JP7424408B2 - 冷温水製造システム - Google Patents
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Description
以下、本発明の冷温水製造システム1の第1実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本明細書における「ライン」とは、流路、経路、管路等の流体の流通が可能なラインの総称である。
温水タンク80Aは、温水である第1用水W1Aを貯留水として貯留する。本実施形態の温水タンク80Aは、開放式のタンクである。温水タンク80Aは、第1水位センサ81Aを備える。第1水位センサ81Aにより自然蒸発による温水タンク80A内の減水が検知されると、補給水ラインL00Aを通じて温水タンク80A内に補給水が第1用水W1Aとして供給される。温水タンク80Aには不図示の温度センサが設けられており、温水タンク80A内の貯留水の温度が、温水タンク80Aの蓄熱温度Thtとして検知される。
<冷水タンク>
冷水タンク80Bは、冷水である第2用水W1Bを貯留水として貯留する。本実施形態の冷水タンク80Bは、開放式のタンクである。冷水タンク80Bは、第2水位センサ81Bを備える。第2水位センサ81Bにより自然蒸発による冷水タンク80B内の減水が検知されると、補給水ラインL00Bを通じて冷水タンク80B内に補給水が第2用水W1Bとして供給される。冷水タンク80Bには不図示の温度センサが設けられており、冷水タンク80B内の貯留水の温度が、冷水タンク80Bの蓄熱温度Tctとして検知される。
本実施形態においては、温水タンク80Aから第1負荷設備200Aに温水の往き配管である温水側配水ラインL10Aが敷設されていると共に、第1負荷設備200Aから温水タンク80Aに温水の戻り配管である温水側返水ラインL20Aが敷設されている。これにより、温水ループ系の循環ライン(温水回路)が形成されている。本実施形態における第1負荷設備200Aは、温水化された第1用水W1Aを熱媒水として間接使用(すなわち温熱出力)する。
本実施形態においては、冷水タンク80Bから第2負荷設備200Bに冷水の往き配管である冷水側配水ラインL10Bが敷設されていると共に、第2負荷設備200Bから冷水タンク80Bに冷水の戻り配管である冷水側返水ラインL20Bが敷設されている。これにより、冷水ループ系の循環ライン(冷水回路)が形成されている。本実施形態における第2負荷設備200Bは、冷水化された第2用水W1Bを熱媒水として間接使用(すなわち冷熱出力)する。
第1熱源装置10は、第1電気式ヒートポンプ11により第1用水W1Aを加熱しつつ、第2用水W1Bを冷却する。第1熱源装置10は、第1電気式ヒートポンプ11(略号:HP)と、温水側の中間熱交換器12Aと、冷水側の中間熱交換器12Bと、循環ポンプ13Aと、循環ポンプ13Bと、循環ラインLS1Aと、循環ラインLS1Bと、を有する。
第2熱源装置20は、第2電気式ヒートポンプ21により第1用水W1Aを加熱しつつ、空気を冷却する。第2熱源装置20は、第2電気式ヒートポンプ21(略号:HP)と、中間熱交換器22Aと、循環ポンプ23Aと、循環ラインLS2Aと、を有する。
第3熱源装置30は、第3電気式ヒートポンプ31により第2用水W1Bを冷却しつつ、空気を加熱する。第3熱源装置30は、第3電気式ヒートポンプ31(略号:HP)と、中間熱交換器32Bと、循環ポンプ33Bと、循環ラインLS3Bと、を有する。
補助加熱装置60は、燃焼式ボイラにより第1用水W1Aを加熱する。補助加熱装置60は、燃焼式ボイラを含む。燃焼式ボイラは、蒸気ボイラまたは温水ボイラであってもよい。本実施形態の補助加熱装置60は、ボイラ給水を加熱して蒸気を発生する蒸気ボイラ(略号:BS)と、蒸気熱交換器62と、第1循環ラインL30Aと、蒸気ラインL40と、を含む。
補助冷却装置70は、冷凍機により第2用水W1Bを冷却する。補助冷却装置70は、冷凍機71を含む。冷凍機71は、吸収式または吸着式の冷凍機であってもよい。本実施形態の補助冷却装置70は、冷凍機71(略号:RA)と、熱交換器72と、第2循環ラインL30Bと、循環ポンプ73と、循環ラインLS4と、を含む。
