JP7418008B2 - 方法およびパンチ - Google Patents

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Description

本開示は、管材の成形性評価に用いられる方法およびパンチに関する。
自動車構造部品の形状の複雑化および高強度化に伴い、自動車用の素材にはより高度な成形性が求められている。素材に求められる成形性として、穴広げ性や伸びフランジ性が存在する。
穴広げ性の評価としては、例えば、JIS Z 2256 2010に規定される穴広げ試験が存在する。エリクセン試験機を用いて、板材に形成された所定の径の丸穴を広げ、破断が発生した時点での穴径を評価するものである。また、特許文献1には、切り欠きが形成された板材を両側から引っ張ることで穴広げ性を評価するサイドベンド試験方法が開示されている。また、特許文献2には、管材の破壊靭性を3点曲げにより評価する方法が開示されている。
特開2009-145138号公報 特開2011-174808号公報
しかしながら、JIS規定や特許文献1に開示された技術は板材の穴広げ性を評価するものであり、管材の穴広げ性を評価するものではない。また、特許文献2に開示された技術は、管材の破壊靭性を評価することはできるが、いわゆる脆性破壊に対する抵抗を評価するものであり、穴広げ性のような延性破壊を評価するものとは異なる。また、上記文献に開示された試験法においては専用の治具が必要であり、破壊のタイミングを目視で確認する等熟練されたスキルが求められる。
そこで、本開示は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、管材の穴広げ性の評価を容易に行うことが可能な方法およびパンチを提供することである。
本開示によれば、管材の成形性評価のための方法であって、前記管材を母材とする円環材の一方の端面において、前記円環材の中心軸を基準に対称となる位置にそれぞれ切り欠き部が設けられる試験片を設けることと、前記試験片の周側面の周方向に引張ひずみを生じさせるモーメントを、試験荷重の変化量が所定の条件を満たすか、または、前記試験片が破断するかのいずれかが発生するまで、少なくとも付加することと、を含む、方法が提供される。
本開示によれば、管材の穴広げ性の評価を容易に行うことができる。
本開示の一実施形態に係る管材の成形性の評価のための穴広げ試験方法の構成例を示す図である。 同実施形態に係るパンチ1の構成例を示す図である。 同実施形態に係る試験片2の構成例を示す図である。 同実施形態に係る試験片2の作成例を示す概要図である。 同実施形態に係る切り欠き部23の形状の例を示す図である。 図1に示した同実施形態に係る管材の穴広げ試験方法の構成例を側方から見た模式図である。 STKM14Bを素材とする試験片に対する本実施形態に係る試験方法により得られる荷重-ストローク曲線の一例である。 STKM13Aを素材とする試験片に対する本実施形態に係る試験方法により得られる荷重-ストローク曲線の一例である。 同実施形態に係る試験片2の変形量の例を示すための図である。 同実施形態に係る試験片2の変形量の例を示すための図である。 同実施形態の第1の変形例に係る管材の穴広げ試験方法の構成例を示す図である。 図9のIX-IX’断面線により示されるパンチ100および試験片2の断面図である。 同実施形態の第2の変形例に係る管材の穴広げ試験方法に用いられるパンチ100Aおよび試験片2の断面図である。 同実施形態の第3の変形例に係る管材の穴広げ試験方法に用いられるパンチ100Bおよび試験片2の断面図である。 同実施形態の第3の変形例に係る管材の穴広げ試験方法に用いられるパンチ100Cおよび試験片2の断面図である。 同実施形態の第5の変形例に係る管材の穴広げ試験方法に用いられるパンチ100Dおよび試験片2の断面図である。 本実施形態の第1の実施例に係る管材の応力-相当塑性ひずみ曲線を示すグラフである。 同変形例における試験片モデルの変形の様子を示す図である。 同変形例におけるストロークと相当塑性ひずみとの関係を示すグラフである。 本変形例に係る破断および極限変形能を考慮したFEMによる試験により得られる荷重-ストローク線図である。 本実施形態の第2の実施例で用いた試験片の寸法を示す図である。 同実施例で用いたパンチの寸法を示す図である。 同実施例における実験の状況を示す図である。 同実施例における実験から得られたストロークと荷重の関係を示すグラフである。 同実施例における実験から得られたストロークと荷重の関係を示すグラフである。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1は、本開示の一実施形態に係る管材の成形性の評価のための穴広げ試験方法の構成例を示す図である。なお、本実施形態に係る管材の「成形性」とは、例えば管材に穴広げ加工を行う際に求められる穴広げ性でありうる。また、「成形性」とは、管材に設ける穴の打ち抜き後の穴広げ性も含みうる。打ち抜き後の穴広げ性とは、所定の打ち抜き条件で穴を打ち抜いた際の穴広げ性への影響を示す指標である。打ち抜きの際には穴縁に大きな塑性変形が加わり、場合によってはバリが生じることもある。そのため、同一の穴を打ち抜き加工により設ける場合であっても、打ち抜き条件によって穴広げ性が異なりうる。かかる打ち抜き条件を決めるのに、打ち抜き後の穴広げ性が評価され得る。図示するように、本実施形態に係る管材の穴広げ試験方法においては、支持台3、3の上に円環状の試験片2を載せ、試験片2の上部からパンチ1を押し込むことにより、試験片2に試験荷重が印加される。なお、印加される試験荷重は、パンチ1によるものに限定されず、例えば、試験片2を折り曲げることにより与えられる試験荷重等であってもよい。支持台3に載せられた試験片2は、支持台3により拘束されてもよいし、拘束されなくてもよい。また、試験片2が支持台3に拘束される場合、支持台3による試験片2の拘束方向は特に限定されない。また、支持台3は、箱状に限らず、任意の支持構造を取ることができる。
図2は、本実施形態に係るパンチ1の構成例を示す図である。図2に示すように、例えばパンチ1は、X方向およびZ方向に伸びる板状の部材であり得る。パンチ1の下端(Z方向のマイナス方向における端部)には押圧面11が設けられる。押圧面11は、例えば図2に示すように、X軸方向に直交する断面において、一部分に曲率を有する形状であってもよい。かかる形状は特に限定されない。パンチ1の変形例については後述する。
図3は、本実施形態に係る試験片2の構成例を示す図である。試験片2は、下端面21と、上端面22とを有する。また、試験片2においては、管材を母材とする円環材の一方の端面において、円環材の中心軸を基準に対称となる位置にそれぞれ切り欠き部23が設けられる。具体的には、試験片2は、径方向において中心からみて外側の面である外側面と、内側の面である内側面を有する。試験片2の下端面21には、2つの切り欠き部23が設けられる。
図4は、本実施形態に係る試験片2の作成例を示す概要図である。試験片2は、例えば、図4に示すような手順により作成される。まず、成形性の評価対象である管材に、穴を打ち抜いて穴部を設ける。かかる穴部は、管材の中心軸を基準に対象となる位置においてそれぞれ設けられる。次に、管材の長手方向に直交する方向に、前記穴部を含むように所定の間隔を空けて切り出して、円環材20を得る。そして、円環材の穴部が通過するように、円環材の周方向に沿って切断する。これにより、切り欠き部23を有する試験片2が設けられる。
かかる切り欠き部23は、例えば、伸びフランジ成形や穴広げ成形、バーリング成形等における穴部の縁の部分に相当する。切り欠き部23の形状は特に限定されない。図5は、本実施形態に係る切り欠き部23の形状の例を示す図である。例えば、切り欠き部23aは半円弧形状である。切り欠き部23bは、円弧の一部分の形状である。切り欠き部23cは、底が円弧状であり、該円弧状の端部から下端面21に向けて平行に直線状に形成される。切り欠き部23dは、底を交点とする2つの線分により形成される。切り欠き部23eは、底部が円弧状であり、該円弧状の端部から下端面21に向けて広がるように直線状に形成される。かかる形状は、実際に管材に対して伸びフランジ成形等を施すために設けられる穴の形状に対応するものであってもよいし、標準的な試験のために規格化された形状であってもよい。
