JP7411433B2 - レシプロ膨張機及びランキンサイクル装置 - Google Patents
レシプロ膨張機及びランキンサイクル装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7411433B2 JP7411433B2 JP2020018106A JP2020018106A JP7411433B2 JP 7411433 B2 JP7411433 B2 JP 7411433B2 JP 2020018106 A JP2020018106 A JP 2020018106A JP 2020018106 A JP2020018106 A JP 2020018106A JP 7411433 B2 JP7411433 B2 JP 7411433B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- oil
- cylinder
- reciprocating
- passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 83
- 230000005611 electricity Effects 0.000 claims 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 149
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 17
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 12
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 11
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 10
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 6
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 4
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010724 circulating oil Substances 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- QWTDNUCVQCZILF-UHFFFAOYSA-N isopentane Chemical compound CCC(C)C QWTDNUCVQCZILF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 239000004215 Carbon black (E152) Substances 0.000 description 1
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007792 addition Methods 0.000 description 1
- 230000008094 contradictory effect Effects 0.000 description 1
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- AFABGHUZZDYHJO-UHFFFAOYSA-N dimethyl butane Natural products CCCC(C)C AFABGHUZZDYHJO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 1
- 229930195733 hydrocarbon Natural products 0.000 description 1
- 150000002430 hydrocarbons Chemical class 0.000 description 1
- 239000003595 mist Substances 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
- 238000006467 substitution reaction Methods 0.000 description 1
- 239000002918 waste heat Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/14—Combined heat and power generation [CHP]
Landscapes
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Description
シャフトと、
前記シャフトの周囲に配置されたシリンダと、
前記シリンダの内部を往復動するピストンと、
前記シリンダの内部における前記ピストンの往復動により変化する体積を有する作動室と、
オイルが貯留されているオイル溜まりと、
前記オイル溜まりから前記ピストンへ前記オイルを導く供給路と、を備える。
本発明者らが本開示を想到するに至った当時、太陽光などの自然エネルギー又は各種排熱を利用するシステムの一つとして、ランキンサイクルを有する発電システムがあった。このようなランキンサイクルでは、例えば、熱源に接する蒸発器で作動流体が温められ、高温かつ高圧の作動流体によって膨張機を作動させ、膨張機によって生成された動力によって発電がなされる。
以下、図1、図2、図3、図4、図5A、図5B、図5C、及び図5Dを用いて、実施の形態1を説明する。
図1、図2、及び図3に示す通り、レシプロ膨張機1aは、シャフト10と、シリンダ24と、ピストン25と、作動室26と、オイル溜まり40と、供給路70とを備えている。シリンダ24は、シャフト10の周囲に配置されている。ピストン25は、シリンダ24の内部を往復動する。作動室26は、シリンダ24の内部におけるピストン25の往復動により変化する体積を有する。オイル溜まり40には、オイルが貯留されている。オイル溜まり40は、典型的には、レシプロ膨張機1aの内部に形成されている。供給路70は、オイル溜まり40からピストン25へオイルを導く。
