JP7414964B2 - 空調制御の学習装置および推論装置 - Google Patents

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Description

本開示は、空調制御の学習装置および推論装置に関する。
従来、空調対象の空間の快適性を向上させる空調制御が知られている。たとえば、特開平5-256493号公報(特許文献1)には、風速センサ等による空調制御によって、温熱環境指数PMV(Predicted Mean Vote)値を用いて空調ゾーンを安定して快適に維持する構成が開示されている。
特開平5-256493号公報
一般的に、工場内の空調制御は、一定、もしくは作業者の感性に応じた手動による制御が行われる場合が多い。また、特許文献1の温熱環境指数PMV(Predicted Mean Vote)値は一般解としての快適性であり、作業者の生産性との相関は不明である。特許文献1においては、工場の作業者の生産性を向上させることについて考慮されていない。
本開示は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、工場の作業者の生産性を向上させることである。
本開示の一局面に係る学習装置は、少なくとも1つの設備を含む工場の空調システムの制御を学習する。学習装置は、第1データ取得部と、モデル生成部とを備える。第1データ取得部は、少なくとも1つの設備および空調システムの状態を表す第1パラメータと、空調システムの空調の強度に関する第2パラメータとを含む学習用データを取得する。モデル生成部は、学習用データを用いて、第1パラメータから、第2パラメータを推論する学習済みモデルを生成する。第1パラメータは、少なくとも1つの設備の各々において作業を行う作業者の識別情報、少なくとも1つの設備によって生産される製品の品目、少なくとも1つの設備の識別情報、製品のタクトタイム、製品の品質に関する情報、および第1パラメータが取得された時刻に関する情報を含む。
本開示の他の局面に係る推論装置は、少なくとも1つの設備を含む工場の空調システムの制御を出力する。推論装置は、データ取得部と、推論部とを備える。データ取得部は、少なくとも1つの設備および空調システムの状態を表す第1パラメータを取得する。推論部は、第1パラメータから空調システムの空調の強度に関する第2パラメータを推論する学習済みモデルを用いて、データ取得部によって取得された第1パラメータから第2パラメータを出力する。第1パラメータは、少なくとも1つの設備の各々において作業を行う作業者の識別情報、少なくとも1つの設備によって生産される製品の品目、少なくとも1つの設備の識別情報、製品のタクトタイム、製品の品質に関する情報、および第1パラメータが取得された時刻に関する情報を含む。
本開示に係る学習装置および推論装置によれば、第1パラメータが少なくとも1つの設備の各々において作業を行う作業者の識別情報、少なくとも1つの設備によって生産される製品の品目、少なくとも1つの設備の識別情報、製品のタクトタイム、製品の品質に関する情報、および第1パラメータが取得された時刻に関する情報を含むことにより、工場の作業者の生産性を向上させることができる。
実施の形態に係る学習装置および推論装置を備える管理サーバ、および管理サーバによって制御される空調システムおよび工場の構成の一例を示すブロック図である。 作業時間、設備の識別情報、品目、作業者の識別情報、予想最適温度、および空調強度の一例を示す図である。 図1の学習装置の構成を示すブロック図である。 図3の学習装置の学習処理を示すフローチャートである。 図1の推論装置の構成を示すブロック図である。 図5の推論装置の推論処理を示すフローチャートである。 図1の情報処理システムのハードウェア構成を示すブロック図である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は原則として繰り返さない。
図1は、実施の形態に係る学習装置100および推論装置200を備える管理サーバ10、および管理サーバ10によって制御される空調システム20および工場30の構成の一例を示すブロック図である。図2は、作業時間、設備の識別情報、品目、作業者の識別情報、予想最適温度、および空調強度の一例を示す図である。図1および図2を参照しながら、工場30は、設備Eq1,Eq2,Eq3とを含む。ワークWrkは、設備Eq1~Eq3の順に作業工程を経由して製品Prdとして出荷される。設備Eq1~Eq3においては、作業者Op1,Op2,Op3が作業を行っている。
管理サーバ10は、情報処理システム11と、データ収集/処理システム12とを含む。情報処理システム11は、学習装置100と、推論装置200とを含む。管理サーバ10は、温湿度センサSn1,Sn2,Sn3から、設備Eq1の温度および湿度、設備Eq2の温度および湿度、および設備Eq3の温度および湿度を無線通信によってそれぞれ取得する。管理サーバ10は、温湿度センサSn10から室外機21の温度および湿度を空調コントローラ23を介して有線通信によって取得する。管理サーバ10は、温湿度センサSn11から室内機22の温度および湿度をデータ収集/処理システム12を介して有線通信によって取得する。管理サーバ10は、生産現場の空調制御推定パラメータPrm1(第1パラメータ)を取得する。空調制御推定パラメータPrm1は、設備Eq1~Eq3の各々において作業を行う作業者Op1~Op3の識別情報、設備Eq1~Eq3によって生産される製品Prdの品目、設備Eq1~Eq3の識別情報、製品Prdのタクトタイム、製品Prdの品質に関する情報、および空調制御推定パラメータPrm1が取得された時刻に関する情報を含む。製品Prdの品質に関する情報は、たとえば、検査工程において行われる品質検査の結果、あるいは歩留まりに関する情報が含まれる。空調制御推定パラメータPrm1は、作業者Op1~Op3の各々の作業中の画像を含んでもよい。
空調システム20は、室外機21と、室内機22と、空調コントローラ23とを含む。室外機21は、工場30の外部に配置されている。室内機22および空調コントローラ23は、工場30内に配置されている。室外機21は、ファン、圧縮機、および熱交換器を含む。室内機22は、ファン、熱交換器および膨張弁を含む。空調コントローラ23は、サーモスタットを含む。空調コントローラ23は、管理サーバ10からの空調強度制御パラメータPrm2(第2パラメータ)を受けて、室外機21および室内機22を制御する。空調強度制御パラメータPrm2は、サーモスタットのON/OFF、圧縮機の回転周波数、ファンの風力、冷媒の蒸発温度、および冷媒の凝縮温度を含む。
図3は、図1の学習装置100の構成を示すブロック図である。図3に示されるように、学習装置100は、データ取得部110(第1データ取得部)と、モデル生成部120とを備える。データ取得部110は、および空調制御推定パラメータPrm1および空調強度制御パラメータPrm2を学習用データとして取得する。
モデル生成部120は、空調制御推定パラメータPrm1および空調強度制御パラメータPrm2を含む学習用データを用いて、空調強度制御を学習する。すなわち、モデル生成部120は、空調制御推定パラメータPrm1から空調強度制御パラ―メータPrm2を推論する学習済みモデルを生成する。モデル生成部120が用いる学習アルゴリズムは教師あり学習、教師なし学習、あるいは強化学習等の公知のアルゴリズムを用いることができる。以下では、一例として、強化学習(Reinforcement Learning)を適用した場合について説明する。強化学習では、或る環境内におけるエージェント(行動主体)が、現在の状態(環境のパラメータ)を観測し、取るべき行動を決定する。エージェントの行動により環境が動的に変化し、エージェントには環境の変化に応じて報酬が与えられる。エージェントはこれを繰り返し、一連の行動を通じて報酬が最も多く得られる行動方針を学習する。強化学習の代表的な手法として、Q学習(Q-learning)またはTD学習(TD-learning)が知られている。たとえば、Q学習の場合、行動価値関数Q(s,a)の一般的な更新式は以下の式(1)のように表される。
式(1)において、sは時刻tにおける環境の状態を表し、aは時刻tにおける行動を表す。行動aにより、状態はsからst+1に変わる。rt+1は状態の変化によって得られる報酬を表し、γは割引率を表し、αは学習係数を表す。なお、γは0<γ≦1の範囲であり、αは0<α≦1の範囲とする。空調強度制御パラメータPrm2が行動aとなり、生産現場の空調制御推定パラメータPrm1が状態sとなる。エージェントは、式(1)に示される行動価値関数Q(s,a)の更新を繰り返しながら、時刻tの状態sにおける最良の行動aを学習する。
式(1)で表される更新式は、時刻t+1における最も行動価値Q(評価値)の高い行動aのQ値が時刻tにおいて実行された行動aの行動価値Qよりも大きい場合、行動価値Qを大きくする。逆の場合、当該更新式は、行動価値Qを小さくする。換言すれば、時刻tにおける行動aの行動価値Qを、時刻t+1における最良の行動価値に近づけるように、行動価値関数Q(s,a)を更新する。それにより、或る環境における最良の行動価値が、それ以前の環境における行動価値に順次伝播していくようになる。
