JP7419759B2 - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本開示は、シート搬送装置及び画像形成装置に関し、特に、給紙ローラーの清掃に伴って発生し得る不具合に関係なく、その後のシート搬送を正常に実行させる技術に関する。
画像形成装置は、画像形成に供する記録シート束を給紙トレイに収容しておき、当該給紙トレイから記録シートを1枚ずつ給紙しながら画像形成を実行する。
記録シートの給紙の際は、具体的には図2(c)に示すように、まず記録シート束Bの上面に当接したピックアップローラー101を矢印C方向に回転させることによって上位の記録シートPを給紙ローラー102へ向けて送り出す。給紙ローラー102には捌きローラー103が圧接されており、給紙ローラー102が矢印D方向に回転して最上位の記録シートPを給送する一方、捌きローラー103は矢印E方向に回転することによって、最上位の記録シートPと重送された記録シートPを分離する。このようにして、記録シートPが1枚ずつ給紙される。
近年では、画像形成にはさまざまな種類の記録シートPが供されるようになってきており、記録シートPの種類によってはかなり多くの紙粉を発生させるものがある。また、給紙ローラー102は、記録シートPが重送されていない場合には捌きローラー103による逆送に打ち勝って記録シートPを給紙しなければならない都合上、最外層である弾性層の摩擦係数が高くなっている。このように給紙ローラー102と記録シートPとの間の摩擦が大きいと、記録シートPから紙粉が発生し易くなる。
記録シートPから発生した紙粉が給紙ローラー102の外周面に付着すると、給紙ローラー102と記録シートPとの間の摩擦が低下するので、給紙時に給紙ローラー102と記録シートPとの間でスリップが発生し易くなる。特に、紙粉の付着量が多く、当該スリップが顕著になった場合には、紙詰まり(給紙ジャム)が発生する恐れさえある。
このような問題に対して、例えば、給紙ローラー102を空回転させて紙粉を除去する対策が考えられる。この場合において、給紙ローラー102に向けて記録シートPが送り出されていないことを確認してから給紙ローラー102を回転させることにすれば、紙粉を除去する際に誤って給紙ローラー102に記録シートPが給送されるのを防止することができる(例えば、特許文献1を参照)。
特開平08-067372号公報
給紙トレイ100から記録シートPを給紙する際に、ピックアップローラー101に確実に記録シートPを送り出させるためには、ピックアップローラー101を記録シート束Bの上面に対して適切な圧接力で圧接する必要がある。このため、記録シート束Bの上面によってピックアップローラー101が所定の高さまで押し上げられるまで、記録シート束Bをリフトアップして、記録シート束Bの上面をピックアップローラー101に圧接させる。
記録シート束Bの上面が適切な高さに到達するまで、記録シート束Bをリフトアップしたかどうかを検出するために、給紙位置到達センサー108が設けられている。記録シート束Bの上面が適切な高さに到達したことを、給紙位置到達センサー108が検出すると、リフトアップが停止され、給紙可能な状態になったと判断される。
給紙ローラー102の外周面に付着した紙粉を除去するために、給紙ローラー102を空回転させる際に、記録シートPが誤って給紙されるのを防止するためには、記録シート束Bがリフトアップされておらず、その上面がピックアップローラー101に圧接していないことを確認する必要がある。この確認は、給紙位置到達センサー108が記録シート束の上面を検出していないことを確認することによって行われる。
しかしながら、図2(d)に示すように、記録シート束Bがリフトアップされていなくても、画像形成装置のユーザーが給紙トレイ100に積載可能な枚数を超えた枚数の記録シートを給紙トレイ100に収容すると、記録シート束Bの上面にピックアップローラー101が接触してしまうことがある。しかも、記録シート束Bの上面が給紙位置到達センサー108に接触しない高さになっていることがあり得る。
一方、ピックアップローラー101と給紙ローラー102とは駆動源が共通になっているのが一般的であり、紙粉除去のために給紙ローラー102を回転駆動すると、ピックアップローラー101もまた回転してしまう。
このため、給紙位置到達センサー108が記録シート束Bの上面を検出していないからと言って、給紙トレイ100に記録シートPが過剰積載されている状態で、給紙ローラー102を空回転させて、紙粉を除去しようとすると、ピックアップローラー101が記録シートPを誤って送り出し、更に、当該記録シートPを給紙ローラー102が給送してしまう。
