JP7411040B2 - 時計ムーブメントの軸受、とりわけ、ショック・アブソーバー、およびロータリー・ホイール・セット - Google Patents

時計ムーブメントの軸受、とりわけ、ショック・アブソーバー、およびロータリー・ホイール・セット Download PDF

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Description

本発明は、時計ムーブメントのための軸受、とりわけ、ロータリー・ホイール・セットのアーバー(arbor)またはテン真のためのショック・アブソーバーに関する。また、本発明は、時計ムーブメントのロータリー・ホイール・セットに関する。また、本発明は、そのような軸受およびそのようなロータリー・ホイール・セットを設けられた時計ムーブメントに関する。
時計ムーブメントでは、ロータリー・ホイール・セットのアーバーまたはテン真は、一般的に、それらの端部においてピボットを有しており、ピボットは、軸受の中で回転し、軸受は、時計ムーブメントのプレートの上にまたはバーの中に装着されている。いくつかのホイール・セット、とりわけ、テンプ輪に関して、ショック・アブソーバー・メカニズムを軸受に装備することが通例である。実際に、テンプ輪テン真ピボットは一般的に細く、テンプ輪の質量は比較的に高いので、ピボットは、ショック・アブソーバー・メカニズムがないときの衝撃の下で破壊する可能性がある。
従来のショック・アブソーバー軸受1の構成が、図1に表されている。ドーム状のオリーブ・ホール・ジュエル(domed olive hole jewel)2が、軸受サポート3(一般に、「セッティング」と呼ばれる)の中へ押し込まれ、軸受サポート3の上に、エンドストーン4が装着されている。セッティング3は、ショック・アブソーバー・スプリング6によって軸受ブロック5の底部に対抗して置かれるように保持されており、ショック・アブソーバー・スプリング6は、エンドストーン4の上側部の上に軸応力を働かせるように配置されている。セッティング3は、円錐形状の外部壁部をさらに含み、円錐形状の外部壁部は、軸受ブロック5の底部の周辺に配設されている円錐形状の内側壁部に対応して配置されている。また、セッティングが凸形の(すなわち、ドーム状の)形状の表面を有する外部壁部を有している変形例も存在している。
しかし、摩擦問題が存在しており、摩擦問題は、ロータリー・ホイール・セットが重力に対して位置付けされる位置に応じて、テン真の回転の角度の差を生じさせる。実際に、テン真が重力の方向に対して垂直であるときには、テン真は、ドーム状のオリーブ・ホール・ジュエル2に対してより強く擦り、テンプ輪の回転の角度は、それが重力の方向に対して平行になっているときに形成される角度と比較して減少させられるようになっている。ムーブメントの精度は、この差によって結果的に低減される。
この問題を制御するために、別のショック・アブソーバー軸受が考案された(図2に部分的に表されている)。軸受10は、カップ軸受タイプのエンドストーン7を有しており、エンドストーン7は、ロータリー・ホイール・セットのアーバー9のピボット12を受け入れるための円錐形状のキャビティー8を含み、キャビティーの底部は、円錐の頂点11によって形成されている。また、ピボット12は、キャビティー8の中への挿入のために円錐形状になっているが、ピボット12の立体角は、キャビティー8の円錐の立体角よりも小さくなっている。この構成は、摩擦の差を制御することを可能にし、上述の位置同士の間の角度の差がはるかに小さくなるようになっている。実際に、この幾何学形状の結果として、重力の方向に対して垂直の位置において、摩擦はより低くなる。
しかし、このタイプの軸受は、カップ軸受に対するアーバーのセンタリングに関して重大な欠点を有している。実際に、このタイプのショック・アブソーバーの現在の構成において、適正なセンタリングを取得することは可能でない。したがって、ロータリー・ホイール・セットのアーバーをそれぞれの側で保持するカップ軸受同士の間でアーバーが動けなくされるという重大なリスクが存在している。
結果的に、本発明の目的は、上述の問題を回避する、時計ムーブメントのロータリー・ホイール・セットのアーバーのための、たとえば、テンプ輪テン真のための軸受、とりわけ、ショック・アブソーバーを提供することである。そのような軸受は、カップ軸受の中のアーバーを適正にセンタリングすることを可能にする。
