JP2007218463A - ヒートポンプ給湯冷暖房装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷房運転時における排熱を給湯に利用する省エネ給湯機を提供すること。
【解決手段】少なくとも圧縮機1、給湯用熱交換器2、四方弁3、第1の絞り装置4、室外熱交換器5、第2の絞り装置6、室内熱交換器7を順に環状に接続した回路、前記室外熱交換器5と前記第2の絞り装置6との間から分岐して、前記室内熱交換器7と前記四方弁3との間に接続した回路9からなる冷媒回路と、前記給湯用熱交換器2に接続され、前記給湯用熱交換器2にて加熱された温水の流路である給湯回路とから構成されることを特徴とするもので、冷房運転時の排熱を利用し貯湯運転ができるため、高効率で運転し、消費電力を削減することができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、空調機能と給湯機能を省エネルギで行うヒートポンプ給湯冷暖房装置に関する。
例えば、従来のヒートポンプ給湯冷暖房装置としては、給湯ユニットの熱交換器と室外熱交換器とを並列に配置し、冷房運転を行う場合は冷媒を給湯ユニットの熱交換器と室外熱交換器の双方で冷却、凝縮し、室内ユニットを冷房してきた。
具体的には、図2に示すように、従来のヒートポンプ給湯冷暖房装置は、圧縮機51と、圧縮機51の吐出側に接続された四方弁52と、四方弁52に一端が接続された室外熱交換器53と、室外熱交換器53の他端に一端が接続された第一の膨張弁54、第二の膨張弁61、室内熱交換器62を有し、第二の膨張弁61は第一の膨張弁54と接続され、室内熱交換器62は四方弁52と接続されて冷凍サイクルを構成している。
また、圧縮機51と四方弁52との間に第一の電磁弁55を設け、圧縮機51と第一の電磁弁55との間の冷媒配管から分岐して、第ニの電磁弁56、給湯熱交換器72を、第一の膨張弁54と第二の膨張弁61との間の冷媒配管に合流する経路に、第三の膨張弁71を介して配設されている。
図2の構成において、冷房運転のみを行う場合は、四方弁52を実線の位置に合わせ、第一の膨張弁54を全開にし、第二の膨張弁61を所定開度に絞る一方、第三の膨張弁71 を全閉にすると共に、第一の電磁弁55を開く。そして、圧縮機51から吐出された冷媒は、四方弁52、室外熱交換器53、第一の膨張弁54、第二の膨張弁61、室内熱交換器62、四方弁52及び圧縮機51の順に循環する。
また、暖房運転のみを行う場合は、四方弁52を破線の位置に切替えた後、第一の膨張弁54を全開にし、第二の膨張弁61を所定開度に絞る一方、第三の膨張弁71を全閉にすると共に、第一の電磁弁55を開く。そして、圧縮機51から吐出された冷媒は、四方弁52、室内熱交換器62、第二の膨張弁61、第一の膨張弁54、室外熱交換器53、四方弁52、圧縮機51の順に循環する。
更に、貯湯運転が必要な場合には、四方弁52を破線の位置に合わせると共に、第一の膨張弁54を全開に、第二の膨張弁61を全閉に、第三の膨張弁71を所定開度にする。そして、第一の電磁弁55を閉じ、、第ニの電磁弁56を開き、圧縮機51から吐出された冷媒が、給湯熱交換器72、第三の膨張弁71、第一の膨張弁54、室外熱交換器53、四方弁52および圧縮機51の順に循環して、給湯熱交換器72で凝縮し、室外熱交換器53で蒸発することにより、貯湯運転が可能となる(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−122684号公報
しかしながら、上述した従来のヒートポンプ給湯冷暖房装置では、冷房と給湯、或いは、暖房と給湯の両方が必要な場合、給湯熱交換器と室外熱交換器とが並列であったため、冷媒を二方向に分割しなければならず、効率の低下を招いていた。また、冷房運転の場合には、常に室外熱交換器を運転させることが必要であった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、冷房運転時における排熱を給湯に利用する省エネ給湯機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のヒートポンプ給湯冷暖房装置は、少なくとも圧縮機、給湯用熱交換器、四方弁、第1の絞り装置、室外熱交換器、第2の絞り装置、室内熱交換器を順に環状に接続した回路、前記室外熱交換器と前記第2の絞り装置との間から分岐して、前記室内熱交換器と前記四方弁との間に接続した回路からなる冷媒回路と、前記給湯用熱交換器に接続され、前記給湯用熱交換器にて加熱された温水の流路である給湯回路とから構成されることを特徴とするもので、冷房運転時の排熱を利用し貯湯運転ができるため、高効率で運転し、消費電力を削減することができる。
本発明のヒートポンプ給湯冷暖房装置は、冷房運転時に排熱を給湯に利用する省エネ給湯機を提供することができる。
第1の発明は、少なくとも圧縮機、給湯用熱交換器、四方弁、第1の絞り装置、室外熱交換器、第2の絞り装置、室内熱交換器を順に環状に接続した回路、前記室外熱交換器と前記第2の絞り装置との間から分岐して、前記室内熱交換器と前記四方弁との間に接続した回路からなる冷媒回路と、前記給湯用熱交換器に接続され、前記給湯用熱交換器にて加熱された温水の流路である給湯回路とから構成されることを特徴とするもので、給湯運転、暖房運転、冷房運転、給湯暖房運転、冷房排熱を利用した給湯運転を行うことができる。
第2の発明は、第1の発明の給湯回路に給湯用熱交換器にて加熱された温水を貯湯する貯湯槽を備え、前日に使用した給湯量と冷房運転時間から、翌日の冷房運転時間を予測し、冷房排熱を利用する貯湯量を設定し、夜間の貯湯運転で沸き上げる貯湯量を決定し、夜間の貯湯運転を行うように制御することとしたため、消費電力の削減と、貯湯槽の湯切れを防止することができる。
第3の発明は、第1の発明の給湯回路に給湯用熱交換器にて加熱された温水を貯湯する貯湯槽を備え、1日の給湯や冷房運転の発生分布を、いくつかの時間帯に分け、それぞれの時間帯毎の給湯発生量と冷房運転時間の1週間毎のデータを記憶し、曜日毎の給湯発生量と冷房運転時間から、翌日の給湯発生量と冷房運転時間の予測を行い、夜間の貯湯運転で沸き上げる貯湯量を決定し、夜間の貯湯運転を行うように制御することとしたため、消費電力をさらに削減でき、貯湯槽の湯切れを防止することができる。
第4の発明は、第3の発明において、時間帯毎の給湯発生量と冷房運転時間の1週間毎のデータを1ヶ月間記憶し、曜日毎の給湯発生量と冷房運転時間の平均値を算出し、曜日毎のデータも考慮し、翌日の給湯発生量と冷房運転時間の予測を行うこととしたため、消費電力をさらに削減でき、貯湯槽の湯切れを防止することができる。
第5の発明は、第2〜第4のいずれかの発明において、カレンダーや外気温の変化を考慮して、翌日の給湯発生量と冷房運転時間の予測を行うこととしたため、消費電力をさらに削減でき、貯湯槽の湯切れを防止することができる。
第6の発明は、第1〜5のいずれかの発明の冷媒回路の冷媒として炭酸ガスを用いたので、給湯水の高温化を高効率で実現すると共に、冷媒が外部に漏れた場合にも、地球温暖化への影響は非常に少なくなる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
なお、各実施例において、同じ構成、同じ動作をする部分については同一符号を付与し、詳細な説明を省略する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるヒートポンプ給湯冷房暖房装置の構成図を示すものである。
図1において、圧縮機1、給湯用熱交換器2、四方弁3、第1の絞り装置4、室外熱交換器5、第2の絞り装置6、室内熱交換器7を順に環状に接続し、室外熱交換器5と第2の絞り装置6の間の冷媒配管から分岐し、二方弁8を介して室内熱交換器7と四方弁3の間の冷媒配管に接続しバイパス回路9を構成し、冷媒として炭酸ガスを封入して冷媒循環回路を形成し、室外熱交換器5は、室外空気を送風するための室外ファン10、室内熱交換器7は室内空気を送風するための室内ファン11を備えている。
また、貯湯槽12、循環ポンプ13、給湯用熱交換器2を順に接続した給湯回路を形成しており、圧縮機1より吐出された高温高圧の過熱ガス冷媒は給湯用熱交換器2に流入し、ここで循環ポンプ13から送られてきた水を加熱するようになっている。
また、給湯用熱交換器2に流入する入水温度を検知する入水温度センサ21と給湯用熱交換器2から流出する出湯温度を検知する出湯温度センサ22と室外気温を検知する室外気温センサ23、貯湯槽12の残湯量を検出する複数の残湯温度センサ24〜27を設け、圧縮機1の運転周波数や第1の絞り装置4や第2の絞り装置6の開度、室外ファン10や室内ファン11の回転数、循環ポンプ13の回転数を制御する制御装置30を設置している。
以上のように構成されたヒートポンプ給湯冷暖房装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず、貯湯運転を行う場合、運転信号により、第2の膨張弁6を全閉、二方弁8を開き、圧縮機1が運転される。冷媒は圧縮機1で圧縮され高温高圧となり、給湯熱交換器2で水を加熱することにより放熱し、四方弁3を通り、第1の絞り装置4により低温低圧となり、室外熱交換器5により大気から吸熱し蒸発し、バイパス回路10、四方弁3を通り、圧縮機1に戻る。また、給湯回路では、貯湯槽12の下部から循環ポンプ13により給湯熱交換器2に水が供給され、給湯熱交換器2で加熱される。
そして、加熱され高温となった湯は、貯湯槽12の上部に流入し、上部から次第に貯湯されていく。そして、貯湯槽12に湯がいっぱいになり沸き上げ運転完了近くになると、湯水混合層が給湯熱交換器2に流入し、給湯熱交換器2の入口水温は上昇する。入水温度センサ21により給湯熱交換器2の入口水温が第1の設定値(例えば55℃)に達したことを検知し、圧縮機1の運転を停止する。
通常、給湯端末から供給される湯温は45℃以下であるが、貯湯運転では、給湯回路の加熱温度を60℃以上として貯湯槽12への蓄熱量を増加させることにより、貯湯槽12の容量を少なくし、貯湯槽12を小型とすることができる。
なお、給湯端末から45℃で給湯する場合、市水温度は季節により変動するため、市水
温度と外気温度によりヒートポンプ給湯冷暖房装置の加熱必要能力は変化する。
そのため、室外気温や市水温度により給湯回路の加熱温度を60℃から90℃に変化させて、貯湯槽12への蓄熱量を変化させる。特に冬期は市水温度が低下し、さらに室外気温が低下するため、ヒートポンプ給湯冷暖房装置の加熱能力が低下するため、給湯回路の加熱温度を高くして、貯湯槽12への蓄熱量を増加させる必要がある。
次に、暖房運転を行う場合、運転信号により、第1の膨張弁4を全開、二方弁8を閉じ、第2の膨張弁6は所定の開度に制御され、圧縮機1が運転される。冷媒は圧縮機1で圧縮され高温高圧となり、四方弁3を通り、室内熱交換器7で室内ファン11により室内熱交換器7に送られる室内空気に放熱して、室内を暖房し、第2の絞り装置4で低圧低温の冷媒となり、室外ファン10により室外熱交換器5に送られる空気で室外空気から吸熱し蒸発し、四方弁3を通り、圧縮機1に戻る。この時、循環ポンプ13を運転すれば、給湯熱交換器2で水を加熱することにより放熱し貯湯運転を行うことができ、循環ポンプ13を運転しなければ、水を給湯熱交換器2に供給しないため放熱せず、貯湯運転を行わない。
次に、冷房運転を行う場合、運転信号により、第1の膨張弁4を全開、二方弁8を閉じ、第2の膨張弁6は所定の開度に制御され、圧縮機1が運転される。冷媒は圧縮機1で圧縮され高温高圧となり、四方弁3を通り、第1の絞り装置4を通り、室外ファン10により室外熱交換器5に送られる空気で高温高圧の冷媒は大気に放熱し凝縮し、第2の絞り装置6で低圧低温の冷媒となり、室内ファン11により室内熱交換器7に送られる室内空気から吸熱して、室内を冷房し、四方弁3を通り、圧縮機1に戻る。この時、循環ポンプ13は運転せず、水を給湯熱交換器2に供給しないため放熱せず、貯湯運転は行わない。
次に、冷房運転を行い。その排熱により給湯を行う場合、運転信号により、第1の膨張弁4は所定の開度に制御され、第2の膨張弁6を全開、二方弁8を閉じ、圧縮機1が運転される。冷媒は圧縮機1で圧縮され高温高圧となり、給湯熱交換器2で水を加熱することにより放熱し、四方弁3、第1の絞り装置4で低圧低温の冷媒となり、室外熱交換器5、第2の絞り装置6を通り、室内ファン11により室内熱交換器7に送られる室内空気から吸熱して、室内を冷房し、四方弁3を通り、圧縮機1に戻る。この時、室外ファン10は運転せず、室外熱交換器5から放熱しない。
さらに、室内温度が設定温度より低下した場合、室内ファン11を停め冷房運転を停止する。そして、第2の膨張弁6を全閉に制御し、二方弁8を開き、室外ファン10を運転する。冷媒は圧縮機1で圧縮され高温高圧となり、給湯熱交換器2で水を加熱することにより放熱し、四方弁3、第1の絞り装置4で低圧低温の冷媒となり、室外ファン10により室外熱交換器5に送られる空気から吸熱し、バイパス回路8、四方弁3を通り、圧縮機1に戻る。
この様に暖房運転、暖房・貯湯運転、冷房運転、冷房・貯湯運転を行うことができる。また冷房時の排熱を給湯に使用することで、消費電力を削減することが出来る。
通常、貯湯運転は安価な夜間電力を使用し夜間に行うため、電力料金を安くできる。
さらに冷房時の排熱を利用する貯湯運転について詳しく説明する。
その年初めて冷房運転する場合は、夜間に貯湯槽全量沸上を行っているため、冷房排熱を利用した貯湯運転を行うことは出来ないが、その次の日は、前日までに使用した給湯量と冷房運転時間から、冷房運転時間を予測し、冷房排熱を利用する貯湯量を設定し、貯湯槽容量から残湯量を差し引いた沸上必要量を算出し、その沸上必要量から冷房排熱を利用
する貯湯量を引いた貯湯量を夜間の貯湯運転で沸き上げる貯湯量として、夜間の貯湯運転を行う。
例えば、貯湯槽12の容量が370L、残湯量150Lとすると、その日使用した湯の量は65℃で220Lであり、沸上必要量は220Lとなる。また、前日5時間冷房運転を行ったとすると、その時の消費電力量または運転電流値から消費電力量W(4kWh)を推定し、推定COP(4.0)と入水温度Twi(15℃)、沸上温度Two(65℃)から、排熱を利用して沸上できる貯湯量Qcwを算出する。貯湯量Qcwは、W*COP/(Two−Twi)にて算出され、上記値を代入すると、138Lとなる。従って、夜間の貯湯運転で沸き上げる貯湯量は、沸上必要量(220L)より、貯湯量(138L)を減じたもので、82Lとなる。
従って、夜間貯湯運転で82Lの沸上を行い、昼間の冷房運転の排熱を使用して、残りの138Lを沸き上げる。この結果、消費電力は貯湯運転と冷房運転を別々に行うより低減することが出来る。
また、1日の給湯や冷房運転の発生分布を、いくつかの時間帯、例えば、午前0時〜6時、6時〜12時、午後12時〜18時、18時〜24時の4つの時間帯に分け、それぞれの時間帯毎の給湯発生量と冷房運転時間の1週間毎のデータを1ヶ月間記憶し、曜日毎の給湯発生量と冷房運転時間の平均値を算出し、当日の給湯発生量と冷房運転時間だけでなく、曜日毎のデータも考慮し、より生活パターンに応じた翌日の給湯発生量と冷房運転時間の予測を行い、夜間の貯湯運転時間を決定する。
例えば、平日は給湯発生量と冷房運転が午後18時時〜24時に多く発生し、その他の時間では冷房運転をほとんど行われない場合、冷房排熱を利用する貯湯運転は、給湯発生時と重なり、貯湯槽12の湯がなくなってしまう、いわゆる湯切れの可能性がある。その場合は曜日毎のデータから、給湯発生量と冷房運転が午後18時時〜24時に発生すると判断し、夜間の貯湯量を増加させ湯切れの発生を防止する。
また、休日は冷房運転を午前6〜24時行い、給湯発生量が午後18時時〜24時に多く発生する場合、残湯量が一定量(例えば100L)以上あれば、夜間の貯湯を行わず、冷房排熱のみで貯湯運転をおこなうことで、消費電力を低減できる。このように、機器が使用される曜日毎のパターンを記憶し、それにより夜間の貯湯運転を制御することで、消費電力の低減と湯切れの防止が可能になる。
なお、曜日毎の給湯発生量と冷房運転時間の平均値ではなく、最大値を用いると、より湯切れを起こす可能性が低くなる。また、標準偏差を算出しばらつきを考慮すると、さらに湯切れを起こす可能性が低くなる。
また、曜日毎の平均値などのデータだけでなく、カレンダーや外気温の変化により、7月で外気温が高くなり、だんだん暑くなる季節では冷房運転時間を長く予測し、9月になり外気温が下がり始めると冷房運転時間を短く予測することで、より冷房排熱を利用し、消費電力を低減し、湯切れを防止することが出来る。
以上のように、本発明にかかるヒートポンプ給湯冷暖房装置は、冷房排熱を利用して貯湯運転を行うことができるので、高温を得るヒートポンプ給湯機や高温風を得る空調機等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1におけるのヒートポンプ給湯冷暖房装置の構成図 従来のヒートポンプ給湯冷暖房装置の構成図
符号の説明
1 圧縮機
2 給湯用熱交換器
3 四方弁
4 第1の絞り装置
5 室外熱交換器
6 第2の絞り装置
7 室内熱交換器
8 二方弁
9 バイパス回路
10 室外ファン
11 室内ファン
12 貯湯槽
13 循環ポンプ
21 入水温度センサ
22 出湯温度センサ
23 室外気温センサ
24〜27 複数の残湯温度センサ

Claims (6)

  1. 少なくとも圧縮機、給湯用熱交換器、四方弁、第1の絞り装置、室外熱交換器、第2の絞り装置、室内熱交換器を順に環状に接続した回路、前記室外熱交換器と前記第2の絞り装置との間から分岐して、前記室内熱交換器と前記四方弁との間に接続した回路からなる冷媒回路と、前記給湯用熱交換器に接続され、前記給湯用熱交換器にて加熱された温水の流路である給湯回路とから構成されることを特徴とするヒートポンプ給湯冷暖房装置。
  2. 給湯回路に給湯用熱交換器にて加熱された温水を貯湯する貯湯槽を備え、前日に使用した給湯量と冷房運転時間とから、翌日の冷房運転時間を予測し、冷房排熱を利用する貯湯量を設定し、貯湯槽容量から残湯量を差し引いた沸上必要量を算出し、前記沸上必要量から冷房排熱を利用する貯湯量を引いた貯湯量を夜間の貯湯運転で沸き上げる貯湯量として、夜間の貯湯運転を行うように制御することを特徴する請求項1記載のヒートポンプ給湯冷暖房装置。
  3. 給湯回路に給湯用熱交換器にて加熱された温水を貯湯する貯湯槽を備え、1日の給湯や冷房運転の発生分布を、いくつかの時間帯に分け、それぞれの時間帯毎の給湯発生量と冷房運転時間の1週間毎のデータを記憶し、曜日毎の給湯発生量と冷房運転時間から、翌日の給湯発生量と冷房運転時間の予測を行い、夜間の貯湯運転で沸き上げる貯湯量を決定し、夜間の貯湯運転を行うように制御することを特徴する請求項1記載のヒートポンプ給湯冷暖房装置。
  4. 時間帯毎の給湯発生量と冷房運転時間の1週間毎のデータを1ヶ月間記憶し、曜日毎の給湯発生量と冷房運転時間の平均値を算出し、曜日毎のデータも考慮し、翌日の給湯発生量と冷房運転時間の予測を行うことを特徴する請求項3記載のヒートポンプ給湯冷暖房装置。
  5. カレンダーや外気温の変化を考慮して、翌日の給湯発生量と冷房運転時間の予測を行うことを特徴する請求項2〜4のいずれか1項に記載のヒートポンプ給湯冷暖房装置。
  6. 冷媒として炭酸ガスを用いたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のヒートポンプ給湯冷暖房装置。
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