上記のように、強化学習によって学習済みモデルを生成する場合、モデル生成部120は、報酬計算部121と、関数更新部122とを備えている。報酬計算部121は、空調制御推定パラメータPrm1および空調強度制御パラメータPrm2を用いて報酬を計算する。報酬計算部121は、単位時間当たりに工場30において実際に生産された製品Prdの数(たとえば個/時)を表す生産性の増減に応じて報酬rを計算する。具体的には、報酬計算部121は、工場30の生産性と作業者Op1~Op3の各々の個別の基準生産性の合計との乖離度合い、あるいは工場30の生産性と基準タクトタイムに対応する基準生産性との乖離度合いに応じて報酬rを計算する。たとえば、工場30の生産性が前回よりも増加する場合には報酬rを増大させ(たとえば「1」の報酬を与える。)、他方、工場30の生産性が前回よりも減少する場合には報酬rを低減する(たとえば「-1」の報酬を与える。)。
関数更新部122は、報酬計算部121によって計算される報酬に従って、空調強度制御パラメータPrm2を決定するための関数を更新し、学習済みモデル記憶部140に出力する。たとえばQ学習の場合、式(1)で表される行動価値関数Q(s,a)が空調強度制御パラメータPrm2を算出するための関数として用いられる。
学習装置100は、以上のような学習を繰り返し実行する。学習済みモデル記憶部140は、関数更新部122によって更新された行動価値関数Q(s,a)である学習済みモデルを記憶する。
図4は、図3の学習装置100の学習処理を示すフローチャートである。以下ではステップを単にSと記載する。図4に示されるように、S101において、データ取得部110は、空調制御推定パラメータPrm1および空調強度制御パラメータPrm2を学習用データとして取得する。具体的には、データ取得部110は、作業者Op1~Op3の各々の識別情報に当該作業者が作業をしている設備の識別情報、当該作業者に応じた基準タクトタイム、および作業時間を付与し、温度および湿度に当該温度および湿度が測定された位置情報および時間情報を付与する。
S102において、モデル生成部120は、空調制御推定パラメータPrm1および空調強度制御パラメータPrm2を用いて報酬を計算する。具体的には、報酬計算部121は、空調制御推定パラメータPrm1および空調強度制御パラメータPrm2を取得し、予め定められた報酬基準である基準生産性と実際の工場30の生産性との乖離度合に基づいて空調強度制御パラメータPrm2に対応する報酬を増加させるか(S103)または報酬を減じるか(S104)を判断する。報酬計算部121は、実際の工場30の生産性が基準生産性よりも大きい場合、S103において報酬を増大させる。一方、報酬計算部121は、実際の工場30の生産性が基準生産性よりも小さい場合、S104において報酬を減少させる。
なお、報酬基準として、製品Prdの歩留まりが基準歩留まりより大きい場合に報酬を増加させ、小さい場合に報酬を減少させるという基準が用いられてもよい。その結果、製品Prdの品質を向上させることができる。
S105において、関数更新部122は、報酬計算部121によって計算された報酬および式(1)を用いて、学習済みモデル記憶部140が記憶する行動価値関数Q(s,a)を更新する。
学習装置100は、以上のS101からS105までのステップを繰り返し実行し、生成された行動価値関数Q(s,a)を学習済みモデルとして記憶する。なお、学習装置100においては、学習済みモデルを学習装置100の外部に設けられた学習済みモデル記憶部140に記憶する構成としたが、学習済みモデル記憶部140を学習装置100の内部に形成してもよい。
図5は、図1の推論装置200の構成を示すブロック図である。推論装置200は、データ取得部210と、推論部220とを含む。データ取得部210は、空調制御推定パラメータPrm1を取得する。推論部220は、学習済みモデル記憶部140に記憶されている学習済みモデルを利用して空調強度制御パラメータPrm2を推論する。すなわち、学習済みモデルにデータ取得部210が取得した生産現場の空調制御推定パラメータPrm1を入力することで、生産現場の空調制御推定パラメータPrm1に適した空調強度制御パラメータPrm2を推論することができる。なお、実施の形態では、図3のモデル生成部120で学習された学習済みモデルを用いて空調強度制御パラメータPrm2を推論する構成を説明したが、他の環境で学習された学習済みモデルを用いて空調強度制御パラメータを出力するようにしてもよい。