紙粉を除去する場合、給紙ローラー102は所定時間だけ回転駆動された後、停止される。このため、誤って給送された記録シートPは搬送経路141上に残留してしまう。搬送経路141上に記録シートPが残留している状態で画像形成を実行すると、画像形成に供する記録シートPを正常に搬送することができなくなって、紙詰まり等の不具合が発生し得る。また、他の給紙トレイ100から給送された記録シートPの搬送経路141を塞いでしまう恐れもある。
本開示は、上述のような問題に鑑みて為されたものであって、紙粉除去のために給紙ローラーを回転させた後の画像形成を正常に実行することができるシート搬送装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示の一形態に係るシート搬送装置は、シート束を収容するシート収容部と、前記シート束の上面が所定の高さ以上であるときに最上位のシートを搬送できるように回転動作する搬送手段と、前記搬送手段が前記シートを搬送したことを検知する検知手段と、前記シートの搬送を伴わない回転動作による清掃を目的として、前記搬送手段に回転動作を開始させ、当該回転動作中に、前記検知手段が前記搬送を検出したら、当該回転動作を停止させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
この場合において、前記シート収容部に、過剰積載によって、前記上面が前記高さ以上となる収容量のシート束が収容され、前記制御手段は、前記検知手段が、前記清掃を目的とする回転動作に起因する最上位のシートの搬送を検出した場合に、当該回転動作を停止させてもよい。
また、前記回転動作による清掃と並行して、前記上面が前記高さよりも高い上限高さに達するまで、前記シート束を上昇させる上昇手段を備え、前記制御手段は、前記上昇手段が前記シート束を上昇させることによって、当該上面が前記高さに達したことに起因する最上位のシートの搬送を、前記検知手段が検出したら、前記回転動作を停止させてもよい。
また、前記検知手段が前記搬送を検知したら、前記シート収容部にシートが過剰積載されている旨を報知する報知手段を備えてもよい。
また、前記制御手段前記回転動作停止させた後、前記検知手段が検知したシートを装置外に排出する排出手段を備えてもよい。
また、前記搬送手段は、シート束の上面に当接して、最上位のシートを送り出すピックアップローラーと、シート搬送方向における前記ピックアップローラーよりも下流側に配置され、前記ピックアップローラーが送り出したシートを給送する給紙ローラーと、前記給紙ローラーが重送するシートを分離する分離手段と、を備え、前記回転動作は、前記ピックアップローラーと前記給紙ローラーとを回転させる動作であってもよい。
また、前記ピックアップローラー、前記給紙ローラーおよび前記分離手段を共通して駆動する駆動源を備えてもよい。
また、前記シート収容部、前記搬送手段、前記検知手段および前記制御手段を複数セット備えており、前記複数の検知手段は、互いに異なる前記シート収容部から搬送されたシートの搬送経路が合流する位置よりも、シート搬送方向における上流側にそれぞれ配設されていてもよい。
また、本開示の一形態に係る画像形成装置は、本開示の一形態に係るシート搬送装置と、前記シート搬送装置が給送したシートに画像を形成する画像形成手段と、を備えることを特徴とする。
このようにシート検知手段にてシートの誤給送を検知した場合に、シートの給送動作を停止させれば、誤給送されたシートが、その後の画像形成処理に供される記録シートの給送の妨げになるのを防止することができるので、当該画像形成処理を円滑に実行することができる。
画像形成装置1の主要な構成を示す図である。 給紙トレイ100の主要な構成を示す図であって、(a)は記録シート束Bをリフトアップする前の状態を示し、(b)は記録シート束Bをリフトアップする途中の状態を示し、(c)は記録シート束Bのリフトアップを完了した状態を示し、(d)は記録シート束Bを過剰積載した状態を示す。 制御部131の主要な構成を示すブロック図である。 制御部131の動作を表すフローチャートである。 本開示の変形例に係る制御部131の動作を表すフローチャートである。 本開示の別の変形例に係る制御部131の動作を表すフローチャートである。 本開示の更に別の変形例に係る制御部131の動作を表すフローチャートである。
以下、本開示に係るシート搬送装置および画像形成装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
[1]第1の実施の形態
(1-1)画像形成装置の構成
本実施の形態に係る画像形成装置1はいわゆるタンデム方式のカラープリンター装置であって、図1に示すように、無端状の中間転写ベルト121を駆動ローラー123、従動ローラー122に掛け回して、矢印A方向に周回走行させる。中間転写ベルト121の下方には、中間転写ベルト121の走行方向における上流側から順に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像を形成する作像部110Y、110M、110C、110Kおよび画像濃度センサー125が配置されている。画像濃度センサー125は、画像安定化処理の際に、中間転写ベルト121が担持するトナーパッチの濃度を検出するセンサーである。
作像部110Y、110M、110C、110Kは概ね同様の構成を備えているので、作像部110Yを例にとって説明する。作像部110Yは、感光体ドラム111Yとその周囲に配置された帯電装置112Y、露光装置113Y、現像装置114Y、1次転写ローラー115Yおよび清掃装置116Yを有している。帯電装置112Yは感光体ドラム111Yの外周面を一様に帯電させる。
露光装置113Yは画像データに応じて変調されたビーム光を感光体ドラム111Yの外周面に照射することによって静電潜像を形成する。現像装置114YはY色のトナーを供給することによって静電潜像を現像し、Y色のトナー像を形成する。1次転写ローラー115Yは、感光体ドラム111Yとともに中間転写ベルト121を挟持した状態で1次転写バイアス電圧が印可されている。感光体ドラム111Yの外周面上に担持されているY色のトナー像は、1次転写バイアスによって1次転写ローラー側に静電吸着されるので、中間転写ベルト101の外周面上に転写される(1次転写)。
作像部110M、110Cおよび110Kも作像部110Yと同様にしてMCK各色のトナー像を形成する。このようにして形成されたYMCK各色のトナー像は、中間転写ベルト121の外周面上で互いに重なり合うように、タイミングを合わせて一次転写される。これによって、カラートナー像が形成される。中間転写ベルト121は、周回走行することによって、カラートナー像を2次転写位置まで搬送する。
画像形成装置1は、互いに紙種が異なる2種類の記録シートPを給紙するために2つの給紙トレイ100a、100bを備えている。給紙トレイ100a、100bおよび給紙トレイ100a、100bから記録シートPを給紙するための構成は概ね同様であるため、これらを区別するための文字a、bを省いて説明する。
給紙トレイ100は、画像形成装置1の正面側に引き出し可能に画像形成装置1の内部に収容されている。画像形成装置1のユーザーやサービスマンは、給紙トレイ100を引き出した状態で、複数の記録シートPを束ねた記録シート束Bを給紙トレイ100内に積載することができる。ユーザー当は記録シート束Bの積載を完了した後、給紙トレイ100を画像形成装置1内へ押し込む。給紙トレイ開閉センサー109は給紙トレイ100毎に開閉状態を検出する。
図2(a)に示すように、給紙トレイ100の底部には押し上げ板201が配設されており、記録シート束Bは押し上げ板201上に積載される。押し上げ板201は、リフトモーター202が不図示の昇降機構を駆動することによって上下に移動する。記録シート束Bから記録シートPを給紙する場合には、図2(b)に示すように、押し上げ板201が上方へ移動することによって、記録シート束Bの上面がピックアップローラー101に接触する。
単に接触しただけで、ピックアップローラー101が記録シート束Bの上面に対して押圧されていない状態では、ピックアップローラー101の外周面と記録シート束Bの上面との摩擦力がほとんど発生しない。従って、ピックアップローラー101を回転させても、記録シートPを確実に送り出すことはできない。そこで、リフトモーター202は、記録シート束Bの上面がピックアップローラー101に接触した後も、押し上げ板201を更に上方へ移動させる。
ピックアップローラー101は、所定の範囲内で上下方向に移動可能に支持されているおり、記録シート束Bの上面が上昇すると、図2(b)に対して図2(c)に示すように、ピックアップローラー101が記録シート束Bの上面によって持ち上げられるので、ピックアップローラー101がその自重によって記録シート束Bの上面に押圧される。
このような自重による押圧によって、ピックアップローラー101と記録シートPとの間で、記録シートPを送り出すのに十分な摩擦力を得ることができるように、ピックアップローラー101の重量が設定されている。
その後、図2(c)に示すように、記録シート束Bの上面が所定の上限高さに到達したことを給紙位置到達センサー108が検知すると、リフトモーター202が停止する。この状態で、ピックアップローラー101が、記録シート束B中の上位の記録シートPを送り出す。給紙ローラー102は、ピックアップローラー101が送り出した記録シートPを搬送経路141に向かって給送する。ピックアップローラー101と給紙ローラー102とは共通の駆動源である給紙モーター203(図2に図示。)によって回転駆動される。
記録シート束Bの最上位の記録シートPに他の記録シートPが重送されている場合には、捌きローラー103が最上位の記録シートPの搬送方向とは逆方向に重送シートを搬送するように回転することによって、記録シートPの重送を解消する。これによって、記録シートPが搬送経路141に向かって1枚だけ給送される。
給紙センサー104は、記録シートPの搬送方向における給紙ローラー102よりも下流側であって、かつ、給紙トレイ100aから給送された記録シートPの搬送経路と、給紙トレイ100bから給送された記録シートPの搬送経路との合流位置142よりも上流側に配設されている。給紙センサー104は、記録シートPの先端が搬送経路141上の所定の位置に到達したか否かを検知する。
ピックアップローラー101による記録シートPの送り出しを開始してから、所定の時間が経過するまでに給紙センサー104が記録シートPの先端を検出しない場合には、給紙ローラー102と記録シートPとの間の滑りや紙詰まり等の不具合が発生したと判定する。
先端センサー105は、記録シートPの先端を検出する。先端センサー105が記録シートPの先端を検出してから所定時間T1を経過すると、当該記録シートPの先端が搬送ローラー106のローラーニップに突入したと考えられるので、搬送ローラー106の回転駆動を開始するとともに、ピックアップローラー101および給紙ローラー102の回転駆動を停止し、記録シートPに従動して自由に回転できるようにする。搬送ローラー106の回転駆動によって記録シートPが搬送されると、当該記録シートPが給紙ローラー102のローラーニップから引き抜かれることになる。
なお、先端センサー105aが記録シートPの先端を検出してから所定時間T1を経過した後、搬送ローラー106aの回転駆動を開始する際には、ピックアップローラー101aおよび給紙ローラー102aに加えて、搬送ローラー106bの回転駆動も停止して、自由回転可能にする。このようにすれば、給紙トレイ100bから記録シートPを給紙する場合にも、記録シートPを円滑に搬送することができる。
記録シートPの搬送方向における搬送ローラー106aの下流側には、レジストローラー107が配設されている。搬送ローラー106aの回転駆動を開始してから所定時間T2を経過するまで、言い換えると先端センサー105aが記録シートPの先端を検出してから所定時間(T1+T2)を経過するまで、レジストローラー107の回転を停止する。このようにすれば、レジストローラー107のローラーニップに記録シートPの先端を突き当てた状態で、搬送ローラー106aが記録シートPの搬送を継続して、記録シートPにループを形成させるので、記録シートPのスキューが補正される。
その後、中間転写ベルト121によるカラートナー像の搬送にタイミングを合わせて、レジストローラー107の回転駆動が開始される。駆動ローラー123と2次転写ローラー124とは、中間転写ベルト121を挟み込んだ状態で、ローラーニップを形成しており、2次転写ローラー124には2次転写バイアスが印加されている。
このローラーニップに記録シートPが突入すると、中間転写ベルト121が担持しているカラートナー像が、2次転写バイアスによって2次転写ローラー側に静電吸着されるので、記録シートPに転写される(2次転写)。その後、記録シートPは、定着装置126によってカラートナー像を熱定着され、排紙ローラー127によって排紙トレイ128上へ排出される。
制御部131は、画像形成装置1の画像形成動作を制御する。また、制御部131は、操作パネル132を用いて、画像形成装置1のユーザーに情報を提示したり、ユーザーの操作入力を受け付けたりする。操作パネル132は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD: Liquid Crystal Display)にタッチパッドを重畳したタッチパネルや、ハードキーを備えている。
(1-2)制御部131の構成
次に、制御部131の構成と動作について説明する。
制御部131は、図3に示すように、CPU(Central Processing Unit)301やROM(Read Only Memory)302、RAM(Random Access Memory)303等を備えている。CPU301は、画像形成装置1に電源が投入される等してリセットされると、ROM302からブートプログラムを読み出して起動し、RAM303を作業用記憶領域として、HDD(Hard Disk Drive)304から読み出して、OS(Operating System)やアプリケーション・プログラム、制御プログラム等を実行する。
NIC(Network Interface Card)305は、画像形成装置1が、LAN(Local Area Network)やインターネット等の通信ネットワーク(図示省略)を経由して、他の装置と通信するための処理を実行する。タイマー306は所定の時間を経過したかどうかを確認するために用いられる。
CPU301は、制御プログラムを実行することによって、給紙センサー104や給紙位置到達センサー108、給紙トレイ開閉センサー109の検出信号を参照したり、操作パネル132を用いてユーザーに情報を提示したり、ユーザーの操作入力を受け付けたりする。制御部131がリフトモーター202を駆動制御すれば、記録シート束Bを積載した押し上げ板を上下に移動させることができる。
制御部131が給紙モーター203を駆動制御すれば、ピックアップローラー101、給紙ローラー102および捌きローラー103を回転駆動して、記録シートPを給送したり、給紙ローラー102の外周面に付着した紙粉等の異物を除去したりすることができる。制御部131は、上記以外のセンサーが出力する検出信号を参照したり、上記以外のモーター等を駆動制御したりもするが、ここでは説明を割愛する。
(1-3)制御部131による給紙ローラー102の清掃動作
次に、制御部131による給紙ローラー102の清掃動作について説明する。
制御部131は、給紙ローラー102の外周面に付着した紙粉等の異物を除去する際には、図4に示すように、給紙トレイ開閉センサー109の検出信号を参照して、給紙トレイ100が画像形成装置1内に押し込まれているか確認する。給紙トレイ100が閉じられている場合には(S401:YES)、制御部131は給紙位置到達センサー108の検出信号を参照する。
記録シート束Bの上面が所定の上限高さに到達している場合、給紙位置到達センサー108はオンし、記録シート束Bの上面が所定の上限高さに到達していない場合には、給紙位置到達センサー108はオフする。給紙位置到達センサー108がオンしている場合には(S402:NO)、ピックアップローラー101が記録シート束Bの上面に接触していると判断される。
この状態で、給紙ローラー102を空回転させて紙粉等を除去しようとしても、給紙ローラー102とともにピックアップローラー101もまた回転駆動されるので、給紙ローラー102へ向かって記録シートPが送り出されてしまう。記録シートPが給紙ローラー102に到達すると、給紙ローラー102を空回転させることができないので、紙粉等を除去することができない。このため、処理を終了する。
給紙位置到達センサー108がオフしている場合には(S402:YES)、給紙センサー104の検出信号を参照する。給紙センサー104は、記録シートPの搬送経路上における検出範囲内に記録シートPが進入している場合にオンする一方、当該検出範囲内に記録シートPが存在していない場合にはオフする。給紙センサー104がオンしている場合には(S403:NO)、給紙センサー104の検出範囲内に記録シートPが存在しているため、当該記録シートPが給紙ローラー102のローラーニップに噛み込んでいる可能性がある。
記録シートPが給紙ローラー102のローラーニップに噛み込んでいる状態で、給紙ローラー102を回転駆動しても、紙粉等を除去することができない。そればかりか、当該記録シートPが搬送経路141へ給送されてしまい、その後の画像形成時において記録シートPを搬送する妨げとなる恐れがある。このため、給紙ローラー102を回転駆動することなく、処理を終了する。
給紙センサー104がオフしている場合には(S403:YES)、給紙ローラー102を空回転させるために給紙モーター203を駆動する時間を計測するために、駆動時間タイマー306のタイマー値をゼロクリアした後、カウントアップを開始する(S404)。更に、給紙モーター203を駆動して、給紙ローラー102の回転を開始する(S405)。
なお、給紙ローラー102を空回転させる時間を計測する方法については、
その後、給紙センサー104の検出信号を繰り返し参照して、給紙センサー104がオフのままである場合には(S406:NO)、駆動時間タイマー306のタイマー値を参照する(S407)。タイマー値が所定の閾値(例えば、5秒)以下である場合には(S408:NO)、ステップS406へ進んで、給紙ローラー102の空回転を継続して、紙粉等を除去する。
タイマー値が所定の閾値を超えた場合には(S408:YES)、給紙ローラー102の回転駆動を停止して、紙粉等の除去を終了する(S409)。また、その後の画像形成の際に記録シートPを速やかに給送することができるように、リフトモーター202を駆動して、記録シート束Bの上面が所定の上限高さに到達したことを給紙位置到達センサー108が検出するまで、押し上げ板201を上昇させてから(S410)、処理を終了する。
図2(d)に示すように、画像形成装置1のユーザーが給紙トレイ100に記録シート束Bを過剰積載した結果、ピックアップローラー101が記録シート束Bの上面に当接している場合であって、かつ記録シート束Bの上面が所定の上限高さに到達しておらず、従って、給紙位置到達センサー108がオフしている場合に、給紙ローラー102を空回転させると、ピックアップローラー101が記録シートPを送り出し、更に当該記録シートPを給紙ローラー102が給送してしまう恐れがある。
このような動作を想定して、給紙センサー104がオンした場合には(S406:YES)、直ちに給紙ローラー102の回転駆動を停止する(S409)。このようにすれば、次の画像形成の際に当該給紙トレイ100から給紙する場合には、紙粉除去の際に給紙センサー104が検出した記録シートPを当該画像形成に供することができる。
また、給紙センサー104は記録シートPの搬送経路における合流位置142よりも上流側で記録シートPの先端を検出する。紙粉除去の際に給紙センサー104が記録シートPの先端を検出した場合には、直ちに給紙ローラー102の回転駆動を停止するので、記録シートPの先端は給紙センサー104の近傍で停止している。
従って、当該記録シートPの先端は、搬送経路の合流位置142よりも上流側にあるので、次の画像形成の際に当該記録シートPを誤って給送した給紙トレイ100とは別の給紙トレイ100から給送される記録シートP´の搬送経路上には当該記録シートPは存在していない。従って、当該記録シートPによって記録シートP´の搬送を妨げられることなく、画像形成を実行することができる。
給紙ローラー102の回転駆動を停止した後は(S409)、記録シート束Bを所定の上限高さまでリフトアップして(S410)、処理を終了する。
[2]第2の実施の形態
上述のように、給紙ローラー102の外周面に付着した紙粉等を除去する際に、給紙センサー104が記録シートPの先端を検出した場合に、直ちに給紙ローラー102の回転駆動を停止させれば、その後の画像形成を正常に実行することができる。
しかしながら、給紙トレイ100における記録シート束Bの過剰積載は解消されていないので、給紙ローラー102の外周面に付着した紙粉等を除去しようとするたびに誤給紙が検出され、給紙ローラー102の回転駆動が停止されると、紙粉等を十分に除去することができなくなる恐れがある。紙粉等の異物を十分除去することができなければ、給紙ローラー102と記録シートPとの間で滑りが生じて、正常な給送ができなくなる恐れがある。
このような問題に対して、本実施の形態においては、図5に示すように、給紙ローラー102の空回転中に、給紙センサー104がオンした場合には(S506:YES)、当該給紙トレイ100において記録シート束Bが過剰積載されている旨を記憶しておく(S509)。その後、直ちに給紙ローラー102の回転駆動を停止して(S510)、当該過剰積載が記憶されている場合には(S511:YES)、その旨をユーザーに報知する(S512)。
本実施の形態においては、どの給紙トレイ100に記録シート束Bが過剰積載されているかを操作パネル132に表示して、過剰積載されている旨を報知する。また、これに併せてビープ音などの警報音を出力してもよい。このようにすれば、当該給紙トレイ100から過剰な記録シートPを取り出して過剰積載を解消するように、ユーザーに促すことができる。
これによって、過剰積載が解消されれば、給紙ローラー102の外周面に付着した紙粉等を除去することができるようになるので、紙粉等に起因する給紙ローラー102と記録シートPとの間の滑りを防止することができる。
なお、図5においては、可能な限り早期に給紙ローラー102の回転駆動を停止するために、ステップS509においては記録シート束Bが過剰積載されている旨を記憶するだけに留める場合を例にとって説明したが、本開示がこれに限定されないのは言うまでもなく、ステップS509においてユーザーに過剰積載の旨を報知してもよい。
このようにしても、同様の効果を得ることができる。なお、この場合においては、ステップS511、S512は省略するのが望ましい。
[3]第3の実施の形態
上記第2の実施の形態に加えて、以下のようにしてもよい。
すなわち、図6に示すように、過剰積載が記憶されている場合には(S611:YES)、その旨をユーザーに報知するのに加えて(S612)、給紙センサー104が先端を検出した記録シートPをそのまま搬送して、排紙トレイ128上に排出してもよい。
このようにすれば、記録シートPの搬送経路141上から当該記録シートPが除去されるので、当該記録シートPがその後の画像形成における記録シートP´の搬送を妨げる可能性を完全に排除することができる。従って、その後の画像形成の正常な実行を保証することができる。
また、過剰積載されている記録シート束Bから過剰な記録シートPを取り出す際には、当該給紙トレイ100を引き出す必要がある。この際に、誤って給送しかけた記録シートPが搬送経路上に残留していると、残留シートPが給紙トレイ100の引き出しを妨げたり、当該引き出しによって残留シートPが破損されたりするおそれがある。このような問題も、誤って給送した記録シートPを装置外へ排出すれば、解消することができる。
[4]変形例
以上、本開示を実施の形態に基づいて説明してきたが、本開示が上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例を実施することができる。
(4-1)上記実施の形態においては、特に言及しなかったが、給紙ローラー102を空回転させる場合には、予め、リフトモーター202を駆動して押し上げ板201を下方へ移動させるのが望ましい。画像形成を行った後、押し上げ板201がリフトアップされたままでは、記録シート束Bの上面が所定の上限高さに到達した状態が維持されるので、給紙位置到達センサー108がオンしたままになる。
すると、例えば、図4に示すように、ステップS402の条件分岐によって、給紙ローラー102の空回転を行わないまま、処理を終了してしまうので、給紙ローラー102の外周面に付着した紙粉等の異物が除去されなくなってしまう。また、記録シート束Bの上面にピックアップローラー101が当接していると、給紙ローラー102を空回転させる際に、ピックアップローラー101が記録シートPを誤って送り出してしまう恐れがある。
このため、紙粉等を除去する際には、少なくとも記録シート束Bの上面からピックアップローラー101が離間するまで、押し上げ板201を下方へ移動させるのが望ましい。
(4-2)上記実施の形態においては、特に言及しなかったが、給紙ローラー102を空回転させる場合には、給紙ローラー102の外周面にスクレーパーやブラシ等の清掃部材を接触させて、紙粉等の異物を除去してもよい。このようにすれば、単に回転させるだけの場合よりも、確実に異物を除去することができる。従って、給紙ローラー102と記録シートPとの間の滑りを更に確実に防止することができる。
(4-3)上記実施の形態においては、画像形成装置1がタンデム方式のカラープリンター装置である場合を例にとって説明したが、本開示がこれに限定されないのは言うまでもなく、タンデム方式以外のカラープリンター装置であってもよいし、モノクロプリンター装置であってもよい。また、複写装置やファクシミリ装置であってもよいし、これらの機能を兼ね備えた複合機(MFP: Multi-Function Peripheral)であっても、本開示を適用することによって、同様の効果を得ることができる。
(4-4)上記実施の形態においては、空回転による給紙ローラー102の清掃を終了してから記録シート束Bをリフトアップする場合を例にとって説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて、記録シート束Bのリフトアップと、空回転による給紙ローラー102の清掃とを並行して行ってもよい。
図7に示すように、給紙トレイ開閉センサー109の検出信号を参照して、給紙トレイ100が閉じられてた場合には(S701:YES)、制御部131は、リフトモーター202を駆動して、押し上げ板201を上昇させ、記録シート束Bのリフトアップを開始する(S702)。更に、駆動時間タイマー306のタイマー値をゼロクリアした後、カウントアップを開始するとともに(S703)、給紙モーター203を駆動して、給紙ローラー102の回転を開始する(S704)。
過剰積載やリフトアップによって記録シート束Bの上面がピックアップローラー101に圧接した場合には、ピックアップローラー101および給紙ローラー102によって最上位の記録シートPが送り出される。これによって、記録シートPの先端が給紙センサー104の検出範囲内に進入し、給紙センサー104がオンした場合には(S705:YES)、直ちに給紙ローラー102の回転駆動を停止する(S708)。
このようにすれば、次の画像形成の際に当該給紙トレイ100から給紙する場合には、紙粉除去の際に給紙センサー104が検出した記録シートPを当該画像形成に供することができる。別の給紙トレイ100から給送される記録シートP´を用いて画像形成を行う場合には、当該記録シートPによって妨げられることなく、記録シートP´を搬送することができる。
給紙ローラー102を空回転させる場合、ピックアップローラー101も同時に回転するので、リフトアップによって記録シート束Bの上面がピックアップローラー101に圧接した場合には、直ちに最上位の記録シートPが送り出され、その先端を給紙センサー104が検出する。
また、過剰積載によって記録シート束Bの上面がピックアップローラー101に圧接している場合も、直ちに最上位の記録シートPが送り出され、その先端を給紙センサー104が検出する。どちらの場合も、給紙センサー104が記録シートPの先端を検出した後、給紙位置到達センサー108が記録シート束Bの上面を検出する。
このため、ステップS708において給紙ローラー102の回転駆動を停止した後、給紙位置到達センサー108の出力を監視する。記録シート束Bがさらにリフトアップされ、給紙位置到達センサー108がオンしたら(S709:YES)、記録シート束Bのリフトアップを停止して(S710)、処理を終了する。
このようにしても、記録シート束Bの過剰積載に起因して、記録シートPが誤って送り出されても、その後の画像形成を円滑に実行することができる。
また、給紙ローラー102の清掃を完了してから記録シート束Bをリフトアップする場合と比較して、記録シート束Bのリフトアップと、給紙ローラー102の清掃とを並行して行えば、記録シート束Bのリフトアップを早期に完了することができる。
しかしながら、この場合には、記録シート束Bが過剰積載されていなくても、記録シート束Bの積載量によっては、給紙ローラー102の空回転が完了する前に、リフトアップ途中の記録シート束Bの上面がピックアップローラー101に接触して、最上位の記録シートPが誤って送り出される恐れがある。
このような場合にも、給紙センサー104で記録シートPの先端を検出したのを契機に、給紙ローラー102の回転駆動を停止すれば、その後の画像形成を円滑に実行することができる。
本開示に係るシート搬送装置及び画像形成装置は、給紙ローラーの清掃に伴って発生し得る不具合に関係なく、その後のシート搬送を正常に実行させることができる装置として有用である。
1………画像形成装置
100…給紙トレイ
101…ピックアップローラー
102…給紙ローラー
103…捌きローラー
104…給紙センサー
105…搬送センサー
106…搬送ローラー
107…レジストローラー
108…給紙位置到達センサー
109…給紙トレイ開閉センサー
131…制御部
132…操作パネル
142…合流点

Claims (9)

  1. シート束を収容するシート収容部と、
    前記シート束の上面が所定の高さ以上であるときに最上位のシートを搬送できるように回転動作する搬送手段と、
    前記搬送手段が前記シートを搬送したことを検知する検知手段と、
    前記シートの搬送を伴わない回転動作による清掃を目的として、前記搬送手段に回転動作を開始させ、
    当該回転動作中に、前記検知手段が前記搬送を検出したら、当該回転動作を停止させる制御手段と、を備える
    ことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 記シート収容部に、過剰積載によって、前記上面が前記高さ以上となる収容量のシート束が収容され、
    前記制御手段は、前記検知手段が、前記清掃を目的とする回転動作に起因する最上位のシートの搬送を検出した場合に、当該回転動作を停止させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記回転動作による清掃と並行して、前記上面が前記高さよりも高い上限高さに達するまで、前記シート束を上昇させる上昇手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記上昇手段が前記シート束を上昇させることによって、当該上面が前記高さに達したことに起因する最上位のシートの搬送を、前記検知手段が検出したら、前記回転動作を停止させる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記検知手段が前記搬送を検知したら、前記シート収容部にシートが過剰積載されている旨を報知する報知手段を備える
    ことを特徴とする請求項2に記載のシート搬送装置。
  5. 前記制御手段前記回転動作停止させた後、前記検知手段が検知したシートを装置外に排出する排出手段を備える
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のシート搬送装置。
  6. 前記搬送手段は、
    シート束の上面に当接して、最上位のシートを送り出すピックアップローラーと、
    シート搬送方向における前記ピックアップローラーよりも下流側に配置され、前記ピックアップローラーが送り出したシートを給送する給紙ローラーと、
    前記給紙ローラーが重送するシートを分離する分離手段と、を備え、
    前記回転動作は、前記ピックアップローラーと前記給紙ローラーとを回転させる動作である
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のシート搬送装置。
  7. 前記ピックアップローラー、前記給紙ローラーおよび前記分離手段を共通して駆動する駆動源を備える
    ことを特徴とする請求項6に記載のシート搬送装置。
  8. 前記シート収容部、前記搬送手段、前記検知手段および前記制御手段を複数セット備えており、
    前記複数の検知手段は、互いに異なる前記シート収容部から搬送されたシートの搬送経路が合流する位置よりも、シート搬送方向における上流側にそれぞれ配設されている
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のシート搬送装置。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載のシート搬送装置と、
    前記シート搬送装置が給送したシートに画像を形成する画像形成手段と、を備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
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