JP7419201B2 - 情報処理装置、情報処理方法、プログラムおよび情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、プログラムおよび情報処理システム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、情報処理装置、情報処理方法、プログラムおよび情報処理システムに関する。
社会インフラストラクチャ、建物等の構造物および各種設備等は、経年劣化および故障等の対策のため、定期的に状態を検査し、検査の結果に基づき状態を診断しなければならない。診断のための対象物の検査は、例えば、対象物の外観の目視、撮像装置による外観画像の撮像、音声の録音および各種測定器による測定等をすることにより実施される。このような検査は、一般に、専門の検査員により実施される。
また、少子高齢化等による検査員の不足に対応するため、遠隔監視システムの導入も進んでいる。しかし、人間が現地に行けば容易に検査を実施することができるような診断項目については、遠隔監視システムを導入した場合、撮像装置および測定装置等の設置コストおよび維持コストが高くなってしまう。このため、人間が現地に行けば容易に検査を実施することができるような診断項目については、遠隔監視システムを導入するのではなく、専門の検査員が現地に訪問しなければならなかった。
特開2016-133320号公報
本発明が解決しようとする課題は、専門の検査員の負担を軽減する情報処理装置、情報処理方法、プログラムおよび情報処理システムを提供することにある。
実施形態に係る情報処理装置は、対象物の状態を診断する。前記情報処理装置は、充足判定部と、診断部とを備える。前記充足判定部は、前記対象物における診断の対象となる1または複数の診断項目のうちの対象診断項目について、前記対象物の状態を検査する専門の検査員とは異なる複数のユーザが実施した検査の結果を表す複数の検査結果データに、診断をするために十分な2以上の所定数の検査結果データが含まれているか否かを判定する。前記診断部は、前記対象診断項目について、前記複数の検査結果データに前記所定数の検査結果データが含まれている場合、前記複数の検査結果データに基づき前記対象物の状態を診断する。
診断システムを示す図。 第1実施形態に係る診断装置の構成を示す図。 依頼データの一例を示す図。 メータ値を記録した場合の検査結果データの一例を示す図。 設備の外観画像を記録した場合の検査結果データの一例を示す図。 診断結果データの一例を示す図。 配信データの一例を示す図。 診断システムの処理の流れを示すフローチャート。 充足判定処理を示すフローチャート。 数値を記録した場合の診断処理のフローチャート。 画像データを記録した場合の診断処理のフローチャート。 重要度の付与処理を説明するための図。 第2実施形態に係る診断装置の構成を示す図。 第3実施形態に係る診断装置の構成を示す図。 第4実施形態に係る診断装置の構成を示す図。 診断装置のハードウェア構成を示す図。
以下、図面を参照しながら実施形態に係る診断システム10について説明する。
(第1実施形態)
図1は、診断システム10を示す図である。
診断システム10(情報処理システム)は、対象物の状態を検査する専門の検査員とは異なる複数のユーザを、対象物が設置されている位置に派遣する。そして、診断システム10は、複数のユーザに、対象物の状態を診断するための検査を実施させる。
対象物は、例えば、道路、橋および水道設備等の社会インフラストラクチャである。また、対象物は、建物または遊具等の公共の設備であってもよい。
検査は、対象物の状態を診断するために実施される。検査は、例えば、対象物の外観の目視、撮像装置よる外観画像の撮像、音声の録音、および、対象物に取り付けられたまたは対象物の近傍に設けられた測定器の値の確認等をすることにより、実施される。なお、ユーザは、このような検査に限らず、他の検査を実施してもよい。そして、診断システム10は、複数のユーザが検査を実施したことにより得られた複数の検査結果データに基づき、対象物の状態を診断する。
例えば、診断システム10は、診断により、対象物が良好な状態であるのか、対象物がメンテナンスを実行すべき状態であるのか、または、対象物が、直ぐにメンテナンスを実行しなくてもよいが観察を継続しなければならない状態であるのか等を、診断結果として出力する。なお、診断システム10は、このような診断結果に限らず、他の診断結果を出力してもよい。例えば、診断システム10は、対象物の経年劣化の度合いを診断結果として出力してもよい。
さらに、診断システム10は、複数のユーザに検査を実施させることに代えて、検査員に対象物の検査を実施させてもよい。この場合、検査員は、自身が検査を実施したことにより得られた検査結果に基づき、さらに対象物の状態を診断する。
診断システム10は、診断装置20(情報処理装置)と、検査員端末装置22と、複数のユーザ端末装置24とを備える。
診断装置20は、情報処理を実行する情報処理装置である。診断装置20は、ネットワークを介して他の装置と通信が可能である。診断装置20は、1つの筐体に収納されたコンピュータであってもよいし、ネットワーク上に設けられた複数のコンピュータが連携して動作するクラウドであってもよい。
検査員端末装置22は、検査員により保持される。検査員端末装置22は、診断装置20と通信が可能なコンピュータである。検査員端末装置22は、データの表示機能、データの入力機能およびデータの無線通信機能を有する装置である。検査員端末装置22は、一例として、スマートフォン、タブレット、および、携帯電話機等の携帯型の装置である。
複数のユーザ端末装置24のそれぞれは、ユーザにより保持される。複数のユーザ端末装置24のそれぞれは、診断装置20と通信が可能なコンピュータである。複数のユーザ端末装置24のそれぞれは、データの表示機能、データの入力機能およびデータの無線通信機能を有する装置である。複数のユーザ端末装置24のそれぞれは、一例として、スマートフォン、タブレット、および、携帯電話機等の携帯型の装置である。
診断装置20は、診断対象となる対象物における診断の対象となる診断項目について、検査の依頼の実施を依頼する依頼データを含む配信データを、複数のユーザ端末装置24に対して配信する。複数のユーザのそれぞれは、自身が保持するユーザ端末装置24により配信データを確認し、配信データに示された対象物を訪問して、配信データに示された診断項目について検査を実施する。そして、複数のユーザのそれぞれは、検査結果を表す検査結果データを、自身が保持するユーザ端末装置24を用いて診断装置20に送信する。診断装置20は、複数のユーザから受信した複数の検査結果データに基づき、対象物の状態を診断する。
また、診断装置20は、対象物における診断項目について、複数のユーザに対して検査の実施を依頼することに代えて、検査および診断の実施を検査員に指示する場合もある。検査員は、指示された対象物を訪問して、診断項目について検査を実施する。さらに、検査員は、自身が実施した検査に基づき、対象物の状態を診断する。そして、検査員は、検査結果を表す検査結果データ、および、診断結果を表す診断結果データを、自身が保持する検査員端末装置22を用いて診断装置20に送信する。診断装置20は、検査員端末装置22から送信された検査結果データおよび診断結果データを記憶する。
図2は、第1実施形態に係る診断装置20の機能構成を示す図である。第1実施形態に係る診断装置20は、診断項目記憶部32と、過去データ記憶部34と、検査結果データ記憶部36と、充足判定部38と、診断部40と、重要度付与部42と、人員判定部44と、検査指示部46と、依頼データ生成部48と、配信部50と、結果受信部52と、診断結果記憶部54と、を備える。
診断項目記憶部32は、診断の対象となる対象物における診断の対象となる診断項目を記憶する。診断項目は、予め、管理者等により登録される。診断項目記憶部32は、複数の診断項目を記憶してもよい。
また、診断項目は、診断内容、および、診断をするために必要な検査内容を含む。例えば、診断内容は、対象物の使用量を測定する測定器のメータ値が設定された基準値以下である場合には良好、基準値より大きい場合は、メンテナンスを実行すべき状態である等が、記述される。この場合、検査内容は、測定器のメータ値を記録する、等が記述される。
また、例えば、診断内容は、対象物の外観のさびが全体の所定割合以内かどうかを確認する、等が記述されてもよい。この場合、検査内容は、対象物の外観の画像を記録する、等が記述される。
また、例えば、診断内容は、対象物のひび割れの本数が、設定された基準値以下であるかどうかを確認する、等が記述される。この場合、検査内容は、目視して確認した対象物のひび割れの本数を記録する、等が記述される。
過去データ記憶部34は、複数の診断項目のそれぞれについて、複数の検査員検査結果データを記憶する。複数の検査員検査結果データのそれぞれは、対象の診断項目についての検査員が過去に実施した検査の結果を表す。
検査結果データ記憶部36は、複数の診断項目のそれぞれについて、複数の検査結果データを記憶する。複数の検査結果のそれぞれは、最後の診断日時以後において、対象の診断項目についてユーザが実施した検査の結果を表す。
充足判定部38は、それぞれの診断項目について、複数の検査結果データに、診断をするために十分な数の検査結果データが含まれているか否かを判定する。本実施形態においては、充足判定部38は、それぞれの診断項目について、複数の検査結果データに、診断をするために十分な数の有効な検査結果データが含まれているか否かを判定する。有効な検査結果データは、診断を実施することができる程度に品質の良いデータである。例えば、充足判定部38は、診断項目について、最後の診断日時から所定時間経過した後に、診断をするために十分な数の有効な検査結果データが含まれているか否かを判定する。また、例えば、充足判定部38は、それぞれの診断項目について、複数の検査結果データの数が予め設定された閾値以上であり、且つ、検査員が過去に実施した検査の結果を表す複数の検査員検査結果データの下限値と上限値とに基づき定められる範囲に、複数の検査結果データの所定割合(例えば90%)以上が含まれている場合、診断をするために十分な数の有効な検査結果データが含まれていると判定する。充足判定部38は、複数の検査結果データに、診断をするために十分な数の有効な検査結果データが含まれるまで、このような判定処理を繰り返す。
診断部40は、診断項目について、検査結果データ記憶部36に記憶された複数の検査結果データに、診断をするために十分な数の有効な検査結果データが含まれている場合、複数の検査結果データに基づき対象物の状態を診断する。
重要度付与部42は、複数の検査結果データに、診断をするために十分な数の有効な検査結果データが含まれていない場合、その診断項目に診断の重要度を付与する。重要度付与部42は、対象の診断項目についての診断をより早くまたはより精度良く実行すべき場合ほど、大きな重要度を付与する。
例えば、重要度付与部42は、診断項目についての最後の診断日時からの経過時間が長い程、重要度を大きくする。さらに、重要度付与部42は、診断項目に予め影響度が設定されており、診断項目について設定された影響度が大きい程、重要度を大きくしてもよい。また、重要度付与部42は、診断項目に対して予め設定された数に対する、複数の検査結果データに含まれる有効な検査結果データの数の割合が小さい程、重要度を大きくしてもよい。また、重要度付与部42は、診断項目について、検査員が最後に診断した日時からの経過時間が長い程、重要度を大きくしてもよい。
人員判定部44は、それぞれの診断項目について、重要度が予め設定された値より大きいか否かを判定する。人員判定部44は、対象の診断項目について、重要度が予め定められた値より大きい場合、対象物の状態を検査する専門の検査員に検査の実施を指示する、と判定する。また、人員判定部44は、対象の診断項目について、重要度が予め定められた値以下である場合、複数のユーザに検査の実施を依頼する、と判定する。
検査指示部46は、複数の検査結果データに診断をするために十分な数の有効な検査結果データが含まれていない場合であって、且つ、重要度が予め定められた値より大きい場合、検査員に診断項目についての検査の実施を指示する。
依頼データ生成部48は、複数の検査結果データに診断をするために十分な数の有効な検査結果データが含まれていない場合であって、且つ、重要度が予め定められた値以下である場合、ユーザに診断項目についての検査の実施を依頼する依頼データを生成する。
配信部50は、それぞれの診断項目について、依頼データおよび検査に関して必要な関連情報を含む配信データを、それぞれがユーザに保持される複数のユーザ端末装置24へとネットワークを介して配信する。例えば、配信部50は、ユーザ情報受信部62と、配信データ生成部64とを含む。ユーザ情報受信部62は、複数のユーザのそれぞれが保持するユーザ端末装置24から、対応するユーザの位置等に関するユーザ情報を受信する。配信データ生成部64は、複数のユーザのそれぞれについて、ユーザ情報に基づき実施可能な診断項目を選択し、選択した診断項目についての依頼データを含む配信データを対応するユーザ端末装置24に配信する。また、配信データ生成部64は、1つの診断項目について、複数のユーザに対して、同一の依頼データを含む配信データを配信する。また、配信データ生成部64は、一人のユーザに対して、複数種類の依頼データを含む配信データを配信してもよい。
結果受信部52は、それぞれの診断項目について、複数のユーザのそれぞれのユーザ端末装置24から検査結果データを受信して、検査結果データ記憶部36に記憶されている対応する診断項目についての複数の検査結果データに含める。これにより、結果受信部52は、検査結果データ記憶部36に記憶される複数の検査結果データの数を増やすることができる。
また、結果受信部52は、検査結果データを送信したユーザに対して、対応する診断項目について付与された重要度に従ったインセンティブを与える。例えば、結果受信部52は、対象の診断項目について付与された重要度が大きい程、大きなインセンティブを与える。
診断結果記憶部54は、それぞれの診断項目について、診断部40による診断結果を表す診断結果データを記憶する。
図3は、依頼データの一例を示す図である。依頼データは、対象物を特定する情報、検査内容および診断内容を特定する情報、重要度、および、依頼を識別する情報を含む。
図3の例の依頼データは、日付、製品名、サイトID、製品番号、診断項目ID、診断項目、基準、重要度および依頼IDを含む。日付は、依頼データの生成日を表す。製品名、サイトIDおよび製品番号は、対象物を特定する情報である。
診断項目ID、診断項目および基準は、検査内容および診断内容を特定する情報である。重要度は、重要度の大きさを表す。依頼IDは、依頼データを識別する情報である。
図4は、メータ値を記録した場合の検査結果データの一例を示す図である。検査結果データは、検査を実施したユーザを識別する情報、対応する依頼データを識別する情報、および、検査結果を含む。
図4の例の検査結果データは、ユーザID、依頼ID、日付、診断項目ID、診断項目、基準および検査結果データを含む。ユーザIDは、検査を実施したユーザを識別する情報である。依頼IDは、対応する依頼データを識別する情報である。日付は、検査を実施した日を表す情報である。診断項目ID、診断項目および基準は、診断内容および検査内容を特定する情報である。
検査結果は、ユーザが検査を実施したことにより得られるデータである。図4の例では、検査結果は、対象物に取り付けられたまたは対象物の近傍に設けられた測定器のメータ値である。ユーザは、例えば、目視により測定器のメータの数値を読み取り、読み取った数値を検査結果としてユーザ端末装置24から診断装置20に送信する。
図5は、設備の外観画像を記録した場合の検査結果データの一例を示す図である。図5の例の検査結果データは、図4と比較して、検査結果に含まれるデータが異なる。図5の例では、検査結果は、対象物の外観を撮像した画像データである。図5の例では、リンクに示されたアドレスに画像データが格納される。ユーザは、例えば、ユーザ端末装置24を用いて対象物の外観を撮像し、撮像した画像を検査結果としてユーザ端末装置24から診断装置20に送信する。
図6は、診断結果データの一例を示す図である。対象物を特定する情報、検査内容および診断内容を特定する情報、および、対象物の状態を診断した結果を表す情報を含む。
図6の例の診断結果データは、日付、製品名、サイトID、製品番号、診断項目ID、診断項目、基準、データ数、評価値、および、診断結果を含む。日付は、診断を実行した日を表す。製品名、サイトIDおよび製品番号は、対象物を特定する情報である。診断項目ID、診断項目および基準は、診断内容および検査内容を特定する情報である。
データ数、評価値および診断結果は、対象物の状態を診断した結果を表す情報である。データ数は、診断に用いた複数の検査結果データの数を表す。
評価値は、診断に用いた複数の検査結果データから生成された値である。例えば、評価値は、複数の検査結果データの平均値または最頻値等である。また、評価値は、検査結果データが画像データまたは音声データである場合、画像データまたは音声データを解析して得られた解析値の平均値または最頻値等である。
診断結果は、評価値を基準値と比較して得られる結果である。例えば、診断結果は、対象物が良好な状態であるのか、対象物がメンテナンスを実行すべき状態であるのか、または、対象物の観察を継続して実行しなければならない状態(経過観察)等の情報である。
