JP7412046B1 - プログラム、情報処理装置、方法 - Google Patents
プログラム、情報処理装置、方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7412046B1 JP7412046B1 JP2023029264A JP2023029264A JP7412046B1 JP 7412046 B1 JP7412046 B1 JP 7412046B1 JP 2023029264 A JP2023029264 A JP 2023029264A JP 2023029264 A JP2023029264 A JP 2023029264A JP 7412046 B1 JP7412046 B1 JP 7412046B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- user
- product
- price
- cost
- raw material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 31
- 230000010365 information processing Effects 0.000 title claims description 7
- 239000002994 raw material Substances 0.000 claims abstract description 274
- 235000013305 food Nutrition 0.000 claims abstract description 89
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 claims description 35
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 abstract description 19
- 239000000306 component Substances 0.000 description 87
- 235000012041 food component Nutrition 0.000 description 40
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 32
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 28
- 230000008569 process Effects 0.000 description 23
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 15
- 230000006870 function Effects 0.000 description 11
- 235000016709 nutrition Nutrition 0.000 description 11
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 8
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 7
- 239000013566 allergen Substances 0.000 description 7
- 235000015097 nutrients Nutrition 0.000 description 7
- 150000001720 carbohydrates Chemical class 0.000 description 5
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 5
- 102000004169 proteins and genes Human genes 0.000 description 5
- 108090000623 proteins and genes Proteins 0.000 description 5
- 230000004044 response Effects 0.000 description 5
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 description 5
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 5
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 235000008429 bread Nutrition 0.000 description 3
- 238000002372 labelling Methods 0.000 description 3
- 230000000996 additive effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005401 electroluminescence Methods 0.000 description 2
- 239000005428 food component Substances 0.000 description 2
- 239000005417 food ingredient Substances 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000013528 artificial neural network Methods 0.000 description 1
- 235000013361 beverage Nutrition 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 235000009508 confectionery Nutrition 0.000 description 1
- 230000002354 daily effect Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000003203 everyday effect Effects 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 description 1
- 230000035764 nutrition Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 238000007639 printing Methods 0.000 description 1
- 235000012046 side dish Nutrition 0.000 description 1
- 238000013403 standard screening design Methods 0.000 description 1
- 235000012794 white bread Nutrition 0.000 description 1
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
Description
本開示に係るシステム1は、食料品に含まれる原材料の使用量を取得する。さらに、システム1は、第1ユーザと第1仕入先との間の取引における請求書に係る、原材料の仕入価格を取得する。システム1は、食料品に含まれる原材料の使用量と、原材料の仕入価格とに基づいて、食料品の原価を算出し、第1ユーザに提示する。
<1 システム全体の構成図>
