JP7417960B1 - 未然防止支援ワークシート生成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】事故又は異常事象を未然に防止する情報の体系的な整理と表示を効率的に実行可能とする、ワークシート生成システムの提供を目的とする。
【解決手段】ワークシート生成システム10において、サーバ100は、事故又は異常事象に関連する複数の要素作業に関する要素作業情報を端末装置200に送信する。一方、端末装置200は、要素作業情報を表示し、ユーザから選択された要素作業を示す要素作業選択情報をサーバ100に応答する。また、サーバ100は、要素作業選択情報に基づき、事故又は異常事象を防止するためのワークシート情報を生成し、これを端末装置200に送信する構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、事故又は異常事象を未然に防止する情報を生成する、ワークシート生成システムに関する。
製品や工程で発生しているトラブルのほとんどは、よく知られている技術的なメカニズムの組合せ(因果連鎖)によっており、かつ不具合の最終的な形態は異なっていても、その因果連鎖に含まれるメカニズムの本質部分の多くは様々なアイテムに共通している。SSM(Stress-Strength Model:ストレス-ストレングスモデル)は、その点に着目し、製品や工程に起こりうるトラブル発生メカニズムの知識を、将来の設計・計画に再利用できるように構造的に表現するモデルとなる。
上述のSSMに関する従来技術として、例えば、設計対象に不具合等が生ずる可能性を設計段階で発見するのに好適な設計支援装置(特許文献1参照)が、本出願人により提案されている。
この設計支援装置は、不具合レコード記憶部は不具合レコードを記憶し、辞書部は不具合モード辞書部と定義属性辞書部とを含み、不具合モード辞書部は関連レコードを記憶し、定義属性辞書部は定義属性等を記憶し、入力受付部は定義属性等の入力を受け付け、不具合レコード検索部は全ての表示対象不具合レコードを検索し、順序判断部は因果連鎖不具合レコード群を抽出して記憶して、当該順序関係と因果方向とを比較し、順序関係と前記因果方向とが同一の場合、因果連鎖関係を正順序連鎖として記憶し、順序関係と前記因果方向とが異なる場合、因果連鎖関係を逆順序連鎖として記憶し、出力部は、前記表示対象不具合レコード、正順序連鎖表示図形等を表示するものである(特許文献1要約)。
国際公開第2005/101253号
SSMの前提となった課題認識として、設計・計画の不備による品質や安全に関するトラブルが後を絶たない点があげられる。この問題点の原因のひとつに、トラブル情報(過去の事故又は異常事象等)をうまく活用できていないことが指摘される。
勿論、トラブル情報を、製品や製造工程の設計・計画業務に活用するために、トラブル情報データベースを持っている企業は多い。しかしながら、実際の設計・計画時の未然防止・再発防止活動のなかで、それらのデータベースの中のトラブル情報をうまく未然防止・再発防止に再利用できていない。
トラブル情報が、設計・計画時に再利用できない理由は多くあるが、例えば、トラブル情報の記述が不十分で設計・計画で使えるレベルにない、他の設計・計画に再利用できるトラブル情報を特定の製品や作業の不具合情報として整理している、トラブル情報が散在しているため体系的に引き出せない、トラブル情報が膨大で実務で使えるように効率よく検索できない、トラブル未然防止の実務に使える形で知識が整理されていない、役立つトラブル情報が設計や計画のニーズに応じた形でうまく引き出せない、といったものが挙げられる。
したがって、トラブル未然防止のためのデータベース活用において、トラブル情報を文書のまま保有し、文書検索する仕組みではなく、過去のトラブル経験やトラブル情報から知識を体系的に整理し、業務の内容に応じて、その業務に再利用可能な知識を的確に検索、抽出して、トラブル未然防止活動に活用できる形式で知識をワークシートに出力する必要がある。
そこで、本発明の好ましい態様は、事故又は異常事象を未然に防止する情報を生成する、ワークシート生成システムの提供を目的とする。
本発明は例えば以下の態様を含むが、以下の態様に限定されるものではない。
[態様1]
事故又は異常事象を未然に防止するためのワークシート情報を生成するワークシート生成システムであって、前記ワークシート生成システムは、入力部及び表示部を備えた端末装置と、前記端末装置と通信可能に接続され、データベースを備えたサーバとを含み、
前記サーバは、前記事故又は異常事象に関連する複数の要素作業を含む要素作業情報を前記端末装置に送信し、
前記端末装置は、前記要素作業情報に基づき、前記複数の要素作業を前記表示部に表示し、
前記端末装置は、前記入力部によって選択された要素作業を示す要素作業選択情報を前記サーバに送信し、
前記サーバは、前記要素作業選択情報に基づき、前記データベースから前記選択された要素作業を検索し、
前記サーバは、前記検索された要素作業のそれぞれについて単位作業の型に応じてグルーピングされた第1グループ、及び/又は前記検索された要素作業のそれぞれについて前記事故又は異常事象の型に応じてグルーピングされた第2グループに基づき、前記事故又は異常事象を防止するための前記ワークシート情報を生成し、前記ワークシート情報を前記端末装置に送信する、ワークシート生成システム。
