JP7309060B2 - 空調機器のメンテナンスの学習装置および推論装置 - Google Patents

空調機器のメンテナンスの学習装置および推論装置 Download PDF

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Description

本開示は、空調機器のメンテナンスの学習装置および推論装置に関する。
従来、空調用のエアフィルタのメンテナンスタイミングを検知する装置が知られている。たとえば、特開平7-63405号公報(特許文献1)には、エアフィルタの汚れ表示装置が開示されている。エアフィルタの汚れ表示装置は、ファンモータの回転数制御を行っている対流型空気調和機において、エアフィルタの目詰まりに伴うファンの風量の変化をファンモータのトルクの変化として検出する。エアフィルタの汚れ表示装置は、当該トルクがファンモータに供給される電流値に対応することを利用して、エアフィルタの目詰まり状態を把握する。エアフィルタの汚れ表示装置によれば、エアフィルタの目詰まり状態を確実に検知し、外部に報知することによって、エアフィルタの掃除または交換を促し、もって、ファンモータの機能低下、騒音増大、および機械故障を未然に防止することができる。
特開平7-63405号公報
空気調和装置の電力効率の低下の原因となるエアフィルタの目詰まりを検知することができても、エアフィルタのメンテナンス(たとえば清掃および交換)にはコストを要する。また、エアフィルタのメンテナンスに必要なコストは、空気調和機の型式(たとえば天埋型、あるいはダクト型)、エアフィルタの個数、エアフィルタの設置状況による目詰まり度合いのばらつき、人件費、およびエアフィルタの清掃および交換の実施時期により異なる。すなわち、エアフィルタのメンテナンスの最適なタイミングを決定するには多くの要素を総合的に考慮する必要がある。しかし、特許文献1に開示されているエアフィルタの目詰まりの検知方法は、電流値としきい値との比較に基づくルールベースの方法であるため、電流値以外の要素をエアフィルタのメンテナンスタイミングの決定に反映することができない。
本開示は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、エアフィルタのメンテナンスコストを低減することである。
本開示の一局面に係る学習装置は、少なくとも1つのエアフィルタを含む空調システムのメンテナンスを学習する。学習装置は、第1データ取得部と、モデル生成部とを備える。第1データ取得部は、第1学習データ、第2学習データ、第3学習データを取得する。モデル生成部は、第1学習データ、第2学習データ、および第3学習データを用いて、第1モデル、第2モデル、および第3モデルの各々を学習済みモデルとする。第1学習データは、少なくとも1つのエアフィルタの目詰まり度合いを表す第1パラメータと、空調システムの空調強度に関する第2パラメータと、第2パラメータの運転を行う場合の第1パラメータに起因する空調システムの電力コストの増加量を表す第3パラメータとを含む。第2学習データは、第1日時を表す第4パラメータと、第1日時において想定される空調システムの空調強度に関する第5パラメータとを含む。第3学習データは、第2日時に表す第6パラメータと、第2日時における少なくとも1つのエアフィルタのメンテナンスコストを表す第7パラメータとを含む。第1モデルは、第1パラメータおよび第2パラメータから、第3パラメータを推定する。第2モデルは、第4パラメータから第5パラメータを推定する。第3モデルは、第6パラメータから第7パラメータを推定する。
本開示の他の局面に係る推論装置は、学習済みの第1モデル、学習済みの第2モデル、および学習済みの第3モデルを用いて少なくとも1つのエアフィルタを含む空調システムのメンテナンスを推論する。第1モデルは、第1パラメータおよび第2パラメータから、第3パラメータを推定する。第2モデルは、第4パラメータから第5パラメータを推定する。第3モデルは、第6パラメータから第7パラメータを推定する。第1パラメータは、少なくとも1つのエアフィルタの目詰まり度合いを表す。第2パラメータは、空調システムの空調強度に関するパラメータである。第3パラメータは、第2パラメータの運転を行う場合の第1パラメータに起因する空調システムの電力コストの増加量を表す。第4パラメータは、第1日時を表す。第5パラメータは、第1日時において想定される空調システムの空調強度を表す。第6パラメータは、第2日時を表す。第7パラメータは、第2日時における少なくとも1つのエアフィルタのメンテナンスコストを表す。推論装置は、データ取得部と、推論部とを備える。データ取得部は、第1パラメータ、第2パラメータ、第4パラメータ、および第5パラメータを取得する。推論部は、第1モデル、第2モデル、および第3モデルを用いる。推論部は、第1モデルを用いて第1パラメータおよび第2パラメータから第3パラメータを推定し、第2モデルを用いて第4パラメータから第5パラメータを推定し、第3モデルを用いて第6パラメータから第7パラメータを推定する。
本開示に係る学習装置および推論装置によれば、第1モデルが第1パラメータおよび第2パラメータから第3パラメータを推定し、第2モデルが第4パラメータから第5パラメータを推定し、第3モデルが第6パラメータから第7パラメータを推定することにより、エアフィルタのメンテナンスコストを低減することができる。
実施の形態に係る学習装置および推論装置を備えるエアフィルタメンテナンスシステム、およびエアフィルタメンテナンスシステムによってエアフィルタのメンテナンスタイミングが監視される空調システムの構成の一例を示すブロック図である。 図1の室内機の各々における空気の流れを説明するための図である。 図1の空調システムの電力コストの年間を通じた変化の一例を示すグラフ、図2のエアフィルタのメンテナンスに必要なコストの年間を通じた変化の一例を示すグラフ、および年間を通じた気温の変化の一例を示すグラフを併せて示す図である。 図1の学習装置の構成を示すブロック図である。 ニューラルネットワークの一例を示す図である。 図4の学習装置の学習処理を示すフローチャートである。 図1の推論装置および判定装置の構成を示すブロック図である。 図7の推論装置の推論処理を示すフローチャートである。 図1のエアフィルタメンテナンスシステムのハードウェア構成を示すブロック図である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は原則として繰り返さない。
図1は、実施の形態に係る学習装置100および推論装置200を備えるエアフィルタメンテナンスシステム10、およびエアフィルタメンテナンスシステム10によってエアフィルタのメンテナンスタイミングが監視される空調システム30の構成の一例を示すブロック図である。図1に示されるように、エアフィルタメンテナンスシステム10は、学習装置100と、推論装置200と、判定装置300とを含む。空調システム30は、室内機31A,31Bと、室外機32と、制御装置33とを備える。室内機31A,31Bは、室外機32と接続されている。室外機32は、圧縮機と、室外熱交換器と、膨張弁と、ファンとを含む。当該圧縮機から室内機31A,31Bの各々に冷媒が供給される。当該冷媒は、室内機31Aと室外機32との間を循環するとともに、室内機31Bと室外機32との間を循環する。制御装置33は、サーモスタットを含み、空調システム30を統合的に制御する。制御装置33は、ネットワーク900を介してエアフィルタメンテナンスシステム10に接続されている。ネットワーク900は、インターネットおよびクラウドシステムを含む。
図2は、図1の室内機31A,31Bの各々における空気の流れを説明するための図である。図2に示されるように、室内機31A,31Bの各々は、室内熱交換器311と、ファン312と、エアフィルタ313とを含む。ファン312によって形成される気流により、室内機31A,31Bの各々の外部から還気RA(Return Air)が吸入される。還気RAは、エアフィルタ313を通過して、室内熱交換器311に向かう。室内熱交換器によって暖められた空気、または冷却された空気が給気SA(Supply Air)として空調対象空間に供給される。還気RAに含まれる塵等は、エアフィルタ313によって取り除かれる。エアフィルタ313の使用期間が長くなると、エアフィルタ313に塵等が詰まって目詰まりが生じ、エアフィルタ313の防塵作用が低下するとともに、エアフィルタ313を単位時間当たりに通過する空気量が低下する。空調対象空間に供給する単位時間当たりの空気量を維持するためには、エアフィルタ313を単位時間当たりに通過する空気量が低下するほど、ファン312の回転速度を速くする必要がある。すなわち、エアフィルタに目詰まりが生じた状態で空調強度を維持するためには、空調システム30において使用される電力量を増加させる必要がある。電力コストの増加を抑制するためには、エアフィルタ313を適切なタイミングにおいてメンテナンス(清掃または交換)する必要がある。
図3は、図1の空調システム30の電力コストの年間を通じた変化の一例を示すグラフCp1,Cp2,Cp3、図2のエアフィルタ313のメンテナンスに必要なコストの年間を通じた変化の一例を示すグラフCm、および年間を通じた気温の変化の一例を示すグラフTmpを併せて示す図である。グラフCp1は、エアフィルタ313が新品から1年間使用された場合の電力コストの変化を示す。グラフCp2は、1年間使用されたエアフィルタ313が1年間使用された場合の電力コストを示す。グラフCp3は、2年間使用されたエアフィルタ313が1年間使用された場合の電力コストを示す。図3に示されるように、エアフィルタ313の使用期間が長くなるほどエアフィルタ313の目詰まりが進行するため、年間のほとんどの期間でグラフCp1~Cp3の順に電力コストが増加している。特に、気温が最も低下する1月~3月の期間、および気温が最も上昇する6月~9月の期間で使用期間に応じた電力コストの増加が顕著である。たとえば、新品のエアフィルタ313が使用されてから2年目の1月1日から日時dt1までの電力コストの増加量は、グラフCp2とCp1との差の絶対値を1月1日から日時dt1からまで積分した値(領域Rg1の面積)である。そのため、1月~3月の期間および6月~9月の期間においてエアフィルタをメンテナンスする必要性が高い。しかし、エアフィルタのメンテナンスコストは、1月~3月の期間および9月~12月の期間において最も高くなる。このように、エアフィルタの最適なメンテナンスタイミングを決定するためには、様々な要素を総合的に考慮する必要がある。そのため、画一的な判断基準を用いるルールベースの方法によっては、エアフィルタの最適なメンテナンスタイミングを決定することは困難である。
そこで、エアフィルタメンテナンスシステム10においては、目詰まり度合いおよび空調強度とコスト増加量との関係、日時と空調強度との関係、日時とメンテナンスコストとの関係のそれぞれを学習した学習済みモデルを生成する。これらの学習済みモデルを用いることにより、目詰まり度合い、空調強度、コスト増加量、日時、およびメンテナンスコストの総合的な考慮が可能になる。総合的な考慮によってエアフィルタの最適なメンテナンスタイミングを決定することができるため、エアフィルタのメンテナンスコストを低減することができる。
図4は、図1の学習装置100の構成を示すブロック図である。図4に示されるように、学習装置100は、データ取得部110(第1データ取得部)と、モデル生成部120とを備える。学習装置100の外部に設けられた学習済みモデル記憶部140には、増加コスト推定モデルM1と、空調強度推定モデルM2と、メンテナンスコスト推定モデルM3とが保存されている。なお、学習済みモデル記憶部140は、学習装置100の内部に形成されてもよい。
増加コスト推定モデルM1は、目詰まり度合いパラメータPrm1(第1パラメータ)および空調強度制御パラメータPrm2(第2パラメータ)を受けて、コスト増加量パラメータPrm3(第3パラメータ)を出力する。空調強度推定モデルM2は、日時パラメータPrm4(第4パラメータ)を受けて空調強度制御パラメータPrm5(第5パラメータ)を出力する。メンテナンスコスト推定モデルM3は、日時パラメータPrm6(第6パラメータ)を受けてメンテナンスコストパラメータPrm7(第7パラメータ)を出力する。増加コスト推定モデルM1、空調強度推定モデルM2、およびメンテナンスコスト推定モデルM3の各々は、ニューラルネットワークを含む。
データ取得部110は、目詰まり度合いパラメータPrm1、空調強度制御パラメータPrm2、およびコスト増加量パラメータPrm3を学習データLd1として取得する。目詰まり度合いパラメータPrm1は、エアフィルタ313の目詰まりの程度を0%から100%で表す。空調強度制御パラメータPrm2は、サーモスタットのON/OFF、圧縮機の回転周波数、ファンの風力、冷媒の蒸発温度、および冷媒の凝縮温度を含む。コスト増加量パラメータPrm3は、目詰まり度合いパラメータPrm1および空調強度制御パラメータPrm2において生じる電力コストの増加量を表す正解データであり、エアフィルタ313の目詰まり度合いパラメータが0%である場合を基準とした電力コストの増加金額である。たとえば、目詰まり度合いパラメータPrm1が60%であり、空調強度制御パラメータPrm2に対応する空調強度がレベルXであり、コスト増加量パラメータPrm3が1時間当たりの電力コストの増加金額である場合、コスト増加量パラメータPrm3は、1.5円である。
モデル生成部120は、目詰まり度合いパラメータPrm1、空調強度制御パラメータPrm2、およびコスト増加量パラメータPrm3の組合せを用いて作成される学習データLd1を用いて、目詰まり度合いパラメータPrm1および空調強度制御パラメータPrm2とコスト増加量パラメータPrm3との関係を学習する。モデル生成部120は、学習データLd1を用いて増加コスト推定モデルM1を学習済みモデルとする。
データ取得部110は、日時パラメータPrm4および空調強度制御パラメータPrm5を学習データLd2として取得する。空調強度制御パラメータPrm5は、日時パラメータPrm4によって特定される日時に想定される空調強度を表す正解データである。空調強度制御パラメータPrm5は、サーモスタットのON/OFF、圧縮機の回転周波数、ファンの風力、冷媒の蒸発温度、および冷媒の凝縮温度を含む。
モデル生成部120は、日時パラメータPrm4および空調強度制御パラメータPrm5の組合せを用いて作成される学習データLd2を用いて、日時パラメータPrm4と空調強度制御パラメータPrm5との関係を学習する。モデル生成部120は、学習データLd2を用いて空調強度推定モデルM2を学習済みモデルとする。
データ取得部110は、日時パラメータPrm6およびメンテナンスコストパラメータPrm7を学習データLd3として取得する。メンテナンスコストパラメータPrm7は、日時パラメータPrm6によって特定される日時に必要になるエアフィルタのメンテナンスコストを表す正解データである。メンテナンスコストパラメータPrm7は、たとえば1日当たりの金額、または1時間当たりの金額である。
モデル生成部120は、日時パラメータPrm6およびメンテナンスコストパラメータPrm7の組合せを用いて作成される学習データLd3を用いて、日時パラメータPrm6とメンテナンスコストパラメータPrm7との関係を学習する。モデル生成部120は、学習データLd3を用いてメンテナンスコスト推定モデルM3を学習済みモデルとする。
モデル生成部120が用いる学習アルゴリズムは、教師あり学習、教師なし学習、または強化学習等の公知のアルゴリズムであってもよい。以下では、ニューラルネットワークを適用する場合について説明する。
モデル生成部120は、たとえば、ニューラルネットワークモデルに従って、いわゆる教師あり学習により、コスト増加量、空調強度、エアフィルタのメンテナンスコストを学習する。ここで、教師あり学習とは、入力と結果(ラベル)のデータの組を学習装置100に与えることで、それらの学習データに含まれる特徴を学習し、入力から結果を推論する手法をいう。
ニューラルネットワークは、複数のニューロンからなる入力層、複数のニューロンからなる中間層(隠れ層)、および複数のニューロンからなる出力層で構成される。中間層は、1層、または2層以上でもよい。
図5は、ニューラルネットワークの一例であるニューラルネットワークNw1を示す図である。図5に示されるように、ニューラルネットワークNw1は、入力層X10と、中間層Y10と、出力層Z10とを含む。入力層X10は、ニューロンX11,X12,X13を含む。中間層Y10は、ニューロンY11,Y12を含む。出力層Z10は、ニューロンZ11,Z12,Z13を含む。入力層X10と中間層Y10とは、互いに全結合している。中間層Y10と出力層Z10とは互いに全結合している。
複数の入力が入力層X10のニューロンX11~X13にそれぞれに入力されると、その値に重みw11~w16が乗じられて中間層Y10のニューロンY11,Y12に入力される。ニューロンY11,Y12からの出力に重みw21~w26が乗じられて出力層Z10のニューロンZ11~Z13から出力される。出力層Z10からの出力結果は、重みw11~w16,w21~w26の値によって変わる。
増加コスト推定モデルM1のニューラルネットワークは、データ取得部110によって取得される目詰まり度合い、空調強度、およびコスト増加量(正解データ)の組合せを用いて作成される学習データLd1に従って、教師あり学習により、コスト増加量を学習する。すなわち、増加コスト推定モデルM1のニューラルネットワークの重みおよびバイアスは、入力層に目詰まり度合いと空調強度とを入力して出力層から出力された結果が、コスト増加量(正解データ)に近づくように、当該結果と正解データとの誤差に対するバックプロパゲーションによって更新される。
空調強度推定モデルM2のニューラルネットワークは、日時および空調強度(正解データ)の組合せ基づいて作成される学習データLd2に従って、教師あり学習により、空調強度を学習する。すなわち、空調強度推定モデルM2のニューラルネットワークの重みおよびバイアスは、入力層に日時を入力して出力層から出力された結果が、空調強度(正解データ)に近づくように、当該結果と正解データとの誤差に対するバックプロパゲーションによって更新される。
メンテナンスコスト推定モデルM3は、日時およびメンテナンスコスト(正解データ)の組合せを用いて作成される学習データLd3に従って、教師あり学習により、エアフィルタのメンテナンスコストを学習する。すなわち、メンテナンスコスト推定モデルM3のニューラルネットワークの重みおよびバイアスは、入力層に日時を入力して出力層から出力された結果が、エアフィルタのメンテナンスコスト(正解データ)に近づくように、当該結果と正解データとの誤差に対するバックプロパゲーションによって更新される。
図6は、図4の学習装置100の学習処理を示すフローチャートである。以下ではステップを単にSと記載する。図6に示されるように、S101において、データ取得部110は、学習データLd1~Ld3を取得する。なお、目詰まり度合いパラメータPrm1、空調強度制御パラメータPrm2、およびコスト増加量パラメータPrm3は、関連付けられれば同時に取得される必要はなく、互いに異なるタイミングにおいて取得されてもよい。日時パラメータPrm4および空調強度制御パラメータPrm5、ならびに日時パラメータPrm6およびメンテナンスコストパラメータPrm7についても同様である。
S102において、モデル生成部120は、データ取得部110によって取得された学習データLd1~Ld3に従って、いわゆる教師あり学習により、それぞれ、コスト増加量、空調強度、およびエアフィルタのメンテナンスコストを学習し、増加コスト推定モデルM1、空調強度推定モデルM2、およびメンテナンスコスト推定モデルM3の各々を学習済みモデルとする。
S103において、モデル生成部120は、学習済みモデルの増加コスト推定モデルM1、学習済みモデルの空調強度推定モデルM2、および学習済みモデルのメンテナンスコスト推定モデルM3を学習済みモデル記憶部140に保存する。
図7は、図1の推論装置200および判定装置300の構成を示すブロック図である。推論装置200は、データ取得部210と、推論部220とを含む。判定装置300は、統合部310と、判定部320と、出力部330とを含む。
データ取得部210は、目詰まり度合いパラメータPrm1および空調強度制御パラメータPrm2、日時パラメータPrm4、ならびに日時パラメータPrm6を取得する。エアフィルタの目詰まり度合いパラメータPrm1の検知には、従来手法が利用される。推論部220は、学習済みモデル記憶部140に記憶されている学習済みモデルM1~M3を利用してコスト増加量パラメータPrm3、空調強度制御パラメータPrm5、およびメンテナンスコストパラメータPrm7を推定する。すなわち、学習済みモデルM1~M3にデータ取得部210が取得した目詰まり度合いパラメータPrm1および空調強度制御パラメータPrm2、日時パラメータPrm4、ならびに日時パラメータPrm6を入力することで、コスト増加量パラメータPrm3、空調強度制御パラメータPrm5、およびメンテナンスコストパラメータPrm7を推定することができる。なお、実施の形態では、図3のモデル生成部120で学習された学習済みモデルを用いてコスト増加量パラメータPrm3、空調強度制御パラメータPrm5、およびメンテナンスコストパラメータPrm7を推定する構成を説明したが、他の環境で学習された学習済みモデルを用いてコスト増加量パラメータPrm3、空調強度制御パラメータPrm5、およびメンテナンスコストパラメータPrm7を出力するようにしてもよい。
図8は、図7の推論装置200の推論処理を示すフローチャートである。図8に示されように、S201において、データ取得部210は、目詰まり度合いパラメータPrm1および空調強度制御パラメータPrm2、日時パラメータPrm4、ならびに日時パラメータPrm6を取得する。S202において、推論部220は、学習済みモデル記憶部140に記憶された学習済みモデルM1~M3に目詰まり度合いパラメータPrm1および空調強度制御パラメータPrm2、日時パラメータPrm4、ならびに日時パラメータPrm6を入力し、コスト増加量パラメータPrm3、空調強度制御パラメータPrm5、およびメンテナンスコストパラメータPrm7を取得する。S203において、統合部310は、学習済みモデルM1~M3から得られたコスト増加量パラメータPrm3、空調強度制御パラメータPrm5、およびメンテナンスコストパラメータPrm7を統合する。S204において、判定部320は、学習済みの増加コスト推定モデルM1から出力されたコスト増加量パラメータPrm3、学習済みの空調強度推定モデルM2から出力された空調強度制御パラメータPrm5に対応する空調強度、およびメンテナンスコスト推定モデルM3から出力されたエアフィルタ313のメンテナンスコストを用いて、エアフィルタ313をメンテナンスする場合の総合コストを算出し、当該総合コストが最小となるタイミングを判定する。S205において、出力部330は、当該タイミングを空調システム30の制御装置33に出力する。
以上、推論装置200および判定装置300によれば、エアフィルタの設置機種、空間的な設置場所、および時間的な空調強度に対するエアフィルタの目詰まりよる空調機器の効率低下といった要因が引き起こすコスト増加量および実施時期により変動するエアフィルタのメンテナンスコストを推定することにより、エアフィルタの最適なメンテナンスタイミングを出力することができる。
なお、実施の形態では、モデル生成部120が用いる学習アルゴリズムに教師あり学習を適用した場合について説明したが、学習アルゴリズムは教師あり学習に限られるものではない。学習アルゴリズムについては、教師あり学習以外にも、強化学習、教師なし学習、または半教師あり学習等を適用することも可能である。
また、モデル生成部120は、複数の空調システム30から取得される学習データを用いて、コスト増加量、空調強度、およびエアフィルタのメンテナンスコストを学習するようにしてもよい。なお、モデル生成部120は、同一のエリアで使用される複数の空調システム30から学習データを取得してもよいし、異なるエリアで独立して動作する複数の空調システム30から収集される学習データを利用してコスト増加量、空調強度、およびエアフィルタのメンテナンスコストを学習してもよい。また、学習データを収集する空調システム30を途中で学習対象に追加したり、学習対象から除去することも可能である。さらに、或る空調システム30に関してコスト増加量、空調強度、およびエアフィルタのメンテナンスコストを学習した学習装置100を、これとは別の空調システム30に適用し、当該別の空調システム30に関してコスト増加量、空調強度、およびエアフィルタのメンテナンスコストを再学習して更新するようにしてもよい。
また、モデル生成部120に用いられる学習アルゴリズムとしては、特徴量そのものの抽出を学習する、深層学習(Deep Learning)を用いることもでき、他の公知の方法、たとえばニューラルネットワーク、遺伝的プログラミング、機能論理プログラミング、もしくはサポートベクターマシンなどに従って機械学習が実行されてもよい。
なお、実施の形態においては、学習装置100および推論装置200が、ネットワーク900を介して空調システム30に接続される、空調システム30とは別個の装置として説明したが、学習装置100および推論装置200は空調システム30に内蔵されていてもよい。また、学習装置100および推論装置200は、クラウドサーバ上に存在していてもよい。
図9は、図1のエアフィルタメンテナンスシステム10のハードウェア構成を示すブロック図である。図9に示されるように、エアフィルタメンテナンスシステム10は、処理回路51と、メモリ52(記憶部)と、入出力部53とを含む。処理回路51は、メモリ52に格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)を含む。処理回路51は、GPU(Graphics Processing Unit)を含んでもよい。エアフィルタメンテナンスシステム10の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアあるいはファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ52に格納される。処理回路51は、メモリ52に記憶されたプログラムを読み出して実行する。なお、CPUは、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、あるいはDSP(Digital Signal Processor)とも呼ばれる。
メモリ52には、不揮発性または揮発性の半導体メモリ(たとえばRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、あるいはEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory))、および磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、あるいはDVD(Digital Versatile Disc)が含まれる。メモリ52には、たとえば、学習済みモデル、エアフィルタメンテナンスプログラム、および機械学習プログラムが保存される。
入出力部53は、ユーザからの操作を受けるとともに、処理結果をユーザに出力する。入出力部53は、たとえば、マウス、キーボード、タッチパネル、ディスプレイ、およびスピーカを含む。
以上、実施の形態に係る学習装置および推論装置によれば、エアフィルタのメンテナンスコストを低減することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 エアフィルタメンテナンスシステム、30 空調システム、31A,31B 室内機、32 室外機、33 制御装置、51 処理回路、52 メモリ、53 入出力部、100 学習装置、110,210 データ取得部、120 モデル生成部、140 学習済みモデル記憶部、200 推論装置、220 推論部、300 判定装置、310 統合部、311 室内熱交換器、312 ファン、313 エアフィルタ、320 判定部、330 出力部、900 ネットワーク、Ld1,Ld2,Ld3 学習データ、M1 増加コスト推定モデル、M2 空調強度推定モデル、M3 メンテナンスコスト推定モデル、Nw1 ニューラルネットワーク、Prm1 目詰まり度合いパラメータ、Prm2,Prm5 空調強度制御パラメータ、Prm3 コスト増加量パラメータ、Prm4,Prm6 日時パラメータ、Prm7 メンテナンスコストパラメータ。

Claims (5)

  1. 少なくとも1つのエアフィルタを含む空調システムのメンテナンスを学習する学習装置であって、
    第1学習データ、第2学習データ、第3学習データを取得する第1データ取得部と、
    前記第1学習データ、前記第2学習データ、および前記第3学習データを用いて、第1モデル、第2モデル、および第3モデルの各々を学習済みモデルとするモデル生成部とを備え、
    前記第1学習データは、前記少なくとも1つのエアフィルタの目詰まり度合いを表す第1パラメータと、前記空調システムの空調強度に関する第2パラメータと、前記第2パラメータの運転を行う場合の前記第1パラメータに起因する前記空調システムの電力コストの増加量を表す第3パラメータとを含み、
    前記第2学習データは、第1日時を表す第4パラメータと、前記第1日時において想定される前記空調システムの空調強度に関する第5パラメータとを含み、
    前記第3学習データは、第2日時に表す第6パラメータと、前記第2日時における前記少なくとも1つのエアフィルタのメンテナンスコストを表す第7パラメータとを含み、
    前記第1モデルは、前記第1パラメータおよび前記第2パラメータから、前記第3パラメータを推定し、
    前記第2モデルは、前記第4パラメータから前記第5パラメータを推定し、
    前記第3モデルは、前記第6パラメータから前記第7パラメータを推定する、学習装置。
  2. 前記第1データ取得部によって取得される前記第3パラメータ、前記第5パラメータ、および前記第7パラメータの各々は、正解データであり、
    前記モデル生成部は、前記第1モデル、前記第2モデル、および前記第3モデルの各々に対して教師あり学習を行う、請求項1に記載の学習装置。
  3. 前記第1パラメータ、前記第2パラメータ、前記第4パラメータ、および前記第パラメータを取得する第2データ取得部と、
    請求項1または2に記載の学習装置によって生成された学習済みの前記第1モデル、学習済みの前記第2モデル、および学習済みの前記第3モデルを用いる推論部とを備え、
    前記推論部は、学習済みの前記第1モデルを用いて前記第2データ取得部によって取得された前記第1パラメータおよび前記第2パラメータから前記第3パラメータを推定し、学習済みの前記第2モデルを用いて前記第2データ取得部によって取得された前記第4パラメータから前記第5パラメータを推定し、学習済みの前記第3モデルを用いて前記第2データ取得部によって取得された前記第6パラメータから前記第7パラメータを推定する、推論装置。
  4. 学習済みの第1モデル、学習済みの第2モデル、および学習済みの第3モデルを用いて少なくとも1つのエアフィルタを含む空調システムのメンテナンスを推論する推論装置であって、
    前記第1モデルは、第1パラメータおよび第2パラメータから、第3パラメータを推定し、
    前記第2モデルは、第4パラメータから第5パラメータを推定し、
    前記第3モデルは、第6パラメータから第7パラメータを推定し、
    前記第1パラメータは、前記少なくとも1つのエアフィルタの目詰まり度合いを表し、
    前記第2パラメータは、前記空調システムの空調強度に関するパラメータであり、
    前記第3パラメータは、前記第2パラメータの運転を行う場合の前記第1パラメータに起因する前記空調システムの電力コストの増加量を表し、
    前記第4パラメータは、第1日時を表し、
    前記第5パラメータは、前記第1日時において想定される前記空調システムの空調強度を表し、
    前記第6パラメータは、第2日時を表し、
    前記第7パラメータは、前記第2日時における前記少なくとも1つのエアフィルタのメンテナンスコストを表し、
    前記推論装置は、
    前記第1パラメータ、前記第2パラメータ、前記第4パラメータ、および前記第5パラメータを取得するデータ取得部と、
    前記第1モデル、前記第2モデル、および前記第3モデルを用いる推論部とを備え、
    前記推論部は、前記第1モデルを用いて前記第1パラメータおよび前記第2パラメータから前記第3パラメータを推定し、前記第2モデルを用いて前記第4パラメータから前記第5パラメータを推定し、前記第3モデルを用いて前記第6パラメータから前記第7パラメータを推定する、推論装置。
  5. 前記第1モデル、前記第2モデル、および前記第3モデルの各々は、教師あり学習によって生成される、請求項4に記載の推論装置。
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