図1は、本実施形態の食料品管理システム1(以下、単にシステム1と称する)の全体の構成を示す図である。図1に示すように、システム1は、複数の端末装置(図1では、第1ユーザの有する端末装置10a及び第2ユーザの有する端末装置10bを示している。以下、総称して「端末装置10」ということもある)と、サーバ20とを含む。端末装置10とサーバ20とは、ネットワーク80を介して相互に通信可能に接続されている。ネットワーク80は、有線または無線ネットワークにより構成される。サーバ20はWebサーバ(クラウドサーバを含む)としての機能を有するサーバであり、端末装置10との間でWebページにより情報のやり取りを行う。また、端末装置10にはWebページを閲覧するためのWebページブラウザがインストールされているが、サーバ20のサービスを提供するための専用アプリケーションがインストールされ、専用アプリケーションにより閲覧可能に構成してもよい。
図2は、図1に示す端末装置10の機能的な構成の例を表すブロック図である。図2に示す端末装置10は、例えば、PC、携帯端末、またはウェアラブル端末により実現される。図2に示すように、端末装置10は、通信部120と、入力装置13と、出力装置14と、音声処理部17と、マイク171と、スピーカー172と、記憶部180と、制御部190とを備える。端末装置10に含まれる各ブロックは、例えば、バス等により電気的に接続される。
図3は、サーバ20の機能的な構成の例を示す図である。図3に示すように、サーバ20は、通信部201と、記憶部202と、制御部203としての機能を発揮する。
具体的には、成分取得モジュール2033は、端末装置10から送信され、受信制御モジュール2031が受け付けた原材料の商品規格書等から、成分情報を取得する。商品規格書は、画像データ、pdfデータ、または、表形式データ等、種々のデータ形式であってもよい。成分取得モジュール2033は、取得した成分情報を、原材料テーブル2024へ記憶する。
例えば、成分取得モジュール2033は、商品規格書から、原材料の栄養成分表示、添加物、アレルゲン、その他ユーザが商品を販売する際に購入者等に対して表示することが求められる成分に関する情報を取得し、原材料テーブル2024へ記憶させてもよい。
例えば、商品規格書が画像データまたはpdf形式のデータである場合、成分取得モジュール2033は、OCR等公知の画像認識技術により商品規格書を読み取ることで、成分情報を示す文字列を取得してもよい。
本開示に係るサービスを提供する事業者は、端末を操作入力することにより、商品規格書に含まれる成分情報を示す内容をサーバ20へ送信してもよい。この場合、成分取得モジュール2033は、当該端末から送信された成分情報を取得する。ユーザは、端末装置10を操作して、商品規格書に含まれる成分情報を示す内容をサーバ20へ送信してもよい。この場合、成分取得モジュール2033は、端末装置10から送信された成分情報を取得する。
成分取得モジュール2033が取得する成分情報は、商品規格書に基づくものに限られない。例えば、成分取得モジュール2033は、文部科学省が管理する食品成分データベース等の、食品の成分を管理する公知のデータベースにおいて管理されている情報を、成分情報として取得してもよい。
具体的には、使用量取得モジュール2034は、ユーザが本開示のシステム1において管理を所望する商品(食料品)に含まれる原材料の使用量を、原材料ごとに取得する。使用量取得モジュール2034は、取得した原材料の使用量を、使用量テーブル2025へ記憶する。
例えば、使用量取得モジュール2034は、ユーザによる端末装置10の操作に基づいて、原材料テーブル2024を検索し、ユーザが商品の製造に使用する原材料を取得してもよい。そして、ユーザが入力した使用量と紐づけて、使用量テーブル2025へ当該原材料の情報を記憶してもよい。
例えば、使用量取得モジュール2034は、端末装置10から送信され、受信制御モジュール2031が受け付けた、原材料の名称および使用量が記録された画像データ、pdfデータ、表形式データ等から、原材料の名称および使用量を取得してもよい。例えば、使用量取得モジュール2034は、OCR等公知の画像認識技術により画像データ、pdfデータ等を読み取ることで、原材料の名称および使用量を示す文字列を取得してもよい。
具体的には、仕入価格取得モジュール2035は、原材料の請求書に関する情報から、原材料の仕入価格を示す情報を取得する。仕入価格取得モジュール2035は、取得した仕入価格を示す情報を、使用量テーブル2025、仕入履歴テーブル2027へ記憶する。
本実施形態において、「請求書に関する情報」としては、例えば、請求書の紙面を撮影した画像データ、請求書の紙面をスキャンしたpdfデータ、請求書の内容を表形式で表したデータ等が挙げられる。例えば、請求書に関する情報が、画像データまたはpdf形式のデータである場合、仕入価格取得モジュール2035は、例えば、公知の画像処理技術により当該画像データ等から文字列を読み取る。
本実施形態において、「仕入価格を示す情報」は、例えば、原材料名と、仕入元と、仕入先と、仕入価格と、仕入量と、請求日時とを含んでもよい。仕入価格取得モジュール2035は、取得した仕入価格を示す情報を、原材料テーブル2024および/または仕入履歴テーブル2027に記憶させる。
「請求書に関する情報」は、例えば、本開示に係るサービスを提供する事業者が入力する情報であってもよい。本開示に係るサービスを提供する事業者は、所定の端末を操作入力することにより、請求書に関する情報を入力する。当該端末は、入力された情報をサーバ20へ送信する。仕入価格取得モジュール2035は、当該端末から送信された請求書に関する情報を、使用量テーブル2025、仕入履歴テーブル2027に記憶する。
具体的には、価格算出モジュール2036は、使用量取得モジュール2034が取得した原材料の使用量と、仕入価格取得モジュール2035が取得した原材料の仕入価格に基づいて、商品の原価を算出する。価格算出モジュール2036は、算出した商品の原価と、所定の利益率または所定の計算式に基づいて、商品の推奨販売価格を算出する。
価格算出モジュール2036は、商品を販売する時間帯ごとに複数の推奨販売価格を算出してもよい。例えば、価格算出モジュール2036は、10時~17時と17時~19時とで異なる推奨販売価格を算出してもよい。
価格算出モジュール2036は、販売履歴テーブル2028に記憶される販売実績に基づいて、推奨販売価格を設定してもよい。具体的には、価格算出モジュール2036は、所定の期間内における商品の売上または販売個数に応じて、推奨販売価格を設定してもよい。例えば、価格算出モジュール2036は、所定期間(例えば、1週間)の売上がユーザの定めた売上以上である場合、推奨販売価格を所定の割合(例えば、10%)増加させてもよい。価格算出モジュール2036は、所定期間(例えば、1週間)の売上がユーザの定めた売上以下である場合、推奨販売価格を所定の割合(例えば、10%)減少させてもよい。価格算出モジュール2036は、毎日の所定の時刻(例えば、17時)までの売上がユーザの定めた売上以下である場合、当該時刻(17時)以降の推奨販売価格を所定の割合(例えば、20%)減少させてもよい。
具体的には、商品管理モジュール2037は、商品の成分情報、商品の販売状況、商品の販売価格を管理する。
例えば、商品管理モジュール2037は、各商品について、成分取得モジュール2033が取得した成分情報と、使用量取得モジュール2034が取得した原材料の使用量とに基づいて、商品の成分情報を作成し、商品テーブル2026に記憶する。
