JP7419138B2 - 車両用ガラスモジュール及び装着部材 - Google Patents
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Description
図1に、第1実施形態に係る車両用ガラスモジュール(以下、単に「ガラスモジュール」ともいう。)10を備えた車両1を示す。車両1はリアハッチゲート20を備えており、ガラスモジュール10は、車両1の左右両側面の後方でリアハッチゲート20の近傍に備えられている。ガラスモジュール10は、リアサイドウィンドウ(固定窓の一例)に用いられており、運転者の左右後方の視認性を確保して死角を少なくするために設けられている。図1、図2に示すように、車両1のリアサイドウィンドウは、車体に固定されており、開閉することはできない。
以下、本発明の第2実施形態に係る車両用ガラスモジュール10について、図8、図9に基づいて説明する。本実施形態に係るガラスモジュール10は、第1実施形態とは異なり、ガラス板100が湾曲板状であり、モール200の視認防止部220が切欠き223を有している。本実施形態の説明においては、第1実施形態と同様の構成の箇所については同じ符号を付し、同様の構成に関する説明を省略する。
本変形例のモール200の視認防止部220において、切欠き223は、図10、図11に示すように、視認防止部220の長手方向の両端から中央に向けて形成されている。視認防止部220と本体部210の第2面212との境界部分である視認防止部220の基端部分221の両端から中央に向けて切欠き223を形成することにより、視認防止部220と本体部210とが接合されている箇所を視認防止部220の中央部だけに限定し、本体部210の曲げ剛性を小さくしている。
本変形例のモール200の視認防止部220において、切欠き223は、図12、13に示すように、視認防止部220の先端部分222から基端部分221(本体部210の第2面212)に向けて複数形成されている(本変形例では7つ)。視認防止部220の先端部分222から基端部分221に向けて切欠き223を複数形成することにより、視認防止部220を複数の剛体に分割することができ、本体部210の曲げ剛性を小さくすることができる。
本変形例のモール200の視認防止部220において、切欠き223は、図14、15に示すように、視認防止部220の長手方向に沿って、複数形成されている(本変形例では3つ)。視認防止部220の長手方向に沿って切欠き223を複数形成することにより、視認防止部220の剛性を低下させ、その結果、本体部210の曲げ剛性を小さくしている。
以下、本発明の第3実施形態に係る車両用ガラスモジュール10について、図16に基づいて説明する。本実施形態及び本実施形態の変形例に係るガラスモジュール10のガラス板100は、第2実施形態と同様に、第1側部110が車両1の外側に向けて湾曲した湾曲板状である。しかし、モール200については、第1実施形態、第2実施形態とは異なり、本体部210が溝213を有している。本実施形態の説明においては、第1実施形態、第2実施形態と同様の構成の箇所については同じ符号を付し、同様の構成に関する説明を省略する。
図17に示すように、本変形例のモール200の本体部210において、第1面211の短手方向、すなわち視認防止部220と交差する方向に沿って、複数の溝213が形成されている。溝213が形成された箇所においては、本体部210の厚さが薄くなっている。溝213の数、深さ、断面形状等は特に規定されないが、本体部210が必要な強度を維持する範囲において溝213の数は多く、溝213の深さは深くする方がよい。本体部210の第1面211の短手方向に沿って複数の溝213を形成することにより、本体部210の剛性を低下させて、本体部210の曲げ剛性を小さくしている。複数の溝213を本体部210の第1面211の短手方向に形成すると、複数の溝213を視認防止部220に沿って形成する場合と比較して、本体部210の剛性をより低下させて、本体部210の曲げ剛性をより小さくすることができる。図17では図示されていないが、ガラス板100との接着性を高めるために、両面テープ140が貼付される箇所については、溝213が形成されていなくてもよい。なお、複数の溝213は、本体部210の第1面211の長手方向に沿って形成されていてもよい。