以上のように構成されたレシプロ膨張機1aについて、その動作を、図5A、図5B、図5C、及び図5Dを参照しつつ説明する。図5Aは、シャフト10が1回転する期間における特定のピストン25の変位を示す。図5Bは、その期間における特定のピストン25に接する作動室26に対するバルブ60の開閉時期を示す。図5Cは、その期間における第一通路71のその作動室26への開閉時期を示す。図5Cにおいて、第一通路71がその作動室26に連通している状態が「開」に対応している。図5Dは、その期間におけるその作動室26の圧力を示す。他のピストン25と、他のピストン25に対応した作動室26との組み合わせにおいても、特定のピストン25と比較してクランク角に関する位相差は存在するものの同様の挙動が示される。
以上のように、本実施の形態において、レシプロ膨張機1aは、シャフト10と、シリンダ24と、ピストン25と、作動室26と、オイル溜まり40と、供給路70とを備えている。シリンダ24は、シャフト10の周囲に配置されている。ピストン25は、シリンダ24の内部を往復動する。作動室26は、シリンダ24の内部におけるピストン25の往復動により変化する体積を有する。オイル溜まり40には、オイルが貯留されている。供給路70により、オイル溜まり40からピストン25へオイルが供給される。
以下、図6、図7、図8、及び図9を用いて、実施の形態2を説明する。実施の形態2に係るレシプロ膨張機1bは、特に説明する部分を除き、レシプロ膨張機1aと同様に構成されている。レシプロ膨張機1aの構成要素と同一又は対応するレシプロ膨張機1bの構成要素には同一の符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。レシプロ膨張機1aに関する説明は、技術的に矛盾しない限り、レシプロ膨張機1bにも当てはまる。
図6、図7、及び図8に示す通り、レシプロ膨張機1bにおいて、第一通路71の開口端71aは、ピストン25の往復動の方向に延びているピストン25の側面によって常に覆われている。換言すると、開口端71aは、ピストン25が1往復する期間の全体にわたって、ピストン25の往復動の方向に延びているピストン25の側面によって覆われている。すなわち、開口端71aは、ピストン25の位置に関わらず、ピストン25の側面によって覆われている。一方、第一通路71の開口端71aと反対側の端は環状溝22eに接している。
シャフト10の回転に伴い、オイルポンプ73が作動する。これにより、オイルポンプ73は、オイル溜まり40に貯留された低温のオイルを吸込管74から吸入し、シャフト10の縦穴72aへ吐出する。縦穴72aを上昇したオイルは、横穴72bを通過して、シリンダブロック22に形成された環状溝22eに供給される。
以上のように、本実施の形態において、レシプロ膨張機1bでは、第一通路71の開口端71aは、ピストン25の往復動の方向に延びているピストン25の側面によって常に覆われている。
以下、図10を用いて、実施の形態3を説明する。
図10に示す通り、ランキンサイクル装置100は、レシプロ膨張機1aを備えている。
ランキンサイクル装置100は、例えば以下のように運転される。まず、ポンプ103を作動させ、ランキンサイクル装置100の運転が開始する。その後、ランキンサイクル装置100における作動流体の循環量が所定値に達したら、熱源108から蒸発器104に高温流体が供給される。これにより、ランキンサイクル装置100の作動流体は、蒸発器104において高温流体から熱を受け取り、例えば、過熱状態の気相の作動流体に変化する。高温の気相の作動流体はレシプロ膨張機1aへと送られる。レシプロ膨張機1aの機構部20において、作動流体の圧力エネルギーが機械エネルギーに変換され、発電機30が駆動される。これにより、発電機30によって電力が生成される。レシプロ膨張機1aを通過した作動流体は、内部熱交換器105の第二流路107を通って凝縮器102に導かれる。作動流体は、凝縮器102において外気によって冷却され、凝縮する。凝縮した作動流体は、ポンプ103によって加圧され、内部熱交換器105の第一流路106を通って再び蒸発器104に送られる。
以上のように、本実施の形態において、ランキンサイクル装置100は、実施の形態1に記載のレシプロ膨張機1aを備えている。
実施の形態1では、供給路70は、オイル溜まり40から、吸込管74、オイルポンプ73、縦穴72a、横穴72b、環状溝22e、及び第一通路71を経由して、作動室26に至る経路として形成されている。しかし、供給路70は、これに限らず、例えば、図11に示すように構成されていてもよい。図11に示すレシプロ膨張機1cは、特に説明する部分を除きレシプロ膨張機1aと同様に構成されている。図11に示すレシプロ膨張機1cにおいて、供給路70は、オイル溜まり40に貯留されたオイルをシャフト10に形成した孔から飛散させるように構成されている。加えて、供給路70は、ピストン25の下死点の近くでシリンダ24の外部に露出したピストン25にオイルを付着させるように構成されている。このような構成によっても低温のオイルを供給できる。供給路70は、低温のオイルを供給できる他の構成を有していてもよい。
10 シャフト
24 シリンダ
25 ピストン
26 作動室
40 オイル溜まり
70 供給路
71 第一通路
71a 開口端
72 第二通路
100 ランキンサイクル装置
Claims (7)
- シャフトと、
前記シャフトの周囲に配置されたシリンダと、
前記シリンダの内部を往復動するピストンと、
前記シリンダの内部における前記ピストンの往復動により変化する体積を有する作動室と、
オイルが貯留されているオイル溜まりと、
前記オイル溜まりから前記ピストンへ前記オイルを導く供給路と、
前記シャフトの回転によって発電し、前記シャフトの軸線方向において前記オイル溜まりと前記シリンダとの間に配置された発電機と、を備えた、
レシプロ膨張機。 - 前記供給路は、前記シリンダの内面に開口している開口端を有する第一通路と、前記シャフトに形成された第二通路とを含む、請求項1に記載のレシプロ膨張機。
- 前記第一通路は、前記ピストンが下死点及び前記下死点の近くに位置しているときに前記作動室に連通している、請求項2に記載のレシプロ膨張機。
- 前記第一通路の前記開口端は、前記ピストンの往復動の方向に延びている前記ピストンの側面によって常に覆われている、請求項2に記載のレシプロ膨張機。
- 前記ピストンの背面に接した空間と前記第一通路とを連通させる排出路をさらに備えた、請求項4に記載のレシプロ膨張機。
- 前記オイル溜まりに貯留された前記オイルは、前記作動室に吸入される作動流体が有する温度よりも低い温度を有する、請求項1から5のいずれか1項に記載のレシプロ膨張機。