例えば、端末装置10を介したユーザの選択入力に応じて、商品管理モジュール2037は、各商品の販売の有無を取得し、商品テーブル2026に記憶する。
例えば、ユーザが端末装置10を介して商品の販売価格を入力すると、商品管理モジュール2037は、当該販売価格を商品テーブル2026に記憶する。
具体的には、販売管理モジュール2038は、ユーザが販売している商品について、購入者が商品を購入した価格および日時を管理する。
例えば、販売管理モジュール2038は、ユーザが販売している商品を購入者が購入した価格、購入者が購入した日時を、例えば外部のサーバから取得し、販売履歴テーブル2028に記憶する。なお、本開示に係るサービスの提供者が、商品の取り置きサービスなどの、購入者が商品を購入した日時と購入者が商品を受け取った日時とが異なるサービスを提供している場合、販売管理モジュール2038は、購入者が商品を購入した日時に加えて、購入者が商品を受け取った日時を販売履歴テーブル2028に記憶させてもよい。
図4~図10は、サーバ20が記憶するデータベースのデータ構造を示す図である。なお、図4~図10は一例であり、記載されていないデータを除外するものではない。
例えば、項目「原材料名」には、当該原材料を製造するメーカーまたは当該原材料を販売する仕入先により定められた原材料の商品名が記憶される。
例えば、項目「栄養成分」に記憶される情報は、所定単位当たりの原材料における1種類以上の栄養成分の含有量を含んでもよく、例えば以下の情報を含んでもよい。
・所定単位当たりの原材料に含まれる所定の栄養成分の含有量(例えば、熱量(kcal)、たんぱく質(g)、脂質(g)炭水化物(g)、塩分相当量(g)等)
例えば、項目「補足情報」に記憶される情報は、以下の情報を含んでもよい。
・原材料が食品衛生法等の法律等により定められる特定の原材料または特定の原材料に準ずる原材料である旨を示す情報
・原材料に含まれる添加物の種類
・原材料に含まれるアレルゲン
・その他、原材料に含まれる、ユーザが商品を販売する際に購入者等に対して表示することが求められる成分に関する情報
例えば、項目「使用量」には、所定単位(例えば、個、斤など)当たりの商品に含まれる原材料の使用量が記憶される。
例えば、項目「原価」には、所定単位(例えば、個、斤など)当たりの商品に含まれる原材料の原価が記憶される。
例えば、項目「栄養成分」に記憶される情報は、所定単位当たりの当該商品における当該原材料に含まれる1種類以上の栄養成分の含有量を含んでもよく、例えば以下の情報を含んでもよい。
・所定単位の商品において、原材料IDにより識別される原材料に含まれる所定の栄養成分の含有量(例えば、熱量(kcal)、たんぱく質(g)、脂質(g)炭水化物(g)、塩分相当量(g)等)
例えば、項目「補足情報」に記憶される情報は、以下の情報を含んでもよい。
・原材料が食品衛生法等の法律等により定められる特定の原材料または特定の原材料に準ずる原材料である旨を示す情報
・原材料に含まれる添加物の種類
・原材料に含まれるアレルゲン
・その他、原材料に含まれる、ユーザが商品を販売する際に購入者等に対して表示することが求められる成分に関する情報
例えば、項目「栄養成分」に記憶される情報は、所定単位当たりの当該商品に含まれる1種類以上の栄養成分の含有量を含んでもよく、例えば以下の情報を含んでもよい。
・所定単位の商品に含まれる所定の栄養成分の含有量(例えば、熱量(kcal)、たんぱく質(g)、脂質(g)炭水化物(g)、塩分相当量(g)等)
例えば、項目「補足情報」に記憶される情報は、以下の情報を含んでもよい。
・商品が食品衛生法等の法律等により定められる特定の原材料または特定の原材料に準ずる原材料を含む旨を示す情報
・商品に含まれる添加物の種類
・商品に含まれるアレルゲン
・その他、商品に含まれる、ユーザが商品を販売する際に購入者等に対して表示することが求められる成分に関する情報
例えば、項目「原価」には、所定単位(例えば、個、斤など)当たりの商品の原価が記憶される。
例えば、項目「販売価格」には、ユーザが入力した値が記憶されてもよいし、同じレコードの項目「推奨販売価格」の値と同じ値が記憶されてもよい。
例えば、項目「ブックマーク」には、ユーザが選択入力した商品に対しては、TRUEなど商品がユーザの選択入力の対象であることを示す情報が記憶され、ユーザが選択入力していない商品に対しては、FALSEなど商品がユーザの選択入力の対象でないことを示す情報が記憶される。
項目「ブックマーク」に関して、制御部203は、商品の情報に対するユーザの選択入力を受け付けるステップを実行してもよい。具体的には、例えば、ユーザは、端末装置10の入力装置13を操作し、商品テーブル2026に含まれる商品の情報のうち所定の商品の情報を選択入力することにより、当該商品IDのレコードの項目「ブックマーク」に記憶する値(TRUE、FALSE等)をサーバ20へ送信してもよい。
例えば、項目「販売フラグ」には、ユーザが販売を行う商品に対しては、TRUEなど商品が販売の対象であることを示す情報が記憶され、ユーザが販売を行わない商品に対しては、FALSEなど商品が販売の対象でないことを示す情報が記憶される。
項目「販売フラグ」に関して、制御部203は、商品のうち、ユーザが現在販売している食料品を、対象となる商品として特定するステップを実行してもよい。具体的には、例えば、ユーザは、端末装置10の入力装置13を操作し、商品テーブル2026に含まれる商品の情報のうち所定の商品の情報を選択入力することにより、当該商品IDのレコードの項目「販売フラグ」に記憶する値(TRUE、FALSE等)をサーバ20へ送信してもよい。
例えば、項目「仕入価格」には、仕入先からユーザに送付される請求書に記録される、原材料ごとに区別された請求額を示す情報が記憶される。
例えば、項目「仕入量」には、仕入先からユーザに送付される請求書に記録される、原材料ごとの仕入量を示す情報が記憶される。
例えば、項目「単位」には、「g」、「L」、「個」など原材料の種類に応じた仕入量の単位を示す情報が記憶される。
例えば、項目「単価」には、所定の単位当たりの原材料の仕入価格を示す情報が記憶される。
例えば、項目「請求日時」には、仕入先からユーザに送付された請求書に記録された請求日を示す情報が記憶される。
例えば、項目「販売日時」には、購入者が所定の端末を操作して商品の購入を確定した日時、購入者が所定の端末を操作して商品の代金を決済した日時、POSに記憶される商品の販売日時などが記憶されてもよい。項目「販売日時」には、ユーザが端末装置10の入力装置13を操作し入力した値が記憶されてもよい。
例えば、項目「受取日時」には、購入者が所定の端末を操作して商品の受取を確認した日時、ユーザが所定の端末を操作して商品の受け取りを確認した日時などが記憶される。項目「受取日時」には、ユーザが端末装置10の入力装置13を操作し入力した値が記憶されてもよい。
以下、サーバ20の動作の一例について説明する。
具体的には、例えば、制御部203は、使用量取得モジュール2034により、商品に含まれる原材料の原材料名および所定単位あたりの商品における原材料の使用量を含む情報を取得する。制御部203は、受け付けた原材料ID、ユーザID、使用量を、原材料IDごとに、使用量テーブル2025の新しいレコードに記憶する。制御部203は、受け付けた商品名を、商品テーブル2026の新しいレコードに記憶する。使用量テーブル2025の新しいレコードには、同一の商品IDが記憶される。
具体的には、制御部203は、商品管理モジュール2037により、商品に含まれる各原材料の使用量、商品に含まれる各原材料の成分情報に基づいて、商品の成分情報を作成し、商品テーブル2026に記憶する。