制御手段100は、第1熱源装置10、第2熱源装置20および第3熱源装置30の運転を制御する。制御手段100は更に、補助加熱装置60および補助冷却装置70の運転を制御する。制御手段100は、例えば、情報取得部110と、運転制御部120と、記憶部130と、を備える。
制御手段100は、負荷設備での温熱需要と冷熱需要が共にある場合に、第1熱源装置10を先行して起動した後、負荷設備での温熱需要および冷熱需要に応じて、第1熱源装置10の単独運転、第1熱源装置10および第2熱源装置20の協調運転、第1熱源装置10および第3熱源装置30の協調運転、並びに、第1熱源装置10、第2熱源装置20および第3熱源装置30の協調運転の切り替えを実行する。
なお、第1熱源装置10の運転中、冷水側の中間熱交換器12Bの出口温度TB1はなりゆきとなるため、冷水タンク80Bの蓄熱温度Tctが[冷水目標温度+ΔTβ]以上となった場合には補助冷却装置70を起動する。以下の〔A-2〕についても同様である。
なお、第1熱源装置10の運転中、温水側の中間熱交換器12Aの出口温度TA1はなりゆきとなるため、温水タンク80Aの蓄熱温度Thtが[温水目標温度-ΔTα]以下となった場合には、補助加熱装置60を起動する。
制御手段100は、負荷設備での冷熱需要がない場合に、第2熱源装置20を先行して起動した後、負荷設備での温熱需要および冷熱需要に応じて、第2熱源装置20の単独運転、第1熱源装置10および第2熱源装置20の協調運転、第2熱源装置20および第3熱源装置30の協調運転、並びに、第1熱源装置10、第2熱源装置20および第3熱源装置30の協調運転の切り替えを実行する。
なお、第1熱源装置10の運転中、冷水側の中間熱交換器12Bの出口温度TB1はなりゆきとなるため、冷水タンク80Bの蓄熱温度Tctが[冷水目標温度+ΔTβ]以上となった場合には補助冷却装置70を起動する。
制御手段100は、負荷設備での温熱需要がない場合に、第3熱源装置30を先行して起動した後、負荷設備での温熱需要および冷熱需要に応じて、第3熱源装置30の単独運転、第1熱源装置10および第3熱源装置30の協調運転、第2熱源装置20および第3熱源装置30の協調運転、並びに、第1熱源装置10、第2熱源装置20および第3熱源装置30の協調運転の切り替えを実行する。
なお、第1熱源装置10の運転中、冷水側の中間熱交換器12Bの出口温度TB1はなりゆきとなるが、第3熱源装置30により中間熱交換器32Bの出口温度TB2が冷水目標温度に調整される。
制御手段100は、第1熱源装置10および/または第2熱源装置20の運転中、負荷設備での温熱需要に応じて、補助加熱装置60を運転させる。
また、制御手段100は、第1熱源装置10および/または第3熱源装置30の運転中、負荷設備での冷水需要に応じて、補助冷却装置70を運転させる。
次に、第2実施形態について説明する。図2は、本実施形態における冷温水製造システム1の構成を模式的に示す図である。なお、本実施形態において、第1実施形態と同様の構成については同じ符号を付してその説明を省略することがある。
温水側の第2給水ラインL50A2には、第2給水ポンプ54A2と、第2通水弁51A2と、第2熱源装置20の中間熱交換器22Aと、が配置されている。
温水側の第3給水ラインL50A3には、第3給水ポンプ54A3および第3通水弁51A3が配置されている。
冷水側の第2給水ラインL50B2には、第2給水ポンプ54B2と、第2通水弁51B2と、第3熱源装置30の中間熱交換器32Bと、が配置されている。
冷水側の第3給水ラインL50B3には、第3給水ポンプ54B3および第3通水弁51B3が配置されている。
制御手段100は、負荷設備での温熱需要と冷熱需要が共にある場合に、第1熱源装置10を先行して起動した後、負荷設備での温熱需要および冷熱需要に応じて、第1熱源装置10の単独運転、第1熱源装置10および第2熱源装置20の協調運転、第1熱源装置10および第3熱源装置30の協調運転、並びに、第1熱源装置10、第2熱源装置20および第3熱源装置30の協調運転の切り替えを実行する。
