JP7413043B2 - レンズユニットおよびカメラモジュール - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車等の車両に搭載される車載カメラを構成し得るレンズユニットおよびカメラモジュールに関する。
従来から、自動車に車載カメラを搭載し、駐車をサポートしたり、画像認識により衝突防止を図ったりすることが行なわれており、さらにそれを自動運転に応用する試みもなされている。また、このような車載カメラ等のカメラモジュールは、一般に、複数のレンズが光軸に沿って並べられて成るレンズ群と、このレンズ群を収容保持する鏡筒(バレル)と、レンズ群の少なくとも一個所のレンズ間に配置される絞り部材とを有するレンズユニットを備える(例えば、特許文献1参照)。
特に、車載カメラ用のレンズユニットでは、少なくとも一部が車外に設置される場合など、防水および防塵の目的で、図10に示されるように、例えば最も物体側に位置されるレンズ100と鏡筒102との間にシール部材としてOリング104が介挿され、鏡筒102の内側のレンズ群L内に水や塵埃が侵入しないようにしている。この場合、レンズ100の外周面100aに、該レンズ100の像側部分で径が小さくなった段差状の縮径部100bが設けられ、この縮径部100bと鏡筒102の内周面102aとの間でOリング104が径方向で圧縮されることにより、鏡筒102の物体側端部が封止された状態となっている。
特開2013-231993号公報
ところで、このようにレンズ100の縮径部100bと鏡筒102の内周面102aとの間にOリング104が介挿されるシール形態を実現するためには、レンズ100の縮径部100bにOリング104を予め装着した状態で図10に矢印で示されるようにレンズ100をOリング104と共に鏡筒102内に挿入していく組み込み手法を採ることもできる。そのような組み込み手法を採る場合には、Oリング104の径方向の弾発力が挿入抵抗となってしまうことから、そのような挿入抵抗を緩和するべく、鏡筒102内へのレンズ100の挿入を案内するテーパ状の面取りを鏡筒102の物体側端部の内周面102a部位に設けることが好ましいが、鏡筒102の形態によっては、そのようなレンズ挿入案内用の面取りを鏡筒102の物体側端部の内周面102a部位に設けることが難しい場合がある。
すなわち、例えば、鏡筒102がその物体側の端部(図10において上端部)で延在するカシメ部を径方向内側にカシメることによりレンズ100をこのカシメ部で鏡筒102の物体側端部に固定するようになっているカシメ固定形態を成す場合には、カシメ部の延在領域分だけ鏡筒102の物体側端部が光軸O方向で長く確保されているため、この長く確保された延在部分を利用してレンズ挿入案内用の面取りを設けることができるが、このようなカシメ部によらず鏡筒102がその物体側端部に螺着されるキャップ状の締結部材によりレンズ100を鏡筒102の物体側端部に固定するようになっている締結固定形態を成す場合には、鏡筒102の物体側端部が光軸方向で長く延在せず、したがって、鏡筒102の物体側端部の内周面にレンズ挿入案内用の面取りを設けるスペースを確保できない。
そのため、締結部材によりレンズ100を鏡筒102の物体側端部に固定する締結固定形態を鏡筒102が成す場合には、面取りによってレンズ100を案内せずとも鏡筒102内へレンズ100を容易に挿入できるように、図11に示されるべく、予めOリング104を鏡筒102内にセットした状態でその後にレンズ100を鏡筒102内に挿入する組み込み手法が採られ得る。
しかしながら、図11に示されるようなレンズ組み込み手法を採ると、図12に示されるように、特に図12の(b)に拡大して明確に示されるように、鏡筒102内へのレンズ100の挿入時に、予めセットされていたOリング104が、レンズ100の像側の面によって光軸O方向で押し潰されて径方向内側へと変形し、レンズ100とその像側で隣接するスペーサやレンズなどの他の光学部材110との間に入り込んでしまう場合がある。このようなOリング104の配置形態では、レンズ100と鏡筒102との間を径方向で十分にシールできない場合があり、したがって、所望の防水性能を得られない場合がある。
