JP7416616B2 - 口腔用組成物 - Google Patents

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本発明は、口腔用組成物の使用感改善に関する。
口腔用組成物は主として、歯牙、歯間、舌、歯茎、および口腔粘膜の清掃を目的として用いられるため、使用後に清涼感や清掃実感を与えることは消費者の使用意欲を向上させる。従来から、口腔用組成物には様々な香料成分が添加され、特にメントールは清涼感を与える目的として用いられてきたが、含有量が増加するとともに舌、歯茎、および口腔粘膜に刺激を与え、使用感を低下させるおそれがある。このような刺激を好まない消費者等が使用する口腔用組成物において、メントールの含有量を少量とすることで刺激の低減が図られるが、この場合は清涼感や清掃実感が不十分なものとなる。
これまでに、メントールの清涼感を増強する方法として、種々の香辛料抽出物との併用(特許文献1)、ニクズク種子抽出物を含む冷感増強剤(特許文献2)等が提案されているが、香辛料やハーブ類の抽出物は薬用的で特徴のある香味を有するものが多く、その香味が使用後に口腔内に残るためすっきり感が損なわれ、結果として満足のいく使用感が得られていなかった。
特開2013-34460号公報 特開2012-153617号公報
メントールの含有量を低減して刺激を抑制しつつも、使用後の清涼感および清掃実感があり、後味にすっきりとした香味を有する口腔用組成物を提供する。
本発明者らは上記課題に鑑みて鋭意研究を進めた結果、驚くべきことに、メントールの含有量を低減した口腔用組成物に対して、塩化ナトリウムと、カルダモン、コリアンダー、スターアニス、クラリセージ、バジルからなる群より選ばれる少なくとも1種の精油と、ゼラニウム、ベルガモット、ジャスミンからなる群より選ばれる少なくとも1種の精油とを含有する口腔用組成物が上記課題を解決し得ることを見出した。
本発明は、例えば以下に記載の発明を包含する。
項1.
(A)メントールを0.01~0.4質量%、
(B)塩化ナトリウムを0.5~2.5質量%、
(C)カルダモン、コリアンダー、スターアニス、クラリセージ、バジルからなる群より選ばれる少なくとも1種の精油、及び
(D)ゼラニウム、ベルガモット、ジャスミンからなる群より選ばれる少なくとも1種の精油を含有する口腔用組成物。
項2.
前記(C)および前記(D)の含有量の和に対する、前記(B)に対する含有量の比、(B)/(C)+(D)が1~250である項1に記載の口腔用組成物。
項3.
前記(C)の含有量が0.005~0.25質量%、
前記(D)の含有量が0.005~0.25質量%である項2に記載の口腔用組成物。
メントールの含有量を低減して刺激を抑制しつつも、使用後の清涼感および清掃実感があり、後味にすっきりとした香味を有する口腔用組成物が提供される。
以下、本発明に包含される各実施形態について、さらに詳細に説明する。なお、本発明は口腔用組成物、特に、メントールの含有量を低減した口腔用組成物に対して、塩化ナトリウムと、カルダモン、コリアンダー、スターアニス、クラリセージ、バジルからなる群より選ばれる少なくとも1種の精油と、ゼラニウム、ベルガモット、ジャスミンからなる群より選ばれる少なくとも1種の精油とを含有する口腔用組成物等を好ましく包含するが、これらに限定されるわけではなく、本発明は本明細書に開示され当業者が認識できる全てを包含する。
本発明に用いられるメントールは、メントールであれば特に限定されることはなく、あらゆる異性体もしくはその混合物を用いることができるが、l-メントールが好ましい。メントールは化学的に合成されたものでも、植物の精油等から精製したものでも良く、また、メントールとミント精油とを組み合わせて好ましく用いることもできる。本発明で用いられるミント精油は、シソ科メンタ属植物の精油であれば特に限定されることはないが、好ましくはペパーミント、スペアミント、ハッカが用いられ、これらは単独もしくは混合して用いることもできる。
メントールの含有量は、組成物全量に対して0.01~0.4質量%が好ましい。含有量が0.01質量%以上であれば、刺激を感じることなく使用後の清涼感が得られる。一方、含有量が0.4%を超えると、使用時に舌、歯茎、および口腔粘膜に対する刺激を生じるおそれがある。メントールの含有量はより好ましくは0.05~0.35質量%、さらに好ましくは0.1~0.3質量%である。また、メントールの含有量は0.1、0.15、0.2、0.25、0.3、0.35、0.4質量%であってもよい。
本発明に用いられる塩化ナトリウムは、試薬として市販されるものの他、食用塩、岩塩、海水の濃厚溶液等あらゆる形態のものが使用できる。その含有量は、組成物全量に対して0.5~2.5質量%が好ましい。含有量が0.5質量%以上であれば、使用後の後味にすっきりとした香味を付与することができる。一方、含有量が2.5%を超えると、塩化ナトリウムの塩味が出てしまい、嗜好性が低下する。塩化ナトリウムの含有量はより好ましくは0.8~2.3質量%、さらに好ましくは1~2質量%である。また塩化ナトリウムの含有量は0.6、0.7、0.8、0.9、1、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9、2、2.1、2.2、2.3、2.4質量%であってもよい。
本発明に用いられる精油としては、(C)成分としてカルダモン、コリアンダー、スターアニス、クラリセージ、バジル、(D)成分としてゼラニウム、ベルガモット、ジャスミンが好ましい。精油の採取方法は特に制限されず、例えば圧搾法、水蒸気蒸留法、溶媒抽出法、油脂吸着法、超臨界流体抽出法等が挙げられ、好ましくは水蒸気蒸留法が用いられる。蒸留は、過大な熱負荷がかからない蒸留であれば特に限定されることはなく、減圧水蒸気蒸留、減圧単蒸留、減圧精密蒸留などが例示され、好ましくは減圧精密蒸留が用いられる。
(C)成分の含有量は、組成物全量に対して0.005~0.25質量%が好ましい。含有量が0.005質量%以上であれば、使用後に清掃実感を得ることができる。一方、含有量が0.25%を超えると、精油の原料由来の苦味や異味などが感じられ、嗜好性を損なうおそれがある。(C)成分の含有量はより好ましくは0.01~0.2質量%、さらに好ましくは0.02~0.1質量%である。また、(C)成分の含有量は0.005、0.01、0.02、0.03、0.04、0.05、0.1、0.15、0.2質量%であってもよい。
(D)成分の含有量は、組成物全量に対して0.005~0.25質量%が好ましい。含有量が0.005質量%以上であれば、使用後に清掃実感を得ることができる。一方、含有量が0.25%を超えると、精油の原料由来の苦味や異味などが感じられ、嗜好性を損なうおそれがある。(D)成分の含有量はより好ましくは0.075~0.2質量%、さらに好ましくは0.01~0.1質量%である。また、(C)成分の含有量は0.005、0.01、0.02、0.03、0.04、0.05、0.1、0.15、0.2質量%であってもよい。
(C)成分と(D)成分の含有量の和に対する(B)成分の比率、(B)/(C)+(D)の値は、1~250が好ましい。(B)/(C)+(D)の値が1以上であれば、使用後の後味にすっきりとした香味が付与されつつ、清掃実感を得ることができる。一方、(B)/(C)+(D)の値が250を超えると、塩化ナトリウムの塩味が出てしまい、嗜好性が低下する。(B)/(C)+(D)の値はより好ましくは10~200、さらに好ましくは30~100である。また、(B)/(C)+(D)の値は10、20、30、40、50、60、70、80、90、100、110、120、130、140、150、160、170、180、190、200、210、220、230、240、250であってもよい。
本発明の口腔用組成物は常法により製造することができる。また、本発明の口腔用組成物の形態としては、練歯磨剤、液体歯磨剤、洗口剤、ジェル剤、ペースト剤、軟膏剤、塗布剤が挙げられ、これらは医薬部外品、化粧品として用いることができる。
本発明の口腔用組成物には、本発明の効果を損なわない範囲で、一般に口腔用組成物に配合し得る公知の任意成分を、単独で又は2種以上組み合わせて、さらに配合してもよい。
このような公知の任意成分としては、例えば、界面活性剤、殺菌剤、研磨剤、湿潤剤、増粘剤、甘味剤、防腐剤、着色剤、pH調整剤、安定化剤、矯味剤、収斂剤、他の薬効成分等が挙げられる。
界面活性剤として、例えば、アニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、または両性界面活性剤を配合することができる。具体的には、アニオン界面活性剤としては、例えば、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、アルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルスルホコハク酸塩、N-アシルアミノ酸塩、N-アシルタウリン塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩、脂肪酸モノグリセライド硫酸塩、アルキルスルホ酢酸塩等が挙げられる。