JP7413738B2 - 体感振動発生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、使用者に振動による体感を付与する体感振動発生装置に関する。
従来、スピーカー、イヤホーン等で聞く音に対し、この音を電気的音声信号に変え、音声信号によって振動を発生する振動器を用いて、耳からの他に身体あるいは身体の他の一部で体感するものが考えられている。
例えば、特許文献1では、可聴域の音声を電気変換した音声信号に対して振動する電気・機械振動変換器を、バッグに内蔵しベルトを介して身体にほぼ密着するようにした簡易装着型体感振動装置が開示されている。特許文献1における電気・機械振動変換器は、ケース内周の上部の板状ダンパーを介して、一面に環状のヨークが張着された環状のマグネットが吊設されている。マグネットの他面には、凸部をマグネットの内孔に隙間を空けて挿通した凸状のヨークが張着されている。マグネットの内孔の凸部との間の隙間に、コイルが挿入され、コイルは、ケースを塞ぐ蓋の中央に取り付けられている。電気・機械振動変換器には、音声をローパスフィルタに掛けて処理した音声信号や、低音域の単一周波数を、音声の振幅高さを連絡したエンベロープ信号によって変調させた音声信号が入力される。入力された音声信号により、コイルに信号電流が流れることで、電気・機械振動変換器は、音声信号の波形に沿った振動を発生する。
特開平7-245793号公報
ところで、音に対応して振動を発生させる振動装置としては、一方向に駆動する電磁アクチュエーターを用いて、特許文献1よりも簡易な構成で好適な振動を発生させることが望まれている。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、簡易な構成で、音に対応した好適な振動を発生して使用者に体感させる体感振動発生装置及び体感振動呈示装置を提供することを目的とする。
本発明の体感振動発生装置は、
コアにコイルが巻回された板状のコア組立体と、前記コア組立体と面直方向で対向配置され前記コイルを囲う形状のヨークと、前記コア組立体と前記ヨークとを接続する弾性部と、を有し、前記コイルに入力される駆動信号により、前記面直方向である振動方向の一方向に駆動して振動する電磁アクチュエーターと、
交流信号が入力される交流信号入力部と、
前記交流信号を半波整流して前記駆動信号として前記電磁アクチュエーターに出力する整流部と、
を有する構成を採る。
本発明の体感振動呈示装置は、
上記構成の体感振動発生装置と、
前記体感振動発生装置により振動され、使用者に振動を伝達する振動伝達部と、
を有する構成を採る。
本発明によれば、簡易な構成で、音に対応した好適な振動を使用者に体感させることができる。
本発明の実施の形態に係る体感振動発生装置を有する振動呈示装置を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係る体感振動発生装置を有する振動呈示装置の外観斜視図である。 本発明の実施の形態に係る体感振動発生装置の背面図である。 本発明の実施の形態に係る体感振動発生装置の要部構成を示すブロック図である。 体感振動発生装置の備える電磁アクチュエーターの平面側外観斜視図である。 同電磁アクチュエーターの背面側外観斜視図である。 図5のA―A線断面図である。 同電磁アクチュエーターの分解斜視図である。 同電磁アクチュエーターの磁気回路構成を示す図である。 同電磁アクチュエーターの動作の説明に供する図である。 同体感振動発生装置の要部構成の変形例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る体感振動発生装置の半波整流部のバリエーション1の説明に供する図である。 本発明の実施の形態に係る体感振動発生装置の半波整流部のバリエーション2の説明に供する図である。 本発明の実施の形態に係る体感振動発生装置の半波整流部のバリエーション3の説明に供する図である。 本発明の実施の形態に係る体感振動発生装置の半波整流部のバリエーション4により出力される波形を示す図である。 本発明の実施の形態に係る体感振動発生装置の半波整流部のバリエーション5の説明に供する図である。 本発明の実施の形態に係る体感振動発生装置を適用した体感振動呈示装置の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る体感振動発生装置を適用した体感振動呈示装置の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
本実施の形態では、直交座標系(X,Y,Z)を使用して説明する。後述する図においても共通の直交座標系(X,Y,Z)で示している。以下において、体感振動発生装置を有する振動呈示装置(体感振動呈示装置)200の幅、高さ、奥行きは、それぞれ、X方向、Y方向、Z方向の長さであり、電磁アクチュエーター10の幅、高さ、奥行きもそれぞれ対応して、X方向、Y方向、Z方向の長さとする。また、Z方向プラス側は、使用者(振動を付与する部位)に振動を付与する方向であり、「上側」とし、Z方向マイナス側は、使用者から離間する方向であり、「下側」として説明する。
(体感振動発生装置100を有する振動呈示装置200の全体構成)
図1及び図2に示す振動呈示装置200は、電磁アクチュエーター10を有する体感振動発生装置100、及び、使用者に体感振動発生装置100により生じる振動を付与して体感させる振動伝達部2を有する。振動呈示装置200は、体感振動発生装置100を用いて、入力される交流信号に対応した振動を使用者に付与する。例えば、体感振動発生装置100は、ゲーム機器(例えば、図17に示すゲームコントローラ300、図18に示すゲーム用シート400)等に用いられる。また、振動呈示装置200をゲームコントローラ300或いはゲーム用シート400に用いて、例えば、音声音響の交流信号に同期した振動を、振動伝達部2を介して、ゲームコントローラ300、ゲーム用シート400の使用者に付与してもよい。
図1及び図2に示す振動呈示装置200では、体感振動発生装置100の電磁アクチュエーター10は、振動伝達部2と、振動伝達部2の裏面側に配置される装置裏面部としての基台3と、の間に配置される。
振動伝達部2は、裏面側で、電磁アクチュエーター10の可動体40(図3参照)の面部固定部44に固定されている。また、基台3は、振動伝達部2と対向して配置されており、電磁アクチュエーター10の固定体は、基台3に支柱部3aを介して固定されている。このように、電磁アクチュエーター10は、振動伝達部2と基台3の中央部のそれぞれの間で、互いを接続するように配置されている。
振動伝達部2は、電磁アクチュエーター10の可動体40(図5及び図6参照)と一体に駆動する。表面2a上に使用者の体(指、手、四肢、体幹等)が位置される場合、電磁アクチュエーター10における可動体40の振動方向は、表面2aに対する面直方向であることが好ましい。本実施の形態では、電磁アクチュエーター10における可動体40の振動方向であるZ方向は、表面2aの面直方向と同じ方向としている。これにより、電磁アクチュエーター10は、振動方向が、表面2aの面直方向と異なる場合よりも、強い振動で振動伝達部2を直接駆動できる。本実施の形態では、使用者に、オーディオ(音声音響)音源等に応じた振動を強く体感させることができる。
よって、振動伝達部2に使用者が接触する場合等のように振動伝達部2を介して使用者へ振動の伝達が可能である状態である場合に、可動体40を可動して、オーディオ音源に対応した振動を付与できる。
なお、本実施の形態では、振動伝達部2は、矩形板状に形成されているが、これに限らず、接触する使用者に振動を付与できればどのように構成されてもよい。振動伝達部2は、複数の材料、部材で構成されていてもよい。
<体感振動発生装置100>
体感振動発生装置100は、入力される交流信号(例えば、オーディオ音源である交流信号)を半波整流して、電磁アクチュエーター10に、駆動信号として入力する。これにより、体感振動発生装置100は、電磁アクチュエーター10を、体感振動発生装置100への交流信号の入力と同期して駆動を行わせる。
図1、図3及び図4に示す体感振動発生装置100は、一方向に駆動する電磁アクチュエーター10と、交流信号入力部120と、半波整流部130とを有する。なお、交流信号入力部120と、半波整流部130とは本実施の形態では、制御部1の一部として説明する。一方向に駆動するとは、固定体に対し弾性体を介して振動方向に移動可能に支持される可動体を有し、コイルを励磁することにより、可動体を、振動方向の一方向に駆動して、弾性体の付勢力により復帰することで駆動することを意味する。本実施の形態の電磁アクチュエーター10は、一方向に駆動する構成の一例であり、一方向に駆動する構成であれば、電磁アクチュエーターは、どのように構成されてもよい。
先ず、体感振動発生装置100の有する電磁アクチュエーターの一例としての電磁アクチュエーター10について説明する。
<電磁アクチュエーター10の構成>
図5は、本発明の実施の形態に係る体感振動発生装置100の電磁アクチュエーター10の平面側外観斜視図であり、図6は、同電磁アクチュエーター10の底面側外観斜視図である。また、図7は、図5のA―A線矢視断面図であり、図8は、電磁アクチュエーター10の分解斜視図である。
図5~図8に示す電磁アクチュエーター10は、振動伝達部2の振動発生源として機能する。
電磁アクチュエーター10は、固定体30と、振動伝達部2に固定され、固定体30に対して弾性振動可能に支持される可動体40とを有する。電磁アクチュエーター10は、可動体40を一方向に駆動させ、付勢力を発生する部材(弾性部50)の付勢力により可動体40を一方向とは反対の方向に移動させることで、可動体40を直線往復移動(振動を含む)させる。
電磁アクチュエーター10は、振動伝達部2の使用者(例えば、振動伝達部2に接触する使用者)に、体感振動発生装置100に入力される交流信号、例えば、オーディオ音源に応じた振動を伝達して体感させる。
電磁アクチュエーター10は、コア24にコイル22が巻回されてなるコア組立体20と、ベース部32とを有する固定体30と、磁性体のヨーク41を有する可動体40と、固定体30に対して可動体40を振動方向に可動可能に弾性支持する弾性部50(50-1、50-2)と、を有する。
電磁アクチュエーター10は、弾性部50で移動可能に支持される可動体40を、固定体30に対して、一方向に移動するように駆動する。また、可動体の一方向と逆方向へ移動は、弾性部50の付勢力により行われる。
具体的には、電磁アクチュエーター10は、コア組立体20により、可動体40のヨーク41を振動させる。具体的には、通電されるコイル22および通電されるコイル22により励磁されるコア24の吸着力と、弾性部50(50-1、50-2)による付勢力とにより、可動体40を振動させる。本実施の形態では、電磁アクチュエーター10は電磁石の作用により駆動する。
電磁アクチュエーター10は、Z方向を厚み方向とした扁平形状に構成される。電磁アクチュエーター10は、可動体40を、固定体30に対して、Z方向、つまり、厚み方向を振動方向として振動させ、電磁アクチュエーター10自体の厚み方向で離れて配置される表裏面のうちの一方の面を他方の面に対してZ方向に接近、離間させる。
電磁アクチュエーター10は、本実施の形態では、コア24の吸着力により可動体40を、一方向としてのマイナスZ方向に移動し、弾性部50(50-1、50-2)による付勢力により、可動体40をプラスZ方向に移動する。
本実施の形態の電磁アクチュエーター10では、可動体40は、可動体40の可動中心に対して点対称の位置で、Z方向と直交する方向に沿って複数配置された弾性部50(50-1、50-2)により弾性支持されているが、この構成に限らない。
<固定体30>
固定体30は、図7及び図8に示すように、コイル22及びコア24を有するコア組立体20と、ベース部32とを有する。
ベース部32は、コア組立体20が固定され、弾性部50(50-1、50-2)を介して可動体40を振動自在に支持する。ベース部32は、扁平形状の部材であり、電磁アクチュエーター10の底面を形成する。ベース部32は、コア組立体20を挟むように、弾性部50(50-1、50-2)の一端部が固定される取付部32aを有する。取付部32aは、それぞれコア組立体20から同じ間隔を空けて配置される。なお、この間隔は弾性部50(50-1、50-2)の変形領域となる間隔である。
取付部32aは、図8に示すように、弾性部50(50-1、50-2)を固定する固定孔321と、ベース部32を、基台3(図1参照)に固定するための固定孔322とを有する。固定孔322は、固定孔321を挟むように、取付部32aの両端部に設けられ、図1に示すように、それぞれ筒状の脚部4を介して基台3に固定されている。これにより、ベース部32は、基台3(図1参照)に対して全面的に安定して固定される。
ベース部32は、本実施の形態では、板金を加工して、取付部32aである一辺部と他辺部とが底面部32bを挟み、幅方向(X方向)で離れて位置するよう構成されている。取付部32a間には、取付部32aよりも高さの低い底面部32bを有する凹状部が設けられている。凹状部内、つまり底面部32bの表面側の空間は、弾性部50(50-1、50-2)の弾性変形領域を確保するものであり、弾性部50(50-1、50-2)により支持される可動体40の可動領域を確保するための空間である。
底面部32bは矩形状であり、その中央部には、開口部36が形成され、この開口部36内にコア組立体20が位置されている。
開口部36内にコア組立体20が、一部挿入された状態で固定されている。具体的には、開口部36内には、コア組立体20の下側のボビン26の分割体26b及びコイル22の下側部分が挿入され、側面視して底面部32b上にコア24が位置するように固定される。これにより、底面部32b上にコア組立体20が取り付けられる構成と比較して、Z方向の長さ(厚み)が薄くなっている。また、コア組立体20の一部、ここでは底面側の一部が開口部36内に嵌まり込んだ状態で固定されるので、コア組立体20は底面部32bから外れにくい状態で強固に固定される。
開口部36は、コア組立体20の形状に対応した形状である。開口部36は、本実施の形態では、正方形状に形成されている。これにより、コア組立体20と可動体40とを電磁アクチュエーター10の中央部に配置させて、電磁アクチュエーター10全体を平面視して略正方形状にすることができる。なお、開口部36は、矩形状(正方形状を含む)であってもよい。
コア組立体20は、弾性部50(50-1、50-2)との協働により、可動体40のヨーク41を振動(Z方向に往復直線運動)する。
コア組立体20は、本実施の形態では、矩形板状に形成されている。矩形板状の長手方向で離間する両辺部分に磁極部242、244が配置されている。これら磁極部242、244は、X方向でギャップG(図7参照)をあけて可動体40の被吸着面部46、47の下面が対向するように配置されている。磁極部242、244は、上面である対向面(対向面部)20a、20bで、可動体40の振動方向でヨーク41の被吸着面部46、47の下面と対向する。
コア組立体20は、本実施の形態では、矩形板状に形成され、長手方向で離間する両辺部分に磁極部242、244を有する。
コア組立体20は、コア24の外周にボビン26を介してコイル22が巻回されることにより構成されている。コア組立体20は、図7及び図8に示すように、コイル22の巻回軸を、ベース部32において離間する取付部32aどうしの対向方向に向けて、ベース部32に固定されている。コア組立体20は、本実施の形態では、ベース部32の中央部、具体的には底面部32bの中央部に配置されている。
コア組立体20は、図7に示すように、コア24が底面部32bと平行に、底面上に開口部36を跨いで位置するように、底面部32bに固定されている。コア組立体20は、止着部材であるねじ68(図6~図8参照)により、コイル22及びコイル22に巻回される部位(コア本体241)をベース部32の開口部36内に位置させた状態で、固定されている。
具体的には、コア組立体20は、底面部32bに対して、コイル22を開口部36内に配置した状態で、ねじ68を固定孔28と底面部32bの止着孔33(図6及び図7参照)とを通して締結することで固定されている。コア組立体20と底面部32bとは、X方向で離間する開口部36の両辺部と磁極部242、244とで、ねじ68により、コイル22を挟み、コイル22の軸心上の二箇所で接合された状態となっている。
コイル22は、電磁アクチュエーター10の駆動時に通電されて、磁界を発生するソレノイドである。コイル22は、コア24及び可動体40とともに、可動体40を吸い寄せて移動させる磁気回路(磁路)を構成する。なお、コイル22には、半波整流部130を介して交流信号入力部120からの駆動信号が入力される。例えば、半波整流部130を介して交流駆動信号が電磁アクチュエーター10に供給されることでコイル22に電力を供給して電磁アクチュエーター10を駆動する。
コア24は、コイル22が巻回されるコア本体241と、コア本体241の両端部に設けられ、コイル22を通電することにより励磁する磁極部242、244とを有する。
コア24は、コイル22の通電により両端部が磁極部242、244となる長さを有する構造であれば、どのような構造でもよい。例えば、ストレート型(I型)平板状に形成されてもよいが、本実施の形態のコア24は、平面視H型の平板状に形成されている。H型のコアは、I型のコアと比較して、コア本体241の両端部でギャップ側面を、コイル22が巻回されるコア本体の幅よりも長く前後方向(Y方向)に拡大された形状である。よって、H型のコアによれば、I型の場合よりも磁気抵抗を低下させて、磁気回路の効率の改善を図ることができる。また、磁極部242、244においてコア本体241から張り出した部位の間に、ボビン26を嵌め込むだけでコイル22の位置決めを行うことができ、コア24に対するボビン26の位置決め部材を別途設ける必要が無い。
コア24は、コイル22が巻回される板状のコア本体241の両端部のそれぞれに、磁極部242、244が、コイル22の巻回軸と直交する方向に突出して設けられている。
コア24は、磁性体であり、例えば、ケイ素鋼板、パーマロイ、フェライト等により形成される。また、コア24は、電磁ステンレス、焼結材、MIM(メタルインジェクションモールド)材、積層鋼板、電気亜鉛メッキ鋼板(SECC)等により構成されてもよい。
磁極部242、244は、コイル22の両開口部内からY方向でそれぞれ突出して設けられている。
磁極部242、244は、コイル22への通電により励磁されて、振動方向(Z方向)で離間する可動体40のヨーク41を吸引し、移動する。具体的には、磁極部242、244は、発生する磁束により、ギャップGを介して対向配置された可動体40の被吸着面部46、47を吸着する。
磁極部242、244は、X方向に延在するコア本体241に対して垂直方向であるY方向に延在する板状体である。磁極部242、244は、Y方向に長いため、コア本体241の両端部に形成される構成よりも、ヨーク41に対向する対向面20a、20bの面積が広い。
磁極部242、244には、Y方向の中央部分に固定孔28が形成され、固定孔28に挿入するねじ68によりベース部32に固定されている。
ボビン26は、コア24のコア本体241を囲むように配置されている。ボビン26は、例えば、樹脂材料により形成される。これにより、金属製の他の部材(例えば、コア24)との電気的絶縁を確保することができるので、電気回路としての信頼性が向上する。樹脂材料には、高流動の樹脂を用いることにより成形性が良くなり、ボビン26の強度を確保しつつ肉厚を薄くすることができる。なお、ボビン26は、コア本体241を挟むように分割体26a、26bを組み付けることにより、コア本体241の周囲を覆う筒状体に形成されている。なお、ボビン26には、筒状体の両端部にフランジが設けられ、コイル22がコア本体241の外周上に位置するように規定している。
<可動体40>
可動体40は、コア組立体20に振動方向(Z方向)と直交する方向でギャップGを空けて、対向するように配置される。可動体40は、コア組立体20に対して、振動方向に往復移動自在に設けられている。
可動体40は、ヨーク41を有し、ヨーク41に固定される弾性部50-1、50-2の可動体側固定部54を含む。
可動体40は、弾性部50(50-1、50-2)を介して、底面部32bに対して接離方向(Z方向)に移動可能に、略平行に離間して吊られた状態(基準常態位置)で配置されている。
ヨーク41は、電磁ステンレス、焼結材、MIM(メタルインジェクションモールド)材、積層鋼板、電気亜鉛メッキ鋼板(SECC)等の磁性体から構成される板状体である。ヨーク41は本実施の形態では、SECC板を加工して形成されている。
ヨーク41は、X方向で離間する被吸着面部46、47のそれぞれに固定される弾性部50(50-1、50-2)により、コア組立体20に対して、振動方向(Z方向)にギャップG(図7参照)を空けて対向する様に吊設されている。
ヨーク41は、振動伝達部2(図1参照)を取り付ける面部固定部44と、磁極部242、244に対向配置される被吸着面部46、47とを有する。
ヨーク41は、本実施の形態では、面部固定部44と被吸着面部46、47とで中央部の開口部48を囲む矩形枠状に形成されている。
開口部48は、コイル22と対向する。本実施の形態では、開口部48は、コイル22の真上に位置し、開口部48の開口形状は、ヨーク41が底面部32b側に移動した際に、コア組立体20のコイル22部分が挿入可能な形状に形成されている。ヨーク41は開口部48を有する構成にすることより、開口部48が無い場合と比較して、電磁アクチュエーター全体の厚みを薄くできる。
また、開口部48内に、コア組立体20を位置させるため、コイル22近傍にヨーク41が配置されることがなく、コイル22から漏れる漏えい磁束による変換効率の低下を抑制でき、高出力を図ることができる。
面部固定部44は、振動伝達部2に固定される固定面44aを有する。固定面44aは面部固定孔42に挿入されるねじ等の止着部材を介して振動伝達部2に、コア組立体20を囲む位置で固定されている。
被吸着面部46、47は、コア組立体20において磁化された磁極部242、244に吸い寄せられるとともに、弾性部50(50-1、50-2)が固定される。
被吸着面部46、47には、それぞれ、弾性部50-1、50-2の可動体側固定部54が積層された状態で固定される。被吸着面部46、47には、底面部32b側に移動した際に、コア組立体20のねじ64の頭部を逃げる切欠部49が設けられている。
これにより、可動体40が底面部32b側に移動して、被吸着面部46、47が磁極部242、244に接近しても、磁極部242、244を底面部32bに固定するねじ68に接触することがなく、その分のZ方向のヨーク41の可動領域を確保できる。
<弾性部50(50-1、50-2)>
弾性部50(50-1、50-2)は、固定体30に対して可動体40を可動自在に支持する。
弾性部50(50-1、50-2)は、板状に構成されている。弾性部50(50-1、50-2)は、固定体30に対して振動方向の一方の方向に駆動する可動体40を支持するものであれば、板状ではなく、どのような形状、材料による弾性体であってもよい。
弾性部50(50-1、50-2)は、可動体40の上面を、固定体30の上面と同じ高さ、もしくは、固定体30の上面(本実施の形態では、コア組立体20の上面)よりも下面側で、互いに平行となるように支持する。なお、弾性部50-1、50-2は、可動体40の中心に対して対称の形状を有し、本実施の形態では、同様に形成された部材である。
弾性部50は、ヨーク41を、固定体30のコア24の磁極部242、244に対してギャップGを空けて対向するように、略平行に配置される。弾性部50は、可動体40の下面をコア組立体20の上面の高さレベルと略同じレベルよりも、底面部32b側の位置で、振動方向に移動自在に支持する。
弾性部50は、固定体側固定部52、可動体側固定部54、固定体側固定部52と可動体側固定部54とを連絡する蛇腹状弾性アーム部56を有する板ばねである。
弾性部50は、取付部32aの表面に固定体側固定部52を取り付け、ヨーク41の被吸着面部46、47の表面に、可動体側固定部54を取り付けて、蛇腹状弾性アーム部56を底面部32bと平行にして、可動体40を取り付ける。
固定体側固定部52は、取付部32aに面接触してねじ62により接合して固定され、可動体側固定部54は、被吸着面部46、47に面接触してねじ64により接合して固定されている。
蛇腹状弾性アーム部56は、蛇腹形状部を有するアーム部である。蛇腹状弾性アーム部56は、蛇腹形状部を有することにより、固定体側固定部52と可動体側固定部54との間で、且つ、振動方向と直交する面(X方向及びY方向で形成される面)において、可動体40の振動に必要な変形が可能である長さを確保している。
蛇腹状弾性アーム部56は、本実施の形態では、固定体側固定部52と可動体側固定部54との対向方向に伸びて折り返し、固定体側固定部52と可動体側固定部54とにそれぞれ接合される端部は、Y方向でずれた位置に形成されている。蛇腹状弾性アーム部56は、可動体40の中心に対して、点対称或いは線対称の位置に配置されている。
これにより、可動体40は、蛇腹形状のばねを有する蛇腹状弾性アーム部56により両側方で支持されるため、弾性変形する際の応力分散が可能となる。すなわち、弾性部50は、可動体40を、コア組立体20に対して傾斜することなく、振動方向(Z方向)に移動させることができ、振動状態の信頼性の向上を図ることができる。
弾性部50は、それぞれ、少なくとも2つ以上の蛇腹状弾性アーム部56を有している。これにより、蛇腹状弾性アーム部56がそれぞれ一つの場合と比較して、弾性変形する際の応力が分散され、信頼性の向上を図ることができるとともに、可動体40に対する支持のバランスが良くなり、安定性の改善を図ることができる。
弾性部50としての板ばねは、本実施の形態では、磁性体からなる。また、弾性部50の可動体側固定部54は、コアの両端部(磁極部242、244)とのコイル巻回軸方向で対向する位置ないしその上側に配置され、磁路として機能されている。本実施の形態では、可動体側固定部54は被吸着面部46、47の上側に積層した状態で固定されている。これによりコア組立体の磁極部242、244に対向する被吸着面部46、47の厚みH(図7参照)を磁性体の厚みとして大きくできる。弾性部50の厚みと、ヨーク41の厚みを同じであるので、磁極部242、244に対向する磁性体の部位の断面積を2倍にできる。これにより、板ばねが非磁性の場合と比較して、磁気回路を拡張して、磁気回路における磁気飽和による特性の低下を緩和し、出力向上を図ることができる。
なお、本実施の形態の電磁アクチュエーター10において、面部固定部44で固定される振動伝達部2を介した使用者による可動体40の押し込み量を検知する検出部を設け、この押し込み量と、入力された交流信号とに基づいて、振動を発生させてもよい。例えば、押し込み量を検出する検出部として、弾性部50の歪みを検出するセンサを設けてもよい。
図9は、電磁アクチュエーター10の磁気回路を示す図である。なお、図9は、図5のA-A線で切断した電磁アクチュエーター10の斜視図であり、磁気回路は、図示しない部分も図示された部分と同様の磁束の流れMを有する。また、図10は、電磁アクチュエーター10の動作の説明に供する図であり、磁気回路による可動体40の移動を模式的に示す断面図である。詳細には、図10Aは弾性部50により、可動体40が、コア組立体20から離間した位置に保持されている状態の図であり、図10Bは、磁気回路による起磁力によりコア組立体20側に吸引されて移動した可動体40を示す。
具体的には、コイル22を通電すると、コア24が励磁されて磁場が発生し、コア24の両端部が磁極となる。例えば、図9に示すように、コア24において、磁極部242がN極となり、磁極部244がS極となる。すると、コア組立体20とヨーク41との間には、磁束の流れMで示す磁気回路が形成される。この磁気回路における磁束の流れMは、磁極部242から対向するヨーク41の被吸着面部46に流れ、ヨーク41の面部固定部44を通り、被吸着面部47から、被吸着面部47に対向する磁極部244に至る。本実施の形態では、弾性部50も磁性体であるので、被吸着面部46に流れた磁束(磁束の流れMで示す)は、ヨーク41の被吸着面部46及び弾性部50-1の可動体側固定部54を通る。そして、磁束は、被吸着面部46の両端から、面部固定部44を介して被吸着面部47及び、弾性部50-2の可動体側固定部54の両端に至る。
これにより、電磁ソレノイドの原理により、コア組立体20の磁極部242、244は、ヨーク41の被吸着面部46、47を吸着するように吸引する吸引力Fを発生する。すると、ヨーク41の被吸着面部46、47は、コア組立体20の磁極部242、244の双方で引き寄せられ、ヨーク41の開口部48内に、コイル22が挿入される。加えて、ヨーク41を含む可動体40は、弾性部50の付勢力に抗して、F方向に移動する(図10A及び図10B参照)。
また、コイル22への通電を解除すると、磁界は消滅し、コア組立体20による可動体40の吸引力Fは無くなり、弾性部50の付勢力により、元の位置に移動(-F方向に移動)する。
これを繰り返すことで、電磁アクチュエーター10は、可動体40をZ方向に往復直線移動させて振動方向(Z方向)の振動を発生する。
可動体40を往復直線移動させることにより、可動体40が固定される振動伝達部2も、可動体40に追従してZ方向に変位する。
コイル22が巻回されるコア24を有するコア組立体20が固定体30に固定され、このコア組立体20は、弾性部50により固定体30に対してZ方向に可動自在に支持された可動体40のヨーク41の開口部48内に配置されている。これにより、磁気を発生してZ方向に可動体を駆動させるために固定体及び可動体のそれぞれに設ける部材をZ方向で重ねて設ける(例えば、コイルとマグネットをZ方向で対向して配置)必要がないので、電磁アクチュエーターとしてZ方向の厚みを薄くできる。また、マグネットを用いることなく、可動体40を往復直線駆動させることで振動伝達部2に振動を付与できる。このように、支持構造が単純であるため設計がシンプルになり、省スペース化を図ることができ、電磁アクチュエーター10の薄型化を図ることができる。また、マグネットを用いていないので、マグネットを用いる構成の振動装置(所謂、アクチュエータ)と比較してコストの低廉化を図ることができる。
以下に、電磁アクチュエーター10の駆動原理について簡単に説明する。電磁アクチュエーター10は、下記の運動方程式(1)および回路方程式(2)を用いて、供給されるパルスにより共振現象を発生させて駆動することもできる。本実施の形態では、短パルスを入力することにより駆動するが、短パルスを用いずに任意の振動を発生するように駆動してもよい。
なお、電磁アクチュエーター10における可動体40は、式(1)、(2)に基づいて往復運動を行う。
Figure 0007413738000001
Figure 0007413738000002
すなわち、電磁アクチュエーター10における質量m[Kg]、変位x(t)[m]、推力定数K[N/A]、電流i(t)[A]、ばね定数Ksp[N/m]、減衰係数D[N/(m/s)]等は、式(1)を満たす範囲内で適宜変更できる。また、電圧e(t)[V]、抵抗R[Ω]、インダクタンスL[H]、逆起電力定数K[V/(rad/s)]は、式(2)を満たす範囲内で適宜変更できる。
このように、電磁アクチュエーター10は、可動体40の質量mと、弾性部50としての金属ばね(弾性体、本実施の形態では板ばね)のばね定数Kspにより決まる。
また、電磁アクチュエーター10では、ベース部32と弾性部50との固定、及び、弾性部50と可動体40との固定には、ねじ62、64が用いられている。これにより、可動体40が駆動するために、固定体30及び可動体40に対して強固に固定する必要がある弾性部50を、リワークを可能とした状態で機械的に強固に固定することができる。
<制御部1>
制御部1は、弾性振動可能に支持された振動伝達部2(図1参照)を、振動方向の一方向に駆動する電磁アクチュエーター10の駆動を制御する。
制御部1は、駆動電流を電磁アクチュエーター10に供給して、可動体40を固定体30側に引き込むことにより、振動伝達部2を、固定体30が固定される基台3に対して-Z方向に移動させる。コイル22への駆動電流の供給を停止することにより、可動体40を開放し、弾性部50により、可動体40は、引き込まれた方向と逆方向に付勢させて移動する。
制御部1は、入力される交流信号を半波整流して駆動信号として、電磁アクチュエーター10のコイル22に出力する。
交流信号入力部120は、入力される交流信号を半波整流部130に出力する。
交流信号入力部120は、例えば、オーディオ音源が入力され、入力されたオーディオ音源の交流信号を半波整流部130に出力する。
半波整流部130は、交流信号入力部120と電磁アクチュエーター10との間に解説される。半波整流部130は、交流信号入力部120を介して入力される交流信号の半波を削除、つまり、交流信号の正弦波を半波整流し、駆動信号として電磁アクチュエーター10のコイル22に出力する。これにより、体感振動発生装置100に入力されるオーディオ音源の入力と同期して、電磁アクチュエーター10は可動体40を駆動させる。具体的には、半波整流部130からの半波整流された駆動信号を受けて、電磁アクチュエーター10では、可動体40は、固定体30に対して一方向、ここでは-Z方向に移動した後、弾性部50の復帰力により、一方向とは逆方向、つまり、Z方向に移動する。
この可動体40の移動により、使用者に対して、振動伝達部2(図1及び図2参照)を介して、体感振動発生装置100に入力されるオーディオ音源の入力と同期した振動を付与して体感させることができる。
なお、半波整流部130が出力する駆動信号は、交流信号入力部120から入力された交流信号に応じて増幅して、電磁アクチュエーター10に出力されてもよい。半波整流部130は、例えば、整流ダイオードを用いた整流回路等で構成してもよい。
半波整流部130は、本実施の形態では、図3に示すように、電磁アクチュエーター10の底面部32bに搭載した構成としているが、これに限らない。例えば、図11に示すように、半波整流部130を、電磁アクチュエーター10に搭載せず、交流信号入力部120とともに、回路部140として実装されてもよい。図11に示す体感振動発生装置100Aでは、制御部1Aの有する回路部140において、交流信号入力部120に入力されたオーディオ音源の交流信号を半波整流部130で半波整流して増幅部150で増幅した後、電磁アクチュエーター10に入力している。これにより、電磁アクチュエーター10は、交流信号入力部120へのオーディオ音源の入力と同期するように、可動体40を駆動して、振動伝達部2を介して使用者に振動を付与して体感させることができる。
図12~図16は、本発明の実施の形態に係る体感振動発生装置の半波整流部のバリエーション1~5の説明に供する図である。
<バリエーション1>
図12は、本発明の実施の形態に係る体感振動発生装置の半波整流部のバリエーション1の説明に供する図である。図12Aは、バリエーション1の構成図を示し、図12Bは、半波整流部130Aを介して電磁アクチュエーター10に入力される駆動電流を示す図である。
図12Aに示す体感振動発生装置100aは、交流信号入力部120と電磁アクチュエーター10との間に介設された半波整流部130Aとして、整流ダイオード132を順方向に挿入した整流回路を有する。図12Aに示す半波整流部130Aとしての半波整流回路によれば、図12Bに示す電磁アクチュエーター10への供給電圧V1と電磁アクチュエーター10への供給電流D1になり、入力される交流信号の周期に対応した振動を発生させる。
このように、整流ダイオード132を用いることにより、低コストで、入力された交流信号の周波数に則した振動を発生させることができる。バリエーション1の整流回路では、整流ダイオード132は、交流信号入力部120から電磁アクチュエーター10間に順方向に挿入されているので、シンプルな構成で、上述した効果を奏することができる。
<バリエーション2>
図13は、本発明の実施の形態に係る体感振動発生装置の半波整流部のバリエーション2の説明に供する図である。図13Aは、半波整流部のバリエーション2の構成図を示し、図13Bは、半波整流部130Bを介して電磁アクチュエーター10に入力される駆動電流を示す図である。
図13Aに示す体感振動発生装置100bは、交流信号入力部120と電磁アクチュエーター10との間の半波整流部130Bとして、整流ダイオード132と、フリーホイールダイオード134とを含む半波整流保護回路を有する。
半波整流部130Bは、交流信号入力部120と電磁アクチュエーター10との間に、順方向で、整流ダイオード132を挿入する(整流ダイオード132が設けられている)。加えて、半波整流部130Bは、電磁アクチュエーター10の端子間に、電磁アクチュエーター10と並列に、フリーホイールダイオード134を挿入している。
図13Aに示す半波整流部130Bとしての半波整流保護回路によれば、図13Bに示す電磁アクチュエーター10への供給電圧V2と電磁アクチュエーター10への供給電流D2になり、オーディオ音源の入力に同期した振動を発生させる。
これにより、フリーホイールダイオード134は、整流ダイオード132の保護回路として機能し、電磁アクチュエーター10内に逆起電力が発生する場合でも、整流ダイオードに高電圧が印加されることなく、破損による整流ダイオードを交換する必要がない。
<バリエーション3>
図14は、本発明の実施の形態に係る体感振動発生装置の半波整流部のバリエーション3の説明に供する図である。図14Aは、半波整流部のバリエーション3の構成図を示し、図14Bは、半波整流部130Cを介して電磁アクチュエーター10に入力される駆動電流を示す図である。
図14Aに示す体感振動発生装置100cは、交流信号入力部120と電磁アクチュエーター10との間の半波整流部130Cとして、整流ダイオード132と、フリーホイールダイオード134と、抵抗136とを含む半波整流保護回路を有する。
半波整流部130Cは、交流信号入力部120と電磁アクチュエーター10との間に、順方向で挿入された整流ダイオード132を有する。また、半波整流部130Cでは、電磁アクチュエーター10の端子間に、フリーホイールダイオード134に抵抗136を接続して、電磁アクチュエーター10と並列に挿入されている。フリーホイールダイオード134と抵抗136とで整流ダイオード132の保護回路として機能する。
図14Aに示すに示す半波整流部130Cとしての半波整流保護回路によれば、図14Bに示す電磁アクチュエーター10への供給電圧V3と電磁アクチュエーター10への供給電流D3と同様の供給電圧及び供給電流になり、入力される交流信号に対応した振動を発生させる。
半波整流部130Cは、整流ダイオード132の保護回路としてフリーホイールダイオード134とフリーホイールダイオード134に接続された抵抗136とを有する。
半波整流部130Cによれば、抵抗136により、フリーホイールダイオード134のみで整流ダイオード132を保護する保護回路とは異なり、電流が平滑して流れることを抑制して、キレの良い体感振動を発生させ、体感振動の再現性の悪化を防止できる。また、電流が常時流れるような場合でも、抵抗136により、ジュール熱によりデバイスの温度上昇が起こることを防止できる。
図15は、体感振動発生装置100cの構成において、抵抗136の抵抗値を上げた場合に電磁アクチュエーター10に供給される電流を示す。なお、電磁アクチュエーター10に入力される電圧V4は、図14Bに示す電圧V3と同様である。図15に示すように、抵抗136の抵抗値を図14Aの構成よりも上げることにより、駆動電流D4の立ち上がりが急峻になり、電磁アクチュエーター10は、オーディオ音源の交流信号の入力に応じたキレのよい振動を発生できる。
<バリエーション4>
図16は、本発明の実施の形態に係る体感振動発生装置の半波整流部のバリエーション4の説明に供する図であり、半波整流部のバリエーション4の構成図である。
図16に示す体感振動発生装置100dは、交流信号入力部120と電磁アクチュエーター10との間に半波整流部130Dを有する。半波整流部130Dは、整流ダイオード132、138と、フリーホイールダイオード134と、抵抗136と、増幅部(演算増幅器)としてのオペアンプ139とを有する。
半波整流部130Dでは、交流信号入力部120と電磁アクチュエーター10との間に、順方向で、オペアンプ139と、オペアンプ139の出力側に接続された整流ダイオード132とが挿入されている。また、半波整流部130Cでは、電磁アクチュエーター10の端子間に、抵抗136が、電磁アクチュエーター10と並列に挿入されている。さらに、オペアンプ139と整流ダイオード132との間に接続される他の整流ダイオード138が電磁アクチュエーター10と並列に挿入されている。このように半波整流部130Cは、オペアンプ139を有するオペアンプ回路により構成されている。
半波整流部130Dによれば、オペアンプ139を用いているので、いわゆる理想ダイオードとすることができ、整流ダイオード132を用いた構成における順方向電圧降下を防止できる。すなわち、微小電圧成分であってもこれを再現、つまり、微小電圧成分に対応する駆動電流を生成して、電磁アクチュエーター10に供給して、オーディオ音源の入力に同期した振動を発生させることができる。
このように体感振動発生装置100、100a~100dによれば、効率的な駆動により小型な製品でも出力増加を図ることができる。すなわち、電磁アクチュエーターを用いて、低コスト化及び薄型化を図りつつ、振動伝達部2を介して使用者に振動を体感させることができる。
なお、本実施の形態では、半波整流部130は、電磁アクチュエーター10に実装されている。このように半波整流部130を電磁アクチュエーター10内に実装することにより、交流信号入力部120側に、半波整流部130を設ける場合(例えば図11参照)と比較すると、回路設計に負担が掛かることなく、専用の回路構成を必要としない。つまり、音声を発生させる音源回路とは別の回路を必要とせず、例えば、オーディオ音源を示す交流信号をそのままアクチュエータ(整流部実装)に入力することができる。よって、使用上の利便性の向上を図ることができる。
また、電磁アクチュエーター10では、弾性部50は、可動体40の中心に対して対称な位置に複数固定されていることが好ましいが、上述したように、一つの弾性部50で、可動体40を固定体30に対して振動可能に支持するようにしてもよい。弾性部50は、可動体40と固定体30とを連結し、且つ、蛇腹状弾性アーム部56を有するアーム部を少なくとも2つ以上備えてもよい。弾性部50は、磁性体で構成されてもよい。この場合、弾性部50の可動体側固定部54は、コア24の両端部に対してそれぞれコイル22の巻回軸方向または、巻回軸方向と直交する方向に配置され、コイル22に通電された際に、コア24とともに磁路を構成する。
また、電磁アクチュエーター10の構成において、ベース部32と弾性部50との固定、及び、弾性部50と可動体40との固定に用いたねじ62、64、68に変えて、リベットを用いてもよい。リベットは、それぞれ頭部とねじ部のない胴部からなり、穴を空けた部材に差し込み、反対側の端部をかしめて塑性変形させることで穴を空けた部材同士を接合する。かしめは、例えば、プレス加工機や専用の工具等を用いておこなってもよい。
図17及び図18は、体感振動発生装置100の実装形態の一例を示す図である。図17及び図18は、体感振動発生装置100と同様に構成される体感振動発生装置320、420をゲームコントローラ300、ゲーム用シート400にそれぞれ実装した例を示す。なお、ゲーム用シート400の構成は、体感シミュレータ(例えば、体感シミュレータのシート)、リスニング用シートのように使用者が接触して使用する装置の構成とすることができる。
ゲームコントローラ300は、例えば、無線通信によりゲーム機本体に接続され、使用者が握ったり把持したりすることにより使用される。ゲームコントローラ300は、ここでは矩形板状の本体部310を有し、ユーザが両手でゲームコントローラ300の左右側を掴み操作するものとしている。なお、本体部310が振動伝達部として機能する。
ゲームコントローラ300は、ゲーム中において、ゲーム機本体からの指令通知、音楽、音声などを示す交流信号に応じた振動をユーザに体感させることにより通知できる。なお、ゲームコントローラ300は、図示しないが、指令通知、音楽或いは音声に応じた振動以外の機能、例えば、ゲーム機本体に対する入力操作部を備える。
ゲーム用シート400は、例えば、ゲーム機本体に接続され、ゲームを行う際に使用者が着座するシートである。ゲーム用シート400は、ゲームコンテンツに応じて発する音(音楽、音響)を振動により、ユーザに体感させることができ、ゲーム用シート400の各機能(例えば、操作感や臨場感を与える機能)を実現する。
図17、図18に示すゲームコントローラ300及びゲーム用シート400は、それぞれ、交流信号入力部120、半波整流部130及び駆動部としての電磁アクチュエーター(例えば電磁アクチュエーター10の構成と同様の構成でよい)323、324、424、422を有する。本実施の形態では、ゲームコントローラ300、ゲーム用シート400のそれぞれには、複数の電磁アクチュエーター323、324、424、422が実装されているが、実装数は限定されず、それぞれに1つ以上実装されていればよい。
なお、ゲームコントローラ300では、体感振動発生装置320の電磁アクチュエーター323、324は、操作するユーザの指先、指の腹、手の平等が接触する面、或いは、操作部が設けられた面と、振動方向が直交するように実装されることが好ましい。
また、ゲーム用シート400の場合は、例えば、座部414内に座面を振動させるように電磁アクチュエーター424が実装され、背もたれ部412内に、背もたれ面を振動可能に電磁アクチュエーター422が実装されることが好ましい。座部414及び背もたれ部412がそれぞれ振動伝達部として機能する。
これにより、ゲームプレイ中等において、ゲーム音、音楽等のオーディオ音源が存在する場合、このオーディオ音源が交流信号入力部120に入力され、オーディオ音源である交流信号が半波整流部130に出力される。半波整流部130は、入力された交流信号を半波整流して、各電磁アクチュエーター323、324、424、422に駆動信号として出力する。
これにより、各電磁アクチュエーター323、324、424、422は、入力されるオーディオ音源(音声、音響)を示す交流信号の入力と同期するような振動を発生して、使用者に体感させることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。なお、以上の説明は本発明の好適な実施の形態の例証であり、本発明の範囲はこれに限定されない。つまり、上記装置の構成や各部分の形状についての説明は一例であり、本発明の範囲においてこれらの例に対する様々な変更や追加が可能であることは明らかである。
本実施の形態において制御部1により駆動制御される電磁アクチュエーターの駆動方向はZ方向としたが、これに限らず、使用者の接触面と平行の方向、具体的には、X方向ないしY方向においても、上述した効率的な駆動や振動の強化等の効果を得ることができる。
本発明に係る電磁アクチュエーターは、電磁アクチュエーターを用いて、低コスト化及び薄型化を図ることができるとともに、使用者への体感振動に好適な推力を効率良く発生できる効果を有し、例えば、ゲームコントローラ、ゲーム用シート、リスニング専用シート等に適用して有用なものである。
1 制御部
2 振動伝達部
2a 表面
10、323、324、424、422 電磁アクチュエーター
20 コア組立体
22 コイル
24 コア
26 ボビン
30 固定体
32 ベース部
40 可動体
50 弾性部
100、100A、100a、100b、100c、100d、320、420 体感振動発生装置
120 交流信号入力部
130、130A、130B、130C,130D 半波整流部
132、138 整流ダイオード
134 フリーホイールダイオード
136 抵抗
139 オペアンプ
140 回路部
150 増幅部
200 振動呈示装置(体感振動呈示装置)
300 ゲームコントローラ
310 本体部
400 ゲーム用シート
412 背もたれ部
414 座部

Claims (8)

  1. コアにコイルが巻回された板状のコア組立体と、前記コア組立体と面直方向で対向配置され前記コイルを囲う形状のヨークと、前記コア組立体と前記ヨークとを接続する弾性部と、を有し、前記コイルに入力される駆動信号により、前記面直方向である振動方向の一方向に駆動して振動する電磁アクチュエーターと、
    交流信号が入力される交流信号入力部と、
    前記交流信号を半波整流して前記駆動信号として前記電磁アクチュエーターに出力する整流部と、
    を有することを特徴とする、
    体感振動発生装置。
  2. 前記整流部は、前記交流信号入力部と前記電磁アクチュエーターとの間に介設され、双方を接続する整流ダイオードを有する整流回路であることを特徴とする、
    請求項1記載の体感振動発生装置。
  3. 前記整流ダイオードは、前記整流回路に順方向で挿入されていることを特徴とする、
    請求項2記載の体感振動発生装置。
  4. 前記整流部は、前記整流ダイオードと並列に接続されるフリーホイールダイオードを有する整流保護回路であることを特徴とする、
    請求項2記載の体感振動発生装置。
  5. 前記整流保護回路は、前記フリーホイールダイオードに接続される抵抗を有することを特徴とする、
    請求項4記載の体感振動発生装置。
  6. 前記整流回路は、前記整流ダイオードに接続され、前記整流ダイオードに入力される前記交流信号を増幅する演算増幅器を有することを特徴とする、
    請求項3記載の体感振動発生装置。
  7. 前記整流部は、前記電磁アクチュエーターに実装されていることを特徴とする、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の体感振動発生装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の体感振動発生装置と、
    前記体感振動発生装置により振動され、使用者に振動を伝達する振動伝達部と、
    を有することを特徴とする、
    体感振動呈示装置。
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