の全体構成を示している。以下、説明の便宜上において図1において互いに直交するX方向とY方向とを設定する。
このため、受電装置20は、送電装置10a・・・・10i、10j・・・・10rに対して変位が可能に構成されている。ロボットアーム30a、30bは、電動モータによって駆動されて、部品のピッキング作業や部品の組み付けを実施する。
ここで、Daは、実際のリチウムバッテリ220に蓄えられている残電力量(Ah)であり、Dbは、満充電時のリチウムバッテリ220に蓄えられる満充電電力量(Ah)である。
出力電極P1は、ダイオードD1のアノード電極とダイオードD2のカソード電極とが接続される共通接続端子である。出力電極P2は、ダイオードD3のカソード電極とダイオードD4のアノード電極とが接続される共通接続端子である。
出力電極203aは、ダイオードD1、D4のカソード電極が接続される共通接続端子である。出力電極203bは、ダイオードD2、D3のアノード電極が接続される共通接続端子である。
制御回路210は、マイクロコンピュータ、メモリ、周辺回路等によって構成されている。制御回路210は、メモリに予め記憶されるコンピュータプログラムにしたがって、充電制御処理を実行する。発光素子211は、制御回路210によって制御されて、発光する。
図7中kは、送電コイル101と受電コイル201との間の結合係数であり、L1は、送電コイル101の自己インダクタンスであり、k×L1は、送電コイル101の有効インダクタンスである。有効インダクタンスは、送電コイル101において送電に寄与するインダクタンスである。(1-k)×L1は、送電コイル101の漏れインダクタンスである。
V1は、インバータ回路103の共通接続端子T1、T2の間の電圧である。すなわち、V1は、インバータ回路103の出力電圧である。V2は、整流回路203の出力電極P1、P2の間の電圧である。
まず、V1は、数1の式で表される。V2は、数2の式で表される。ここで、送電コイル101の巻数と受電コイル201の巻数との比率である巻数比をn:1とすると、V1’、V2’、およびnは、数3の式で表される。
さらに、n、L1、およびL2は、数4の式で表される。一般的に、ω、fは、数5の式で表される。すると、V2は、数6の式で表される。
ここで、コンデンサ102の静電容量をC1とすると、数7の式に示すように、コンデンサ102の容量リアクタンス(Ω)である(1/(ω・C1))は、送電コイル101の漏れリアクタンス(Ω)である(ω・L1(1-k))に一致している。
すなわち、送電コイル101の漏れインダクタンスは、充電スポット3の範囲内(すなわち、所定範囲内)における受電装置20の受電コイル201の位置に応じて、変化する。
ここで、充電スポット3の範囲内で漏れインダクタンスが最も大きくなる位置に受電コイル201が位置した場合における漏れインダクタンスの値を漏れインダクタンスの最大値とする。以下、この漏れインダクタンスの最大値を漏れインダクタンスの最大値XLmax(=L1(1-k))ともいう。
本実施形態では、コンデンサ102のインピーダンスである(1/(ω・C1))が送電コイル101の漏れリアクタンスの最大値(すなわち、ω・XLmax)に一致するようにコンデンサ102の静電容量C1が設定されている。
(制御回路210)
制御回路210は、図8のフローチャートにしたがって、SOC・充電情報送信処理を繰り返し実行する。
ここで、充電電力情報は、電流センサ206の検出信号、および電圧センサ207の検出信号を含む情報である。その後、制御回路210は、ステップS211の送電コイル検出判定を再び実行する。
(ロボット制御回路230)
ロボット制御回路230は、図9のフローチャートにしたがって、ロボット停止制御処理を繰り返し実行する。ロボット停止制御処理は、充電スポット3a、3b、・・・・3iに順次移動する際に、ある充電スポットから次の充電スポットに移動しているときに、実行される。
このように、ロボット制御回路230は、ステップS231の判定処理とステップS232の台車停止処理とを交互に繰り返す。
(制御回路210)
制御回路210は、図10のフローチャートにしたがって、充電制御処理を繰り返し実行する。
ここで、充電可能時間は、例えば部品をピッキングするためのピッキング期間であり、例えば3secである。必要給電電力量は、移動型作業ロボット4が第1の充電スポットから第2の充電スポットまでに移動する際に移動型作業ロボット4に要する消費電力量である。
+(走行電力×走行時間)・・・(3)
ここで、ロボットアーム30a、30bの動作電力とは、部品のピッキングや組み付け等の作業に要する電力である。動作時間は、ロボットアーム30a、30bが部品のピッキングや組み付け等の作業を実施する時間であり、例えば、7secである。走行電力は、移動型作業ロボット4が第1の充電スポットから第2の充電スポットまでに移動する際に移動台車31に要する電力である。走行時間は、移動型作業ロボット4の動作時間から移動台車31の停車時間を差し引いた時間である。
また、制御回路210は、SOCが75%よりも大きくなると、ステップS243において、NO判定する。これに伴い、制御回路210は、ステップS244(すなわち、充電停止制御部)において、インバータ回路103のスイッチング素子SW1、SW2、SW3、SW4を停止する。このことにより、蓄電池200への充電が停止されることになる。
その後、制御回路210は、ステップS240の判定を再び実行する。このため、制御回路210は、ステップS240、S241、S242、S243、S244、S255の各処理を繰り返すことになる。
非接触型電力伝送システムは、受電コイル201を備える受電装置20を備える。インバータ回路103が共通接続端子T1、T2を介して送電コイル101に交流電流を流すことにより、送電コイル101が電磁誘導によって受電装置20に受電コイル201を介して送電する。
受電コイル201の漏れインダクタンスをコンデンサで補償すると、非常に大きな静電容量のコンデンサを必要とする。
上記第1実施形態では、インバータ回路103の共通接続端子T1、T2の間に送電コイル101にコンデンサ102a1、102a2を直列に接続した例について説明したが、これに代えて、本第2実施形態では、図17に示すように、してもよい。
本実施形態では、Cx、Cyは、例えば、それぞれ、2C1になる。C1は、上記第1実施形態におけるコンデンサ102の容量リアクタンスである。
このようにコンデンサ102a1、102a2を設けることにより、上記第1実施形態に比べて、送電コイル101のグランドに対する電圧(すなわち、対地電圧)を下げることができる。このため、伝導ノイズの発生等を抑制することができる。
上記第1、第2実施形態では、送電装置10a、10b、・・・・10rの電源として商用の三相交流電源400を用いた例について説明した。しかし、これに代えて、本第3実施形態では、図18に示すように、送電装置10a、10b、・・・・10rの電源として商用単相交流電源401を用いてもよい。
この場合、送電装置10a・・・・10rに対してそれぞれAC/DCコンバータ120Aが配置されている。このため、上記第1実施形態に比べて、1つ当たりのAC/DCコンバータの電流容量を下げることができる。このため、AC/DCコンバータの冷却能力を下げることができる。したがって、AC/DCコンバータを空冷によって冷却することが可能になる。
(1)上記第1、第2、第3の実施形態では、本発明の非接触型充電システムを移動型作業ロボットおよび工場に適用した例について説明した。
或いは、上記第1、第2の実施形態の商用三相交流電源400や上記第3の実施形態の商用単相交流電源401として、出力電圧が200V以外の電圧(例えば、400V)の交流電源を用いてもよい。
(4)なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は上記にした説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
さらに、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記第1、第2、第3の実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。
また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、センサから車両の外部環境情報(例えば車外の湿度)を取得することが記載されている場合、そのセンサを廃し、車両の外部のサーバまたはクラウドからその外部環境情報を受信することも可能である。あるいは、そのセンサを廃し、車両の外部のサーバまたはクラウドからその外部環境情報に関連する関連情報を取得し、取得した関連情報からその外部環境情報を推定することも可能である。
上記第1~第3実施形態および他の実施形態の一部または全部に記載された第1の観点によれば、非接触型電力伝送システムは、第1電極と第2電極とを有する交流発生部と、第1電極と第2電極との間に接続されている送電コイルとを備える送電装置を備える。
非接触型電力伝送システムは、受電コイルを備える受電装置とを備える。
非接触型電力伝送システムは、第1電極と第2電極との間に送電コイルと直列に接続されているコンデンサを備える。
交流発生部が第1電極と第2電極とを介して送電コイルに交流電流を流すことにより、送電コイルが電磁誘導によって受電装置に受電コイルを介して送電する。送電コイルが電磁誘導によって受電コイルに送電する際に送電コイルの漏れインダクタンスによる電圧降下を補償するようにコンデンサの静電容量が設定されている。
第2の観点によれば、非接触型電力伝送システムでは、受電装置が送電装置に対して変位可能に構成されており、受電装置が所定範囲内に位置するとき、送電コイルが電磁誘導によって受電装置に受電コイルを介して送電する。
受電コイルが所定範囲内で漏れインダクタンスが最も大きくなる位置に位置した場合における漏れインダクタンスの値を漏れインダクタンスの最大値とする。
