JP7410536B2 - 広告システム、広告システムプログラム及び広告システム方法 - Google Patents

広告システム、広告システムプログラム及び広告システム方法 Download PDF

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Description

本発明は、広告システム、広告システムプログラム及び広告システム方法に関する。
従来、寺院や神社等の文化財のある観光地では、無料Wi-Fi等の無線通信によるインターネットサービスが充実していなかった。
しかし、無料のWi-Fiサービス等を提供するには、費用がかかりコスト面で問題があった。
また、寺院や神社等の神社仏閣は、せっかく寺院や神社に来た観光客が、目の前の文化財を観ず、スマートフォン等の端末ばかり見ることに対して快く思っていないことも多かった。
そのため、寺院や神社等の神社仏閣は、無料Wi-Fi等の無線通信機器が神社仏閣の敷地内に設置されることに対して快く思っていないことも多く、設置が進んでいなかった。
しかし、観光客は、神社仏閣の文化財に対して知識が少ないことも多く、表札等には表示されている文化財の情報だけでは足りないと思うことも多かった。
また、外国人観光客は、無料のWi-Fiを活用している人も多いが、神社仏閣の敷地内で文化財等の様々な情報を得たいと思っているにも関わらず、スマートフォンやタブレット等の端末を利用することができないという問題があった。
一方、寺院や神社等は文化財を保護していくための費用も捻出しなければならないという問題があった。
特許文献1は、地図スペースのコンテンツアイテムを選択するためのオンライン地図広告システムである。特許文献1では、ウェブ上の地図スペースの空欄部分に広告を掲載することが記載されている。
特開2015-092344号公報
上記問題に対して、特許文献1のようにウェブ上の広告費用を充当することが考えられる。しかし、特許文献1に係る発明では、寺院や神社等の文化財を所有しているところではあまり活用することができず、広告費用を得ることはでき難い。
本発明の目的は、文化財情報に関連して広告情報を表示させる広告システム、広告システムプログラム、広告方法を提供することである。
本発明の他の目的は、文化財保護費用を捻出する広告システム、広告システムプログラム、広告方法を提供することである。
本発明の第1の局面に係る広告システムは、少なくとも端末である第1端末及び第2端末と、前記第1端末及び前記第2端末と通信可能なサーバとを含む広告システムであって、
前記サーバが、
前記第1端末及び前記第2端末と通信可能な通信部と、
360°VR画像を含む文化財情報を前記第2端末の表示部に表示させる文化財情報部と、
広告情報を前記第2端末の表示部に表示させる広告情報部と、
前記第2端末から前記サーバにアクセスしたアクセス数をカウントするカウント部と、
前記文化財を所持し前記第1端末の使用者とは異なる神社仏閣に対して、前記第1端末の使用者によって、広告主から支払われた広告料の少なくとも一部が、前記カウント部でカウントされたアクセス数に応じて、文化財保護費用として支払われる支払額を、算出する文化財保護費用算出部と、を含み、
前記通信部を介して前記第2端末の表示部に表示される前記文化財情報であるVR画像上に、前記広告情報を表示させる広告システムである。
「文化財情報」とは、寺院、神社等の文化財に関連する情報のことである。文化財情報には、文化財画像(文化財画像データ)及び当該画像に関連する情報が含まれる。また、文化財情報には、寺院、神社等の由縁や歴史、成り立ちといった内容も含まれる。つまり、文化財情報には動画や文字情報も含まれる。
「文化財」とは、文化財保護法によって保護される国宝、重要文化財、史跡、名勝又は天然記念物だけでなく、人類の文化的活動によって生み出された有形又は無形の文化的所産のことをいう。
広告情報には、文字情報だけでなく、広告情報画像及び当該画像に関連する情報が含まれる。また、広告情報の表示による広告料の少なくとも一部は、広告料を得た第1端末の使用者が、文化財を有する神社仏閣に支払い、当該神社仏閣は、その広告料を文化財保存のために用いる。
文化財情報と共に広告情報が端末の表示部に表示されるため、第2端末の利用者にとっては、文化財情報を入手すると共に、例えばその文化財が設けられている場所(地域)の周辺の広告情報(例えば店舗情報等)も入手することができ、観光に利用することができるという利点がある。
また、広告主にとっては、文化財情報と共に広告情報が端末の表示部に表示されるため、例えば、広告の対象である店舗や商品等のブランド化に繋がるという利点がある。
広告主は、支払った広告料からどの程度文化財保護費用として支払われているか明確になるため、広告料を第1端末の使用者に対して支払いやすい。
また、文化財が設けられている寺院や神社等にとっては、第1端末の使用者から支払われた広告収入を文化財の保護費用に充当することができるという利点がある。そして、文化財が設けられている寺院や神社等は、広告収入により文化財の修繕等を行い、文化財を保護することができる。
また、第1端末の使用者が広告主から得た広告料の少なくとも一部が、第1端末の使用者から神社仏閣に対して、文化財保護費用として支払われるため、文化財を有する神社仏閣は、設備投資等の費用負担がなく費用リスクをなくすことができるという利点がある。
また、広告情報が文化財情報と共に第2端末に表示されることにより生じる広告費用が、文化財保護費用に充当されることにより、観光客等の端末の利用者は、端末に表示される広告を見ることで観光地の文化財保護に繋がり、社会貢献をすることができる。
第2端末の利用者は、サーバ(所定のWebサイト)にアクセス(通信)することにより、普段公開されていない文化財を360°VR(Virtual Reality)画像で見ることができる場合もあり、第2端末の利用者にとっても利益がある。
また、文化財が設けられている場所の周辺の企業、店舗等は、広告情報が文化財情報と共に端末に表示されることにより、観光客等の端末の利用者に対して広告宣伝できるだけでなく、その広告費用が文化財保護費用に充当されることにより、文化財保護という地域貢献、社会貢献、CSR(Corporate Social Responsibility)活動を行うことができる。
したがって、地域貢献、社会貢献、CSR活動でどのようなことをすればよいか困っている企業の手助けとなる。
また、当該広告費用が文化財保護費用に充当されることにより、文化財が保護され、観光地として活性化する。そのため、国又は地方公共団体にとっては、地域経済の活性化という利点がある。
また、観光地として文化財が設けられている地域が活性化することにより、大企業等の企業の地方への注目度が高まり、大企業等の企業が、文化財が設けられている地域に投資し、より地域経済が活性化するという効果を有する。
本発明の第2の局面に係る広告システムは、少なくとも端末である第1端末及び第2端末と、前記第1端末及び前記第2端末と通信可能なサーバとを含む広告システムであって、
前記サーバが、
前記第1端末及び前記第2端末と通信可能な通信部と、
360°VR画像を含む文化財情報を前記第2端末の表示部に表示させる文化財情報部と、
広告情報を前記第2端末の表示部に表示させる広告情報部と、
前記第2端末から前記広告情報にアクセスしたアクセス数をカウントするカウント部と、
前記文化財を所持し前記第1端末の使用者とは異なる神社仏閣に対して、前記第1端末の使用者によって、広告主から支払われた広告料の少なくとも一部が、前記カウント部でカウントされたアクセス数に応じて、文化財保護費用として支払われる支払額を、算出する文化財保護費用算出部と、を含み、
前記通信部を介して前記第2端末の表示部に表示される前記文化財情報であるVR画像上に、前記広告情報を表示させる広告システムである。
第2端末の利用者が、第2端末に表示される広告情報にアクセスした場合に、そのアクセス数がカウントされ、そのカウント数に応じて文化財保護費用が算出されてもよい。このような広告システムであっても上記と同様の効果を奏する。
