JP7412579B2 - 目標表示方法及びその装置、電子機器、記憶媒体並びにプログラム - Google Patents

目標表示方法及びその装置、電子機器、記憶媒体並びにプログラム Download PDF

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    • G06T11/005Specific pre-processing for tomographic reconstruction, e.g. calibration, source positioning, rebinning, scatter correction, retrospective gating

Description

(関連出願への相互参照)
本願は、2020年11月26日に中国特許局に提出された、出願番号が202011347760.1である中国特許出願に基づいて提出されるものであり、当該中国特許出願の優先権を主張し、当該中国特許出願の全ての内容が参照として本願に援用される。
本開示は、コンピュータ技術分野に関し、特に、目標表示方法及びその装置、電子機器、記憶媒体並びにプログラムに関する。
ボリュームレンダリング(VR:Volume Rendering)画像は、画像における各目標を分かりやすく表示することができる。画像における各目標(例えば、臓器、病巣、血管等)の位置や各目標間の関係等の情報を分かりやすく表示するために、対象(例えば、人間や動物)の検出画像(例えば、コンピュータ断層撮影(CT:Computed Tomography)画像)を分析又は確認するときに、ボリュームレンダリング技術を用いて、対応するVR画像を生成することができる。関連技術では、VR画像における選択された目標を確認するときに、他の目標によって遮られることによって、当該目標が完全に表示されることができない場合が多々生じ、画像を複数回の回転又は調整する必要がある。
本開示の実施例は、目標表示方法及びその装置、電子機器、記憶媒体並びにプログラムを提供する。
本開示の実施例は目標表示方法を提供し、前記目標表示方法は電子機器によって実行され、前記目標表示方法は、
第1画像におけるトリガされた第1目標に応じて、前記第1目標と第2目標との間の位置関係を決定することであって、前記第1画像は、トリガ可能な複数の第1目標、及び前記複数の第1目標に接続される第2目標を含む、ことと、
前記位置関係に基づいて、前記第1目標に対応する描画パラメータを決定することと、
前記描画パラメータに基づいて、第2画像を生成して表示することであって、前記第1目標は、前記第2画像の所定領域に位置し、且つ前記第2目標の前に位置する、ことと、を含む。このようにして、第1画像における第1目標がトリガされると、トリガされた第1目標に応じて、第1目標と第2目標との間の位置関係を決定し、位置関係に基づいて、第1目標に対応する描画パラメータを決定し、描画パラメータに基づいて、第2画像を生成して表示し、それによって、第1目標を、第2目標の前の第2画像の所定領域に位置させることができる。これにより、第1画像における第1目標がトリガされると、画像を再描画することにより、第2画像を取得することができ、第2画像における第1目標は所定領域に位置し、且つ第2目標の前に位置するため、画像の回転回数及び調整回数を低減することができるだけでなく、第2目標によるトリガされた第1目標への遮蔽を低減することもでき、更に、ユーザ使用の利便性を向上させることができる。
本開示の実施例では、前記第1目標と第2目標との間の位置関係を決定することは、トリガされた第1目標に応じて、前記第1目標の中心点、起点及び終点をそれぞれ決定することであって、前記起点は、前記第1目標の前記第2目標に接続されている一端の端点を含み、前記終点は、前記第1目標の他端の端点を含み、前記第1目標の中心点は、前記第1目標の外接空間の中心領域に位置する、ことと、第2目標の中心点、前記第1目標の中心点、起点及び終点に基づいて、前記第1目標と前記第2目標との間の位置関係を決定することであって、前記第2目標の中心点は、前記第2目標の外接空間の中心領域に位置することと、を含む。このようにして、トリガされた第1目標に応じて、第1目標の中心点、起点及び終点をそれぞれ決定し、第2目標の中心点、第1目標の中心点、起点及び終点に基づいて、第1目標と第2目標との間の位置関係を決定することができ、これにより、第1目標の形状、第1目標及び第2目標の中心点に基づいて、第1目標と第2目標との間の位置関係を決定することができ、これにより、位置関係の精度を向上させることができる。
本開示の実施例では、前記第2目標の中心点、前記第1目標の中心点、起点及び終点に基づいて、前記第1目標と前記第2目標との間の位置関係を決定することは、前記第1目標の起点及び終点に基づいて、前記第1目標の第1ベクトルを決定することと、前記第1目標の中心点及び前記第1ベクトルに基づいて、前記第1目標の第2ベクトルを決定することと、前記第2目標の中心点及び前記第1目標の中心点に基づいて、第3ベクトルを決定することと、前記第1ベクトル、前記第2ベクトル及び前記第3ベクトルに基づいて、前記第1目標と前記第2目標との間の位置関係を決定することと、を含む。このようにして、第2目標の中心点、第1目標の中心点、起点及び終点に基づいて、第1ベクトル、第2ベクトル及び第3ベクトルをそれぞれ決定し、第1ベクトル、第2ベクトル及び第3ベクトルに基づいて、第1目標と第2目標との間の位置関係を決定することができ、これは簡単で正確であり、その結果、処理効率を向上させることができるだけでなく、位置関係の精度を向上させることもできる。
本開示の実施例では、前記第1ベクトル、前記第2ベクトル及び前記第3ベクトルに基づいて、前記第1目標と前記第2目標との間の位置関係を決定することは、前記第1ベクトルと前記第2ベクトルを外積して、第4ベクトルを得ることと、前記第4ベクトルの前記第3ベクトルへの射影の値を決定することと、前記射影の値に基づいて、前記第1目標と前記第2目標との間の位置関係を決定することと、を含む。このようにして、第1ベクトルと第2ベクトルを外積して、第4ベクトルを得、第4ベクトルの第3ベクトルへの射影の値に基づいて、第1目標と第2目標との間の位置関係を決定することができ、これにより、位置関係の精度を向上させることができる。
本開示の実施例では、前記射影の値に基づいて、前記第1目標と前記第2目標との間の位置関係を決定することは、前記射影の値がゼロ以上である場合、前記第1目標と前記第2目標との間の位置関係として、前記第1目標が前記第2目標の前に位置することを含む。このようにして、射影の値が負数であるかどうかを判断し、射影の値がゼロ以上である場合、位置関係を、第1目標が第2目標の前に位置するように決定され、実現が簡単で高速になり、その結果、処理効率を向上させることができる。
本開示の実施例では、前記射影の値に基づいて、前記第1目標と前記第2目標との間の位置関係を決定することは、前記射影の値がゼロより小さい場合、前記第1目標と前記第2目標との間の位置関係として、前記第1目標が前記第2目標の後ろに位置することを含む。このようにして、射影の値が負数であるかどうかを判断し、射影の値がゼロより小さい場合、位置関係として、第1目標が第2目標の後ろに位置すると決定することによって、実現が簡単で高速になり、その結果、処理効率を向上させることができる。
本開示の実施例では、前記位置関係に基づいて、前記第1目標に対応する描画パラメータを決定することは、前記位置関係として、前記第1目標が前記第2目標の後ろに位置する場合、前記第4ベクトルの逆ベクトルを第5ベクトルとして決定することを含み、前記描画パラメータは、前記第1ベクトルと前記第2ベクトルのうちの少なくとも1つと、前記第5ベクトルと、前記第2目標の中心点とを含み、前記第1ベクトルは、前記第2画像における前記第1目標の垂直上向き方向を表し、前記第2ベクトルは、前記第2画像における前記第1目標の水平右方向を表し、前記第5ベクトルは、前記第2画像における前記第1目標の水平前方向を表す。このようにして、第2目標によって遮られないように第2画像における第1目標を第2目標の前に配置し、方向及び原点位置を表す第1ベクトル、第2ベクトルのうちの少なくとも1つと、第5ベクトルと第2目標の中心点とを描画パラメータとして決定することができ、その結果、第1目標に対応する描画パラメータの精度を向上させることができる。
本開示の実施例では、前記位置関係に基づいて、前記第1目標に対応する描画パラメータを決定することは、前記位置関係として、前記第1目標が前記第2目標の前に位置する場合、前記第4ベクトルを第5ベクトルとして決定することを含む。このようにして、第2目標によって遮られないように、第2画像における第1目標を第2目標の前に配置することができる。
本開示の実施例では、前記第1目標の中心点及び前記第1ベクトルに基づいて、前記第1目標の第2ベクトルを決定することは、前記第1目標の中心点、及び前記第1目標の起点又は終点に基づいて、前記第1目標の第6ベクトルを決定することと、前記第1ベクトルと前記第6ベクトルを外積して、前記第1目標の第2ベクトルを得ることと、を含む。このようにして、第1目標の中心点、及び、第1目標の起点又は終点に基づいて、第1目標の第6ベクトルを決定し、第1ベクトルと第6ベクトルを外積して、第1目標の第2ベクトルを得ることができ、これは簡単で高速であり、これにより、処理効率を向上させることができる。
本開示の実施例では、前記目標表示方法は、処理対象画像に対して目標識別を実行して、前記処理対象画像における複数の第1目標及び第2目標の位置を決定することと、前記複数の第1目標及び前記第2目標の位置に基づいて、前記第1画像を生成することと、を更に含む。このようにして、処理対象画像に対して目標識別を実行して、処理対象画像における複数の第1目標及び第2目標の位置を決定し、複数の第1目標及び第2目標の位置に基づいて、第1画像を生成し、これにより、第1画像の精度を向上させることができる。
本開示の実施例では、前記複数の第1目標及び前記第2目標の位置に基づいて、前記第1画像を生成することは、前記複数の第1目標及び前記第2目標の位置に基づいて、前記処理対象画像を分割して、前記処理対象画像の分割画像を得ることと、前記分割画像に基づいて、前記第1画像を生成することと、を含む。このようにして、画像分割により、処理対象画像の分割画像を得、分割画像に基づいて、第1画像を生成することができ、第1画像の精度を向上させることができる。
本開示の実施例では、前記描画パラメータに基づいて、第2画像を生成して表示することは、前記描画パラメータに基づいて、第2画像を生成することと、選択された表示モードに基づいて、前記第2画像を表示することであって、前記表示モードは、前記複数の第1目標及び前記第2目標を表示する第1表示モード、及び前記複数の第1目標を表示する第2表示モードを含む、ことと、を含む。このようにして、描画パラメータに基づいて、第2画像を生成することができ、更に、選択された表示モードに基づいて、第2画像を表示することができ、これにより、異なる表示モードで第2画像を表示することができる。
本開示の実施例では、前記処理対象画像は、心臓の冠状動脈のコンピュータ断層撮影(CT)画像を含み、前記第1目標は冠状動脈を含み、前記第2目標は心臓を含む。
本開示の実施例では、前記第1画像はボリュームレンダリング画像を含み、前記第1目標の中心点は、前記第1目標の最小の外接直方体の中心点を含み、前記第2目標の中心点は、前記第2目標の最小の外接直方体の中心点を含む。
以下の装置や電子機器などの効果については、上記の方法の説明を参照されたい。ここでは繰り返して記載しない。
本開示の実施例は目標表示装置を更に提供し、前記目標表示装置は、
第1画像におけるトリガされた第1目標に応じて、前記第1目標と第2目標との間の位置関係を決定するように構成される位置関係決定モジュールであって、前記第1画像は、トリガ可能な複数の第1目標、及び前記複数の第1目標に接続される第2目標を含む、位置関係決定モジュールと、
前記位置関係に基づいて、前記第1目標に対応する描画パラメータを決定するように構成される描画パラメータ決定モジュールと、
前記描画パラメータに基づいて、第2画像を生成して表示するように構成される画像生成及び表示モジュールであって、前記第1目標は、前記第2画像の所定領域に位置し、且つ前記第2目標の前に位置する、画像生成及び表示モジュールと、を備える。
本開示の実施例では、前記位置関係決定モジュールは、トリガされた第1目標に応じて、前記第1目標の中心点、起点及び終点をそれぞれ決定するように構成される起点及び終点決定サブモジュールであって、前記起点は、前記第1目標の前記第2目標に接続されている一端の端点を含み、前記終点は、前記第1目標の他端の端点を含み、前記第1目標の中心点は、前記第1目標の外接空間の中心領域に位置する、起点及び終点決定サブモジュールと、第2目標の中心点、前記第1目標の中心点、起点及び終点に基づいて、前記第1目標と前記第2目標との間の位置関係を決定するように構成される位置関係決定サブモジュールであって、前記第2目標の中心点は、前記第2目標の外接空間の中心領域に位置する、位置関係決定サブモジュールと、を備える。
本開示の実施例では、前記位置関係決定サブモジュールは、前記第1目標の起点及び終点に基づいて、前記第1目標の第1ベクトルを決定し、前記第1目標の中心点及び前記第1ベクトルに基づいて、前記第1目標の第2ベクトルを決定し、前記第2目標の中心点及び前記第1目標の中心点に基づいて、第3ベクトルを決定し、前記第1ベクトル、前記第2ベクトル及び前記第3ベクトルに基づいて、前記第1目標と前記第2目標との間の位置関係を決定するように構成される。
本開示の実施例では、前記位置関係決定サブモジュールは、前記第1ベクトルと前記第2ベクトルを外積して、第4ベクトルを得、前記第4ベクトルの前記第3ベクトルへの射影の値を決定し、前記射影の値に基づいて、前記第1目標と前記第2目標との間の位置関係を決定するように構成される。
本開示の実施例では、前記位置関係決定サブモジュールは、前記射影の値がゼロ以上である場合、前記第1目標と前記第2目標との間の位置関係として、前記第1目標が前記第2目標の前に位置するように構成される。
本開示の実施例では、前記位置関係決定サブモジュールは、前記射影の値がゼロより小さい場合、前記第1目標と前記第2目標との間の位置関係として、前記第1目標が前記第2目標の後ろに位置するように構成される。
本開示の実施例では、前記描画パラメータ決定モジュールは、前記位置関係として、前記第1目標が前記第2目標の後ろに位置する場合、前記第4ベクトルの逆ベクトルを第5ベクトルとして決定するように構成される第1ベクトル決定サブモジュールを備え、前記描画パラメータは、前記第1ベクトルと前記第2ベクトルのうちの少なくとも1つと、前記第5ベクトルと、前記第2目標の中心点とを含み、ここで、前記第1ベクトルは、前記第2画像における前記第1目標の垂直上向き方向を表し、前記第2ベクトルは、前記第2画像における前記第1目標の水平右方向を表し、前記第5ベクトルは、前記第2画像における前記第1目標の水平前方向を表す。
本開示の実施例では、前記描画パラメータ決定モジュールは、前記位置関係として、前記第1目標が前記第2目標の前に位置する場合、前記第4ベクトルを第5ベクトルとして決定するように構成される第2ベクトル決定サブモジュールを備える。
本開示の実施例では、前記位置関係決定サブモジュールは、前記第1目標の中心点、及び前記第1目標の起点又は終点に基づいて、前記第1目標の第6ベクトルを決定し、前記第1ベクトルと前記第6ベクトルを外積して、前記第1目標の第2ベクトルを得るように構成される。
本開示の実施例では、前記目標表示装置は更に、処理対象画像に対して目標識別を実行して、前記処理対象画像における複数の第1目標及び第2目標の位置を決定するように構成される目標識別モジュールと、前記複数の第1目標及び前記第2目標の位置に基づいて、前記第1画像を生成するように構成される画像生成モジュールと、を備える。
本開示の実施例では、前記画像生成モジュールは、前記複数の第1目標及び前記第2目標の位置に基づいて、前記処理対象画像を分割して、前記処理対象画像の分割画像を得るように構成される画像分割サブモジュールと、前記分割画像に基づいて、前記第1画像を生成するように構成される第1画像生成サブモジュールと、を備える。
本開示の実施例では、前記画像生成及び表示モジュールは、前記描画パラメータに基づいて、第2画像を生成するように構成される第2画像生成サブモジュールと、選択された表示モードに基づいて、前記第2画像を表示するように構成される画像表示サブモジュールであって、前記表示モードは、前記複数の第1目標及び前記第2目標を表示する第1表示モード、及び前記複数の第1目標を表示する第2表示モードを含む、画像表示サブモジュールと、を備える。
本開示の実施例では、前記処理対象画像は、心臓の冠状動脈のコンピュータ断層撮影(CT)画像を含み、前記第1目標は冠状動脈を含み、前記第2目標は心臓を含む。
本開示の実施例では、前記第1画像はボリュームレンダリング画像を含み、前記第1目標の中心点は、前記第1目標の最小の外接直方体の中心点を含み、前記第2目標の中心点は、前記第2目標の最小の外接直方体の中心点を含む。
本開示の実施例は電子機器を更に提供し、前記電子機器は、プロセッサと、プロセッサ実行可能命令を記憶するように構成されるメモリとを備え、ここで、前記プロセッサは、前記メモリによって記憶された命令を呼び出して実行することにより、上記の方法を実行するように構成される。
本開示の実施例は、コンピュータプログラム命令が記憶されているコンピュータ可読記憶媒体を更に提供し、前記コンピュータプログラム命令がプロセッサに、上記の方法を実行させる。
本発明の実施例は、コンピュータ可読コードを含むコンピュータプログラムを更に提供し、前記コンピュータ可読コードが電子機器で実行されるときに、前記電子機器のプロセッサに、上記の任意の実施例に記載の目標表示方法を実行させる。
本開示の実施例は、目標表示方法及びその装置、電子機器、記憶媒体並びにプログラムを提供し、第1画像における第1目標がトリガされると、トリガされた第1目標に応じて、第1目標と第2目標との間の位置関係を決定し、位置関係に基づいて、第1目標に対応する描画パラメータを決定し、描画パラメータに基づいて、第2画像を生成して表示し、それによって、第1目標を、第2目標の前の第2画像の所定領域に位置させることができる。これにより、第1画像における第1目標がトリガされると、画像を再描画することにより、第2画像を取得することができ、第2画像における第1目標は所定領域に位置し、且つ第2目標の前に位置するため、画像の回転回数及び調整回数を低減することができるだけでなく、第2目標によるトリガされた第1目標への遮蔽を低減することもでき、更に、ユーザ使用の利便性を向上させることができる。
理解すべきこととして、以上の一般的な説明及び以下の詳細な説明は、説明のための例示的なものに過ぎず、本願を限定するものではない。以下、図面を参照した例示的な実施例に対する詳細な説明により、本願の他の特徴及び態様は明らかになる。
本開示の実施例で提供される目標表示方法の例示的なフローチャートである。 本開示の実施例に係る目標表示方法が適用可能なシステムアーキテクチャの概略図である。 本開示の実施例で提供される目標表示方法の処理プロセスの概略図である。 本開示の実施例で提供される目標表示装置40のアーキテクチャの例示的なブロック図である。 本開示の実施例で提供される電子機器800のアーキテクチャの例示的なブロック図である。 本開示の実施例で提供される電子機器1900のアーキテクチャの例示的なブロック図である。
上記の図面は、本明細書に組み込まれてその一部を構成し、これらの図面は、本開示と一致する実施例を示し、明細書とともに本開示の技術的解決策を説明するために使用される。
以下、本開示のさまざまな例示的な実施例、特徴及び態様を、図面を参照して詳細に説明する。図面における同じ参照番号は、同じ又は類似の機能の要素を表示する。実施例の様々な態様を図面に示したが、特に明記しない限り、縮尺通りに図面を描く必要がない。
明細書における「例示的」という用語は、「例、実施例又は説明として使用される」ことを意味する。ここで、「例示的」として記載される任意の実施例は、他の実施例より適切であるか又は優れると解釈すべきではない。
本明細書における「及び/又は」という用語は、単に関連対象の関連関係を表し、3種類の関係が存在し得ることを示し、例えば、A及び/又はBは、Aが独立で存在する場合、AとBが同時に存在する場合、Bが独立で存在する場合のような3つの場合を表す。更に、本明細書における「少なくとも1つ」という用語は、複数のうちの1つ又は複数のうちの少なくとも2つの任意の組み合わせを示し、例えば、A、B、Cのうちの少なくとも1つを含むことは、A、B及びCで構成された集合から選択された任意の1つ又は複数の要素を含むことを示す。
更に、本開示をよりよく説明するために、以下の実施形態において、多数の詳細が記載されている。理解すべきこととして、当業者は、幾つかの詳細が記載されなくても本開示を実施できる。いくつかの実施例において、本開示の要旨を強調するために、当業者に周知の方法、手段、要素及び回路について詳細に説明しない。
図1は、本開示の実施例で提供される目標表示方法の例示的なフローチャートを示し、図1に示すように、当該目標表示方法は電子機器によって実行され、当該目標表示方法は、次のステップを含む。
ステップS11において、第1画像におけるトリガされた第1目標に応じて、第1目標と第2目標との間の位置関係を決定し、第1画像は、トリガ可能な複数の第1目標及び複数の第1目標に接続される第2目標を含む。
ステップS12において、位置関係に基づいて、第1目標に対応する描画パラメータを決定する。
ステップS13において、描画パラメータに基づいて、第2画像を生成して表示し、ここで、第1目標は、第2画像の所定領域に位置し、且つ第2目標の前に位置する。
本開示の実施例では、目標表示方法は、端末機器又はサーバなどの電子機器によって実行することができ、端末機器は、ユーザ機器(UE:User Equipment)、モバイル機器、ユーザ端末、端末、セルラー電話、コードレス電話、携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)、ハンドヘルド機器、コンピューティング機器、車載機器、ウェアラブル機器などであってもよく、目標表示方法は、プロセッサがメモリに記憶されたコンピュータ可読命令を呼び出すことにより実現することができる。或いは、サーバを介して前記方法を実行してもよい。
本開示の実施例では、第1画像は、対象(例えば、人間や動物)の生理学的領域(例えば、脳領域や胸腹領域)のボリュームレンダリング画像(即ち、VR画像)を含み得る。例えば、第1画像は、心臓の冠状動脈のボリュームレンダリング画像であってもよく、第1画像は、ボリュームレンダリング技術を用いて、心臓の冠状動脈のCT画像に基づいて生成することができる。理解すべきこととして、本開示の実施例は、第1画像に表示される具体的な生理学的領域について特に限定しない。
本開示の実施例では、第1画像を表示インターフェイスに表示することができる。ここで、表示インターフェイスは、表示窓又はビューを含み得、例えば、表示インターフェイスは、画像分析又は画像処理アプリケーションの画像表示窓であってもよい。
本開示の実施例において、ステップS11では、第1画像におけるトリガされた第1目標に応じて、第1目標と第2目標との間の位置関係を決定することができ、第1画像は、トリガ可能な複数の第1目標及び複数の第1目標に接続される第2目標を含む。
ここで、第1画像に対応する生理学的領域に応じて、第1目標及び第2目標が異なる可能性がある。例えば、第1画像が脳のVR画像である場合、第1目標は脳血管を含み得、第2目標は、脳血管に接続される大脳及び/又は小脳を含み得、第1画像が心臓の冠状静脈のVR画像である場合、第1目標は冠状静脉を含み得、第2目標は、冠状静脉に接続される心臓を含み得、第1画像が心臓の冠状動脈のVR画像である場合、第1目標は冠状動脈を含み得、第2目標は、冠状動脈に接続される心臓を含み得る。
留意すべきこととして、当業者は、実際の状況に応じて第1目標及び第2目標を決定することができ、本開示の実施例においてこれについて特に限定しない。
本開示の実施例では、第1目標のトリガ方式は多数ある。例えば、複数の第1目標のリストにおいてマウスやキーボードなどの操作で第1目標を選択してもよいし、或いは、第1画像をマウスでクリック又は指でタッチすることで第1目標を選択してもよいし、或いは、他の方式で第1目標をトリガしてもよい。本開示の実施例は、第1目標のトリガ方式について特に限定しない。
第1画像における任意の第1目標がトリガされると、トリガされた第1目標に応じて、キーポイント位置分析やベクトルの射影等により、第1目標と第2目標との間の位置関係を決定することができる。ここで、位置関係として、第1目標が第2目標の前に位置すること、第1目標が第2目標の後ろに位置することを含み得る。上記の前後は、第1画像を確認するユーザに対して言うものであり、ユーザに近い方向は前であり、ユーザから離れる方向又は前面と反対の方向は後ろである。
本開示の実施例において、第1目標と第2目標との間の位置関係を決定した後、ステップS12では、位置関係に基づいて、第1目標に対応する描画パラメータを決定することができる。画像の描画方式に応じて、描画パラメータが異なる可能性がある。例えば、三次元座標系で画像を描画する場合、描画パラメータは、原点位置、各座標軸の方向等を含み得、第1目標の最適な視野角(即ち、ユーザの最適な視野角)に基づいて画像を描画する場合、描画パラメータは、原点位置、第1目標の垂直上向き方向、第1目標の水平前方向等を含み得る。
留意すべきこととして、当業者は、実際の状況に応じて描画パラメータの具体的な内容を決定することができ、本開示の実施例においてこれについて特に限定しない。
本開示の実施例において、描画パラメータを決定した後、ステップS13では、第1目標に対応する描画パラメータに基づいて、第2画像を生成して表示し、ここで、第1目標は、第2画像の所定領域に位置し、且つ第2目標の前に位置する。
ここで、所定領域は、事前に設定された第2画像における、ユーザが確認しやすい領域であってもよく、例えば、所定領域は、第2画像の中心領域(即ち、第2画像の中心位置を含む領域)であってもよい。本開示の実施例は、所定領域の具体的な位置及び大きさについて特に限定しない。
本開示の実施例によれば、第1画像における第1目標がトリガされると、トリガされた第1目標に応じて、第1目標と第2目標との間の位置関係を決定し、位置関係に基づいて、第1目標に対応する描画パラメータを決定し、描画パラメータに基づいて、第2画像を生成して表示し、それによって、第1目標を、第2目標の前の第2画像の所定領域に位置させることができる。これにより、第1画像における第1目標がトリガされると、画像を再描画することにより、第2画像を取得することができ、第2画像における第1目標は所定領域に位置し、且つ第2目標の前に位置するため、画像の回転回数及び調整回数を低減することができるだけでなく、第2目標によるトリガされた第1目標への遮蔽を低減することもでき、更に、ユーザ使用の利便性を向上させることができる。
図2は、本開示の実施例の目標表示方法が適用可能なシステムアーキテクチャの概略図を示し、図2に示すように、当該システムアーキテクチャは、位置関係決定端末201、ネットワーク202及び目標表示端末203を含み得る。例示的な適用をサポートするために、位置関係決定端末201及び目標表示端末203はネットワーク202を介して通信接続され、位置関係決定端末201は、ネットワーク202を介して目標表示端末203に位置関係を報告し、目標表示端末203は、位置関係に応答して、位置関係に基づいて、第1目標に対応する描画パラメータを決定し、描画パラメータに基づいて、第2画像を生成して表示し、ここで、第1目標は、第2画像の所定領域に位置し、且つ第2目標の前に位置する。最後に、目標表示端末203は、第2画像をネットワーク202にアップロードし、ネットワーク202を介して第2画像を位置関係決定端末201に送信する。
一例として、位置関係決定端末201は、ビデオ収集機器又はタッチ機器を含み得、目標表示端末203は、視覚情報処理能力を備えた視覚処理機器又はリモートサーバを含み得る。ネットワーク202は、有線又は無線接続方式を採用することができる。ここで、目標表示端末203が視覚処理機器である場合、位置関係決定端末201は、有線接続を介して視覚処理機器と通信接続され、例えば、バスを介してデータ通信を行う。目標表示端末203がリモートサーバである場合、位置関係決定端末201は、無線ネットワークを介してリモートサーバとのデータインタラクションを行う。
或いは、いくつかのシナリオでは、位置関係決定端末201は、タッチ功能モジュールを備えた視覚処理機器であってもよく、具体敵には、タッチ機能を備えたホストとして実装される。この場合、本開示の実施例の目標表示方法は、位置関係決定端末201によって実行でき、上記のシステムアーキテクチャは、ネットワーク202及び目標表示端末203を含まなくてもよい。
本開示の実施例では、ステップS11は、トリガされた第1目標に応じて、第1目標の中心点、起点及び終点をそれぞれ決定することを含み得、起点は、第1目標の第2目標に接続されている一端の端点を含み、終点は、第1目標の他端の端点を含み、第1目標の中心点は、第1目標の外接空間の中心領域に位置する、ことと、第2目標の中心点、第1目標の中心点、起点及び終点に基づいて、第1目標と第2目標との間の位置関係を決定することであって、第2目標の中心点は、第2目標の外接空間の中心領域に位置する、ことと、を含み得る。
ここで、第1目標の外接空間は、第1目標との接続点を有し、第1目標を取り囲む3次元空間であり得る。外接空間の形状は、球体、立方体、直方体等であり得る。外接空間の中心領域は、外接空間の幾何学的中心点を中心とする特定の大きさの領域であり得る。本開示の実施例は、外接空間及びその中心領域の具体的な形状及び大きさについて特に限定しない。
本開示の実施例では、第1目標の中心点を決定するときに、先ず、第1目標の外接空間の中心領域を決定し、その後、中心領域の中心点、又は中心領域内の任意の点を第1目標の中心点として決定することができる。
第2目標の中心点の決定方式は、上記の第1目標の中心点の決定方式と同様であり、ここでは繰り返して記載しない。
本開示の実施例では、第1目標の最小の外接直方体の中心点を第1目標の中心点として決定し、第2目標の最小の外接直方体の中心点を第2目標の中心点として決定することができる。
本開示の実施例では、第1目標の起点又は終点を決定するときに、第1目標の第2目標に接続されている一端の端点を第1目標の起点として決定し、第1目標の他端の端点を第1目標の終点として決定してもよい。
本開示の実施例では、第1目標の起点及び終点を決定するときに、先ず、第1目標の中心線を抽出し、その後、中心線が第2目標に接続されている一端の端点を第1目標の起点として決定し、第1目標の中心線の他端の端点を第1目標の終点として決定してもよい。
例えば、第1目標が冠状動脈である場合、複数の第1目標に接続される第2目標は心臓である。冠状動脈の形状は通常心臓から外側へ突き出ているため、冠状動脈(即ち、第1目標)の起点及び終点を決定するときに、先ず、冠状動脈の中心線を抽出し、その後、中心線の心臓(即ち、第2目標)に接続されている一端の端点を冠状動脈の起点として決定し、中心線の他端の端点を冠状動脈の終点として決定することができる。
本開示の実施例では、第2目標の中心点、第1目標の中心点、起点及び終点に基づいて、方向ベクトルの決定、ベクトル外積演算、ベクトルの射影等の操作により、第1目標と第2目標との間の位置関係を決定することができる。
本開示の実施例では、トリガされた第1目標に応じて、第1目標の中心点、起点及び終点をそれぞれ決定し、第2目標の中心点、第1目標の中心点、起点及び終点に基づいて、第1目標と第2目標との間の位置関係を決定することができ、これにより、第1目標の形状、第1目標及び第2目標の中心点に基づいて、第1目標と第2目標との間の位置関係を決定することができ、これにより、位置関係の精度を向上させることができる。
本開示の実施例では、第2目標の中心点、第1目標の中心点、起点及び終点に基づいて、第1目標と第2目標との間の位置関係を決定することは、第1目標の起点及び終点に基づいて、第1目標の第1ベクトルを決定することと、第1目標の中心点及び第1ベクトルに基づいて、第1目標の第2ベクトルを決定することと、第2目標の中心点及び第1目標の中心点に基づいて、第3ベクトルを決定することと、第1ベクトル、第2ベクトル及び第3ベクトルに基づいて、第1目標と第2目標との間の位置関係を決定することと、を含む。
本開示の実施例では、第1目標の起点及び終点に基づいて、第1目標の第1ベクトルを決定することができる。例えば、第1目標の起点からその終点へのベクトル(即ち、第1目標の起点と終点を接続するベクトル)を第1目標の第1ベクトルとして決定することができる。
本開示の実施例では、第1目標の中心点及び第1ベクトルに基づいて、第1目標の第2ベクトルを決定することができる。第1目標の中心点及び第1ベクトルに基づいて、1つの平面を決定することができ、右手座標系では、当該平面の法線ベクトルを第1目標の第2ベクトルとして決定することができる。つまり、第2ベクトルは、第1目標の中心点及び第1ベクトルによって決定された平面に垂直する。
本開示の実施例では、第2目標の中心点及び第1目標の中心点に基づいて、第3ベクトルを決定することができる。例えば、第1目標の中心点は冠状動脈の中心点であり、第2目標の中心点は心臓の中心点であり、冠状動脈の中心点から心臓の中心点へのベクトルを第3ベクトルとして決定することができる。
本開示の実施例では、第1ベクトル、第2ベクトル及び第3ベクトルに基づいて、ベクトルの射影、比較等により、第1目標と第2目標との間の位置関係を決定することができる。
本開示の実施例では、第2目標の中心点、第1目標の中心点、起点及び終点に基づいて、第1ベクトル、第2ベクトル及び第3ベクトルをそれぞれ決定し、第1ベクトル、第2ベクトル及び第3ベクトルに基づいて、第1目標と第2目標との間の位置関係を決定することができ、これは簡単で正確であり、その結果、処理効率を向上させることができるだけでなく、位置関係の精度を向上させることもできる。
本開示の実施例では、第1目標の中心点及び第1ベクトルに基づいて、第1目標の第2ベクトルを決定することは、第1目標の中心点、及び、第1目標の起点又は終点に基づいて、第1目標の第6ベクトルを決定することと、第1ベクトルと第6ベクトルを外積して、第1目標の第2ベクトルを得ることと、を含み得る。
本開示の実施例では、第1目標の第2ベクトルを決定するときに、第1目標の中心点及び第1目標の起点に基づいて、第6ベクトルを決定することができ、例えば、第1目標の中心点から第1目標の起点へのベクトルを第6ベクトルとして決定することができ、或いは、第1目標の中心点及び第1目標の終点に基づいて、第6ベクトルを決定することができ、例えば、第1目標の中心点から第1目標の終点へのベクトルを第6ベクトルとして決定する。
本開示の実施例では、第6ベクトルを決定した後、第1ベクトルと第6ベクトルを外積して、第1目標の第2ベクトルを得ることができる。第2ベクトルは、第1ベクトル及び第6ベクトルに垂直する。
本開示の実施例では、第1目標の中心点、及び、第1目標の起点又は終点に基づいて、第1目標の第6ベクトルを決定し、第1ベクトルと第6ベクトルを外積して、第1目標の第2ベクトルを得ることができ、これは簡単で高速であり、これにより、処理効率を向上させることができる。
本開示の実施例では、第1ベクトル、第2ベクトル及び第3ベクトルに基づいて、第1目標と第2目標との間の位置関係を決定することは、第1ベクトルと第2ベクトルを外積して、第4ベクトルを得ることと、第4ベクトルの第3ベクトルへの射影の値を決定することと、射影の値に基づいて、第1目標と第2目標との間の位置関係を決定することと、を含む。
第1目標と第2目標との間の位置関係を決定するときに、先ず、第1ベクトルと第2ベクトルを外積演算して、第4ベクトルを得、つまり、第4ベクトルは、第1ベクトル及び第2ベクトルに垂直し、その後、第4ベクトルを第3ベクトル(即ち、第1目標の中心点から第2目標の中心点へのベクトル)に射影して、第4ベクトルの第3ベクトルへの射影の値を決定し、当該射影の値に基づいて、第1目標と第2目標との間の位置関係を決定することができる。
本開示の実施例では、第1ベクトルと第2ベクトルを外積して、第4ベクトルを得、第4ベクトルの第3ベクトルへの射影の値に基づいて、第1目標と第2目標との間の位置関係を決定することができ、これにより、位置関係の精度を向上させることができる。
本開示の実施例では、射影の値に基づいて、第1目標と第2目標との間の位置関係を決定することは、射影の値がゼロより小さい場合、第1目標と第2目標との間の位置関係として、第1目標が第2目標の後ろに位置することを含む。
つまり、射影の値に基づいて、第1目標と第2目標との間の位置関係を決定するときに、射影の値がゼロより小さいかどうかを判断することができ、つまり、射影の値が負数であるかどうかを判断することができる。射影の値がゼロより小さい(即ち、負数である)場合、第1目標と第2目標との間の位置関係として、第1目標が第2目標の後ろに位置すると見なすことができる。
射影の値が負数であるかどうかを判断し、射影の値がゼロより小さい場合、位置関係として、第1目標が第2目標の後ろに位置すると決定することによって、実現が簡単で高速になり、その結果、処理効率を向上させることができる。
本開示の実施例では、射影の値に基づいて、第1目標と第2目標との間の位置関係を決定することは、射影の値がゼロ以上である場合、第1目標と第2目標との間の位置関係として、第1目標が第2目標の前に位置することを含む。
つまり、射影の値に基づいて、第1目標と第2目標との間の位置関係を決定するときに、射影の値がゼロより小さいかどうかを判断することができ、つまり、射影の値が負数であるかどうかを判断することができる。射影の値がゼロ以上(即ち、射影の値がゼロより大きいか又は等しい)場合、第1目標と第2目標との間の位置関係として、第1目標が第2目標の前に位置すると見なすことができる。
射影の値が負数であるかどうかを判断し、射影の値がゼロ以上である場合、位置関係として、第1目標が第2目標の前に位置すると決定することによって、実現が簡単で高速になり、その結果、処理効率を向上させることができる。
本開示の実施例では、ステップS12は、位置関係として、第1目標が第2目標の後ろに位置する場合、第4ベクトルの逆ベクトルを第5ベクトルとして決定することを含み得る。
描画パラメータは、第1ベクトル及び第2ベクトルのうちの少なくとも1つ、及び、第5ベクトル及び第2目標の中心点を含み、ここで、第1ベクトルは、第2画像における第1目標の垂直上向き方向を表し、第2ベクトルは、第2画像における第1目標の水平右方向を表し、第5ベクトルは、第2画像における第1目標の水平前方向を表す。
本開示の実施例では、位置関係に基づいて、第1目標に対応する描画パラメータを決定するときに、位置関係として、第1目標が第2目標の後ろに位置する場合、第1目標が第2目標によって遮られていると見なすことができ、第4ベクトルの逆ベクトルを第5ベクトルとして決定することができ、ここで、第5ベクトルは、第2画像における第1目標の水平前方向(view-direction)を表す。
これにより、第2目標によって遮られないように、第2画像における第1目標を第2目標の前に配置することができる。
本開示の実施例では、ステップS12は、位置関係として、第1目標が第2目標の前に位置する場合、第4ベクトルを第5ベクトルとして決定することを含み得る。
位置関係に基づいて、第1目標に対応する描画パラメータを決定するときに、位置関係として、第1目標が第2目標の前に位置する場合、第1目標が第2目標によって遮られていないと見なすことができ、第4ベクトルを第5ベクトルとして直接決定することができる。
これにより、第2目標によって遮られないように、第2画像における第1目標を第2目標の前に配置することができる。
本開示の実施例では、第1目標に対応する描画パラメータは、第1ベクトルと第2ベクトルのうちの少なくとも1つと、第5ベクトルと、第2目標の中心点とを含み得、ここで、第1ベクトルは、第2画像における第1目標の垂直上向き方向(up-direction)を表すことができ、第2ベクトルは、第2画像における第1目標の水平右方向(right-direction)を表すことができ、第5ベクトルは、第2画像における第1目標の水平前方向(view-direction)を表すことができる。
例えば、第1目標に対応する描画パラメータが第2目標の中心点、第1ベクトル(up-direction)及び第5ベクトル(view-direction)を含むとすると、当該描画パラメータに基づいて、第2画像を描画/生成するときに、第2目標の中心点を原点位置として使用し、第1ベクトルに基づいて第2画像における第1目標の垂直上向き方向を決定し、第5ベクトルに基づいて第2画像における第1目標の水平前方向を決定し、第1ベクトルと第5ベクトルの外積結果を、第2画像における第1目標の水平右方向として決定することができ、これにより、原点位置及び決定された3つの方向に基づいて、第2画像を描画/生成することができる。
第1目標に対応する描画パラメータが第2目標の中心点、第2ベクトル(right-direction)及び第5ベクトル(view-direction)を含む場合の第2画像を描画/生成する具体的な過程は上記と同様であり、ここでは繰り返して記載しない。
第1目標に対応する描画パラメータが第2目標の中心点、第1ベクトル(up-direction)、第2ベクトル(right-direction)及び第5ベクトル(view-direction)を含む場合、第2目標の中心点を原点位置として決定することができ、第1ベクトルに基づいて、第2画像における第1目標の垂直上向き方向を決定し、第2ベクトルに基づいて第2画像における第1目標の水平右方向を決定し、第5ベクトルに基づいて第2画像における第1目標の水平前方向を決定することができ、これにより、原点位置及び決定された3つの方向に基づいて、第2画像を描画/生成することができる。
方向及び原点位置を表す第1ベクトル、第2ベクトルのうちの少なくとも1つと、第5ベクトルと第2目標の中心点とを描画パラメータとして決定することにより、第1目標に対応する描画パラメータの精度を向上させることができる。
本開示の実施例では、ステップS13は、描画パラメータに基づいて、第2画像を生成することと、選択された表示モードに基づいて、第2画像を表示することであって、表示モードは、複数の第1目標及び第2目標を表示する第1表示モード、及び複数の第1目標を表示する第2表示モードを含む、ことと、を含み得る。
本開示の実施例では、描画パラメータに基づいて、第2画像を生成することができ、具体的なプロセスは上記の通りであり、ここでは繰り返して記載しない。第2画像を生成した後、選択された表示モードに基づいて、第2画像を表示することができる。
例えば、第1目標が冠状動脈であり、第2目標が心臓である場合、第1表示モードで、複数の冠状動脈及び心臓を表示することができ、第1表示モードでは、第2画像は複数の冠状動脈及び心臓を含み、第1表示モードは心臓全体表示モードと見なすことができ、第2表示モードで複数の冠状動脈を表示することができ、第2表示モードでは、第2画像は複数の冠状動脈を含むが、心臓は隠されて、表示されることがなく、第2表示モードは冠状動脈表示モードと見なすことができる。
本開示の実施例では、描画パラメータに基づいて、第2画像を生成することができ、更に、選択された表示モードに基づいて、第2画像を表示することができ、これにより、異なる表示モードで第2画像を表示することができる。
本開示の実施例では、当該目標表示方法は、処理対象画像に対して目標識別を実行して、処理対象画像における複数の第1目標及び第2目標の位置を決定することと、複数の第1目標及び第2目標の位置に基づいて、第1画像を生成することと、を更に含む。
ここで、処理対象画像は心臓冠状動脈CT画像、脳CT画像等を含み得、本開示の実施例は処理対象画像の特定のタイプについて特に限定しない。
本開示の実施例では、深層学習等により、処理対象画像に対して目標識別を実行して、処理対象画像における複数の第1目標及び第2目標の位置を決定し、複数の第1目標及び第2目標の位置に基づいて、第1画像を生成することができる。
例えば、処理対象画像が心臓冠状動脈CT画像である場合、目標識別用のニューラルネットワークを介して、処理対象画像に対して目標識別を実行して、処理対象画像における複数の冠状動脈(即ち、第1目標)及び心臓(即ち、第2目標)の位置を決定した後、ボリュームレンダリング技術により、複数の冠状動脈及び心臓の位置に基づいて、第1画像を生成することができ、当該第1画像は、複数の冠状動脈、及び心臓を含み得る。
本開示の実施例では、処理対象画像に対して目標識別を実行して、処理対象画像における複数の第1目標及び第2目標の位置を決定し、複数の第1目標及び第2目標の位置に基づいて、第1画像を生成し、これにより、第1画像の精度を向上させることができる。
本開示の実施例では、複数の第1目標及び第2目標の位置に基づいて、第1画像を生成することは、複数の第1目標及び第2目標の位置に基づいて、処理対象画像を分割して、処理対象画像の分割画像を得ることと、分割画像に基づいて、第1画像を生成することと、を含み得る。
つまり、第1画像を生成するときに、複数の第1目標及び第2目標の位置に基づいて、画像分割アルゴリズムにより、処理対象画像を分割して、処理対象画像の分割画像を得た後、ボリュームレンダリング技術により、分割画像に基づいて、第1画像を生成することができる。
本開示の実施例では、画像分割により、処理対象画像の分割画像を得、分割画像に基づいて、第1画像を生成することができ、第1画像の精度を向上させることができる。
図3は、本開示の実施例で提供される目標表示方法の処理プロセスの概略図を示す。図3に示すように、処理対象画像が心臓冠状動脈CT画像であり、第1目標が冠状動脈であり、第2目標が心臓であると仮定する。先ず、ステップS301において、処理対象画像に対して目標識別を実行して、処理対象画像における複数の第1目標及び第2目標の位置を決定し、ステップS302において、複数の第1目標及び第2目標の位置に基づいて、第1画像を生成し、ステップS303において、第1画像を画像分析ソフトウェアの表示インターフェイスに表示することができ、第1画像は、トリガ可能な複数の第1目標及び複数の第1目標に接続される第2目標を含む。
第1画像における任意の第1目標がトリガされると、ステップS304において、トリガされた第1目標に応じて、第1目標の中心点、起点及び終点をそれぞれ決定し、ステップS305において、第1目標の起点から第1目標の終点へのベクトルを第1目標の第1ベクトル(up-directionを表す)として決定し、ステップS306において、第1目標の中心点から第1目標の起点又は終点へのベクトルを第6ベクトルとして決定し、第1ベクトルと第6ベクトルを外積して、第1目標の第2ベクトル(right-directionを表す)を得、ステップS307において、第1目標の中心点から第2目標の中心点へのベクトルを第3ベクトルとして決定し、第1ベクトルと第2ベクトルを外積して、第4ベクトルを得、ステップS308において、第4ベクトルの第3ベクトルへの射影の値を決定することができ、ステップS309において、射影の値がゼロ以下であるかどうかを判断し、射影の値がゼロより小さい場合、第1目標(冠状動脈)が第2目標(心臓)の後ろに位置すると見なすことができ、ステップS310において、第4ベクトルの逆ベクトルを第5ベクトル(view-directionを表す)として決定し、射影の値がゼロ以上である場合、第1目標(冠状動脈)が第2目標(心臓)の前に位置すると見なすことができ、ステップS311において、第4ベクトルを第5ベクトル(view-directionを表す)として直接決定することができる。
ステップS312において、第2目標の中心点と、決定された第1ベクトル及び第5ベクトルを、第1目標に対応する描画パラメータとして決定し、ステップS313において、第1目標に対応する描画パラメータに基づいて、第2画像を生成し、ここで、第1目標(冠状動脈)は、第2画像の中心位置にあり、第1目標(冠状動脈)は第2目標(心臓)の前に位置する。ステップS314において、選択された表示モードに基づいて、第2画像を表示する。
本開示の実施例によれば、上記の目標表示方法は、ボリュームレンダリング画像表示を含む様々なアプリケーションソフトウェア(例えば、画像分析ソフトウェア、画像分析ソフトウェア、画像処理ソフトウェア等)に適用することができる。アプリケーションソフトウェアは、処理対象画像に基づいて、第1画像を生成し、当該第1画像をアプリケーションソフトウェアの表示インターフェイスに表示することができ、ここで、第1画像は、トリガ可能な複数の第1目標及び複数の第1目標に接続される第2目標を含む。アプリケーションソフトウェアは、更に、トリガされた第1目標に応じて、第1目標と第2目標との間の位置関係を決定し、位置関係に基づいて、第1目標に対応する描画パラメータを決定し、当該描画パラメータに基づいて、第2画像を生成して表示し、それによって、第1目標を、第2目標の前の第2画像の所定領域に位置させることができる。これにより、第1画像における第1目標がトリガされると、画像を再描画することにより、第2画像を取得することができ、第2画像における第1目標は所定領域に位置し、第2目標の前に位置するため、第1目標を所定領域に配置することで、画像の回転回数及び調整回数を低減することができるだけでなく、第1目標を第2目標の前に配置することで、第2目標によるトリガされた第1目標への遮蔽を低減することもでき、更に、ユーザ使用の利便性を向上させることができる。
例えば、心臓冠状動脈CT画像は、冠状動脈の狭窄の程度を確認し、プラーク分析を実行することに用いられることができる。画像分析ソフトウェアを介して心臓冠状動脈CT画像を分析又は確認するときに、ユーザは、分析又は確認対象となる心臓冠状動脈CT画像を画像分析ソフトウェアにロードすることができ、画像分析ソフトウェアは、ロードされた心臓冠状動脈CT画像に基づいて、冠状動脈ボリュームレンダリング画像を生成して、当該冠状動脈ボリュームレンダリング画像を画像分析ソフトウェアの表示インターフェイスに表示することができ、画像分析ソフトウェアは、冠状動脈ボリュームレンダリング画像における全ての識別可能な冠状動脈のリスト(即ち、冠状動脈リスト)を表示することもできる。
ユーザは、必要に応じて、マウスでクリックする等により、冠状動脈リストから任意の冠状動脈を選択して分析又は確認することができ、この場合、画像分析ソフトウェアは、トリガ(即ち、選択)された冠状動脈に応じて、トリガされた冠状動脈の形状、及びトリガされた冠状動脈と心臓との間の位置関係に基づいて、トリガされた冠状動脈に対応する描画パラメータを決定した後、当該描画パラメータに基づいて、画像を再描画し、当該画像を表示インターフェイスに表示することができ、これにより、全心臓表示モード又は冠状動脈表示モードでは、トリガされた冠状動脈を画像の中心位置に配置し、しかも冠状動脈を心臓の前に配置することができ、選択された冠状動脈による心臓への遮蔽を低減することができるだけでなく、画像の回転回数又は調整回数を低減することもでき、したがって、ユーザ使用の利便性を向上させることができる。
本開示で述べた上述の各方法の実施例は、原理および論理に違反することなく、互いに組み合わせて、組み合わせされた実施例を生成することができ、紙数に限りがあるので、本開示を繰り返して記載しないことを理解されたい。当業者は、具体的な実施形態の上記の方法において、各ステップの具体的な実行順序はそれらの機能と可能な内部ロジックによって決定されることを理解することができる。
なお、本開示の実施例は、本開示の実施例に係る任意の目標表示方法を実現するために使用されることができる、目標表示装置、電子機器、コンピュータ可読記憶媒体及びプログラムを更に提供し、対応する技術的解決策及び説明は、方法部分の対応する説明を参照することができ、ここでは繰り返して説明しない。
図4は、本開示の実施例で提供される目標表示装置40のアーキテクチャの例示的なブロック図を示し、図4に示すように、目標表示装置40は、
第1画像におけるトリガされた第1目標に応じて、第1目標と第2目標との間の位置関係を決定するように構成される位置関係決定モジュール41であって、第1画像は、トリガ可能な複数の第1目標及び複数の第1目標に接続される第2目標を含む、位置関係決定モジュール41と、
位置関係に基づいて、第1目標に対応する描画パラメータを決定するように構成される描画パラメータ決定モジュール42と、
描画パラメータに基づいて、第2画像を生成して表示するように構成される画像生成及び表示モジュール43であって、第1目標は、第2画像の所定領域に位置し、且つ第2目標の前に位置する、画像生成及び表示モジュール43と、を備える。
本開示の実施例では、位置関係決定モジュール41は、トリガされた第1目標に応じて、第1目標の中心点、起点及び終点をそれぞれ決定するように構成される起点及び終点決定サブモジュール411であって、起点は、第1目標の第2目標に接続されている一端の端点を含み、終点は、第1目標の他端の端点を含み、第1目標の中心点は、第1目標の外接空間の中心領域に位置する、起点及び終点決定サブモジュール411と、第2目標の中心点、第1目標の中心点、起点及び終点に基づいて、第1目標と第2目標との間の位置関係を決定するように構成される位置関係決定サブモジュール412であって、第2目標の中心点は、第2目標の外接空間の中心領域に位置する、位置関係決定サブモジュール412と、を備える。
本開示の実施例では、位置関係決定サブモジュール412は、第1目標の起点及び終点に基づいて、第1目標の第1ベクトルを決定し、第1目標の中心点及び第1ベクトルに基づいて、第1目標の第2ベクトルを決定し、第2目標の中心点及び第1目標の中心点に基づいて、第3ベクトルを決定し、第1ベクトル、第2ベクトル及び第3ベクトルに基づいて、第1目標と第2目標との間の位置関係を決定するように構成される。
本開示の実施例では、位置関係決定サブモジュール412は、第1ベクトルと第2ベクトルを外積して、第4ベクトルを得、第4ベクトルの第3ベクトルへの射影の値を決定し、射影の値に基づいて、第1目標と第2目標との間の位置関係を決定するように構成される。
本開示の実施例では、位置関係決定サブモジュール412は、射影の値がゼロ以上である場合、第1目標と第2目標との間の位置関係として、第1目標が第2目標の前に位置するように構成される。
本開示の実施例では、位置関係決定サブモジュール412は、射影の値がゼロより小さい場合、第1目標と第2目標との間の位置関係として、第1目標が第2目標の後ろに位置するように構成される。
本開示の実施例では、描画パラメータ決定モジュール42は、位置関係として、第1目標が第2目標の後ろに位置する場合、第4ベクトルの逆ベクトルを第5ベクトルとして決定するように構成される第1ベクトル決定サブモジュール421を備え、描画パラメータは、第1ベクトル及び第2ベクトルのうちの少なくとも1つ、及び、第5ベクトル及び第2目標の中心点を含み、ここで、第1ベクトルは、第2画像における第1目標の垂直上向き方向を表し、第2ベクトルは、第2画像における第1目標の水平右方向を表し、第5ベクトルは、第2画像における第1目標の水平前方向を表す。
本開示の実施例では、描画パラメータ決定モジュール42は、位置関係として、第1目標が第2目標の前に位置する場合、第4ベクトルを第5ベクトルとして決定するように構成される第2ベクトル決定サブモジュール422を備える。
本開示の実施例では、位置関係決定サブモジュール421は、第1目標の中心点、及び、第1目標の起点又は終点に基づいて、第1目標の第6ベクトルを決定し、第1ベクトルと第6ベクトルを外積して、第1目標の第2ベクトルを得るように構成される。
本開示の実施例では、目標表示装置40は更に、処理対象画像に対して目標識別を実行して、処理対象画像における複数の第1目標及び第2目標の位置を決定するように構成される目標識別モジュール44と、複数の第1目標及び第2目標の位置に基づいて、第1画像を生成するように構成される画像生成モジュール45と、を備える。
本開示の実施例では、画像生成モジュール45は、複数の第1目標及び第2目標の位置に基づいて、処理対象画像を分割して、処理対象画像の分割画像を得るように構成される画像分割サブモジュール451と、分割画像に基づいて、第1画像を生成するように構成される第1画像生成サブモジュール452と、を備える。
本開示の実施例では、画像生成及び表示モジュール43は、描画パラメータに基づいて、第2画像を生成するように構成される第2画像生成サブモジュール431と、選択された表示モードに基づいて、第2画像を表示するように構成される画像表示サブモジュール432であって、表示モードは、複数の第1目標及び第2目標を表示する第1表示モード、及び複数の第1目標を表示する第2表示モードを含む、画像表示サブモジュール432と、を備える。
本開示の実施例では、処理対象画像は、心臓の冠状動脈のコンピュータ断層撮影(CT)画像を含み、第1目標は冠状動脈を含み、第2目標は心臓を含む。
本開示のいくつかの実施例では、第1画像はボリュームレンダリング画像を含み、第1目標の中心点は、第1目標の最小の外接直方体の中心点を含み、第2目標の中心点は、第2目標の最小の外接直方体の中心点を含む。
本開示の実施例では、本開示の実施例で提供される装置の機能又は当該装置に含まれるモジュールは、上記の方法の実施例で説明された方法を実行するように構成されることができ、その具体的な実装については、上記の方法の実施例の説明を参照することができ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
本開示の実施例は、コンピュータプログラム命令が記憶されているコンピュータ可読記憶媒体を更に提供し、コンピュータプログラム命令がプロセッサに、上記の方法を実行させる。コンピュータ可読記憶媒体は、不揮発性コンピュータ可読記憶媒体又は揮発性コンピュータ可読記憶媒体であってもよい。
本開示の実施例は、電子機器を更に提供し、前記電子機器は、プロセッサと、プロセッサ実行可能命令を記憶するように構成されるメモリとを備え、ここで、プロセッサは、前記メモリによって記憶された命令を呼び出して実行することにより、上記の方法を実行するように構成される。
本開示の実施例は、コンピュータ可読コードを含むコンピュータプログラム製品を更に提供し、コンピュータ可読コードが機器で実行されると、当該機器のプロセッサに、上記の任意の実施例による目標表示方法を実現するための命令を実行させる。
本開示の実施例は、別のコンピュータプログラム製品を更に提供し、前記コンピュータプログラム製品には、コンピュータ可読命令が記憶されており、当該命令が実行されるときに、コンピュータに、上記の任意の実施例による目標表示方法を実行させる。
電子機器は、端末、サーバ又は他の形の機器として提供できる。
図5は、本開示の実施例で提供される電子機器800のブロック図を示す。例えば、電子機器800は、携帯電話、コンピュータ、デジタル放送端末、メッセージングデバイス、ゲームコンソール、タブレットデバイス、医療機器、フィットネス機器又は携帯情報端末などの端末であってもよい。
図5を参照すると、電子機器800は、処理コンポーネント802、メモリ804、電力コンポーネント806、マルチメディアコンポーネント808、オーディオコンポーネント810、入力/出力(I/O:Input/Output)インターフェイス812、センサコンポーネント814、及び通信コンポーネント816のうちの1つまたは複数のコンポーネントを備えることができる。
処理コンポーネント802は、一般的に、電子機器800の全体的な動作、例えば、ディスプレイ、電話の呼び出し、データ通信、カメラ操作及び記録操作に関する動作を制御する。処理コンポーネント802は、上記の方法のステップの全部又は一部を完了するための命令を実行するための1つ又は複数のプロセッサ820を備えることができる。加えて、処理コンポーネント802は、処理コンポーネント802と他のコンポーネントの間のインタラクションを容易にするための1つ又は複数のモジュールを備えることができる。例えば、処理コンポーネント802は、マルチメディアコンポーネント808と処理コンポーネント802との間のインタラクションを容易にするためのマルチメディアモジュールを備えることができる。
メモリ804は、電子機器800での操作をサポートするための様々なタイプのデータを格納するように構成される。これらのデータの例には、電子機器800で動作する任意のアプリケーション又は方法の命令、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、写真、ビデオ等が含まれる。メモリ804は、任意のタイプの揮発性又は不揮発性記憶装置又はそれらの組み合わせによって実現でき、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM:Static Random-Access Memory)、電気的に消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(EEPROM:Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(EPROM:Electrical Programmable Read Only Memory)、プログラム可能な読み取り専用メモリ(PROM:Programmable Read-Only Memory)、読み取り専用メモリ(ROM:Read-Only Memory)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、又は光ディスクなど又はそれらの組み合わせによって実現できる。
電力コンポーネント806は、電子機器800の各コンポーネントに電力を提供する。電力コンポーネント806は、電力管理システム、1つまたは複数の電源、及び電子機器800のための電力の生成、管理及び配分に関する他のコンポーネントを備えることができる。
マルチメディアコンポーネント808は、前記電子機器800とユーザとの間の出力インターフェイスとして提供されるスクリーンを備える。いくつかの実施例において、スクリーンは、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)及びタッチパネル(TP:Touch Panel)を備えることができる。スクリーンがタッチパネルを備える場合、スクリーンは、ユーザからの入力信号を受信するためのタッチスクリーンとして実装されることができる。タッチパネルは、タッチ、スワイプ及びタッチパネルでのジェスチャーを検知するための1つまたは複数のタッチセンサを備える。前記タッチセンサは、タッチまたはスワイプの操作の境界を感知するだけでなく、前記タッチまたはスワイプ動作に関連する持続時間及び圧力も検出することができる。いくつかの実施例において、マルチメディアコンポーネント808は、1つのフロントカメラおよび/またはリアカメラを備える。電子機器800が撮影モードまたはビデオモードなどの動作モードにあるとき、フロントカメラおよび/またはリアカメラは、外部のマルチメディアデータを受信することができる。各フロントカメラ及びリアカメラは、固定された光学レンズシステムであってもよく、焦点距離と光学ズーム機能を有するものであってもよい。
オーディオコンポーネント810は、オーディオ信号を出力及び/又は入力するように構成される。例えば、オーディオコンポーネント810は、1つのマイクロフォン(MIC:Microphone)を備え、電子機器800が通話モード、録音モード及び音声識別モードなどの動作モードにあるとき、マイクロフォンは、外部オーディオ信号を受信するように構成される。本開示の実施例では、受信されたオーディオ信号は、メモリ804に記憶されてもよく、又は通信コンポーネント816を介して送信されてもよい。いくつかの実施例において、オーディオコンポーネント810は、更に、オーディオ信号を出力するためのスピーカを備える。
I/Oインターフェイス812は、処理コンポーネント802と周辺インターフェイスモジュールとの間にインターフェイスを提供し、前記周辺インターフェイスモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタンなどであってもよい。これらのボタンは、ホームボタン、ボリュームボタン、スタートボタン、ロックボタンを備えることができるが、これらに限定されない。
センサコンポーネント814は、電子機器800に各態様の状態評価を提供するための1つ又は複数のセンサを備える。例えば、センサコンポーネント814は、電子機器800のオン/オフ状態と、電子機器800のディスプレイやキーパッドなどのコンポーネントの相対的な位置づけを検出することができ、センサコンポーネント814はまた、電子機器800又は電子機器800のコンポーネントの位置の変化、ユーザとの電子機器800の接触の有無、電子機器800の向き又は加速/減速、及び電子機器800の温度の変化も検出することができる。センサコンポーネント814は、物理的接触なしに近くの物体の存在を検出するように構成された近接センサを備えることができる。センサコンポーネント814は、更に、撮像用途で使用するための光センサ、相補型金属酸化膜半導体(CMOS:Complementary Metal Oxide Semiconductor)又は電荷結合素子(CCD:Charge-coupled Device)画像センサなどの光センサを備えることができる。いくつかの実施例において、当該センサコンポーネント814は、更に、加速度センサ、ジャイロスコープセンサ、磁気センサ、圧力センサ又は温度センサを備えることができる。
通信コンポーネント816は、電子機器800と他の機器との間の有線又は無線通信を容易にするように構成される。電子機器800は、無線ネットワーク(WiFi)、第2世代モバイル通信技術(2G:2-Generation)、第3世代モバイル通信技術(3G:3rd-Generation)、又はそれらの組み合わせなどの通信規格に基づく無線ネットワークにアクセスすることができる。1つの例示的な実施例では、前記通信コンポーネント816は、放送チャンネルを介して外部放送管理システムからの放送信号又は放送関連情報を受信する。一例示的な実施例では、前記通信コンポーネント816は、更に、短距離通信を促進するために、近距離通信(NFC)モジュールを備える。例えば、NFCモジュールでは、無線周波数識別(RFID:Radio Frequency Identification)技術、赤外線データ協会(IrDA:Infrared Data Association)技術、超広帯域(UWB:Ultra Wide Band)技術、ブルートゥース(登録商標)(BT:Bluetooth)技術及び他の技術に基づいて具現されることができる。
例示的な実施例では、電子機器800は、上記の方法を実行するように構成される、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、デジタル信号処理装置(DSPD:Digital Signal Process Device)、プログラマブルロジックデバイス(PLD:Programmable Logic Device)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field-Programmable Gate Array)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサまたは他の電子素子によって具現されることができる。
例示的な実施例では、コンピュータプログラム命令を含むメモリ804などの、コンピュータ可読記憶媒体を更に提供し、上述のコンピュータプログラム命令は、電子機器800のプロセッサ820によって実行されることにより、上記の方法を遂行することができる。
図6は、本開示の実施例で提供される電子機器1900のアーキテクチャの例示的なブロック図を示す。例えば、電子機器1900は、サーバとして提供できる。図6を参照すると、いくつかの実施例では、電子機器1900は、1つまたは複数のプロセッサを含む処理コンポーネント1922と、処理コンポーネント1922によって実行可能な命令(例えば、アプリケーション)を記憶するように構成されるメモリリソースとして表されるメモリ1932と、を備える。メモリ1932に記憶されたアプリケーションプログラムは、1つ又は1つ以上の1セットの命令に対応する各モジュールを備えることができる。更に、処理コンポーネント1922は、命令を実行することにより、上記の方法を実行するように構成される。
電子機器1900は、更に、電子装置1900の電源管理を実行するように構成される電力コンポーネント1926と、電子装置1900をネットワークに接続するように構成される有線又は無線ネットワークインターフェイス1950と、入力/出力(I/O)インターフェイス1958と、を備えることができる。電子機器1900は、メモリ1932に格納されたオペレーティングシステム、例えば、マイクロソフトサーバオペレーティングシステム(Windows ServerTM)、アップル社から出されたグラフィカルユーザインターフェイスオペレーティングシステム(Mac OS XTM)、マルチユーザ及びマルチプロセスコンピュータオペレーティングシステム(UnixTM)、無料オープンソースのUnixライク(Unix-like)オペレーティングシステム(Linux(登録商標))、オープンソースのUnixライクオペレーティングシステム(FreeBSDTM)又はその類似のシステムを介して操作できる。
例示的な実施例において、コンピュータプログラム命令を含むメモリ1932などの、不揮発性コンピュータ可読記憶媒体を更に提供し、上記のコンピュータプログラム命令が、電子機器1900の処理コンポーネント1922に、上記の方法を遂行させることができる。
本発明の実施例は、方法及び/又はコンピュータプログラム製品であってもよい。コンピュータプログラム製品は、プロセッサが本開示の実施例の様々な態様を実現するようにするためのコンピュータ可読プログラム命令がロードだれたコンピュータ可読記憶媒体を含み得る。
コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行機器によって使用される命令を保持及び記憶することができる有形機器であってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気記憶機器、磁気記憶機器、光学記憶機器、電磁記憶機器、半導体記憶機器又は前述の任意の適切な組み合わせであり得るが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例(非網羅的一覧)としては、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)、ROM、EPROM又はフラッシュメモリ、SRAM、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM:Compact Disc Read-Only Memory)、デジタル多用途ディスク(DVD:Digital Video Disc)、メモリスティック、フロッピーディスク、機械的符号化機器(例えば、命令が記憶されたパンチカード又は溝内の凸状構造)、及び前述の任意の適切な組み合わせを含む。ここで使用されるコンピュータ可読記憶媒体は、電波や自由に伝播される他の電磁波、導波管や他の伝播媒体を介して伝播される電磁波(光ファイバーケーブルを介した光パルスなど)、又はワイヤを介して伝送される電子信号などの、一時的な信号として解釈されてはならない。
本明細書に記載のコンピュータ可読プログラム命令は、コンピュータ可読記憶媒体から各コンピューティング/処理機器にダウンロードされるか、インターネット、ローカルエリアネットワーク、広域ネットワーク及び/又は無線ネットワークなどのネットワークを介して外部コンピュータ又は外部記憶機器にダウンロードされることができる。ネットワークは、銅線伝送ケーブル、光ファイバー伝送、無線伝送、ルータ、ファイアウォール、交換機、ゲートウェイコンピュータ及び/又はエッジサーバなどを含み得る。各コンピューティング/処理機器におけるネットワークアダプターカード又はネットワークインターフェイスは、ネットワークからコンピュータ可読プログラム命令を受信し、他のコンピューティング/処理機器のコンピュータ可読記憶媒体への記憶のために、当該コンピュータ可読プログラム命令を転送する。
本開示の実施例の操作を実行するためのコンピュータプログラム命令は、アセンブリ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA:Industry Standard Architecture)命令、機械語命令、機械関連命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、又は以1つ又は複数のプログラミング言語の任意の組み合わせでプログラミングされたソースコード又は目標コードであってもよく、前記プログラミング言語は、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語、及び「C」言語又は類似のプログラミング言語などの一般的な手続き型プログラミング言語を含む。コンピュータ可読プログラム命令は、完全にユーザのコンピュータで実行されてもよいし、その一部がユーザのコンピュータで実行されてもよいし、1つの独立したソフトウェアパッケージとして実行されてもよいし、その一部がユーザのコンピュータで実行されかつその他の部分がリモートコンピュータで実行されてもよいし、完全にリモートコンピュータ又はサーバで実行されてもよい。リモートコンピュータに関する場合において、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN:Local Area Network)またはワイドエリアネットワーク(WAN:Wide Area Network)を含む任意のタイプのネットワークは、ユーザのコンピュータに接続することができ、または、外部のコンピュータに接続することができる(例えば、インターネットサービスプロバイダを使用してインターネットにアクセスすることができる)。いくつかの実施例において、コンピュータ可読命令の状態情報を使用することにより、プログラマブルロジック回路、FPGAまたはプログラマブルロジックアレイ(PLA:Programmable Logic Arrays)などの、電子回路をカスタマイズし、当該電子回路は、コンピュータ可読プログラム命令を実行し、それにより、本開示の各態様を実現することができる。
ここで、本開示の実施例に係る方法、装置(システム)及びコンピュータプログラム製品のフローチャート及び/又はブロックを参照して、本開示の各態様について説明したが、フローチャート及び/又はブロック図の各ブロック、及びフローチャート及び/又はブロック図の各ブロックの組み合わせは、いずれもコンピュータ可読プログラム命令によって実現できることを理解されたい。
これらのコンピュータ可読プログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサに提供され、それにより、これらの命令がコンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサによって実行されるときに、フローチャート及び/又はブロック図における1つの又は複数のブロックで指定された機能/動作を実現する手段を創出する。これらのコンピュータ可読プログラム命令をコンピュータ可読記憶媒体に記憶してもよく、コンピュータ、プログラム可能データ処理装置及び/又は他の機器が、これらの命令に応じて特定方式で動作することができる。したがって、命令が記憶されたコンピュータ可読媒体は、フローチャート及び/又はブロック図における1つ又は複数のブロックで指定された機能/動作の各態様の命令を含む、製品を含むことができる。
また、コンピュータ可読プログラム命令を、コンピュータ、他のプログラム可能なデータ処理装置、又は他の機器にロードすることで、コンピュータ、プログラム可能な数据処理装置又は他の機器に、一連の操作ステップを実行させることにより、コンピュータによって実現されるプロセスを生成し、それにより、コンピュータ、他のプログラム可能な数据処理装置、又は他の機器で実行される命令により、フローチャート及び/又はブロック図における1つ又は複数のブロックで指定された機能/動作を実現することができる。
図面におけるフローチャート及びブロック図は、本開示の各実施例に係る方法及びコンピュータプログラム製品の実現可能な実装アーキテクチャ、機能及び動作を示す。これに関して、フローチャート又はブロック図における各ブロックは、1つのモジュール、プログラムセグメント又は命令の一部を表すことができ、前記モジュール、プログラムセグメント又は命令の一部は、指定された論理機能を実現するための1つ又は複数の実行可能な命令を含む。いくつかの可能な実現では、ブロックで表示された機能は、図面で表示された順序とは異なる順序で実行されてもよい。例えば、2つの連続するブロックは、実際には、並行して実行されることができ、関連する機能によっては、逆の順序で実行されることもできる。ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、指定された機能又は動作を実行するハードウェアに基づく専用システムによって実現でき、又は専用ハードウェアとコンピュータ命令の組み合わせによって実現できることに留意されたい。
当該コンピュータプログラム製品は、具体的には、ハードウェア、ソフトウェア、又はそれらの組み合わせによって実現されることができる。1つの可能な実施例において、前記コンピュータプログラム製品は、具体的には、コンピュータ記憶媒体として具現され、別の可能な実施例において、コンピュータプログラム製品は、具体的には、ソフトウェア開発キット(SDK:SoftwVRe Development Kit)などのソフトウェア製品として具現される。
以上、本発明の各実施例を説明したが、以上の説明は、例示的なものであり、網羅的ではなく、本願は、開示された各実施例に限定されない。説明された各実施例の範囲及び趣旨から逸脱することなく、多くの修正及び変形は、当業者にとって明らかである。本明細書で使用される用語の選択は、各実施例の原理、実際の応用又は市場における技術の改善を最もよく説明することを意図するか、当業者に本明細書で開示された各実施例を理解させることを意図する。
本開示の実施例は、目標表示方法及びその装置、電子機器、記憶媒体並びにプログラムを提供し、前記目標表示方法は、第1画像におけるトリガされた第1目標に応じて、前記第1目標と第2目標との間の位置関係を決定することであって、前記第1画像は、トリガ可能な複数の第1目標、及び前記複数の第1目標に接続される第2目標を含む、ことと、前記位置関係に基づいて、前記第1目標に対応する描画パラメータを決定することと、前記描画パラメータに基づいて、第2画像を生成して表示することであって、前記第1目標は、前記第2画像の所定領域に位置し、且つ前記第2目標の前に位置する、ことと、を含む。
40 目標表示装置
41 位置関係決定モジュール
42 描画パラメータ決定モジュール
43 画像生成及び表示モジュール
800 電子機器
802 処理コンポーネント
804 メモリ
806 電力コンポーネント
808 マルチメディアコンポーネント
810 オーディオコンポーネント
812 入力/出力インターフェイス
814 センサコンポーネント
816 通信コンポーネント
820 プロセッサ
1900 電子機器
1922 処理コンポーネント
1926 電力コンポーネント
1932 メモリ
1950 ネットワークインターフェイス
1958 入力/出力インターフェイス

Claims (15)

  1. 電子機器が実行する、目標表示方法であって、
    第1画像におけるトリガされた第1目標に応じて、前記第1目標と第2目標との間の位置関係を決定することであって、前記第1画像は、トリガ可能な複数の第1目標、及び前記複数の第1目標に接続される第2目標を含む、ことと、
    前記位置関係に基づいて、前記第1目標に対応する描画パラメータを決定することと、
    前記描画パラメータに基づいて、第2画像を生成して表示することであって、前記第1目標は、前記第2画像の所定領域に位置し、且つ前記第2目標の前に位置する、ことと、を含む、
    目標表示方法。
  2. 前記第1目標と第2目標との間の位置関係を決定することは、
    トリガされた第1目標に応じて、前記第1目標の中心点、起点及び終点をそれぞれ決定することであって、前記起点は、前記第1目標の前記第2目標に接続されている一端の端点を含み、前記終点は、前記第1目標の他端の端点を含み、前記第1目標の中心点は、前記第1目標の外接空間の中心領域に位置する、ことと、
    第2目標の中心点、前記第1目標の中心点、起点及び終点に基づいて、前記第1目標と前記第2目標との間の位置関係を決定することであって、前記第2目標の中心点は、前記第2目標の外接空間の中心領域に位置する、ことと、を含む、
    請求項1に記載の目標表示方法。
  3. 前記第2目標の中心点、前記第1目標の中心点、起点及び終点に基づいて、前記第1目標と前記第2目標との間の位置関係を決定することは、
    前記第1目標の起点及び終点に基づいて、前記第1目標の第1ベクトルを決定することと、
    前記第1目標の中心点及び前記第1ベクトルに基づいて、前記第1目標の第2ベクトルを決定することと、
    前記第2目標の中心点及び前記第1目標の中心点に基づいて、第3ベクトルを決定することと、
    前記第1ベクトル、前記第2ベクトル及び前記第3ベクトルに基づいて、前記第1目標と前記第2目標との間の位置関係を決定することと、を含む、
    請求項2に記載の目標表示方法。
  4. 前記第1ベクトル、前記第2ベクトル及び前記第3ベクトルに基づいて、前記第1目標と前記第2目標との間の位置関係を決定することは、
    前記第1ベクトルと前記第2ベクトルを外積して、第4ベクトルを得ることと、
    前記第4ベクトルの前記第3ベクトルへの射影の値を決定することと、
    前記射影の値に基づいて、前記第1目標と前記第2目標との間の位置関係を決定することと、を含む、
    請求項3に記載の目標表示方法。
  5. 前記射影の値に基づいて、前記第1目標と前記第2目標との間の位置関係を決定することは、
    前記射影の値がゼロ以上である場合、前記第1目標と前記第2目標との間の位置関係として、前記第1目標が前記第2目標の前に位置することを含又は、
    前記射影の値がゼロより小さい場合、前記第1目標と前記第2目標との間の位置関係として、前記第1目標が前記第2目標の後ろに位置することを含む、
    請求項4に記載の目標表示方法。
  6. 前記位置関係に基づいて、前記第1目標に対応する描画パラメータを決定することは、
    前記位置関係として、前記第1目標が前記第2目標の後ろに位置する場合、前記第4ベクトルの逆ベクトルを第5ベクトルとして決定することを含み、
    前記描画パラメータは、前記第1ベクトルと前記第2ベクトルのうちの少なくとも1つと、前記第5ベクトルと、前記第2目標の中心点とを含み、
    前記第1ベクトルは、前記第2画像における前記第1目標の垂直上向き方向を表し、前記第2ベクトルは、前記第2画像における前記第1目標の水平右方向を表し、前記第5ベクトルは、前記第2画像における前記第1目標の水平前方向を表す、
    請求項に記載の目標表示方法。
  7. 前記位置関係に基づいて、前記第1目標に対応する描画パラメータを決定することは、
    前記位置関係として、前記第1目標が前記第2目標の前に位置する場合、前記第4ベクトルを第5ベクトルとして決定することを含む、
    請求項に記載の目標表示方法。
  8. 前記第1目標の中心点及び前記第1ベクトルに基づいて、前記第1目標の第2ベクトルを決定することは、
    前記第1目標の中心点、及び前記第1目標の起点又は終点に基づいて、前記第1目標の第6ベクトルを決定することと、
    前記第1ベクトルと前記第6ベクトルを外積して、前記第1目標の第2ベクトルを得ることと、を含む、
    請求項3に記載の目標表示方法。
  9. 前記目標表示方法は、
    処理対象画像に対して目標識別を実行して、前記処理対象画像における複数の第1目標及び第2目標の位置を決定することと、
    前記複数の第1目標及び前記第2目標の位置に基づいて、前記第1画像を生成することと、を更に含
    前記複数の第1目標及び前記第2目標の位置に基づいて、前記第1画像を生成することは、
    前記複数の第1目標及び前記第2目標の位置に基づいて、前記処理対象画像を分割して、前記処理対象画像の分割画像を得ることと、
    前記分割画像に基づいて、前記第1画像を生成することと、を含む、
    請求項1に記載の目標表示方法。
  10. 前記描画パラメータに基づいて、第2画像を生成して表示することは、
    前記描画パラメータに基づいて、前記第2画像を生成することと、
    選択された表示モードに基づいて、前記第2画像を表示することと、を含み、
    前記表示モードは、前記複数の第1目標及び前記第2目標を表示する第1表示モード、及び前記複数の第1目標を表示する第2表示モードを含む、
    請求項1に記載の目標表示方法。
  11. 前記第1画像はボリュームレンダリング画像を含み、前記第1目標の中心点は、前記第1目標の最小の外接直方体の中心点を含み、前記第2目標の中心点は、前記第2目標の最小の外接直方体の中心点を含む、
    請求項1ないし1のいずれか一項に記載の目標表示方法。
  12. 目標表示装置であって、
    第1画像におけるトリガされた第1目標に応じて、前記第1目標と第2目標との間の位置関係を決定するように構成される位置関係決定モジュールであって、前記第1画像は、トリガ可能な複数の第1目標、及び前記複数の第1目標に接続される第2目標を含む、位置関係決定モジュールと、
    前記位置関係に基づいて、前記第1目標に対応する描画パラメータを決定するように構成される描画パラメータ決定モジュールと、
    前記描画パラメータに基づいて、第2画像を生成して表示するように構成される画像生成及び表示モジュールであって、前記第1目標は、前記第2画像の所定領域に位置し、且つ前記第2目標の前に位置する、画像生成及び表示モジュールと、を備える、
    目標表示装置。
  13. 電子機器であって、
    プロセッサと、
    プロセッサ実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリと、を備え、
    前記プロセッサは、前記メモリに記憶されている命令を呼び出すことにより、請求項1ないし1のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成される、
    電子機器。
  14. コンピュータプログラム命令が記憶されているコンピュータ可読記憶媒体であって、
    前記コンピュータプログラム命令がプロセッサに、請求項1ないし1のいずれか一項に記載の目標表示方法を実行させる、
    コンピュータ可読記憶媒体。
  15. コンピュータ可読コードを含むコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータ可読コードが電子機器で実行されるときに、前記電子機器のプロセッサに、請求項1ないし1のいずれか一項に記載の方法を実行させる、
    コンピュータプログラム。
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