[態様2]
態様1に記載のワークシート生成システムであって、
前記要素作業情報は、複数の作業大分類を含み、前記複数の作業大分類のそれぞれは、前記複数の要素作業を含み、
前記端末装置は、前記要素作業情報に基づき、前記複数の作業大分類ごとに前記複数の要素作業を前記表示部に表示する、ワークシート生成システム。
[態様3]
事故又は異常事象を未然に防止するためのワークシート情報を生成するワークシート生成システムであって、前記ワークシート生成システムは、入力部及び表示部を備えた端末装置と、前記端末装置と通信可能に接続され、データベースを備えたサーバとを含み、
前記サーバは、前記事故又は異常事象が発生する可能性がある複数の部門を含む部門情報を、前記端末装置に送信し、
前記端末装置は、前記部門情報に基づき、前記複数の部門を前記表示部に表示し、
前記端末装置は、前記入力部によって選択された部門を示す部門選択情報を前記サーバに送信し、
前記サーバは、前記部門選択情報に基づき、前記選択された部門に含まれる複数の作業大分類を示す作業大分類情報と、前記複数の作業大分類のそれぞれに含まれる複数の要素作業を示す要素作業情報とを前記端末装置に送信し、
前記端末装置は、前記作業大分類情報及び前記要素作業情報に基づき、前記複数の作業大分類ごとに前記複数の要素作業を前記表示部に表示し、
前記端末装置は、前記入力部で選択された要素作業を示す要素作業選択情報を前記サーバに送信し、
前記サーバは、前記要素作業選択情報に基づき、前記データベースから前記選択された要素作業を検索し、
前記サーバは、前記検索された要素作業のそれぞれについて単位作業の型に応じてグルーピングされた第1グループ、及び/又は前記検索された要素作業のそれぞれについて前記事故又は異常事象の型に応じてグルーピングされた第2グループに基づき、前記事故又は異常事象を防止するための前記ワークシート情報を生成し、前記ワークシート情報を前記端末装置に送信する、ワークシート生成システム。
[態様4]
態様1又は3に記載のワークシート生成システムであって、
前記データベースは、前記要素作業に関連付けられると共に前記事故または異常事象に関する、具体的な内容、原因、未然防止のために実施すべき対策、事故又は異常事象の型、及び原因の型の少なくとも1つの情報を記憶するデータベース構造を有し、
前記サーバは、前記データベース構造を踏まえて、前記要素作業を検索すると共に、前記検索された要素作業に関連付けられた前記少なくとも1つの情報を加えて前記ワークシート情報を生成する、ワークシート生成システム。
[態様5]
態様1又は3に記載のワークシート生成システムであって、
前記サーバは、原因の型に応じてグルーピングされた第3グループに基づき、前記第1グループ及び/又は前記第2グループをさらにグルーピングして、前記ワークシート情報を生成する、ワークシート生成システム。
[態様6]
態様1又は3に記載のワークシート生成システムであって、
前記ワークシート情報は、前記事故又は異常事象の型ごとに、原因の型、又は未然防止のための一般知識に関する情報を含む、ワークシート生成システム。
[態様7]
態様6に記載のワークシート生成システムであって、
前記原因の型は、前記事故若しくは異常事象に関する業務上エラー、危険源、起因物、加害物、使用条件、環境条件、使用者、使用地域、製品・作業の内乱、作業ミス、経営リソース、品質マネジメントシステム要素からなる群から選ばれる少なくとも1つを含む、ワークシート生成システム。
[態様8]
態様5に記載のワークシート生成システムであって、
前記原因の型は、前記事故若しくは異常事象に関する業務上エラー、危険源、起因物、加害物、使用条件、環境条件、使用者、使用地域、製品・作業の内乱、作業ミス、経営リソース、品質マネジメントシステム要素からなる群から選ばれる少なくとも1つを含む、ワークシート生成システム。
[態様9]
態様1又は3に記載のワークシート生成システムであって、
前記端末装置は、前記ワークシート情報を前記表示部に表示すること、及び/又は前記ワークシート情報を前記端末装置に接続された印刷装置に印刷させる、ワークシート生成システム。
[態様10]
態様1又は3に記載のワークシート生成システムであって、
前記単位作業は複数の単位作業であり、前記複数の要素作業のそれぞれが、前記複数の単位作業のいずれかに属しており、
前記端末装置は、前記複数の単位作業ごとに前記複数の要素作業を前記表示部に表示する、ワークシート生成システム。
[態様11]
態様1又は3に記載のワークシート生成システムであって、
前記データベースは、前記要素作業に関連付けられると共に前記事故または異常事象に関する、具体的な内容、原因、及び未然防止のために実施すべき対策、の少なくとも1つの情報を記憶するデータベース構造を有し、
前記データベースは、前記未然防止のために実施すべき対策に関する情報と関連付けられた、未然防止のための一般知識に関する情報を記憶するデータベース構造を有し、
前記サーバは、前記第1グループ又は前記第2グループに対して、前記未然防止のための一般知識に関する情報を生成し、前記端末装置に送信する、ワークシート生成システム。
[態様12]
態様11に記載のワークシート生成システムであって、
前記未然防止のための一般知識に関する情報は、業務別分類情報を含む、ワークシート生成システム。
[態様13]