例えば、制御部203は、商品管理モジュール2037により、ステップS101において取得した原材料IDに基づいて原材料テーブル2024を検索し、該当するレコードの栄養成分の項目の値(例えば、熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、塩分相当量等)を、原材料IDごとに取得する。制御部203は、原材料IDごとに取得した栄養成分の値に、ステップS101において取得した使用量をそれぞれ乗算する。制御部203は、使用量テーブル2025における、ステップS101において追加した新しいレコードの栄養成分の項目に、計算結果を記憶する。
制御部203は、各原材料における栄養成分の計算結果を栄養成分の種別ごとに合計し、合計の結果を、商品テーブル2026における、ステップS101において追加した新しいレコードの栄養成分の項目に記憶する。
例えば、制御部203は、商品管理モジュール2037により、ステップS101において取得した複数の原材料IDに基づいて原材料テーブル2024を検索し、該当するレコードすべての補足情報を取得し、結合する。具体的には、例えば、制御部203は、検索に該当するレコードすべての補足情報の項目に含まれる文字列要素のリストを結合する。制御部203は、リストの結合を行う際、重複する文字列の要素を削除してもよい。制御部203は、リストを結合した結果を、商品テーブル2026における、ステップS101において追加した新しいレコードの補足情報の項目に記憶する。
具体的には、制御部203は、ユーザと仕入先との間の原材料の取引における、原材料の最新の単価を、原材料ごとに取得する。
例えば、制御部203は、商品管理モジュール2037により、ステップS101において受け付けたユーザIDおよび原材料IDに基づいて、仕入履歴テーブル2027を検索する。制御部203は、該当するレコードのうち請求日時が最も新しいレコードにおける単価の項目の値を取得する処理を行う。制御部203は、原材料IDごとに当該処理を行い、原材料IDごとに最新の単価を取得する。
まず、制御部203は、所定単位(例えば、1個、1斤など)の商品に含まれる原材料の原価を、原材料ごとに算出する。具体的には、例えば、制御部203は、価格算出モジュール2036により、使用量テーブル2025における、ステップS101において追加した新しいレコードについて、原材料IDごとに使用量と最新の単価とを乗算し、乗算の結果を原価の項目に記憶する。
具体的には、制御部203は、価格算出モジュール2036により、商品の原価と、所定の利益率とに基づいて、商品の推奨販売価格を算出する。なお、利益率は、予めユーザにより設定され、商品テーブル2026に記憶されている。
例えば、制御部203は、当該レコードに記憶されている原価を、(1-利益率)の値で除算することで、推奨販売価格を算出する。例えば、原価が40円で、利益率が80%の場合、推奨販売価格は40÷(1-0.8)=200円となる。制御部203は、算出した推奨販売価格を、商品テーブル2026に記憶する。
制御部203は、例えば以下のように、商品の原価、推奨販売価格、成分情報の少なくともいずれかを含む商品情報を、ユーザに提示する。なお、制御部203は、ユーザにより要求された情報のみを提示してもよい。
例えば、制御部203は、商品管理モジュール2037により、当該商品IDに基づいて商品テーブル2026を検索し、当該商品の原価を取得する。制御部203は、当該商品の原価を、端末装置10のディスプレイ141等を介してユーザに提示する。
例えば、制御部203は、商品管理モジュール2037により、当該商品IDに基づいて商品テーブル2026を検索し、当該商品の推奨販売価格を取得する。制御部203は、当該商品の推奨販売価格を、端末装置10のディスプレイ141等を介してユーザに提示する。
例えば、制御部203は、当該商品IDに基づいて商品テーブル2026を検索し、該当するレコードの栄養成分、補足情報を含む成分情報を、端末装置10のディスプレイ141等を介してユーザに表示する。この際、制御部203は、食品表示法に基づく栄養成分表示のガイドラインに沿った態様で、端末装置10のディスプレイ141等に、成分情報を提示してもよい。
まず、ユーザは、端末装置10の入力装置13を操作することにより、商品の販売価格を示す情報を、商品IDとともにサーバ20へ送信する。制御部203は、受信制御モジュール2031により、当該情報を受け付ける。
具体的には、例えば、制御部203は、商品管理モジュール2037により、受け付けた販売価格を、商品テーブル2026における当該商品IDのレコードの販売価格の項目に記憶する。なお、制御部203は、ユーザの操作入力に応じて、推奨販売価格の項目に記憶される値を、同じレコードの販売価格の項目に記憶させてもよい。
ユーザは、端末装置10の入力装置13を操作することにより、ユーザが販売の対象とする商品の商品IDを選択する。制御部203は、受信制御モジュール2031により、当該選択を受け付ける。
具体的には、制御部203は、受け付けたユーザの選択に応じて、当該ユーザが販売の対象とする商品を特定する。
例えば、商品管理モジュール2037により、商品テーブル2026における当該商品IDのレコードの販売フラグの項目に、「TRUE」の値を記憶する。制御部203は、送信制御モジュール2032により、商品テーブル2026において販売フラグが「TRUE」であるレコードの商品ID、商品名、ユーザID、販売価格等を含む情報を、商品の販売サービスを提供する外部サーバに送信する。
制御部203は、所定のタイミングで、商品が販売された履歴を取得する。
具体的には、制御部203は、販売管理モジュール2038により、ユーザが販売する商品が購入者へ販売された際の商品の販売日時を含む情報を取得する。
例えば、制御部203は、販売管理モジュール2038により、商品ID、商品を購入者が購入した際の商品の販売価格、購入者への商品の販売日時等を、外部サーバから取得する。制御部203は、これに加えて、購入者による商品の受取日時を外部サーバから取得してもよい。制御部203は、取得した情報を、販売履歴テーブル2028の新しいレコードに記憶する。制御部203は、例えば、1日ごとに、商品が販売された履歴を取得してもよい。
具体的には、制御部203は、価格算出モジュール2036により、商品を購入者が購入した際の商品の販売日時、販売価格、受取日時の少なくともいずれかに基づいて、商品の推奨販売価格を算出する。
例えば、制御部203は、所定の期間を指定して、販売履歴テーブル2028の販売日時のカラムを検索し、該当するレコード数の合計、または、該当するレコードの販売価格の合計を、商品IDごとに取得する。ここで、レコードの数の合計は、当該所定の期間に購入された商品の個数と等しくなる。
例えば、制御部203は、ユーザが、予め、端末装置10の入力装置13を操作することによりサーバ20へ送信した販売個数または販売価格の目標値と、販売履歴テーブル2028から取得した所定期間における販売個数または販売価格とを比較してもよい。例えば、販売価格の合計が、販売価格の目標値より大きい場合、制御部203は、商品テーブル2026において当該商品IDによって特定される推奨販売価格の値を、所定の割合増加させてもよい。また、例えば、販売価格の合計が、販売価格の目標値より小さい場合、制御部203は、当該推奨販売価格を、所定の割合減少させてもよい。
制御部203は、算出した推奨販売価格を、商品テーブル2026における当該商品IDのレコードの推奨販売価格の項目に記憶する。
この際、制御部203は、商品テーブル2026における当該商品IDのレコードの推奨販売価格の項目に記憶されていた値と、新たに記憶する推奨販売価格の値との差分を取得し、記憶部202に記憶してもよい。