また、このようなレンズ挿入時のシール部材(Oリング等)の巻き込みは、最も物体側に位置されるレンズに限らず、鏡筒との間でシール部材の介在を要するレンズユニットの任意のレンズに関しても起こり得る問題であり、また、鏡筒の形態とは無関係に図11に示されるようなレンズ組み込み手法を採る場合には常に生じ得る問題である。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、シール部材を鏡筒内にセットした状態でその後にレンズを鏡筒内に挿入して組み込んでも、挿入されたレンズとそれに隣接する光学部材との間にシール部材が入り込むことを防止できるレンズユニットおよびカメラモジュールを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は、レンズを収容保持するための内側収容空間を形成する筒状の鏡筒と、前記鏡筒の前記内側収容空間内に組み込まれ、複数のレンズが積み重ねられるように光軸に沿って並べられて成るレンズ群と、前記レンズ群を構成する任意の1つの特定レンズと前記鏡筒との間に介挿されるシール部材とを備えるレンズユニットであって、
前記特定レンズと像側で隣接する光学部材の物体側の表面には、この表面の領域を前記シール部材が装着される径方向外側のシール部材装着領域と前記特定レンズの像側の面が載置される径方向内側のレンズ載置領域とに画定するための領域画定壁が設けられることを特徴とする。
上記構成によれば、シール部材を予め鏡筒内にセットした状態でその後に特定レンズを鏡筒内に挿入する前述した図11に示されるような組み込み手法を採る場合であっても、シール部材を光学部材のシール部材装着領域に装着するようにセットすれば、レンズ載置領域とシール部材装着領域とを径方向で区画する領域画定壁によってシール部材の径方向内側への移動が規制されるため、鏡筒内への特定レンズの挿入時に、シール部材装着領域内に予めセットされていたシール部材がレンズ載置領域へと載置される特定レンズの像側の面によって光軸方向で押し潰されて径方向内側へと変形することがなく、そのため、シール部材が特定レンズと光学部材との間に入り込んでしまう巻き込みを防止できる。したがって、特定レンズと鏡筒との間をシール部材によって径方向で確実にシールすることができ、結果として、所望のシール性能(防水・防塵性能)を得ることができる。
なお、上記構成において、「特定レンズ」とは、レンズ群を構成するレンズのうち、鏡筒との間でシール部材を介在させる(鏡筒との間でシール部材の介在を要する)任意のレンズを意味する。また、シール部材としては、例えばOリングなどを挙げることができるが、これに限定されない。また、「光学部材」とは、レンズ群に含まれる特定レンズ以外のレンズ、レンズ間に介挿されてレンズ間距離を規定するスペーサ、あるいは、特定レンズが載置される載置面を有する鏡筒などを挙げることができる。
また、本発明の上記構成において、領域画定壁は、光学部材の物体側の表面に設けられる突起によって形成されてもよく、あるいは、光学部材の物体側の表面に設けられる溝(凹部)によって形成されてもよい。また、領域画定壁は、鏡筒内への特定レンズの挿入に伴って径方向に圧縮されるシール部材装着領域内のシール部材を鏡筒の内面側へ向けて案内する傾斜面を形成してもよい。これによれば、傾斜面によってシール部材を鏡筒の内面側へ向けて径方向外側へと案内できるため、シール部材が特定レンズと光学部材との間に入り込んでしまう巻き込みをさらに確実に防止できる。また、領域画定壁の径方向外側に面する面(シール部材の径方向内側への移動を規制する面)の角度は、光軸と成す角度が15°~45°であることが好ましい。これは、この角度が15°を下回ると、シール部材を径方向外側に押し出す押出効果が小さくなり、一方、45°を超えると、シール部材の径方向の圧縮が不十分となる傾向があるためである。
また、本発明の上記構成において、領域画定壁が突起によって形成される場合、該突起は、光軸の方向に沿って延びて鏡筒内への特定レンズの光軸方向での挿入を案内可能な内周面を径方向内側に有するとともに、鏡筒内への特定レンズの挿入に伴って径方向に圧縮されるシール部材装着領域内のシール部材を鏡筒の内面側へ向けて案内する傾斜面を径方向外側に有することが好ましい。これによれば、突起の径方向内側の内周面によって特定レンズを光学部材の径方向内側のレンズ載置領域上へと確実に誘導しつつ、径方向外側の傾斜面によってシール部材を鏡筒の内面側へ向けて径方向外側へと案内でき、突起の内周面と傾斜面とによって特定レンズおよびシール部材のそれぞれの動きが規定されるため、シール部材が特定レンズと光学部材との間に入り込んでしまう巻き込みをさらに確実に防止できる。なお、この場合、傾斜面は、直線状に延びる平面であってもよく、あるいは、曲面であってもよい。
また、本発明の上記構成において、特定レンズにはその像側部分に径が小さくなった段差状の縮径部が設けられ、この縮径部と鏡筒の内面との間にシール部材が介挿され、突起の内周面が縮径部の挿入を案内することが好ましい。これによれば、特定レンズの縮径部と光学部材のシール部材装着領域と鏡筒の内面とによって環状のレンズ装着空間が3次元的に画定されるため、シール部材装着領域上でシール部材の高い装着安定性が確保されるとともに、特定レンズと鏡筒との間にシール部材を効果的に介挿して良好なシール効果を得ることができる。
また、本発明の上記構成において、特定レンズの縮径部は、傾斜面と協働してシール部材装着領域内のシール部材を鏡筒の内面側へ向けて案内する面取りされたテーパ部を像側端部に有することが好ましい。これによれば、特定レンズのテーパ部による案内と突起の傾斜面による案内との相乗作用により、シール部材を径方向外側に確実に案内することができ、鏡筒内への特定レンズの挿入に伴ってシール部材が光軸方向で押し潰されて径方向内側へと変形すること、したがって、シール部材が特定レンズと光学部材との間に入り込んでしまう巻き込みを確実に防止できる。
また、本発明の上記構成において、光軸の方向に沿う突起の寸法は、光軸の方向に沿うテーパ部の寸法よりも大きいことが好ましい。これによれば、鏡筒に対する特定レンズの組み込み状態で特定レンズのテーパ部が突起の光軸方向寸法により規定されるレンズ載置領域の深さ寸法内に確実に収まるため、特定レンズの縮径部を突起の内周面によって確実に案内できるとともに、圧縮するシール部材が入り込み得る隙間がテーパ部と突起との間に形成されない。
また、本発明の上記構成において、突起は、光学部材の周方向に沿って連続的に、または、断続的に設けられてもよい。突起が連続的に設けられる場合、突起は、環状のシール部材装着領域を画定するように環状に形成されることが好ましい。これによれば、突起によってレンズ載置領域とシール部材装着領域とが確実に区画され、したがって、シール部材が特定レンズと光学部材との間に入り込んでしまう巻き込みを確実に防止できるとともに、シール部材装着領域上でシール部材の高い装着安定性も確保される。
なお、以上のような構成を成すレンズユニットは、特定レンズがレンズ群を構成する最も物体側に位置されるレンズであって、鏡筒の物体側端部にレンズ挿入案内用の面取りを設けることが難しい締結固定形態を鏡筒が成す場合、すなわち、鏡筒の物体側端部に螺合されて締め付けられることによって特定レンズを鏡筒の物体側端部に固定してレンズ群を鏡筒内に光軸方向で保持する締結固定部材をレンズユニットが備える場合、言い換えると、前述した図11に示されるようなレンズ組み込み手法を採らざるを得ない場合に特に有効である。
また、本発明は、上記構成のレンズユニットを備えるカメラモジュールも提供する。このようなカメラモジュールによれば、前述のレンズユニットの作用効果を得ることができる。
本発明によれば、特定レンズと像側で隣接する光学部材の物体側の表面に、この表面の領域をシール部材が装着される径方向外側のシール部材装着領域と特定レンズの像側の面が載置される径方向内側のレンズ載置領域とに画定するための領域画定壁が設けられているため、シール部材を鏡筒内にセットした状態でその後にレンズを鏡筒内に挿入して組み込んでも、挿入されたレンズとそれに隣接する光学部材との間にシール部材が入り込むことを防止できる。
本発明の一実施の形態に係るレンズユニットの概略断面図である。 図1のA部拡大図である。 図1のレンズユニットを有するカメラモジュールの概略断面図である。 図1のレンズユニットの光学部材としてのスペーサに設けられる突起の拡大断面図である。 突起の第1の変形例を示す拡大断面図である。 突起の第2の変形例を示す拡大断面図である。 突起の第3の変形例を示す拡大断面図である。 第1の変形例に係るレンズユニットの図2に対応する拡大図である。 第2の変形例に係るレンズユニットの図2に対応する拡大図である。 レンズの縮径部にOリングを予め装着した状態でレンズをOリングと共に鏡筒内に挿入していく組み込み手法を示す概略図である。 予めOリングを鏡筒内にセットした状態でその後にレンズを鏡筒内に挿入する組み込み手法を示す概略図である。 (a)は、図11の組み込み手法によってレンズを鏡筒内に完全に組み込んだ状態を示す概略図、(b)は、(a)のB部拡大図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
なお、以下で説明される本実施の形態のレンズユニットは、特に車載カメラ等のカメラモジュール用のものであり、例えば、自動車の外表面側に固定して設置され、配線は自動車内に引き込まれてディスプレイやその他の装置に接続される。また、図1~図3において複数のレンズについてはハッチングを省略している。