漏れインダクタンスの最大値に基づいて決められる送電コイルの漏れリアクタンスの値を漏れリアクタンスの最大値とする。
漏れリアクタンスの最大値がコンデンサのインピーダンスと同等になるようにコンデンサの静電容量が設定されている。
したがって、受電コイルが所定範囲内で漏れインダクタンスが最も大きくなる位置に位置した場合でも、送電コイルの漏れインダクタンスによって生じる電圧降下が抑えられる。このため、非接触型電力伝送システムにおいて、送電コイルおよび受電コイルの間の高い送電効率を確保することができる。
第3の観点によれば、非接触型電力伝送システムでは、受電コイルの巻数は、送電コイルの巻数よりも少ない巻数に設定されている。このため、受電コイルの電気抵抗値、およびコイル電流密度のそれぞれを小さくすることができる。
第4の観点によれば、非接触型電力伝送システムでは、受電装置は、受電コイルを介して受電した電力を蓄える蓄電池を備える。
第5の観点によれば、非接触型電力伝送システムでは、送電装置は、交流発生部を制御する送電制御部を備える。受電装置は、作業ロボットを搭載して、かつ移動可能に構成されている移動台車に搭載されている。
作業ロボットが作業するための第1スポットおよび第2スポットのそれぞれに送電装置が設置されている。移動台車が第1スポット、或いは第2スポットに停止した際に、受電装置は、送電コイルから電磁誘導によって送電される電力を受電し、この受電した電力を蓄電池に充電する。
移動台車が第1スポットに停止した後に第2スポットに移動するようになっている。作業ロボットおよび移動台車は、蓄電池に蓄える電力によって駆動されるようになっている。
移動台車が第1スポットから第2スポットに移動する際に作業ロボットおよび移動台車において必要となる消費電力量を必要消費電力量としたとき、作業ロボットが第1スポットに停止する。
このとき、送電装置は、蓄電池に蓄えられる電力が必要消費電力量以上になるまで交流発生部を制御して送電コイルから受電コイルに送電する。
これにより、適切な電力量を蓄電池に蓄えることができる。
第6の観点によれば、非接触型電力伝送システムでは、受電装置は、蓄電池の充電率を求め、かつこの求めた充電率を含む送信信号を電磁誘導によって送信させる受電制御部を備える。
送電制御部は、受電制御部からの送信信号を受信する受信部を備え、受信部で受信される送信信号に含まれる充電率が閾値以上であるか否かを判定する充電判定部とを備える。 送電制御部は、充電率が閾値未満であると充電判定部が判定したとき、交流発生部から送電コイルに交流電流を流すように交流発生部を制御することにより、送電コイルから受電コイルに送電する充電制御部を備える。
送電制御部は、充電率が閾値以上であると充電判定部が判定したとき、交流発生部から送電コイルに交流電流を流すことを停止して送電コイルから受電コイルに送電することを止める充電停止制御部とを備える。
これにより、必要以上な電力量を蓄電池に蓄えること未然に防ぐことができる。
第7の観点によれば、非接触型電力伝送システムでは、移動台車が第1スポット、或いは第2スポットに停止し、かつ作業ロボットが作業しているときに、送電装置は、交流発生部を制御して電力を送電コイルから受電コイルに送電する。
これにより、充電のために作業ロボットが停止することが無い。このため、作業ロボットの稼働率を上げることができる。
第8の観点によれば、非接触型電力伝送システムでは、移動台車が第1スポット、或いは第2スポットに停止した際に、第1スポットで作業ロボットが部品をピッキングする作業を実施する。
第9の観点によれば、非接触型電力伝送システムでは、交流発生部は、交流電源の出力される電力に基づいて送電コイルに交流電流を流す。
4 移動型作業ロボット
10 送電装置
20 受電装置
101 送電コイル
201 受電コイル
31 移動台車
200 蓄電池
Claims (11)
- 第1電極(T1)と第2電極(T2)とを有する交流発生部(103)と、前記第1電極と前記第2電極との間に接続されている送電コイル(101a・・・101r)とを備える送電装置(10)と、
受電コイル(201)を備える受電装置(20)と、を備える非接触型電力伝送システムであって、
前記第1電極と前記第2電極との間に前記送電コイルと直列に接続されているコンデンサ(102)を備え、
前記交流発生部が前記第1電極と前記第2電極とを介して前記送電コイルに交流電流を流すことにより、前記送電コイルが電磁誘導によって前記受電装置に前記受電コイルを介して送電し、
前記送電コイルが電磁誘導によって前記受電コイルに送電する際に前記送電コイルの漏れインダクタンスによる電圧降下を補償するように前記コンデンサの静電容量が設定されており、
前記受電装置が前記送電装置に対して変位可能に構成されており、
前記受電装置が所定範囲内に位置するとき、前記送電コイルが電磁誘導によって前記受 電装置に前記受電コイルを介して送電し、
前記受電コイルが前記所定範囲内で前記漏れインダクタンスが最も大きくなる位置に位 置した場合における前記漏れインダクタンスの値を前記漏れインダクタンスの最大値とし 、
前記漏れインダクタンスの最大値に基づいて決められる前記送電コイルの漏れリアクタ ンスの値を漏れリアクタンスの最大値とし、
前記漏れリアクタンスの最大値が前記コンデンサのインピーダンスと同等になるように 前記コンデンサの前記静電容量が設定されている非接触型電力伝送システム。 - 前記受電コイルの巻数は、前記送電コイルの巻数よりも少ない巻数に設定されている請求項1に記載の非接触型電力伝送システム。
- 第1電極(T1)と第2電極(T2)とを有する交流発生部(103)と、前記第1電極と前記第2電極との間に接続されている送電コイル(101a・・・101r)とを備える送電装置(10)と、
受電コイル(201)を備える受電装置(20)と、を備える非接触型電力伝送システムであって、
前記第1電極と前記第2電極との間に前記送電コイルと直列に接続されているコンデンサ(102)を備え、
前記交流発生部が前記第1電極と前記第2電極とを介して前記送電コイルに交流電流を流すことにより、前記送電コイルが電磁誘導によって前記受電装置に前記受電コイルを介して送電し、
前記送電コイルが電磁誘導によって前記受電コイルに送電する際に前記送電コイルの漏れインダクタンスによる電圧降下を補償するように前記コンデンサの静電容量が設定されており、
前記受電コイルの巻数は、前記送電コイルの巻数よりも少ない巻数に設定されている非接触型電力伝送システム。 - 前記受電装置は、前記受電コイルを介して受電した電力を蓄える蓄電池(200)を備える請求項1に記載の非接触型電力伝送システム。
- 第1電極(T1)と第2電極(T2)とを有する交流発生部(103)と、前記第1電極と前記第2電極との間に接続されている送電コイル(101a・・・101r)とを備える送電装置(10)と、
受電コイル(201)を備える受電装置(20)と、を備える非接触型電力伝送システムであって、
前記第1電極と前記第2電極との間に前記送電コイルと直列に接続されているコンデンサ(102)を備え、
前記交流発生部が前記第1電極と前記第2電極とを介して前記送電コイルに交流電流を流すことにより、前記送電コイルが電磁誘導によって前記受電装置に前記受電コイルを介して送電し、
前記送電コイルが電磁誘導によって前記受電コイルに送電する際に前記送電コイルの漏れインダクタンスによる電圧降下を補償するように前記コンデンサの静電容量が設定されており、
前記受電装置は、前記受電コイルを介して受電した電力を蓄える蓄電池(200)を備 える非接触型電力伝送システム。 - 前記送電装置は、前記交流発生部を制御する送電制御部(110)を備え、
前記受電装置は、作業ロボット(30a、30b)を搭載して、かつ移動可能に構成されている移動台車(31)に搭載されており、
前記作業ロボットが作業するための第1スポットおよび第2スポットのそれぞれに前記送電装置が設置されており、
前記移動台車が前記第1スポット、或いは前記第2スポットに停止した際に、前記受電装置は、前記送電コイルから電磁誘導によって送電される電力を受電し、この受電した電力を前記蓄電池に充電し、
前記移動台車が前記第1スポットに停止した後に前記第2スポットに移動するようになっており、
前記作業ロボットおよび前記移動台車は、前記蓄電池に蓄える電力によって駆動されるようになっており、
前記移動台車が前記第1スポットから前記第2スポットに移動する際に前記作業ロボットおよび前記移動台車において必要となる消費電力量を必要消費電力量としたとき、前記作業ロボットが前記第1スポットに停止したとき、
前記送電装置は、前記蓄電池に蓄えられる電力が前記必要消費電力量以上になるまで前記交流発生部を制御して前記送電コイルから前記受電コイルに送電する請求項5に記載の非接触型電力伝送システム。 - 前記受電装置は、前記蓄電池の充電率を求め、かつこの求めた前記充電率を含む送信信号を電磁誘導によって送信させる受電制御部(S212)を備え、
前記送電制御部は、
前記受電制御部からの前記送信信号を受信する受信部(S242)を備え、
前記受信部で受信される前記送信信号に含まれる前記充電率が閾値以上であるか否かを判定する充電判定部(S243)と、
前記充電率が閾値未満であると前記充電判定部が判定したとき、前記交流発生部から前記送電コイルに交流電流を流すように前記交流発生部を制御することにより、前記送電コイルから前記受電コイルに送電する充電制御部(S245)と、
前記充電率が閾値以上であると前記充電判定部が判定したとき、前記交流発生部から前記送電コイルに交流電流を流すことを停止して前記送電コイルから前記受電コイルに送電することを止める充電停止制御部(S244)と、
を備える請求項6に記載の非接触型電力伝送システム。 - 前記移動台車が前記第1スポット、或いは前記第2スポットに停止し、かつ前記作業ロボットが作業しているときに、前記送電装置は、前記交流発生部を制御して電力を前記送電コイルから前記受電コイルに送電する請求項6または7に記載の非接触型電力伝送システム。
- 前記移動台車が前記第1スポット、或いは前記第2スポットに停止した際に、前記第1スポットで前記作業ロボットが部品をピッキングする作業を実施する請求項6ないし8のいずれか1つに記載の非接触型電力伝送システム。
- 前記交流発生部は、交流電源(400、401)の出力される電力に基づいて前記送電コイルに交流電流を流す請求項1ないし9のいずれか1つに記載の非接触型電力伝送システム。
- 第1電極(T1)と第2電極(T2)とを有する交流発生部(103)と、前記第1電極と前記第2電極との間に接続されている送電コイル(101a・・・101r)とを備える送電装置(10)と、
受電コイル(201)を備える受電装置(20)と、を備える非接触型電力伝送システムであって、
前記第1電極と前記第2電極との間に前記送電コイルと直列に接続されているコンデンサ(102)を備え、
前記交流発生部が前記第1電極と前記第2電極とを介して前記送電コイルに交流電流を流すことにより、前記送電コイルが電磁誘導によって前記受電装置に前記受電コイルを介して送電し、
前記送電コイルが電磁誘導によって前記受電コイルに送電する際に前記送電コイルの漏れインダクタンスによる電圧降下を補償するように前記コンデンサの静電容量が設定されており、
前記交流発生部は、交流電源(400、401)の出力される電力に基づいて前記送電 コイルに交流電流を流す非接触型電力伝送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020077670A JP7425937B2 (ja) | 2020-04-24 | 2020-04-24 | 非接触型電力伝送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020077670A JP7425937B2 (ja) | 2020-04-24 | 2020-04-24 | 非接触型電力伝送システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021175276A JP2021175276A (ja) | 2021-11-01 |
JP7425937B2 true JP7425937B2 (ja) | 2024-02-01 |
Family
ID=78280152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020077670A Active JP7425937B2 (ja) | 2020-04-24 | 2020-04-24 | 非接触型電力伝送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7425937B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008149835A (ja) | 2006-12-15 | 2008-07-03 | Toshiba Elevator Co Ltd | 非接触給電装置 |
JP2010259204A (ja) | 2009-04-23 | 2010-11-11 | Toyota Motor Corp | 電力供給装置 |
US20130033228A1 (en) | 2011-08-05 | 2013-02-07 | Evatran Llc | Method and apparatus for inductively transferring ac power between a charging unit and a vehicle |
WO2014057959A1 (ja) | 2012-10-11 | 2014-04-17 | 株式会社村田製作所 | ワイヤレス給電装置 |
US20170324281A1 (en) | 2016-05-06 | 2017-11-09 | Ningbo Weie Electronics Technology Ltd. | Wireless power trnsfer device |
JP2019213330A (ja) | 2018-06-04 | 2019-12-12 | Nittoku株式会社 | 自走式搬送装置及びその充電方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6366059B2 (ja) * | 2014-07-16 | 2018-08-01 | 学校法人東京理科大学 | 電力伝送装置および電気装置 |
-
2020
- 2020-04-24 JP JP2020077670A patent/JP7425937B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008149835A (ja) | 2006-12-15 | 2008-07-03 | Toshiba Elevator Co Ltd | 非接触給電装置 |
JP2010259204A (ja) | 2009-04-23 | 2010-11-11 | Toyota Motor Corp | 電力供給装置 |
US20130033228A1 (en) | 2011-08-05 | 2013-02-07 | Evatran Llc | Method and apparatus for inductively transferring ac power between a charging unit and a vehicle |
WO2014057959A1 (ja) | 2012-10-11 | 2014-04-17 | 株式会社村田製作所 | ワイヤレス給電装置 |
US20170324281A1 (en) | 2016-05-06 | 2017-11-09 | Ningbo Weie Electronics Technology Ltd. | Wireless power trnsfer device |
JP2019213330A (ja) | 2018-06-04 | 2019-12-12 | Nittoku株式会社 | 自走式搬送装置及びその充電方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021175276A (ja) | 2021-11-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6657533B2 (ja) | 無人搬送車システム | |
KR102655303B1 (ko) | 비접촉 전력전송 시스템 | |
WO2013002319A1 (ja) | 電力伝送システム | |
WO2012132413A1 (ja) | 電力伝送システム | |
WO2013145488A1 (ja) | 電力伝送システム | |
JP6487825B2 (ja) | 非接触電力伝送システム、および、送電装置 | |
CN102056762A (zh) | 车辆以及车辆的控制方法 | |
JP6820047B2 (ja) | 非接触電力伝送システム | |
JP2013211933A (ja) | 電力伝送システム | |
JPWO2019117140A1 (ja) | 無線電力伝送システム、送電装置、および受電装置 | |
EP3419144B1 (en) | Wireless power transmission system, power transmitting device, and power receiving device | |
JP6699883B2 (ja) | 非接触電力伝送システム、および、送電装置 | |
US20210075265A1 (en) | Power transmitting module, power receiving module, power transmitting device, power receiving device, and wireless power transmission system | |
WO2020203689A1 (ja) | 送電装置および無線電力伝送システム | |
JP7425937B2 (ja) | 非接触型電力伝送システム | |
JP7496532B2 (ja) | 無線電力伝送システム、送電装置、受電装置、および移動体 | |
JP2014072966A (ja) | 非接触受電装置 | |
JP2013132141A (ja) | 電力伝送システム | |
JP2017093180A (ja) | 非接触電力伝送システム、および、送電装置 | |
WO2020203690A1 (ja) | 受電装置、移動体、および無線電力伝送システム | |
JP2014197935A (ja) | 電力伝送システム | |
WO2020196785A1 (ja) | 受電装置、移動体、無線電力伝送システム、および移動体システム | |
WO2024100983A1 (ja) | 電力伝送装置 | |
WO2019189374A1 (ja) | 送電モジュール、送電装置、および無線電力伝送システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220909 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230518 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230704 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230823 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230823 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231212 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231225 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7425937 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |