JP7413136B2 - 冷凍サイクル用圧縮機 - Google Patents
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Description
図1を参照して、第1の実施形態に係る冷凍サイクル用圧縮機10について説明する。図1において、Z方向は軸線方向(図1の場合、鉛直方向)、O1は回転軸本体24の軸線(以下、「軸線O1」という)、O2は軸線O1に対して平行な偏心軸部25の中心を通過する偏心軸線(以下、「偏心軸線O2」という)をそれぞれ示している。
冷凍サイクル用圧縮機10は、ハウジング11と、吸入配管13と、吐出配管14と、カバー15と、吐出チャンバ16と、圧縮部21と、吐出弁22Aと、回転軸23と、駆動用モータ26と、ブッシュアッセンブリ28と、支持板29と、スラスト軸受部30と、給油ポンプ31と、第1の軸受部32と、オルダムリング33と、第2の軸受部34と、を有する。
ハウジング11は、筒状部35と、上側カバー部36と、下側カバー部37と、を有する。
筒状部35は、Z方向に延びる筒状の部材である。筒状部35は、上端及び下端が開放端とされている。筒状部35には、吸入配管13を配置するための挿入穴35Aが形成されている。挿入穴35Aは、筒状部35を径方向に貫通している。
吸入配管13は、筒状部35に形成された挿入穴35Aに挿入された状態で、筒状部35に固定されている。吸入配管13は、ハウジング11の外部から作動流体としての冷媒ガスをハウジング11内に吸入する。
吐出配管14は、上側カバー部36に形成された挿入穴36Aに挿入された状態で、ボルトにより、上側カバー部36に固定されている。吐出配管14は、圧縮部21により圧縮され、吐出チャンバ16内で高圧状態となった冷媒ガスをハウジング11の外側に排出する。
カバー15は、上側カバー部36内に収容された圧縮部21の上面に設けられている。カバー15は、圧縮部21に対してボルトで固定されている。カバー15は、内側に空間を区画するとともに、吐出配管14の端が挿入される挿入穴15Aを有する。
吐出チャンバ16は、カバー15と圧縮部21の上面とで区画された空間である。吐出チャンバ16は、吐出配管14と連通している。吐出チャンバ16には、圧縮部21により圧縮された冷媒ガスが吐出される。
圧縮部21は、ハウジング11内(具体的には、上側カバー部36内)の上部に配置されている。圧縮部21は、スクロール圧縮部であり、固定スクロール43と、旋回スクロール45と、を有する。
固定スクロール43は、カバー15の直下に配置されている。固定スクロール43は、ボルトにより、固定スクロール43の下方に配置された第1の軸受部32に固定されている。
固定スクロール43は、吐出口が形成された端板と、固定ラップと、を有する。吐出口は、圧縮部21による圧縮が完了した冷媒ガスを圧縮部21内から吐出チャンバ16に吐出させる。
旋回スクロール45は、固定スクロール43の直下に配置されている。旋回スクロール45は、端板と、旋回ラップと、ボス部と、軸受部と、を有する。旋回ラップは、固定ラップと噛み合うように配置されている。
吐出弁22Aは、吐出口を開閉可能な状態で、固定スクロールを構成する端板の上面に設けられている。
回転軸23は、Z方向に延びた状態で、ハウジング11内に収容されている。回転軸23は、回転軸本体24と、偏心軸部25と、を有する。
回転軸本体24は、軸線O1回りに回転可能な状態で、第1及び第2の軸受部32,34に支持されている。偏心軸部25は、回転軸本体24の上端(一端)に設けられている。偏心軸部25の軸線O2は、軸線O1からオフセットされた位置に配置されている。偏心軸部25は、回転軸本体24が軸線O1回りに回転している状態において、回転軸本体24の軸線O1回りに公転する。
駆動用モータ26は、第1の軸受部32と第2の軸受部34との間に位置する回転軸本体24の周囲に配置されている。駆動用モータ26は、軸線O1回りに回転軸本体24を回転させる。駆動用モータ26による回転エネルギーは、回転軸23を介して、圧縮部21に即時に伝達される。