態様12に記載のワークシート生成システムであって、
前記業務別分類情報は、リスクアセスメント項目、周知・教育項目、危険予知・作業指示項目、設計・計画項目、試験・評価項目、製造項目、運転管理項目,保守項目,マニュアル展開項目、工程監査項目からなる群から選ばれる少なくとも1つを含む、ワークシート生成システム。
[態様14]
態様5に記載のワークシート生成システムであって、
前記データベースは、前記要素作業に関連付けられると共に前記事故または異常事象に関する、具体的な内容、原因、及び未然防止のために実施すべき対策、の少なくとも1つの情報を記憶するデータベース構造を有し、
前記データベースは、前記未然防止のために実施すべき対策に関する情報と関連付けられた、未然防止のための一般知識に関する情報を記憶するデータベース構造を有し、
前記サーバは、前記第1グループ又は前記第2グループ又は前記第3グループに対して、前記未然防止のための一般知識に関する情報を生成し、前記端末装置に送信する、ワークシート生成システム。
[態様15]
態様14に記載のワークシート生成システムであって、
前記未然防止のための一般知識に関する情報は、業務別分類情報を含む、ワークシート生成システム。
[態様16]
態様15に記載のワークシート生成システムであって、
前記業務別分類情報は、リスクアセスメント項目、周知・教育項目、危険予知・作業指示項目、設計・計画項目、試験・評価項目、製造項目、運転管理項目,保守項目,マニュアル展開項目、工程監査項目からなる群から選ばれる少なくとも1つを含む、ワークシート生成システム。
本発明のワークシート生成システムは、事故又は異常事象を未然に防止する情報を生成することが可能となる。
本実施形態に係るワークシート生成システムを示すネットワーク図である。 本実施形態におけるサーバを示すブロック図である。 本実施形態における端末装置を示すブロック図である。 本実施形態のデータベースにおける事故等DBの構成例を示す図である。 本実施形態のデータベースにおける、部門及び作業大分類の関係を示す図である。 本実施形態のデータベースにおける、作業大分類、単位作業、及び要素作業の関係を示す図である。 本実施形態のデータベースにおける、単位作業、及び要素作業の関係を示す図である。 本実施形態のデータベースにおける、事故の型分類を示す図である。 本実施形態のデータベースにおける、危険源分類を示す図である。 本実施形態におけるワークシート生成方法のフロー例を示す図である。 本実施形態における画面例1を示す模式図である。 本実施形態における画面例2を示す図である。 本実施形態における画面例3を示す模式図である。 本実施形態における画面例4を示す模式図である。 本実施形態における画面例5を示す模式図である。 本実施形態における画面例6を示す模式図である。 本実施形態における画面例7を示す模式図である。
本発明のワークシート生成システムに関する実施形態を、図面を参照して説明する。なお、各図において対応する部分は、同じ符号を付して説明は適宜省略する
[概要]
本実施形態におけるワークシート生成システムは、過去の知識(事故又は異常事象情報)から、再利用可能な知識を的確に検索し抽出すると共に、知識を体系的に整理したワークシートを生成するシステムである。
そのため、ワークシート生成システムは、事故又は異常事象を未然に防止するためのワークシート情報を生成するために、入力部及び表示部を備えた端末装置と、当該端末装置と通信可能に接続され、データベースを備えたサーバとを含んで構成される。
また、このうちサーバは、上述の事故又は異常事象に関連する複数の要素作業に関する要素作業情報を端末装置に送信し、当該端末装置からの応答として、複数の要素作業のうちユーザから選択された要素作業を示す要素作業選択情報を取得する。
この時、端末装置は、上述の要素作業情報に基づき、複数の要素作業を表示部に表示し、入力部においてユーザから選択された要素作業を示す要素作業選択情報をサーバに送信することとなる。また、サーバは、要素作業選択情報に基づき、データベースから、選択された要素作業を検索し、ここで検索した要素作業のそれぞれについて単位作業の型に応じてグルーピングされた第1グループ、及び/又は前記検索された要素作業のそれぞれについて、事故又は異常事象の型に応じてグルーピングされた第2グループに基づき、事故又は異常事象を防止するためのワークシート情報を生成する。ここで生成したワークシート情報は、端末装置に送信される。
[ネットワーク構成]
本実施形態のワークシート生成システム10に対応したネットワーク構成例を図1に示す。ここでは、ワークシート生成システム10を主に構成するサーバ100および端末装置200を含むネットワークシステムを、ワークシート生成システム10として例示する。
この場合、ワークシート生成システム10は、サーバ100と、当該サーバ100にネットワーク20を介して接続される、1又は複数の端末装置200とから構成される。
サーバ100は、ワークシート生成システム10での処理を主導するサーバ装置である。このサーバ100は、構造化知識データベース121にて保持する、事故又は異常事象に関連する複数の要素作業に関する要素作業情報を選択可能に端末装置200に送信する。サーバ100は、この端末装置200のユーザによる選択動作により、複数の要素作業のうちユーザから選択された要素作業を示す要素作業選択情報を取得する。
また、サーバ100は、端末装置200から得た要素作業選択情報に基づき、構造化知識データベース121にて、ユーザに選択された要素作業を検索し、この検索で得た要素作業のそれぞれについて単位作業の型に応じてグルーピングされた第1グループ、及び/又は前記検索された要素作業のそれぞれについて前記事故又は異常事象の型に応じてグルーピングされた第2グループ、及び/又は事故又は異常事象の原因の型に応じてグルーピングされた第3グループに基づき、事故若しくは異常事象を防止するためのワークシート情報を生成する。
なお、1又は複数の端末装置200は、ノートパソコンやスマートフォンやタブレット端末等のモバイル端末を想定するが、情報処理装置であれば限定はしない。端末装置200のユーザとしては、例えば、工事現場又は工場等において事故又は異常事象を未然に防止する現場作業の責任者、作業担当者、設計者、技術者が想定される。当該ユーザは、端末装置200を操作してサーバ100にアクセスする。端末装置200は、ユーザによって選択された、要素作業等を含む情報をサーバ100に送信する。また、サーバ100が、選択された情報に対応してワークシートを生成し、端末装置200へ送信する。
[各機器のブロック図]
図2にワークシート生成システム10を構成する、サーバ100のブロック図を示す。サーバ100は、通信部110、記憶部120、及び演算部130を備えている。
この通信部110は、上述のユーザが操作する端末装置200との間で、ネットワーク20を介した通信を行うネットワークインターフェイスである。
また、記憶部120は、要素作業の情報や、事故又は異常事象の型や原因の型等の情報や、当該要素作業に関連付けられると共に事故または異常事象に関する、具体的な内容、原因、及び未然防止のために実施すべき対策、の少なくとも1つの情報や、未然防止のための一般知識に関する情報を記憶する構造化知識データベース121を有している。
サーバ100は、この構造化知識データベース121で保持する情報を踏まえて、要素作業を検索すると共に、ここで検索した要素作業に関連付けられた少なくとも1つの情報を加えてワークシート情報を生成する。
こうした記憶部120は、具体的には、ハードディスクドライブやSSD(Solid State Drive)など適宜な不揮発性メモリである。
また、演算部130は、事故又は異常事象に関連する複数の要素作業に関する要素作業情報を端末装置200に送信する処理、これに応じて端末装置200でユーザにより選択された要素作業の選択情報を取得する処理、この要素作業選択情報に基づき、構造化知識データベース121から、選択された要素作業を検索し、ここで検索した要素作業のそれぞれについて単位作業の型に応じてグルーピングされた第1グループ、及び/又は前記検索された要素作業のそれぞれについて前記事故又は異常事象の型に応じてグルーピングされた第2グループに基づき、事故又は異常事象を防止するためのワークシート情報を生成し端末装置200に送信する処理等、を制御する。
図3は、本実施形態における端末装置200を示すブロック図である。端末装置200は、通信部210、記憶部220、演算部230、入力部240、及び表示部250を備える。
通信部210は、サーバ100など外部装置と、ネットワーク20を介して通信する。また、記憶部220は、本実施形態の端末装置として必要な機能を実装するためのプログラムや各種データを保持する。記憶部220は、ハードディスクドライブやSSD(Solid State Drive)など不揮発性メモリで構成される。また、演算部230は、通信部210でサーバ100から取得する各種データや記憶装置220で保持する各種データを利用しつつ、各種処理を実行する。
また、入力部240は、ユーザによる選択動作、入力動作を受け付ける、キーボードやマウスなどの入力デバイスで実装される。また、表示部250は、演算装置230での処理結果を表示する、例えばディスプレイで実装される。
本実施形態のサーバ100は、構造化知識データベース121で保持する要素作業情報において複数の作業大分類を含み、この複数の作業大分類のそれぞれは、複数の要素作業を含む形で情報を保持している。この場合、端末装置200は、要素作業情報に基づき、複数の作業大分類ごとに複数の要素作業を表示部250に表示する。
また、本実施形態のサーバ100は、事故又は異常事象が発生する可能性がある複数の部門に関する部門情報を、端末装置200に送信する形態も想定できる。
この場合、端末装置200は、上述の部門情報に基づき、複数の部門を表示部250に表示し、入力部240においてユーザから選択された部門を示す部門選択情報をサーバ100に送信する。
一方、サーバ100は、部門選択情報に基づき、選択された部門に含まれる複数の作業大分類を示す作業大分類情報と、複数の作業大分類のそれぞれに含まれる複数の要素作業を示す要素作業情報とを端末装置200に送信する。
そこで端末装置200は、作業大分類情報及び要素作業情報に基づき、複数の作業大分類ごとに複数の要素作業を表示部250に表示し、入力部240においてユーザから選択された要素作業を示す要素作業選択情報をサーバ100に送信する。
また、サーバ100は、要素作業選択情報に基づき、構造化知識データベース121から、選択された要素作業を検索し、検索した要素作業のそれぞれについて単位作業の型に応じてグルーピングされた第1グループ、及び/又は検索された要素作業のそれぞれについて事故又は異常事象の型に応じてグルーピングされた第2グループ、及び/又は事故若しくは異常事象の原因の型に応じてグルーピングされた第3グループに基づき、事故又は異常事象を防止するためのワークシート情報を生成し、これを端末装置200に送信する。
構造化知識データベース121は、要素作業に関連付けられると共に事故または異常事象に関する、具体的な内容、原因、未然防止のために実施すべき対策、事故又は異常事象の型、及び原因の型の少なくとも1つの情報を記憶するデータベース構造を有する。構造化知識データベース121は、好ましくは、後述するように、事故等DB1211(図4)、分類辞書DB1212(図5a~図5e)、一般対策DB1213の少なくとも一つを含むことができる。
この場合、サーバ100は、上述のデータベース構造を踏まえて、要素作業を検索すると共に、検索した要素作業に関連付けられた少なくとも1つの情報を加えてワークシート情報を生成する。
サーバ100は、事故又は異常事象の原因の型に応じてグルーピングされた第3グループに基づき、第1グループ及び/又は第2グループをさらにグルーピングして、ワークシート情報を生成してもよい。
なお、ワークシート情報は、事故又は異常事象の型ごとに、原因の型、又は未然防止のための一般知識に関する情報を含むものとできる。上述の原因の型は、事故若しくは異常事象に関する業務上エラー、危険源、起因物、加害物、使用条件、環境条件、使用者、使用地域、製品・作業の内乱、作業ミス、経営リソース、品質マネジメントシステム要素からなる群から選ばれる少なくとも1つを含むものである。
なお、端末装置200は、ワークシート情報を表示部250に表示すること、及び/又はワークシート情報を、本端末装置に接続された印刷装置に印刷させることができる。
ここで、単位作業は複数の単位作業であり、複数の要素作業のそれぞれが、複数の単位作業のいずれかに属している。この場合、端末装置200は、複数の単位作業ごとに複数の要素作業を表示部250に表示する。
サーバ100における構造化知識データベース121は、要素作業に関連付けられると共に事故または異常事象に関する、具体的な内容、原因、未然防止のために実施すべき対策、事故又は異常事象の型、及び原因の型の少なくとも1つの情報を記憶するデータベース構造を有する。
この場合の構造化知識データベース121は、未然防止のために実施すべき対策に関する情報と関連付けられた、未然防止のための一般知識に関する情報を記憶するデータベース構造を有する。サーバ100は、第1グループ及び/又は第2グループ及び/又は第3グループに対して、未然防止のための一般知識に関する情報を生成し、端末装置200に送信する。
なお、上述の未然防止のための一般知識に関する情報は、業務別分類情報を含むことが好ましい。この業務別分類情報は、リスクアセスメント項目、周知・教育項目、危険予知・作業指示項目、設計・計画項目、試験・評価項目、製造項目、運転管理項目,保守項目,マニュアル展開項目、工程監査項目からなる群から選ばれる少なくとも1つを含む。
[データベースの構成]
続いて、本実施形態におけるサーバ100が備える構造化知識データベース121の構成について説明する。サーバ100の演算部130は、端末装置200から送信された条件に基づき、構造化知識データベース121を検索して、各要素作業に関連付けられた事故又は異常事象の具体的な内容、原因、未然防止のために実施すべき対策、事故又は異常事象の型、原因の型を抽出することができる。
図4は、本実施形態の構造化知識データベース121における事故等DB1211の構成例を示す図である。事故等DB1211は、すでに述べたSSMの概念の下、収集された事故や異常事象の事例のデータを格納・蓄積するデータベースである。
この事故等DB1211は、例えば、過去の事故又は異常事象を一意に識別するSSM-IDを複数含んでいる。各SSM-IDの事例データは、図11に示すように、要素作業、事故または異常事象に関する具体的な内容、原因、現場で取られた処置、未然防止のために実施すべき対策、事故又は異常事象の型、原因の型、関連文書といった情報の少なくとも1つから構成される。
構造化知識データベース121における一般対策DB1213には、未然防止のための一般知識に関する情報が登録される。これには、事故又は異常事象を防ぐための実施すべき、リスクアセスメント(RA)や作業計画(「リスクアセスメント項目」)、現場や協力会社に対する周知教育項目(「周知教育項目」)、及び当日作業の前に作業者や関係者で実施すべき項目(「危険予知・作業指示項目」)等の業務別分類情報の少なくとも1つを含むことができる。未然防止のための一般知識に関する情報は、事故防止や異常事象の発生防止のための一般的な対策であり、その一般的な対策または各業務別分類情報に対して一般対策IDを与えることができる。一般対策IDは、例えば、業務別分類情報で区別する場合、リスクアセスメント項目に関する一般対策IDとして「R墜落-1」、「R墜落-2」等、周知教育項目に関する一般対策IDとして「S墜落-1」、「S墜落2」等、危険予知・作業指示項目に関する一般対策IDとして「K墜落-1」、「K墜落2」等とすることができる。事故等DB1211に未然防止のために実施すべき対策が含まれている場合、その未然防止のために実施すべき対策の1つ1つに対して、それが関係する未然防止のための一般知識の一般対策IDを付与することができる。
続いて、図5a~図5eに本実施形態における分類辞書DB1212の構成例を示す。分類辞書DB1212は、上述の事故又は異常事象を様々な観点から階層的に分類するためのテーブルである。分類辞書DB1212は、図5aに示すように、事故又は異常事象が発生した複数の部門情報(「工事」、「メンテナンス」、「製造」等)、当該部門で実施されうる複数の作業大分類等、からなるレコードの集合体とすることができる。さらに、分類辞書DB1212は、図5bに示すように、各作業大分類について、それに含まれうる単位作業、単位作業に含まれうる複数の要素作業等、からなるレコードの集合体とすることができる。さらに、分類1212は,図5cに示すように、「資材搬入」、「足場組立」、「高圧洗浄」、「配線」、「ポンプ整備」、「巡回点検」などの各単位作業について、それに含まれうる複数の要素作業等、からなるレコードの集合体とすることができる。
分類辞書DB1212には、事故又は異常事象の型や、原因の型に関するキーワードを階層的に分類したテーブルも含まれる。事故又は異常事象の型の例として、事故の型分類がある。事故の型分類は、例えば、分類辞書DB1212の図5dに示すように、「墜落・転落」、「転倒」、又は「激突」等とすることができる。原因の型の例として、分類辞書DB1212の図5eに示すように、危険源分類がある。危険源分類は、例えば、その危険源のカテゴリ(例えば、「薬品・流体」、「資機材」、「工具」、「通路」、「環境」等)に分けて、それぞれのカテゴリに「薬品」、「重量物」、「電動工具」、「階段」、又は「高温環境」等とすることができる。
[ワークシート生成のフローチャート]
本実施形態におけるワークシート生成のフローチャートを図6に示す。なお、以下の説明において、事故又は異常事象が労働災害である場合を説明するが本発明はこれに限定されない。例えば、本発明は、事故又は異常事象が物品の製造、輸送、据付、工事、運転、使用、メンテナンス、廃棄などにおいて生じる品質、安全性、生産性、コスト等に関わる異常等である場合にも適用可能である。
まず、サーバ100は、アクセスしてきた端末装置200に対して、ワークシート生成指示を受け付ける画面データ(図7参照)を送信する(ステップS1)。ここでユーザは、端末装置200の入力部240を操作して「未然防止ワークシート」のアイコンをクリックする。
サーバ100は、このクリック操作を受けて、工事やメンテナンスといった部門別の作業大分類のリストや、単位作業別の要素作業一覧のリストを、例えば、分類辞書DB1212の該当データに基づき生成し、これを上述の端末装置200に送信する(ステップS2)。
一方、端末装置200は、受信した上述のリストを、図8に示すように表示部250に表示する。端末装置200は、このリストからユーザによる部門及び作業大分類の選択を受けて、選択された部門情報及び作業大分類の情報をサーバ100に送信する。図8の例では、「工事」部門における、作業大分類「配管工事」をユーザが選択した状況となっている。なお、図8の表示画面は、複数の部門(例えば、「工事」、「メンテナンス」、「製造」「運転管理」「要素作業一覧」等)がタブで選択可能に表示されている。
続いて、サーバ100は、端末装置200からの応答を受けて、「配管工事」などの作業大分類に対して、要素作業とそれが含まれる単位作業の情報を分類テーブル1212から抽出して要素作業情報を生成し、要素作業情報を端末装置200に送信する(ステップS3)。
端末装置200は、ステップS3でサーバ100から受信した要素作業情報(要素作業のリスト)を、図10に示すように表示部250で表示する。端末装置200は、ユーザが今回の件で関係すると考える要素作業の選択情報を受け付ける(ステップS4)。
図10の例であれば、例えば「高所からの資材受け取り」、「運搬作業」、「楊重作業」、「クレーン使用」、「高所作業」、「足場使用する高所作業」、「高所作業時の保護具の着用」、「電動工具使用」、又は「インパクトドライバー使用」といった要素作業の選択がなされている。
端末装置200は、ステップS2による受信した上述のリストを表示部250に表示した後に、各部門の作業大分類を選択することなく、図9に示すように要素作業一覧において、ユーザによる要素作業の選択を受け付けることもできる(ステップS4)。
端末装置200は、上述の要素作業の選択結果(要素作業選択情報)をサーバ100に送信する(ステップS5)。一方、サーバ100は、端末装置200から送信された要素作業選択情報に基づき、事故等DB1211における当該要素作業を含む事例の検索を実行する(ステップS6)。
サーバ100は、単位作業の型に応じてグルーピングされた第1グループ、及び/又は検索で得られた事例のそれぞれについて事故又は異常事象の型に応じてグルーピングされた第2グループ、及び/又は原因の型に応じてグルーピングされた第3グループに基づき、事故又は異常事象を防止するためのワークシート情報を生成し、端末装置200に送信し、端末装置200が図12に示すように表示する(ステップS7)。また、サーバ100は、ステップS6の検索で得られた各事例について、各事例の詳細情報をSSM-ID(図4)毎に生成し、端末装置200に送信し、端末装置200が図11に示すように表示することもできる。
第1グループは、例えば、単位作業である「資材搬入」、「配管ラック組立」等である。第2グループは、例えば、事故の型である「転倒」、「激突」、「飛来・落下」、「はさまれ・巻き込まれ」等である。
なお、上述の事故等DB1211においては、要素作業に関連付けられると共に事故または異常事象に関する、具体的な内容、原因、未然防止のために実施すべき対策、事故又は異常事象の型、及び原因の型の少なくとも1つの情報が記憶される。よって、サーバ100は、ワークシート情報の生成に際し、検索した要素作業に関連付けられた上述の「少なくとも1つの情報」を加えてワークシート情報を生成する。
サーバ100は、原因の型(危険源など)に応じてグルーピングされた第3グループに基づき、第1グループ及び/又は第2グループをさらにグルーピングして、ワークシート情報を生成することもできる。第3グループは、例えば、危険源である「通路段差」、「運搬する資機材」、「重量物」等である。具体的には、図13のワークシートに示すように、第1グループの「資材搬入」には、第2グループの「転倒」「激突」、「飛来・落下」等が含まれ、第2グループの「衝突」には、「運搬する資機材」、「重量物」が含まれる。
サーバ100は、第1グループ及び/又は第2グループ及び/又は第3グループに基づきグルーピングされた事故等DB1211の各事例において、ワークシートに各事例を出力する代わりに、各事例の未然防止のために実施すべき対策に紐づけられた一般対策IDを取得し、その一般対策IDに該当する未然防止のための一般知識に関する情報を収集し、図13に示すように、各グループに対してその未然防止のための一般知識に関する情報を業務別分類情報ごとに出力することができる。
図13のワークシートは、そのグループの未然防止のための一般知識に関する情報が付与されていた検索結果の事例のSSM-IDを表示することもできる。図13のSSM-ID(ssms-220201など)にハイパーリンクを含ませることができる。これにより、ユーザがSSM-IDを選択すると、図12に示されるように、SSM-IDに対応する、事故又は異常事象の事例(災害事例2022-02など)を表示することができる。
なお、上述の原因の型は、事故若しくは異常事象に関する業務上エラー、危険源、起因物、加害物、使用条件、環境条件、使用者、使用地域、製品・作業の内乱、作業ミス、経営リソース、品質マネジメントシステム要素からなる群から選ばれる少なくとも1つを含むものである。
また、端末装置200は、サーバ100から送信されたワークシート情報を、表示部250に表示すること、及び/又は所定の印刷装置に印刷させることができる。
なお、未然防止のための一般知識に関する情報は、例えば、業務別分類情報を含むものであり、この業務別分類情報は、リスクアセスメント項目、周知・教育項目、危険予知・作業指示項目、設計・計画項目、試験・評価項目、製造項目、運転管理項目,保守項目,マニュアル展開項目、工程監査項目からなる群から選ばれる少なくとも1つを含む。
以上、本発明を実施するための最良の形態などについて具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
こうした本実施形態によれば、第1グループ、第2グループ、及び/又は第3グループを用いて知識(事故若しくは異常事象に関する情報)を構造化することにより、知識の的確な構造化を効率的に実行可能とする、ワークシート生成システムの提供が可能となる。
10 ワークシート生成システム
20 ネットワーク
100 サーバ
110 通信部
120 記憶部
121 構造化知識データベース
1211 事故等DB
1212 分類辞書DB
1213 一般対策DB
130 演算部
200 端末装置
210 通信部
220 記憶部
230 演算部
240 入力部
250 表示部

Claims (14)

  1. 事故又は異常事象を未然に防止するためのワークシート情報を生成するワークシート生成システムであって、前記ワークシート生成システムは、入力部及び表示部を備えた端末装置と、前記端末装置と通信可能に接続され、データベースを備えたサーバとを含み、
    前記サーバは、前記事故又は異常事象が発生する可能性がある複数の部門を含む部門情報を、前記端末装置に送信し、
    前記端末装置は、前記部門情報に基づき、前記複数の部門を前記表示部に表示し、
    前記端末装置は、前記入力部によって選択された部門を示す部門選択情報を前記サーバに送信し、
    前記サーバは、前記部門選択情報に基づき、前記選択された部門に含まれる複数の作業大分類を示す作業大分類情報と、前記複数の作業大分類のそれぞれに含まれる複数の要素作業を示す要素作業情報とを前記端末装置に送信し、
    前記端末装置は、前記作業大分類情報及び前記要素作業情報に基づき、前記複数の作業大分類ごとに前記複数の要素作業を前記表示部に表示し、
    前記端末装置は、前記入力部で選択された要素作業を示す要素作業選択情報を前記サーバに送信し、
    前記サーバは、前記要素作業選択情報に基づき、前記データベースから前記選択された要素作業を検索し、
    前記サーバは、前記検索された要素作業のそれぞれについて単位作業の型に応じてグルーピングされた第1グループ、及び/又は前記検索された要素作業のそれぞれについて前記事故又は異常事象の型に応じてグルーピングされた第2グループに基づき、前記事故又は異常事象を防止するための前記ワークシート情報を生成し、前記ワークシート情報を前記端末装置に送信する、ワークシート生成システム。