ノニオン界面活性剤としては、例えば、脂肪酸エステル、脂肪酸アルカノールアミド類、ソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセライド、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、アルキルグリコシド、セバシン酸ジエチル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタン等が挙げられる。両性イオン界面活性剤としては、例えば、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルアミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、N-アシル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシエチルエチレンジアミン、N-アルキルアミノエチルグリシン等が挙げられる。これらの界面活性剤は、単独または2種以上を組み合わせて配合することができる。その含有量は、通常、組成物全量に対して0.1~5質量%である。
殺菌剤としては、例えば、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩酸クロルヘキシジン等のカチオン性殺菌剤、酢酸dl-α-トコフェロール、コハク酸トコフェロール、またはニコチン酸トコフェロール等のビタミンE類、ドデシルジアミノエチルグリシン等の両性殺菌剤、トリクロサン、イソプロピルメチルフェノール等の非イオン性殺菌剤などが挙げられる。これらの殺菌剤は、単独または2種以上を組み合わせて配合することができる。
研磨剤として、例えば、第2リン酸カルシウム・2水和物及び無水和物、リン酸カルシウム、第3リン酸カルシウム、炭酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム、水酸化アルミニウム、アルミナ、無水ケイ酸、シリカゲル、ケイ酸アルミニウム、不溶性メタリン酸ナトリウム、第3リン酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、ポリメタクリル酸メチル、ベントナイト、ケイ酸ジルコニウム、ハイドロキシアパタイト、合成樹脂等が挙げられる。これらの研磨剤は、単独または2種以上を組み合わせて配合することができる。
湿潤剤として、例えば、ソルビット、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3―ブチレングリコール、ポリプロピレングリコール、キシリット、マルチット、ラクチット、パラチニット、ポリエチレングリコール等が挙げられる。これらの湿潤剤は、単独または2種以上を組み合わせて配合することができる。
防腐剤として、例えば、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン等のパラベン類、安息香酸ナトリウム、フェノキシエタノール、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン等が挙げられる。これらの防腐剤は、単独または2種以上を組み合わせて配合することができる。
pH調整剤としては、例えば、クエン酸、リン酸、リンゴ酸、ピロリン酸、乳酸、酒石酸、グリセロリン酸、酢酸、硝酸、またはこれらの化学的に可能な塩や水酸化ナトリウム等が挙げられる。これらのpH調製剤は、単独または2種以上を組み合わせて配合することができる。
安定化剤としては、例えば、エデト酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、塩化ナトリウム、乳酸カルシウム、ラノリン、トリアセチン、ヒマシ油、硫酸マグネシウム等が挙げられる。これらの安定化剤は、単独または2種以上を組み合わせて配合することができる。
矯味剤としては、例えば、チャエキス、チャ乾留液、プロポリスエキス、グルタミン酸ナトリウム等が挙げられる。
収れん剤としては、例えば、重曹、乳酸アルミニウム等が挙げられる。
他の薬効剤としては、フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、フッ化第一錫等のフッ素化合物;デキストラナーゼ、ムタナーゼ、アミラーゼ、プロテアーゼ、溶菌酵素(リテックエンザイム)等の酵素;トラネキサム酸、ε-アミノカプロン酸、アルミニウムクロルヒドロキシアラントイン、アラントイン、ジヒドロコレステロール、グリチルリチン酸類、グリチルレチン酸、ビサボロール、グリセロリン酸、クロロフィル、グルコン酸銅、塩化ナトリウム、水溶性無機リン酸化合物;酢酸ピリドキシン、アスコルビン酸またはその塩等のビタミン類が挙げられる。
以下に実施例に基づいて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定されるものではない。以下の実施例1,2,3,10は、参考例1,2,3,10に置き換えるものとする。
[口腔用組成物の使用感評価]
表1に示す配合量にて、実施例1~10および比較例1~5の被検体を常法にて調製した。なお各処方の配合量(%)は特に記載のない限り質量%を示す。5名の専門パネリストが、前記被検体をそれぞれ1gずつ歯ブラシに取り、1分間歯磨きを行い、口をすすいだ直後の刺激性、清掃実感、後味のすっきり感、嗜好性について次の5段階の評価基準により評価した。刺激性は、舌、歯茎、および口腔粘膜にピリピリとした痛みを感じるか、という観点から評価を行った。清掃実感は、薬用的な香味などにより想起される、歯牙、歯間、舌、歯茎、および口腔粘膜が清潔になったという心理的印象を自身が感じられるか、という観点から評価を行った。後味のすっきり感は、口腔内や吐き出される息に爽やかさが感じられるか、という観点から評価を行った。嗜好性は、香味のバランスが取れており、香味の口腔内への広がりや強さがしっかり感じられ、且つおいしいと感じられるか、という観点から評価を行った。
表1において、「メントール」はl-メントール(高砂香料工業社製)を示し、「塩化ナトリウム」は塩化ナトリウム(鳴門塩業社製)を示す。また、本実施例に用いた精油はそれぞれ、カルダモン、コリアンダー、スターアニス、クラリセージ、バジル、およびゼラニウムは水蒸気蒸留法、ベルガモットは圧搾法、ジャスミンは溶剤抽出法により得られた精油である。
[刺激性の評価基準]
0:刺激性なし、1:ほとんど刺激性なし、2:わずかに刺激性あり、3:刺激性あり、4:非常に刺激あり。専門パネリストの評価値の平均値が2点未満を◎、2点以上2.5点未満を○、2.5点以上3点未満を△、3点以上を×とした。
[清掃実感の評価基準]
0:全く清掃実感なし、1:ほとんど清掃実感なし、2:やや清掃実感あり、3:清掃実感あり 、4:非常に清掃実感あり。専門パネリストの評価値の平均値が3点以上を◎、2.5点以上3点未満を○、2点以上2.5点未満を△、2点未満を×とした。
[後味のすっきり感の評価基準]
0:全くすっきりしない、1:ほとんどすっきりしない、2:ややすっきりする、3:すっきりする、4:非常にすっきりする。専門パネリストの評価値の平均値が3点以上を◎、2.5点以上3点未満を○、2点以上2.5点未満を△、2点未満を×とした。
[嗜好性の評価基準]
0:非常に悪い、1:やや悪い、2:やや良い、3:良い、4:非常に良い。専門パネリストの評価値の平均値が3点以上を◎、2.5点以上3点未満を○、2点以上2.5点未満を△、2点未満を×とした。
Figure 0007416616000001
表1の実施例1~10は、刺激性、清掃実感、後味のすっきり感、嗜好性のいずれについても、良好な結果を示した。
以下表2および表3に、本発明の口腔用組成物の処方例を示す。なお各処方の含有量(%)は特に記載のない限り質量%を示す。
Figure 0007416616000002
Figure 0007416616000003
以下表4~表7に、本発明の口腔用組成物の実施形態の例を示す。なお各成分の配合量は特に記載のない限り質量%を示す。
Figure 0007416616000004
Figure 0007416616000005
Figure 0007416616000006
Figure 0007416616000007

Claims (2)

  1. (A)メントールを0.01~0.4質量%、
    (B)塩化ナトリウムを0.5~2.5質量%、
    (C)コリアンダー、スターアニス、クラリセージ、バジルからなる群より選ばれる少なくとも1種の精油、及び
    (D)精油としてのゼラニウムを含有し、
    前記(C)および前記(D)の含有量の和に対する、前記(B)に対する含有量の比、(B)/(C)+(D)が1~250であり、
    前記(C)の含有量が0.005~0.25質量%、
    前記(D)の含有量が0.005~0.25質量%である口腔用組成物。
  2. (A)メントールを0.01~0.4質量%、
    (B)塩化ナトリウムを0.5~2.5質量%、
    (C)カルダモン、バジルからなる群より選ばれる少なくとも1種の精油、及び
    (D)ベルガモット、ジャスミンからなる群より選ばれる少なくとも1種の精油を含有し、
    前記(C)および前記(D)の含有量の和に対する、前記(B)に対する含有量の比、(B)/(C)+(D)が1~250であり、
    前記(C)の含有量が0.005~0.25質量%、
    前記(D)の含有量が0.005~0.25質量%である口腔用組成物。
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