具体的には、例えば、ステップS201において算出した推奨販売価格を示す情報を、端末装置10のディスプレイ141等を介してユーザに提示する。
制御部203は、ステップS201において取得した推奨販売価格の差分を、ユーザに提示してもよい。
例えば、制御部203は、ステップS201において推奨販売価格を記憶したレコードのユーザIDに該当するユーザに対し、当該レコードの商品IDによって特定される商品の推奨販売価格が算出されたことを、端末装置10のディスプレイ141、スピーカー172等を介してユーザに通知してもよい。
制御部203は、ステップS201において取得した推奨販売価格の差分を、ユーザに通知してもよい。
制御部203は、商品テーブル2026の当該レコードにおいて、ブックマークの項目および販売フラグの項目の少なくともいずれかが「TRUE」だった場合のみ、ユーザに当該通知を行うこととしてもよい。
具体的には、例えば、制御部203は、当該端末から送信された情報を受け付けると、ユーザ名に基づいてユーザテーブル2022を検索し、該当するユーザIDを取得する。制御部203は、仕入先名に基づいて仕入先テーブル2023を検索し、仕入先IDを取得する。制御部203は、原材料名に基づいて仕入履歴テーブル2027を検索し、原材料IDを取得する。仕入履歴テーブル2027に該当する原材料名が存在しなかった場合、制御部203は、当該原材料名に対して新しい原材料IDを付与する。
具体的には、例えば、制御部203は、ステップS301において取得した原材料ID、ユーザIDに基づいて使用量テーブル2025を検索する。制御部203は、該当するレコードの使用量の値とステップS301で算出した単価とを乗算した値を、当該レコードの原価の項目に記憶する。
制御部203は、当該項目に既に記憶されていた原価を取得し、記憶部202に記憶してもよい。制御部203は、当該項目に既に記憶されていた原価と、本ステップにおいて算出した新たな原価との差分を取得し、記憶部202に記憶してもよい。
具体的には、例えば、制御部203は、価格算出モジュール2036により、新たな原価を記憶したレコードと同じ商品IDを有するレコードを特定し、各レコードの原価の項目の値を合計する。制御部203は、当該商品IDに基づいて商品テーブル2026を検索し、該当するレコードの原価の項目に合計の結果を記憶する。
具体的には、例えば、制御部203は、商品管理モジュール2037により、当該商品IDに基づいて商品テーブル2026を検索する。制御部203は、当該商品IDのレコードの原価の値を取得し、端末装置10のディスプレイ141等を介してユーザに提示する。
具体的には、例えば、制御部203は、商品テーブル2026における、ステップS302において検索したレコードに記憶されている原価と利益率とを乗算し、推奨販売価格を算出する。制御部203は、算出した推奨販売価格を推奨販売価格の項目に記憶する。制御部203は、送信制御モジュール2032により、当該商品の推奨販売価格を、端末装置10のディスプレイ141等を介してユーザに提示する。
なお、上記の例では、図13に示す処理は、サーバ20が、請求書の内容が記録されたデータを受け付ける度に繰り返される。つまり、制御部203は、所定のタイミング(制御部203が請求書データを受け付けるタイミング)で原材料の使用量を取得し、原材料の仕入価格を取得し、取得した使用量と仕入価格とに基づいて、商品の原価を新たに算出する。
例えば、制御部203は、商品テーブル2026における、ステップS302において検索したレコードにおけるユーザIDに該当するユーザに対し、当該レコードの商品の原価が変更されたことを、端末装置10のディスプレイ141、スピーカー172等を介してユーザに通知してもよい。
制御部203は、商品テーブル2026における、ステップS302において検索したレコードにおいて、ブックマークの項目および販売フラグの項目の少なくともいずれかが「TRUE」だった場合のみ、ユーザに当該通知を行うこととしてもよい。
上記の例では、図13に示す処理は、制御部203が、受信制御モジュール2031により、ユーザ名、仕入先名、原材料名、仕入価格、仕入量、単位、請求日時等の情報を受け付けることにより開始されている。これにより、常に最新の商品の原価および推奨販売価格が、商品テーブル2026に記憶される。したがって、過去の原価と新たな原価との比較を適切に比較し、ユーザに提示または通知することができる。
図14は、サーバ20の動作の一例を示すフローチャートである。制御部203は、所定の原材料に対して、複数のユーザから送信された請求書データのそれぞれについて、上記の例に示す処理を行う場合がある。つまり、第1ユーザと第1仕入先との間の第1取引に基づいて、所定の原材料の第1仕入価格を取得し、第1ユーザとは異なる第2ユーザと第2仕入先との間の第2取引に基づき、当該原材料の第2仕入価格を取得している場合がある。そして、この場合、同じ原材料に対し、第1取引と第2取引とで、仕入価格が異なる場合がある。制御部203は、第1取引に係る第1仕入価格と、第2取引に係る第2仕入価格とを比較し、所定のユーザに提示してもよい。
具体的には、例えば、制御部203は、受け付けた原材料IDに基づいて、仕入履歴テーブル2027を検索し、該当するレコードの仕入価格、仕入量、単価を取得する。ユーザIDおよび仕入先IDの値が同じレコードが複数存在する場合、請求日時の値が最も新しいレコードの値を取得する。
本変形例では、制御部203は、第1ユーザと第1仕入先との間の第1取引が記録されたレコードの、第1仕入価格、第1仕入量、第1単価と、第2ユーザと第2仕入先との間の第2取引が記録されたレコードの、第2仕入価格、第2仕入量、第2単価とを取得する。
具体的には、例えば、制御部203は、ステップS401において取得した第1単価と第2単価との間における価格の大小を比較する。
具体的には、例えば、制御部203は、ステップS402において比較した結果を、端末装置10のディスプレイ141等を介して第1ユーザに提示する。
具体的には、制御部203は、受け付けた情報から、成分取得モジュール2033により、原材料に含まれる栄養成分を示す成分情報を取得する。
具体的には、例えば、制御部203は、取得した原材料名に基づき原材料テーブル2024の原材料名の項目を検索し、該当したレコードの栄養成分、補足情報の項目に、取得した栄養成分、補足情報を記憶する。該当するレコードが存在しなかった場合は、制御部203は、原材料テーブル2024の新しいレコードに、取得した原材料名、栄養成分、補足情報を記憶する。
具体的には、制御部203は、原材料テーブル2024における検索に該当したレコードの栄養成分、補足情報の項目に記憶されていた情報と、本実施形態のサービス提供者が操作する所定の端末から取得した栄養成分、補足情報との差分を取得してもよい。
例えば、制御部203は、検索に該当したレコードの栄養成分の項目に記憶されていた各栄養成分の含有量と、所定の端末から取得した栄養成分の含有量との差分を取得し、記憶部202に記憶してもよい。
例えば、制御部203は、検索に該当したレコードの補足情報の項目に記憶されていた文字列のリストと、所定の端末から取得した補足情報を示す文字列のリストとの差分を取得し、記憶部202に記憶してもよい。
具体的には、制御部203は、商品管理モジュール2037により、成分情報が変更された原材料の使用量と、当該原材料の成分情報とに基づいて、商品の成分情報を新たに作成する。