上記各本実施形態及びその変形例に係るガラスモジュール10においては、モール200はガラス板100のリアハッチゲート20の側に取り付けられていたが、取り付け場所はこの場所に限られるものではない。例えば、モール200は、ガラス板100における、リアハッチゲート20の側に替えて又はリアハッチゲート20の側に加えて、図1に示す車両1のドア5の側に取り付けられていてもよい。モール200をガラス板100のドア5の側に取り付けることにより、ドア5を開けた状態で車両前方から後方を見たときに、ガラス板100の側端面や車体構造部は視認防止部220に遮られて視認されず、車両1の外観品質の低下を防止することができる。図1に示す車両1は4ドアのため、ドア5は後部ドアであるが、2ドア車であれば、ドア5は前部ドアに相当する。
10 車両用ガラスモジュール
100 ガラス板
140 両面テープ
200 モール(装着部材)
210 本体部
211 第1面
212 第2面
213 溝
220 視認防止部
223 切欠き
224 遮蔽壁(遮蔽部)
230 カバー部
240 固定部(固定部材)
Claims (12)
- 車両の固定窓として用いられるガラス板と、
前記ガラス板に取り付けられ、前記ガラス板を前記車両のボディに係止させる固定部材と、
前記ガラス板の板面に接着された第1面と、前記第1面と反対側にある第2面とを有する板状の本体部、及び、前記固定部材の車外からの視認を防止するために前記第2面から突出した板状の視認防止部、を含む樹脂製の装着部材と、を備え、
前記ガラス板の前記板面は湾曲しており、
前記装着部材は、前記板面の湾曲に沿って前記本体部を湾曲させることが可能な切欠きを有している車両用ガラスモジュール。 - 前記切欠きは、前記視認防止部における前記第2面との境界部分に形成されている、請求項1に記載の車両用ガラスモジュール。
- 前記切欠きは、前記視認防止部の板面に垂直な方向視において、前記固定部材の少なくとも一部と重畳する箇所に形成されている、請求項2に記載の車両用ガラスモジュール。
- 前記本体部は、前記切欠きと前記固定部材との間に、前記切欠きからの前記固定部材の視認を遮る遮蔽部を有している、請求項3に記載の車両用ガラスモジュール。
- 前記切欠きは、前記視認防止部の板面に垂直な方向視において、前記固定部材と重畳しない箇所に形成されている、請求項2に記載の車両用ガラスモジュール。
- 前記切欠きは、前記視認防止部の突出端部から前記第2面に向けて少なくとも1つ形成されている、請求項1に記載の車両用ガラスモジュール。
- 車両の固定窓として用いられるガラス板と、
前記ガラス板に取り付けられ、前記ガラス板を前記車両のボディに係止させる固定部材と、
前記ガラス板の板面に接着された第1面と、前記第1面と反対側にある第2面とを有する板状の本体部、及び、前記固定部材の車外からの視認を防止するために前記第2面から突出した板状の視認防止部、を含む樹脂製の装着部材と、を備え、
前記ガラス板の前記板面は湾曲しており、
前記本体部は、前記板面の湾曲に沿って前記本体部を湾曲させることが可能な溝を有している車両用ガラスモジュール。 - 前記溝は、前記視認防止部と交差する方向に形成されている、請求項7に記載の車両用ガラスモジュール。
- 前記装着部材は、前記本体部から延出して前記ガラス板の側端面を覆うカバー部を有する、請求項1から8のいずれか一項に記載の車両用ガラスモジュール。
- 前記ガラス板は前記車両の後部の前記固定窓として用いられる、請求項1から9のいずれか一項に記載の車両用ガラスモジュール。
- 前記ガラス板と前記装着部材とは両面テープにより接着されている、請求項1から10のいずれか一項に記載の車両用ガラスモジュール。
- 請求項1から11のいずれか一項に記載の車両用ガラスモジュールに用いられる装着部材であって、
車両のガラス板の板面に接着される第1面と、前記第1面と反対側にある第2面とを有する板状の本体部と、
前記ガラス板を前記車両のボディに係止させる固定部材の車外からの視認を防止するために前記第2面から突出した板状の視認防止部と、を備えた樹脂製の装着部材。
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