図1は、本発明の一実施の形態に係るレンズユニット11を示している。図示のように、本実施の形態のレンズユニット11は、例えば金属製の円筒状の鏡筒(バレル)12と、鏡筒12の内側収容空間S内に配置される複数のレンズ、例えば、物体側から、第1のレンズ13、第2のレンズ14、第3のレンズ15、および、第4のレンズ16から成る4つのレンズと、絞り部材22とを備えている。この場合、第1のレンズ13と第2のレンズ14との間には、これらのレンズ13,14同士を光軸O方向で隔てる環状の第1のスペーサ30が介挿され、また、第3のレンズ15と第4のレンズ16との間には、これらのレンズ15,16同士を光軸O方向で隔てる環状の第2のスペーサ31が介挿される。
また、絞り部材22は、本実施の形態では、第1のスペーサ30と第2のレンズ14との間に位置されており、透過光量を制限し、明るさの指標となるF値を決定する「開口絞り」またはゴーストの原因となる光線や収差の原因となる光線を遮光する「遮光絞り」である。このようなレンズユニット11を備える車載カメラは、レンズユニット11と、図示しないイメージセンサを有する基板と、当該基板を自動車等の車両に設置する図示しない設置部材とを備えるものである。
鏡筒12の内側収容空間S内に組み込まれて収容保持される複数のレンズ13,14,15,16は、それぞれの光軸を一致させた状態で積み重ねられて配置されており、1つの光軸Oに沿って各レンズ13,14,15,16が並べられた状態となって、撮像に用いられる一群のレンズ群Lを構成している。この場合、レンズ群Lを構成する最も物体側に位置される第1のレンズ13は、物体側に凸面を有するとともに像側に凹面を有する球面ガラスレンズであり、その他のレンズ14,15,16は樹脂レンズであるが、これに限定されない(第1のレンズ13が樹脂によって形成されてもよく、他のレンズ14,15,16の少なくともいずれか1つがガラス製であっても構わない)。また、本実施の形態において、鏡筒12は、前述したように金属製であるが、樹脂によって形成されても構わない。なお、これらのレンズ13,14,15,16の表面には、必要に応じて、反射防止膜、親水膜、撥水膜等が設けられる。
鏡筒12の物体側端部12b(図1において上端部)には締結固定部材としての略円筒状のキャップ23が螺着されており、このキャップ23によって第1のレンズ13が鏡筒12の物体側端部12bに固定されている。具体的には、キャップ23は、その周側壁の内周面に形成された雌ネジ部23aが鏡筒12の物体側端部12bの外周面に形成された雄ネジ部12aに螺合されて、そのフランジ状の上端の径方向内側の周端縁部23bが第1のレンズ13の物体側に面する表面13cの外周縁部に形成された平面部13aに当て付けられており、このキャップ23が締め付けられることによって第1のレンズ13が鏡筒12の物体側端部12bに固定されてレンズ群Lが鏡筒12内に光軸方向で保持される。なお、キャップ23は、本実施の形態では、鏡筒12が金属製であることに対応して金属により形成されるが、鏡筒12が樹脂製の場合には樹脂によって形成されてもよい。
また、鏡筒12の像側の部分には、第4のレンズ16よりも径の小さい開口部を有する内側フランジ部24が設けられており、この内側フランジ部24とキャップ23との間で、レンズ群Lを構成する複数のレンズ13,14,15,16、絞り部材22、および、スペーサ30,31が光軸方向で挟持されて保持される。
また、第1のレンズ13の外周側面13bには、該レンズ13の像側部分で径が小さくなった段差状の縮径部13baが設けられ、この縮径部13baにシール部材として例えばOリング26が装着されている。このOリング26は、第1のレンズ13の外周側面13b(縮径部13b)と鏡筒12の物体側端部12bの内周面との間で径方向に圧縮されることにより、鏡筒12の物体側端部12bと第1のレンズ13との間を封止しており、これにより、レンズユニット11の物体側の端部から鏡筒12内に水や塵埃等の微粒子が浸入するのを防止している。なお、鏡筒12の像側の外周面には、鏡筒12を車載カメラに設置する際に用いられる外側フランジ部25が鍔状に設けられている。
また、図3は、以上のような構成を成すレンズユニット11を有する本実施の形態のカメラモジュール300の概略断面図である。図示のように、このカメラモジュール300は、フィルタ99が鏡筒12の像側端部に装着された図1の実施の形態に係るレンズユニット11を含んで構成される。
カメラモジュール300は、外装部品である上ケース(カメラケース)301と、レンズユニット11を保持するマウント(台座)302とを備えている。また、カメラモジュール300は、シール部材303およびパッケージセンサ(撮像素子)304を備えている。
上ケース301は、レンズユニット11の物体側の端部を露出させるとともに他の部分を覆う部材である。マウント302は、上ケース301の内部に配置されており、レンズユニット11の雄ねじ11aと螺合する雌ねじ302aを有する。シール部材303は、上ケース301の内面とレンズユニット11の鏡筒12の外周面12cとの間に介挿された部材であり、上ケース301の内部の気密性を保持するための部材である。
パッケージセンサ304は、マウント302の内部に配置されており、かつ、レンズユニット11により形成される物体の像を受光する位置に配置されている。また、パッケージセンサ304は、CCDやCMOS等を備えており、レンズユニット11を通じて集光されて到達する光を電気信号に変換する。変換された電気信号は、カメラにより撮影された画像データの構成要素であるアナログデータやデジタルデータに変換される。
ところで、前述したように、レンズ群Lを構成するレンズのうち、最も物体側に位置される第1のレンズ13は、鏡筒12との間でシール部材としてのOリング26を介在させる(鏡筒12との間でOリング26の介在を要する)レンズとなっている。鏡筒12との間でOリング(シール部材)を介在させない他のレンズとは異なる特定のレンズであるという意味から、本明細書中では、このようなレンズを特定レンズと称する。特定レンズである第1のレンズ13は、前述したように、その外周側面13bに像側部分で径が小さくなった段差状の縮径部13baを有し、この縮径部13baと鏡筒12の内面12dとの間にOリング26を介挿して成る。なお、レンズの個数や用途によっては、第1のレンズ13に加えて、他の任意のレンズも特定レンズを形成し得る。
また、前述したように、特定レンズとしての第1のレンズ13と第2のレンズ14との間には、これらのレンズ13,14同士を光軸O方向で隔てる光学部材としての第1のスペーサ30が介挿されている。すなわち、第1のレンズ13の像側の表面13dは、レンズ13,14間に介挿されてレンズ13,14間距離を規定する第1のスペーサ30の物体側の表面30aと隣接している。
なお、第1のスペーサ30の像側の表面30bは第2のレンズ14の物体側の表面と隣接している。また、本実施の形態では、第1のレンズ13の像側がスペーサと隣接しているが、第1のレンズ13の像側がレンズ群Lを構成する他のレンズと隣接していても構わない。
また、図2に拡大して明確に示されるように、第1のスペーサ30の物体側の表面30aには、この表面30aの領域を、シール部材であるOリング26が装着される径方向外側の環状のシール部材装着領域30Aと、第1のレンズ13の像側の表面13dが載置される径方向内側の環状のレンズ載置領域30Bとに画定するための領域画定壁Wが設けられる。特に、本実施の形態では、この領域画定壁Wが第1のスペーサ30の物体側の表面30aに設けられる環状の突起50によって形成される。なお、本実施の形態において、突起50は、第1のスペーサ30の周方向に沿って連続的に環状に延びる1つの凸状部として形成されているが、複数の突起が第1のスペーサ30の周方向に沿って断続的に(例えば、第1のスペーサ30の周方向に沿って互いに所定の間隔を隔てて)設けられてもよい。また、本実施の形態では、第1のレンズ13と隣接する光学部材が第1のスペーサ30であることから、この第1のスペーサ30に突起50が設けられるが、第1のレンズ13と隣接する光学部材がレンズ群Lを構成する他のレンズである場合には、その隣接するレンズに突起が設けられることは言うまでもない。また、第1のレンズ13の像側の表面13dに隣接する光学部材が鏡筒12である場合には、第1のレンズ13が載置される鏡筒12の載置に突起50が設けられる。
また、図4にも拡大して明確に示されるように、突起50は、光軸O方向に沿って延びて鏡筒12内への第1のレンズ13の光軸方向での挿入を案内する機能を有する(案内可能な)若干のテーパを有する光軸と略平行な直線状の内周面50aを径方向内側に有するとともに、鏡筒12内への第1のレンズ13の挿入に伴って径方向に圧縮されるシール部材装着領域30A内のOリング26を鏡筒12の内面12d側に向けて径方向外側に案内する傾斜面50bを径方向外側に有する。この場合、突起50の内周面50aは、第1のスペーサ30の物体側の表面30aから光軸Oに沿って上方へと立ち上がるように垂直に延びて、鏡筒12内への第1のレンズ13の縮径部13baの光軸方向での挿入を案内し、また、傾斜面50bは、内周面50aの上端(突起の頂部)から鋭角を成して表面30a上に向かって斜め下方に直線状に延びる(平面を成す)。
また、第1のレンズ13の縮径部13baは、突起50の傾斜面50bと協働してあるいは単独でシール部材装着領域30A内のOリング26を鏡筒12の内面12d側へ向けて案内する面取りされたテーパ部13eを像側端縁部に有する。この場合、光軸Oの方向に沿う突起50の高さ寸法H1は、光軸Oの方向に沿うテーパ部13eの高さ寸法H2よりも大きく設定されている。
なお、突起50は、図2および図4に示されるような形状に限らない。例えば、図5に示される突起50Aのように、その上端に平面部50cを有してもよい。この平面部50cは、内周面50aの上端と傾斜面50bの上端とを接続するように第1のスペーサ30の物体側の表面30aと略平行に延びる。あるいは、図6に示される突起50Bのように、傾斜面50b’が平面ではなく曲面であってもよい。すなわち、この突起50Bは、内周面50aの上端から径方向外側で表面30aへ向かって斜め下方に曲線状に延び、鏡筒12内への第1のレンズ13の挿入に伴って径方向に圧縮されるシール部材装着領域30A内のOリング26を鏡筒12の内面12d側へ向けて案内する。また、図7に示される突起50Cのように、図6の突起50Bの上端に平面部50c’を有してもよい。この平面部50c’は、内周面50aの上端と傾斜面50b’の上端とを接続するように第1のスペーサ30の物体側の表面30aと略平行に延びる。
なお、突起50,50A,50B,50Cの内周面50aは、レンズを案内する機能を必ずしも有する必要はなく、光軸と平行な直線状ではなく、突起を形成する単なる曲面であっても構わない。
以上のような構成を成すレンズユニット11は、鏡筒12がカシメ部によらずその物体側端部12bに螺着されるキャップ23により第1のレンズ13を鏡筒12の物体側端部12bに固定するようになっている締結固定形態を成していることから、鏡筒12の物体側端部12bが光軸方向で長く延在せず、したがって、鏡筒12の物体側端部12bの内周面にレンズ挿入案内用の面取りを設けるスペースを確保できず、そのため、前述した図11に示されるように予めOリング26を鏡筒12内にセットした状態でその後に第1のレンズ13を鏡筒12内に挿入する組み込み手法を採ることが好ましい。そのような組み込み手法を採る場合には、まず最初に、環状のOリング26を第1のスペーサ30の環状のシール部材装着領域30Aに装着するようにセットする。このとき、シール部材装着領域30Aに単に載置されただけのOリング26は、その一部が僅かにレンズ載置領域30B側へ張り出し得るが、突起50によって径方向内側への移動が規制されていることから、その後に第1のレンズ13が鏡筒12内へ挿入されていくと、第1のレンズ13の縮径部13baのテーパ部13eによって径方向外側へ押圧されつつ突起50の傾斜面50bにより鏡筒12の内面12d側へと案内され、この内面12dと縮径部13baとの間で径方向に圧縮される(その結果、鏡筒12の物体側端部12bと第1のレンズ13との間を封止する)。その後、鏡筒12内へと挿入された第1のレンズ13は、その縮径部13baが突起50の内周面50aによって案内されつつ突起50により画定されるレンズ載置領域30B内に部分的に嵌め込まれる。その後、図1に示されるようにキャップ23を鏡筒12の物体側端部12bの外周面に螺合させて締め付けると、キャップ23のフランジ状の上端の径方向内側の周端縁部23bが第1のレンズ13の物体側に面する表面13cの外周縁部に形成された平面部13aに当て付き、第1のレンズ13が鏡筒12の物体側端部12bに固定される。
図8には、第1の変形例に係るレンズユニットの図2に対応する要部大図が示されている。この変形例では、領域画定壁Wを形成する突起50Dの内周面50aが径方向内側に面する傾斜面として形成され、この傾斜面50aは、第1のレンズ13の像側の表面13dと第2のレンズ14の物体側の面との間の離間距離である面間距離を定められた距離に正確に維持するべく第1のレンズ13の像側の表面13dを第1のスペーサ30の物体側の表面30aに当接させるように第1のレンズ13のテーパ部13eと干渉しないようになっている。
また、図9には、第2の変形例に係るレンズユニットの図2に対応する要部大図が示されている。この変形例において、領域画定壁Wは、第1のスペーサ30の物体側の表面30aに設けられる環状の溝30bによって形成される。この場合も、前述した実施の形態と同様、Oリング26は第1のレンズ13によって径方向で確実に圧縮される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、Oリング26を予め鏡筒12内にセットした状態でその後に第1のレンズ(特定レンズ)13を鏡筒12内に挿入する組み込み手法を採る場合であっても、Oリング26を第1のスペーサ30のシール部材装着領域30Aに装着するようにセットすれば、レンズ載置領域30Aとシール部材装着領域30Aとを径方向で区画する突起50によってOリング26の径方向内側への移動が規制されるため、鏡筒12内への第1のレンズ13の挿入時に、シール部材装着領域30A内に予めセットされていたOリング26がレンズ載置領域30Aへと載置される第1のレンズ13の像側の表面13dによって光軸方向で押し潰されて径方向内側へと変形することがなく、そのため、Oリング26が第1のレンズ13と第1のスペーサ30との間に入り込んでしまう巻き込みを防止できる。したがって、第1のレンズ13と鏡筒12との間をOリング26によって径方向で確実にシールすることができ、結果として、所望のシール性能(防水・防塵性能)を得ることができる。
また、本実施の形態によれば、突起50は、光軸Oの方向に沿って延びて鏡筒12内への第1のレンズ13の光軸方向での挿入を案内可能な内周面50aを径方向内側に有するとともに、鏡筒12内への第1のレンズ13の挿入に伴って径方向に圧縮されるシール部材装着領域30A内のOリング26を鏡筒12の内面12d側へ向けて案内する傾斜面50bを径方向外側に有するため、径方向内側の内周面50aによって第1のレンズ13を第1のスペーサ30の径方向内側のレンズ載置領域30B上へと確実に誘導しつつ、径方向外側の傾斜面50bによってOリング26を鏡筒12の内面12d側へ向けて径方向外側へと案内でき、内周面50aと傾斜面50bとによって第1のレンズ13およびOリング26のそれぞれの動きが規定されるため、Oリング26が第1のレンズ13と第1のスペーサ30との間に入り込んでしまう巻き込みをさらに確実に防止できる。
また、本実施の形態によれば、第1のレンズ13にはその像側部分に径が小さくなった段差状の縮径部13baが設けられ、この縮径部13baと鏡筒12の内面12dとの間にOリング26が介挿され、突起50の内周面50aが縮径部13baの挿入を案内するようになっているため、第1のレンズ13の縮径部13baと第1のスペーサ30のシール部材装着領域30Aと鏡筒12の内面とによって環状のレンズ装着空間S1(図2参照)が3次元的に画定されることとなり、そのため、シール部材装着領域30A上でOリング26の高い装着安定性が確保されるとともに、第1のレンズ13と鏡筒12との間にOリング26を効果的に介挿して良好なシール効果を得ることができる。
また、本実施の形態によれば、第1のレンズ13の縮径部13baは、傾斜面50bと協働してシール部材装着領域30A内のOリング26を鏡筒12の内面12d側へ向けて案内する面取りされたテーパ部13eを像側端部に有するため、第1のレンズ13のテーパ部13eによる案内と突起50の傾斜面50bによる案内との相乗作用により、Oリング26を径方向外側に確実に案内することができ、鏡筒12内への第1のレンズ13の挿入に伴ってOリング26が光軸方向で押し潰されて径方向内側へと変形すること、したがって、Oリング26が第1のレンズ13と第1のスペーサ30との間に入り込んでしまう巻き込みを確実に防止できる。
また、本実施の形態によれば、光軸Oの方向に沿う突起50の寸法H1は、光軸Oの方向に沿うテーパ部13eの寸法H2よりも大きいため、鏡筒12に対する第1のレンズ13の組み込み状態で第1のレンズ13のテーパ部13eが突起50の光軸方向寸法H1により規定されるレンズ載置領域30Bの深さ寸法内に確実に収まるため、第1のレンズ13の縮径部13baを突起50の内周面50aによって確実に案内できるとともに、圧縮するOリング26が入り込み得る隙間がテーパ部13eと突起50との間に形成されない。
また、本実施の形態によれば、突起50は、環状のシール部材装着領域30Aを画定するように第1のスペーサ30の周方向に沿って連続的に環状に形成されているため、突起50によってレンズ載置領域30Bとシール部材装着領域30Aとが確実に区画され、したがって、Oリング26が第1のレンズ13と第1のスペーサ30との間に入り込んでしまう巻き込みを確実に防止できるとともに、シール部材装着領域30A上でOリング26の高い装着安定性も確保される。
なお、本発明は、前述した実施の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。例えば、本発明において、レンズ、鏡筒などの形状は、前述した実施の形態に限定されない。突起の形成形態も前述した実施の形態に限定されない。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、前述した実施の形態の一部または全部を組み合わせてもよく、あるいは、前述した実施の形態のうちの1つから構成の一部が省かれてもよい。
11 レンズユニット
12 鏡筒
12d 内面
13 第1のレンズ(特定レンズ)
13ba 縮径部
13d 像側の面
13e テーパ部
23 キャップ(締結固定部材)
26 Oリング(シール部材)
30 第1のスペーサ(光学部材)
30a 表面
30A シール部材装着領域
30B レンズ載置領域
50 突起
50a 内周面
50b 傾斜面
300 カメラモジュール
L レンズ群
O 光軸
S 内側収容空間

Claims (11)

  1. レンズを収容保持するための内側収容空間を形成する筒状の鏡筒と、前記鏡筒の前記内側収容空間内に組み込まれ、複数のレンズが積み重ねられるように光軸に沿って並べられて成るレンズ群と、前記レンズ群を構成する任意の1つの特定レンズと前記鏡筒との間に介挿されるシール部材とを備えるレンズユニットであって、
    前記特定レンズと隣接する光学部材の物体側の表面には、この表面の領域を前記シール部材が装着される径方向外側のシール部材装着領域と前記特定レンズの像側の面が載置される径方向内側のレンズ載置領域とに画定するための突起が設けられることを特徴とするレンズユニット。
  2. 前記突起は、前記鏡筒内への前記特定レンズの挿入に伴って径方向に圧縮される前記シール部材装着領域内の前記シール部材を前記鏡筒の内面側へ向けて案内する傾斜面を形成することを特徴とする請求項に記載のレンズユニット。
  3. 前記突起は、前記光軸の方向に沿って延びて前記鏡筒内への前記特定レンズの光軸方向での挿入を案内可能な内周面を径方向内側に有することを特徴とする請求項に記載のレンズユニット。
  4. 前記特定レンズにはその像側部分に径が小さくなった段差状の縮径部が設けられ、この縮径部と前記鏡筒の内面との間に前記シール部材が介挿され、
    前記特定レンズの前記縮径部は、前記傾斜面と協働して前記シール部材装着領域内の前記シール部材を前記鏡筒の内面側へ向けて案内する面取りされたテーパ部を像側端部に有することを特徴とする請求項に記載のレンズユニット。
  5. 前記光軸の方向に沿う前記突起の寸法は、前記光軸の方向に沿う前記テーパ部の寸法よりも大きいことを特徴とする請求項に記載のレンズユニット。
  6. 前記特定レンズは、前記レンズ群を構成する最も物体側に位置されるレンズであることを特徴とする請求項に記載のレンズユニット。
  7. 前記鏡筒の物体側端部に螺合されて締め付けられることによって前記特定レンズを前記鏡筒の物体側端部に固定して前記レンズ群を前記鏡筒内に光軸方向で保持する締結固定部材をさらに備えることを特徴とする請求項に記載のレンズユニット。
  8. 前記突起は、環状の前記シール部材装着領域を画定するように環状に形成されることを特徴とする請求項に記載のレンズユニット。
  9. 前記光学部材は、前記特定レンズと隣接するレンズ、前記特定レンズと隣接するスペーサ、および、前記特定レンズが載置される載置面を有する鏡筒のいずれかであることを特徴とする請求項に記載のレンズユニット。
  10. 請求項1からのいずれか一項に記載のレンズユニットと、前記レンズユニットを通じて集光される光を電気信号に変換する撮像素子とを備えることを特徴とするカメラモジュール。
  11. レンズを収容保持するための内側収容空間を形成する筒状の鏡筒と、前記鏡筒の前記内側収容空間内に組み込まれ、複数のレンズが積み重ねられるように光軸に沿って並べられて成るレンズ群とを備えるレンズユニットにおいて、前記レンズ群を構成する任意の1つの特定レンズと前記鏡筒との間にシール部材を介挿状態で組み込む方法であって、
    前記特定レンズと隣接するようになっている光学部材の物体側の表面上のシール部材装着領域に前記シール部材を装着するようにセットするステップであって、前記光学部材の前記表面が、該表面に設けられる突起によって、前記シール部材が装着される径方向外側の前記シール部材装着領域と前記特定レンズの像側の面が載置される径方向内側のレンズ載置領域とに画定される、ステップと、
    前記特定レンズを前記突起の案内によって前記鏡筒内に挿入することによって、前記特定レンズの像側の面を前記レンズ載置領域上に載置するとともに、前記突起により径方向内側への移動が規制される前記シール部材装着領域上の前記シール部材を前記鏡筒の内面と前記特定レンズの外周側面との間で径方向に圧縮するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
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