この目的のために、本発明は、軸受であって、軸受は、軸受ブロックを含み、軸受ブロックは、ハウジングと、ハウジングの内側に配置されているエンドストーンとを設けられており、エンドストーンは、主本体部を有しており、主本体部は、ロータリー・ホイール・セット・アーバーのピボットを受け入れるように構成されているキャビティーを設けられており、ピボットは、第1の立体角を有する第1の円錐の形状を有しており、第1の円錐の頂点は、5μmから50μmの範囲の中に含まれる事前定義された第1の曲率半径によって丸みを付けられており、キャビティーは、第2の立体角を有する第2の円錐形状を有しており、第2の立体角は、第1の立体角よりも大きくなっており、ピボットがキャビティーの中で回転することができるようになっており、第2の円錐の頂点は、丸みを付けられており、事前定義された第2の曲率半径を有している、軸受において、第2の曲率半径は、第1の曲率半径よりも小さくなっていることを特徴とする、軸受に関する。
軸受は、第2の曲率半径が第1の曲率半径よりも小さくなっているということを特徴とする。
したがって、ピボットは、エンドストーン・キャビティーの内側に適正に保持されており、アーバーが軸受の中で動けなくされることを防止し、一方、依然としてアーバーが自由に回転できるままにする。実際に、キャビティー底部の曲率半径がアーバー・ピボットの曲率半径よりも大きいときには、ピボットは、キャビティーの底部の中で偏心させられ得、アーバーが動けなくなることを引き起こし、テンプ輪がブレーキされるかまたは完全にブロックされるようになっている。キャビティー底部の曲率半径がアーバー・ピボットの曲率半径よりも小さい状態では、ピボットは、時計の移動または位置がどうなっていても、キャビティーの中でセンタリングされたままである。
さらに、エンドストーンのこの構成は、重力の方向に対するアーバーの位置がどうなっていても、エンドストーンの内側に一定のピボット摩擦を維持することを可能にし、それは、たとえば、時計ムーブメントのテンプ輪テン真にとって重要である。キャビティーおよびピボットの円錐形状は、重力の方向に対するアーバーのさまざまな位置において、摩擦の差を最小化する。
軸受の特定の実施形態は、従属請求項2から15に定義されている。
有利な実施形態によれば、第2の曲率半径は、40μm未満である。
有利な実施形態によれば、第2の曲率半径は、30μm未満である。
別の有利な実施形態によれば、第2の曲率半径は、20μm未満である。
別の有利な実施形態によれば、第2の曲率半径は、10μm未満である。
別の有利な実施形態によれば、第2の曲率半径は、4μmに実質的に等しい。
別の有利な実施形態によれば、第2の曲率半径は、少なくとも0.1μmに等しい。
別の有利な実施形態によれば、第2の曲率半径は、少なくとも1μmに等しい。
好適な実施形態によれば、エンドストーンの主本体部は、以下のリスト:少なくとも部分的に非晶質の金属の合金、電鋳材料、または合成材料から選ばれる材料から形成されている。
1つの実施形態によれば、キャビティーは、その直径が第1の円錐の第1の曲率半径よりも小さくなっているツールを使用して、少なくとも部分的に非晶質の金属の熱間変形プロセスから取得される。
有利には、第2の立体角は、60°から120°の範囲、または、80°から100°の範囲に含まれており、好ましくは、90°に等しい。
1つの実施形態によれば、少なくとも部分的に非晶質の金属合金は、摩擦強化相を生成させるように結晶化されている。
有利には、少なくとも部分的に非晶質の金属合金は、特に、キャビティーの第2の円錐の中の主本体部表面を硬くするようにセラミック化されている。
1つの実施形態によれば、エンドストーンの主本体部は、対応するモールドの中での電鋳などのような、ガルバニック成長プロセスによって作り出される。
1つの実施形態によれば、たとえば、POMタイプの合成材料から作製されるエンドストーンの主本体部は、成形によって取得される。
1つの実施形態によれば、たとえば、摩擦低減材料(たとえば、PTFE)の粒子によって補強されたPOMタイプの複合材料から作製されるエンドストーンの主本体部は、成形によって取得される。
有利には、それは、ショックを減衰させるために、弾性エンドストーン・サポート、たとえば、スプリングなどを含む。
1つの実施形態によれば、エンドストーンの主本体部および弾性サポートは、ワン・ピースで形成されている。