なお、第1熱源装置10の運転中、冷水側の中間熱交換器12Bの出口温度TB1はなりゆきとなるため、冷水タンク80Bの蓄熱温度Tctが[冷水目標温度+ΔTβ]以上となった場合には補助冷却装置70を起動する。以下の〔A-2〕~〔A-5〕についても同様である。
なお、第1熱源装置10の運転中、温水側の中間熱交換器12Aの出口温度TA1はなりゆきとなるため、温水タンク80Aの蓄熱温度Thtが[温水目標温度-ΔTα]以下となった場合には、補助加熱装置60を起動する。
制御手段100は、負荷設備での冷熱需要がない場合に、第2熱源装置20を先行して起動した後、負荷設備での温熱需要および冷熱需要に応じて、第2熱源装置20の単独運転、第1熱源装置10および第2熱源装置20の協調運転、第2熱源装置20および第3熱源装置30の協調運転、並びに、第1熱源装置10、第2熱源装置20および第3熱源装置30の協調運転の切り替えを実行する。
なお、第1熱源装置10の運転中、冷水側の中間熱交換器12Bの出口温度TB1はなりゆきとなるため、冷水タンク80Bの蓄熱温度Tctが[冷水目標温度+ΔTβ]以上となった場合には補助冷却装置70を起動する。以下の〔B-3〕,〔B-5〕についても同様である。
制御手段100は、負荷設備での温熱需要がない場合に、第3熱源装置30を先行して起動した後、負荷設備での温熱需要および冷熱需要に応じて、第3熱源装置30の単独運転、第1熱源装置10および第3熱源装置30の協調運転、第2熱源装置20および第3熱源装置30の協調運転、並びに、第1熱源装置10、第2熱源装置20および第3熱源装置30の協調運転の切り替えを実行する。
なお、第1熱源装置10の運転中、冷水側の中間熱交換器12Bの出口温度TB1はなりゆきとなるため、冷水タンク80Bの蓄熱温度Tctが[冷水目標温度+ΔTβ]以上となった場合には補助冷却装置70を起動する。以下の〔C-3〕,〔C-5〕についても同様である。
制御手段100は、第1熱源装置10および/または第2熱源装置20の運転中、負荷設備での温熱需要に応じて、補助加熱装置60を運転させる。
また、制御手段100は、第1熱源装置10および/または第3熱源装置30の運転中、負荷設備での冷水需要に応じて、補助冷却装置70を運転させる。
〔i〕 第1実施形態の冷温水製造システム1は、温水系統と冷水系統が共に水循環(第1負荷設備200Aでの温熱出力、第2負荷設備200Bでの冷熱出力)であり、第2実施形態の冷温水製造システム1は、温水系統と冷水系統が共に一過流通(第1負荷設備200Aでの温水出力、第2負荷設備200Bでの冷水出力)である。
これらに限らず、一方の系統が水循環であり、他方の系統が一過流通である構成(温熱出力と冷水出力の組み合わせや冷熱出力と温水出力の組み合わせ)であってもよい。例えば、冷水系統が冷房(冷水循環)、温水系統が給湯の構成が該当する。なお、水循環の系統の熱需要は、循環水の戻り温度により判断し、一過流通の系統の水需要は、貯留水の水位により判断する。
この場合、制御手段100は、負荷設備での温熱需要と冷熱需要が共にある場合に、第1熱源装置10を先行して起動した後、負荷設備での温熱需要に応じて、第1熱源装置10の単独運転、並びに、第1熱源装置10および第2熱源装置20の協調運転の切り替えを実行してもよい。
また、制御手段100は、負荷設備での冷熱需要がない場合に、第2熱源装置20を先行して起動した後、負荷設備での温熱需要に応じて、第2熱源装置20の単独運転、並びに、第1熱源装置10および第2熱源装置20の協調運転の切り替えを実行してもよい。
この場合、制御手段100は、負荷設備での温熱需要と冷熱需要が共にある場合に、第1熱源装置10を先行して起動した後、負荷設備での冷熱需要に応じて、第1熱源装置10の単独運転、並びに、第1熱源装置10および第3熱源装置30の協調運転の切り替えを実行してもよい。
また、制御手段100は、負荷設備での温熱需要がない場合に、第3熱源装置30を先行して起動した後、負荷設備での冷熱需要に応じて、第3熱源装置30の単独運転、並びに、第1熱源装置10および第3熱源装置30の協調運転の切り替えを実行してもよい。
第2負荷設備200Bでの冷熱需要がない場合、第2熱源装置20を温熱需要に対するベースロード機として先行起動後、第1熱源装置10を温熱需要に対するピークロード機、かつ冷熱需要に対するベースロード機として運転する。これにより、温熱を大量に消費する操業状態では、温水単独取出形ヒートポンプを優先的に活用して、用水W1を効率よく加熱することができる。
第1負荷設備200Aでの温熱需要がない場合、第3熱源装置30を冷水需要に対するベースロード機として先行起動後、第1熱源装置10を冷熱需要に対するピークロード機、かつ温熱需要に対するベースロード機として運転する。これにより、冷熱を大量に消費とする操業状態では、冷水単独取出形ヒートポンプを優先的に活用して、用水W1を効率よく冷却することができる。
第2負荷設備200Bでの冷熱需要がない場合、第2熱源装置20を温熱需要に対するベースロード機として先行起動後、第1熱源装置10を温熱需要に対するピークロード機、かつ冷熱需要に対するベースロード機として運転し、第3熱源装置30を冷熱需要に対するピークロード機として運転する。これにより、温熱を大量に消費する操業状態では、温水単独取出形ヒートポンプを優先的に活用して、用水W1を効率よく加熱することができる。
第1負荷設備200Aでの温熱需要がない場合、第3熱源装置30を冷熱需要に対するベースロード機として先行起動後、第1熱源装置10を冷熱需要に対するピークロード機、かつ温熱需要に対するベースロード機として運転し、第2熱源装置20を温熱需要に対するピークロード機として運転する。これにより、冷熱を大量に消費する操業状態では、冷水単独取出形ヒートポンプを優先的に活用して、用水W1を効率よく冷却することができる。
10 第1熱源装置
11 第1電気式ヒートポンプ
12A 温水側の中間熱交換器
12B 冷水側の中間熱交換器
20 第2熱源装置
21 第2電気式ヒートポンプ
22A 中間熱交換器
30 第3熱源装置
31 第3電気式ヒートポンプ
32A 中間熱交換器
40A 温度センサ
40B 温度センサ
60 補助加熱装置
70 補助冷却装置
80A 温水タンク
80B 冷水タンク
81A 水位センサ
81B 水位センサ
100 制御手段
200A 第1負荷設備
200B 第2負荷設備
Claims (9)
- 事業所内の第1負荷設備で利用する第1用水を温水化すると共に第2負荷設備で利用する第2温水を冷水化する冷温水製造システムであって、
第1電気式ヒートポンプにより第1用水を加熱しつつ、第2用水を冷却する第1熱源装置と、
第2電気式ヒートポンプにより第1用水を加熱しつつ、空気を冷却する第2熱源装置と、
前記第1熱源装置および前記第2熱源装置の運転を制御する制御手段と、を備え、
前記第1負荷設備は、温水化された前記第1用水を間接使用または直接使用することにより温熱需要が発生するものであり、
前記第2負荷設備は、冷水化された前記第2用水を間接使用または直接使用することにより冷熱需要が発生するものであり、
前記制御手段は、
前記第1負荷設備の温熱需要を判断しつつ、この温熱需要に応じて前記第1熱源装置および前記第2熱源装置を運転させ、
前記第2負荷設備の冷熱需要を判断しつつ、この冷熱需要に応じて前記第1熱源装置を運転させ、
前記第1熱源装置および前記第2熱源装置の停止中に前記第1負荷設備の温熱需要があり、かつ前記第2負荷設備の冷熱需要があると判断した場合に、前記第1熱源装置を前記第1負荷設備の温熱需要に対するベースロード機、かつ前記第2負荷設備の冷熱需要に対するベースロード機として先行して起動した後、前記第1熱源装置の運転中に前記第2熱源装置を前記第1負荷設備の温熱需要に対するピークロード機として運転または停止させることにより、前記第1熱源装置の単独運転、並びに、前記第1熱源装置および前記第2熱源装置の協調運転の切り替えを実行し、
前記第1熱源装置および前記第2熱源装置の停止中に前記第1負荷設備の温熱需要があり、かつ前記第2負荷設備の冷熱需要がないと判断した場合に、前記第2熱源装置を前記第1負荷設備の温熱需要に対するベースロード機として先行して起動した後、前記第2熱源装置の運転中に前記第1熱源装置を前記第1負荷設備の温熱需要に対するピークロード機として運転または停止させることにより、前記第2熱源装置の単独運転、並びに、前記第2熱源装置および前記第1熱源装置の協調運転の切り替えを実行する冷温水製造システム。 - 事業所内の第1負荷設備で利用する第1用水を温水化すると共に第2負荷設備で利用する第2用水を冷水化する冷温水製造システムであって、
第1電気式ヒートポンプにより第1用水を加熱しつつ、第2用水を冷却する第1熱源装置と、
第3電気式ヒートポンプにより第2用水を冷却しつつ、空気を加熱する第3熱源装置と、
前記第1熱源装置および前記第3熱源装置の運転を制御する制御手段と、を備え、
前記第1負荷設備は、温水化された前記第1用水を間接使用または直接使用することにより温熱需要が発生するものであり、
前記第2負荷設備は、冷水化された前記第2用水を間接使用または直接使用することにより冷熱需要が発生するものであり、
前記制御手段は、
前記第1負荷設備の温熱需要を判断しつつ、この温熱需要に応じて前記第1熱源装置を運転させ、
前記第2負荷設備の冷熱需要を判断しつつ、この冷熱需要に応じて前記第1熱源装置および前記第3熱源装置を運転させ、
前記第1熱源装置および前記第3熱源装置の停止中に前記第1負荷設備の温熱需要があり、かつ前記第2負荷設備の冷熱需要があると判断した場合に、前記第1熱源装置を前記第1負荷設備の温熱需要に対するベースロード機、かつ前記第2負荷設備の冷熱需要に対するベースロード機として先行して起動した後、前記第1熱源装置の運転中に前記第3熱源装置を前記第2負荷設備の冷熱需要に対するピークロード機として運転または停止させることにより、前記第1熱源装置の単独運転、並びに、前記第1熱源装置および前記第3熱源装置の協調運転の切り替えを実行し、
前記第1熱源装置および前記第3熱源装置の停止中に前記第1負荷設備の温熱需要がなく、かつ前記第2負荷設備の冷熱需要があると判断した場合に、前記第3熱源装置を前記第2負荷設備の冷熱需要に対するベースロード機として先行して起動した後、前記第3熱源装置の運転中に前記第1熱源装置を前記第2負荷設備の冷熱需要に対するピークロード機として運転または停止させることにより、前記第3熱源装置の単独運転、並びに、前記第3熱源装置および前記第1熱源装置の協調運転の切り替えを実行する冷温水製造システム。 - 事業所内の第1負荷設備で利用する第1用水を温水化すると共に第2負荷設備で利用する第2用水を冷水化する冷温水製造システムであって、
第1電気式ヒートポンプにより第1用水を加熱しつつ、第2用水を冷却する第1熱源装置と、
第2電気式ヒートポンプにより第1用水を加熱しつつ、空気を冷却する第2熱源装置と、
第3電気式ヒートポンプにより第2用水を冷却しつつ、空気を加熱する第3熱源装置と、
前記第1熱源装置、前記第2熱源装置および前記第3熱源装置の運転を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記第1負荷設備は、温水化された前記第1用水を間接使用または直接使用することにより温熱需要が発生するものであり、
前記第2負荷設備は、冷水化された前記第2用水を間接使用または直接使用することにより冷熱需要が発生するものであり、
前記第1負荷設備の温熱需要を判断しつつ、この温熱需要に応じて前記第1熱源装置および前記第2熱源装置を運転させ、
前記第2負荷設備の冷熱需要を判断しつつ、この冷熱需要に応じて前記第1熱源装置および前記第3熱源装置を運転させ、
前記第1熱源装置および前記第2熱源装置の停止中に前記第1負荷設備の温熱需要があり、かつ前記第2負荷設備の冷熱需要があると判断した場合に、前記第1熱源装置を前記第1負荷設備の温熱需要に対するベースロード機、かつ前記第2負荷設備の冷熱需要に対するベースロード機として先行して起動した後、前記第1熱源装置の運転中に前記第2熱源装置を前記第1負荷設備の温熱需要に対するピークロード機として運転または停止させると共に、前記第3熱源装置を前記第2負荷設備の冷熱需要に対するピークロード機として運転または停止させることにより、前記第1熱源装置の単独運転、前記第1熱源装置および前記第2熱源装置の協調運転、前記第1熱源装置および前記第3熱源装置の協調運転、並びに、前記第1熱源装置、前記第2熱源装置および前記第3熱源装置の協調運転の切り替えを実行し、
前記第1熱源装置および前記第2熱源装置の停止中に前記第1負荷設備の温熱需要があり、かつ前記第2負荷設備の冷熱需要がないと判断した場合に、前記第2熱源装置を前記第1負荷設備の温熱需要に対するベースロード機として先行して起動した後、前記第2熱源装置の運転中に前記第1熱源装置を前記第1負荷設備の温熱需要に対するピークロード機、かつ前記第2負荷設備の冷熱需要に対するベースロード機として運転または停止させると共に、前記第3熱源装置を前記第2負荷設備の冷熱需要に対するピークロード機として運転または停止させることにより、前記第2熱源装置の単独運転、前記第2熱源装置および前記第1熱源装置の協調運転、前記第2熱源装置および前記第3熱源装置の協調運転、並びに、前記第2熱源装置、前記第1熱源装置および前記第3熱源装置の協調運転の切り替えを実行し、
前記第1熱源装置および前記第3熱源装置の停止中に前記第1負荷設備の温熱需要がなく、かつ前記第2負荷設備の冷熱需要があると判断した場合に、前記第3熱源装置を前記第2負荷設備の冷熱需要に対するベースロード機として先行して起動した後、前記第3熱源装置の運転中に前記第1熱源装置を前記第2負荷設備の冷熱需要に対するピークロード機、かつ前記第1負荷設備の温熱需要に対するベースロード機として運転または停止させると共に、前記第2熱源装置を前記第1負荷設備の温熱需要に対するピークロード機として運転または停止させることにより、前記第3熱源装置の単独運転、前記第3熱源装置および前記第1熱源装置の協調運転、前記第3熱源装置および前記第2熱源装置の協調運転、並びに、前記第3熱源装置、前記第1熱源装置および前記第2熱源装置の協調運転の切り替えを実行する冷温水製造システム。 - 前記制御手段は、
前記第1負荷設備に対して形成された温水回路における温水の戻り温度によって前記第1用水の間接使用による温熱需要を判断、または前記第1負荷設備に対して付設された温水タンクの水位によって前記第1用水の直接使用による温熱需要を判断し、
前記第2負荷設備に対して形成された冷水回路における冷水の戻り温度によって前記第2用水の間接使用による温熱需要を判断、または前記第2負荷設備に対して付設された冷水タンクの水位によって前記第2用水の直接使用による冷熱需要を判断する請求項1~3のいずれか1項に記載の冷温水製造システム。 - 前記第2熱源装置は、前記第3熱源装置で加熱された空気を前記第2電気式ヒートポンプの熱源流体として前記第1用水を加熱する請求項3に記載の冷温水製造システム。
- 燃焼式ボイラにより前記第1用水を加熱する補助加熱装置を備え、
前記制御手段は、前記第1熱源装置の運転中、前記第1負荷設備の温熱需要に応じて、前記補助加熱装置を運転させる請求項1~3および5のいずれか1項に記載の冷温水製造システム。 - 燃焼式ボイラにより前記第1用水を加熱する補助加熱装置を備え、
前記制御手段は、前記第2熱源装置の運転中、前記第1負荷設備の温熱需要に応じて、前記補助加熱装置を運転させる請求項1、3および5のいずれか1項に記載の冷温水製造システム。 - 吸収式または吸着式冷凍機により前記第2用水を冷却する補助冷却装置を備え、
前記制御手段は、前記第1熱源装置の運転中、前記第2負荷設備の冷熱需要に応じて、前記補助冷却装置を運転させる請求項1~3および5のいずれか1項に記載の冷温水製造システム。 - 吸収式または吸着式冷凍機により前記第2用水を冷却する補助冷却装置を備え、
前記制御手段は、前記第3熱源装置の運転中、前記第2負荷設備の冷熱需要に応じて、前記補助冷却装置を運転させる請求項2、3および5のいずれか1項に記載の冷温水製造システム。
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