図7は、配信データの一例を示す図である。配信データは、依頼データ、および、予め定められた種類の情報とを含む。
例えば、配信データは、ユーザID、開始日、製品名、サイトID、製品番号、診断項目ID、診断項目、基準、緯度、経度、経路、依頼ID、重要度、ロケーション属性、移動手段および経路情報を含む。
ユーザIDは、配信データを送信する対象のユーザを識別する情報である。開始日は、配信データを送信した日である。
製品名、サイトIDおよび製品番号は、対象物を特定するための情報である。製品名、サイトIDおよび製品番号は、依頼データに含まれる情報である。
診断項目ID、診断項目および基準は、検査内容および診断内容を特定する情報である。診断項目ID、診断項目および基準は、依頼データに含まれる情報である。
緯度および経度は、対象物の位置を示す情報である。診断装置20は、移動および経度を、対象物を特定する情報に基づき取得する。
経路は、ユーザの出発位置から対象物までの経路を表す情報である。経路は、例えば、経路の検索用の地図サービスサーバに検索させることにより得ることができる。
依頼IDは、依頼データを識別する情報である。重要度は、重要度の大きさを表す。依頼IDおよび重要度は、依頼データに含まれる情報である。
ロケーション属性は、例えば、ユーザがある出発地から目的地まで移動する場合において、対象物が出発地から目的地までのどの位置にあるかを示す情報である。移動手段は、ユーザの移動手段を表す情報である。診断装置20は、このような配信データをユーザ端末装置24へとネットワークを介して配信する。
図8は、診断システム10の処理の流れを示すフローチャートである。診断システム10は、複数の診断項目のそれぞれについて、図8に示す流れで処理を実行する。
まず、S101において、診断装置20は、対象の診断項目について、充足判定処理を実施する。より具体的には、診断装置20は、対象の診断項目について、検査結果データ記憶部36に記憶された複数の検査結果データに、診断をするために十分な数の有効な検査結果データが含まれているか否か、または、最後の診断日時から所定時間経過していないかを判定する。検査結果データ記憶部36には、対象の診断項目について、最後の診断日時の後において、ユーザが検査を実施したことにより得られた診断結果データが記憶されている。
診断装置20は、最後の診断日時から所定時間経過していない場合(S101の所定時間未経過)、処理をS101で待機する。最後の診断日時から所定時間経過しており、且つ、複数の検査結果データに、診断をするために十分な数の有効な検査結果データが含まれている場合(S101の充足)、診断装置20は、処理をS114に進める。最後の診断日時から所定時間経過しており、且つ、複数の検査結果データに、診断をするために十分な数の有効な検査結果データが含まれていない場合(S101の未充足)、診断装置20は、処理をS102に進める。なお、S101の具体的な充足判定処理の一例については、図9を参照してさらに説明する。
S102において、診断装置20は、対象の診断項目について、診断の重要度を付与する。診断装置20は、対象の診断項目についての診断をより早くまたはより正確に実行すべき場合ほど、大きな重要度を付与する。
例えば、診断装置20は、対象の診断項目についての最後の診断日時からの経過時間が長い程、重要度を大きくする。また、例えば、診断項目記憶部32に記憶された複数の診断項目のそれぞれに、予め影響度が設定されていてもよい。この場合、診断装置20は、対象の診断項目に設定された影響度が大きい程、大きい重要度を付与する。また、例えば、診断装置20は、対象の診断項目について予め設定された数に対する、複数の検査結果データに含まれる有効な検査結果データの数の割合が小さい程、重要度を大きくしてもよい。また、診断装置20は、最後の診断日時からの経過時間、設定された影響度、および、予め設定された数に対する有効な検査結果データの数の割合を組み合わせて、重要度を決定してもよい。なお、S102の重要度の付与の処理の一例については、図12を参照してさらに説明する。
続いて、S103において、診断装置20は、対象の診断項目に付与された重要度が予め設定された値より大きいか否かを判定する。重要度が予め設定された値より大きい場合(S103のYes)、診断装置20は、処理をS103に進める。重要度が予め設定された値以下である場合(S103のNo)、診断装置20は、処理をS105に進める。
S104において、診断装置20は、対象物の状態を検査する専門の検査員に、対象の診断項目についての検査の実施を指示する。例えば、診断装置20は、ネットワークを介して、検査員が保持する検査員端末装置22に、対象の診断項目についての検査の実施を指示する指示データを送信する。これに代えて、診断装置20は、検査員を雇用する検査会社のサーバに対して、指示データを送信してもよい。この場合、検査会社は、何れかの検査員に対して検査の実施を指示する。
検査の実施の指示を受けた検査員は、対象物が設置されている位置に徒歩、電車または車等により移動し、指示データに示された検査を実施する。さらに、検査員は、検査を実施して得られた検査結果データに基づき、対象の診断項目について、対象物の状態を診断する。そして、検査員は、検査員端末装置22を用いて、検査結果データおよび診断結果を表す診断結果データを診断装置20に送信する。診断装置20は、受信した検査結果データおよび診断結果データを例えば過去データ記憶部34に記憶させる。診断装置20は、S104の処理を終えると、本フローを終了する。
S105において、診断装置20は、対象の診断項目について検査の実施をユーザに依頼する依頼データを生成する。依頼データは、対象物を特定する情報、検査内容を特定する情報、重要度、および、依頼を識別する情報を含む。対象物を特定する情報は、対象物の位置を示す情報も含む。
S106において、診断装置20は、生成された依頼データを含む配信データを、それぞれがユーザに保持される複数のユーザ端末装置24へとネットワークを介して配信する。診断装置20は、依頼データと、予め定められた種類の情報とを含む配信データを生成し、予め定められた方法により複数のユーザのそれぞれが保持するユーザ端末装置24に配信する。例えば、診断装置20は、対象物の位置(緯度および経度)、および、対象物までの経路を示す経路情報等を含む配信データを生成する。
例えば、診断装置20は、配信データを複数のユーザ端末装置24のそれぞれにプッシュ送信してもよい。また、診断装置20は、配信データをサーバ等にアップロードし、ユーザがユーザ端末装置24を用いてサーバにアクセスすることにより、配信データをダウンロードさせてもよい。
また、診断装置20は、複数のユーザのそれぞれが保持するユーザ端末装置24から、ユーザの現在位置およびユーザの移動手段を含むユーザ情報を取得する。続いて、診断装置20は、対象物の位置(緯度および経度)と、ユーザの現在位置および移動手段とに基づき、複数のユーザのうちの検査を実施可能な1または複数のユーザを選択する。例えば、診断装置20は、現在時刻から所定時間以内に対象物に移動可能な1または複数のユーザを選択する。そして、診断装置20は、選択した1または複数のユーザに、配信データを配信してもよい。
また、診断装置20は、移動中または移動予定のユーザから、出発地、目的地および移動経路を含むユーザ情報を取得してもよい。この場合、診断装置20は、複数の診断項目のうち、出発地と目的地との間の経路上、または、経路から所定の距離範囲内に対象物が位置する診断項目を選択する。そして、診断装置20は、選択した診断項目についての配信データを、移動中または移動予定のユーザに配信してもよい。
また、診断装置20は、一人のユーザに対して、複数の診断項目についての複数の依頼データを含む配信データを送信してもよい。
また、診断装置20は、配信データに、ユーザの現在位置から対象物までの移動経路を示す経路情報を含めてもよい。診断装置20は、ユーザ情報に含まれるユーザの移動手段に応じて、経路情報を変更してもよい。また、診断装置20は、一人のユーザに対して複数の依頼データを含む配信データを送信する場合には、複数の対象物を順番に経由する移動経路を示す経路情報を配信データに含めてもよい。
また、診断装置20は、ユーザにより実施される検査および検査結果データの入力を支援するための情報を配信データに含めてもよい。例えば、診断装置20は、検査結果データとして入力すべき値の選択肢またはユーザが入力すべき状態の選択肢を配信データに含めてもよい。また、診断装置20は、検査を実施する方法等の説明文を含めてもよい。
さらに、診断装置20は、アプリケーションプログラムを用いて参照されるコンテンツデータに、生成した配信データを組み込んでもよい。アプリケーションプログラムは、ユーザ端末装置24において実行される。例えば、診断装置20は、地図データと、ユーザ端末装置24の位置データとを連係させて、ユーザにサービスを提供するコンテンツデータに、配信データを組み込んでもよい。
例えば、コンテンツデータは、地図データに示された特定の位置において、ユーザがユーザ端末装置24を用いて所定の操作をすることにより、アプリケーションプログラム上において所定のイベントを発生させるようなゲームデータ等であってもよい。この場合、例えば、コンテンツデータは、対象物の位置において、依頼データに示された検査を実施したり、検査結果データを診断装置20に送信したりすることにより、所定のイベント発生させるようなデータであってもよい。
続いて、S107において、ユーザは、ユーザ端末装置24により配信データを取得する。そして、複数のユーザのうちの検査の実施を希望するユーザは、対象物が設置されている位置に徒歩、電車または車等により移動する。
続いて、S108において、ユーザは、検査を実施し、検査を実施することにより得られた検査結果データをユーザ端末装置24から診断装置20に送信する。例えば、ユーザは、対象物の外観の目視で確認し、確認して得られた検査結果データをユーザ端末装置24に入力して診断装置20に送信する。また、例えば、ユーザは、対象物の外観をユーザ端末装置24により撮像し、撮像した外観画像を検査結果データとしてユーザ端末装置24から診断装置20に送信する。また、例えば、ユーザは、対象物の音声をユーザ端末装置24により録音し、録音した音声データを検査結果データとしてユーザ端末装置24から診断装置20に送信する。また、例えば、ユーザは、対象物に取り付けられたまたは対象物の近傍に設けられた測定器のメータ値等を読み取り、読み取ったメータ値を検査結果データとしてユーザ端末装置24に入力して診断装置20に送信する。
続いて、S109において、診断装置20は、対象の診断項目について、複数のユーザの複数のユーザ端末装置24から、複数の検査結果データを受信する。さらに、S109において、診断装置20は、受信した複数の検査結果データのそれぞれについて、対象の診断項目の検査結果として適切であるかどうかをチェックする。
続いて、S110において、診断装置20は、適切である検査結果データを送信したユーザに対して、対象の診断項目について付与された重要度に従ったインセンティブを与える。具体的には、診断装置20は、対象の診断項目について付与された重要度が大きい程、大きなインセンティブを与える。
診断装置20は、インセンティブとして、金銭をユーザに与えてもよい。この場合、診断装置20は、予め登録された銀行口座に金銭を振り込む処理を実行する。また、診断装置20は、インセンティブとして、金銭に代わるポイントをユーザに与えてもよい。この場合、診断装置20は、ポイント管理会社によりユーザの管理番号にポイントを送信する。ユーザは、ポイントに応じたサービスの提供を受けたり、ポイントに応じた商品を取得したりすることができる。その他、診断装置20は、インセンティブとして割引クーポン等をユーザに与えてもよい。
続いて、S111において、診断装置20は、適切である検査結果データを受信した場合、受信した検査結果データを、検査結果データ記憶部36に記憶された対象の診断項目の複数の検査結果データに含める。これにより、結果受信部52は、対象の診断項目について、検査結果データ記憶部36に記憶された複数の検査結果データの数を増やすることができる。
続いて、S112において、診断装置20は、S106の配信を開始してから一定期間が経過するまで処理を待機する。診断装置20は、S106の配信を開始してから一定期間が経過するまでの間、ユーザ端末装置24から検査結果データを受信する毎にS110およびS111の処理を実行する。一定期間経過後、診断装置20は、処理をS113に進める。
S113において、診断装置20は、対象の診断項目について、検査結果データ記憶部36に記憶された複数の検査結果データに、診断をするために十分な数の有効な検査結果データが含まれているか否かを判定する。S113において、診断装置20は、S101と同一の処理を実行してもよい。
複数の検査結果データに診断をするために十分な数の有効な検査結果データが含まれない場合には(S113の未充足)、診断装置20は、処理をS102に戻す。そして、診断装置20は、診断をするために十分な数の有効な検査結果データが含まれるまで、S101からS112までの判定を繰り返す。
複数の検査結果データの数が増えた結果、複数の検査結果データに診断をするために十分な数の有効な検査結果データが含まれる場合(S113の充足)、診断装置20は、処理をS114に進める。
S114において、診断装置20は、対象の診断項目について、検査結果データ記憶部36に記憶された複数の検査結果データに基づき対象物の状態を診断する。なお、S114の診断処理の一例については、図10および図11を参照してさらに説明する。
そして、診断装置20は、S114の処理を終了すると、本フローを終了する。
図9は、図8のS101およびS113において実行される充足判定処理の流れを示すフローチャートである。診断装置20は、充足判定処理(図8のS101およびS113)において、例えば図9に示すような処理を実行する。
まず、S121において、診断装置20は、最後の診断日時からの経過時間を算出する。続いて、S122において、診断装置20は、最後の診断日時からの経過時間が、予め設定された所定時間を超えているか否かを判断する。経過時間が所定時間を超えていない場合(S122のNo)、診断装置20は、所定時間未経過との判定し、本フローを終了する。経過時間が所定時間を超えている場合(S122のYes)、診断装置20は、処理をS123に進める。
S123において、診断装置20は、検査結果データ記憶部36に記憶されている、対象の診断項目についての複数の検査結果データの数をカウントする。続いて、S124において、診断装置20は、カウント数が予め設定された閾値以上であるか否かを判断する。複数の検査結果データの数が閾値以上ではない場合(S124のNo)、診断装置20は、未充足と判定し、本フローを終了する。複数の検査結果データの数が閾値以上である場合(S124のYes)、診断装置20は、処理をS125に進める。
S125において、診断装置20は、検査結果データが数値(メータ値等)である場合、複数の検査結果データのヒストグラムまたは集計表を生成する。また、S125において、診断装置20は、検査結果データが画像データまたは音声データ等である場合、複数の検査結果データのそれぞれに対して予め定められた画像分析処理または音声分析処理をし、画像または音声を解析した結果を表す解析値を算出する。そして、診断装置20は、複数の解析値のヒストグラムまたは集計表を生成する。
続いて、S126において、診断装置20は、複数の検査結果データまたは複数の解析値の平均および分散を算出する。続いて、S127において、診断装置20は、過去データ記憶部34に記憶された、対象の診断項目における検査員が過去に実施した検査の結果を表す複数の検査員検査結果データを解析して、複数の検査員検査結果データのうちの下限値および上限値を読み出す。
続いて、S128において、診断装置20は、上限値と下限値とに基づき定められる所定の範囲に、複数の検査結果データまたは複数の解析値の所定割合以上が含まれているかどうかを判断する。例えば、診断装置20は、上限値と下限値との間に、複数の検査結果データまたは複数の解析値の90%以上が含まれているか否かを判断する。なお、所定割合は、管理者により任意に設定される。また、上限値と下限値とに基づき定められる範囲は、例えば、上限値から所定のマージン量分低い値と、下限値から所定のマージン量高い値との間の範囲であってもよい。
そして、上限値と下限値とに基づき定められる範囲に複数の検査結果データの所定割合以上が含まれている場合(S128のYes)、診断装置20は、充足と判定し、本フローを終了する。上限値と下限値とに基づき定められる範囲に複数の検査結果データの所定割合以上が含まれていない場合(S128のNo)、診断装置20は、未充足と判定し、本フローを終了する。
S121からS128の処理を実行することにより、診断装置20は、複数の検査結果データに、診断をするために十分な数の有効な検査結果データが含まれているか否かを判定することができる。具体的には、診断装置20は、診断項目について、最後の診断日時から所定時間経過した後に、診断をするために十分な数の有効な検査結果データが含まれているか否かを判定することができる。また、診断装置20は、診診断項目について、複数の検査結果データの数が予め設定された閾値以上であり、且つ、検査員が過去に実施した検査の結果を表す複数の検査員検査結果データの下限値と上限値とに基づき定められる範囲に、複数の検査結果データの所定割合以上が含まれている場合、診断をするために十分な数の有効な検査結果データが含まれていると判定することができる。