例えば、制御部203は、原材料テーブル2024における、ステップS501において成分情報が変更されたレコードに記憶されている原材料IDに基づいて使用量テーブル2025を検索し、該当したレコードにおける原材料の使用量を取得する。制御部203は、それぞれの栄養成分について、ステップS501において取得した所定単位あたりの栄養成分の量と、原材料の使用量とを乗算した値を、使用量テーブル2025における当該レコードの栄養成分の項目に記憶する。制御部203は、ステップS501において取得した補足情報を、使用量テーブル2025における当該レコードの補足情報の項目に記憶する。
例えば、制御部203は、検索に該当したレコードの栄養成分の項目に記憶される熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、塩分相当量の値をそれぞれ足し合わせる。また、制御部203は、検索に該当したレコードの補足情報の項目に記憶される文字列のリストを、それぞれ結合する。制御部203は、当該レコードの商品IDに基づいて商品テーブル2026を検索し、該当したレコードの栄養成分の項目および補足情報の項目に、合計した栄養成分の値および結合した補足情報の値を記憶する。
具体的には、制御部203は、ステップS502において成分情報を変更した商品について、成分情報が変更された旨を示す情報を、端末装置10のディスプレイ141、スピーカー172等を介してユーザに提示する。
例えば、制御部203は、商品テーブル2026における、ステップS502において検索したレコードにおけるユーザIDに該当するユーザに対し、当該レコードの商品の成分情報が変更されたことを、端末装置10のディスプレイ141、スピーカー172等を介してユーザに通知してもよい。
制御部203は、ステップS501において取得した成分情報の変更の内容を、ユーザに通知してもよい。
制御部203は、商品テーブル2026における、ステップS502において検索したレコードにおいて、ブックマークの項目および販売フラグの項目の少なくともいずれかが「TRUE」だった場合のみ、ユーザに当該通知を行うこととしてもよい。
具体的には、制御部203は、商品管理モジュール2037により、当該商品IDに基づいて商品テーブル2026を検索し、該当するレコードの商品名と、栄養成分、補足情報を含む成分情報とを、端末装置10のディスプレイ141等を介してユーザに提示する。制御部203は、食品表示法に基づく栄養成分表示のガイドライン等、ユーザが商品を販売する際に購入者等に対して表示することが求められる基準に沿った態様で、端末装置10のディスプレイ141等に、これらの情報を提示してもよい。
以下、端末装置10のディスプレイ141から出力される画面の一例を、図16~図18を参照して説明する。
具体的には、商品名表示エリア1601には、商品テーブル2026においてユーザのユーザIDにより特定されるレコードの商品名が表示される。販売状況表示エリア1602には、当該レコードの販売フラグの項目に応じたメッセージが表示される。通知エリア1603には、ステップS205、ステップS303、ステップS503等において制御部203からユーザへ行われる通知が表示される。ブックマークエリア1604には、当該レコードのブックマークの値に応じたオブジェクトが表示される。ユーザがブックマークボタン1605を操作することにより、当該レコードのブックマークの項目に記憶する値(TRUE、FALSE等)がサーバ20へ送信される。ユーザが選択ボタン1606を選択して商品を特定した後に照会ボタン1607を選択することで、商品の情報を照会するリクエストがサーバ20へ送信される。ユーザが選択ボタン1606を選択して商品を特定した後に成分情報出力ボタン1608またはプライスカード出力ボタン1609を選択することで、当該商品の成分情報または販売価格を印刷するためのプレビュー画面が表示される。
栄養成分表示エリア1701には、閲覧対象の商品における栄養成分の含有量が表示される。添加物表示エリア1702には、閲覧対象の商品に含まれる添加物の一覧が表示される。アレルゲン表示エリア1703には、閲覧対象の商品に含まれるアレルゲンの一覧が表示される。原材料表示エリア1704には、閲覧対象の商品に含まれる原材料の一覧が表示される。詳細表示エリア1705には、閲覧対象の商品に含まれる原材料の、メーカー、産地、商品1つあたりの使用量等が表示される。
以上のように、上記実施形態では、使用量取得モジュール2034は、食料品に含まれる原材料の使用量を取得する。仕入価格取得モジュール2035は、第1ユーザと第1仕入先との間の取引に基づき、前記原材料の仕入価格を取得する。価格算出モジュール2036は、前記原材料の前記使用量と、前記仕入価格とに基づいて、前記食料品の原価を算出する。制御部203は、前記原価を前記第1ユーザに提示する。これにより、第1ユーザは、食料品に含まれる原材料の使用量および第1ユーザと第1仕入先との間の取引に係る情報をサーバ20へ送信するだけで、食料品の原価を把握することができる。
以上の各実施形態で説明した事項を以下に付記する。
プロセッサとメモリとを備えるコンピュータを動作させるためのプログラムであって、プログラムは、プロセッサに、食料品に含まれる原材料の使用量を取得するステップ(ステップS101)と、第1ユーザと第1仕入先との間の取引に基づき、原材料の仕入価格を取得するステップ(ステップS103、ステップS301)と、原材料の使用量と、仕入価格とに基づいて、食料品の原価を算出するステップ(ステップS104、ステップS302)と、原価を第1ユーザに提示するステップ(ステップS303)と、を実行させる、プログラム。
(付記2)
プロセッサに、所定のタイミングで原材料の使用量を取得し、原材料の仕入価格を取得し、取得した使用量と仕入価格とに基づいて、食料品の原価を新たに算出するステップと、新たに算出された原価が先に算出された原価と異なる場合、食料品の原価が変更されたことを第1ユーザに通知するステップと、を実行させる、付記1に記載のプログラム。
(付記3)
プロセッサに、食料品に対する第1ユーザからの選択を受け付けるステップを実行させ、通知するステップにおいて、選択された食料品について新たに算出された原価が先に算出された原価と異なる場合、選択された食料品の原価が変わったことを第1ユーザに通知する、付記2に記載のプログラム。
(付記4)
選択を受け付けるステップにおいて、第1ユーザからの、第1ユーザによる販売の対象となる食料品の選択を受け付ける、付記3に記載のプログラム。
(付記5)
プロセッサに、原価に基づいて、食料品の推奨販売価格を算出するステップ(ステップS105、ステップS304)を実行させ、提示するステップにおいて、推奨販売価格を第1ユーザに提示する、付記1に記載のプログラム。
(付記6)
プロセッサに、食料品が販売された履歴を取得するステップと、履歴に基づいて、推奨販売価格を算出するステップ(ステップS201)と、履歴に基づいて算出するステップにおいて算出された推奨販売価格を第1ユーザに提示するステップ(ステップS202)と、を実行させる、付記5に記載のプログラム。
(付記7)
プロセッサに、原材料の成分を示す成分情報を取得するステップ(ステップS501)と、食料品の原材料の使用量と、原材料の成分情報とに基づいて、食料品の成分情報を作成するステップ(ステップS102、ステップS502)と、食料品の成分情報を第1ユーザに提示するステップ(ステップS504)と、を実行させる、付記1に記載のプログラム。
(付記8)
プロセッサに、原材料の成分を示す成分情報の変更の内容を取得する(ステップS501)ステップと、変更の内容を第1ユーザに提示するステップ(ステップS503)と、を実行させる、付記7に記載のプログラム。
(付記9)