1つの実施形態によれば、弾性サポートは、LIGAタイプのリソグラフィー、電気めっき、および成形プロセスによって形成される。
1つの実施形態によれば、エンドストーンの主本体部は、弾性サポートの上にオーバーモールドされる。
1つの実施形態によれば、第1の曲率半径は、0.2μmから35μmの範囲の中に含まれている。
1つの実施形態によれば、第1の円錐の第1の立体角は、0.2μmから25μmの範囲の中に含まれている。
1つの実施形態によれば、第1の円錐の第1の立体角は、0.2μmから15μmの範囲の中に含まれている。
また、本発明は、本発明による軸受のための、テンプ輪などのような、時計ムーブメントのロータリー・ホイール・セットであって、ホイール・セットは、少なくとも1つのピボットを有するアーバーまたはテン真を設けられており、少なくとも1つのピボットは、事前定義された第1の立体角を有する第1の円錐形状を有しており、第1の円錐の頂点は、丸みを付けられており、事前定義された第1の曲率半径を有している、ロータリー・ホイール・セットに関する。ホイール・セットは、第1の曲率半径が0.2μmから50μmの範囲の中に含まれているということを特徴とする。
有利な実施形態によれば、第1の曲率半径は、0.2μmから35μmの範囲の中に含まれている。
有利な実施形態によれば、第1の曲率半径は、0.2μmから25μmの範囲の中に含まれている。
有利な実施形態によれば、第1の曲率半径は、0.2μmから15μmの範囲の中に含まれている。
ロータリー・ホイール・セットの特定の形状は、請求項17に定義されており、ピボットの第1の円錐頂点は、円形の第3の円錐を形成するようにカットされ、第3の円錐は、第1の立体角よりも大きい第3の立体角を有している。
有利には、第3の立体角は、エンドストーンの第2の角度に実質的に等しい。
また、本発明は、プレートおよび少なくとも1つのバーを含む時計ムーブメントであって、前記プレートおよび/またはバーは、オリフィスを含む、時計ムーブメントに関する。ムーブメントは、それが、オリフィスの中へ挿入されている本発明による軸受と、本発明によるロータリー・ホイール・セットとを含むことを特徴とする。
本発明の他の特徴および利点は、添付の図面を参照して、純粋に非限定的な例として与えられているいくつかの実施形態の説明を読むと明らかになることとなる。
第1の従来技術の実施形態によるロータリー・ホイール・セット・アーバーのためのショック・アブソーバー・サポート軸受の断面を表す図である。 第2の従来技術の実施形態による軸受のエンドストーン、および、ロータリー・ホイール・セット・アーバーのピボットを概略的に表す図である。 本発明による2つの軸受によって保持されたテンプ輪テン真を含む時計ムーブメントの一部の断面を概略的に表す図である。 本発明によるショック・アブソーバー軸受のための弾性サポートの概略図である。 本発明の第1の実施形態によるサポート軸受のエンドストーン、および、ロータリー・ホイール・セット・アーバーのピボットを表す図である。 本発明の第2の実施形態によるサポート軸受のエンドストーン、および、ロータリー・ホイール・セット・アーバーのピボットを概略的に表す図である。 本発明の第2の実施形態のエンドストーンおよびピボットの拡大図を概略的に表す図である。
軸受およびロータリー・ホイール・セットのアーバーが、2つの実施形態にしたがって説明されることとなり、同じ数字が、同一の対象物を指定するために使用されている。時計ムーブメントでは、軸受が、ロータリー・ホイール・セットのアーバー、たとえば、テンプ輪テン真を保持するために使用されており、一方、それがその軸線の周りに回転することを可能にしている。時計ムーブメントは、一般的に、プレートおよび少なくとも1つのバー(図には表されていない)を含み、前記プレートおよび/またはバーは、オリフィスを含み、ムーブメントは、ロータリー・ホイール・セットと、オリフィスの中へ挿入される軸受とをさらに含む。