なお、診断装置20は、複数の検査結果データに診断をするために十分な数の有効な検査結果データが含まれているか否かの判定処理として、他の処理を実行してもよい。例えば、上限値および下限値は、予め管理者が設定した値であってもよい。
例えば、検査結果データが数値または画像データまたは音声データ等ではない情報である場合、診断装置20は、検査員が過去に実施した検査の結果を表す複数の検査員検査結果データに示された情報(例えばテキスト情報)と、一致または近似した情報が複数の検査結果データの中に予め定められた割合以上含まれていれば、複数の検査結果データに、診断をするために十分な数の有効な検査結果データが含まれている、と判定してもよい。また、例えば、検査結果データが数値または画像データまたは音声データ等ではない情報(例えばテキスト情報)である場合、診断装置20は、管理者が予め設定した情報と、一致または近似した情報が複数の検査結果データの中に予め定められた割合以上含まれていれば、複数の検査結果データに、診断をするために十分な数の有効な検査結果データが含まれている、と判定してもよい。
図10は、図8のS114において実行される、検査結果データとして数値を記録した場合の診断処理のフローチャートである。診断装置20は、検査結果データとして、測定器のメータ値等の数値を記録した場合、診断処理(図8のS114)において、例えば図10に示すような処理を実行する。
まず、S131において、診断装置20は、予め設定された基準値および診断内容を取得する。基準値および診断内容は、診断項目に対応させて、診断項目記憶部32に記憶されている。
続いて、S132において、診断装置20は、複数の検査結果データの平均値または最頻値である評価値と、基準値とを比較した比較結果と、予め設定された診断内容とに基づき、対象物の診断結果を表す診断結果データを出力する。例えば、診断内容は、メータ値が基準値以下である場合、良好な状態であり、メータ値が基準値より大きい場合、メンテナンスを実行すべき状態である、といった情報が示されている。このような場合、診断装置20は、評価値が基準値以下であれば、対象物は良好な状態であるという診断結果を出力し、評価値が基準値より大きければ、対象物はメンテナンスを実行すべき状態であるという診断結果を出力する。
なお、診断装置20は、複数の基準値を記憶していてもよい。この場合、診断装置20は、1つの診断項目に対して、複数の検査結果データの評価値に応じて3種類以上の診断結果を出力することができる。
続いて、S133において、診断装置20は、診断結果データを診断日時とともに診断結果記憶部54に記憶させる。続いて、S134において、診断装置20は、複数の検査結果データのうち、評価値との誤差が所定値以下であって、最新の検査結果データを特定する。そして、診断装置20は、評価値との誤差が所定値以下であって最新の検査結果データを、診断結果とともに、診断結果記憶部54に記憶させる。これにより、診断装置20は、診断結果に近い最新の検査結果データを診断結果記憶部54に記憶させることができる。
診断装置20は、以上のS131からS134の処理を実行することにより、検査結果データとして数値を記録した場合に、複数のユーザが検査を実施することにより取得された複数の検査結果データに基づき対象物の状態を診断することができる。
図11は、図8のS114において実行される、検査結果データとして画像データを記録した場合の診断処理のフローチャートである。診断装置20は、検査結果データとして、画像データを記録した場合、診断処理(図8のS114)において、例えば図11に示すような処理を実行する。なお、検査結果データとして音声データを記録した場合も同様な処理を実行する。
まず、S141において、診断装置20は、予め設定された基準値、基準画像および診断内容を取得する。基準値、基準画像および診断内容は、診断項目に対応させて、診断項目記憶部32に記憶されている。基準画像は、例えば、検査員が過去に対象物を撮像した画像であってもよい。
続いて、S142において、診断装置20は、複数の診断結果データのそれぞれと、基準画像とを比較して、複数の診断結果データのうちの基準画像に近い所定数の診断結果データを選択する。例えば、診断装置20は、複数の診断結果データのうちの、パースが基準画像に一致するまたは所定の誤差範囲内の所定数以上の診断結果データを選択する。なお、診断装置20は、S142の処理を実行しなくてもよい。
続いて、S143において、診断装置20は、基準画像に近い所定数の診断結果データのそれぞれについて、予め設定された画像解析処理を実行して、解析値を算出する。例えば、診断装置20は、基準画像に近い所定数の診断結果データのそれぞれについて、ピクセル解析処理を実行して、さびの範囲の大きさまたはひび割れの本数等の解析値を算出する。
続いて、S144において、診断装置20は、基準画像に近い所定数の診断結果データのそれぞれについて算出した解析値を記憶する。
続いて、S145において、診断装置20は、所定数の解析値の平均値または最頻値を表す評価値と、基準値とを比較した比較結果と、予め設定された診断内容とに基づき、対象物の診断結果を表す診断結果データを出力する。例えば、診断内容は、評価値(例えば、さびの範囲またはひび割れの本数の平均値または最頻値)が基準値以下である場合、良好な状態であり、評価値が基準値より大きい場合、メンテナンスを実行すべき状態である、といった情報が示されている。このような場合、診断装置20は、評価値が基準値以下であれば、対象物は良好な状態であるという診断結果を出力し、評価値が基準値より大きければ、対象物はメンテナンスを実行すべき状態であるという診断結果を出力する。
続いて、S146において、診断装置20は、診断結果データを診断日時とともに診断結果記憶部54に記憶させる。続いて、S147において、診断装置20は、所定数の検査結果データのうち、評価値との誤差が所定値以下であって、最新の検査結果データを特定する。そして、診断装置20は、評価値との誤差が所定値以下であって最新の検査結果データを、診断結果とともに、診断結果記憶部54に記憶させる。これにより、診断装置20は、診断結果に近い最新の検査結果データを診断結果記憶部54に記憶させることができる。
診断装置20は、以上のS141からS147の処理を実行することにより、検査結果データとして画像データを記録した場合に、複数のユーザが検査を実施することにより取得された複数の検査結果データに基づき対象物の状態を診断することができる。
図12は、重要度の付与処理の一例を説明するための図である。図12に示されるギリシャ数字は、影響度の大きさを表す。
例えば、診断装置20は、対象の診断項目についての最後の診断日時からの経過時間と、診断項目について予め設定された影響度との組み合わせにより、重要度の大きさを決定してもよい。影響度は、例えば、診断項目が対象物の安全性に与える影響の度合い、または、診断項目が対象物の品質に与える影響の度合いに応じて設定される。診断装置20は、例えば、図12に示すように、診断項目毎に、経過時間の長さに応じた重要度の大きさが設定されたテーブルを記憶しておき、記憶されたテーブルを参照して重要度の大きさを決定する。
また、最後の診断日時は、検査員により検査された日時であってもよい。これにより、診断装置20は、一定の期間を超えた場合には検査官により検査および診断させて、より正確な診断を実施させることができる。
以上のような第1実施形態に係る診断システム10は、専門の検査員ではない複数のユーザに対象物の検査を実施させ、複数のユーザにより検査が実施された結果得られた複数の検査結果データに基づき、対象物の状態を診断する。これにより、診断システム10は、専門の検査員の負担を軽減して診断コストを小さくすることができる。
さらに、診断システム10は、対象の診断項目についての診断をより早くまたはより精度良く実行すべき場合ほど、大きな重要度を付与する。そして、診断システム10は、検査を実施したユーザに対して重要度に応じたインセンティブを与える。これにより、診断システム10は、ユーザに対して、重要度が大きな検査項目の検査の実施を促して、重要度が大きな検査項目についての診断をより早く実施することができる。
また、診断システム10は、重要度が閾値より大きな検査項目については、検査員に検査を指示する。これにより、診断システム10は、より正確に診断を実施させるべき検査項目については、検査員に検査および診断を実施させることができる。従って、診断システム10によれば、診断の信頼性を確保しながら、検査員による検査および診断の実施の回数を少なして、検査員の負担を軽減することができる。