プロセッサに、食料品に対する第1ユーザからの選択を受け付けるステップと、選択された食料品に含まれる原材料の成分情報が変更された場合、選択された食料品に含まれる原材料の成分情報が変更されたことを第1ユーザに通知するステップ(ステップS503)と、を実行させる、付記8に記載のプログラム。
(付記10)
選択を受け付けるステップにおいて、第1ユーザからの、第1ユーザによる販売の対象となる食料品の選択を受け付ける、付記9に記載のプログラム。
(付記11)
プロセッサとメモリとを備えるコンピュータを動作させるためのプログラムであって、プログラムは、プロセッサに、第1ユーザと第1仕入先との間の取引に基づき、食料品に含まれる原材料の第1仕入価格を取得するステップ(ステップS301)と、第1ユーザとは異なる第2ユーザと第2仕入先との間の取引に基づいて、原材料の第2仕入価格を取得するステップ(ステップS301)と、第1仕入価格と第2仕入価格とを比較するステップ(ステップS402)と、比較の結果を第1ユーザに提示するステップ(ステップS403)と、を実行させる、プログラム。
(付記12)
プロセッサを備えるコンピュータによって実行される方法であって、プロセッサが、食料品に含まれる原材料の使用量を取得するステップ(ステップS101)と、第1ユーザと第1仕入先との間の取引に基づき、原材料の仕入価格を取得するステップ(ステップS103、ステップS301)と、原材料の使用量と、仕入価格とに基づいて、食料品の原価を算出するステップ(ステップS104、ステップS302)と、原価を第1ユーザに提示するステップ(ステップS303)と、を実行する、方法。
(付記13)
制御部を備える情報処理装置であって、制御部が、食料品に含まれる原材料の使用量を取得するステップ(ステップS101)と、第1ユーザと第1仕入先との間の取引に基づき、原材料の仕入価格を取得するステップ(ステップS103、ステップS301)と、原材料の使用量と、仕入価格とに基づいて、食料品の原価を算出するステップ(ステップS104、ステップS302)と、原価を第1ユーザに提示するステップ(ステップS303)と、を実行する、情報処理装置。
Claims (11)
- プロセッサとメモリとを備えるコンピュータを動作させるためのプログラムであって、
前記プログラムは、前記プロセッサに、
食料品に含まれる原材料の使用量を取得するステップと、
第1ユーザと第1仕入先との間における、前記原材料の取引の内容を示す請求書の情報を受け付けるステップと、
所定のタイミングで前記原材料の使用量を取得するステップと、
前記請求書の情報に基づいて前記原材料の仕入価格を所定のタイミングで取得するステップと、
前記原材料の前記使用量と、前記仕入価格とに基づいて、前記食料品の原価を算出するステップと、
前記原価を前記第1ユーザに提示するステップと、
算出した前記原価が先に算出した前記原価と異なる場合、前記食料品の原価が変更されたことを前記第1ユーザに通知し、算出した前記原価が先に算出した前記原価と一致する場合、前記食料品の原価が変更されたことを前記第1ユーザに通知しないステップと、
を実行させる、プログラム。 - 前記プロセッサに、
前記食料品に対する前記第1ユーザからの選択を受け付けるステップを実行させ、
前記通知するステップにおいて、選択された前記食料品について新たに算出された前記原価が先に算出された前記原価と異なる場合、選択された前記食料品の前記原価が変わったことを前記第1ユーザに通知する、請求項1に記載のプログラム。 - 前記選択を受け付けるステップにおいて、前記第1ユーザからの、前記第1ユーザによる販売の対象となる前記食料品の選択を受け付ける、請求項2に記載のプログラム。
- 前記プロセッサに、
前記原価に基づいて、前記食料品の推奨販売価格を算出するステップを実行させ、
前記提示するステップにおいて、前記推奨販売価格を前記第1ユーザに提示する、請求項1に記載のプログラム。 - 前記プロセッサに、
前記食料品が販売された履歴を取得するステップと、
前記履歴に基づいて、前記推奨販売価格を算出するステップと、
前記履歴に基づいて算出するステップにおいて算出された前記推奨販売価格を前記第1ユーザに提示するステップと、
を実行させる、請求項4に記載のプログラム。 - 前記プロセッサに、
前記原材料の成分を示す成分情報を取得するステップと、
前記食料品の前記原材料の前記使用量と、前記原材料の前記成分情報とに基づいて、前記食料品の成分情報を作成するステップと、
前記食料品の成分情報を前記第1ユーザに提示するステップと、
を実行させる、請求項1に記載のプログラム。 - 前記プロセッサに、
前記原材料の成分を示す前記成分情報の変更の内容を取得するステップと、
前記変更の内容を前記第1ユーザに提示するステップと、
を実行させる、請求項6に記載のプログラム。 - 前記プロセッサに、
前記食料品に対する前記第1ユーザからの選択を受け付けるステップと、
選択された前記食料品に含まれる前記原材料の前記成分情報が変更された場合、選択された前記食料品に含まれる前記原材料の前記成分情報が変更されたことを前記第1ユーザに通知するステップと、
を実行させる、請求項7に記載のプログラム。 - 前記選択を受け付けるステップにおいて、前記第1ユーザからの、前記第1ユーザによる販売の対象となる前記食料品の選択を受け付ける、請求項8に記載のプログラム。
- プロセッサを備えるコンピュータによって実行される方法であって、前記プロセッサが、
食料品に含まれる原材料の使用量を取得するステップと、
第1ユーザと第1仕入先との間における、前記原材料の取引の内容を示す請求書の情報を受け付けるステップと、
所定のタイミングで前記原材料の使用量を取得するステップと、
前記請求書の情報に基づいて前記原材料の仕入価格を所定のタイミングで取得するステップと、
前記原材料の前記使用量と、前記仕入価格とに基づいて、前記食料品の原価を算出するステップと、
前記原価を前記第1ユーザに提示するステップと、
算出した前記原価が先に算出した前記原価と異なる場合、前記食料品の原価が変更されたことを前記第1ユーザに通知し、算出した前記原価が先に算出した前記原価と一致する場合、前記食料品の原価が変更されたことを前記第1ユーザに通知しないステップと、
を実行する、方法。 - 制御部を備える情報処理装置であって、
前記制御部が、
食料品に含まれる原材料の使用量を取得するステップと、
第1ユーザと第1仕入先との間における、前記原材料の取引の内容を示す請求書の情報を受け付けるステップと、
所定のタイミングで前記原材料の使用量を取得するステップと、
前記請求書の情報に基づいて前記原材料の仕入価格を所定のタイミングで取得するステップと、
前記原材料の前記使用量と、前記仕入価格とに基づいて、前記食料品の原価を算出するステップと、
前記原価を前記第1ユーザに提示するステップと、
算出した前記原価が先に算出した前記原価と異なる場合、前記食料品の原価が変更されたことを前記第1ユーザに通知し、算出した前記原価が先に算出した前記原価と一致する場合、前記食料品の原価が変更されたことを前記第1ユーザに通知しないステップと、
を実行する、情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023029264A JP7412046B1 (ja) | 2023-02-28 | 2023-02-28 | プログラム、情報処理装置、方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023029264A JP7412046B1 (ja) | 2023-02-28 | 2023-02-28 | プログラム、情報処理装置、方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP7412046B1 true JP7412046B1 (ja) | 2024-01-12 |
