JP7425021B2 - 鉄道車両の輪軸を削正する方法および鉄道車両の輪軸の削正を容易にする方法 - Google Patents

鉄道車両の輪軸を削正する方法および鉄道車両の輪軸の削正を容易にする方法 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2018年1月11日付けの米国特許出願第62/616,209号の優先
権を主張し、その全体を参照により本明細書に援用する。
本発明は、鉄道車両システムに関し、より詳細には、摩耗した鉄道車両車輪および輪軸
を削正するシステムに関する。
鉄道車両は、地面または他の構造体に固着されたレールによってガイドされ支持される
鉄道車輪を使用することによって動作する。鉄道車両車輪は、一般的に、一対の車輪、車
軸、および軸受を最小限含む、輪軸の一部である。それに加えて、輪軸は、一般的に、例
えば4つ以上の車輪を支持してもよいボギーまたは台車を使用して、鉄道車両の底部に搭
載される。鉄道車両(機関車および貨車など)の動作の間に、これらの車輪は、車輪が乗
っているレールとの接触によって摩耗していく。この摩耗は、列車が脱線するリスクを増
加させる場合が多く、車輪の摩耗を加速させるか、または別の形で車輪および鉄道車両の
走行特性に悪影響を及ぼすことがある。例えば、鉄道車両の車輪は、摩耗によってその周
面上に平坦な領域が広がっていくことがある。かかる摩耗により、レール上で摩耗した車
輪が回転する際の揺れまたは振動が生じる場合が多い。更に、鉄道輪軸の車輪の外形は、
国際標準化の対象である場合がある。したがって、特に高速列車では、摩耗の面積、なら
びに結果としての鉄道車両の軸受またはボギーの荷重、およびそれに伴うレール表面の摩
耗を低減するかまたは最小限に抑えるため、車輪を周期的に削正すべきである。
鉄道輪軸は、例えば旋削またはフライス加工プロセスによって、切粉除去を実施しなが
ら削正または調整されてもよい。したがって、例えば、回転する円形カッター(フライス
加工カッターなど)の外周を通して工作物を供給することによって、金属を除去するよう
に適合された、外周フライス加工機械が使用される場合が多い。一般的に、輪軸は、輪軸
をその回転中心に対して機械的に拘束し、輪軸をカッターに対して回転させることによっ
て切削されて、車輪の外周が調整される。しかしながら、固定の回転中心を維持するよう
に輪軸を支持しながら、輪軸またはカッターを回転させて車輪を切削するのは困難なこと
がある。あるいは、フライス加工カッターは、切削プロセス中、輪軸の中心線が径方向で
移動できるようにして、輪軸に対して固定の径方向位置へと係止されてもよい。しかしな
がら、カッターを輪軸上のかかる固定の径方向位置へと係止することも困難であり、一般
的に、車軸の端部にある心出し穴にアクセスすることを要する。
米国特許第3203286号明細書
したがって、本発明の目的は、輪軸の中心線を適所へと物理的に係止するか、または輪
軸中心線に対して固定の径方向位置へとカッターを係止することなく使用可能である、鉄
道車輪の調整または整形システムを提供することである。
本発明の別の目的は、車輪または輪軸の回転中心の移動を可能にする、鉄道車輪の外形
を調整または整形するプロセスを提供することである。
本発明の更に別の目的は、切削プロセス中における車輪および/または輪軸の回転中心
位置の移動または変化を相殺する、鉄道車輪の外形を調整または整形するプロセスを提供
することである。
本発明の態様によれば、鉄道車両の輪軸を削正する方法が提供される。その方法は、輪
軸の車輪の回転中心が垂直方向に移動できるようにしながら、輪軸を回転させることと、
切削ツールを車輪の回転中心に向かって移動させながら、車輪を切削して車輪上にプロフ
ァイルをフライス加工することとを含む。方法はまた、車輪を切削する間の回転中心の位
置の変化を決定することと、回転中心の位置の変化に基づいて、切削ツールを車輪の回転
中心に向かって移動させることとを含む。切削ツールは、車輪の回転中心に向かって、ま
た一定距離まで移動させてもよい。一定距離は、削正された車輪の所望の半径に対応して
もよい。
別の態様では、方法は、輪軸を1つ以上のローラ上に配設すること、輪軸上における車
輪の回転中心を決定すること、車輪を回転させること、切削ツールと車輪の回転中心との
間の所望の一定距離を決定すること、切削ツールを車輪上で作動させて車輪上にプロファ
イルをフライス加工し、車輪の回転中心がローラに対して移動できるようにすること、な
らびに、切削ツールを切削ツールと車輪の回転中心との間の所望の一定距離に向かって移
動させて、切削プロセス中、所望の一定距離を維持するのを容易にする助けとすることを
伴ってもよい。方法はまた、車輪を回転させ、切削ツールを作動させた後の、車輪の回転
中心の位置の変化を追跡または監視することと、ローラと回転中心との間の距離に対応す
る距離を測定することとを含んでもよい。測定距離は、1つ以上のローラと回転中心との
間の垂直距離および水平距離の両方を含んでもよい。切削ツールは測定距離に応答して移
動させてもよい。車輪の回転中心の位置は、追跡デバイスを使用して追跡または監視され
てもよい。方法は、輪軸が鉄道車両から取り外されたとき、および/または輪軸がボギー
に取り付けられたときに実施されてもよい。
別の態様では、本発明は、鉄道車両の輪軸を削正する装置を包含する。装置は、車輪の
回転中心がローラに対して移動できるようにして、輪軸を支持するように構成された、ロ
ーラを有するステーションを含む。切削ツールは、ステーションに動作可能に接続され、
ローラに対して、また輪軸の車輪上にプロファイルを切削またはフライス加工する位置へ
と移動可能である。追跡デバイスは、回転中心の位置を感知するため、ステーションに接
続される。制御システムは、ステーションおよび追跡デバイスに接続される。制御システ
ムは、車輪の回転中心に対する切削ツールの位置を制御するとともに、切削ツールの移動
を容易にし、切削ツールを移動させ、回転中心からの一定距離を維持するのを助けるよう
に構成される。
制御システムは、ローラと車輪の回転中心との間の距離に対応する距離を計算するよう
に構成されてもよく、かかる距離に基づいて切削ツールを移動するように構成されてもよ
い。制御システムは、切削ツールを作動させた後に車輪の回転中心を追跡するため、追跡
デバイスから情報を受信するように構成されてもよい。ステーションは、輪軸に接触し、
車輪の回転中心がローラに対して移動できるようにしながら輪軸をローラ上で維持するよ
うに構成された、メカニズムを含んでもよい。ステーションは、ボギーに取り付けられた
輪軸を支持するように構成されてもよい。
装置は、ステーションに動作可能に接続された第2の切削ツールを含んでもよい。第2
の切削ツールは、第2のローラセットに対して移動可能であり、輪軸の第2の車輪上にプ
ロファイルを切削またはフライス加工するように位置付けられる。第2の追跡デバイスは
、第2の車輪の回転中心の位置を感知するため、フライス加工ステーションに接続される
。制御システムは、第2の追跡デバイスに動作可能に接続されてもよく、第2の車輪の回
転中心に対する第2の切削ツールの位置を制御して、第2の切削ツールを第2の車輪の回
転中心からの一定距離に向かって移動させ、切削プロセスの間、一定距離を維持するのを
容易にするように構成されてもよい。本明細書に記載する手順にしたがって、単一のステ
ーションが、複数の車輪および輪軸を切削するように構成されてもよい。また、複数のス
テーションが同時に使用されて、複数の車輪を同時に削正してもよい。各ステーションは
、同じまたは別個の制御システムによって制御されてもよい。
本発明は、以下の詳細な説明を参照して添付図面と併せ読むことによって更に十分に理
解されるであろう。図面中、同様の参照番号は同様の要素を指す。
本発明の原理による、摩耗した鉄道車両車輪および輪軸を削正するシステムを示す等角図である。 本発明による、摩耗した鉄道車両車輪および輪軸を削正するシステムの特定の構成要素を示す概略等角図である。 本発明による、摩耗した鉄道車両車輪および輪軸を削正するシステムにしたがって使用されたときの、鉄道車両の車輪および輪軸と特定の構成要素との配向を示す概略図である。 本発明にしたがって使用可能な摩耗した鉄道車両車輪および輪軸を削正するシステムにおいて使用可能な、輪軸および追跡デバイスを示す概略図である。 本発明による、切削プロセス中に輪軸が反時計方向に旋回する際の、図4の輪軸および追跡デバイスを示す概略図である。 切削プロセス中に車輪が反時計方向に丸一回転している、図4および5の輪軸および追跡デバイスを示す図である。 本発明の別の実施形態による、鉄道車両のボギーまたは台車上に搭載された摩耗した鉄道車両車輪および輪軸を整形するシステムを示す等角図である。 特定の構成要素を含む図7の摩耗した鉄道車両車輪および輪軸を削正するシステムを示す単純化した概略図である。 本発明の摩耗した鉄道車両車輪および輪軸を削正するシステムで使用される、特定の構成要素またはサブシステムおよびそれらの通信経路を示す概略図である。 本発明の原理にしたがって実施される摩耗した鉄道車両車輪および輪軸を削正するプロセスを示すフローチャートである。 レールを使用して鉄道車両を回転させてシステムに乗せてもよい、本発明による摩耗した鉄道車両車輪および輪軸を削正するシステムの代替実施形態を示す等角図である。 本発明による、摩耗した鉄道車両車輪および輪軸を削正するシステム内の、カッターおよびプロファイル測定デバイスを有するスピンドルキャリッジを示す等角図である。 本発明による、摩耗した鉄道車両車輪および輪軸を削正するシステム内で使用される、プロファイル測定システムの一部として組み込まれたプロファイル測定デバイスを示す等角図である。
図1を参照すると、鉄道車両の車輪および輪軸を削正するシステムが示されている。シ
ステム1は、鉄道車両の輪軸3を支持するステーション2を含む。輪軸3は一対の車輪5
を含む。車輪はそれぞれローラ15で支持され、ローラの1つ以上は駆動ローラであって
もよい。輪軸3の各端部は押下メカニズム9を使用して位置付けられる。押下メカニズム
9によって、輪軸および車輪の回転中心が垂直方向および/または水平方向で移動するこ
とが可能になる。したがって、輪軸押下メカニズム9は、輪軸をステーション2および/
またはローラに対する固定位置で輪止めしない。一対の追跡デバイス11がステーション
2に組み込まれ、各車輪5の輪軸3およびその回転中心の移動を測定し追跡するのに使用
される。制御システム13は、システム内に含まれ、所望の場合に駆動ローラを駆動し回
転させるように、駆動ローラに動作可能に接続される。駆動ローラの作動によって輪軸3
および車輪5が回転する。
やはり図1を参照すると、制御システム13はまた、カッター7を作動させるようにカ
ッターに動作可能に接続される。制御システム13はまた、切削プロセス中に車輪が回転
したときの、車輪5および輪軸3の回転中心の位置および位置変化を追跡するために、追
跡デバイス11に連結される。システムはまた、制御システム13に動作可能に接続され
るプロファイル測定デバイス51(図12に図示)を含む。プロファイル測定デバイス5
1は、車輪5の外側プロファイルを測定し、カッター7の作動前を含めて車輪5および輪
軸3の回転中心を計算するため、制御システム13に統合および/または接続される。カ
ッター7は、車輪の周面上にプロファイルをフライス加工するため、車輪5に接触するよ
うに移動可能である。制御システム13は、カッター7の移動とその速度およびトルクを
制御する。カッター7はそれぞれ、好ましくは垂直および水平両方の方向で、カッターが
移動するのを可能にする、キャリッジアセンブリメカニズム48(図12を参照)に接続
される。しかしながら、システムは、カッター7を垂直方向のみで移動させることによっ
て動作してもよい。
本発明によるシステム1の単純化された図が、図2に示されている。車輪押下メカニズ
ム9は、輪軸3が垂直および/または水平に移動できるようにしながら輪軸3に下向きの
力を加えて、車輪5および輪軸3の回転中心がステーション2に対して移動できるように
することによって、輪軸3の外端部に接触して輪軸をローラ上で維持する。押下メカニズ
ム9は、輪軸3の回転方向に平行な一対のトラック14に沿って移動可能な頭上ブリッジ
アセンブリ10の一部である。このシステムによって、頭上ブリッジアセンブリがローラ
15から離れる方向に移動して、例えば頭上クレーン(図示なし)を使用して、輪軸をロ
ーラ上に配置することが可能になる。