(第2実施形態)
つぎに、第2実施形態に係る診断システム10について説明する。なお、第2実施形態以降の説明では、それまでの実施形態おいて説明した構成要素と略同一の構成および機能を有する構成要素については、同一の符号を付けて、相違点を除き詳細な説明を省略する。
図13は、第2実施形態に係る診断装置20の機能構成を示す図である。第2実施形態に係る診断装置20は、図2に示した第1実施形態に係る診断装置20の構成と比較して、人員判定部44および検査指示部46を備えない。すなわち、第2実施形態に係る診断装置20は、検査員に検査および診断を指示せずに、全ての診断項目について、ユーザに対して検査を依頼する。また、診断装置20は、図8のフローチャートにおいて、S103およびS104の処理を実行せず、S102の処理を実行した後にS105の処理を実行する。
第2実施形態において、重要度付与部42は、同一の診断項目について、充足判定部38による複数回の充足判定処理が実行された場合、判定処理毎に、重要度を大きくしてもよい。これにより、第2実施形態に係る診断システム10は、診断を実施するために必要となる数の有効な検査結果データが収集されない場合において、重要度を大きくしてユーザに与えるインセンティブを大きくし、検査の実施をより強くユーザに促すことができる。
(第3実施形態)
つぎに、第3実施形態に係る診断システム10について説明する。図14は、第3実施形態に係る診断装置20の機能構成を示す図である。第3実施形態に係る診断装置20は、図2に示した第1実施形態に係る診断装置20の構成と比較して、診断部40に代えて、診断依頼部72を備える。
診断依頼部72は、対象の診断項目について、検査結果データ記憶部36に記憶された複数の検査結果データに、診断をするために十分な数の有効な検査結果データが含まれている場合、検査員に診断を依頼する診断依頼データを、検査員端末装置22に送信する。また、診断依頼部72は、検査員端末装置22に診断依頼データを送信することに代えて、診断処理を実施する診断会社等のサーバに、診断依頼データを送信してもよい。この場合、診断会社は、検査員に診断を指示する。
診断依頼データは、対象の診断項目についての、複数の検査結果データを含む。さらに、診断依頼データは、対象の診断項目についての診断内容を含んでもよい。診断依頼データを受信した検査員は、診断依頼データに含まれる複数の検査結果データおよび診断内容を参照して、診断を実施する。そして、検査員は、対象の診断項目について、診断結果を含む診断結果データを診断装置20に送信する。
診断依頼部72は、検査員が保持する検査員端末装置22から送信された診断結果データを受信し、受信した診断結果データを診断日時とともに診断結果記憶部54に記憶させる。さらに、診断依頼部72は、検査員が保持する検査員端末装置22から診断結果に近い最新の検査結果データを受信してもよい。
また、診断依頼部72は、第1実施形態の診断部40による診断処理と同一の処理を実行してもよい。この場合、診断依頼部72は、診断依頼データに、参考情報として診断結果データおよび診断結果に近い最新の検査結果データを含めて、検査員に送信してもよい。
また、検査員は、検査結果データ記憶部36に記憶された複数の検査結果データに、診断するために有効な検査結果データが十分に含まれていないため再度の収集が必要である、という判定をしてもよい。この場合、診断依頼部72は、検査員が保持する検査員端末装置22から、再度の収集が必要という判定結果を受信する。このような判定結果を受信した場合、診断依頼部72は、充足判定部38に設定されている、有効な検査結果データを含んでいるか否かの判定するための閾値を上げて、充足判定部38に再度判定処理を実行させてもよい。さらに、このような判定結果を受信した場合、診断依頼部72は、対応する診断項目についての重要度を大きくして、検査の実施をより強くユーザに促してもよい。
このような第3実施形態に係る診断システム10によれば、ユーザにより検査を実施させることにより検査員による検査の実施コストを下げるとともに、対象物の状態をより正確に診断することができる。
(第4実施形態)
つぎに、第4実施形態に係る診断システム10について説明する。図15は、第4実施形態に係る診断装置20の機能構成を示す図である。第4実施形態に係る診断装置20は、図2に示した第1実施形態に係る診断装置20の構成と比較して、参照情報記憶部74をさらに備える。なお、図13に示す第2実施形態または図14に示す第3実施形態に係る診断装置20が参照情報記憶部74をさらに備える構成であってもよい。
参照情報記憶部74は、複数の診断項目のそれぞれについて、対象物の状態を検査するユーザが、検査を実施する際に参照する参照情報を記憶する。配信部50は、配信データに、対応する診断項目についての参照情報を参照情報記憶部74から読み出して、配信データに含める。
参照情報は、例えば、過去の検査結果データを含んでもよい。また、参照情報は、対象物が設置された設備内における対象物を位置または測定器の位置等を示した配置図であってもよい。また、参照情報は、対象物を撮像する場合における構図の見本となる参照画像、対象物の音声を録音する際の録音位置、方向および推奨設定、または、目視により対象物を確認する際におけるユーザの推奨位置を含んでもよい。これにより、ユーザは、対象物の検査をより正確に実施することができる。
このような第4実施形態に係る診断システム10によれば、ユーザにより正確に検査を実施させることができるとともに、検査員による検査コストを下げることができる。
(ハードウェア構成)
図16は、実施形態に係る診断装置20のハードウェア構成の一例を示す図である。診断装置20は、例えば図16に示すようなハードウェア構成のコンピュータにより実現される。診断装置20は、CPU(Central Processing Unit)301と、RAM(Random Access Memory)302と、ROM(Read Only Memory)303と、操作入力装置304と、表示装置305と、記憶装置306と、通信装置307とを備える。そして、これらの各部は、バスにより接続される。
CPU301は、プログラムに従って演算処理および制御処理等を実行するプロセッサである。CPU301は、RAM302の所定領域を作業領域として、ROM303および記憶装置306等に記憶されたプログラムとの協働により各種処理を実行する。
RAM302は、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のメモリである。RAM302は、CPU301の作業領域として機能する。ROM303は、プログラムおよび各種情報を書き換え不可能に記憶するメモリである。
操作入力装置304は、マウスおよびキーボード等の入力デバイスである。操作入力装置304は、ユーザから操作入力された情報を指示信号として受け付け、指示信号をCPU301に出力する。
表示装置305は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示デバイスである。表示装置305は、CPU301からの表示信号に基づいて、各種情報を表示する。
記憶装置306は、フラッシュメモリ等の半導体による記憶媒体、または、磁気的若しくは光学的に記録可能な記憶媒体等にデータを書き込みおよび読み出しをする装置である。記憶装置306は、CPU301からの制御に応じて、記憶媒体にデータの書き込みおよび読み出しをする。通信装置307は、CPU301からの制御に応じて外部の機器とネットワークを介して通信する。
コンピュータで実行されるプログラムは、充足判定モジュールと、診断モジュール(または診断依頼モジュール)と、重要度付与モジュールと、人員判定モジュールと、検査指示モジュールと、依頼データ生成モジュールと、配信モジュールと、結果受信モジュールとを含むモジュール構成となっている。このプログラムは、CPU301(プロセッサ)によりRAM302上に展開して実行されることにより、コンピュータを充足判定部38、診断部40(または診断依頼部72)、重要度付与部42、人員判定部44、検査指示部46、依頼データ生成部48、配信部50および結果受信部52として機能させる。なお、診断部40(または診断依頼部72)、重要度付与部42、人員判定部44、検査指示部46、依頼データ生成部48、配信部50および結果受信部52の一部または全部がハードウェア回路で実現されてもよい。また、RAM302および記憶装置306は、診断項目記憶部32、過去データ記憶部34、検査結果データ記憶部36、診断結果記憶部54および参照情報記憶部74として機能する。
また、コンピュータで実行されるプログラムは、コンピュータにインストール可能な形式または実行可能な形式のファイルで、CD-ROM、フレキシブルディスク、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、このプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、このプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、診断装置20で実行されるプログラムを、ROM303等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 診断システム
20 診断装置
22 検査員端末装置
24 ユーザ端末装置
32 診断項目記憶部
34 過去データ記憶部
36 検査結果データ記憶部
38 充足判定部
40 診断部
42 重要度付与部
44 人員判定部
46 検査指示部
48 依頼データ生成部
50 配信部
52 結果受信部
54 診断結果記憶部
62 ユーザ情報受信部
64 配信データ生成部
72 診断依頼部
74 参照情報記憶部

Claims (29)

  1. 対象物の状態を診断する情報処理装置であって、
    前記対象物における診断の対象となる1または複数の診断項目のうちの対象診断項目について、前記対象物の状態を検査する専門の検査員とは異なる複数のユーザが実施した検査の結果を表す複数の検査結果データに、診断をするために十分な2以上の所定数の検査結果データが含まれているか否かを判定する充足判定部と、
    前記対象診断項目について、前記複数の検査結果データに前記所定数の検査結果データが含まれている場合、前記複数の検査結果データに基づき前記対象物の状態を診断する診断部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記対象診断項目について、前記複数の検査結果データに前記所定数の検査結果データが含まれていない場合、検査の実施を前記複数のユーザのそれぞれに依頼する依頼データを生成する依頼データ生成部を、
    さらに備える請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記依頼データを、前記複数のユーザに保持される複数のユーザ端末装置へと配信する配信部を、
    さらに備える請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記充足判定部は、前記診断項目について、前記複数のユーザが実施した検査の結果を表す前記複数の検査結果データに、前記所定数の有効な検査結果データが含まれているか否かを判定し、
    前記診断部は、前記診断項目について、前記複数の検査結果データに前記所定数の有効な検査結果データが含まれている場合、前記複数の検査結果データに基づき前記対象物の状態を診し、
    前記依頼データ生成部は、前記対象診断項目について、前記複数の検査結果データに前記所定数の有効な検査結果データが含まれていない場合、前記依頼データを生成する
    請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記対象診断項目について、前記複数のユーザ端末装置から検査結果データを受信して、前記複数の検査結果データに含める結果受信部を、さらに備え、
    前記充足判定部は、前記複数の検査結果データに、前記所定数の有効な検査結果データが含まれるまで判定処理を繰り返す
    請求項に記載の情報処理装置。
  6. 前記充足判定部は、前記対象診断項目について、最後の診断日時から所定時間経過した後に、前記所定数の有効な検査結果データが含まれているか否かを判定する
    請求項に記載の情報処理装置。
  7. 前記充足判定部は、前記対象診断項目について、前記複数の検査結果データの数が予め設定された閾値以上であり、且つ、前記検査員が過去に実施した検査の結果を表す複数の結果データの下限値と上限値とに基づき定められる範囲に、前記複数の検査結果データの所定割合以上が含まれている場合、前記所定数の有効な検査結果データが含まれていると判定する
    請求項またはに記載の情報処理装置。
  8. 前記複数の検査結果データに、前記所定数の有効な検査結果データが含まれていない場合、前記対象診断項目に診断の重要度を付与する重要度付与部を、さらに備える
    請求項からの何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記重要度付与部は、前記対象診断項目に対して予め設定された数に対する、前記複数の検査結果データに含まれる有効な検査結果データの数の割合が小さい程、前記重要度を大きくする
    請求項に記載の情報処理装置。
  10. 前記結果受信部は、前記対象診断項目について、前記検査結果データを送信した前記複数のユーザのそれぞれに対して、前記対象診断項目について付与された前記重要度に従ったインセンティブを与える
    請求項またはに記載の情報処理装置。
  11. 前記対象診断項目に診断の重要度を付与する重要度付与部と、
    前記複数の検査結果データに前記所定数の有効な検査結果データが含まれていない場合であって、且つ、前記重要度が予め定められた値より大きい場合、前記検査員に前記対象診断項目についての検査の実施を指示する検査指示部と、
    をさらに備え、
    前記依頼データ生成部は、前記複数の検査結果データに前記所定数の有効な検査結果データが含まれていない場合であって、且つ、前記重要度が前記予め定められた値以下である場合、前記ユーザに前記対象診断項目についての検査の実施を依頼する前記依頼データを生成する
    請求項からの何れか1項に記載の情報処理装置。
  12. 情報処理装置により、対象物の状態を診断する情報処理方法であって、
    前記情報処理装置が、前記対象物における診断の対象となる1または複数の診断項目のうちの対象診断項目について、前記対象物の状態を検査する専門の検査員とは異なる複数のユーザが実施した検査の結果を表す複数の検査結果データに、診断をするために十分な2以上の所定数の検査結果データが含まれているか否かを判定し、
    前記情報処理装置が、前記対象診断項目について、前記複数の検査結果データに前記所定数の検査結果データが含まれている場合、前記複数の検査結果データに基づき前記対象物の状態を診断する
    情報処理方法。
  13. コンピュータを、対象物の状態を診断する情報処理装置として機能させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記対象物における診断の対象となる1または複数の診断項目のうちの対象診断項目について、前記対象物の状態を検査する専門の検査員とは異なる複数のユーザが実施した検査の結果を表す複数の検査結果データに、診断をするために十分な2以上の所定数の検査結果データが含まれているか否かを判定する充足判定部と、
    前記対象診断項目について、前記複数の検査結果データに前記所定数の検査結果データが含まれている場合、前記複数の検査結果データに基づき前記対象物の状態を診断する診断部と、
    して機能させるプログラム。
  14. 対象物の状態を診断する情報処理装置であって、
    前記対象物における診断の対象となる1または複数の診断項目のうちの対象診断項目について、前記対象物の状態を検査するユーザが実施した検査の結果を表す複数の検査結果データに、診断をするために十分な2以上の所定数の検査結果データが含まれているか否かを判定する充足判定部と、
    前記対象診断項目について、前記複数の検査結果データに前記所定数の検査結果データが含まれている場合、前記複数の検査結果データに基づき前記対象物の状態を診断する診断部と、
    前記対象診断項目について、前記複数の検査結果データに前記所定数の検査結果データが含まれていない場合、検査の実施を前記ユーザに依頼する依頼データを生成する依頼データ生成部と、
    を備える情報処理装置。
  15. 情報処理装置により、対象物の状態を診断する情報処理方法であって、
    前記情報処理装置が、前記対象物における診断の対象となる1または複数の診断項目のうちの対象診断項目について、前記対象物の状態を検査するユーザが実施した検査の結果を表す複数の検査結果データに、診断をするために十分な2以上の所定数の検査結果データが含まれているか否かを判定し、
    前記情報処理装置が、前記対象診断項目について、前記複数の検査結果データに前記所定数の検査結果データが含まれている場合、前記複数の検査結果データに基づき前記対象物の状態を診断し、
    前記情報処理装置が、前記対象診断項目について、前記複数の検査結果データに前記所定数の検査結果データが含まれていない場合、検査の実施を前記ユーザに依頼する依頼データを生成する
    情報処理方法。
  16. コンピュータを、対象物の状態を診断する情報処理装置として機能させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記対象物における診断の対象となる1または複数の診断項目のうちの対象診断項目について、前記対象物の状態を検査するユーザが実施した検査の結果を表す複数の検査結果データに、診断をするために十分な2以上の所定数の検査結果データが含まれているか否かを判定する充足判定部と、
    前記対象診断項目について、前記複数の検査結果データに前記所定数の検査結果データが含まれている場合、前記複数の検査結果データに基づき前記対象物の状態を診断する診断部と、
    前記対象診断項目について、前記複数の検査結果データに前記所定数の検査結果データが含まれていない場合、検査の実施を前記ユーザに依頼する依頼データを生成する依頼データ生成部と、
    して機能させるプログラム。
  17. 対象物の状態を診断する情報処理装置であって、
    前記対象物における診断の対象となる診断項目について、前記対象物の状態を検査するユーザが実施した検査の結果を表す複数の検査結果データに、診断をするために十分な数の検査結果データが含まれているか否かを判定する充足判定部と、
    前記診断項目について、前記複数の検査結果データに診断をするために十分な数の検査結果データが含まれている場合、前記複数の検査結果データに基づき前記対象物の状態を診断する診断部と、
    前記診断項目について、前記複数の検査結果データに診断をするために十分な数の検査結果データが含まれていない場合、検査の実施を前記ユーザに依頼する依頼データを生成する依頼データ生成部と、
    前記依頼データを、前記ユーザに保持される複数のユーザ端末装置へと配信する配信部と、
    を備える情報処理装置。
  18. 前記ユーザは、前記対象物の状態を検査する専門の検査員とは異なる
    請求項17に記載の情報処理装置。
  19. 前記充足判定部は、前記診断項目について、前記ユーザが実施した検査の結果を表す前記複数の検査結果データに、診断をするために十分な数の有効な検査結果データが含まれているか否かを判定し、
    前記診断部は、前記診断項目について、前記複数の検査結果データに診断をするために十分な数の有効な検査結果データが含まれている場合、前記複数の検査結果データに基づき前記対象物の状態を診し、
    前記依頼データ生成部は、前記診断項目について、前記複数の検査結果データに診断をするために十分な数の有効な検査結果データが含まれていない場合、前記依頼データを生成する
    請求項18に記載の情報処理装置。
  20. 前記診断項目について、前記複数のユーザ端末装置から検査結果データを受信して、前記複数の検査結果データに含める結果受信部を、さらに備え、
    前記充足判定部は、前記複数の検査結果データに、診断をするために十分な数の有効な検査結果データが含まれるまで判定処理を繰り返す
    請求項19に記載の情報処理装置。
  21. 前記充足判定部は、前記診断項目について、最後の診断日時から所定時間経過した後に、診断をするために十分な数の有効な検査結果データが含まれているか否かを判定する
    請求項20に記載の情報処理装置。
  22. 前記充足判定部は、前記診断項目について、前記複数の検査結果データの数が予め設定された閾値以上であり、且つ、前記検査員が過去に実施した検査の結果を表す複数の結果データの下限値と上限値とに基づき定められる範囲に、前記複数の検査結果データの所定割合以上が含まれている場合、診断をするために十分な数の有効な検査結果データが含まれていると判定する
    請求項20または21に記載の情報処理装置。
  23. 前記複数の検査結果データに、診断をするために十分な数の有効な検査結果データが含まれていない場合、前記診断項目に診断の重要度を付与する重要度付与部を、さらに備える
    請求項20から22の何れか1項に記載の情報処理装置。
  24. 前記重要度付与部は、前記診断項目に対して予め設定された数に対する、前記複数の検査結果データに含まれる有効な検査結果データの数の割合が小さい程、前記重要度を大きくする
    請求項23に記載の情報処理装置。
  25. 前記結果受信部は、前記診断項目について、前記検査結果データを送信した前記ユーザに対して、前記診断項目について付与された前記重要度に従ったインセンティブを与える
    請求項23または24に記載の情報処理装置。
  26. 前記診断項目に診断の重要度を付与する重要度付与部と、
    前記複数の検査結果データに診断をするために十分な数の有効な検査結果データが含まれていない場合であって、且つ、前記重要度が予め定められた値より大きい場合、前記検査員に前記診断項目についての検査の実施を指示する検査指示部と、
    をさらに備え、
    前記依頼データ生成部は、前記複数の検査結果データに診断をするために十分な数の有効な検査結果データが含まれていない場合であって、且つ、前記重要度が前記予め定められた値以下である場合、前記ユーザに前記診断項目についての検査の実施を依頼する前記依頼データを生成する
    請求項19から22の何れか1項に記載の情報処理装置。
  27. 情報処理装置により、対象物の状態を診断する情報処理方法であって、
    前記情報処理装置が、前記対象物における診断の対象となる診断項目について、前記対象物の状態を検査するユーザが実施した検査の結果を表す複数の検査結果データに、診断をするために十分な数の検査結果データが含まれているか否かを判定し、
    前記情報処理装置が、前記診断項目について、前記複数の検査結果データに診断をするために十分な数の検査結果データが含まれている場合、前記複数の検査結果データに基づき前記対象物の状態を診断し、
    前記情報処理装置が、前記診断項目について、前記複数の検査結果データに診断をするために十分な数の検査結果データが含まれていない場合、検査の実施を前記ユーザに依頼する依頼データを生成し、
    前記情報処理装置が、前記依頼データを、前記ユーザに保持される複数のユーザ端末装置へと配信する
    情報処理方法。
  28. コンピュータを、対象物の状態を診断する情報処理装置として機能させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記対象物における診断の対象となる診断項目について、前記対象物の状態を検査するユーザが実施した検査の結果を表す複数の検査結果データに、診断をするために十分な数の検査結果データが含まれているか否かを判定する充足判定部と、
    前記診断項目について、前記複数の検査結果データに診断をするために十分な数の検査結果データが含まれている場合、前記複数の検査結果データに基づき前記対象物の状態を診断する診断部と、
    前記診断項目について、前記複数の検査結果データに診断をするために十分な数の検査結果データが含まれていない場合、検査の実施を前記ユーザに依頼する依頼データを生成する依頼データ生成部と、
    前記依頼データを、前記ユーザに保持される複数のユーザ端末装置へと配信する配信部と
    して機能させるプログラム。
  29. 対象物の状態を診断する情報処理装置と、
    前記対象物の状態を検査するユーザが保持する複数のユーザ端末装置と
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記対象物における診断の対象となる診断項目について、前記ユーザが実施した検査の結果を表す複数の検査結果データに、診断をするために十分な数の検査結果データが含まれているか否かを判定する充足判定部と、
    前記診断項目について、前記複数の検査結果データに診断をするために十分な数の検査結果データが含まれている場合、前記複数の検査結果データに基づき前記対象物の状態を診断する診断部と、
    前記診断項目について、前記複数の検査結果データに診断をするために十分な数の検査結果データが含まれていない場合、検査の実施を前記ユーザに依頼する依頼データを生成する依頼データ生成部と、
    前記依頼データを、前記ユーザに保持される複数のユーザ端末装置へと配信する配信部と、
    を有する情報処理システム。
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