- 請求項1から6のいずれか1項に記載のレシプロ膨張機を備えた、ランキンサイクル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020018106A JP7411433B2 (ja) | 2020-02-05 | 2020-02-05 | レシプロ膨張機及びランキンサイクル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020018106A JP7411433B2 (ja) | 2020-02-05 | 2020-02-05 | レシプロ膨張機及びランキンサイクル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021124060A JP2021124060A (ja) | 2021-08-30 |
JP7411433B2 true JP7411433B2 (ja) | 2024-01-11 |
Family
ID=77459237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020018106A Active JP7411433B2 (ja) | 2020-02-05 | 2020-02-05 | レシプロ膨張機及びランキンサイクル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7411433B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001165049A (ja) | 1999-12-08 | 2001-06-19 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 往復式圧縮機 |
JP2005140074A (ja) | 2003-11-10 | 2005-06-02 | Honda Motor Co Ltd | 回転流体機械 |
JP2009174494A (ja) | 2008-01-28 | 2009-08-06 | Panasonic Corp | ランキンサイクルシステム |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2715553B2 (ja) * | 1989-06-05 | 1998-02-18 | 株式会社豊田自動織機製作所 | 斜板式圧縮機 |
-
2020
- 2020-02-05 JP JP2020018106A patent/JP7411433B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001165049A (ja) | 1999-12-08 | 2001-06-19 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 往復式圧縮機 |
JP2005140074A (ja) | 2003-11-10 | 2005-06-02 | Honda Motor Co Ltd | 回転流体機械 |
JP2009174494A (ja) | 2008-01-28 | 2009-08-06 | Panasonic Corp | ランキンサイクルシステム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021124060A (ja) | 2021-08-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4561326B2 (ja) | 流体機械 | |
JPWO2009096167A1 (ja) | 膨張機一体型圧縮機およびそれを用いた冷凍サイクル装置 | |
JP5905005B2 (ja) | 多気筒回転式圧縮機及び冷凍サイクル装置 | |
JP7398289B2 (ja) | レシプロ膨張機及びランキンサイクル装置 | |
JP2007315261A (ja) | 密閉型圧縮機 | |
JPWO2008139680A1 (ja) | 流体機械及びそれを備えた冷凍サイクル装置 | |
CN1163670C (zh) | 容积型流体机械 | |
US9115715B2 (en) | Compressor with pressure reduction groove formed in eccentric part | |
US9850895B2 (en) | Liquid pump and rankine cycle apparatus | |
CN210050033U (zh) | 旋转式压缩机和换热设备 | |
JP7411433B2 (ja) | レシプロ膨張機及びランキンサイクル装置 | |
KR101275956B1 (ko) | 로터리 압축기 | |
JP6206426B2 (ja) | 密閉型圧縮機 | |
JP2023071508A (ja) | 密閉型ロータリ圧縮機 | |
JP6114752B2 (ja) | 圧縮機 | |
JP7562395B2 (ja) | 膨張機及びランキンサイクル装置 | |
JP7327023B2 (ja) | 膨張機およびランキンサイクル装置 | |
JP4992496B2 (ja) | 回転圧縮機 | |
CN114607610B (zh) | 泵体组件、压缩机以及具有的空调器 | |
KR101454244B1 (ko) | 왕복동식 압축기 및 이를 적용한 냉동기기 | |
JP2008274861A (ja) | ロータリコンプレッサ | |
WO2023218584A1 (ja) | スクロール圧縮機 | |
WO2006046784A1 (en) | Rotary compressor | |
JP2024025669A (ja) | 圧縮機および冷凍装置 | |
JP5677196B2 (ja) | 回転型圧縮機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230104 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230824 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230829 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231020 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231219 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231225 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7411433 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |