JP7412203B2 - 回転電機の固定子、回転電機、および、回転電機の固定子の製造方法 - Google Patents

回転電機の固定子、回転電機、および、回転電機の固定子の製造方法 Download PDF

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本願は、回転電機の固定子、回転電機、および、回転電機の固定子の製造方法に関するものである。
従来の分布巻のステータにおいて、固定子鉄心とコイルとの絶縁性を確保するための絶縁構造として、スロット部内において固定子鉄心とコイルとの間に薄いシート状の絶縁部材を備える方法がある。この絶縁部材は絶縁性を備えた紙または樹脂シートを単独あるいは複数枚積層して構成されている。ところで、分布巻の占積率向上およびコイルエンド高さの低減を目的として固定子鉄心を周方向に複数に分割したコアで構成するものがある。このとき、コアとコイルとの間に絶縁シートを配置しつつコアの分割面近傍での絶縁性を確保する構造として、分割面近傍で絶縁シートを重ねる方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014-187856号公報
従来、回転電機を高電圧で用いる場合には、より大きな絶縁距離が必要である。例えば、特許文献1では、スロット部の外径側の端部であるヨーク部とコイルとの間で絶縁シートを重ねているが、高電圧に必要な絶縁距離に対しては不足するという問題点があった。
本願は、上記のような課題を解決するための技術を開示するものであり、スロット部における鉄心とコイルとの間の絶縁性を向上させる回転電機の固定子、回転電機、および、回転電機の固定子の製造方法を提供することを目的とする。
本願に開示される回転電機の固定子は、
環状に形成されるヨーク部、および、前記ヨーク部の径方向の内側に、径方向の内側に突出するとともに周方向に間隔を隔てて形成される複数のティース部を有する鉄心と、
周方向に隣接する前記ティース部の間に形成されるスロット部に配置されるコイルと、
前記スロット部において前記鉄心と前記コイルとの間に設置される絶縁部とを備えた回転電機の固定子において、
前記鉄心は、周方向に隣接する前記ティース部間にて前記ヨーク部が周方向に分割された分割鉄心にて形成され、
周方向に隣接する一方の前記分割鉄心の前記ヨーク部の径方向の内側の軸方向に沿って形成される第1内周面の分割端から前記ティース部までの周方向の幅が、
他方の前記分割鉄心の前記ヨーク部の径方向の内側の軸方向に沿って形成される第2内周面の分割端から前記ティース部までの周方向の幅よりも長く形成され、
前記絶縁部は、一方の前記分割鉄心に設置される第1絶縁部と、他方の前記分割鉄心に設置される第2絶縁部とに分割して形成され、
前記第1絶縁部の一方の前記分割鉄心の前記第1内周面に設置される第1内周部上に、前記第2絶縁部の他方の前記分割鉄心の前記第2内周面に設置される第2内周部から周方向に延在する延設部を径方向に重ねて形成させ
前記第1絶縁部の前記第1内周部と前記第2絶縁部の前記延設部との重なる部分が、前記第1内周面における一方の前記分割鉄心の前記ティース部から前記スロット部の周方向の中央までの周方向の幅よりも、周方向において長く重ねられているものである。
また、本願に開示される回転電機は、
上記記載の回転電機の固定子と、
前記固定子に空隙を介して対向配置された回転子とを備えたものである。
また、本願に開示される回転電機の固定子の製造方法は、
上記記載の回転電機の固定子において、
前記鉄心は、第1分割鉄心と第2分割鉄心とが周方向に交互に配置して構成され、
前記第1分割鉄心の前記ティース部の周方向の両側には前記第1内周面が形成され、
前記第2分割鉄心の前記ティース部の周方向の両側には前記第2内周面が形成され、
前記コイルが、前記ティース部を挿入する挿入部が周方向に間隔を隔てて複数形成された場合であって、
前記第2絶縁部が設置された前記第2分割鉄心の前記ティース部を、前記コイルの径方向の外側から、前記コイルの前記挿入部に、周方向において1箇所おきに挿入する第1工程と、
前記第1絶縁部が設置された前記第1分割鉄心を前記コイルの径方向の外側から前記第2分割鉄心が挿入されていない前記コイルの前記挿入部に挿入する第2工程とを備えたものである。
本願に開示される回転電機の固定子、回転電機、および、回転電機の固定子の製造方法によれば、スロット部の鉄心とコイルとの間の絶縁性を向上できる。
実施の形態1による回転電機の構成を示す断面図である。 図1に示した回転電機の固定子の構成を示す部分断面図である。 図2に示した回転電機の固定子の第1分割鉄心の構成を示す斜視図である。 図2に示した回転電機の固定子の第1分割鉄心の構成を示す斜視図である。 図2に示した回転電機の固定子の第2分割鉄心の構成を示す斜視図である。 図1に示した回転電機の固定子の分割コイルの構成を示す斜視図である。 図1に示した回転電機の固定子のコイル籠の構成を示す斜視図である。 図1に示した回転電機の固定子の組み立て方法を示す断面図である。 図1に示した回転電機の固定子の組み立て方法を示す断面図である。 図1に示した回転電機の固定子の組み立て方法を示す模式図である。 図1に示した回転電機の固定子の組み立て方法を示す模式図である。 図1に示した回転電機の固定子の他の組み立て方法を示す模式図である。 図1に示した回転電機の固定子の他の組み立て方法を示す模式図である。 実施の形態1による回転電機の固定子の他の構成を示す部分断面図である。 実施の形態2による回転電機の固定子の構成を示す部分断面図である。 図15Aに示した回転電機の固定子の点線の丸にて囲んだ部分の拡大構成を示す断面図である。 実施の形態3による回転電機の固定子の構成を示す部分断面図である。 実施の形態3による回転電機の固定子の他の構成を示す部分断面図である。
実施の形態1.
図1は実施の形態1による回転電機の構成の軸方向に垂直な断面図である。図2は図1に示した回転電機の固定子の構成を示す部分断面図である。図3および図4は図2に示した回転電機の固定子の第1分割鉄心の構成を示す斜視図である。図5は図2に示した回転電機の固定子の第2分割鉄心の構成を示す斜視図である。図6は図1に示した回転電機の固定子の分割コイルの構成を示す斜視図である。図7は図1に示した回転電機の固定子のコイル籠の構成を示す斜視図である。図8から図11は図1に示した回転電機の固定子の組み立て方法を示す断面図である。図12および図13は図1に示した回転電機の固定子の他の組み立て方法を示す断面図である。図14は実施の形態1による回転電機の固定子の他の構成を示す部分断面図である。
本実施の形態1では、回転電機100における各方向を、それぞれ周方向Z、軸方向Y、径方向X、径方向Xの外側X1、径方向Xの内側X2として示す。よって、固定子10および回転子20においても、これらの方向は同一方向となる。また、他の部分においても、これらの方向を基準として各方向を示して説明する。
図1において、回転電機100は、フレーム3内に設置された固定子10および回転子20を備える。固定子10と、回転子20とは空隙を介して対向配置される。フレーム3は略円筒形にて形成される。フレーム3は、固定子10および回転子20を機械的に保持し、かつ固定子10の放熱経路となり、一般的には鉄またはアルミニウム等の金属素材にて形成される。固定子10は、フレーム3の内側に嵌合、固定される。固定子10は鉄心11とコイル12と絶縁部40とを備える。
鉄心11(本願においては、固定子10の固定子鉄心を鉄心と示す)は、略円筒形にて形成される。鉄心11は、一般的には鉄系の材料からなる薄板の磁性板を軸方向Yに複数枚積層して構成される。コイル12は、鉄心11に巻回され形成される。回転子20は、回転子鉄心22と、回転軸21と、永久磁石23とを備える。回転子20は、固定子10の内側に、フレーム3に対して図示しない軸受に回転軸21が回転可能に支持される。回転子鉄心22は、略円筒形にて形成され、回転軸21に固定される。永久磁石23は、回転子鉄心22の外周面に設置される。尚、本実施の形態1では永久磁石23を組み込んだ回転子20を備えた回転電機100の例を示しているが、これに限られるものではなく、誘導電動機に用いられる籠型回転子または巻線を組み込んだ巻線型回転子でもよい。
図2において、鉄心11は、環状に形成されたヨーク部7と、ヨーク部7の径方向Xの内側X2に、径方向Xの内側X2に突出するとともに、周方向Zに間隔を隔てて放射状に配置された複数のティース部14とを有している。さらに、ティース部14の径方向Xの内側X2の端部には鉄心11の磁気特性改善のため、ティース部14の周方向Zの幅より周方向Zに広がって形成されたシュー部18を備える。周方向Zに隣接するティース部14の間に挟まれて形成される領域のスロット部15にコイル12が収納され配置される。尚、図2ではスロット部15内に4本の導線にてなるコイル12が配置された例を示しているが、コイル12の導線の本数はこれに限定されるものではない。
スロット部15において鉄心11とコイル12との間に電気的絶縁を確保するため設置される絶縁部40を備える。絶縁部40は電気的な絶縁性を有する紙あるいは樹脂フィルムを単独あるいは複数を積層して形成される。絶縁部40は図示しない接着剤または粘着テープ、あるいは絶縁部40に備えられた接着層によってティース部14の周方向Zの両側面に固定される。鉄心11は周方向Zに隣接するティース部14間にてヨーク部7が周方向Zに分割された分割鉄心170にて形成される。そして鉄心11は、分割鉄心170としての第1分割鉄心171と第2分割鉄心172とが周方向Zに交互に配置され形成される。
図3から図5において、周方向Zに隣接する一方のここでは第1分割鉄心171のヨーク部7の径方向Xの内側X2の軸方向Yに沿って形成される第1内周面71の分割端16からティース部14までの周方向Zの幅W100が、他方のここでは第2分割鉄心172のヨーク部7の径方向Xの内側X2の軸方向Yに沿って形成される第2内周面72の分割端16からティース部14までの周方向Zの幅W101よりも長く形成される。よって、分割端16はスロット部15の周方向Zの中心からずれた位置に形成される。
ここでは第1分割鉄心171のティース部14の周方向Zの両側には第1内周面71が形成される。また、第2分割鉄心172のティース部14の周方向Zの両側には第2内周面72が形成される。そして、鉄心11は、ヨーク部7の周方向Zの外側X1の幅W1が長い第1分割鉄心171と、周方向Zの外側X1の幅W2が短い第2分割鉄心172の2種類の分割鉄心170で構成されている。
絶縁部40は、一方の第1分割鉄心171に設置される第1絶縁部41と、他方の第2分割鉄心に設置される第2絶縁部42とに分割して形成される。第1絶縁部41は、第1分割鉄心171のティース部14の周方向Zの両側面に、スロット部15内においてコイル12と第1分割鉄心171との間の電気的絶縁を確保するために貼りつけられる。また、第2絶縁部42は、第2分割鉄心172のティース部14の周方向Zの両側面に、スロット部15内においてコイル12と第2分割鉄心172との間の電気的絶縁を確保するために貼りつけられる。
そして、第1絶縁部41は、ティース部14の周方向Zの側面に設置された箇所から曲げ部43にて屈曲され、第1分割鉄心171の第1内周面71上の全面に設置される第1内周部51を備える。よって、第1内周部51の周方向Zの幅T1は、第1分割鉄心171の第1内周面71の周方向Zの幅W100から、絶縁部40の厚さと絶縁部の曲げ部43の曲率分とを減じた長さとなる。
また、第2絶縁部42は、ティース部14の周方向Zの側面に設置された箇所から曲げ部43にて屈曲され、第2分割鉄心172の第2内周面72に設置される第2内周部52と、第2内周部52から周方向Zに延在する延設部53とを備える。第2内周部52と延設部53とをあわせた周方向Zの幅T2は、スロット部15を構成する第1内周面71と第2内周面72とをあわせた周方向Zの幅W100+幅W101から、絶縁部40の厚さと絶縁部の曲げ部43の曲率分とを減じた長さとなる。そして、図2に示すように、第1絶縁部41の第1内周部51の上の全面に、第2絶縁部42の延設部53が径方向Xに重ねて形成される。よって、第2絶縁部42の延設部53の周方向Zの幅T1と、第1絶縁部41の第1内周部51の周方向Zの幅T1とは同様の長さにて形成される。
次に上記のように構成された実施の形態1の回転電機の固定子の製造方法について図8から図11を用いて説明する。まず、コイル12の製造方法について図6および図7を交えて説明する。コイル12は複数の分割コイル31(図6参照)を組み合わせて構成する。分割コイル31は周方向Zに離れたスロット部15の2箇所の内に配置される直線部321、直線部322と、直線部321、322を鉄心11の軸方向Yの外側でそれらを繋ぐコイルエンド部331、コイルエンド部332とからなる。
この分割コイル31を周方向Zに複数並べてコイル12を構成するが、その際、分割コイル31のお互いのコイルエンド部331、332同士が干渉せず組み合わすように、分割コイル31の単品状態でコイルエンド部331、332は成形されている。この分割コイル31を複数組み合わせて籠状のコイル籠35としたものを図7に示す。図7に示すように、コイル籠35は、ティース部14が挿入可能な挿入部350が周方向Zに幅W10(図8参照)を隔てて複数形成される。尚、当然のことながらティース部14にはシュー部18が形成されるため、当該シュー部18を含めて挿入可能に形成される。
次に、鉄心11の第1分割鉄心171に第1絶縁部41を、第2分割鉄心172に第2絶縁部42をそれぞれ設置する。この際、第1分割鉄心171の第1内周面71には第1絶縁部41の第1内周部51が設置される。また、第2分割鉄心172の第2内周面72には第2絶縁部42の第2内周部52が設置される。そして、コイル籠35の径方向Xの外側X1に、第1分割鉄心171と第2分割鉄心172とを周方向Zに交互に配置する(図8)。
次に、第2絶縁部42が設置された第2分割鉄心172のティース部14を、コイル籠35の周方向Zにおいて1箇所おきの挿入部350に、径方向Xの外側X1から径方向Xの内側X2の矢印Aの方向に挿入して、コイル籠35に組み付ける第1工程を行う(図9)。
次に、第1絶縁部41が設置された第1分割鉄心171のティース部14を、コイル籠35の第2分割鉄心172が挿入されていない挿入部350に、径方向Xの外側X1から径方向Xの内側X2の矢印Aの方向に挿入して、コイル籠35に組み付ける第2工程を行う(図10)。このとき、延設部53を有する第2分割鉄心172が先に挿入されているため、延設部53が第1分割鉄心171の第1内周面71の第1絶縁部41の第1内周部51上に径方向Xに重なるように、径方向Xの内側X2に配置される。また、第1分割鉄心171と第2分割鉄心172との分割端16は周方向Zに離れている。
次に、全ての分割鉄心170を径方向Xの外側X1から軸心に向かって矢印Bの方向に押し込んで、組立体の径を縮小させ、周方向Zに隣接する分割鉄心170の周方向Zの隙間を無くす(図11)。このとき、鉄心11のヨーク部7またはティース部14を介してコイル籠35も軸心に向かって押し込まれる。よって、絶縁部40、特に、第2絶縁部42の延設部53が折れ曲がったり、コイル12間に挟まったりするのを防止できる。また、第1分割鉄心171と第2分割鉄心172との分割端16は周方向Zに密着している。
これにより、スロット部15内において、第1分割鉄心171の第1内周面71上全面に設置された第1絶縁部41の第1内周部51上の全てに、第2分割鉄心172の第2内周面72に設置された第2絶縁部42の第2内周部52から周方向Zに延在する延設部53が径方向Xに重ねて形成される。よって、第1内周部51と延設部53との重なる部分が、スロット部の周方向の中央にて分割された分割鉄心の場合より、スロット部15の周方向Zにおいて長く重ねることができる。
次に、当該所望の径まで縮小させた後、分割端16の径方向Xの外側X1の面を軸方向Yの全体または断続的に接合して、周方向Zに隣接する分割鉄心170同士を接合する。分割鉄心170同士の接合には溶接が用いられることが多く、溶接方法としては例えばアーク溶接またはレーザー溶接が用いられる。このように、スロット部15内において、第1内周部51と延設部53との重なり部分を周方向Zに長く形成でき、沿面距離を増大させコイル12と鉄心11間の絶縁性を向上できる。これにより、回転電機100をより高電圧に対応させることが可能となる。
上記実施の形態1では、ティース部14にシュー部18を備え、コイル籠35に分割鉄心170を組み付けた後、それらの組立体の径を縮小する工程を備える例を示したが、シュー部18を備えていない場合の回転電機100の固定子10の製造方法について図12および図13を用いて説明する。まず、コイル籠35は挿入部350の周方向Zの幅W11が、鉄心11のティース部14の周方向Zの幅W11と同様に形成される。
そして、上記実施の形態1と同様に、第1絶縁部41が設置された第1分割鉄心171と第2絶縁部42が設置された第2分割鉄心172とを周方向Zに交互に設置する(図12)。さらに、上記実施の形態1と同様に、第2分割鉄心172のティース部14を、コイル籠35の周方向Zにおいて1箇所おきの挿入部350に挿入した(第1工程)後、第1絶縁部41が設置された第1分割鉄心171のティース部14を、第2分割鉄心172が挿入されていない挿入部350に挿入して、コイル籠35に組み付ける第2工程を行う(図13)。
このとき、延設部53を有する第2分割鉄心172を先に挿入することにより、延設部53が第1分割鉄心171の第1内周部51に径方向Xに重なるように、径方向Xの内側X2に配置される。そして、図13に示すように、ここでは、ティース部14にシュー部18が形成されていないため、挿入部350の周方向Zの幅W11が、ティース部14の周方向Zの幅W11と同様に形成されており、コイル籠35の挿入部350に分割鉄心170のティース部14を挿入した組立体の径を縮小する必要はなく、固定子10を形成できる。
尚、上記実施の形態1においては、分割鉄心170として、第1分割鉄心171と第2分割鉄心172との2種類にて形成される例を示したが、これに限られることはなく、図14に示すように、分割鉄心170として、1種類の分割鉄心173にて形成される場合も考えられる。鉄心11は、周方向Zに隣接するティース部14間にてヨーク部7が周方向Zに分割された1種類の分割鉄心173にて形成される。分割鉄心173の周方向Zの一方に第1内周面71が形成され、他方に第2内周面72が形成される。そして、分割鉄心173の周方向Zの一方には第1絶縁部41が設置され、他方には第2絶縁部42が設置される。
これにより、周方向に隣接する一方の分割鉄心173には第1内周面71が形成され、他方の分割鉄心173には第2内周面72が形成されるという上記実施の形態1と同様の関係を有する。よって、第1絶縁部41の第1内周面71に設置される第1内周部51上に、第2絶縁部42の第2内周面72に設置される第2内周部52から周方向Zに延在する延設部53を径方向Xに重ねて形成するという、上記実施の形態1と同様の構成が可能となり、上記実施の形態1と同様の効果を奏することができる。また、1種類の分割鉄心173であるため、径方向Xの外側X1の周方向Zの幅W3は全て同一にて形成される。また、分割鉄心173が1種類であるため、金型が1つですみ、低コストとなる。
上記のように構成された実施の形態1の回転電機の固定子および回転電機によれば、
環状に形成されるヨーク部、および、前記ヨーク部の径方向の内側に、径方向の内側に突出するとともに周方向に間隔を隔てて形成される複数のティース部を有する鉄心と、
周方向に隣接する前記ティース部の間に形成されるスロット部に配置されるコイルと、
前記スロット部において前記鉄心と前記コイルとの間に設置される絶縁部とを備えた回転電機の固定子において、
前記鉄心は、周方向に隣接する前記ティース部間にて前記ヨーク部が周方向に分割された分割鉄心にて形成され、
周方向に隣接する一方の前記分割鉄心の前記ヨーク部の径方向の内側の軸方向に沿って形成される第1内周面の分割端から前記ティース部までの周方向の幅が、
他方の前記分割鉄心の前記ヨーク部の径方向の内側の軸方向に沿って形成される第2内周面の分割端から前記ティース部までの周方向の幅よりも長く形成され、
前記絶縁部は、一方の前記分割鉄心に設置される第1絶縁部と、他方の前記分割鉄心に設置される第2絶縁部とに分割して形成され、
前記第1絶縁部の一方の前記分割鉄心の前記第1内周面に設置される第1内周部上に、前記第2絶縁部の他方の前記分割鉄心の前記第2内周面に設置される第2内周部から周方向に延在する延設部を径方向に重ねて形成させるので、
また、上記回転電機の固定子と、
前記固定子に空隙を介して対向配置された回転子とを備えたので、
スロット部内において、他方の分割鉄心の第2内周面の周方向の幅より長い、一方の分割鉄心の第1内周面の第1絶縁部の第1内周部上に、第2絶縁部の延設部が重ねて形成されるため、スロット部における鉄心とコイルとの間の絶縁性を向上できる。
また、前記第1絶縁部の前記第1内周部は、一方の前記分割鉄心の前記第1内周面上の全面に形成され、
前記第2絶縁部の前記第2内周部の前記延設部は、前記第1内周部上の全てにおいて径方向に重なって形成されるので、
スロット部内において、他方の分割鉄心の第2内周面の周方向の幅より長い、一方の分割鉄心の第1内周面上の全てに形成された第1絶縁部の第1内周部上の全てにおいて、第2絶縁部の延設部が重ねて形成されるため、スロット部における鉄心とコイルとの間の絶縁性をさらに向上できる。
また、前記鉄心は、第1分割鉄心と第2分割鉄心とが周方向に交互に配置して構成され、
前記第1分割鉄心の前記ティース部の周方向の両側には前記第1内周面が形成され、
前記第2分割鉄心の前記ティース部の周方向の両側には前記第2内周面が形成されるので、
スロット部内において、第2分割鉄心の第2内周面の周方向の幅より長い、第1分割鉄心の第1内周面の第1絶縁部の第1内周部上に、容易に、第2絶縁部の延設部が重ねて形成できる。
また、上記記載の回転電機の固定子の製造方法において、
前記コイルが、前記ティース部を挿入する挿入部が周方向に間隔を隔てて複数形成された場合であって、
前記第2分割鉄心の前記ティース部を、前記コイルの径方向の外側から、前記コイルの前記挿入部に、周方向において1箇所おきに挿入する第1工程と、
前記第1分割鉄心を前記コイルの径方向の外側から前記第2分割鉄心が挿入されていない前記コイルの前記挿入部に挿入する第2工程とを備えたので、
スロット部内において、第2分割鉄心の第2内周面の周方向の幅より長い、第1分割鉄心の第1内周面の第1絶縁部の第1内周部上に、簡便に、第2絶縁部の延設部が重ねて形成できる。
実施の形態2.
上記実施の形態1においては、第1分割鉄心171の第1内周面71と、第2分割鉄心172の第2内周面72との径方向Xの形成位置が同一位置にて形成される場合を示したが、本実施の形態2においては、第1分割鉄心171の第1内周面71と、第2分割鉄心172の第2内周面72との径方向Xの形成位置が異なる場合について、上記実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図15Aは実施の形態2による回転電機の固定子の構成を示す部分断面図である。図15Bは図15Aの点線の円にて囲んだ部分Qを拡大した断面図である。図において、上記実施の形態1と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。第2分割鉄心172の第2内周面72の径方向Xの形成位置XBは、第1分割鉄心171の第1内周面71に設置される第1絶縁部41の第1内周部51の径方向Xの形成位置XBまで形成される。すなわち、第2分割鉄心172の第2内周面72の径方向Xの形成位置XBと、第1分割鉄心171の第1内周面71の径方向Xの形成位置XAとの差Hは、第1分割鉄心171の第1内周面71に設置される第1絶縁部41の第1内周部51の径方向Xの厚さH分となる。
このように形成された実施の形態2によれば、第2分割鉄心172のヨーク部7の第2内周面72に、第1分割鉄心171のヨーク部7の第1内周面71に設置される第1絶縁部41の第1内周部51の厚さHと同じ段差が設けられるため、スロット部15の第1内周面71および第2内周面72とコイル12との間に絶縁部40が挟まる以外に空隙が生じることが低減される。すなわち、絶縁部40とスロット部15の第1内周面71および第2内周面72とが径方向Xにおいて接している。これにより、当該空隙による熱抵抗が増加しコイル12の放熱性が低下する点が解消され、放熱性の低下を改善できる。
上記のように構成された実施の形態2の回転電機の固定子によれば、上記実施の形態1と同様の効果を奏するとともに、
他方の前記分割鉄心の前記ヨーク部の前記第2内周面の径方向の形成位置は、
一方の前記分割鉄心の前記ヨーク部の前記第1内周面に設置される前記第1絶縁部の前記第1内周部の径方向の位置に形成されるので、スロット部の第1内周面および第2内周面とコイルとの間に絶縁部が挟まる以外に空隙が低減され、放熱性の低下を改善できる。
実施の形態3.
上記各実施の形態においては、第1分割鉄心171と第2分割鉄心172とのヨーク部7の径方向Xの外側X1の周方向Zの幅W1、W2(図2参照)が第1分割鉄心171と第2分割鉄心172とで異なる例を示したが、本実施の形態3においては上記各実施の形態と異なる場合について説明する。
図16および図17は実施の形態3における回転電機の固定子の構成を示す部分断面図である。図において、上記各実施の形態と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。第1分割鉄心171、第2分割鉄心172のヨーク部7の径方向Xの外側X1の周方向Zの幅が、同じである。よって、周方向Zに隣接する分割端16のピッチRが全て同じ値であり、分割鉄心170の分割数をNとするとR=360/N°にて形成される。
このように、ヨーク部7の径方向Xの外側X1の外周面での分割端16が等間隔にするために、図16に示したような折れ線状の分割面160にて形成し、第1分割鉄心171の径方向Xの外側X1の周方向Zの幅W4と、第2分割鉄心172の径方向Xの外側X1の周方向Zの幅W5とを等しくするか、または、図17に示したような曲線状の分割面161にて形成し、第1分割鉄心171の径方向Xの外側X1の周方向Zの幅W6と、第2分割鉄心172の径方向Xの外側X1の周方向Zの幅W7とを等しく形成することが考えられる。尚、これ以外の形状の分割面であっても、上記の場合と同様に、ヨーク部7の径方向Xの外側X1の外周面の分割位置が等間隔となればよい。
このように形成すれば、固定子10の鉄心11を組み立てた後に、周方向Zに隣接する分割鉄心170同士を溶接で接合する際、分割鉄心170のヨーク部7の周方向Zの幅が同一であるため、溶接箇所が周方向Zにおいて等ピッチで並ぶ。当該溶接の溶接部によって発生する歪が、溶接後の固定子10の鉄心11は完全な真円とはならず、歪による変形によって形状誤差が不可避である。しかしながら本実施の形態3によれば、分割数と同じ次数あるいはその高調波成分の変形のみであり、振動および騒音への影響が限定されるとともに、その対策が容易となる。
上記のように構成された実施の形態3の回転電機の固定子によれば、上記各実施の形態と同様の効果を奏するとともに、
前記分割鉄心の前記ヨーク部の径方向の外側の分割位置は、
周方向において等間隔位置にて形成されるので、
固定子の鉄心を組み立てた後に、周方向に隣接する分割鉄心同士を溶接が周方向において等ピッチとなるため、振動および騒音への影響が限定される。
本開示は、様々な例示的な実施の形態および実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、および機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらに、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
100 回転電機、10 固定子、11 鉄心、12 コイル、14 ティース部、
15 スロット部、16 分割端、160 分割面、161 分割面、
170 分割鉄心、171 第1分割鉄心、172 第2分割鉄心、173 分割鉄心、18 シュー部、20 回転子、21 回転軸、22 回転子鉄心、23 永久磁石、
3 フレーム、31 分割コイル、321 直線部、322 直線部、
331 コイルエンド部、332 コイルエンド部、35 コイル籠、350 挿入部、40 絶縁部、41 第1絶縁部、42 第2絶縁部、43 曲げ部、
51 第1内周部、52 第2内周部、53 延設部、7 ヨーク部、
71 第1内周面、72 第2内周面、X 径方向、X1 外側、X2 内側、
Y 軸方向、Z 周方向、T1 幅、T2 幅、W1 幅、W2 幅、W3 幅、
W4 幅、W5 幅、W6 幅、W7 幅、W10 幅、W11 幅、W100 幅、
W101 幅、XA 形成位置、XB 形成位置、H 差、H 厚さ。

Claims (8)

  1. 環状に形成されるヨーク部、および、前記ヨーク部の径方向の内側に、径方向の内側に突出するとともに周方向に間隔を隔てて形成される複数のティース部を有する鉄心と、
    周方向に隣接する前記ティース部の間に形成されるスロット部に配置されるコイルと、
    前記スロット部において前記鉄心と前記コイルとの間に設置される絶縁部とを備えた回転電機の固定子において、
    前記鉄心は、周方向に隣接する前記ティース部間にて前記ヨーク部が周方向に分割された分割鉄心にて形成され、
    周方向に隣接する一方の前記分割鉄心の前記ヨーク部の径方向の内側の軸方向に沿って形成される第1内周面の分割端から前記ティース部までの周方向の幅が、
    他方の前記分割鉄心の前記ヨーク部の径方向の内側の軸方向に沿って形成される第2内周面の分割端から前記ティース部までの周方向の幅よりも長く形成され、
    前記絶縁部は、一方の前記分割鉄心に設置される第1絶縁部と、他方の前記分割鉄心に設置される第2絶縁部とに分割して形成され、
    前記第1絶縁部の一方の前記分割鉄心の前記第1内周面に設置される第1内周部上に、前記第2絶縁部の他方の前記分割鉄心の前記第2内周面に設置される第2内周部から周方向に延在する延設部を径方向に重ねて形成させ、
    前記第1絶縁部の前記第1内周部と前記第2絶縁部の前記延設部との重なる部分が、前記第1内周面における一方の前記分割鉄心の前記ティース部から前記スロット部の周方向の中央までの周方向の幅よりも、周方向において長く重ねられている回転電機の固定子。
  2. 前記第2内周面の分割端から他方の前記分割鉄心の前記ティース部までの周方向の幅は、0よりも大きく形成される請求項1に記載の回転電機の固定子。
  3. 前記第1絶縁部の前記第1内周部は、一方の前記分割鉄心の前記第1内周面上の全面に形成され、
    前記第2絶縁部の前記第2内周部の前記延設部は、前記第1内周部上の全てにおいて径方向に重なって形成される請求項1または請求項2に記載の回転電機の固定子。
  4. 他方の前記分割鉄心の前記ヨーク部の前記第2内周面の径方向の形成位置は、
    一方の前記分割鉄心の前記ヨーク部の前記第1内周面に設置される前記第1絶縁部の前記第1内周部の径方向の位置に形成される請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の回転電機の固定子。
  5. 前記分割鉄心の前記ヨーク部の径方向の外側の分割位置は、
    周方向において等間隔位置にて形成される請求項1から請求項のいずれか1項に記載の回転電機の固定子。
  6. 前記鉄心は、第1分割鉄心と第2分割鉄心とが周方向に交互に配置して構成され、
    前記第1分割鉄心の前記ティース部の周方向の両側には前記第1内周面が形成されるとともに前記第1絶縁部が設置され、
    前記第2分割鉄心の前記ティース部の周方向の両側には前記第2内周面が形成されるとともに前記第2絶縁部が設置される請求項1から請求項のいずれか1項に記載の回転電機の固定子。
  7. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の回転電機の固定子と、
    前記固定子に空隙を介して対向配置された回転子とを備えた回転電機。
  8. 請求項に記載の回転電機の固定子の製造方法において、
    前記コイルが、前記ティース部を挿入する挿入部が周方向に間隔を隔てて複数形成された場合であって、
    前記第2絶縁部が設置された前記第2分割鉄心の前記ティース部を、前記コイルの径方向の外側から、前記コイルの前記挿入部に、周方向において1箇所おきに挿入する第1工程と、
    前記第1絶縁部が設置された前記第1分割鉄心を前記コイルの径方向の外側から前記第2分割鉄心が挿入されていない前記コイルの前記挿入部に挿入する第2工程とを備えた回転電機の固定子の製造方法。
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