次に図3を参照すると、鉄道車両の輪軸を削正するシステムの特定の構成要素の単純化
された概略図が示されている。図3には1つの車輪が示されているが、複数の類似または
同一の構成要素が複数の車輪のプロファイルを整形するのに使用されてもよい。更に、各
構成要素は同じ制御システム13によって制御されてもよい。輪軸3は、各車輪5を一連
のローラ15上に配置することによってステーション2上に搭載される。ローラ15の1
つ以上は、例えば反時計方向で車輪5を回転させるため、駆動ローラとして機能してもよ
い。カッター7は、垂直および水平方向で、またローラ15およびステーションに対して
移動可能である。各車輪5および輪軸3は、本明細書で考察するように、カッターの作動
前および車輪5のプロファイルの削正前に計算される、回転中心17を有する。プロファ
イル測定システムは、更に後述するように、車輪5のプロファイルを測定し、回転中心1
7を計算するのに使用される。制御システムは、キャリッジアセンブリメカニズムがカッ
ターの位置を制御することによって、カッターを水平および垂直方向で移動させるように
、カッター7に動作可能に接続される。回転中心17の位置に基づいて、制御システムは
、車輪5の回転中心とカッター7の回転中心との間の所望の一定距離21を決定する。こ
の所望の一定距離21は、車輪の所望の半径を表し、切削サイクルおよび1つ以上の駆動
ローラによる車輪5の回転全体を通して維持されるべきである。制御システム13は、車
輪5の回転中に回転中心17の位置が変化する際のカッターの位置を制御することによっ
て、回転中心17とカッター7との間の一定距離21を維持するのを容易にする。このよ
うに、カッターは、車輪の回転中心から所望の一定距離で維持されてもよい。また、車輪
を一定半径まで切削することができる。
図4を参照すると、追跡デバイス11は、車輪5が回転する際の回転中心17の位置の
変化を決定するのに使用される。追跡デバイス11は、垂直および水平方向での回転中心
17の移動を追跡するように、回転中心17付近で輪軸3の外側部分(または他の領域)
に接触してもよい。追跡デバイス11はまた、車軸の中心線に平行な方向(即ち、機械の
左右)で、輪軸3の移動を追跡してもよい。この情報は、輪軸3が駆動ローラの限定され
たアキシャルフロート内で左右方向に移動する場合に、カッター7が車輪5と位置合わせ
されたまま保つのに使用される。これは、輪軸3の同じ左右方向移動を防ぐことが意図さ
れる、アキシャル誘導システムの代わりに使用されてもよい。追跡デバイス11は、回転
中心17の位置の変化を表す信号を制御システムに送信する。制御システム13は次に、
ローラ(またはステーション2上における他の任意の固定位置)に対する回転中心17の
位置の変化を計算し、ステーション2と回転中心17との間の距離19(図3)を計算し
てもよい。制御システム13によって計算されるような距離19に基づいて、また回転中
心17の位置の変化に基づいて、制御システム13は、必要な場合にカッター7を垂直お
よび水平方向に移動させて、回転中心17とカッター7との間の一定距離21(図3)を
維持する。
車輪を切削するプロセスは、制御システム13が駆動ローラを作動させて車輪および輪
軸を回転させることによって開始される。駆動ローラは、例えば、車輪を約7分で1周回
転させてもよく、その時間の間にカッターが車輪の外側プロファイルを切削する。そのた
め、システムによって、高速回転旋削プロセスと比較して、車輪のより低速で更に制御さ
れた切削が可能になる。追跡デバイス11は、輪軸の車軸29に直接、または押下システ
ム9(図示なし)など、車軸の回転中心17の移動に直接連結されたシステムの任意の部
分に接触してもよい。追跡デバイス11は、回転中心17の位置の変化に対応する、車軸
29の外側位置の移動を感知してもよい。制御システムは、次に、回転中心17の位置の
変化を計算して、カッター7の位置を調節してもよい。
次に図5を参照すると、車輪5が駆動ローラ15によって反時計方向に回転し続ける間
、カッター7は、車輪5の外周にプロファイルを切削またはフライス加工し続ける。した
がって、車輪5の切削されたプロファイルが位置31で駆動ローラ15に接触するように
車輪5が旋回するので、車輪5のプロファイルの新たに切削された表面は反時計方向に移
動し続ける。これが行われると、車輪5の回転中心17はローラ15に向かって、また位
置31に向かって、即ち下方向および右側に移動する。これが行われると、追跡デバイス
11は、車軸の位置(およびそれに対する変化)を、またしたがって車輪5および輪軸3
の回転中心17を感知する。制御システムは、(図3に示されるような)距離19を計算
し、カッター7の位置を調節して、カッターを一定距離21で維持する。カッターによっ
て移動した距離は、図3に示されるような、一定距離21と計算または測定距離19との
差となる。
次に図6を参照すると、カッターが車輪5を切削し続ける間、追跡デバイス11は継続
して回転中心17を追跡し、回転中心17の位置の変化を感知し、それによって制御シス
テムは、回転中心17とカッター7との間の一定距離21を維持するように、カッター7
の位置を調節してもよい。車輪5が丸一回転を完了して、カッター7が車輪5の外周の周
面全体にプロファイルを切削すると、結果として得られるプロファイルによって車輪の円
形プロファイルが容易になる。所望の場合、プロファイル測定システムは、車輪のプロフ
ァイルを再測定し計算してもよく、1つ以上の追加の切削サイクルまたは回転が実施され
てもよい。図3~6を参照して図示され記載されるような、単一の車輪プロファイルの切
削は、(図1に示されるような)単一のステーションにおいて輪軸の複数の車輪に対して
実施されてもよい。
図1を参照すると、ステーション2は、左側および右側の列のアセンブリ49、切削シ
ステム、押下メカニズム9、車輪プロファイル測定デバイスまたはシステム51、ならび
に追跡デバイス11を支持する、剛性のベースプラットフォームを含む。(図7に示され
るように)輪軸を搬送する線路がシステムに組み込まれてもよい。ステーションは、カッ
ター7およびプロファイル測定デバイス51をそれぞれ移動させる、図12に示されるよ
うな一対の二軸可動キャリッジアセンブリ48を含む。キャリッジ50は、各キャリッジ
アセンブリに含まれ、例えば、強力なサーボ駆動のボールねじによって例えば作動されて
もよい方式を使用して、移動されてもよい。各方式は、各移動軸上に、即ち水平および垂
直方向に、位置フィードバックのための精密アブソリュートエンコーダを含んでもよい。
各キャリッジ50は、完全なカッター7および車輪プロファイル測定システム51を保持
する。各精密カッター7は、ベルト、シャフト、または直接駆動系によってカッターに接
続された歯車モータ53によって駆動されてもよい。
図1に示されるように、ローラ15は、V字形の溝を有してもよく、輪軸3の寸法のば
らつき、および表面が切削される際の車輪フランジの形状の変化を構成するように、軸線
方向で半浮動式であってもよい。駆動ローラは、例えば、サーボ歯車モータ(図示なし)
によって電力供給されて、高い応答性、精密な供給速度制御、および切削負荷の監視を可
能にしてもよい。かかるサーボ歯車モータによって、切削プロセスに必要な低い回転速度
の正確な制御を依然として提供しながら、プロファイル測定ステップ(本明細書に記載)
の間、より高速で輪軸を回転させてサイクル時間を低減することを可能にしてもよい。1
つの車輪5を支持する一連のローラ15間の間隔は、広範囲の異なる車輪径の切削を可能
にするように調節可能であってもよい。
図12および13を参照すると、システムは、各車輪に、キャリッジアセンブリ48上
に搭載される、統合された自動車輪プロファイル測定システムまたはデバイス51を含む
。各車輪プロファイル測定デバイス51は、車輪の位置、直径、幅、およびプロファイル
、ならびに輪軸の連続する背面振れ、および車輪踏面のラジアル振れを測定する。摩耗し
た車輪5が車輪プロファイル測定デバイス51を使用して探査されると、かかる情報を使
用して、車輪の回転中心17、および車輪プロファイルを切削するのに所望の目標直径ま
たは距離が自動的に決定され、特定の輪軸に対して軸線方向でカッター7が自動的に位置
付けられる。各車輪プロファイル測定デバイス51は、所望の場合、プロセス後の輪軸検
査および測定を完了するのに使用され、例えば、最終直径、プロファイル適合などを検証
し、制御システムまたは他のデータ管理システムに送ることができる。
車輪プロファイル測定デバイス51を使用して輪軸の初期位置が決定されると、次に、
切削またはフライス加工プロセスの間、輪軸の移動に追従するのに追跡デバイス11が使
用される。図4~6に示されるように、追跡デバイス11は、それぞれ各車輪付近にある
追従アーム12およびアダプタ16を含む。あるいは、例えば、(本明細書に記載され、
図7に示されるように)システムがボギー39に固着されたままの輪軸を削正するように
構成されている場合、追跡デバイス11の追従アーム12およびアダプタ16は、車輪車
軸(または輪軸に直接連結されたボギー39、即ち任意のボギーサスペンションの輪軸側
)上の目標領域に接触してもよい。また、各追従アーム12は、その目標領域下において
手動でまたは自動的に位置付けられてもよい。各追跡デバイス11および追従アーム12
はまた、例えば、アダプタが目標領域に接触するまでデバイスおよび/またはアーム12
を延長し、切削サイクル全体を通してそれに対して保持する、油圧シリンダを備えてもよ
い。図1に示されるように輪軸がボギーに連結されていない場合、追従アーム11は押下
メカニズム9に取り付けられてもよい。追従アームは、輪軸の移動を監視するのに使用さ
れる精密エンコーダ18と嵌合されてもよく、制御システムが、カッター7が車輪5を係
合している半径を調節できるようにする。追跡デバイス11は、三次元で、即ちX、Y、
およびZ軸に沿って移動することが可能にされてもよい。追従アーム11のプローブとは
反対側の端部は、XおよびZ軸に沿って、即ち前後および左右方向で摺動するブロックに
接続されてもよい。また、アーム12は上下方向で自由に移動する。そのため、追跡デバ
イス内の精密エンコーダは、三次元で車輪およびその回転中心の移動を決定することがで
きる。また、デバイス11は、プローブ位置、または車輪の回転中心の位置の変化に対応
するプローブ位置の変化を表す信号を、カッター7の位置の移動を制御することができる
制御システムに送ることができる。また、自在継手が、アーム12の上端部とアダプタ1
6との間で使用されてもよい。これによって、符号化された角度運動を、自在継手を介し
て垂直面、水平面、および前後面で測定することが可能になってもよい。
図1および図2を参照すると、頭上ブリッジ10は一対の車輪押下メカニズム9を支持
する。車輪押下メカニズム9は、ステーション2から延在し、例えば車輪5および輪軸3
の外側位置に接触する、一対のアームまたは支柱を含んでもよい。アームはそれぞれ、車
軸またはカートリッジローラ軸受ハウジング77に接触する接点パッド81を含む。パッ
ドおよび/またはアームは、車輪または輪軸の回転中心の移動を相殺するため、垂直に移
動することが可能にされる。例えば、アームは、延長可能であってもよく、かつ/または
輪軸に接触したままで接点パッドが移動することを可能にするヒンジを含んでもよい。ア
ームおよび/またはヒンジは、輪軸に対して下向きに力を加えて、車輪および輪軸をロー
ラ上で維持するのを支援するように付勢されてもよい。力は、輪軸をローラ上で維持した
まま、輪軸の回転中心の移動を可能にするのに十分な力であるべきである。図1に示され
る実施形態では、追跡デバイス11は、車軸またはカートリッジローラ軸受ハウジング7
7に接触して、その移動、および各車輪5の回転中心の対応する移動を追跡する。しかし
ながら、回転中心の移動を可能にしたまま、また輪軸3の輪止めなしに、輪軸3をローラ
上で保持する他の技術が使用されてもよい。
車輪押下メカニズム9の代替実施形態は、ステーション2から車軸および輪軸の外端部
に向かって延在し、外端部を受け入れる、一対のアームを含んでもよい。アームは、複数
次元で移動可能であるとともに、ステーションに対して回転可能であってもよい。アーム
はそれぞれ、外輪ハブの上側部分を受け入れる、湾曲した接点パッド87を含んでもよい
。接点パッドは、好ましくは、輪軸の上側部分の外側部分に適合するような形状およびサ
イズで湾曲される。湾曲した接点パッド87はまた、車輪または輪軸の回転中心の移動を
相殺するため、水平に移動することが可能にされる。例えば、接点パッドは、アームのス
ロット内で水平に移動するレールを含んでもよい。それに加えて、アームは、車輪のあら
ゆる垂直移動に合わせて調節するように垂直方向で移動可能である。この実施形態では、
追跡デバイス11は、車輪ハブ77の底部に接触して、その垂直および水平移動、ならび
にそれに対応する各車輪5の回転中心の移動を追跡し測定してもよい。
図12を参照すると、キャリッジアセンブリ48の詳細が示されている。キャリッジア
センブリは、カッター7および車輪測定または探査デバイス51を移動させる。キャリッ
ジアセンブリは、垂直および水平(yおよびz)方向で移動可能な可動キャリッジ50を
含む。キャリッジ50は、本明細書に記載するシステムにしたがって使用されたカッター
7、および車輪探査デバイス51を支持する。キャリッジアセンブリ48は、カッター7
を車輪5および輪軸3に向かって移動させて、カッターが車輪5の外周面およびプロファ
イルに接触できるように、垂直方向および水平方向で移動可能である。モータ53は、カ
ッター7を駆動し、それを回転させて切削プロセスを行うことを可能にするのに使用され
る。キャリッジ50およびカッター7は、操作者によって作動され監視されてもよい制御
システムによって制御される。キャリッジ50に連結されるのは、図13に更に詳細に示
される車輪プロファイル測定デバイス51である。このデバイスは、例えば、回転エンコ
ーダを中に有する精密ローラ56を含んでもよい。精密ローラ56上の隆起したフランジ
は、輪軸3上の回転している車輪5をトレースし、それに接触してもよい。車輪測定デバ
イス51は、軸線方向全体の車輪プロファイル全体、車輪の厚さ、およびその周面全体を
測定することができる。したがって、輪軸3における車輪5の周面全体は、車輪5の外側
プロファイルのプロファイル形状全体を計算するように、周面全体に沿って精密ローラ5
6を使用して測定されてもよい。制御システム13は、精密ローラおよび回転エンコーダ
、ならびにキャリッジアセンブリ50に連結されて、その正確な位置および移動を測定す
る。制御システムは、1つ以上のメカニズムおよびキャリッジ50を制御して、車輪測定
デバイス51を車輪および輪軸に向かって垂直および水平方向に移動させる。
水平接触部材またはプローブ52は、例えば、車輪5の内面および外面に接触するよう
に、車内および車外空間のルビーチップまたは小型精密ローラを含んでもよい。水平部材
またはプローブ52の位置は、キーエンス・コーポレーション・オブ・アメリカ(Key
ance Corporation of America)から入手可能なKeyan
ce GT2-H32などの精密長さゲージを使用して、制御システムによって監視され
る。かかる情報は、キャリッジアセンブリ48の垂直および水平位置と組み合わされて、
制御システム13によって、車輪幅およびリム厚さを位置決めし測定するのに使用されて
もよい。空気圧または油圧作動式であってもよい線形ガイド54は、垂直方向で作動して
もよく、精密ローラ56および水平部材またはプローブ52の垂直位置を測定するため、
線形エンコーダまたは磁歪変換器を使用して位置フィードバックを提供する。線形ガイド
54はまた、制御システム13に連結されて、精密ローラ56および水平部材またはプロ
ーブ52から導き出された情報をと組み合わせて、内面から外面までの車輪5の外側プロ
ファイルの関する精密な測定値を、車輪厚さとともに提供してもよい。
輪軸3がシステム1上に配置されると、操作者はそれに対する動作サイクルを開始して
もよい。次に、制御システム13は、車輪プロファイル測定デバイス51を上方に、また
車輪に向かって延長して、様々な測定値を得るのを容易にしてもよい。最初に、車輪の底
部に接触する水平部材もしくはプローブ52および/または精密ローラ56の位置に基づ
いて、また精密ローラ56およびその回転エンコーダによって導き出される情報から得ら
れる測定によって決定される車輪の平均直径の半分を追加して、輪軸の軸線の回転中心線
が計算されてもよい。
次に図7および8を参照すると、鉄道車両の輪軸を削正する代替のシステム1は、ボギ
ーまたは台車39上に配置される輪軸を削正するのに使用されてもよい。図7および8の
システムは動作し、図1~6に関して記載したシステムに類似している。図8に示される
ように、システム1は、鉄道車輪および輪軸が乗ったボギーまたは台車を支持することが
できるステーション2を含む。ローラ15およびカッター7は、図1~6に関して本明細
書で上述したのと同じ方式で動作する。しかしながら、追跡デバイス11の追従アーム1
2は輪軸3ではなくボギー39に接触してもよい。それに加えて、押下システム9は車輪
ではなくボギー39に接触するように構成される。
システムがボギー内の輪軸を削正するのに使用される場合、異なるタイプの車内押下シ
ステムが使用されてもよい。例えば、油圧作動式システムは、操作者が適切なフックまた
はアダプタを位置付けた後、ボギー枠の下面を引き下げてもよい。また、一部のボギーお
よび緩んだ輪軸は、車軸箱、軸受、または他のボギー機構に押下力を加えるために、押下
げが車輪の外側に位置付けられるのを要することがある。かかる状況では、別個の油圧作
動式の車外押下システムが使用されてもよい。また、輪軸の切削される側とは反対側のボ
ギー端部を支持するのに、支持枠が使用されてもよい。枠は、切削されていない輪軸を支
持することができるか、またはジャッキと嵌合させて、連結された輪軸を収容するように
、必要な場合にボギー枠を支持することができる。1つの輪軸切削が完了すると、頭上ク
レーンを使用してボギーが持ち上げられ、回転され、第2の輪軸を完成させるように機械
に戻されてもよい。押下システムに電力供給する、オンデマンド油圧ユニットが含まれて
もよい。
制御システム13は、例えば、使いやすさおよび保守管理しやすさを確保する基本の運
動制御モジュールを有する、標準的な産業用PLCを含んでもよい。フル機能のPCベー
スのユーザインターフェース13(図1)は、操作者に対して、測定輪軸データを調査し
、完了させるべきプロセスを選択し、状態を監視し、機械を操作するため、適切な一連の
単純な画面へのアクセスを付与する。追加の機能性(およびパスワード保護可能な画面)
が、保守管理、データ管理、校正などのために提供される。状態、インターロック条件、
および不具合に関する意味のあるメッセージが表示されて、使いやすさおよび効率的なト
ラブルシューティングが容易にされる。顧客のITポリシー、サービス提供者のオプショ
ン、および所望のサポートレベルに関して、遠隔診断接続性およびサービスが利用可能で
ある。輪軸データを顧客の車両保守管理データベースに格納するため、専用イーサネット
ポートまたは他の通信インターフェースもしくは技術が、顧客のネットワークへの接続に
使用されてもよい。
次に図9を参照すると、システム1の特定の構成要素とそれらの通信経路の概略図が示
されている。制御システム13は、各切削ツール7およびキャリッジアセンブリ48およ
び関連付けられたメカニズムに動作可能に接続されて、各切削ツール7を動作させ移動さ
せて各車輪5の切削を開始させる。制御システム13はまた、駆動ローラ15それぞれに
動作可能に接続されて、駆動ローラの動作を制御し、各輪軸3の各車輪5を回転させる。
制御システム13はまた、各車輪および輪軸3の回転中心の位置を追跡する、各追跡デバ
イス11に動作可能に接続される。制御システム13はまた、削正前および/または後の
車輪のプロファイルを測定する、各プロファイル測定システムまたはデバイス51に動作
可能に接続される。制御システム13は、各プロファイル測定システムによって得られる
情報に基づいて、各車輪の回転中心17を計算してもよい。各システム1は複数のカッタ
ーを含み、各カッターは輪軸の特定の車輪の切削に対応する。それに加えて、各システム
1は所望に応じて複数の輪軸を切削してもよい。単一の制御システム13または複数の制
御システムが、制御システムによって操作される各カッターの位置を決定するのに使用さ
れてもよい。それに加えて、複数のシステム1が単一の制御システムによって制御されて
もよい。
図10を参照すると、システムは、特定のカッター7によって切削される各車輪5に対
してプロセスを実施する。各車輪に対して、1つ以上の車輪5に対応する1つ以上の車輪
プロファイル測定システム51を使用するシステムは、各車輪プロファイルを測定する。
次に、制御システムは、各車輪の所望の回転中心を計算してもよい。回転中心が計算され
た後、制御システムは次に、切削後の所望の車輪プロファイルを得るように、各車輪の回
転中心とカッターとの間の一定位置または距離を計算してもよい。制御システムは、各車
輪を回転させ、関連するカッターを車輪と接触させて新しいプロファイルを作成するよう
に、特定の車輪と関連付けられた各駆動ローラおよびカッターを作動させてもよい。切削
される各車輪に関して、追跡デバイスは車輪の回転中心の移動を追跡し、制御システムは
、各車輪の回転中心の位置の変化または距離の変化を計算する。制御システムは、次に、
カッターがフライス加工している車輪の回転中心の位置の変化に対して、各カッターの位
置を調節してもよい。プロセスは、カッターに対して車輪が丸一回転する間継続してもよ
い。それに加えて、プロセスは、必要な場合に、同じ車輪の複数回転にわたって繰り返さ
れてもよい。
車輪5および輪軸3を削正する完全な動作シーケンスは、次のように実施されてもよい
。最初に、輪軸3(または輪軸に取り付けられている場合、ボギー)が、例えば頭上クレ
ーンを使用して、ローラ5上に直接配置される。次に、アキシャルガイドシステムを使用
して、例えば、ボギーまたは個々の輪軸に適宜接触してもよい。次に、操作者は、下向き
の力を加えるように、必要に応じて押下メカニズム9を作動させてもよい。制御システム
は、輪軸の処理を均衡させるために押下力を維持する。次に、輪軸追従アームを作動させ
て、ボギー枠、押下メカニズム、または輪軸のいずれかに接触してもよい。操作者は、ア
ームの実際の接点が、所与のボギー上の既定の領域下で整列され、押下メカニズムまたは
制御システムが追従アームをボギーに接して延長し、押下メカニズムまたは輪軸が、接触
を自動的に維持し、サイクルの残り全体を通して車輪または車軸の移動を監視するように
して、追跡デバイスの追従アームを摺動させてもよい。車輪の一回転の位置を示すため、
接着剤付きの反射テープなどの目標が、1つの車輪のリムに適用されてもよい。次に、操
作者は、適正な動作が選択されており、輪軸タイプが入力されていることを確認してもよ
く、次に制御ステーションで自動処理サイクルを始動する。車輪探査デバイス51は、車
輪の直径、幅、位置、および車輪プロファイルを測定する。制御システムは、車輪を削正
するのに必要な目標または所望の車輪直径、パス回数、および切削深さを計算する。制御
システムはまた、リム厚さ限度値をチェックし、連続した車輪の寸法が許容可能であるこ
とを検証してもよい。制御システムは、次に、Z軸に沿ってカッター7を車輪と位置合わ
せし、システムを制御して、車輪の1つ以上の粗切削パスを実施する。次に、車輪探査デ
バイスが、最終切削を行う前に車輪直径を測定してもよい。かかる測定に基づいて、カッ
ターは1つの最終切削パスを行ってもよい。カッターは外側半径を完了させてもよい(カ
ッターが一体的な面取り面を有して構成されない場合)。所望の場合、システムは、車輪
探査デバイスを使用して機械加工後測定サイクルを実行してもよく、システムは輪軸デー
タを格納および/または転送してもよい。操作者は、次に、反射する目標を除去し、追従
アーム、押下げ、およびアキシャルガイドを誘導する。次に、輪軸および/またはボギー
が取り外されてもよい。
図11を参照すると、ステーションの上に配置された一連のレール上に鉄道車両(図示
なし)が駆動されてもよい、摩耗した鉄道車両の車輪および輪軸を削正するシステムの更
なる実施形態。この実施形態は上述した実施形態と同様に動作するが、鉄道車両に組み合
わされたままの状態で輪軸を測定し切削する。ステーション2はピット80に設置されて
もよく、それによって鉄道車両を駆動するか、またはレール82を介してシステムの上に
直接引き上げることが可能になる。これらのレールは、貨車の場合は20トン(180k
N)超過の車軸荷重、重い機関車の場合は45トン超過の車軸荷重を支えるように設計さ
れるべきである。車両がステーション2の上に位置付けられると、駆動ローラが輪軸を持
ち上げてもよく、レールの一区画が自動的に後退して、カッター7が車輪5の底部にアク
セスする。この実施形態では、押下システム9は一対のアームを含む。アームは、垂直に
移動可能なポスト55上に枢動可能に搭載される。押下システム9は、ボギー(図示なし
)または輪軸(図示なし)に接触するパッドを含む。したがって、パッドは、アームを回
転させポストを並進させることによって移動可能である。
図11に示されるシステムの場合、完全な動作シーケンスは次の通りであってもよい。
システムが初期化され、レール82が適所にあるとき、鉄道車両がレール82を介してシ
ステムに搬送されてもよい。緑色灯などの信号伝送システムが、システムが鉄道車両を受
け入れる準備ができていることをユーザに通知するのに使用されてもよい。次に車両を、
レール82を介してシステムのローラ15上に駆動するか、転てつするか、または巻き上
げることができる。操作者は、次に、必要に応じて、アキシャルガイドシステムを延長し
てボギーに接触させるか、またはローラを個々の輪軸に接触させてもよい。操作者は、次
に、押下システム9を始動してボギーと整列させる、かつ押下システム9を始動させて下
向きの力をボギー上に適用してもよい。制御システム13は、全ての動作を制御し、切削
サイクル全体にわたって押下力を維持する。次に、ユーザは、追従アームがボギー枠(ま
たは所望の場合、輪軸)に接触するように、輪軸追跡デバイスを作動させてもよい。輪軸
追従アームはボギー枠の目標領域に接触するか、またはかかる接触を容易にするアダプタ
が使用されてもよい。操作者は、接着剤付き反射テープなどの目標インジケータを車輪の
リムに適用して、切削プロセス中のシステムにおいて車両の丸一回転が行われたときに視
覚的に示してもよい。操作者は、システム上への車輪および輪軸のサイズを含むタイプを
確認し、制御ステーションで自動切削サイクルを始動してもよい。自動切削サイクルが始
動されると、ローラが上昇し、輪軸を持ち上げてレールから離す。レールは、ローラから
離れる方向に自動的に後退するように摺動可能であってもよい。次に、車輪測定デバイス
を作動させて、車輪の直径、幅、位置、および車輪プロファイルを測定してもよい。この
ステップで、かかる測定値に基づいて、所望の目標車輪直径が制御システムによって計算
され、切削回転数、切削の深さが計算される。それに加えて、連続する寸法の検証を含む
、車輪リムの厚さおよび限度値が実施される。次に、カッターは、水平および/または垂
直軸線に沿って車輪に位置合わせし、1つ以上の粗切削パスまたは回転が、制御システム
によって決定されるように実施される。切削サイクル後、車輪直径が車輪測定デバイスを
使用して測定されてもよい。制御システムが、測定車輪直径が十分であるかまたは所望の
サイズおよび構成に近いと決定した場合、システムは1つ以上の仕上げ切削回転を実施し
てもよい。カッターが一体的な面取り面を有して構成されない場合、車輪の完全な外側半
径は追加でフライス加工されてもよい。切削プロセスの終わりに、車輪プロファイル測定
システムを使用して切削後測定ステップが実施されてもよく、車輪測定および他のデータ
は、制御システムによって格納または送信されてもよい。操作者は、次に、反射する目標
または他の目標の印を除去し、追従アーム、押下げ、およびアキシャルガイドを解除して
もよい。車両を次の輪軸まで前進させて、車両の更なる輪軸に対してプロセス全体が繰り
返されてもよい。
輪軸フライス加工カッターヘッド、または望ましい車輪形状の一部もしくは全体を複製
する他のフライス加工カッターが、カッター7として使用されてもよい。例えば、ニュー
ヨーク州アルバニーのシモンズ・マシン・ツール・コーポレーション(Simmons
Machine Tool Corporation)から入手可能なStanray
TN-84カッターが、本明細書に記載するシステムとともに使用されてもよい。しかし
ながら、他の適切なカッターも使用されてもよい。各精密カッター7は、スピンドルまた
はシャフトを介して取り付けられる、直接駆動の30hp歯車モータによって駆動されて
もよい。スピンドルは、例えば鋳鉄ハウジング内に搭載された、複数の重い精密軸受によ
って支持されてもよい。各カッター7は、多数の取外し可能なバーを含む機械加工された
本体を含んでもよい。これらのバーはそれぞれ、所望の踏面プロファイルを生み出す連続
切削らせんを形成するような形で配置された、多数の割送り可能で交換可能なカーバイド
切削インサートを保持するように設計される。これらのインサートは、カッターを機械か
ら取り外すことなく、簡単に割り送ることができる。カッターは、機械から簡単に取り外
して、カッターまたは割送りインサートを交換することができる。カッターはまた、カッ
ターの端部に一連の切削インサートを有して設計される。これによって、探査された車輪
の幅および位置に基づいて、リムの外面に面取り面または半径接線(radius ta
ngent)を切削することができる。
本明細書で説明する実施形態を参照して本発明について記載してきたが、いかなる形で
も本発明の趣旨から逸脱することなく、様々な修正がなされてもよいことが当業者には明
白である。例えば、他の様々な調節可能なスペーサ構成が使用されてもよい。いずれのか
かる修正または構成も、以下の特許請求の範囲で定義されるような本発明の範囲内にある
ものとする。

Claims (20)

  1. フライス加工ステーションに備えられた1つ以上のローラ上に、鉄道車両の輪軸を配設するステップと、
    前記輪軸上における車輪の回転中心を決定するステップと、
    切削ツールと前記車輪の前記回転中心との間の所望の一定距離を決定するステップと、
    前記車輪を前記1つ以上のローラ上で回転させ、前記車輪を回転させながら、前記車輪
    の前記回転中心を前記1つ以上のローラに対して移動させるのを可能にするステップと、
    前記車輪を回転させながら、前記切削ツールを作動させてプロファイルを前記車輪上にフライス加工し、前記切削ツールを作動させている間、前記フライス加工ステーションに対する前記ローラの固定位置を維持するステップと、
    前記切削ツールを作動させながら、また前記フライス加工ステーションに対する前記ローラの固定位置を維持しながら、前記切削ツールと前記車輪の前記回転中心との間の前記一定距離に向かって前記切削ツールを車輪の回転中心に対して移動させるステップとを含む
    ことを特徴とする鉄道車両の輪軸を削正する方法。
  2. 前記車輪を回転させ、前記切削ツールを作動させた後、前記車輪の前記回転中心の位置の変化を追跡するステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の鉄道車両の輪軸を削正する方法。
  3. 前記回転中心の前記位置が変化した後、前記1つ以上のローラと前記回転中心との間に対応する距離を測定するステップを更に含むことを特徴とする請求項2に記載の鉄道車両の輪軸を削正する方法。
  4. 前記切削ツールが前記測定に応答して移動させられることを特徴とする請求項3に記載の鉄道車両の輪軸を削正する方法。
  5. 前記回転中心の前記位置が追跡デバイスを使用して監視されることを特徴とする請求項4に記載の鉄道車両の輪軸を削正する方法。
  6. 距離を測定する前記ステップが、前記1つ以上のローラと前記回転中心との間の垂直方向および水平方向両方の距離を測定することを含むことを特徴とする請求項5に記載の鉄道車両の輪軸を削正する方法。
  7. 前記輪軸が前記鉄道車両から取り外されることを特徴とする請求項6に記載の鉄道車両の輪軸を削正する方法。
  8. 前記輪軸がボギーに取り付けられることを特徴とする請求項7に記載の鉄道車両の輪軸を削正する方法。
  9. プローブを使用して前記車輪の幾何学形状を測定して、前記車輪の前記回転中心を決定するステップを含むことを特徴とする請求項6に記載の鉄道車両の輪軸を削正する方法。
  10. (i)輪軸が回転できるようにし、
    (ii)車輪の回転中心が1つ以上のローラに対して移動できるようにし、
    (iii)前記ローラのフライス加工ステーションに対する前記ローラの固定位置を維持しながら、フライス加工プロセスの間、輪軸を支持するように構成された、1つ以上のローラを有するフライス加工ステーションを提供するステップと、
    前記フライス加工ステーションに動作可能に接続され、前記輪軸の車輪上にプロファイルをフライス加工するため、前記1つ以上のローラの回転中心に対して移動可能であり、かつ移動する 切削ツールを提供するステップと、
    前記回転中心の位置を追跡するため、前記フライス加工ステーションに接続された追跡デバイスを提供するステップと、
    前記フライス加工ステーションおよび前記追跡デバイスに接続され、前記回転中心に対する前記切削ツールの位置を制御するとともに、前記切削ツールを前記回転中心から一定距離に向かって移動させるのを容易にするように構成された制御システムを提供するステップとを含むことを特徴とする鉄道車両の輪軸の削正を容易にする方法。
  11. 前記制御システムが、前記1つ以上のローラと前記回転中心との間に対応する距離を計算するように構成されたことを特徴とする請求項10に記載の鉄道車両の輪軸の削正を容易にする方法。
  12. 前記制御システムが、前記1つ以上のローラと前記回転中心との間の前記距離に対応する前記距離に基づいて、前記切削ツールを移動させるように構成されたことを特徴とする請求項11に記載の鉄道車両の輪軸の削正を容易にする方法。
  13. 前記制御システムが、前記追跡デバイスを制御して、前記切削ツールを作動させた後に前記回転中心を追跡して前記回転中心を監視するように構成されたことを特徴とする請求項12に記載の鉄道車両の輪軸の削正を容易にする方法。
  14. 前記フライス加工ステーションが、前記輪軸に接触し、前記車輪の前記回転中心が前記1つ以上のローラに対して移動できるようにしながら前記輪軸を前記1つ以上のローラ上で維持するように構成されたメカニズムを備えることを特徴とする請求項13に記載の鉄道車両の輪軸の削正を容易にする方法。
  15. 前記フライス加工ステーションが、前記鉄道車両から取り外された輪軸を支持するように構成されたことを特徴とする請求項14に記載の鉄道車両の輪軸の削正を容易にする方法。
  16. 前記フライス加工ステーションが、ボギーに取り付けられた輪軸を支持するように構成されたことを特徴とする請求項15に記載の鉄道車両の輪軸の削正を容易にする方法。
  17. 前記フライス加工ステーションに動作可能に接続され、第2の1つ以上のローラに対して移動可能であり、前記輪軸の第2の車輪上にプロファイルをフライス加工するように位置する第2の切削ツールを提供するステップと、
    前記第2の車輪の回転中心の位置を感知するため、前記フライス加工ステーションに接続された第2の追跡デバイスを提供するステップと、
    前記制御システムが、前記第2の追跡デバイスに接続され、前記第2の車輪の前記回転中心に対する前記第2の切削ツールの位置を制御して、前記第2の切削ツールを前記第2の車輪の前記回転中心からの一定距離に向かって移動させるように構成される、ステップとを更に含むことを特徴とする請求項15に記載の鉄道車両の輪軸の削正を容易にする方法。
  18. 前記フライス加工ステーションに接続されたプローブを提供するステップであって、前記プローブが、前記車輪の幾何学形状を測定して前記車輪の前記回転中心を決定するように構成されるとともに、前記制御システムに動作可能に接続される、ステップを提供する
    ことを含むことを特徴とする請求項15に記載の鉄道車両の輪軸の削正を容易にする方法。
  19. 輪軸の車輪の回転中心が垂直方向に移動できるようにしながら、前記輪軸をフライス加工ステーション上の固定位置で支持された1つ以上のローラ上で回転させるステップと、
    前記車輪を回転させるとともに、前記1つ以上のローラが前記フライス加工ステーションに対して径方向へ移動するのを防ぎつつ、切削ツールを前記車輪の前記回転中心に対して向かって移動させながら、前記車輪を切削して前記車輪上にプロファイルをフライス加工するステップとを含むことを特徴とする鉄道車両の車輪を削正する方法。
  20. 前記車輪を切削する間の前記回転中心の位置の変化を決定し、前記回転中心の位置の前記変化に基づいて、前記切削ツールを前記車輪の前記回転中心に向かって移動させるステップを更に含むことを特徴とする請求項19に記載の鉄道車両の車輪を削正する方法
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