本発明の第3の局面に係る広告システムは、第1の局面又は第2の局面に係る広告システムであって、前記文化財保護費用算出部が、前記カウント部でカウントされたアクセス数に応じて広告料が算出され、該広告料に基づいて文化財保護費用として支払われる支払額が算出されるの広告システムである。
カウント部でカウントされたアクセス数に応じて文化財保護費用が算出されるが、当該算出は、アクセス数に応じて広告料が算出され、当該広告料に基づいて文化財保護費用が算出されるものであってもよい。このような広告システムであっても上記と同様の効果を奏する。
具体的には、サーバにアクセスしたアクセス数に応じて広告料が算出され、広告主が算出された広告料を第1端末の使用者に対して支払う。そして、当該広告料から文化財保護費用が算出され、第1端末の使用者が、文化財を有する神社仏閣に対して支払う。そのため、間接的にサーバにアクセスしたアクセス数に応じて文化財保護費用が算出される。
本発明の第4の局面に係る広告システムは、第1の局面、第2の局面又は第3の局面に係る広告システムであって、前記通信部と前記第2端末の通信が前記神社仏閣の敷地内で行われる広告システムである。
文化財を有する神社仏閣は、Wi-Fi等の無線通信機器を設置することに対して否定的なところが多い。そのため、文化財を有する神社仏閣の敷地内で、本発明に係る広告システムが実施されることにより、広告主、第1端末の使用者、第2端末の利用者、文化財を有する神社仏閣にとって、非常に利点がある。
本発明の第5の局面に係る広告システムは、第1の局面乃至第4の局面に係る広告システムであって、前記通信部を介して前記第2端末の表示部に、登録された店舗等で使用可能なクーポンを発行するクーポン発行部を含み、
前記クーポン発行部が、前記第2端末の表示部に広告動画を再生する広告動画部と、
前記広告動画が所定時間再生後又は終了後にクーポン選択画面を、前記第2端末の表示部に表示させるクーポン選択発行部と、を含み、
前記クーポン選択発行部によって表示されたクーポン選択画面からクーポンが選択されることにより、前記クーポンが前記第2端末の表示部に表示される広告システムである。
第2端末の利用者に広告動画を視聴してもらうことにより、広告効果がより効果的となる。
また、第2端末の利用者は、広告動画を視聴するだけで登録されている店舗等の割引クーポンやサービス追加クーポンを取得することができるため、広告動画へのアクセス数も向上する。
また、第2端末の利用者は、広告動画を視聴することによって文化財保護に貢献することができる。
本発明の第6の局面に係る広告システムは、第1の局面乃至第5の局面に係る広告システムであって、前記通信部を介して前記端末の表示部に地図情報を表示させる地図情報部、
前記端末の表示部に観光情報を表示させる観光情報部、
前記端末の表示部に交通情報を表示させる交通情報部、
前記端末の表示部に緊急情報を表示させる緊急情報部、
及び、前記端末の表示部に、目的地までの案内情報を表示させる案内情報部、の少なくともいずれかを含むものが好ましい。また、天気情報が前記端末の表示部に表示されてもよい。
このようなものであれば、端末の表示部に文化財情報と共に、観光情報、交通情報、緊急情報又は案内情報が表示されるため、端末の利用者にとって活用し易くなる。
具体的には、文化財が設けられている寺院や神社等の周辺の観光情報がわかる。また、文化財が設けられている寺院や神社等へどの交通機関を利用すればよいかといった交通情報がわかる。また、災害時の避難情報等の緊急情報がわかる。また、目的地まで案内する案内情報がわかる。
「観光情報」とは、文化財が設けられている場所の地域や都道府県の観光スポット情報、店舗情報、商品情報、ホテル情報、旅館情報、ゲストハウス情報、イベント情報、体験情報等のことである。
「イベント情報」とは、その時期に行われている各種イベントのことである。
「体験情報」とは、座禅体験、刺繍体験、着付体験等の様々の体験情報のことである。
「交通情報」とは、目的地までどのバスやどの電車に乗ればよいかといったアクセス情報、交通渋滞情報、事故情報、交通規制情報等のことである。
「緊急情報」とは、緊急地震速報、津波警報、気象等に関する特別警報等のことである。
「案内情報」とは、ナビゲーションシステムを用いた目的地までの案内情報のことである。
本発明の第7の局面に係る広告システムのプログラムは、少なくとも端末である第1端末及び第2端末と、前記第1端末及び前記第2端末と通信可能なサーバを含む広告システムのプログラムであって、
前記サーバが、
前記第1端末及び前記第2端末と通信可能な通信処理と、
360°VR画像を含む文化財情報を前記第2端末の表示部に表示させる文化財情報表示処理と、
広告情報を前記第2端末の表示部に表示させる広告情報表示処理と、
前記第2端末から前記サーバにアクセスしたアクセス数をカウントするカウント処理と、
前記文化財を所持し前記第1端末の使用者とは異なる神社仏閣に対して、前記第1端末の使用者によって、広告主から支払われた広告料の少なくとも一部が、前記カウント部でカウントされたアクセス数に応じて、文化財保護費用として支払われる支払額を、算出する文化財保護費用算出処理と、を含み、
前記通信処理により前記第2端末の表示部に表示される前記文化財情報であるVR画像上に、前記広告情報を表示させる広告システムのプログラムである。
文化財情報と共に広告情報が端末の表示部に表示されるため、第2端末の利用者にとっては、文化財情報を入手すると共に、例えばその文化財が設けられている場所の周辺の広告情報(例えば店舗情報等)も入手することができ、観光に利用することができるという利点がある。
また、広告主にとっては、文化財情報と共に広告情報が第2端末の表示部に表示されるため、例えば、広告の対象である店舗や商品等のブランド化に繋がるという利点がある。
また、文化財が設けられている寺院や神社等にとっては、第1端末の使用者から支払われた広告収入を文化財の保護費用に充当することができるという利点がある。そして、文化財が設けられている寺院や神社等は、広告収入により文化財の修繕等を行い、文化財を保護することができる。
また、第1端末の使用者が得た広告料の少なくとも一部が、第1端末の使用者から文化財保護費用として支払われるため、文化財を有する神社仏閣は、設備投資等の費用負担がなく費用リスクをなくすことができるという利点がある。
また、広告情報が文化財情報と共に端末に表示されることにより生じる広告費用が、文化財保護費用に充当されることにより、観光客等の端末の利用者は、端末に表示される広告を見ることで観光地の文化財保護に繋がり、社会貢献をすることができる。
また、文化財が設けられている場所の周辺の企業、店舗等は、広告情報が文化財情報と共に端末に表示されることにより、観光客等の端末の利用者に対して広告宣伝できるだけでなく、その広告費用が文化財保護費用に充当されることにより、文化財保護という地域貢献、社会貢献、CSR活動を行うことができる。
したがって、地域貢献、社会貢献、CSR活動でどのようなことをすればよいか困っている企業の手助けとなる。
また、当該広告費用が文化財保護費用に充当されることにより、文化財が保護され、観光地として活性化する。そのため、国又は地方公共団体にとっては、地域経済の活性化という利点がある。
また、観光地として文化財が設けられている地域が活性化することにより、大企業等の企業の地方への注目度が高まり、大企業等の企業が、文化財が設けられている地域に投資し、より地域経済が活性化するという効果を有する。
本発明の第8の局面に係る広告システムのプログラムは、第7の局面に係る広告システムのプログラムであって、前記通信処理を介して前記第2端末の表示部に、登録された店舗等で使用可能なクーポンを発行するクーポン発行処理を含み、
前記クーポン発行処理が、前記第2端末の表示部に広告動画を再生する広告動画処理と、
前記広告動画が所定時間再生後又は終了後にクーポン選択画面を、前記第2端末の表示部に表示させるクーポン選択発行処理と、を含み、
前記クーポン選択発行処理によって表示されたクーポン選択画面からクーポンが選択されることにより、前記クーポンが前記第2端末の表示部に表示される広告システムのプログラムである。
第2端末の利用者に広告動画を視聴してもらうことにより、広告効果がより効果的となる。
また、第2端末の利用者は、広告動画を視聴するだけで登録されている店舗等の割引クーポンやサービス追加クーポンを取得することができるため、広告動画へのアクセス数も向上する。
また、第2端末の利用者は、広告動画を視聴することによって文化財保護に貢献することができる。
本発明の第9の局面に係る広告システムのプログラムは、第7の局面又は第8の局面に係る広告システムのプログラムであって、前記通信処理により前記端末の表示部に地図情報を表示させる地図情報処理、
前記端末の表示部に観光情報を表示させる観光情報表示処理、
前記端末の表示部に交通情報を表示させる交通情報表示処理、
前記端末の表示部に緊急情報を表示させる緊急情報表示処理、
及び、前記端末の表示部に、目的地までの案内情報を表示させる案内情報表示処理、の少なくともいずれかを含むプログラムである。
このようなものであれば、端末の表示部に文化財情報と共に、観光情報、交通情報、緊急情報又は案内情報が表示されるため、端末の利用者にとって活用し易くなる。
具体的には、文化財が設けられている寺院や神社等の周辺の観光情報がわかる。また、文化財が設けられている寺院や神社等へどの交通機関を利用すればよいかといった交通情報がわかる。また、災害時の避難情報等の緊急情報がわかる。また、目的地まで案内する案内情報がわかる。
本発明の第10の局面に係る広告方法は、少なくとも第1端末及び第2端末と、前記第1端末及び前記第2端末と通信可能なサーバを含む広告システムの方法であって、
360°VR画像を含む文化財情報を前記第2端末の表示部に表示させる文化財情報表示工程と、
前記第2端末の表示部に表示される前記文化財情報であるVR画像上に広告情報を表示させる広告情報表示工程と、
前記第2端末から前記サーバにアクセスしたアクセス数をカウントするカウント工程と、
前記カウント工程によりカウントされたアクセス数に応じて、広告主から第1端末の使用者に対して広告料が支払われる広告料支払工程と、
前記広告料支払工程によって第1端末の使用者に支払われた広告料から、文化財を所有し前記第1端末の使用者とは異なる神社仏閣に対して前記広告料の少なくとも一部が文化財保護費用として支払われる文化財保護費用支払工程と、を含む広告システムの方法。
である。
文化財情報と共に広告情報が端末の表示部に表示されるため、端末の利用者にとっては、文化財情報を入手すると共に、例えばその文化財が設けられている場所の周辺の広告情報(例えば店舗情報等)も入手することができ、観光に利用することができるという利点がある。
また、広告主にとっては、文化財情報と共に広告情報が端末の表示部に表示されるため、例えば、広告の対象である店舗や商品等のブランド化に繋がるという利点がある。
また、文化財が設けられている寺院や神社等にとっては、広告主から広告料を得た第1端末の使用者が支払った広告収入を文化財の保護費用に充当することができるという利点がある。そして、文化財が設けられている寺院や神社等は、広告収入により文化財の修繕等を行い、文化財を保護することができる。
また、広告情報が文化財情報と共に端末に表示されることにより生じる広告費用が、文化財保護費用に充当されることにより、観光客等の端末の利用者は、端末に表示される広告を見ることで観光地の文化財保護に繋がり、社会貢献をすることができる。
また、文化財が設けられている場所の周辺の企業、店舗等は、広告情報が文化財情報と共に端末に表示されることにより、観光客等の端末の利用者に対して広告宣伝できるだけでなく、その広告費用が文化財保護費用に充当されることにより、文化財保護という地域貢献、社会貢献、CSR活動を行うことができる。
したがって、地域貢献、社会貢献、CSR活動でどのようなことをすればよいか困っている企業の手助けとなる。
また、当該広告費用が文化財保護費用に充当されることにより、文化財が保護され、観光地として活性化する。そのため、国又は地方公共団体にとっては、地域経済の活性化という利点がある。
また、観光地として文化財が設けられている地域が活性化することにより、大企業等の企業の地方への注目度が高まり、大企業等の企業が、文化財が設けられている地域に投資し、より地域経済が活性化するという効果を有する。
本発明の第11の局面に係る広告方法は、第10の局面に係る広告方法であって、第1端末の使用者が前記文化財を所持する神社仏閣の敷地内に無線通信機器を設置する無線通信機器設置工程と、
第2端末の利用者が、前記無線通信機器による無線通信を利用して通信する通信工程と、を含む請求項7記載の広告方法。
神社仏閣の敷地内は、Wi-Fi等の無線通信機器が設置されていないことが多い。そのため、第2端末の利用者がサーバ(所定のWebサイト)にアクセス(通信)したくてもインターネットに接続できなければ、サーバ(所定のWebサイト)にアクセスできない場合がある。
そのため、第1端末の使用者が、文化財を所有する神社仏閣に敷地内にWi-Fi等の無線通信機器を設置し、例えば通信費用を無料とすれば、外国人等の第2端末の利用者はサーバ(所定のWebサイト)にアクセスし易くなる。
本発明の第12の局面に係る広告方法は、第10の局面又は第11の局面に係る広告方法であって、前記通信工程を介して前記第2端末の表示部に、登録された店舗等で使用可能なクーポンを発行するクーポン発行工程を含み、
前記クーポン発行工程が、前記第2端末の表示部に広告動画を再生する広告動画再生工程と、
前記広告動画が所定時間再生後又は終了後にクーポン選択画面を、前記第2端末の表示部に表示させるクーポン選択発行工程と、を含み、
前記クーポン選択発行工程によって表示されたクーポン選択画面からクーポンが選択されることにより、前記クーポンが前記第2端末の表示部に表示される広告方法である。
第2端末の利用者に広告動画を視聴してもらうことにより、広告効果がより効果的となる。
また、第2端末の利用者は、広告動画を視聴するだけで登録されている店舗等の割引クーポンやサービス追加クーポンを取得することができるため、広告動画へのアクセス数も向上する。
また、第2端末の利用者は、広告動画を視聴することによって文化財保護に貢献することができる。
本発明の第13の局面に係る広告方法は、第10の局面乃至第12の局面に係る広告方法であって、前記端末の表示部に地図情報を表示させる地図情報表示工程、
前記端末の表示部に観光情報を表示させる観光情報表示工程、
前記端末の表示部に交通情報を表示させる交通情報表示工程、
前記端末の表示部に緊急情報を表示させる緊急情報表示工程、
及び、前記端末の表示部に、目的地までの案内情報を表示させる案内情報表示工程、の少なくともいずれかを含む方法が好ましい。
このようなものであれば、端末の表示部に文化財情報と共に、観光情報、交通情報、緊急情報又は案内情報が表示されるため、端末の利用者にとって活用し易くなる。
具体的には、文化財が設けられている寺院や神社等の周辺の観光情報がわかる。また、文化財が設けられている寺院や神社等へどの交通機関を利用すればよいかといった交通情報がわかる。また、災害時の避難情報等の緊急情報がわかる。また、目的地まで案内する案内情報がわかる。
なお、端末に表示される言語は、日本語、英語、中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語等どのような言語であってもよい。
本発明に係る一実施形態における広告システムの概略図。 本発明に係る一実施形態における広告システムの概略図。 本発明に係る一実施形態における広告システムの概略図。 本発明に係る一実施形態における広告システムの端末の概念図。 本発明に係る一実施形態における広告システムの端末の概念図。 本発明に係る一実施形態における広告システムの概念図。 本発明に係る一実施形態における広告システムのフローチャート。 本発明に係る一実施形態における広告システムのフローチャート。 本発明に係る一実施形態における広告システムの部分概略図。 本発明に係る一実施形態における広告システムの部分概略図。 本発明に係る一実施形態における広告システムのフローチャート。
以下、本発明に係る広告システム100の実施形態に関して図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
図1に示すように、本実施形態に係る広告システム100は、サーバであるクラウドサーバ200と、
クラウドサーバ200にアクセスすることが可能な端末である第1端末300と、
クラウドサーバ200にアクセスすることが可能な端末である第2端末400と、を含む。
クラウドサーバ200は、クラウド上に構築されたサーバであり、インターネットを通じてサーバ機能を利用することができるものである。なお、本実施形態では、サーバとしてクラウドサーバ200を用いているが、通常のサーバであってもよい。
クラウドサーバ200は、第1端末300及び第2端末400がインターネットで接続可能な通信部210と、
360°VR画像を含む文化財画像CP等の文化財情報を後述する第2端末400の第2表示部430に表示させる文化財情報部220と、
広告情報画像AI等の広告情報を後述する第2端末400の第2表示部430に表示させる広告情報部230と、
第2端末400からのアクセス数をカウントするカウント部260と、
カウント部260でカウントされたアクセス数に応じて、文化財を所持し第1端末300の使用者とは異なる神社仏閣に対して、第1端末300の使用者によって、広告主から支払われた広告料の少なくとも一部が文化財保護費用として支払われる支払額を決定する文化財保護費用算出部270と、を含む。
通信部210は、第1端末300及び第2端末400と通信する。通信方法は、有線、無線いずれであってもよい。通信部210と第2端末400との通信は、Wi-Fi、Beacon、LTE(Long Term Evolution)等の無線が好ましい。第1端末300及び第2端末400は、複数あってもよい。
本実施形態では、通信部210は、Wi-Fiによってクラウドサーバ200と、利用者の第2端末400とが通信する。
本実施形態では、Wi-Fi等の無線通信機器は、第1端末300の使用者又は第1端末300の使用者からの依頼によって、神社仏閣の敷地内に設置されている。なお、既にWi-Fi等の無線通信機器が設置されている場合は、当該Wi-Fi等の無線通信機器を利用してもよい。
また、第1端末300の使用者は、広告主(図6では広告主A、広告主B、広告主C)から広告料を徴収することにより、神社仏閣の敷地内に設置するWi-Fi等の無線通信機器の設置費用、及び、通信費用を、第2端末400の利用者から徴収しなくてもよくなる。
文化財情報部220は、第2端末400の第2表示部430に360°VR画像を含む文化財画像CPを表示させる。つまり、第2端末400の利用者が、後述する第2通信部410を介してクラウドサーバ200にアクセスすることにより、第2端末400の第2表示部430に、360°VR画像を含む文化財画像CP等の文化財情報が表示される。
本実施形態では、文化財画像CPは、360°VR画像であり、文化財は360°第2端末400の画面(第2表示部430)上に表示される。
本実施形態では、文化財情報部220は、360°VR画像を制御する。つまり、第2端末400の第2表示部430に表示される360°VR画像は、自動で動いているが、文化財情報部220は、その動きを制御する。
第2端末400の利用者は、例えば第2端末400がスマートフォンやタブレットの場合、第2端末400の第2表示部430に触れることにより、360°VR画像の表示を操作することができる。
文化財情報部220は、第2端末400の第2表示部430に文化財の説明文、文化財の歴史等の文字情報を表示させる。本実施形態では、文化財画像CPである360°VR画像上に、当該文化財画像CPに関連する文化財の説明文及び歴史等の文化財情報が、第2表示部430に表示される。
文化財の説明文及び歴史等の文化財情報は、360°VR画像と連動して、第2端末400の第2表示部430上で移動するようにしてもよく、また、第2表示部430上に固定されてもよい。
文化財情報部220は、文化財画像CPとは別に文化財に関連する動画を保存し、第2表示部430に当該動画が表示されるようにしてもよい。
広告情報部230は、広告情報画像AI等の広告情報を保存し、第2端末400の第2表示部430に広告情報画像AI等の広告情報を表示させる。つまり、第2端末400の利用者が、後述する第2通信部410を介してクラウドサーバ200にアクセスすることにより、第2端末400の第2表示部430に、広告情報画像AIが表示される。
本実施形態では、広告情報画像AIである第1広告情報画像AI1は、360°VR画像を含む文化財画像CP上に表示される。また、第1広告情報画像AI1が、広告主のWebサイトとリンク付けされるようにしてもよい。
第1広告情報画像AI1は、360°VR画像と連動して、第2端末400の第2表示部430上で移動するようにしてもよく、また、第2表示部430上に固定されてもよい。
第2端末400の利用者は、例えば第2端末400がスマートフォン又はタブレットの場合、当該利用者が第2表示部430であるディスプレイの第1広告情報画像AI1に触れる(選択する)ことにより、当該第1広告情報画像AI1のWebサイトが表示される。
第1広告情報画像AI1が選択されると、割引チケット、イベントチケット等が表示されるようにしてもよい。また、当該割引チケット、イベントチケット等は、バーコード又は二次元バーコードで表示されるようにしてもよい。
カウント部260は、第2端末400からクラウドサーバ200にアクセスしたアクセス数をカウントする。
カウント部260は、広告情報画像AIにアクセスしたアクセス数をカウントするものであってもよい。
なお、カウント部260は、広告情報画像AIが広告主のWebサイトとリンク付けされている場合、当該Webサイトにアクセスした場合のアクセス数をカウントするものであってもよい。
文化財保護費用算出部270では、カウント部260によってカウントされたアクセス数に応じて広告料が算出される。
そして、文化財保護費用算出部270では、算出された広告料に基づいて文化財保護費用が算出される。
算出された文化財保護費用は、第1端末300の使用者、又は当該使用者の依頼先から、文化財を所有する神社仏閣に対して支払われる。
本実施形態では、第1端末300の使用者と、文化財を所有する神社仏閣とは同一の者ではない。
(第1端末300)
端末である第1端末300は、クラウドサーバ200にアクセスするため、インターネットにアクセスするための通信機能である第1通信部310と、
後述する文化財画像CP等の文化財情報及び広告情報画像AI等の広告情報を保存する第1記憶部320と、
前記文化財画像CP等の文化財情報及び前記広告情報画像AI等の広告情報を表示する第1表示部330と、を含む。
第1端末300の例としては、パソコン、スマートフォン(携帯電話)、タブレットが挙げられる。
第1通信部310は、インターネットをするための通信を行うところである。第1通信部310により、第1端末300は、クラウドサーバ200にアクセスすることができる。
なお、第1通信部310では、Wi-Fi(無線LAN)又は有線LAN等でインターネットにアクセスすることも含む。
第1記憶部320では、クラウドサーバ200に保存されているWebサイトにアップロードするための360°VR画像を含む文化財画像CP等の文化財情報及び広告情報画像AI等の広告情報が保存される。
なお、第1端末300の作業者は、360°VR画像を含む文化財画像CP等の文化財情報及び広告情報画像AI等の広告情報を第1端末300の第1記憶部320に保存したが、第1記憶部320に保存せずに、直接、クラウドサーバ200にアップロードし、クラウドサーバ200に保存してもよい。
第1表示部330では、Webサイトにアップロードされた360°VR画像を含む文化財画像CP等の文化財情報及び広告情報画像AI等の広告情報を表示させることができる。
つまり、作業者は、第1表示部330で表示される画面により文化財画像CP等の文化財情報及び広告情報画像AI等の広告情報の配置等の確認をすることができる。なお、第1記憶部320に保存されるのは、画像だけでなく動画であってもよい。また、画像は複数枚であってもよい。
本実施形態では、文化財画像CPは、360°VR画像(「VR360°画像」ともいう。)である。360°VR画像は、水平面だけでなく上下方向の画像も表示される。なお、文化財画像CPは、動画であってもよい。
(第2端末400)
端末である第2端末400は、インターネットにアクセスするための通信機能である第2通信部410と、
クラウドサーバ200にアクセスするためのアプリケーションであるアプリ420と、
第2アプリ410のアイコン(図示しない)又はクラウドサーバ200に保存されている文化財情報及び広告情報が表示される第2表示部430と、を含む。
第2端末400の例は、スマートフォン、ノートパソコン、タブレット等が挙げられる。
第2通信部410は、インターネットにアクセスするための通信を行うところである。第2通信部410により、第2端末400は、クラウドサーバ200にアクセスすることができる。
本実施形態では、第2端末400の第2通信部410は、神社仏閣の敷地内で、Wi-Fi等の無線通信機器を利用してクラウドサーバ200にアクセスすることができる。
アプリ420は、クラウドサーバ200にアクセスするためのアプリケーションソフトである。アプリ420が第2端末400にダウンロードされることにより、第2端末400の第2表示部430である画面上に、アプリ420のアイコン(図示しない)が表示される。
アプリ420は、神社仏閣の敷地内に入るためのチケットや看板に表示されている二次元バーコードを読み取ることによってもダウンロードすることができる。
本実施形態では、アプリ420のアイコン(図示せず)が第2端末400の第2表示部430に表示されている。第2端末400の利用者は、アプリ420のアイコンを選択することにより、第2通信部410を介して、クラウドサーバ200にアクセスする。
図4に示すように、第2表示部420では、第2端末400が、クラウドサーバ200にアクセスすることにより、360°VR画像を含む文化財画像CP(第1文化財画像CP1、第2文化財画像CP2)等の文化財情報及び広告情報画像AI(第1広告情報画像AI1)等の広告情報が表示される。
図4では、文化財画像CPである文化財画像CP1が第2表示部420全体に表示されている。そして、文化財画像CPである文化財画像CP2が第2表示部420のx軸負方向側及びy軸負方向側に配置されている。広告情報画像AIである第1広告情報画像AI1は、第2表示部420のx軸正方向側及びy軸負方向側に配置されている。
文化財画像CP2が選択されることにより、文化財画像CP2が文化財画像CP1に換わって第2表示部420の全体に表示される。なお、第2表示部420の表示上の配置は、図4に示す配置方法に限定されない。
このようなシステムにより、第2端末400の利用者は、アプリ420を起動させることにより、文化財情報を知ることができ、観光に役立てることができる。
また、第2端末400の利用者は、第2表示部430により表示された広告情報(広告情報画像AI)により近隣のお店の情報も知ることができる。
図2に示すように、第2端末400は、複数あってもよい。図2では、第2端末400が、第2端末400a、第2端末400b、第2端末400c、第2端末400dと複数ある。なお、第2端末400の数は限定されない。
つまり、1以上の第2端末400がクラウドサーバ200にアクセスされてもよい。また、第1端末300は複数であってもよい。
<第2実施形態>
第2実施形態では、第1実施形態と同様の内容に関しては、省略又は簡略して説明する。
図3に示すように、第2実施形態では、サーバであるクラウドサーバ200は、第1端末300及び第2端末400がインターネットで接続可能な通信部210と、
360°VR画像を含む文化財画像CP等の文化財情報を第2端末400の第2表示部430に表示させる文化財情報部220と、
広告情報画像AI等の広告情報を第2端末400の第2表示部430に表示させる広告情報部230と、
地図情報を第2端末400の第2表示部430に表示させる第1地図情報部240と、
観光情報を第2端末400の第2表示部430に表示させる第1観光情報部250と、
第2端末400からのアクセス数をカウントするカウント部260と、
カウント部260でカウントされたアクセス数に応じて、文化財を所持し第1端末300の使用者とは異なる神社仏閣に対して、第1端末300の使用者によって、広告主から支払われた広告料の少なくとも一部が文化財保護費用として支払われる支払額を決定する文化財保護費用算出部270と、を含む。
本実施形態では、文化財画像CPとして、360°VR画像である第3文化財画像CP3が第2表示部430に表示されている。
図5に示すように、本実施形態の第2端末400の第2表示部430の上方であるy軸正方向側には、第4文化財画像CP4、第5文化財画像CP5、第6文化財画像CP6が表示されている。
第2端末400の利用者が、第4文化財画像CP4、第5文化財画像CP5又は第6文化財画像CP6を選択することにより、第2表示部430に選択された文化財画像が全面に表示される。
本実施形態では、広告情報画像AIとして、第2広告情報画像AI2、第3広告情報画像AI3が第2表示部430に表示されている。
文化財情報部220及び広告情報部230は、第1実施形態と同様であり、上述の通りである。また、本実施形態では、Beaconを利用しているため、第2端末400の利用者の位置が把握される。
本実施形態では、第2端末400の第2表示部430には、第1アイコンIC1及び第2アイコンIC2が表示されており、第2端末400の利用者は、360°VR画像の表示を操作することができる。
第1アイコンIC1は、360°VR画像があらかじめ設定された動きにより動いている(再生している)が、その再生のオン・オフを行う。
第2アイコンIC2が選択されると、第2端末400の利用者が第2表示部430を触れることにより、360°VR画像を手動で動かすことができる。
なお、第2端末400の利用者が感覚的に操作できるようにするため、第2
アイコンIC2が選択されなくても、第2端末400の利用者が第2表示部430に触れることにより、360°VR画像を操作することができる。
図6に示すように、第1端末300の使用者が広告主(図6では広告主A、広告主B、広告主C)から広告料を徴収し、その広告料の少なくとも一部を、文化財を所有する神社仏閣に支払う。
第1地図情報部240では、寺院や神社等の文化財がある場所の地図情報が保存されている。そして、第2端末400の利用者は、第2表示部430に表示されている所定のアイコンである第3アイコンIC3を選択することにより、地図情報を第2表示部430に表示することができる。
本実施形態では、後述する第2地図情報部520で表示されないような詳細な地図情報が、第1地図情報部240によって、第2表示部430に表示される。
なお、第1地図情報部240は、Googleマップ(グーグル インコーポレイテッドの使用商標、「Google」はグーグル インコーポレイテッドの登録商標)等のウェブ上の地図情報を第2表示部430に表示させるものであってもよい。
第1観光情報部250では、寺院や神社等の文化財等の観光情報、各種イベント情報が保存されている。そして、第2端末400の利用者は、第2表示部430に表示されている所定のアイコンである第4アイコンIC4を選択することにより、観光情報、イベント情報、体験情報を第2表示部430に表示することができる。
第1観光情報部250によって第2表示部430に表示されるイベント情報又は体験情報と共に、広告情報部230によって広告情報画像AIが、第2表示部430に表示されてもよい。