図3は、時計ムーブメントのパーツ15を示しており、パーツ15は、2つの軸受18、20と、それぞれの端部において2つの軸受18、20によって保持されているテンプ輪テン真16とを含む。テン真16は、それぞれの端部においてピボット17を有しており、ピボットは、硬い材料、好ましくは、ルビーから形成されている。それぞれの軸受18、20は、円筒形状の軸受ブロック13を含み、軸受ブロック13は、ハウジング14と、ハウジング14の内側に配置されているエンドストーン22と、軸受18、20の1つの面の中に作製された開口部19とを設けられており、開口部19は、エンドストーン22に至るまでの軸受の中へのピボット17の挿入のための通路を残している。エンドストーン22は、主本体部を有しており、主本体部は、キャビティーを設けられており、キャビティーは、ロータリー・ホイール・セットのテン真のピボット17を受け入れるように構成されている。テン真16のピボット17は、ハウジング14の中へ挿入されており、テン真16は、保持されているが、依然として回転することができ、ロータリー・ホイール・セットの運動を可能にする。
2つの軸受18、20は、ショック・アブソーバーであり、また、エンドストーン22のための弾性サポート21を含み、ショックを減衰させ、テン真16が破壊することを防止する。弾性サポート21(図4に表されている)は、たとえば、軸線方向のおよび半径方向の変形を伴う平坦なスプリングであり、エンドストーン22がその上に組み立てられている。弾性サポート21は、軸受ブロック13のハウジング14の内側にフィットさせられており、それは、ハウジング14の内側に懸架されたエンドストーン22を保持している。したがって、時計が激しいショックを受けるときには、スプリングは、ショックを吸収し、ロータリー・ホイール・セットのテン真16を保護する。弾性サポート21は、いくつかのストランド25(ここでは、3つ)を備えたスパイラル形状を有しており、それぞれのストランド25は、リジッドの中央リング24をリジッドの周辺リング23に接続している。周辺リング23は、軸受ブロック13のハウジング14の内側にフィットさせられており、図3の軸受ブロック13の1つまたは複数の内側面によって保持されている。エンドストーン22は、弾性サポート21の中央リング24の内側にフィットさせられている。弾性サポートの材料および厚さは、たとえば、ショックに続く大きな力によるその変形を可能にするように選ばれており、ショックは、100Gまたは200Gの力を作り出す可能性があり、1Gは、地球の引力である。
図5の第1の実施形態では、ピボット17は、第1の立体角31を有する実質的に円形の第1の円錐26の形状を有している。立体角31は、その外部壁部によって円錐の内側に形成される角度である。また、第1の円錐26の頂点29は、事前定義された第1の曲率半径によって丸みを付けられており、ピボット17の回転を可能にする。第1の曲率半径は、たとえば、0.2μmから40μm、または、0.2μmから25μm、好ましくは、0.2μmから15μmの範囲の中に含まれている。図3では、第1の曲率半径は、10μmに等しい。
エンドストーン22のキャビティーは、頂点において第2の立体角32を有する第2の円錐28の形状を有している。ピボット17がキャビティーの内側で回転することができるようにするために、第2の立体角32は、第1の円錐36の第1の立体角31よりも大きくなっている。好ましくは、第2の円錐28は、60°から120°、または80°から100°の範囲の中に含まれる第2の立体角32を有している。第2の立体角32は、図3では、90°に実質的に等しい。その理由は、これが、以前に説明されているように、重力の方向に対するテン真の異なる位置において実質的に等しい摩擦を提供する角度であることによる。また、第2の円錐28の頂点27も、丸みを付けられており、事前定義された第2の曲率半径を有している。2つの円錐26、28の頂点27、29の曲率は、エンドストーン22の中でのピボット17の回転を促進させる。
本発明によれば、エンドストーン22の第2の円錐28の第2の曲率半径27は、ピボット19の第1の円錐26の第1の曲率半径29よりも小さくなっている。したがって、これは、エンドストーン22の中でのピボット19の任意の偏心、ひいては、テン真が動けなくなるリスクを回避する。第2の曲率半径は、たとえば、40μm未満、または、30μm未満、または、20μm未満、または、10μm未満である。第2の曲率半径は、好ましくは、少なくとも0.1μmに等しく、または、1μmよりも大きくなっている。
図5に表されている第1の実施形態では、第2の曲率半径は、4μmに等しいが、一方、第1の曲率半径は、10μmである。そのような曲率半径は、キャビティーの中でのピボット17のセンタリングを改善し、軸受22同士の間のテン真を偏心させるリスクをさらに回避する。
変形例(図には表されていない)では、エンドストーンの第2の曲率半径は、10μmに等しく、一方、第1の曲率半径は、15μmである。
第2の曲率半径が第1の曲率半径よりも小さくなっているという条件で、他の値の例も当然のことながら可能である。好ましくは、これらの値は、上述の範囲のうちの1つの中に存在している。
図6および図7の時計ムーブメントの第2の実施形態では、エンドストーン22は、第1の実施形態のものと同じであるが、ピボット30は異なっている。実際に、ピボット30の第1の円錐33の頂点40は、再びカットされ、円形の第3の円錐35を形成しており、第3の円錐35は、エンドストーン22の第2の円錐28の第2の立体角32に実質的に等しい第3の立体角42を有している。例では、第2の立体角32および第3の立体角42は、90°になっている。第3の円錐35は、ピボット30の頂点40の辺りで制限されている。図6および図7では、第3の円錐35は、29μmの平均直径37および21μmの側面半径38を有しており、一方、第1の円錐の高さは、たとえば、500μmである。第1の円錐33は、ピボット30の本体部を形成しているが、それは、その頂点において第3の円錐35によって頂部を切り取られており、第3の円錐35の立体角42は、エンドストーン22のキャビティーにフィットするために異なっている。第3の円錐35は、図5の第1の実施形態の第1の円錐26と同じ曲率半径を有する同じ丸みを付けられた頂点を有しており、同じ利点を維持している。したがって、追加的に、ピボット30とエンドストーン22との間の接続は、摩擦の面積をわずかに増加させることによって改善され、ピボット30およびエンドストーン22の早過ぎる摩耗を防止する。
エンドストーンの円錐形状のキャビティーの中にそのような小さい第2の曲率半径を取得するために、エンドストーン本体部を作製するために使用される材料は、具体的に選択されなければならない。実際に、エンドストーンを作製するために従来から使用されている材料は、そのような曲率半径を取得するには硬過ぎる。たとえば、ルビーまたは鋼材の機械加工は、エンドストーン・キャビティーの中に、40μmよりも大きい第2の曲率半径が取得されることを可能にする。その理由は、キャビティーを作製するために使用されるツールが、エンドストーン主本体部の機械加工の間に破壊しないように十分に太くなければならないからである。
したがって、本発明の2つの実施形態に関して、エンドストーンの主本体部は、以下のリスト:少なくとも部分的に非晶質の金属合金、電鋳材料、合成材料、または複合材料、から選ばれる材料から形成されている。
エンドストーンを形成するための第1の好適な実施形態では、主本体部は、金属元素を含有する少なくとも部分的に非晶質の金属から形成されている。この金属元素は、鉄、ニッケル、ジルコニウム、チタン、もしくはアルミニウムタイプの従来の金属元素、または、貴金属元素、たとえば、金、プラチナ、パラジウム、レニウム、ルテニウム、ロジウム、銀、イリジウム、もしくはオスミウムなどであることが可能である。「少なくとも部分的に非晶質の材料」は、非晶質相を少なくとも部分的に固化することができる材料を意味しており、すなわち、それは、その溶融温度を上回る温度の増加を受け、それが任意の局所的な結晶構造を局所的に喪失することを引き起こし、前記増加の後に、そのガラス転移温度よりも低い温度への冷却が続き、前記材料が少なくとも部分的に非晶質になることを可能にする。
非晶質の金属は、たとえば、以下の組成:ジルコニウム(Zr)ベースのZr58.5Cu15.6Ni12.8Al10.3Nb2.8、パラジウム(Pd)ベースのPd43Cu27Ni10P20、または、プラチナ(Pt)ベースのPt57.5Cu14.7Ni5.3P22.5から選ばれる。他の非晶質の金属組成が、明らかに使用され得、本発明は、これらの例に限定されない。したがって、キャビティーは、熱間変形プロセスによって取得される。非晶質の金属は、その粘度をかなり低減させるそのガラス転移温度よりも高い温度まで加熱され、したがって、ツールを忠実に複製することを可能にする(それはツールの上で変形させられる)。ツールは、円錐形状を有するように事前に機械加工されることとなり、その円錐形状の曲率半径は、所望の第2の曲率半径に実質的に等しくなっている。したがって、第2の曲率半径は、第1の曲率半径よりも小さくなっている。非晶質の金属の使用のおかげで、ツールは、形成プロセスの間に摩耗を受けず、したがって、ルビーまたは鍛鋼などのような非常に硬い材料の機械加工のケースとは異なり、そのオリジナルの半径を維持する。結果的に、本発明のエンドストーンに必要とされるもののような、より小さい曲率半径が取得される。トライボロジー特性を改善するために、エンドストーンは、摩擦強化相を生成させるように結晶化され得る。
有利には、この実施形態では、非晶質の金属は、セラミック化され得、トライボロジー特性を改善し、したがって、とりわけ、キャビティーの第2の円錐の中の主本体部の表面を固くする。したがって、たとえば、アーバーのルビー・ピボットの摩擦に起因する摩耗は、セラミック化の結果として低減される。表面処理は、この表面の上にセラミック・タイプ層を形成することから構成される。この層を形成するいくつかの可能な手段(化学的な、熱的な、プラズマなど)が存在している。たとえば、ZrO2またはZrCまたはZrNの表面層が、ジルコニウム(Zr)ベースの非晶質の金属のために取得される。
主本体部を形成するための第2の実施形態では、エンドストーンの主本体部は、たとえば、Ni、Ni-P、Ni-Co、Pd、Pd-Co、Pt、Au750、Au9ctタイプ、または、その他の電鋳材料によって形成されている。ガルバニック成長が、対応するモールドの中で実施される。したがって、モールドは、凸形円錐の形状を有しており、その寸法は、第2の円錐のものに対応している。
主本体部を形成するための第3の実施形態は、ポリマー材料または補強ポリマー材料などのような、合成材料または複合材料から主本体部を作製することから構成される。ポリマーは、ポリオキシメチレン、ポリアミド、ポリエーテルエーテルケトン、およびポリフェニレンサルファイドを含む群から選ばれる。複合材料のケースでは、補強材は、たとえば、PTFEまたはグラファイト粒子であることが可能であり、ポリマーベースの材料のトライボロジー特性を変化させる。たとえば、酸化ケイ素のナノ粒子、または、ベース・ポリマーを機械的に強くするための他のセラミックなどのような、他のタイプの補強材も想定され得る。また、いくつかのタイプの補強材を所与のポリマーと組み合わせることも明らかに可能である。これらのタイプの材料に関して、材料は、所望の形状に対応するモールドの中で成形される。したがって、モールドは、凸形円錐の形状を有しており、その寸法は、第2の円錐のものに対応している。本体部は、モールドの中でこの材料を成形することによって取得される。
有利には、エンドストーンの主本体部および弾性サポートは、1つのピースで形成されている。換言すれば、主本体部および弾性サポートは、(たとえば、非晶質の金属の)同じ材料から作製され、ワン・ピースのパーツを形成している。
変形例では、エンドストーンの主本体部は、弾性サポートの上にオーバーモールドされる。弾性サポートは、LIGAタイプ(ドイツ語の「Roentgenlithographie, Galvanoformung, Abformungtype」から)のリソグラフィー、電気めっき、および成形プロセスによって事前形成される。
当然ながら、本発明は、図を参照して説明されている実施形態に限定されず、変形例が、本発明の範囲を逸脱することなく想定され得る。
1 ショック・アブソーバー軸受
2 ドーム状のオリーブ・ホール・ジュエル
3 軸受サポート、セッティング
4 エンドストーン
5 軸受ブロック
6 ショック・アブソーバー・スプリング
7 エンドストーン
8 キャビティー
9 アーバー
10 軸受
11 頂点
12 ピボット
13 軸受ブロック
14 ハウジング
15 時計ムーブメントのパーツ
16 テンプ輪テン真
17 ピボット
18 軸受
19 開口部
20 軸受
21 弾性サポート
22 エンドストーン
23 周辺リング
24 中央リング
25 ストランド
26 第1の円錐
27 頂点
28 第2の円錐
29 頂点
30 ピボット
31 第1の立体角
32 第2の立体角
33 第1の円錐
35 第3の円錐
36 第1の円錐
37 平均直径
38 側面半径
40 頂点

Claims (16)

  1. 時計ムーブメントのロータリー・ホイール・セットのアーバーまたはテン真(16)と軸受(18、20)とを有する軸受構成であって、前記軸受(18、20)は、軸受ブロック(13)を含み、この軸受ブロック(13)には、ハウジング(14)と、前記ハウジング(14)の内側に配置されているエンドストーン(22)とが設けられており、前記エンドストーン(22)は主本体部を含み、前記主本体部には前記ロータリー・ホイール・セットの前記アーバーまたはテン真(16)のピボット(17、30)を受け入れるように構成されているキャビティーが設けられており、
    前記ピボット(17、30)は、第1の立体角(31、36)を有する第1の円錐(26)の形状を有しており、前記第1の円錐の頂点(29)は、0.2μmから50μmの範囲の中に含まれる事前定義された第1の曲率半径によって丸みを付けられており、
    前記キャビティーは、前記第1の立体角(31、36)よりも大きい第2の立体角(32)を有する第2の円錐(28)の形状を有しており、前記ピボット(17、30)が前記キャビティーの中で回転することができるようになっており、前記第2の円錐(28)の頂点は丸みを付けられており、事前定義された第2の曲率半径を有している、ピボットを受ける軸受(18、20)において、
    前記第2の曲率半径は、前記第1の曲率半径よりも小さくなっており、さらに、
    前記ピボット(19)の前記第1の円錐(26)の前記頂点は、円形の第3の円錐(35)を形成するようにカットされており、前記第3の円錐(35)の立体角(42)は、前記キャビティーにフィットするよう前記第2の立体角(32)に等しく、かつ前記第3の円錐(35)は前記第1の円錐(26)と同じ曲率半径を有する同じ丸みを有すること
    を特徴とする、軸受構成。
  2. 前記第2の曲率半径は、40μm未満であることを特徴とする、請求項1に記載の軸受構成。
  3. 前記第2の曲率半径は、20μm未満であることを特徴とする、請求項1に記載の軸受構成。
  4. 前記エンドストーン(22)の前記主本体部は、以下のリスト:少なくとも部分的に非晶質の金属合金、電鋳材料、合成材料、または複合材料から選ばれる材料から形成されていることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の軸受構成。
  5. 前記キャビティーは、その直径が前記第1の円錐の前記第1の曲率半径よりも小さくなっているツールを使用して、少なくとも部分的に非晶質の金属の熱間変形プロセスから取得されることを特徴とする、請求項4に記載の軸受構成。
  6. 前記少なくとも部分的に非晶質の金属合金は、摩擦強化相を生成させるように結晶化されていることを特徴とする、請求項4または5に記載の軸受構成。
  7. 前記少なくとも部分的に非晶質の金属合金は、前記キャビティーの前記第2の円錐(28)の中の前記主本体部の前記表面を硬くするようにセラミック化されていることを特徴とする、請求項4から6のいずれか一項に記載の軸受構成。
  8. 前記電鋳材料のエンドストーン(22)の前記主本体部は、対応するモールドの中での電鋳またはガルバニック成長プロセスから取得されることを特徴とする、請求項4に記載の軸受構成。
  9. POMタイプの合成材料から作製される前記エンドストーンの前記主本体部は、成形によって取得されることを特徴とする、請求項4に記載の軸受構成。
  10. PTFE粒子または酸化物ナノ粒子によって補強されたPOMタイプの複合材料から作製される前記エンドストーン(22)の前記主本体部は、成形によって取得されることを特徴とする、請求項4に記載の軸受構成。
  11. 前記第2の立体角は、側面視60°から120°の範囲であることを特徴とする、請求項1から10のいずれか一項に記載の軸受構成。
  12. 前記軸受は、ショックを減衰させるための前記エンドストーン(22)のための弾性サポート(21)を含むことを特徴とする、請求項1から11のいずれか一項に記載の軸受構成。
  13. 前記エンドストーン(22)の前記主本体部および前記弾性サポート(21)は、ワン・ピースで形成されていることを特徴とする、請求項12に記載の軸受構成。
  14. 前記弾性サポートは、LIGAタイプのリソグラフィー、電気めっき、および成形プロセスによって形成されることを特徴とする、請求項12に記載の軸受構成。
  15. 前記エンドストーン(22)の前記主本体部は、前記弾性サポートの上にオーバーモールドされることを特徴とする、請求項12に記載の軸受構成。
  16. 請求項1から15のいずれか一項に記載の軸受構成と、この軸受構成の軸受によって保持されるロータリー・ホイール・セットのアーバーまたはテン真(16)を有する時計ムーブメント。
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