ブッシュアッセンブリ28は、ハウジング11内に収容されている。ブッシュアッセンブリ28は、偏心軸部25と第1の軸受部32との間に設けられている。ブッシュアッセンブリ28は、ブッシュ62を有する。
支持板29は、ハウジング11内に収容されており、回転軸23の下端と向かい合う位置に配置されている。
スラスト軸受部30は、支持板29と回転軸23の下端との間に設けられている。
給油ポンプ31は、支持板29の下面に設けられている。給油ポンプ31は、回転軸23に潤滑油を供給する。
図1~図3を参照して、第1の軸受部32について説明する。図1~図3において、同一構成部分には、同一符号を付す。図2及び図3において、Ddは周方向(以下、「周方向Dd」という)、W1~W6は周方向Ddにおける第1の幅狭リブ部71、リブ部72,73,76、第2の幅狭リブ部74、及び幅狭リブ部75の最外周の幅(以下、「幅W1~W6」という)、W7~W12は周方向Ddにおける非リブ形成領域81,83,84,86、第1の非リブ形成領域82、及び第2の非リブ形成領域85の最外周の幅(以下、「幅W7~W12」という)をそれぞれ示している。
図3において、M1はボス部78の径方向における第1から第4の厚肉部101~104の厚さ(以下、「厚さM1」という)、M2はボス部78の径方向における薄肉部106A~106Dの厚さ(以下、「厚さM2」という)をそれぞれ示している。
なお、図1に示す第1の軸受部32の切断面は、図3に示す第1の軸受部32をA1-A2線で切断した断面に対応している。
第1の軸受部32は、凹部形成部65と、複数のリブ部である第1の幅狭リブ部71、リブ部72,73,76、第2の幅狭リブ部74、及び幅狭リブ部75と、ボス部78と、を有する。
凹部形成部65は、旋回スクロール45の端板の下方に配置されている。凹部形成部65の上部には、偏心軸部25及びボス部78の一部(圧縮部の一部)を収容する凹部65Aが形成されている。
凹部形成部65の外周部の下面側には、周方向Ddに異なる間隔をあけて配置された第1の幅狭リブ部71、リブ部72,73,76、第2の幅狭リブ部74、及び幅狭リブ部75が設けられている。
第1の幅狭リブ部71、リブ部72,73,76、第2の幅狭リブ部74、及び幅狭リブ部75は、第1の幅狭リブ部71、リブ部72、リブ部73、第2の幅狭リブ部74、幅狭リブ部75、リブ部76の順で周方向に配置されている。第1の幅狭リブ部71、リブ部72,73,76、第2の幅狭リブ部74、及び幅狭リブ部75は、ボス部78から離れる方向(径方向外側に向かう方向)に延びている。
第2の幅狭リブ部74は、軸線O1を介して、第1の幅狭リブ部71と向かい合うように配置されている。幅狭リブ部75は、軸線O1を介して、リブ部72と向かい合うように配置されている。リブ部76は、軸線O1を介して、リブ部73と向かい合うように配置されている。
非リブ形成領域81は、第1の幅狭リブ部71とリブ部72との間に配置されている。第1の非リブ形成領域82は、リブ部72とリブ部73との間に配置されている。非リブ形成領域83は、リブ部73と第2の幅狭リブ部74との間に配置されている。
非リブ形成領域84は、第2の幅狭リブ部74と幅狭リブ部75との間に配置されている。非リブ形成領域84は、軸線O1を介して、非リブ形成領域81と向かい合うように配置されている。
これにより、第1及び第2の非リブ形成領域82,85は、軸線O1を介して、互いに向かい合う複数の非リブ形成領域のうち、周方向Ddの幅W8,W11の差が最も大きい非リブ形成領域となる。
このように、周方向Ddの幅W8,W11の差が大きいと、他の部分と比較して剛性が低くなるが、第1の軸受部32に剛性を高めるよう第1及び第2の厚肉部101,102を配置させることで、第1の軸受部32の剛性を平均化させることが可能となる。
非リブ形成領域86は、リブ部76と第1の幅狭リブ部71との間に配置されている。非リブ形成領域86は、軸線O1を介して、非リブ形成領域83と向かい合うように配置されている。
ボス部78は、凹部形成部65の下面65aに設けられている。即ち、ボス部78は、凹部65Aが形成された側とは反対側に位置する凹部形成部65に設けられている。
ボス部78は、ボス部本体93と、軸受本体95と、を有する。
第1の部分97は、凹部形成部65の下面65aから下方に延びている。第1の部分97は、第1の部分97の中央をZ方向に貫通する円柱状の貫通穴97Aが形成されている。
軸受本体95は、貫通穴97Aの内周面に設けられている。軸受本体95は、回転軸本体24の上端部と接触している。
先に説明したように、第1及び第2の非リブ形成領域82,85が配置された方向と、第1及び第2の幅狭リブ部71,74が配置された方向は、約90度で交差している。即ち、他の部分と比較して剛性が低い部分が約90度で交差している。この場合、例えば、ボス部78の形状を四角筒形状とし、剛性が低い部分にボス部78の角部を配置させ、かつ4つの角部に第1から第4の厚肉部101~104を配置させることで、第1の軸受部32の剛性を平均化することが可能となる。
薄肉部106Bは、第2の厚肉部102と第4の厚肉部104とを接続するように、第2の厚肉部102と第4の厚肉部104との間に配置されている。薄肉部106Cは、第2の厚肉部102と第3の厚肉部103とを接続するように、第2の厚肉部102と第3の厚肉部103との間に配置されている。
薄肉部106Dは、第1の厚肉部101と第3の厚肉部103とを接続するように、第1の厚肉部101と第3の厚肉部103との間に配置されている。
第1から第4の厚肉部101~104の厚さM1は、相対的に薄肉部106A~106Dの厚さM2よりも厚くなるように構成されている。
第1の軸受部32のうち、薄肉部106A~106Dが設けられた部分が第1の部位であり、第1から第4の厚肉部101~104が設けられた部分が第1の部位よりも剛性の高い第2の部位となる。
上述したように、周方向Ddにおいて、ボス部78が、相対的に厚さが厚い第1から第4の厚肉部101~104と、相対的に厚さが薄い薄肉部106A~106Dと、を有することで、第1の軸受部32の剛性を高めたい部分に第1から第4の厚肉部101~104を配置させて、第1の軸受部32の剛性を平均化させることが可能となる。これにより、第1の軸受部32を用いて、偏心軸部25が設けられた回転軸本体24を回転可能な状態で精度良く支持することができる。
オルダムリング33は、第1の軸受部32上に配置されている。オルダムリング33は、旋回スクロール45の自転(偏心軸線O2回りの回転)を規制する。
第2の軸受部34は、支持板29上に配置されている。第2の軸受部34は、回転軸本体24が回転可能な状態で、回転軸本体24の下端部を支持している。
上述したように、周方向Ddにおいて、ボス部78が、相対的に厚さが厚い第1から第4の厚肉部101~104と、相対的に厚さが薄い薄肉部106A~106Dと、を有することで、第1の軸受部32の剛性を高めたい部分に第1から第4の厚肉部101~104を配置させて、第1の軸受部32の剛性を平均化させることが可能となる。これにより、第1の軸受部32を用いて、偏心軸部25が設けられた回転軸本体24を回転可能な状態で精度良く支持することができる。
また、第1の実施形態では、一例として、ボス部78の形状が四角筒形状である場合を例に挙げて説明したが、ボス部78の形状は、複数のリブ部の数に応じて、適宜設定することが可能であり、四角筒形状に限定されない。
例えば、複数のリブ部の数が6つよりも多い場合には、ボス部の形状を六角筒形状や八角筒形状としてもよい。
図4及び図5を参照して、第2の実施形態に係る冷凍サイクル用圧縮機110について説明する。図4において、図1に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。図5において、図3に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
なお、図4に示す第1の軸受部111の切断面は、図5に示す第1の軸受部111をB1-B2線で切断した断面に対応している。
冷凍サイクル用圧縮機110は、第1の実施形態の冷凍サイクル用圧縮機10を構成する第1の軸受部32に替えて、第1の軸受部111を有すること以外は、冷凍サイクル用圧縮機10と同様に構成されている。
第1の軸受部111は、第1の実施形態で説明した第1の軸受部32を構成するボス部78に替えて、ボス部113を有すること以外は、第1の軸受部32と同様に構成されている。
ボス部113は、凹部形成部65の下面65aに設けられている。即ち、ボス部113は、凹部65Aが形成された側とは反対側に位置する凹部形成部65に設けられている。
ボス部113は、ボス部本体115と、軸受本体95と、一対の第1の補強用リブ116A,116B及び一対の第2の補強用リブ117A,117B(複数の補強用リブ)と、を有する。
第1の部分118は、凹部形成部65の下面65aに設けられており、下面65aの下方に延びている。第1の部分118は、下面65aから下方に向かうにつれて、縮径された形状とされている。第1の部分118は、傾斜した外周面118aを有する。外周面118aは、複数のリブ部(第1の幅狭リブ部71、第2の幅狭リブ部74、及び幅狭リブ部75は、リブ部72,73,76)から回転軸本体24の他方の端部側に向かう方向に傾斜している。
貫通穴115Aは、第1及び第2の部分118,119の中央をZ方向に貫通するように形成されている。
第1の補強用リブ116Aは、第1の非リブ形成領域82から第2の部分119に向かう方向に延びている。第1の補強用リブ116Bは、第2の非リブ形成領域85から第2の部分119に向かう方向に延びている。
第2の補強用リブ117Aは、第1の幅狭リブ部71から第2の部分119に向かう方向に延びている。第2の補強用リブ117Bは、第2の非リブ形成領域85から第2の部分119に向かう方向に延びている。
一対の第1の補強用リブ116A,116B及び一対の第2の補強用リブ117A,117Bは、厚さ及び幅が一定とされたリブである。
一対の第1の補強用リブ116A,116B及び一対の第2の補強用リブ117A,117Bは、例えば、ボス部本体115と一体に構成することが可能である。この場合、一対の第1の補強用リブ116A,116B及び一対の第2の補強用リブ117A,117Bの材料は、ボス部本体115と同じ材料を用いる。
このように、ボス部113の外周面118aに、第1の補強用リブ116A,116B及び第2の補強用リブ117A,117Bを設けることで、第1の補強用リブ116A,116Bまたは第2の補強用リブ117A,117Bが設けられた部分(剛性が低い部分)の剛性を高めることが可能となる。これにより、第1の軸受部111の剛性を平均化させることが可能となるので、第1の軸受部111を用いて、偏心軸部25が設けられた回転軸本体24を回転可能な状態で精度良く支持することができる。
リブ131は、凹部形成部65から第2の部分119に向かう方向に対して、外周面118aに対して直交する方向の厚さが徐々に厚くなる形状とされている。
図7~図9を参照して、第3の実施形態の第1の軸受部140について説明する。図7において、図3に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
第1の軸受部140は、非リブ形成領域81,83,84,86のZ方向における厚さを第1及び第2の非リブ形成領域82,85のZ方向の厚さよりも薄くしたこと以外は、第1の実施形態で説明した第1の軸受部32と同様に構成されている。
このように、非リブ形成領域81,83,84,86のZ方向における厚さを薄くすることで、第1の軸受部140を用いて、偏心軸部25が設けられた回転軸本体24(図1参照)を回転可能な状態で精度良く支持することができるとともに、第1の軸受部140を軽量化することができる。
各実施形態に記載の冷凍サイクル用圧縮機10,110は、例えば、以下のように把握される。
11…ハウジング
13…吸入配管
14…吐出配管
15…カバー
15A,35A,36A…挿入穴
16…吐出チャンバ
21…圧縮部
22A…吐出弁
23…回転軸
24…回転軸本体
25…偏心軸部
26…駆動用モータ
28…ブッシュアッセンブリ
29…支持板
30…スラスト軸受部
31…給油ポンプ
32,111,140…第1の軸受部
33…オルダムリング
34…第2の軸受部
35…筒状部
36…上側カバー部
37…下側カバー部
41…ディスチャージポート
43…固定スクロール
45…旋回スクロール
65a…下面
62…ブッシュ
65…凹部形成部
65A…凹部
71…第1の幅狭リブ部
71A~76A…突出部
72,73,76…リブ部
74…第2の幅狭リブ部
75…幅狭リブ部
78,113…ボス部
79…ボルト孔
81,83,84,86…非リブ形成領域
82…第1の非リブ形成領域
85…第2の非リブ形成領域
93,115…ボス部本体
95…軸受本体
97,118…第1の部分
97A,98A,115A…貫通穴
98,119…第2の部分
101…第1の厚肉部
102…第2の厚肉部
103…第3の厚肉部
104…第4の厚肉部
106A~106D…薄肉部
116A,116B…第1の補強用リブ
117A,117B…第2の補強用リブ
118a…外周面
131…リブ
Dd…周方向
M1,M2…厚さ
O1…軸線
O2…偏心軸線
W1~W12…幅
Claims (8)
- ハウジングと、
前記ハウジング内に収容されて軸線方向に延び、軸線回りに回転する回転軸本体、及び前記回転軸本体の一端に設けられた偏心軸部を有する回転軸と、
前記ハウジング内に収容され、前記回転軸により偏心回転させられることで、冷媒を圧縮する圧縮部と、
前記ハウジング内に収容されるとともに前記ハウジングに固定され、前記回転軸本体のうち、前記偏心軸部側に位置する一方の端部を回転可能に支持する第1の軸受部と、
前記回転軸本体の他方の端部を回転可能に支持する第2の軸受部と、
を備え、
前記第1の軸受部は、周方向に配置された第1の部位と第2の部位とを有し、
前記第2の部位の剛性は、前記第1の部位の剛性よりも高く、
前記第1の軸受部は、前記偏心軸部及び前記圧縮部の一部を収容する凹部が形成された凹部形成部と、
前記凹部が形成された側とは反対側に位置する前記凹部形成部に設けられ、前記回転軸本体を回転可能に支持するとともに、前記凹部形成部から離れる前記軸線方向の一方側に突出する筒状のボス部と、
前記凹部形成部の外周部に設けられ、周方向に異なる間隔をあけて配置され、かつ前記周方向の幅が異なり、前記ハウジングに固定される複数のリブ部と、
を有し、
前記ボス部は、前記周方向において、相対的に厚さが厚い厚肉部と相対的に厚さが薄い薄肉部とが交互に配置された構成とされており、
前記第1の軸受部のうち、前記厚肉部が設けられた部分が前記第2の部位であり、前記薄肉部が設けられた部分が前記第1の部位であり、
前記ボス部は、前記複数のリブ部の内側に配置されており、
前記凹部形成部は、前記周方向において互いに隣り合う前記リブ部の間に設けられ、前記周方向に間隔をあけて配置された複数の非リブ形成領域を有し、
前記複数の非リブ形成領域は、第1の非リブ形成領域と、前記回転軸本体の軸線を介して、前記第1の非リブ形成領域と向かい合うように配置された第2の非リブ形成領域と、を含み、
前記第1及び第2の非リブ形成領域の最外周における周方向の幅の差は、前記回転軸本体の軸線を介して、互いに向かい合う他の前記非リブ形成領域の最外周における周方向の幅の差よりも大きく、
複数の前記厚肉部は、前記第1の非リブ形成領域の内側に配置された第1の厚肉部と、前記第2の非リブ形成領域の内側に配置され、前記軸線を介して前記第1の厚肉部と向かい合う第2の厚肉部と、を有する冷凍サイクル用圧縮機。 - ハウジングと、
前記ハウジング内に収容されて軸線方向に延び、軸線回りに回転する回転軸本体、及び前記回転軸本体の一端に設けられた偏心軸部を有する回転軸と、
前記ハウジング内に収容され、前記回転軸により偏心回転させられることで、冷媒を圧縮する圧縮部と、
前記ハウジング内に収容されるとともに前記ハウジングに固定され、前記回転軸本体のうち、前記偏心軸部側に位置する一方の端部を回転可能に支持する第1の軸受部と、
前記回転軸本体の他方の端部を回転可能に支持する第2の軸受部と、
を備え、
前記第1の軸受部は、周方向に配置された第1の部位と第2の部位とを有し、
前記第2の部位の剛性は、前記第1の部位の剛性よりも高く、
前記第1の軸受部は、前記偏心軸部及び前記圧縮部の一部を収容する凹部が形成された凹部形成部と、
前記凹部が形成された側とは反対側に位置する前記凹部形成部に設けられ、前記回転軸本体を回転可能に支持するとともに、前記凹部形成部から離れる前記軸線方向の一方側に突出する筒状のボス部と、
前記凹部形成部の外周部に設けられ、周方向に異なる間隔をあけて配置され、かつ前記周方向の幅が異なり、前記ハウジングに固定される複数のリブ部と、
を有し、
前記ボス部は、前記周方向において、相対的に厚さが厚い厚肉部と相対的に厚さが薄い薄肉部とが交互に配置された構成とされており、
前記第1の軸受部のうち、前記厚肉部が設けられた部分が前記第2の部位であり、前記薄肉部が設けられた部分が前記第1の部位であり、
前記複数のリブ部は、第1の幅狭リブ部と、前記回転軸本体の軸線を介して、前記第1の幅狭リブ部と向かい合うように配置された第2の幅狭リブ部と、を含み、
前記第1及び第2の幅狭リブ部の最外周における周方向の幅は、前記回転軸本体の軸線を介して、互いに向かい合う他の前記リブ部の最外周における周方向の幅よりも相対的に狭く、
複数の前記厚肉部は、前記第1の幅狭リブ部の内側に配置された第3の厚肉部と、前記第2の幅狭リブ部の内側に配置され、前記軸線を介して前記第3の厚肉部と向かい合う第4の厚肉部と、を有する冷凍サイクル用圧縮機。 - 前記ボス部の形状は、四角筒形状である請求項1又は2に記載の冷凍サイクル用圧縮機。
- ハウジングと、
前記ハウジング内に収容されて軸線方向に延び、軸線回りに回転する回転軸本体、及び前記回転軸本体の一端に設けられた偏心軸部を有する回転軸と、
前記ハウジング内に収容され、前記回転軸により偏心回転させられることで、冷媒を圧縮する圧縮部と、
前記ハウジング内に収容されるとともに前記ハウジングに固定され、前記回転軸本体のうち、前記偏心軸部側に位置する一方の端部を回転可能に支持する第1の軸受部と、
前記回転軸本体の他方の端部を回転可能に支持する第2の軸受部と、
を備え、
前記第1の軸受部は、周方向に配置された第1の部位と第2の部位とを有し、
前記第2の部位の剛性は、前記第1の部位の剛性よりも高く、
前記第1の軸受部は、前記偏心軸部及び前記圧縮部の一部を収容する凹部が形成された凹部形成部と、
前記凹部が形成された側とは反対側に位置する前記凹部形成部に設けられ、前記回転軸本体を回転可能に支持するとともに、前記凹部形成部から離れる前記軸線方向の一方側に突出する円筒状のボス部と、
前記凹部形成部の外周部に設けられ、周方向に異なる間隔をあけて配置され、かつ前記周方向の幅が異なり、前記ハウジングに固定される複数のリブ部と、
前記ボス部に設けられた複数の補強用リブと、
を有し、
前記ボス部は、前記リブ部から前記回転軸本体の他方の端部側に向かう方向に傾斜する外周面を含み、
前記複数の補強用リブは、前記外周面に設けられ、前記凹部形成部と前記ボス部との境界から前記回転軸本体側に向かう方向に延びて配置されており、
前記ボス部のうち、前記補強用リブが設けられた部分が前記第2の部位であり、前記補強用リブが設けられていない部分が前記第1の部位である冷凍サイクル用圧縮機。 - 前記ボス部は、前記複数のリブ部の内側に配置されており、
前記凹部形成部は、前記周方向において互いに隣り合う前記リブ部の間に設けられ、前記周方向に間隔をあけて配置された複数の非リブ形成領域を有し、
前記複数の非リブ形成領域は、第1の非リブ形成領域と、前記回転軸本体の軸線を介して、前記第1の非リブ形成領域と向かい合うように配置された第2の非リブ形成領域と、を含み、
前記第1及び第2の非リブ形成領域の最外周における周方向の幅の差は、前記回転軸本体の軸線を介して、互いに向かい合う他の前記非リブ形成領域の最外周における周方向の幅の差よりも大きく、
前記複数の補強用リブは、前記外周面のうち、前記第1の非リブ形成領域と前記第2の非リブ形成領域との間に位置する面に配置された一対の第1の補強用リブを有する請求項4記載の冷凍サイクル用圧縮機。 - 前記複数のリブ部は、第1の幅狭リブ部と、前記回転軸本体の軸線を介して、前記第1の幅狭リブ部と向かい合うように配置された第2の幅狭リブ部と、を含み、
前記第1及び第2の幅狭リブ部の最外周における周方向の幅は、前記回転軸本体の軸線を介して、互いに向かい合う他の前記リブ部の最外周における周方向の幅よりも相対的に狭く、
前記複数の補強用リブは、前記外周面のうち、前記第1の幅狭リブ部と前記第2の幅狭リブ部との間に位置する面に配置された一対の第2の補強用リブを有する請求項4または5に記載の冷凍サイクル用圧縮機。 - 前記ボス部は、前記複数のリブ部の内側に配置されており、
前記凹部形成部は、前記周方向において互いに隣り合う前記リブ部の間に設けられ、前記周方向に間隔をあけて配置された複数の非リブ形成領域を有し、
前記複数の非リブ形成領域は、第1の非リブ形成領域と、前記回転軸本体の軸線を介して、前記第1の非リブ形成領域と向かい合うように配置された第2の非リブ形成領域と、を含み、
前記第1及び第2の非リブ形成領域の最外周における周方向の幅の差は、前記回転軸本体の軸線を介して、互いに向かい合う他の前記非リブ形成領域の最外周における周方向の幅の差よりも大きく、
前記第1及び第2の非リブ形成領域の前記軸線方向における厚さよりも前記第1及び第2の非リブ形成領域以外の前記非リブ形成領域の前記軸線方向における厚さを薄くする請求項1から6のうち、いずれか一項記載の冷凍サイクル用圧縮機。 - ハウジングと、
前記ハウジング内に収容されて軸線方向に延び、軸線回りに回転する回転軸本体、及び前記回転軸本体の一端に設けられた偏心軸部を有する回転軸と、
前記ハウジング内に収容され、前記回転軸により偏心回転させられることで、冷媒を圧縮する圧縮部と、
前記ハウジング内に収容されるとともに前記ハウジングに固定され、前記回転軸本体のうち、前記偏心軸部側に位置する一方の端部を回転可能に支持する第1の軸受部と、
前記回転軸本体の他方の端部を回転可能に支持する第2の軸受部と、
を備え、
前記第1の軸受部は、周方向に配置された第1の部位と第2の部位とを有し、
前記第2の部位の剛性は、前記第1の部位の剛性よりも高く、
前記第1の軸受部は、前記偏心軸部及び前記圧縮部の一部を収容する凹部が形成された凹部形成部と、
前記凹部が形成された側とは反対側に位置する前記凹部形成部に設けられ、前記回転軸本体を回転可能に支持するとともに、前記凹部形成部から離れる前記軸線方向の一方側に突出する筒状のボス部と、
前記凹部形成部の外周部に設けられ、周方向に異なる間隔をあけて配置され、かつ前記周方向の幅が異なり、前記ハウジングに固定される複数のリブ部と、
を有し、
前記ボス部は、前記周方向において、相対的に厚さが厚い厚肉部と相対的に厚さが薄い薄肉部とが交互に配置された構成とされており、
前記第1の軸受部のうち、前記厚肉部が設けられた部分が前記第2の部位であり、前記薄肉部が設けられた部分が前記第1の部位であり、
前記ボス部は、前記複数のリブ部の内側に配置されており、
前記凹部形成部は、前記周方向において互いに隣り合う前記リブ部の間に設けられ、前記周方向に間隔をあけて配置された複数の非リブ形成領域を有し、
前記複数の非リブ形成領域は、第1の非リブ形成領域と、前記回転軸本体の軸線を介して、前記第1の非リブ形成領域と向かい合うように配置された第2の非リブ形成領域と、を含み、
前記第1及び第2の非リブ形成領域の最外周における周方向の幅の差は、前記回転軸本体の軸線を介して、互いに向かい合う他の前記非リブ形成領域の最外周における周方向の幅の差よりも大きく、
前記第1及び第2の非リブ形成領域の前記軸線方向における厚さよりも前記第1及び第2の非リブ形成領域以外の前記非リブ形成領域の前記軸線方向における厚さを薄くする冷凍サイクル用圧縮機。
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