第2実施形態に係る広告システム100には、クラウドサーバ200とは別のサーバ500が含まれる。なお、クラウドサーバ200とサーバ500は同一のサーバであってもよい。
サーバ500は、交通情報を第2表示部430に表示させる交通情報部510と、
地図情報を第2表示部430に表示させる第2地図情報部520と、
観光情報、イベント情報を第2表示部430に表示させる第2観光情報部530と、
地震等の災害時に避難情報等の緊急情報を第2表示部430に表示させる緊急情報部540と、
交通情報及び地図情報から目的地までルートを表示し、目的地までの案内を第2表示部430に表示させるナビゲーション部550と、
クーポンを発行するクーポン部560と、を含む。
交通情報部510は、例えば寺院や神社等の目的地に対して、第2端末400の利用者は、どのような交通機関を利用すればよいか、どの電車を利用すればよいか、どのバスを利用すればよいか等の交通情報を第2表示部430に表示する。
また、交通情報部510は、車を利用する場合の渋滞情報や事故情報、交通規制情報等の交通情報も第2表示部430に表示する。交通情報部510は、ウェブ上の交通情報を第2表示部430に表示させるものであってもよい。
第2地図情報部520は、例えば、電車やバスの駅から寺院や神社等の目的地までの地図を第2表示部430に表示する。
本実施形態では、第1地図情報部240とは別に第2地図情報部520が設けられているが、一つの地図情報部であってもよく、また、いずれか一方であってもよい。
なお、第2地図情報部520は、Googleマップ(グーグル インコーポレイテッドの使用商標、「Google」はグーグル インコーポレイテッドの登録商標)等のウェブ上の地図情報を第2表示部430に表示させるものであってもよい。
第2観光情報部530は、ウェブ上の観光情報を第2表示部430に表示させる。
なお、第1観光情報部250又は第2観光情報部530には、飲食店の情報も含まれる。例えば、第2表示部430に表示されている所定のアイコンである第5アイコンIC5が選択されることにより、第2端末400の第2表示部430に、第2端末400が位置する神社仏閣の周辺の飲食店が表示される。
緊急情報部540は、気象庁又は地方公共団体から配信される緊急情報、避難情報を第2表示部430に表示させる。
本実施形態では、Beacon等により第2端末400の利用者の位置が把握されるため、その場所に適した緊急情報、避難情報が、緊急情報部540が第2表示部430に表示する。
具体的には、第2端末400の第2表示部430に表示されている所定のアイコンである第6アイコンIC6が選択されることにより、第2表示部430に地図と共に避難場所及び避難ルートが表示される。
なお、緊急情報部540からの緊急情報、避難情報は、音声によって第2端末400に伝えられてもよい。
ナビゲーション部550は、交通情報、地図情報及び位置情報をもとに目的地までの案内を第2表示部430に表示する。
具体的には、第2端末400の第2表示部430に表示されている所定のアイコンである第7アイコンIC7が選択されることにより、第2表示部430に、第2端末400の位置情報が表示される。
そして、ナビゲーション開始ボタン(表示せず)が選択されることにより、ナビゲーションが開始される。
なお、本実施形態には記載していないが、第2端末400の第2表示部430に天気情報が表示されるものであってもよい。
クーポン発行部560は、広告を掲載している広告主等の店舗等や神社仏閣の近隣の店舗等の割引クーポンやサービス追加クーポンを発行するところである。詳細な内容は後述する。
(広告システム100の準備段階のフローチャート)
図7を用いて、広告システム100の準備段階の一例についてフローチャートで説明する。
寺院又は神社等の文化財が設けられている敷地内にWi-Fi等の無線通信機器が配置される(ステップS11)。具体的には、第1端末300の使用者が、第3者である寺院又は神社等の文化財が設けられている敷地内にWi-Fi等の無線通信機器を設置する。
なお、既にWi-Fi等の無線通信機器が設置されている場合は、その無線通信機器を利用してもよい。
第1端末300の使用者は、第1記憶部320に文化財画像CP及びそれに関連する文化財情報並びに広告情報画像AI及びそれに関連する広告情報を保存する(ステップS12)。
360°VR画像を含む文化財画像CP等の文化財情報が、第1通信部310及び通信部210を介してクラウドサーバ200の文化財情報部220にアップロードされる。つまり、文化財画像CP等の文化財情報がクラウドサーバ200に保存される(ステップS13)。
広告情報画像AI及びそれに関連する広告情報が、第1通信部310及び通信部210を介してクラウドサーバ200の広告情報部230にアップロードされる。つまり、広告情報画像AI等の広告情報がクラウドサーバ200に保存される(ステップS14)。
文化財画像CP及びそれに関連する文化財情報が、通信部210を介して第2端末400の第2表示部430に表示される(ステップS15、文化財情報表示工程)。
広告情報画像AI及びそれに関連する広告情報が、通信部210を介して第2端末400の第2表示部430に表示される(ステップS16、広告情報表示工程)。
本実施形態では、360°VR画像上に広告情報画像AIが第2端末400の第2表示部430に表示される。
広告情報画像AIは、360°VR画像と共に第2表示部430の画面上で移動してもよく、また、常に第2表示部430に固定され、表示されるようにしてもよい。
地図情報が、通信部210を介して第2端末400の第2表示部430に表示される(ステップS17、地図情報表示工程)。
第2端末400の第2表示部430に表示されている第3アイコンIC3が選択されると、地図情報が第2表示部430に表示される。
観光情報が、通信部210を介して第2端末400の第2表示部430に表示される(ステップS18、観光情報表示工程)。
第2端末400の第2表示部430に表示されている第4アイコンIC4が選択されると、観光情報が第2表示部430に表示される。
交通情報が、通信部210を介して第2端末400の第2表示部430に表示される(ステップS19、交通情報表示工程)。
第2端末400の第2表示部430に表示されている第8アイコンIC8が選択されると、交通情報が第2表示部430に表示される。
緊急情報が、通信部210を介して第2端末400の第2表示部430に表示される(ステップS20、緊急情報表示工程)。
本実施形態では、緊急情報は、自動的に第2端末400の第2表示部430に表示される。
目的地までの案内情報が、通信部210を介して第2端末400の第2表示部430に表示される(ステップS21、案内情報表示工程)。
第2端末400の第2表示部430に表示されている第7アイコンIC7が選択されると、地図情報と現在地情報が表示され、目的地を入力することにより、案内情報が表示される。
第1端末300の使用者は、文化財情報、広告情報、地図情報、観光情報、交通情報、緊急情報又は案内情報が、第2表示部430でどのように表示されるか確認することができる(ステップS22)。
表示されている広告情報画像AIが選択されると、広告情報画像AIに関連する広告情報の具体的な内容が表示される。広告情報に関する公式のWebサイト等の別のWebサイトにリンクが張られていてもよい。
また、広告情報画像AIが選択されると、例えば広告情報画像AIの広告情報が店舗情報の場合、店舗内容の説明、店舗までのアクセス、店舗でのサービス内容、販売品、割引チケット等の情報が表示される。
(広告システム100の利用態様のフローチャート)
次に、図6及び図8を用いて、広告システム100の利用態様の一例についてフローチャートで説明する。
第2端末400の利用者は、寺院又は神社等の文化財が設けられている敷地内に設置されたWi-Fi等の無線通信を利用することにより、第2端末400で、インターネットにアクセスする(ステップS31)。
広告システム100に広告情報を提供する広告主(図6では広告主A、広告主B、広告主C)から広告料が徴収されることにより、当該広告料の少なくとも一部を用いて、第2端末400の利用者によるWi-Fi等の無線通信の使用料を無料とすることができる。
本実施形態では、第1端末300の使用者が、広告情報を提供する広告主から広告料を徴収し、その広告料の少なくとも一部を、文化財の所有者である神社仏閣に支払う。
なお、第1端末300の使用者の依頼によって、第三者が、広告情報を提供する広告主から広告料を徴収し、その広告料の少なくとも一部を、文化財の所有者である神社仏閣に対して支払ってもよい。
したがって、文化財を所有する神社仏閣は、設備投資等の費用的リスクを負うことなく、文化財保護費用として広告料の少なくとも一部を得ることができる。
第2端末400の利用者は、第2通信部410及び通信部210を介してクラウドサーバ200にアクセスすることにより、第2端末400の第2表示部430に、360°VR画像を含む文化財画像CP等の文化財情報及び広告情報画像AI等の広告情報を表示することができる。
つまり、第2端末400の利用者がクラウドサーバ200にアクセスすることにより、文化財情報及び広告情報が第2端末400の第2表示部430に表示される(ステップS32)。
第2端末400の利用者は、第2表示部430に表示された文化財画像CP(図4では、第2文化財画像CP2、図5では、第5文化財画像CP5、第6文化財画像CP6、第7文化財画像CP7)を選択することにより、文化財画像CP及びそれに関連する説明文等を第2表示部430で見ることができ、文化財情報を入手することができる。
つまり、第2表示部430に表示された文化財画像CPが選択されることにより、具体的な文化財情報が、第2表示部430に表示される(ステップS33)。
したがって、観光客等の第2端末400の利用者は、第2表示部430に表示される文化財情報及び広告情報を観光に役立てることができる。
また、観光客等の第2端末400の利用者は、本発明に係る広告システム100を利用することにより、広告料の少なくとも一部が文化財保護費用に充当されるため、文化財保護という社会貢献をすることができる。
つまり、第1端末300の使用者が、広告料の少なくとも一部を、文化財を有する神社仏閣に文化財保護費用として支払うが、この支払いは、観光客等の第2端末400の利用者が第2表示部430に表示される広告情報を見ること(アクセスすること)によって発生するものであるため、第2端末400の使用者にとっても間接的な社会貢献になる。
第2端末400の利用者は、第2表示部430に表示された広告情報画像AIを選択することにより、広告情報画像AI及びそれに関連する説明文、アクセス情報、サービス内容、割引チケット等の広告情報を入手することができる。特に、第2端末400の利用者は、文化財が設けられている場所の近隣の情報を入手することができ、観光に活用することができる。
つまり、第2表示部430に表示された広告情報画像AIが選択されることにより、具体的な広告情報が、第2表示部430に表示される(ステップS34)。
広告情報画像AI等の広告情報が第2端末400の第2表示部430に表示されるようになった場合、広告料の少なくとも一部が、文化財保護費用として、文化財が設けられている寺院や神社等に支払われる。
具体的には、サーバ200のカウント部260は、第2端末400からサーバ200にアクセスされた回数をカウントする(カウント工程)。
そして、サーバ200の文化財保護費用算出部270は、当該カウント数に応じて、文化財を有する神社仏閣に対して支払う文化財保護費用を算出する(文化財保護費用算出工程)。
そして、広告主は、サーバ200へのアクセス数又は広告へのアクセス数に応じて第1端末300の使用者に対して広告料を支払う(広告料支払工程)。
そして、第1端末300の使用者は、広告主から得た広告料の少なくとも一部を、文化財保護費用として、文化財を有する神社仏閣に支払う。具体的には、文化財保護費用算出部270によって算出された文化財保護費用を、第1端末300の使用者は、文化財を有する神社仏閣に支払う。
つまり、広告料の少なくとも一部は、文化財保護費用として充当される(ステップS35、文化財保護費用充当工程)。
文化財保護費用が文化財の修繕等に用いられることにより、文化財が保護される(ステップS36、文化財保護工程)。
これにより、より一層、文化財が設けられている寺院や神社等に、観光客等の第2端末400の利用者が来るようになる。
そして、文化財が保護されることにより、文化財が設けられている地域に観光客が来るため、国又は地方公共団体にとっては、地域経済の活性化という利点がある。
そして、文化財が設けられている地域が活性化することにより、大企業等の企業が、文化財が設けられている地域に注目し投資することより、一層地域経済が活性化する。
広告主の企業等は、文化財情報と共に広告情報が第2端末400の第2表示部430に表示されることにより、広告に関する店舗、商品等のブランド力が向上する。
また、広告主の企業等は、文化財情報と共に広告情報が第2端末400の第2表示部430に表示されることにより生じる広告料の少なくとも一部が、文化財保護に用いられることにより、地域貢献、社会貢献、CSR活動をすることができる。
(クーポンの発行)
店舗等の商品割引クーポンやサービス付加クーポン等のクーポンは、クーポン発行部560によって発行される。
クーポン発行部560は、広告動画Mをアップロード及び再生をする広告動画部561と、
クーポンを選択及び決定をするクーポン選択発行部562と、を含む。
具体的に述べると、第9アイコンIC9は、広告動画Mの動画用URLと紐付けされている。そのため、第2端末400の利用者が第9アイコンIC9を選択すると、広告動画Mは、第2端末400の第2表示部430に表示され再生する。つまり、広告動画部561が第2表示部430で広告動画Mを再生する。
広告動画Mの再生が所定時間終了すると、クーポン選択画面C1が第2端末400の第2表示部430に表示される。
つまり、クーポン選択発行部562が、クーポン選択画面C1を第2表示部430に表示させる。
第2端末400の利用者が、クーポン選択画面C1に表示されているクーポンを選択することにより、第2表示部430は、確認画面CFを経由してクーポン発行済画面C2となる。つまり、クーポン選択発行部562がクーポンを発行する。
クーポン発行済画面C2では、クーポンが表示されている。第2端末400の利用者は、そのクーポンが表示された画面を店舗の店員等に見せることで、クーポンを使用することができる。
なお、クーポンにバーコードが表示され、店舗でそのバーコードが読み込まれることにより、クーポンが使用できるようにしてもよい。
第2端末400の利用者がクーポンを取得した場合、つまり、第2端末400の第2表示部430にクーポンが表示された場合、その履歴は、履歴データARに記録される。
履歴データARに記録された場合、第2端末400の利用者は、再度広告動画Mを視聴することにより、再度クーポンを取得することができる。
店舗データSは、クーポン選択画面C1及びクーポン発行済画面C2とリンクしている。つまり、店舗データSに記録されている店舗情報に基づいてクーポンが作成される。
管理画面admは、店舗データS、動画用URL、広告動画M、クーポン選択画面C1及びクーポン発行済画面C2を管理する画面である。
(クーポン発行のフローチャート)
第2端末400の利用者が、第2端末400の第2表示部430に表示されている第9アイコンIC9を選択する(ステップS41)。
第9アイコンIC9には、動画用URLがリンクされており、第2表示部430に広告動画Mが再生される(ステップS42、広告動画再生工程)。
広告動画Mが所定時間再生される又は終了すると、第2表示部430にクーポン選択画面C1が表示される(ステップS43、クーポン選択発行工程)。
第2端末400の利用者が、例えば利用したい店舗の割引クーポン等のクーポンを選択すると、第2表示部430には、確認画面CFが表示される(ステップS44、クーポン選択発行工程)。
第2端末400の利用者は、確認画面CFにおいてクーポン等の内容を確認し、了承ボタン等を選択することにより、クーポンが発行される。つまり、クーポンが発行され、クーポン発行済画面C2が第2表示部430に表示される(ステップS45、クーポン選択発行工程)。
確認画面CFにおいて、第2端末400の利用者が了承ボタン等を選択し、内容を確認した場合、その履歴は、履歴データARに記録される(ステップS46、履歴記録工程)。
第2端末400の利用者は、クーポン発行の履歴が履歴データARに記録されているため、再度クーポンを取得したい場合は再度広告動画Mを視聴する必要がある(ステップS47)。
本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良、修正、又は変形を加えた態様でも実施できる。
100…広告システム
200…クラウドサーバ(サーバ)
210…通信部
220…文化財情報部
230…広告情報部
240…第1地図情報部(地図情報部)
250…第1観光情報部(観光情報部)
260…カウント部
270…文化財保護費用算出部
300…第1端末(端末)
310…第1通信部
320…第1記憶部
330…第1表示部(表示部)
400…第2端末(端末)
410…第2通信部
420…アプリ(アプリケーション)
430…第2表示部(表示部)
500…サーバ
510…交通情報部
520…第2地図情報部(地図情報部)
530…第2観光情報部(観光情報部)
540…緊急情報部
550…ナビゲーション部
560…クーポン発行部
561…広告動画部
562…クーポン選択発行部


Claims (7)

  1. 広告主から広告料が支払われる使用者が使用する端末である第1端末と、観光客を含む利用者が使用する端末である第2端末と、前記第1端末及び前記第2端末と通信可能なサーバとを含む広告システムであって、
    前記サーバが、
    前記第1端末及び前記第2端末と通信可能な通信部と、
    360°VR画像を含む文化財情報を前記第2端末の表示部に表示させる文化財情報部と、
    広告情報を前記第2端末の表示部に表示させる広告情報部と、
    前記第2端末から前記サーバにアクセスしたアクセス数をカウントするカウント部と、
    前記カウント部でカウントされたアクセス数に応じて、文化財保護費用として支払われる支払額を算出する文化財保護費用算出部と、を含み、
    前記サーバが、前記通信部を介して前記第2端末の表示部に表示される前記文化財情報であるVR画像上に、前記広告情報を表示させ、
    前記文化財保護費用算出部は、前記カウント部でカウントされたアクセス数に応じて広告料を算出し、前記広告料に基づく文化財保護費用として、前記文化財情報の対象となる文化財を所有し、前記第1端末の使用者とは異なる神社仏閣に対して、前記第1端末の使用者によって支払われる支払額を算出する広告システム。
  2. 広告主から広告料が支払われる使用者が使用する端末である第1端末と、観光客を含む利用者が使用する端末である第2端末と、前記第1端末及び前記第2端末と通信可能なサーバとを含む広告システムであって、
    前記サーバが、
    前記第1端末及び前記第2端末と通信可能な通信部と、
    360°VR画像を含む文化財情報を前記第2端末の表示部に表示させる文化財情報部と、
    広告情報を保存し、前記広告情報を前記第2端末の表示部に表示させる広告情報部と、
    前記第2端末から前記広告情報にアクセスしたアクセス数をカウントするカウント部と、
    前記カウント部でカウントされたアクセス数に応じて、文化財保護費用として支払われる支払額を算出する文化財保護費用算出部と、を含み、
    前記サーバが、前記通信部を介して前記第2端末の表示部に表示される前記文化財情報であるVR画像上に、前記広告情報を表示させ、
    前記文化財保護費用算出部は、前記カウント部でカウントされたアクセス数に応じて広告料を算出し、前記広告料に基づく文化財保護費用として、前記文化財情報の対象となる文化財を所有し、前記第1端末の使用者とは異なる神社仏閣に対して、前記第1端末の使用者によって支払われる支払額を算出する広告システム。
  3. 前記通信部と前記第2端末の通信が前記神社仏閣の敷地内で行われる請求項1又は2記載の広告システム。
  4. 前記通信部を介して前記第2端末の表示部に、登録された店舗を含む使用可能なクーポンを発行するクーポン発行部を含み、
    前記クーポン発行部が、前記第2端末の表示部に広告動画を再生する広告動画部と、
    前記広告動画が所定時間再生後又は終了後にクーポン選択画面を、前記第2端末の表示部に表示させるクーポン選択発行部と、を含み、
    前記クーポン選択発行部によって表示されたクーポン選択画面からクーポンが選択されることにより、前記クーポンのクーポン発行済画面が前記第2端末の表示部に表示される請求項1乃至3のいずれか1項に記載の広告システム。
  5. 前記クーポン選択画面に表示されるクーポンが選択された後、前記クーポン発行済画面が前記第2端末の表示部に表示される前に、確認画面が表示される請求項4記載の広告システム。
  6. 広告主から広告料が支払われる使用者が使用する端末である第1端末と、観光客を含む利用者が使用する端末である第2端末と、前記第1端末及び前記第2端末と通信可能なサーバを使用する広告システムのプログラムであって、
    前記サーバが、
    前記第1端末及び前記第2端末と通信可能な通信処理と、
    360°VR画像を含む文化財情報を前記第2端末の表示部に表示させる文化財情報表示処理と、
    広告情報を前記第2端末の表示部に表示させる広告情報表示処理と、
    前記第2端末から前記サーバにアクセスしたアクセス数をカウントするカウント処理と、
    前記カウント処理でカウントされたアクセス数に応じて、文化財保護費用として支払われる支払額を算出する文化財保護費用算出処理と、を実行し、
    前記サーバが、前記通信処理により前記第2端末の表示部に表示される前記文化財情報であるVR画像上に、前記広告情報を表示させ、
    前記文化財保護費用算出処理は、前記カウント処理でカウントされたアクセス数に応じて広告料を算出し、前記広告料に基づく文化財保護費用として、前記文化財情報の対象となる文化財を所有し、前記第1端末の使用者とは異なる神社仏閣に対して、前記第1端末の使用者によって支払われる支払額を算出する広告システムのプログラム。
  7. と、観光客を含む利用者が使用する端末である第1端末と、観光客を含む利用者が使用する端末である第2端末と、前記第1端末及び前記第2端末と通信可能なサーバを使用する広告方法であって、
    前記サーバが、前記第1端末及び前記第2端末と通信可能とする通信工程と、
    前記サーバが、360°VR画像を含む文化財情報を前記第2端末の表示部に表示させる文化財情報表示工程と、
    前記サーバが、前記第2端末の表示部に表示される前記文化財情報であるVR画像上に広告情報を表示させる広告情報表示工程と、
    前記サーバが、前記第2端末から前記サーバにアクセスしたアクセス数をカウントするカウント工程と、
    前記サーバが、前記カウント工程でカウントされたアクセス数に応じて、文化財保護費用として支払われる支払額を算出する文化財保護費用算出工程と、を含み、
    前記サーバが、前記通信工程を介して前記第2端末の表示部に表示される前記文化財情報であるVR画像上に、前記広告情報を表示させ、
    前記文化財保護費用算出工程によって、前記カウント工程でカウントされたアクセス数に応じて広告料を算出し、前記広告料に基づく文化財保護費用として、前記文化財情報の対象となる文化財を所有し、前記第1端末の使用者とは異なる神社仏閣に対して、前記第1端末の使用者によって支払われる支払額を算出する広告方法。
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