  2. 請求項1に記載のワークシート生成システムであって、
    前記データベースは、前記要素作業に関連付けられると共に前記事故または異常事象に関する、具体的な内容、原因、未然防止のために実施すべき対策、事故又は異常事象の型、及び原因の型の少なくとも1つの情報を記憶するデータベース構造を有し、
    前記サーバは、前記データベース構造を踏まえて、前記要素作業を検索すると共に、前記検索された要素作業に関連付けられた前記少なくとも1つの情報を加えて前記ワークシート情報を生成する、ワークシート生成システム。
  3. 請求項1に記載のワークシート生成システムであって、
    前記サーバは、原因の型に応じてグルーピングされた第3グループに基づき、前記第1グループ及び/又は前記第2グループをさらにグルーピングして、前記ワークシート情報を生成する、ワークシート生成システム。
  4. 請求項1に記載のワークシート生成システムであって、
    前記ワークシート情報は、前記事故又は異常事象の型ごとに、原因の型、又は未然防止のための一般知識に関する情報を含む、ワークシート生成システム。
  5. 請求項4に記載のワークシート生成システムであって、
    前記原因の型は、前記事故若しくは異常事象に関する業務上エラー、危険源、起因物、加害物、使用条件、環境条件、使用者、使用地域、製品・作業の内乱、作業ミス、経営リソース、品質マネジメントシステム要素からなる群から選ばれる少なくとも1つを含む、ワークシート生成システム。
  6. 請求項3に記載のワークシート生成システムであって、
    前記原因の型は、前記事故若しくは異常事象に関する業務上エラー、危険源、起因物、加害物、使用条件、環境条件、使用者、使用地域、製品・作業の内乱、作業ミス、経営リソース、品質マネジメントシステム要素からなる群から選ばれる少なくとも1つを含む、ワークシート生成システム。
  7. 請求項1に記載のワークシート生成システムであって、
    前記端末装置は、前記ワークシート情報を前記表示部に表示すること、及び/又は前記ワークシート情報を前記端末装置に接続された印刷装置に印刷させる、ワークシート生成システム。
  8. 請求項1に記載のワークシート生成システムであって、
    前記単位作業は複数の単位作業であり、前記複数の要素作業のそれぞれが、前記複数の単位作業のいずれかに属しており、
    前記端末装置は、前記複数の単位作業ごとに前記複数の要素作業を前記表示部に表示する、ワークシート生成システム。
  9. 請求項1に記載のワークシート生成システムであって、
    前記データベースは、前記要素作業に関連付けられると共に前記事故または異常事象に関する、具体的な内容、原因、未然防止のために実施すべき対策、事故又は異常事象の型、及び原因の型の少なくとも1つの情報を記憶するデータベース構造を有し、
    前記データベースは、前記未然防止のために実施すべき対策に関する情報と関連付けられた、未然防止のための一般知識に関する情報を記憶するデータベース構造を有し、
    前記サーバは、前記第1グループ又は前記第2グループに対して、前記未然防止のための一般知識に関する情報を生成し、前記端末装置に送信する、ワークシート生成システム。
  10. 請求項9に記載のワークシート生成システムであって、
    前記未然防止のための一般知識に関する情報は、業務別分類情報を含む、ワークシート生成システム。
  11. 請求項10に記載のワークシート生成システムであって、
    前記業務別分類情報は、リスクアセスメント項目、周知・教育項目、危険予知・作業指示項目、設計・計画項目、試験・評価項目、製造項目、運転管理項目,保守項目,マニュアル展開項目、工程監査項目からなる群から選ばれる少なくとも1つを含む、ワークシート生成システム。
  12. 請求項3に記載のワークシート生成システムであって、
    前記データベースは、前記要素作業に関連付けられると共に前記事故または異常事象に関する、具体的な内容、原因、未然防止のために実施すべき対策、事故又は異常事象の型、及び原因の型の少なくとも1つの情報を記憶するデータベース構造を有し、
    前記データベースは、前記未然防止のために実施すべき対策に関する情報と関連付けられた、未然防止のための一般知識に関する情報を記憶するデータベース構造を有し、
    前記サーバは、前記第1グループ又は前記第2グループ又は前記第3グループに対して、前記未然防止のための一般知識に関する情報を生成し、前記端末装置に送信する、ワークシート生成システム。
  13. 請求項12に記載のワークシート生成システムであって、
    前記未然防止のための一般知識に関する情報は、業務別分類情報を含む、ワークシート生成システム。
  14. 請求項13に記載のワークシート生成システムであって、
    前記業務別分類情報は、リスクアセスメント項目、周知・教育項目、危険予知・作業指示項目、設計・計画項目、試験・評価項目、製造項目、運転管理項目,保守項目,マニュアル展開項目、工程監査項目からなる群から選ばれる少なくとも1つを含む、ワークシート生成システム。
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