Family
ID=89451955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023029264A Active JP7412046B1 (ja) | 2023-02-28 | 2023-02-28 | プログラム、情報処理装置、方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7412046B1 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004102468A (ja) | 2002-09-06 | 2004-04-02 | Toyota Motor Corp | 生産原価計算装置と生産原価異常の監視装置と監視方法 |
JP2005222191A (ja) | 2004-02-04 | 2005-08-18 | Fujitsu Ltd | メニューオーダ選択支援システム、データセンタおよび店舗システム |
JP2007156639A (ja) | 2005-12-01 | 2007-06-21 | Hitachi Ltd | 外食産業向け業務管理システム、外食産業向け業務管理方法、外食産業向け業務管理プログラム |
-
2023
- 2023-02-28 JP JP2023029264A patent/JP7412046B1/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004102468A (ja) | 2002-09-06 | 2004-04-02 | Toyota Motor Corp | 生産原価計算装置と生産原価異常の監視装置と監視方法 |
JP2005222191A (ja) | 2004-02-04 | 2005-08-18 | Fujitsu Ltd | メニューオーダ選択支援システム、データセンタおよび店舗システム |
JP2007156639A (ja) | 2005-12-01 | 2007-06-21 | Hitachi Ltd | 外食産業向け業務管理システム、外食産業向け業務管理方法、外食産業向け業務管理プログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10575045B1 (en) | Online live video sales management system | |
US10163146B2 (en) | Method and system for displaying location based dining recommendation labels in a reduced image area of an interface | |
CN111177563B (zh) | 一种信息推荐方法、装置、电子设备和存储介质 | |
US20100153209A1 (en) | System and method for calculating candidate recipes for consumers using widgets based on consumer target data | |
JP6215425B1 (ja) | 決定プログラム、決定方法、及び決定装置 | |
JP2002251518A (ja) | 料理支援システムおよび食材管理装置 | |
JP2009265747A (ja) | マーケティング支援システム、マーケティング支援方法、マーケティング支援プログラム及びコンピュータ読み取り可能な媒体 | |
US10083463B2 (en) | Automating visual literacy to present data in a visually organized fashion | |
US20140249971A1 (en) | Electronic receipt management server, information processing device, and information processing method | |
WO2020195927A1 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム | |
JP2020013447A (ja) | 決定装置、決定方法および決定プログラム | |
JP2019168879A (ja) | 装置、方法、およびプログラム | |
JP7412046B1 (ja) | プログラム、情報処理装置、方法 | |
JP6399338B2 (ja) | 販促情報提供サーバー装置、販促情報提供システム | |
JP2023113768A (ja) | 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム | |
US20190197572A1 (en) | Store system | |
US20080086373A1 (en) | Nutrition management and meal planning program | |
JP6490500B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム | |
JP6694087B1 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム | |
JP6691985B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム | |
JP6748029B2 (ja) | 算出装置、算出方法、及び算出プログラム | |
CN114556401A (zh) | 购买或预订葡萄酒的系统及在该系统中实现的方法和程序 | |
US20140149258A1 (en) | Systems, methods and apparatuses for aggregating and displaying content | |
WO2022249484A1 (ja) | レシピ提案装置、レシピ提案方法、及びプログラム | |
JP6959395B1 (ja) | 提供装置、提供方法及び提供プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230228 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20230228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230529 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20230727 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230928 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231201 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231219 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7412046 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |