JP7425683B2 - アタッチメントペダル駆動機構 - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 (1) 発行日 令和01年07月25日 刊行物 2019年度九州国土交通研究会論文集 九州地方整備局 発行 <資 料>研究会・投稿掲載論文(抜粋) (2) 開催日(公開日) 令和01年07月25日 集会名、開催場所 2019年度九州国土交通研究会 九州地方整備局 主催 福岡第二合同庁舎2F 共用 会議室 <資 料>研究会・開催案内及びプログラム (3) 発行日 令和01年10月9日 刊行物 第19回建設ロボットシンポジウム論文集 建設ロボット研究連絡協議会 発行 <資 料>シンポジウム・投稿掲載論文(抜粋) (4) 開催日(公開日) 令和01年10月09日 集会名、開催場所 第19回建設ロボットシンポジウム 建設ロボット研究連絡協議会 主催 北九州国際会議場 メインホール <資 料>シンポジウム・開催案内及びプログラム (5) 開催日(公開日) 令和01年12月02日 集会名、開催場所 令和元年度 建設施工と建設機械シンポジウム 一般社団法人日本建設機械施工協会 主催 機械振興会館
本発明は、アタッチメントペダル駆動機構に関する。
下記特許文献1の図14には、重機の走行ペダルを遠隔操作するための遠隔操作用駆動機構が開示されている。この遠隔操作用駆動機構は、走行ペダルに連結部材及びリンクを介してペダル操作装置を切軸し、当該ペダル操作装置の動力を用いて走行ペダルの踏込量を操作するものである。また、上記ペダル操作装置は、走行ペダルの側方に設けられており、駆動力をリンク及び連結部材を介して走行ペダルに作用させる。
特開2017-172174号公報
ところで、上記背景技術は、走行ペダルに対する遠隔操作用駆動機構として考案されたものであり、アタッチメントペダルに採用することはできない。すなわち、重機におけるアタッチメントペダルは、一般的に走行ペダルの外側側方に設けられるので、特許文献1のペダル操作装置を設置することが極めて困難である。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、アタッチメントペダルを遠隔操作することが可能なアタッチメントペダル駆動機構の提供を目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明では、アタッチメントペダル駆動機構に係る第1の解決手段として、重機の運転室において、走行ペダルに併設され、かつ、前後方向に延在するように設けられたアタッチメントペダルを駆動するアタッチメントペダル駆動機構であって、前記アタッチメントペダルを把持する把持ユニットと、該把持ユニットに駆動力を作用させる駆動ユニットと、前記把持ユニットと前記駆動ユニットとを連結する連結ユニットと、前記駆動ユニットを支持する支持ユニットとを備え、該駆動ユニットは、前記走行ペダルの反対側において前後方向に延在するように設けられた電動シリンダである、という手段を採用する。
本発明では、アタッチメントペダル駆動機構に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記支持ユニットは、前記駆動ユニットの前後位置が調整自在な位置調整機構を備える、という手段を採用する。
本発明では、アタッチメントペダル駆動機構に係る第3の解決手段として、上記第1または第2の解決手段において、前記支持ユニットは、前記駆動ユニットの方向が調整自在な方向調整機構を備える、という手段を採用する。
本発明では、アタッチメントペダル駆動機構に係る第4の解決手段として、上記第1~第3のいずれかの解決手段において、前記把持ユニットは、前記アタッチメントペダルの先端部を把持するペダル把持部と、前記走行ペダルの反対側において前記ペダル把持部から上方に突出するペダルレバーとを備える、という手段を採用する。
本発明では、アタッチメントペダル駆動機構に係る第5の解決手段として、上記第4の解決手段において、前記連結ユニットは、前記ペダルレバーを把持するレバー把持部と、該レバー把持部を前記駆動ユニットの中心軸周りに角度調整自在に前記駆動ユニットの先端部に連結する連結部とを備える、という手段を採用する。
本発明では、アタッチメントペダル駆動機構に係る第6の解決手段として、上記第1~第5のいずれかの解決手段において、前記支持ユニットは、前記駆動ユニットを走行ペダル用駆動機構に支持させる、という手段を採用する。
本発明によれば、アタッチメントペダルを遠隔操作することが可能なアタッチメントペダル駆動機構を提供することが可能である。
本発明の一実施形態における重機の構成を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係るアタッチメントペダル駆動機構Aの斜視図である。 本発明の一実施形態に係るアタッチメントペダル駆動機構Aの側面図である。 本発明の一実施形態に係るアタッチメントペダル駆動機構Aの動作を示す側面図である。 本発明の一実施形態における方向調整機構の作用を示す斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
本実施形態に係るアタッチメントペダル駆動機構Aは、図1に示すように重機Mに装着され、当該重機Mの遠隔操作に供される。
重機Mは、例えばドラグショベルであり、下部走行体m1、上部旋回体m2及び作業装置m3を備えている。このような重機Mの構成について周知なので詳細な説明を省略するが、下部走行体m1は無限軌道を備え、上部旋回体m2は運転席(運転室)を備え、また作業装置m3はブーム、アーム及びアタッチメントを備えている。
このような重機Mは、運転手が手動操作する複数の操作レバーや操作ペダルが運転席に設けられている。また、重機Mは、種々のアタッチメントが選択的に装着されることにより、アタッチメントに応じた各種作業を工事現場で行う。上記アタッチメントは、アームの先端に着脱自在に装着される作業具であり、つかみブ具、ブレーカ(打撃式破砕具)、切断具あるいは圧砕具等がある。
このアタッチメントペダル駆動機構Aは、このような重機Mを遠隔操作するためにフロントガラス付の運転席に設けられる。より具体的には、アタッチメントペダル駆動機構Aは、運転席に設けられた複数の操作レバーや操作ペダルのうち、アタッチメントを操作する操作ペダル(アタッチメントペダル)を遠隔操作するためのものである。すなわち、このアタッチメントペダル駆動機構Aは、重機Mを遠隔操作するための総合遠隔操作用駆動機構の一部を構成するものである。
このようなアタッチメントペダル駆動機構Aは、図2に示すように、把持ユニット1、連結ユニット2、駆動ユニット3及び支持ユニット4を備える。すなわち、本実施形態に係るアタッチメントペダル駆動機構Aは、被操作部としてのアタッチメントペダルm4を備える重機Mに装着され、またアタッチメントペダルm4を被駆動部とする。
上記アタッチメントペダルm4は、運転席(運転室)において前後方向(図2、図3におけるL1方向)に延在するように設けられた操作ペダルである。このアタッチメントペダルm4は、先端部に下方向きの駆動力を作用させることにより後端部が支点となって傾斜角(踏込量)が変化する。
ここで、図1に仮想線で示すように、重機Mの運転室にはアタッチメントペダルm4の近傍に一対の走行ペダルPが設けられている。この走行ペダルPは、重機Mの走行状態を操作する操作ペダルである。すなわち、本実施形態におけるアタッチメントペダルm4は、一対の走行ペダルPに併設された状態で運転室の床上に設けられている。
把持ユニット1は、上記アタッチメントペダルm4の先端部を把持する機械要素であり、図2等に示すように第1ブロック1a、第2ブロック1b、一対のネジ1c及びペダルレバー1dを備えている。なお、これら部材のうち、第1ブロック1a、第2ブロック1b及び一対のネジ1cは、本発明のペダル把持部を構成している。すなわち、第1ブロック1a、第2ブロック1b及び一対のネジ1cは、アタッチメントペダルm4の先端部を把持する。
第1ブロック1aは、矩形の板状部材であり、両端近傍に取付孔が各々形成されている。この第1ブロック1aは、一面(上面)にペダルレバー1dの一端が接続され、他面(下面)がアタッチメントペダルm4の上面に当接する第1当接面である。第2ブロック1bは、上記第1ブロック1aに平行対峙する矩形の板状部材であり、両端近傍に取付孔が各々形成されている。この第2ブロック1bは、一面(上面)がアタッチメントペダルm4の下面に当接する第2当接面である。
一対のネジ1cは、アタッチメントペダルm4を挟んだ状態で第1ブロック1a及び第2ブロック1bを締結する締結具である。すなわち、一方のネジ1cは、アタッチメントペダルm4の左右方向(図2におけるL2方向)の一方に位置する一対の取付孔に装着され、他方のネジ1cは、アタッチメントペダルm4の左右方向の他方に位置する一対の取付孔に装着される。このような一対のネジ1cは、第1ブロック1a及び第2ブロック1bをアタッチメントペダルm4の先端部を上下に挟んだ状態に固定する。
図2に示すように、上記第1ブロック1a及び第2ブロック1bはアタッチメントペダルm4の先端部に対して平行な姿勢で当接するが、ペダルレバー1dは、第1ブロック1aの上面から所定の角度方向に突出するように、当該上面に設けられている。
すなわち、ペダルレバー1dは、図示するようにアタッチメントペダルm4の先端部の傾斜角よりも垂直に近い角度(突出角)で第1ブロック1aの上面から上方に突出している。アタッチメントペダルm4の先端部における垂線(図3におけるL3方向)に対するペダルレバー1dの突出角は、例えば30°である。このようなペダルレバー1dは、例えば一端が第1ブロック1aの上面に溶接されることにより、第1ブロック1aと一体に設けられている。
連結ユニット2は、把持ユニット1と駆動ユニット3とを連結する機械要素であり、第1連結ブロック2a、第2連結ブロック2b、及び連結揺動ホルダ2c及び連結ネジ2dを備えている。
第1連結ブロック2aは、略矩形の板状部材であり、両端に連結揺動ホルダ2cの両端が回動自在に各々係合する係合ピンが設けられている。また、第1連結ブロック2aの両端のうち、一端がヒンジを介して第2連結ブロック2bの一端に接続され、他端が所定の接続具によって第2連結ブロック2bの他端に開閉自在に接続されている。
第2連結ブロック2bは、上記第1連結ブロック2aと同様に略矩形の板状部材であり、上記ヒンジを介して一端が第1連結ブロック2aの一端に接続され、上記接続具によって他端が第1連結ブロック2aの他端に開閉自在に接続されている。このような第1連結ブロック2a及び第2連結ブロック2bは、図2及び図3に示すように略垂直状態のペダルレバー1dを略水平方向から挟んで把持する。
連結揺動ホルダ2cは、両端が直角に立ち上がった板状部材であり、中央部に連結孔が形成され、また両端に一対の係合孔が形成されている。この連結揺動ホルダ2cは、一対の上記係合孔が第1連結ブロック2aにおける一対の係合ピンに係合することにより、第1連結ブロック2aに対して回動自在である。すなわち、この連結揺動ホルダ2cは、第1連結ブロック2aの両端に略平行な回動軸周りに回動自在である。
連結ネジ2dは、連結ユニット2を駆動ユニット3の先端部に固定する機械要素であり、連結揺動ホルダ2cの連結孔に挿入された状態で駆動ユニット3の先端面に螺合する。すなわち、この連結ネジ2dは、軸線方向が駆動ユニット3に平行かつ連結ユニット2の回動軸に対して直行するものである。
なお、このような連結ユニット2において、第1連結ブロック2a及び第2連結ブロック2bは、本発明のレバー把持部を構成している。また、この連結ユニット2において、及び連結揺動ホルダ2c及び連結ネジ2dは、本発明の連結部を構成しており、上記レバー把持部を角度調整自在に駆動ユニット3の先端部に連結する。
駆動ユニット3は、上述した連結ユニット2を介して把持ユニット1に駆動力を作用させる構成要素であり、図2及び図3に示すように走行ペダルPの反対側において前後方向に延在するように設けられた電動シリンダである。この駆動ユニット3は、図示するように、直動シリンダ3a及びモータ3bを備えている。
直動シリンダ3aは、図示するように垂直姿勢から若干傾斜した姿勢で設けられる棒状部材である。この直動シリンダ3aは、下端部から可動棒であるロッドが伸縮する。このロッドの先端部は、上述した連結ユニット2に接続されている。
モータ3bは、このような直動シリンダ3aの駆動源であり、直動シリンダ3aの上端近傍に設けられている。このモータ3bは、図示しない遠隔操作制御装置から駆動電流が供給されることにより作動するものであり、本実施形態に係るアタッチメントペダル遠隔駆動機構Aにおける唯一の駆動部である。
上記遠隔操作制御装置は、重機Mの外部に設けられた遠隔操作装置と無線通信自在に接続されている。すなわち、本実施形態に係るアタッチメントペダル駆動機構Aは、モータ3bが遠隔操作制御装置を介いて遠隔操作装置に遠隔制御されることによってアタッチメントペダルm4(被操作部)を操作する。
支持ユニット4は、駆動ユニット3を支持する機械要素であり、中間プレート4a、上下揺動ホルダ4b、ベースプレート4c、締結ボルト4d及び支持ブロック4eを備えている。この支持ユニット4は、図示するように駆動ユニット3と本体支持板Bとの間に設けられており、駆動ユニット3を本体支持板Bに支持させる。なお、この本体支持板Bは、上述した走行ペダルPを遠隔操作するための走行ペダル用駆動機構の構成要素である。
中間プレート4aは、直動シリンダ3aの左右に一対設けられた平板である。この中間プレート4aは、直動シリンダ3aの左右側面にネジ止め固定されており、中央部に円柱状の係合ピンが突設している。これら一対の係合ピンは、上下揺動ホルダ4bの両端に係合する。
上下揺動ホルダ4bは、図示するように平行対峙する一対の平板部と、当該一対の平板部の片端を接続する接続板部とを備える。一対の平板部には、接続板部に対して同一距離の位置に中間プレート4aの係合ピンに係合する係合孔が各々形成されている。なお、中間プレート4a及び上下揺動ホルダ4bは、本発明の方向調整機構を構成している。
この上下揺動ホルダ4bは、平行対峙する一対の平板部における一対の係合孔が直動シリンダ3aの左右に突出する中間プレート4aの係合ピンと係合するので、直動シリンダ3aの直動軸に直交する回動軸周りに回動自在である。すなわち、上下揺動ホルダ4bは、略水平方向に延在する駆動ユニット3を左右方向に延在する回動軸周りに回動自在に支持する。なお、上下揺動ホルダ4bの接続板部には貫通孔が形成されている。
ベースプレート4cは、略垂直姿勢の第1平板部4f、当該第1平板部4fに一端が接続すると共に略水平姿勢の第2平板部4g、また第2平板部4gの他端に接続すると共に略垂直姿勢の第3平板部4hを備える。第1平板部4fは、一端(下端)が運転室の床に当接し、他端(上端)が第2平板部4gの一端に接続する。
第2平板部4gは、図示するように長尺状の矩形平板であり、中央に長辺に沿った長孔が形成されている。すなわち、当該長孔の延在方向は、重機Mの前後方向である。第3平板部4hは、一端(下端)が運転室の床に当接し、他端(上端)が第2平板部4gの他端に接続する。
締結ボルト4dは、上下揺動ホルダ4bをベースプレート4cに締結する締結具である。すなわち、締結ボルト4dは、上下揺動ホルダ4bの接続板部に形成された貫通孔及びベースプレート4cにおける第2平板部4gの長孔に挿通されるものであり、先端部にナット(図示略)が螺合することによって上下揺動ホルダ4bをベースプレート4cに固定する。
ここで、ベースプレート4cの第2平板部4gが重機Mの前後方向に延在する長孔を備えているので、駆動ユニット3の前後位置は、長孔の長さ分だけ調整自在である。すなわち、支持ユニット4における上下揺動ホルダ4b、ベースプレート4c及び締結ボルト4dは、本発明の位置調整機構を構成している。
支持ブロック4eは、ベースプレート4cと本体支持板Bとの間に設けられ、ベースプレート4cを本体支持板Bに連結させる。この支持ブロック4eは、図示するように箱型の機械要素であり、一端がネジ等によってベースプレート4cに接続され、他端が同じくネジ等によって本体支持板Bに固定される。
次に、本実施形態に係るアタッチメントペダル駆動機構Aの動作について、図4及び図5を参照して詳しく説明する。
上述したようにアタッチメントペダル駆動機構Aは、モータ3bが遠隔操作制御装置を介いて遠隔操作装置に遠隔制御されることによってアタッチメントペダルm4を操作する。遠隔操作制御装置が遠隔操作装置からアタッチメントペダルm4に関する遠隔制御信号を受信していない状態では、遠隔操作制御装置からモータ3bに駆動電流が供給されないので、図4に実線で示すようにアタッチメントペダルm4は既定状態にある。
一方、このアタッチメントペダル駆動機構Aは、遠隔操作制御装置が遠隔操作装置からアタッチメントペダルm4の踏込みを指示する遠隔制御信号を受信すると、図4に仮想線で示すように、モータ3bが回転して直動シリンダ3aのロッドを延出させる。この結果、アタッチメントペダルm4は、直動シリンダ3aによって先端部が押し下げられてアタッチメントを作動させる。
このようなアタッチメントペダル駆動機構Aでは、直動シリンダ3a(例えば電動シリンダ)を走行ペダルPの反対側において前後方向に延在するように設ける。すなわち、アタッチメントペダル駆動機構Aでは、走行ペダルPの反対側に存在する比較的狭い空間に直動シリンダ3aを設けるので、アタッチメントペダルmを遠隔操作することが可能である。
また、このアタッチメントペダル駆動機構Aにおける支持ユニット4は、位置調整機構を備えるので、アタッチメントペダルm4の前後位置が異なる複数機種の重機Mに対応することができる。すなわち、アタッチメントペダル駆動機構Aは、仕様が異なる複数種の重機Mに搭載することが可能であり、よって複数種の重機Mのアタッチメントペダルm4を遠隔操作することが可能である。
また、このアタッチメントペダル駆動機構Aにおける支持ユニット4は、方向調整機構を備えるので、アタッチメントペダルm4の左右位置が異なる複数機種の重機Mに対応することができる。すなわち、アタッチメントペダル駆動機構Aは、仕様が異なる複数種の重機Mに搭載することが可能であり、よって複数種の重機Mのアタッチメントペダルm4を遠隔操作することが可能である。
また、このアタッチメントペダル駆動機構Aでは、直動シリンダ3aのロッドの先端部が把持ユニット1及び連結ユニット2を介してアタッチメントペダルm4の先端部に接続されているので、駆動ユニット3は、図4に示すようにロッドの延出量に応じて直動シリンダ3aの仰角を変化させつつアタッチメントペダルm4の角度(踏込量)を変化させる。
この際、把持ユニット1がペダル把持部とペダルレバー1dとを備えるので、つまりペダルレバー1dのペダル把持部に対する突出角が例えば30度に設定されているので、直動シリンダ3aの駆動力をアタッチメントペダルm4の角度(踏込量)の変化に効果的に作用させることができる。
また、このアタッチメントペダル駆動機構Aでは、連結ユニットがレバー把持部を備えるので、例えばアタッチメントペダルm4の左右位置が異なる複数機種の重機Mに対応することができる。すなわち、このアタッチメントペダル駆動機構Aでは、レバー把持部が略垂直状態のペダルレバー1dを略水平方向から挟んで把持するので、アタッチメントペダルm4の左右位置が若干変化してもペダルレバー1dを確実に把持することができる。
また、このアタッチメントペダル駆動機構Aでは、連結ユニットが連結部を備えるので、アタッチメントペダルm4の角度(踏込量)に応じてペダルレバー1dの角度が変化しても、当該ペダルレバー1dを安定して把持することが可能である。
さらに、このアタッチメントペダル駆動機構Aでは、支持ユニット4が駆動ユニット3を走行ペダル用駆動機構の本体支持板に支持させるので、支持ユニット4を最終支持させるための支持体を別途設ける必要がなく、よって占有容積を最小化することが可能である。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような変形例が考えられる。
(1)上記実施形態では、把持ユニット1を第1ブロック1a、第2ブロック1b、ネジ1c及びペダルレバー1dから構成したが、本発明はこれに限定されない。把持ユニット1は、アタッチメントペダルm4を確実かつ安定的に把持できるものであれば、他の構成を採用していてもよい。
(2)上記実施形態では、連結ユニット2を第1連結ブロック2a、第2連結ブロック2b、及び連結揺動ホルダ2c及び連結ネジ2dから構成したが、本発明はこれに限定されない。連結ユニット2は、把持ユニット1と駆動ユニット3とを確実かつ安定的に連結できるものであれば、他の構成を採用していてもよい。
(3)上記実施形態では、支持ユニット4を中間プレート4a、上下揺動ホルダ4b、ベースプレート4c、締結ボルト4d及び支持ブロック4eから構成したが、本発明はこれに限定されない。支持ユニット4は駆動ユニット3を確実かつ安定的に支持できるものであれば、他の構成を採用していてもよい。
(4)上記実施形態では、位置調整機構及び方向調整機構を備えたが、本発明はこれに限定されない。例えば、アタッチメントペダルm4の位置変化を考慮する必要のない場合には、位置調整機構及び方向調整機構のいずれか一方あるいは両方を削除してもよい。また、位置調整機構及び方向調整機構の構成は、上記実施形態に限定されない。
A アタッチメントペダル駆動機構
B 本体支持板
M 重機
m1 下部走行体
m2 上部旋回体
m3 作業装置
m4 アタッチメントペダル
P 走行ペダル
1 把持ユニット
1a 第1ブロック
1b 第2ブロック
1c ネジ
1d ペダルレバー
2 連結ユニット
2a 第1連結ブロック
2b 第2連結ブロック
2c 連結揺動ホルダ
2d 連結ネジ
3 駆動ユニット
3a 直動シリンダ
3b モータ
4 支持ユニット
4a 中間プレート
4b 上下揺動ホルダ
4c ベースプレート
4d 締結ボルト
4e 支持ブロック
4f 第1平板部
4g 第2平板部
4h 第3平板部

Claims (5)

  1. 重機の運転室において、走行ペダルに併設され、かつ、前後方向に延在するように設けられたアタッチメントペダルを駆動するアタッチメントペダル駆動機構であって、
    前記アタッチメントペダルを把持する把持ユニットと、
    該把持ユニットに駆動力を作用させる駆動ユニットと、
    前記把持ユニットと前記駆動ユニットとを連結する連結ユニットと、
    前記駆動ユニットを支持する支持ユニットとを備え、
    該駆動ユニットは、前記走行ペダルの反対側において前後方向に延在するように設けられた電動シリンダであり、
    前記把持ユニットは、
    前記アタッチメントペダルの先端部を把持するペダル把持部と、
    前記走行ペダルの反対側において前記ペダル把持部から上方に突出するペダルレバーとを備えることを特徴とするアタッチメントペダル駆動機構。
  2. 前記連結ユニットは、
    前記ペダルレバーを把持するレバー把持部と、
    該レバー把持部を角度調整自在に前記駆動ユニットの先端部に連結する連結部と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のアタッチメントペダル駆動機構。
  3. 重機の運転室において、走行ペダルに併設され、かつ、前後方向に延在するように設けられたアタッチメントペダルを駆動するアタッチメントペダル駆動機構であって、
    前記アタッチメントペダルを把持する把持ユニットと、
    該把持ユニットに駆動力を作用させる駆動ユニットと、
    前記把持ユニットと前記駆動ユニットとを連結する連結ユニットと、
    前記駆動ユニットを支持する支持ユニットとを備え、
    該駆動ユニットは、前記走行ペダルの反対側において前後方向に延在するように設けられた電動シリンダであり、
    前記支持ユニットは、前記駆動ユニットを走行ペダル用駆動機構に支持させることを特徴とするアタッチメントペダル駆動機構。
  4. 前記支持ユニットは、前記駆動ユニットの前後位置が調整自在な位置調整機構を備えることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載のアタッチメントペダル駆動機構。
  5. 前記支持ユニットは、前記駆動ユニットの方向が調整自在な方向調整機構を備えることを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載のアタッチメントペダル駆動機構。
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