JP7415750B2 - ヒートポンプサイクル装置 - Google Patents
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Description
上記冷媒回路は、圧縮機と、利用側熱交換器と、熱源側熱交換器と、膨張弁と、四方弁とを有する。上記膨張弁は、上記利用側熱交換器と上記熱源側熱交換器との間に配置される。上記四方弁は、上記圧縮機の吐出側を上記利用側熱交換器へ接続する第1の状態と、上記圧縮機の吐出側を上記熱源側熱交換器へ接続する第2の状態とに選択的に切り替えられる。
上記蓄熱回路は、蓄熱用熱交換器と、温度センサと、三方弁と、第1バイパス配管と、第2バイパス配管とを有する。上記蓄熱用熱交換器は、蓄熱材を有し、上記圧縮機から吐出される冷媒の一部と上記蓄熱材とを熱交換する。上記温度センサは、上記蓄熱材の温度に関する情報を検出する。上記三方弁は、上記四方弁と上記熱源側熱交換器との間に配置される。上記第1バイパス配管は、上記蓄熱用熱交換器を介して、上記圧縮機の吐出側と、上記熱源側熱交換器と上記膨張弁との間を接続する。上記第2バイパス配管は、上記蓄熱用熱交換器を介して、上記圧縮機の吸入側と上記三方弁とを接続する。
上記制御部は、上記熱源側熱交換器の温度に関する情報に基づいて、上記熱源側熱交換器に発生した霜を融かすのに必要な熱量である第1熱量を算出する。上記制御部は、上記温度センサで検出した上記蓄熱材の温度に関する情報に基づいて、上記蓄熱材に蓄えられる熱量である第2熱量を算出する。上記制御部は、上記第1熱量および上記第2熱量に基づいて、上記蓄熱材に蓄えられた熱を用いて上記熱源側熱交換器を除霜する蓄熱除霜運転と、上記圧縮機から吐出される冷媒を用いて上記熱源側熱交換器を除霜するリバース除霜運転のいずれかを選択して実行する。
この場合、上記制御部は、上記第2熱量が上記第1所定値よりも小さい第2所定値より大きいときは、上記蓄熱除霜運転を実行し、上記第2熱量が上記第2所定値より小さいときは、上記リバース除霜運転を実行する。
あるいは、上記の場合、上記制御部は、上記第1熱量から上記第2熱量を減じた差分が第3所定値より小さいときは、上記蓄熱除霜運転を実行し、上記差分が上記第3所定値より大きいときは、上記リバース除霜運転を実行する。
また、上記制御部は、上記差分が上記閾値未満のときは、上記圧縮機の回転数を低下させ、上記流量調整弁の開度を減少させてもよい。
図1は、本発明の一実施形態に係るヒートポンプサイクル装置の冷媒回路図である。本実施形態では、ヒートポンプサイクル装置として、室外機と室内機が2本の冷媒配管で接続された空気調和機1を例に挙げて説明する。尚、本発明は以下の実施形態に限定されることはなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形することができる。
室外機2は、圧縮機21と、四方弁22と、熱源側熱交換器である室外熱交換器23と、膨張弁24と、液管4が接続された閉鎖弁25と、ガス管5が接続された閉鎖弁26と、室外ファン27と、アキュムレータ28とを備えている。そして、室外ファン27を除くこれら各装置が後述する各冷媒配管で相互に接続されて、冷媒回路10の一部をなす室外機冷媒回路10aを形成している。
一般に、室外熱交換器23の容量は、機種ごとに設定される定格能力を室内機3で発揮できるように決められる。室外熱交換器23の容量が決まれば、この室外熱交換器23に発生する霜の量の最大量を求めることができる。本実施形態において、室外熱交換器23に発生する霜の量が想定される最大量であるとき、この最大量の霜を全て融かすために必要な熱量をQdMAXとすると、QdMAXは、室外熱交換器23で発生した最大量の霜を全て融かす際に冷媒が霜に与える熱量である。後述する蓄熱除霜運転では、上記QdMAXに相当する熱量を蓄熱材84に蓄えられた熱量で賄うことになるため、蓄熱材84に蓄えられる最大の蓄熱量をQcMAXとすると、QdMAXがQcMAXと同じとなるように蓄熱材84の熱容量が決定される。
次に、図1を用いて、室内機3について説明する。室内機3は、利用側熱交換器である室内熱交換器31と、室内ファン32と、液管4の他端が接続された液管接続部33と、ガス管5の他端が接続されたガス管接続部34を備えている。そして、室内ファン32を除くこれら各装置が以下で詳述する各冷媒配管で相互に接続されて、冷媒回路10の一部をなす室内機冷媒回路10bを形成している。
空気調和機1は、制御装置90を備える。制御装置90は、例えば、室外機2に備えられた室外機制御装置であり、室外機2の図示しない電装品箱に格納された制御基板に搭載されている。
次に、本実施形態における空気調和機1の空調運転時の冷媒回路10における冷媒の流れや各部の動作について、図1を用いて説明する。また、表1に、各運転モードにおける四方弁22、三方弁83、膨張弁24および流量調整弁82についてのCPU91による制御状態を示す。
室内機3が冷房運転を行う場合、CPU91は、図1に示すように四方弁22を破線で示す状態、すなわち、四方弁22をポートaとポートbとが連通するよう、また、ポートcとポートdとが連通するよう、切り替える。また、CPU91は、三方弁83をポートeとポートfとが連通するよう切り替える。これにより、室外熱交換器23が凝縮器として機能するとともに室内熱交換器31が蒸発器として機能する冷房サイクルとなる。なお、表1に示すように、冷房運転時は流量調整弁82は全閉とされる。
室内機3が暖房運転を行う場合、CPU91は、図1に示すように四方弁22を実線で示す状態、すなわち、四方弁22をポートaとポートdとが連通するよう、また、ポートbとポートcとが連通するよう、切り替える。また、CPU91は、三方弁83をポートeとポートfとが連通するよう切り替える。これにより、室外熱交換器23が蒸発器として機能するとともに、室内熱交換器31が凝縮器として機能する暖房サイクルとなる。なお、表1に示すように、暖房運転時は、流量調整弁82は蓄熱材84の蓄熱量に応じて制御される(詳細は後述する)。
室外機2が蓄熱除霜運転を行う場合、CPU91は、図1に示すように四方弁22を実線で示す状態に維持した状態で、三方弁83をポートfとポートgとが連通するよう切り替える。これにより、室内熱交換器31および室外熱交換器23が凝縮器として機能するとともに、蓄熱用熱交換器81が蒸発器として機能する。蓄熱除霜運転時は、表1に示すように、膨張弁24は全開、流量調整弁82は全閉となるように制御される。
室外機2がリバース除霜運転を行う場合、CPU91は、図1に示すように四方弁22を破線で示す状態、すなわち、四方弁22のポートaとポートbとが連通するよう、また、ポートcとポートdとが連通するよう、切り替える。さらに、CPU91は、三方弁83のポートeとポートfとが連通するよう切り替える、あるいは、三方弁83のポートeとポートfとが連通している状態を維持する。これにより、冷媒回路10は、室外熱交換器23が凝縮器として機能するとともに室内熱交換器31が蒸発器として機能する。このとき、表1に示すように、膨張弁24は全開とされ、流量調整弁82は全閉とされる。さらに、室外ファン27および室内ファン32の運転が停止される。
上述したように、本実施形態の空気調和機1は、除霜運転として、暖房運転を中断することなく、蓄熱材84に蓄えられた熱を利用して室外熱交換器23の除霜を行う蓄熱除霜運転を有する。蓄熱除霜運転では、蓄熱材84に蓄えられた熱で室外熱交換器23に発生した霜を融かして凝縮した冷媒を蒸発させる必要があるため、室外熱交換器23に発生した霜を融かして凝縮した冷媒を蒸発させて圧縮機21に吸入させるのに十分な熱量が蓄熱材84に蓄えられる必要がある。このため、暖房運転中に蓄熱材84に上述した十分な熱量が蓄えられるようにする必要があるが、蓄熱材84の蓄熱量を高める運転を優先させるために流量調整弁82の開度を大きくすれば、圧縮機21から蓄熱材84へ流れる冷媒の量が増加する反面、圧縮機21から室内熱交換器31へ流れる冷媒の量が減少するため、暖房能力が低下して、室内機3で発揮される暖房能力が低下する。そこで本実施形態では、暖房能力の低下を抑制しつつ、蓄熱材84の蓄熱量を高めるため、CPU91による蓄熱運転の制御が以下のように実行される。
図3は、暖房運転時においてCPU91により実行される処理手順の一例を示すフローチャートである。
Qd=Qd1+Qd2 ・・・(数式1)
Qd1=m1×c1×ΔT1 ・・・(数式2)
Qd2=m1×hw ・・・(数式3)
m1:霜の質量(単位:kg)
c1:水の比熱=2.09(単位:kJ/(kg・K))
ΔT1:除霜運転前の室外熱交換器23の温度と、除霜運転後の室外熱交換器23の温度との温度差(単位:℃)
hw:霜の融解熱=333.5(単位:kJ/kg)
m2:蓄熱材84の質量(単位:kg)
c2:蓄熱材84の比熱(単位:kJ/(kg・K))
ΔT2:暖房運転前の蓄熱材84の温度と現在の蓄熱材84の温度との温度差(単位:℃)
また、ステップ105において「No」の判定が続くことで流量調整弁82の開度が全閉となった場合は、蓄熱材84に冷媒を流さない、つまり、圧縮機21から吐出された冷媒が全て室内熱交換器31へと流れる一般的な暖房運転となる。
図4は、暖房運転時においてCPU91により実行される処理手順の他の一例を示すフローチャートである。この例では、圧縮機21および流量調整弁82の制御の基準となる熱量差ΔQの所定値を0とすることに代えて、熱量差ΔQの所定値をα以上β未満の範囲とするものである。なお、この熱量差ΔQの所定値の違い以外については、第1の制御例と同じであるため、以下では詳細な説明を省略する。
上述のように本実施形態の空気調和機1は、蓄熱除霜運転とリバース除霜運転の2つの除霜運転を行うことができる。蓄熱除霜運転では、暖房運転を継続しながら蓄熱材84に蓄えられた熱を利用して室外熱交換器23の除霜を行うが、このとき、第2熱量Qcが第1熱量Qdより小さい値である状態で除霜運転開始条件(前述したステップ103の条件)が成立してしまうと、室外熱交換器23で発生した霜を融かすのに必要な第1熱量Qdに対して蓄熱材84に蓄えられる第2熱量Qcが足りないために、蓄熱除霜運転後に室外熱交換器23に霜の融け残しが発生する。室外熱交換器23に霜の融け残しが発生すると、室外熱交換器23における霜が融け残っている箇所で冷媒と外気との熱交換が霜によって阻害されるために、霜の融け残りがない場合と比べて室外熱交換器23における熱交換量が低下してしまう。一方、リバース除霜運転では、上述したように十分な量の高温冷媒を継続的に室外熱交換器23へ流入させることができるため、室外熱交換器23の霜の融け残しを防止できる。しかし、リバース除霜運転は、冷媒回路10を冷房運転時の状態とする必要があるために暖房運転が中断される。このため、リバース除霜運転中は室温が低下してユーザーに不快感を与えるおそれがある。そこで本実施形態では、蓄熱除霜運転とリバース除霜運転とを適切に選択して行うことで、室温の低下によるユーザーへの不快感を抑制しつつ、除霜運転後の室外熱交換器23における霜の融け残しの発生を防ぐ。そのために、制御装置90(CPU91)は、以下のような除霜運転制御を実行する。
なお、蓄熱除霜運転の実行回数「n」は、暖房運転を開始する時点では初期値に設定されている。
このように、蓄熱材84に蓄えられた熱量(第2熱量Qc)を基準として蓄熱除霜運転とリバース運転除霜とを選択することにより、蓄熱除霜運転とリバース除霜運転とをそれぞれ適切なタイミングで行うことができる。これにより、上述のように、リバース除霜運転および蓄熱除霜運転のいずれか一方のみを行う場合よりも、リバース除霜運転の運転回数を減らしつつ、蓄熱除霜運転での霜の融け残しを抑えることができるので、リバース除霜運転での室温の低下によるユーザーに与える不快感と蓄熱除霜運転で生じる霜の融け残しをともに抑制することができる。
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態においても、第1の実施形態と同様に室外熱交換器23に発生した霜をすべて融かすために必要な熱量である第1熱量Qdが第1所定値Th1より大きい値となったとき、除霜運転が必要と判断する。しかし、本実施形態では、除霜運転の選択方法が上述の第1の実施形態と異なる。
2…室外機
3…室内機
10…冷媒回路
11…蓄熱回路
21…圧縮機
22…四方弁
23…室外熱交換器
24…膨張弁
31…室内熱交換器
75…熱交温度センサ
80…配管温度センサ
81…蓄熱用熱交換器
82…流量調整弁
83…三方弁
84…蓄熱材
85…温度センサ
90…制御装置
91…CPU(制御部)
100…ヒートポンプ式給湯装置(ヒートポンプサイクル装置)
Claims (7)
- 圧縮機と、利用側熱交換器と、熱源側熱交換器と、前記利用側熱交換器と前記熱源側熱交換器との間に配置された膨張弁と、前記圧縮機の吐出側を前記利用側熱交換器へ接続する第1の状態と前記圧縮機の吐出側を前記熱源側熱交換器へ接続する第2の状態とに選択的に切り替えられる四方弁と、を有する冷媒回路と、
蓄熱材を有し前記圧縮機から吐出される冷媒の一部と前記蓄熱材とを熱交換する蓄熱用熱交換器と、前記蓄熱材の温度に関する情報を検出する温度センサと、前記四方弁と前記熱源側熱交換器との間に配置された三方弁と、前記蓄熱用熱交換器を介して、前記圧縮機の吐出側と、前記熱源側熱交換器と前記膨張弁との間を接続する第1バイパス配管と、前記蓄熱用熱交換器を介して、前記圧縮機の吸入側と前記三方弁とを接続する第2バイパス配管と、を有する蓄熱回路と、
前記熱源側熱交換器の温度に関する情報に基づいて前記熱源側熱交換器に発生した霜を融かすのに必要な熱量である第1熱量を算出し、前記温度センサで検出した前記蓄熱材の温度に関する情報に基づいて前記蓄熱材に蓄えられる熱量である第2熱量を算出し、前記第1熱量および前記第2熱量に基づいて、前記蓄熱材に蓄えられた熱を用いて前記熱源側熱交換器を除霜する蓄熱除霜運転と、前記圧縮機から吐出される冷媒を用いて前記熱源側熱交換器を除霜するリバース除霜運転のいずれかを選択して実行する制御部と、
を備えたヒートポンプサイクル装置。 - 請求項1に記載のヒートポンプサイクル装置であって、
前記制御部は、前記第1熱量が第1所定値より大きな値となったとき、前記熱源側熱交換器の除霜が必要と判断し、
前記第2熱量が前記第1所定値よりも小さい第2所定値より大きいときは、前記蓄熱除霜運転を実行し、
前記第2熱量が前記第2所定値より小さいときは、前記リバース除霜運転を実行する
ヒートポンプ制御装置。 - 請求項1に記載のヒートポンプサイクル装置であって、
前記制御部は、前記第1熱量が第1所定値より大きな値となったとき、前記熱源側熱交換器の除霜が必要と判断し、
前記第1熱量から前記第2熱量を減じた差分が第3所定値より小さいときは、前記蓄熱除霜運転を実行し、
前記差分が前記第3所定値より大きいときは、前記リバース除霜運転を実行する
ヒートポンプサイクル装置。 - 請求項2または3に記載のヒートポンプサイクル装置であって、
前記制御部は、前記蓄熱除霜運転を所定回数連続して実行した後、前記第1熱量が再び前記第1所定値より大きな値となったときは、前記リバース除霜運転を実行する
ヒートポンプサイクル装置。 - 請求項1~4のいずれか1つに記載のヒートポンプサイクル装置であって、
前記蓄熱回路は、前記蓄熱用熱交換器を流れる冷媒の量を調整する流量調整弁をさらに有し、
前記制御部は、前記第1熱量から前記第2熱量を減じた差分に応じて前記圧縮機の回転数および前記流量調整弁の開度を制御する
ヒートポンプサイクル装置。 - 請求項5に記載のヒートポンプサイクル装置であって、
前記制御部は、前記差分が所定の閾値以上のときは、前記圧縮機の回転数を上昇させ、前記流量調整弁の開度を増加させる
ヒートポンプサイクル装置。 - 請求項6に記載のヒートポンプサイクル装置であって、
前記制御部は、前記差分が前記所定の閾値未満のときは、前記圧縮機の回転数を低下させ、前記流量調整弁の開度を減少させる
ヒートポンプサイクル装置。
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