図6は、図5の推論装置200の推論処理を示すフローチャートである。図6に示されるように、S201において、データ取得部210は、生産現場の空調制御推定パラメータPrm1を取得する。S202において、推論部220は学習済みモデル記憶部140に記憶された学習済みモデルに生産現場の空調制御推定パラメータPrm1を入力し、空調強度制御パラメータPrm2を得て、S203において空調強度制御パラメータPrm2を空調システム20に出力する。S204において、空調システム20は、推論装置200から出力された空調強度制御パラメータPrm2を用いて、近い未来に予測される生産性変化量を増加させる強度となる空調制御を実施する。これにより、従来の一律の温度設定を用いる空調制御で避けられなかった人、設備、費目、および時間に依存して発生する生産性変動という課題に対し、推定される近い未来の生産性を向上させる空調制御を実施し、安定かつ高い生産性を維持することができる。
なお、本実施の形態では、推論部が用いる学習アルゴリズムに強化学習を適用した場合について説明したが、学習アルゴリズムは強化学習に限られるものではない。学習アルゴリズムについては、強化学習以外にも、教師あり学習、教師なし学習、または半教師あり学習等を適用することも可能である。
また、モデル生成部120に用いられる学習アルゴリズムとしては、特徴量そのものの抽出を学習する、深層学習(Deep Learning)を用いることもでき、他の公知の方法、たとえばニューラルネットワーク、遺伝的プログラミング、機能論理プログラミング、もしくはサポートベクターマシンなどに従って機械学習が実行されてもよい。
なお、学習装置100および推論装置200は、たとえば、ネットワークを介して空調システム20に接続される、空調システム20とは別個の装置であってもよい。また、学習装置100および推論装置200は、空調システム20に内蔵されていてもよい。さらに、学習装置100および推論装置200は、クラウドサーバ上に存在していてもよい。
また、作業者毎のデータを直接取得するのではなく、作業者のペルソナを、年齢、熟練度、および性別(たとえば20歳代の新人の男性)と複数の観点から設定し、ペルソナ毎の作業者モデルを設定することで、作業者データを簡略化してもよい。同様に工場、設備、ラインを複数のモデルとして予め準備することにより、空調制御推定パラメータPrm1のデータ構成を簡素化してもよい。
また、モデル生成部120は、複数の空調システム20から取得される学習用データを用いて、空調強度制御を学習するようにしてもよい。なお、モデル生成部120は、同一のエリアで使用される複数の空調システム20から学習用データを取得してもよいし、異なるエリアで独立して動作する複数の空調システム20から収集される学習用データを利用して空調強度制御を学習してもよい。また、学習用データを収集する空調システム20を途中で学習対象に追加したり、学習対象から除去することも可能である。さらに、或る空調システム20に関して空調強度制御を学習した学習装置100を、これとは別の空調システム20に適用し、当該別の先回り空調システムに関して空調強度制御を再学習して更新するようにしてもよい。
図7は、図1の情報処理システム11のハードウェア構成を示すブロック図である。図7に示されるように、情報処理システム11は、処理回路51と、メモリ52(記憶部)と、入出力部53とを含む。処理回路51は、メモリ52に格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)を含む。処理回路51は、GPU(Graphics Processing Unit)を含んでもよい。情報処理システム11の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアあるいはファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ52に格納される。処理回路51は、メモリ52に記憶されたプログラムを読み出して実行する。なお、CPUは、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、あるいはDSP(Digital Signal Processor)とも呼ばれる。
メモリ52には、不揮発性または揮発性の半導体メモリ(たとえばRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、あるいはEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory))、および磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、あるいはDVD(Digital Versatile Disc)が含まれる。メモリ52には、たとえば、学習済みモデル、空調プログラム、および機械学習プログラムが保存される。