図3に戻ると、試験片2のサイズは特に限定されない。試験片2の外径をD、肉厚をtとした際に、h<0.7Dであり、かつ0.005D<t<0.4Dの寸法である試験片2である場合に、本実施形態に係る試験において特に有効である。例えば、h<0.7Dであれば、試験片2の所望の曲げモードを得ることができる。また、0.005D<t<0.4Dであれば、所望の曲げモードを得ることができる。なお、リガメント長h’(切り欠き部23の底から上端面22までの距離)は、2つの切り欠き部23において同一であってもよいし、異なっていてもよい。例えば、リガメント長h’が大きい方の切り欠き部23を狙って破断させたい(リガメント長が大きいほどひずみが入りやすく、破断しやすい)場合に、2つのリガメント長h’を異ならせることができる。
図6は、図1に示した本実施形態に係る管材の穴広げ試験方法の構成例を側方から見た模式図である。ここでは、支持台3は、箱状ではなく簡略化して記載する。図6に示すように、本試験方法は、いわゆる板材における3点曲げ試験を模したものである。パンチ1は、試験開始時においては、試験片2の切り欠き部23がそれぞれ設けられる位置に対応する上端面22の2箇所の部分に接する。そして、パンチ1を負のZ方向に移動させ、荷重を試験片2に付加する。荷重の付加は、例えばロードセルにより行われる。
パンチ1により荷重が試験片2に付加されると、三点曲げのように、試験片2の周側面の周方向に引張ひずみを生じさせるモーメントが付加される。このとき、特に切り欠き部23の穴縁に対して、より大きな引張ひずみが生じ得る。パンチ1のストロークが増加するにつれて、モーメントの負荷量も増大し、該ひずみが増加する。ひずみが限界に達すると(すなわち極限変形能に達すると)、切り欠き部23において破断が生じ得る。この破断が生じたタイミングは、実際の破断等により生じ得るような、試験荷重の変化量が所定の条件を満たすタイミング、より具体的には、荷重(モーメント)の変化(低下)により判断することができる。すなわち、従来の穴広げ試験におけるような目視による判断ではなく、試験荷重の低下による判断が可能となる。ここでいう所定の条件は、例えば、荷重-ストローク曲線における荷重2回微分F’’が、マイナス方向に最大となったときを意味する。すなわち破断が生じたタイミングとして、荷重が急激に低下したタイミングであるとすることができる。荷重の付加は、荷重の変化や試験片の破断が生じるまで行われてもよいし、これらの現象が発生したあとも継続的に行われてもよい。
図7および図8は、STKM14BおよびSTKM13Aを素材とする試験片に対する本実施形態に係る試験方法により得られる荷重-ストローク曲線の一例である。各グラフにおいて、それぞれストロークに対する試験荷重Fおよび試験荷重の2回微分F’’がプロットされている。各図に示すように、試験荷重Fが急激に変化している点において、2回微分F’’の値もマイナスにおいて最大となっていることがわかる。このようなピークが破断のタイミングとして定量的に評価することができる。
なお、2回微分F’’のピークに着目すると、本発明者らは、亀裂が発生したあとの、亀裂伝播停止性と関連することを突き止めた。すなわち、2回微分F’’のピーク値から、試験片2の材料の亀裂伝播停止性を評価することができる。亀裂伝播停止性は、例えば、自動車の衝突時において、穴縁から亀裂が発生し始めた際の部材の破壊挙動に影響を与えるパラメータである。図7と図8の例を比較すると、STKM13Aの方が、STKM14Bよりも、ピークの絶対値が小さい。このことから、STKM13Aの方が、STKM14Bよりも亀裂伝播停止性に優れていると評価することができる。
成形性の評価は、試験片2の破断時における試験片2の変形量を測定することにより行われる。「試験片2の変形量」は、複数の例が存在する。図9および図10は、本実施形態に係る試験片2の変形量の例を示すための図である。まず、図9を参照すると、試験片2を不図示のパンチ1により荷重を印加させ、破断が生じた状態が示されている。試験片2’は切り欠き部23を中心に、内方へ折れ曲がった形状となる。
例えば、「試験片2の変形量」は、パンチのストロークStであってもよい。ストロークStは、試験開始時(パンチ1と試験片2が初期位置で接触している状態)から、破断時または荷重低下時までのパンチの移動量である。ストロークStを変形量することで、試験片2が破断等した場合の荷重の低下のタイミングにおいて直接的に評価することが可能である。
また、「試験片2の変形量」は、試験後の試験片2’を切り欠き部23が正面となる方向から見たときの、試験片2’の上端面22の曲げ角度θであってもよい。かかる曲げ角度θは、試験後の試験片2’を切り欠き部23が正面となる方向から見たときに、切り欠き部23を中心として左右に折れ曲がる上端面22に対応する2つの直線の交差する角度である。曲げ角度θは、例えば、試験片2’を切り欠き部23が正面となる方から撮影し、得られた画像から上端面22に対応する2つの直線を描画し、その交差角度を求めることで得られる。曲げ角度θを変形量とすることで、ストロークStの変化に対して曲げ角度θの変化が大きい領域における評価が可能となる。
また、「試験片2の変形量」は、試験片2(2’)を切り欠き部23が正面となる方向から見たときの、切り欠き部23の2つの端点23-1、23-2間の距離の、試験前と試験後との変化に基づく値であってもよい。すなわち、ここでいう変形量とは、試験前の端点の距離a0と、試験後(破断時)の端点の距離a1との差であってもよい。
また、図10に示すように、試験片2の切り欠き部23の周囲には格子状の模様25が設けられ、「試験片2の変形量」は、格子状の模様の格子間距離の、試験前と試験後との変化に基づく値であってもよい。例えば、変形量に対応する格子間距離は、図10に示すような破断により生じた亀裂26が生じた部分での格子間距離であってもよい。かかる格子間距離を用いることにより、より精度高い評価が可能となる。また、各格子間距離の変化に基づく値を取得することで、切り欠き部23の周囲におけるひずみの分布を得ることができる。かかる格子状の模様は、筆記具等により付されても良いし、ケガキ等により付されてもよい。
以上示したように、本実施形態に係る試験方法によれば、管材を輪切りにした円環状の試験片に切り欠き部を設け、該切り欠き部から見た場合に三点曲げとなるように試験片を支持しながら、切り欠き部を下端面側として該切り欠き部に対応する位置にパンチを押し込む。かかる押し込みにより、管材に対する穴広げ加工が模擬され、切り欠き部の底部付近にはひずみが生じる。かかるひずみが限界に到達すると、切り欠き部において破断が生じる。この破断した際の「変形量」を上記の手段等で計測することにより、試験片における破断特性を評価することができる。この試験片における破断特性の評価が、管材の穴広げ性の評価となる。かかる方法により、特殊な装置を用いなくても、管材の穴広げ性を簡単に、かつ精度高く評価することができる。
次に、本実施形態の変形例について説明する。図1、図2に示したパンチ1の押圧面11は平坦であったが、本技術はかかる例に限定されない。図11は、本実施形態の第1の変形例に係る管材の穴広げ試験方法の構成例を示す図である。また、図12は、図11のXI-XI’断面線により示されるパンチ100および試験片2の断面図である。図11および図12に示すように、本変形例に係るパンチ100は、基材10’の下端における押圧面11に、溝部12が二箇所に向けられる。かかる溝部12は、Y方向に横切るように、それぞれが略並行となるように設けられる。
図12に示すように、溝部12の幅(X方向の長さ)は、試験片2の肉厚tに対応する長さである。すなわち、パンチ100と試験片2が接触するとき、試験片2の上端部が溝部12に嵌ることとなる。この状態では、試験片2の上端部の径方向への動きが拘束される。これにより、パンチ100による荷重の印加において、試験片2の上端部におけるXY方向の変形(逃げ)が生じにくくなる。そうすると、切り欠き部23に対して、より適切に引張の応力を生じさせることができる。
図13は、本実施形態の第2の変形例に係る管材の穴広げ試験方法に用いられるパンチ100Aおよび試験片2の断面図である。図13に示すパンチ100Aおよび試験片2の断面図は、図11のXI-XI’断面線により示される断面図である。本変形例では、基部13の中央に近い側の溝部12の壁部14は、基部13の中央から遠い側の溝部12の壁部15よりも、溝部12の開口する方向において長く設けられている。すなわち、基部13の中央部分は、X方向において2つの溝部12を境に、下方に突出している。パンチ100Aと試験片2が荷重の印加において接触するとき、試験片2の上端部が溝部12に嵌る。そして、壁部14は、試験片2の切り欠き部23の上部の内側面と、その内側面の上方から下方にかけて接触する。この状態では、試験片2の切り欠き部23の上部の内壁の中心方向への動きが拘束され得る。これにより、パンチ100Aによる荷重の印加において、試験片2の上端部における径外側方向への変形に伴う切り欠き部23の上部の径中心方向への変形(逃げ)が生じにくくなる。そうすると、切り欠き部23に対して、より適切に引張の応力を生じさせることができる。このように、試験片2の径方向への移動を拘束しながら荷重を印加させることで、試験片2の変形に伴う荷重の逃げを抑制し、より精度高く試験を行うことが可能となる。
図14は、本実施形態の第3の変形例に係る管材の穴広げ試験方法に用いられるパンチ100Bおよび試験片2の断面図である。図14に示すパンチ100Bおよび試験片2の断面図は、図11のXI-XI’断面線により示される断面図である。本変形例では、パンチ100Bの基部13から下方に延びる壁部15が、試験片2の外側と接して拘束する。パンチ100Bと試験片2が荷重の印加において接触するとき、壁部15は、試験片2の切り欠き部23の外側面と接触する。この状態では、試験片2の切り欠き部23の径外側方向への動きが拘束され得る。これにより、パンチ100Bによる荷重の印加において、試験片2の上端部における径外側方向への変形に伴う切り欠き部23の上部の径中心方向への変形(逃げ)が生じにくくなる。そうすると、切り欠き部23に対して、より適切に引張の応力を生じさせることができる。このように、試験片2の径方向への移動を拘束しながら荷重を印加させることで、試験片2の変形に伴う荷重の逃げを抑制し、より精度高く試験を行うことが可能となる。なお、本変形例にしめした100Bには、上記の変形例で示した溝部12が設けられていてもよい。
図15は、本実施形態の第4の変形例に係る管材の穴広げ試験方法に用いられるパンチ100Cおよび試験片2の断面図である。図15に示すパンチ100Cおよび試験片2の断面図は、図11のXI-XI’断面線により示される断面図である。本変形例は、第2の変形例と同様に、基部17の押圧面11に溝部12が設けられ、溝部12の壁部14が試験片2の内側面と接触するが、かかる基部17は分離して設けられている。2つの基部17は、アジャスタ18により接続されており、アジャスタ18により溝部12が並設する方向(すなわちX方向)に沿って基部17が可動する。これにより、試験片2の外径に応じてパンチ100Cの溝部12の位置を調整することができる。すなわち、試験片2の外径によらず、一つのパンチ100Cを使用して試験を実施することができる。
図16は、本実施形態の第5の変形例に係る管材の穴広げ試験方法に用いられるパンチ100Dおよび試験片2の断面図である。図16に示すパンチ100Cおよび試験片2の断面図は、図11のXI-XI’断面線により示される断面図である。本変形例は、第4の変形例と同様の構造であるが、さらに、基部17の径方向外側において他の基部19がアジャスタ18Aにより接続される。かかるアジャスタ18Aにより、溝部12の幅方向の大きさを調整することができる。
次に、本実施形態に係る管材の穴広げ試験方法の実施例について説明する。
(1)有限要素法解析
まず、有限要素法(FEM:Finite Element Method)解析を用いて、本実施形態に係る管材の穴広げ試験方法の妥当性を評価するとともに、FEM解析による成形破断予測の実施可能性について検討した。
本実施例では、Simufact Formingを用いて、材料がSTKM13Aである管材を模擬して生成される試験片のモデルに対して、FEM解析を行った。管材のヤング率は200GPa、ポアソン比は0.29、降伏応力は260MPaであった。該管材の応力-相当塑性ひずみ曲線は、図17に示すとおりである。試験片モデルの外径は50.8mm、高さは12.5mm、肉厚は3.2mmであった。また、切り欠きは半円弧状とし、その切り欠き半径は5mm、リガメント長は7.5mmであった。かかるFEM解析は、例えば、CPUまたはGPU等のプロセッサを搭載するコンピュータにおいて行われる。すなわち、ストレージから読みだしたFEM解析アプリケーションをメモリに展開し、該プロセッサがメモリにアクセスすることで、FEM解析の機能をコンピュータにおいて発揮させることができる。
図18は、本変形例における試験片モデルの変形の様子を示す図である。本変形例における解析では、1のパンチ接触部においてパンチを接触させて押下する方法を模擬した。パンチ接触部および切り欠き部の近傍は変形しないように固定している。ここでは、パンチ接触部の変形量(すなわちストローク)と、パンチ接触部にかかる荷重と、切り欠き部の底部(ひずみ計測点)の相当塑性ひずみを測定した。
図18に示すように、変形量が大きくなるにつれ、切り欠き部の底部における相当塑性ひずみが増加していることが、コンター図を比較して明らかである。図19は、ストロークと相当塑性ひずみとの相関を示すグラフである。図19に示すように、ストロークに対して相当塑性ひずみが線形的に上昇することが示されている。このことから、相当塑性ひずみとストローク等との関係を規定することが可能であり、破断時の相当塑性ひずみを推定することが可能となる。すなわち、管材の穴広げ性(延性)の優劣を、ストローク等の変形量から推定することが可能である。また、破断時のストローク等の結果から極限変形能(相当塑性ひずみの上限値であるしきい値)を推定することができるので、成形シミュレーションにおける成形破断の予測も可能となる。従って、部品の実際の試作回数を低減させることも可能となる。
図20は、本変形例に係る破断および極限変形能を考慮したFEMによる試験により得られる荷重-ストローク線図である。破断および極限変形能を考慮したFEMによる試験とは、相当塑性ひずみが極限変形能に達したメッシュにおいて、そのメッシュを削除する(つまり破断する)ようなアルゴリズムを導入した試験である。なお、FEMにおける試験の各種条件は、上述のとおりである。図20に示すように、相当塑性ひずみが極限変形能FPに達した際に破断することを考慮したFEMによる試験では、破断による荷重の急激な低下が反映されていることがわかる。また、最初に破断が生じた後に亀裂が伝播していく様子も再現することができている。このように、上述した極限変形能を考慮することで、成形破断の予測も可能となる。
(2)実験による検証
次に、実際の実験による実施例について説明する。図21は、本実施例で用いた試験片の寸法を示す図である。試験片として、外径が50.8mm、板厚が3.2mm、高さが10mm、切り欠きの径が5mmのSTKM14Bからなる試験片を用意した。STKM14Bの引張強度は500MPa(以上)、降伏応力は355MPa(以上)、全伸び(EL)は15%(以上)である。また、図22は、本実施例で用いたパンチの寸法を示す図である。パンチの押圧面における曲率半径は3mmである。
図23は、本実施例における実験の状況を示す図である。図23に示すように、パンチ1は、ロードセル30により下方に荷重を試験片2に対して印加する。試験片2は、2つの支持台3により支持されている。2つの支持台3の間の距離は40mmである。
図24は、本実施例における実験から得られたストロークと荷重の関係を示すグラフである。図24に示すように、破断の発生時において荷重が急激に低下している。このことから、破断発生のタイミングを荷重の低下により特定することができる。
図25は、本実施例における実験により破断した試験片の様子を示す図である。図25に示すとおり、破断時の試験片2’の切り欠き部23’の底において、くびれを伴う破断が発生していることがわかる。すなわち、切り欠き部23’の底において、延性破壊が生じていることがわかる。かかる試験方法により、管材に設けられた穴広げ加工等がなされる穴の縁における延性破壊の様子を再現することが可能である。かかる方法によって、管材の穴広げ性を評価可能であることが示された。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(項目1)
管材の成形性評価のための方法であって、
前記管材の長手方向に直交する方向に所定の間隔を空けて切断して切り出されて得られる円環材の一方の端面において、前記円環材の中心軸を基準に対称となる位置にそれぞれ切り欠き部が設けられる試験片を設けることと、
前記試験片の周側面の周方向に引張ひずみを生じさせるモーメントを、試験荷重の変化量が所定の条件を満たすか、または、前記試験片が破断するかのいずれかが発生するまで、少なくとも付加することと、
を含む、方法。
(項目2)
前記切り欠き部が設けられた側の端面であって、前記試験片の周方向において前記切り欠き部が設けられていない部分の端面を支持し、
前記試験片の前記周方向において前記試験片の前記切り欠き部の各々が設けられる部分であって、前記切り欠き部が設けられた側とは反対側の端面の部分に荷重をパンチにより印加することにより、前記モーメントを付加する、
項目1に記載の方法。
(項目3)
前記試験荷重の変化量が所定の条件を満たす場合において、前記試験荷重の変化量が所定の条件を満たした時点における前記試験片の変形量を測定する、
項目1または2に記載の方法。
(項目4)
前記試験片が破断した場合において、前記試験片の破断時における前記試験片の変形量を測定する、
項目1または2に記載の方法。
(項目5)
前記試験荷重は、前記試験片の前記周方向において前記試験片の前記切り欠き部の各々が設けられる部分であって、前記切り欠き部が設けられた側とは反対側の端面の部分にパンチにより印加され、
前記試験片の変形量は、前記パンチのストロークである、項目3または4に記載の方法。
(項目6)
前記試験片の変形量は、試験後の前記試験片を前記切り欠き部が正面となる方向から見たときの、前記試験片の前記切り欠き部が設けられた側とは反対側の端面の曲げ角度である、項目3~5のいずれか1項に記載の方法。
(項目7)
前記試験片の変形量は、前記試験片を前記切り欠き部が正面となる方向から見たときの、前記切り欠き部の2つの端点間の距離の、試験前と試験後との変化に基づく値である、項目3~6のいずれか1項に記載の方法。
(項目8)
前記試験片の周側面における前記切り欠き部の周囲には、格子状の模様が付せられ、
前記試験片の変形量は、前記格子状の模様の格子間距離の、試験前と試験後との変化に基づく値である、項目3~7のいずれか1項に記載の方法。
(項目9)
前記試験荷重の印加は、前記試験片の径方向への移動を拘束しながら行う、項目2~8のいずれか1項に記載の方法。
(項目10)
前記試験片の少なくとも上端面の径方向への移動を拘束した状態で、前記試験荷重の印加を行う、項目9に記載の方法。
(項目11)
前記試験片の内側面の中心方向への移動を拘束した状態で、前記試験荷重の印加を行う、項目9または10に記載の方法。
(項目12)
前記切り欠き部の形状は、少なくとも円弧状を含む、項目1~11のいずれか1項に記載の方法。
(項目13)
前記切り欠き部の底部と、前記切り欠き部と設けられた側とは反対側の端面との距離は、前記切り欠き部の各々で異なる、項目1~12のいずれか1項に記載の方法。
(項目14)
前記方法は、有限要素法による解析による方法を含み、
前記試験片は、前記有限要素法の解析において生成されるモデルであり、
前記試験荷重の変化量が所定の条件を満たすか、または、前記試験片が破断するかのいずれかが発生するまでかのタイミングは、前記切り欠き部に生じる相当塑性ひずみが所定のしきい値を超えたタイミングを含む、
項目1~13のいずれか1項に記載の方法。
(項目15)
前記試験荷重の変化量に係る所定の条件は、ストロークに対する試験荷重の2回微分の値がマイナスにおいて最大となったときを含む、項目1~14のいずれか1項に記載の方法。
(項目16)
前記試験荷重の2回微分がマイナスにおいて最大となったときの値に基づいて、前記試験片の材料の亀裂伝播停止性を評価する、項目15に記載の方法。
(項目17)
管材の成形性評価のための方法に用いられるパンチであって、
下端に押圧面を有する基部を有し、
前記押圧面には、二箇所の溝部が、略並行に設けられる、パンチ。
(項目18)
前記基部の中央に近い側の前記溝部の壁部は、前記基部の中央から遠い側の前記溝部の壁部よりも、前記溝部の開口する方向において長く設けられる、項目17に記載のパンチ。
(項目19)
前記基部は、前記二箇所の溝部が並設される方向に沿って可動である、項目17または18に記載のパンチ。
1、100 パンチ
2 試験片
3 支持台
11 基部
12 溝部
21 下端面
22 上端面
23 切り欠き部

Claims (19)

  1. 管材の成形性評価のための方法であって、
    前記管材を母材とする円環材の一方の端面において、前記円環材の中心軸を基準に対称となる位置にそれぞれ切り欠き部が設けられる試験片を設けることと、
    前記試験片の周側面の周方向に引張ひずみを生じさせるモーメントを、試験荷重の変化量が所定の条件を満たすか、または、前記試験片が破断するかのいずれかが発生するまで、少なくとも付加することと、
    を含む、方法。
  2. 前記切り欠き部が設けられた側の端面であって、前記試験片の周方向において前記切り欠き部が設けられていない部分の端面を支持し、
    前記試験片の前記周方向において前記試験片の前記切り欠き部の各々が設けられる部分であって、前記切り欠き部が設けられた側とは反対側の端面の部分に荷重をパンチにより印加することにより、前記モーメントを付加する、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記試験荷重の変化量が所定の条件を満たす場合において、前記試験荷重の変化量が所定の条件を満たした時点における前記試験片の変形量を測定する、
    請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記試験片が破断した場合において、前記試験片の破断時における前記試験片の変形量を測定する、
    請求項1または2に記載の方法。
  5. 前記試験荷重は、前記試験片の前記周方向において前記試験片の前記切り欠き部の各々が設けられる部分であって、前記切り欠き部が設けられた側とは反対側の端面の部分にパンチにより印加され、
    前記試験片の変形量は、前記パンチのストロークである、請求項3または4に記載の方法。
  6. 前記試験片の変形量は、試験後の前記試験片を前記切り欠き部が正面となる方向から見たときの、前記試験片の前記切り欠き部が設けられた側とは反対側の端面の曲げ角度である、請求項3または4に記載の方法。
  7. 前記試験片の変形量は、前記試験片を前記切り欠き部が正面となる方向から見たときの、前記切り欠き部の2つの端点間の距離の、試験前と試験後との変化に基づく値である、請求項3または4に記載の方法。
  8. 前記試験片の周側面における前記切り欠き部の周囲には、格子状の模様が付せられ、
    前記試験片の変形量は、前記格子状の模様の格子間距離の、試験前と試験後との変化に基づく値である、請求項3または4に記載の方法。
  9. 前記試験荷重の印加は、前記試験片の径方向への移動を拘束しながら行う、請求項2~8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記試験片の少なくとも上端面の径方向への移動を拘束した状態で、前記試験荷重の印加を行う、請求項9に記載の方法。
  11. 前記試験片の内側面の中心方向への移動を拘束した状態で、前記試験荷重の印加を行う、請求項9または10に記載の方法。
  12. 前記切り欠き部の形状は、少なくとも円弧状を含む、請求項1~11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記切り欠き部の底部と、前記切り欠き部と設けられた側とは反対側の端面との距離は、前記切り欠き部の各々で異なる、請求項1~12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記方法は、有限要素法による解析による方法を含み、
    前記試験片は、前記有限要素法の解析において生成されるモデルであり、
    前記試験荷重の変化量が所定の条件を満たすか、または、前記試験片が破断するかのいずれかが発生するまでかのタイミングは、前記切り欠き部に生じる相当塑性ひずみが所定のしきい値を超えたタイミングを含む、
    請求項1~13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 前記試験荷重の変化量に係る所定の条件は、ストロークに対する試験荷重の2回微分の値がマイナスにおいて最大となったときを含む、請求項1~14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 前記試験荷重の2回微分がマイナスにおいて最大となったときの値に基づいて、前記試験片の材料の亀裂伝播停止性を評価する、請求項15に記載の方法。
  17. 請求項1に記載の管材の成形性評価のための方法に用いられるパンチであって、
    下端に押圧面を有する基部を有し、
    前記押圧面には、二箇所の溝部が、略並行に設けられる、パンチ。
  18. 前記基部の中央に近い側の前記溝部の壁部は、前記基部の中央から遠い側の前記溝部の壁部よりも、前記溝部の開口する方向において長く設けられる、請求項17に記載のパンチ。
  19. 前記基部は、前記二箇所の溝部が並設される方向に沿って可動である、請求項17または18に記載のパンチ。
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