入出力部53は、ユーザからの操作を受けるとともに、処理結果をユーザに出力する。入出力部53は、たとえば、マウス、キーボード、タッチパネル、ディスプレイ、およびスピーカを含む。
以上、実施の形態に係る学習装置および推論装置によれば、工場の作業者の生産性を向上させることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 管理サーバ、11 情報処理システム、12 データ収集/処理システム、20 空調システム、21 室外機、22 室内機、23 空調コントローラ、30 工場、51 処理回路、52 メモリ、53 入出力部、100 学習装置、110,210 データ取得部、120 モデル生成部、121 報酬計算部、122 関数更新部、140 学習済みモデル記憶部、200 推論装置、220 推論部、Eq1~Eq3 設備、Op1~Op3 作業者、Prd 製品、Sn1~Sn3,Sn10,Sn11 温湿度センサ、Wrk ワーク。

Claims (9)

  1. 少なくとも1つの設備を含む工場の空調システムの制御を学習する学習装置であって、
    前記少なくとも1つの設備および前記空調システムの状態を表す第1パラメータと、前記空調システムの空調の強度に関する第2パラメータとを含む学習用データを取得する第1データ取得部と、
    前記学習用データを用いて、前記第1パラメータから、前記第2パラメータを推論する学習済みモデルを生成するモデル生成部とを備え、
    前記第1パラメータは、前記少なくとも1つの設備の各々において作業を行う作業者の識別情報、前記少なくとも1つの設備によって生産される製品の品目、前記少なくとも1つの設備の識別情報、前記製品のタクトタイム、前記製品の品質に関する情報、および前記第1パラメータが取得された時刻に関する情報を含み、
    前記空調システムは、ファン、圧縮機、およびサーモスタットを含み、
    前記第2パラメータは、前記サーモスタットのON/OFF、前記圧縮機の回転周波数、前記ファンの風力、冷媒の蒸発温度、および前記冷媒の凝縮温度の少なくとも1つを含む、学習装置。
  2. 前記第1パラメータは、前記作業者の作業中の画像を含む、請求項1に記載の学習装置。
  3. 前記学習済みモデルは、前記第1パラメータと、前記第2パラメータの評価値とが関連付けられた関数を含む、請求項1または2に記載の学習装置。
  4. 前記モデル生成部は、前記第2パラメータに従って制御された前記空調システムによる空調の下での前記工場内の生産性と基準生産性との乖離度合いに応じて前記第2パラメータの評価値を更新する、請求項3に記載の学習装置。
  5. 前記モデル生成部は、前記第2パラメータに従って制御された前記空調システムによる空調の下で生産された前記製品の歩留まりの変化に応じて前記第2パラメータの評価値を更新する、請求項3に記載の学習装置。
  6. 前記第1パラメータを取得する第2データ取得部と、
    請求項1~5のいずれか1項に記載の学習装置によって生成された前記学習済みモデルを用いて、前記第2データ取得部によって取得された前記第1パラメータから前記第2パラメータを出力する推論部とを備える、推論装置。
  7. 少なくとも1つの設備を含む工場の空調システムの制御を出力する推論装置であって、
    前記少なくとも1つの設備および前記空調システムの状態を表す第1パラメータを取得するデータ取得部と、
    前記第1パラメータから前記空調システムの空調の強度に関する第2パラメータを推論する学習済みモデルを用いて、前記データ取得部によって取得された前記第1パラメータから前記第2パラメータを出力する推論部とを備え、
    前記第1パラメータは、前記少なくとも1つの設備の各々において作業を行う作業者の識別情報、前記少なくとも1つの設備によって生産される製品の品目、前記少なくとも1つの設備の識別情報、前記製品のタクトタイム、前記製品の品質に関する情報、および前記第1パラメータが取得された時刻に関する情報を含み、
    前記空調システムは、ファン、圧縮機、およびサーモスタットを含み、
    前記第2パラメータは、前記サーモスタットのON/OFF、前記圧縮機の回転周波数、前記ファンの風力、冷媒の蒸発温度、および前記冷媒の凝縮温度の少なくとも1つを含む、推論装置。
  8. 前記第1パラメータは、前記作業者の作業中の画像を含む、請求項7に記載の推論装置。
  9. 前記学習済みモデルは、前記第1パラメータと、前記第2パラメータの評価値とが関連付けられた関数を含む、請求項7または8に記載の推論装置。
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