JP2009122719A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】広告内容を適宜切り替えることが可能であって、鉄粉や湿気等の環境に影響されない広告を行うことができる表示装置を提供する。
【解決手段】ディスプレイからなる第1の表示部と、該第1の表示部に隣接して設けられる第2の表示部とを備え、前記第2の表示部は、印刷等によって表示された外枠情報を表示し、前記第1の表示部は、前記外枠情報に対応する画像情報を表示する。ここでは、第1の表示部としては、例えば、電子ペーパーが適用される。
【選択図】図1

Description

本発明は、広告や各種情報の表示を行う表示装置に関する。
従来から、広告媒体としてポスター等の印刷媒体が一般的に用いられている。また、スクリーン印刷された広告媒体を背面から蛍光灯等を用いて光を照射し、広告を行うものもある。このように、印刷媒体に印刷された情報は、一度印刷されると、その印刷内容が変動しないため、その広告内容も変動せず、従って、時間経過とともに印象が薄れ、広告としての効果が薄くなる。
ここでは、広告内容を変更するには、印刷媒体を交換することが必要となる。しかし、駅構内ホームから見て線路向かい側に位置する広告枠は、線路内に立ち入って広告の張り替え工事を行う必要があるので、この張り替え工事は深夜に限定される。また、線路内に立ち入るので、安全面と特殊作業員の確保が厳しく求められ、人件費がかさばり、掲出費用も増えてしまう。よって、頻繁に広告の張り替えを行うことが難しく、結果的に長期間の掲出となってしまう。
ここで、広告内容を適宜変更するために、例えば、線路脇の広告枠に液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ等の電子ディスプレイを設置し、種々の広告を切り替えて表示することが考えられる。
このように、電子ディスプレイに情報を配信して広告を表示させるシステムが提案されている(特許文献1、2、3、4)。
特開2005−10965号公報 特開2005−92164号公報 特開2006−251514号公報 特開平7−134555号公報
しかしながら、広告は、一般に営業規模が大きい企業が長期間行うことが一般的であり、営業規模が小さい企業にとっては、費用面や広告を出すまでの手続に手間がかかることから、チラシの配布等を行うことがあったとしても、駅等の公共スペースにおける広告枠を確保して、一定期間広告する機会は少ない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、営業規模にとらわれず、また、手間を省いて広告枠を確保して広告を行うことができる表示装置を提供することを目的とするものである。
上述した課題を解決するために、本発明は、端末装置と接続される表示装置であって、外枠情報が対応する画像情報を表示するディスプレイからなる第1の表示部と、該第1の表示部に隣接して設けられ前記外枠情報を印刷によって表示する第2の表示部と、前記第1の表示部に出稿する出稿者を識別する子IDと前記第2の表示部に出稿する出稿者を識別する親IDとを対応づけて記憶するユーザ情報データベースと、前記端末装置から送信される前記第1の表示部に表示する画像情報と子IDとを受信する受信部と、前記受信部によって受信した画像情報の子IDと当該受信した画像情報を表示する対象となる第1の表示部に対応する第2の表示部の親IDとが一致するか否かを判定し、一致する場合に画像情報の登録を受け付ける表示スケジューリング機能部とを有することを特徴とする。
また、本発明は、上述の表示装置において、プリペイドカードを識別する識別情報と当該プリペイドカードの利用可能な残高とを対応づけて記憶する課金データベースを有し、前記受信部は、画像情報の出稿を依頼する出稿者から入力されるプリペイドカードの識別情報を受信し、前記表示スケジューリング機能部は、前記出稿データを前記受信したプリペイドカードの識別情報に対応する残高を前記課金データベースを参照して読み出し、読み出した残高の範囲内で前記第1の表示部に出稿データを表示するようにスケジュールを行うことを特徴とする。
また、本発明は、上述の表示装置において、前記受信部は、出稿データを出稿する予算額を示す予算情報と出稿データを前記第1の表示部に表示するスケジュールの希望を示す掲載希望期間とを当該出稿データとともに前記端末装置から受信し、前記表示装置は、さらに、前記出稿データを前記第1の表示部に表示するスケジュールを生成する場合、前記掲載希望期間が重複する出稿データがあるか否かを判定し、重複する出稿データがある場合に、重複する出稿データにそれぞれ付与された予算額情報が示す予算額が高いものから順にスケジュールを割り当てるスケジューリング機能部を有することを特徴とする。
また、本発明は、上述の表示装置において、前記端末装置から出稿データを送信する出稿者を識別する出稿者識別情報と優先順位を示す優先度とを対応づけて記憶するユーザ情報データベースと、前記出稿データを前記第1の表示部に表示するスケジュールを生成する場合、前記掲載希望期間が重複する出稿データがあるか否かを判定し、重複する出稿データがある場合に、重複する出稿データを出稿した出稿識別情報に対応する優先度を参照し、優先度の高い出稿者識別情報が設定された出稿データから順にスケジュールを割り当てるスケジューリング機能部を有することを特徴とする。
以上説明したように、この発明によれば、広告枠のうち、第2の表示部の出稿者に関連のある出稿者から出稿された画像データを第1の表示部に表示させるようにした。これにより、短期間あるいは短時間だけ広告を行う場合であっても、印刷媒体を交換するのではなく、順次表示を切り替えるだけで広告を行うことができ、これにより、一定期間の間、固定的に広告する場合に比べて、固定位置において小規模の広告を行うことが可能となり、営業規模にとらわれず、簡単に広告枠を確保して広告を行うことができる。
また、第2の出稿者が確保した広告枠の一部を第1の表示部として、自身に関連性のある出稿者に利用させることができるので、第2の出稿者にとって、第1の表示部においても自身に関連する広告を行うことも可能となる。また、第1の表示部の出稿者にとっては、広告枠そのものを自身で確保する必要がなく、表示したい期間や時間帯だけ広告を行うことができる。
以下、本発明の一実施形態による電子広告管理システムについて図面を参照して説明する。図1は、この発明の一実施形態による電子広告管理システム100の構成を示す概略ブロック図である。
電子広告管理装置1は、ネットワークNを介してディスプレイ制御装置2に通信可能に接続されている。ディスプレイ制御装置2には、ディスプレイ装置3が接続されている。
また、電子広告管理装置1には、ネットワークNを介して運用者端末4、出稿者端末5、所有者端末6が接続される。ディスプレイ装置3は、ディスプレイ制御装置2から出力された各種情報を表示する機能を有しており、例えば、電子ペーパーである。電子ペーパーとは、電子インクやトナー粒子、色素分子などに対し、電圧を印加することによって、その粒子や分子の配列を変化させることによって文字や画像を表示するものである。
ディスプレイ制御装置2は、電子広告管理装置1から送信された情報に従い、電子ペーパーの表示制御を行い、ディスプレイ装置3に画像や文字等を表示させる。このディスプレイ制御装置2は、上述の制御部に対応する。
運用者端末4は、電子広告管理システム100を運用する者によって操作される端末であり、広告の登録、スケジューリング、広告情報又は画像の編集等、各種機能を利用し、広告の管理を行うことが可能である。
出稿者端末5は、広告を出稿する者によって操作される端末であり、広告を構成する各種データを入力して出稿データを生成し、広告を行う期間や場所等の情報とともに電子広告管理装置1に送信する機能を有する。この出稿者端末5としては、例えば携帯電話やPC(パーソナルコンピュータ)等が用いられる。
所有者端末6は、広告枠の所有者であり、広告枠内のディスプレイ装置3とこのディスプレイ装置3に隣接して設けられる広告媒体の利用を出稿者に対して提供する者が利用する端末であり、ディスプレイ装置3、広告媒体に表示させる広告内容の確認をし、広告の出稿を許可するか否かの指示を入力する機能を有する。この広告枠としては、例えば、地下鉄や地上の駅構内、空港、テーマパーク、百貨店等がある。
次に、電子広告管理装置1についてさらに説明する。図2は、電子広告管理装置1の構成を示す概略ブロック図である。図2において、ユーザ情報データベース11は、運用者端末4の運用者、出稿者端末5の出稿者、所有者端末6の所有者のそれぞれについてのユーザ情報を記憶する。ユーザ情報としては、ユーザに関する情報であり、氏名、住所、会社名、電子広告管理装置1にログインする際に用いるパスワードとID等が記憶される。
ユーザ情報管理部12は、運用者端末4、出稿者端末5、所有者端末6から送信される指示に応じて、ユーザ情報データベース11に記憶されるユーザ情報の登録や編集を行う機能を有する。
画像データベース13は、ディスプレイ装置3に表示させる画像となる画像情報を記憶する。この画像情報としては、画像だけでなく、文字も含めることが可能である。
この画像情報には、ディスプレイ装置2に表示される画像情報の掲載順序が変更あるいは削除された場合に表示する、外枠情報提供者が指定する情報や、外枠情報提供者が許可した情報が記憶される。
この画像データは、出稿データとして出稿者端末5または所有者端末6からの登録要求に応じて登録されるが、この出稿データについては、例えば、キャンペーンなどの短期的な期間の情報であるイベント情報や、駅周辺のホテルの空室情報、買い物をした人に対して付与するポイントのその日のポイント付与割合(ポイントが2倍など)、WEB上のニュースを流用したニュース情報、その地域の市や区からのお知らせ等が挙げられる。また、画像データは、企業PR、広告情報、公共機関の運行状況を示す運行情報などがあげられる。
画像入稿機能部14は、運用者端末4あるいは出稿者端末5から送信される出稿データを受信し、画像データベース13に記憶する。この画像入稿機能部14には、ひな形データベース15が設けられており、このひな形データベース15に記憶されたひな形データを利用した画像データの登録をさせる機能も有する。
ひな形データベース15は、出稿データを生成する際のひな形となるひな形データを複数種類記憶している。このひな形データは、例えば、入力可能な項目がテンプレート情報として記憶されており、このテンプレート情報の項目内に書き込み可能なデータをプルダウンメニュー等の選択肢によって選択可能に設定されている。このひな形データに基づいて、画像入稿機能部14によって、選択された選択肢の画像データをひな形データのひな形に合わせて合成されることにより出稿データが生成されるので、このひな形データを利用することにより、出稿者は、テキストを携帯電話等の携帯機器から入力するだけで、そのテキストがひな形の決まった位置に設定された出稿データが生成されて、出稿することができる。
ロケーション情報データベース16は、広告枠が設置される場所に関する情報を記憶する。ロケーション情報には、例えば、広告枠が設置される場所として、駅名や、ホーム、ホームのどのあたりの位置かを示す情報等が記憶される。
ロケーション情報管理機能部17は、ロケーション情報の登録要求を運用者端末4あるいは所有者端末6から受信し、ロケーション情報データベース16に書き込む。
審査待ち一覧データベース18は、画像データベース13に登録された出稿データを広告枠(ディスプレイ装置3)に表示して良いか否かの審査対象となる出稿データのリストを記憶する。この審査は、所有者端末6から入力される可否の指示に従って行われる。ここでは、掲出制限のある画像であるか否かを示すアラーム情報をリストに記憶しておくようにすることも可能である。
画像審査機能部19は、画像データベース13に出稿データが記憶された場合に、その出稿データについて審査待ちとして審査待ち一覧データベース18のリストに追加して記憶するとともに、所有者端末6に承認の要求(例えば電子メール)を送信する。ここでは、アラーム情報があれば、これも併せて送信し、承認する者に通知する。また、画像審査機能部19は、承認がなされた出稿データについては、審査待ち一覧データベース18のリストから削除し、画像データベース13に審査の承認が完了したことを示す情報(例えばフラグ)を書き込む。
表示スケジューリング機能部20は、画像データベース13に記憶された出稿データについて、ディスプレイ装置3に表示するスケジューリングを行って、スケジュール情報をスケジュールデータベース22に記憶する。このスケジューリングは、運用者端末4からの指示に応じて行う手動モードと、自動スケジューリング機能部21が行う自動モードとがある。
自動スケジューリング機能部21は、画像データベース13に記憶された出稿データのうち承認が完了した出稿データについて、スケジューリングを行う。この自動スケジューリング機能部21は、掲載料金の高い画像情報の表示優先度を高く設定する機能を有する。すなわち、8つの広告を1サイクルとして決まった時間間隔(例えば15秒間隔)で切り替えて表示する場合に、その8つの広告のうち、高い掲載料金が設定された広告を優先して表示する機能を有する。例えば、出稿データを出稿する予算額を示す予算情報と出稿データを表示するスケジュールの希望を示す掲載希望期間とを当該出稿データとともに趣向者の端末から受信し、自動スケジューリング機能部21が、掲載希望期間が重複する出稿データがあるか否かを判定し、重複する出稿データがある場合に、重複する出稿データにそれぞれ付与された予算額情報が示す予算額が高いものから順にスケジュールを割り当てる。または、ユーザ情報データベース11に、各出稿者の優先順位を示す優先度を出稿者のユーザ情報として対応づけて記憶しておき、自動スケジューリング機能部21が、掲載希望期間が重複する出稿データがあるか否かを判定し、重複する出稿データがある場合に、重複する出稿データを出稿した出稿識別情報に対応する優先度を参照し、優先度の高い出稿者識別情報が設定された出稿データから順にスケジュールを割り当てる。
スケジュールデータベース22は、出稿データをディスプレイ装置3に表示するスケジュールを記憶する。このスケジュールとしては、例えば、どの出稿データの識別情報と日時、ロケーション情報(どの駅のどのホームのどの位置の表示枠であるか)とを対応づけて記憶する。ここでは、出稿データがブランクであるか否かに応じて、そのスケジュールに空きがあるか否かを把握することも可能である。
表示ログ取得機能部23は、ディスプレイ装置3によって表示された出稿データの表示実績を集計ログデータベース24に記憶する。
集計ログデータベース24は、表示ログ取得機能部23からの指示に従い、出稿データの表示実績を記憶する。ここでは、どの出稿データがいつ、どのロケーションで表示されたかについての履歴を記憶する。
課金機能部25は、集計ログデータベース24を参照し、出稿データの表示実績に応じて課金情報を生成し、課金データベース26に書き込む。
課金データベース26は、課金情報を記憶する。課金情報としては、出稿者を識別する情報と、出稿データを識別する情報、ロケーション情報(広告枠の設置場所)、表示履歴(表示時間、表示回数)とを対応づけて記憶する。以下、課金情報を掲載料金情報ともいう。
また、この掲載料金情報には、ディスプレイ内に掲載可能な情報(制限情報)に応じた掲載料金を記憶する。制限情報の一例としては、広告対象がアルコール飲料やたばこ等の制限対象として指定されている商品であって、この指定対象の商品の広告ができる一日における割合(1日の○%以内)や時間帯について、広告枠の所有者毎に記憶しているケースがある。
この課金は、利用者が多いロケーションへの出稿については料金を高くし、利用者が少ないロケーションへの出稿については料金を低く設定するなど、ロケーションにおける利用者の数に応じた課金を行うことができる。利用者としては、ロケーションが駅である場合には、電車への乗車人数を利用者とし、改札機を通過した人数を改札機からの通過人数のカウント結果を検出することによって把握する。また、この乗車した人の属性についても料金の算出ルールとして記憶しておくことも可能である。この属性については、予め調査しておき、その傾向を記憶しておく。例えば、平日の朝7時から朝9時までは、○○駅においては、年齢が「20歳から35歳」の「女性」の属性の乗車する人が多い、などの傾向を各駅のそれぞれについて、時間毎に記憶する。ここでは、駅のホームのどの位置(電車の進行方向に対して前側、中側、後ろ側等)にどんな属性の人が来るのかを駅構内の位置の詳細についても記憶するようにしてもよい。
通信部27は、ネットワークNを介して接続される各種機器と通信を行う。この通信部27が上述の受信部に相当する。
図3は、広告枠に表示される広告の一例を示す図である。この図に示すように、表示枠内には、外枠情報が例えばアクリル板にスクリーン印刷された印刷媒体が設けられて背面から照明される外枠表示部(符号a)と、画像データが表示されるディスプレイ装置2(符号b)とが設けられる。ここでは、外枠表示部は、ディスプレイ装置2の情報と右側面側に渡って一体として形成されている。この外枠表示部の形状やディスプレイ装置2の配置位置については、表示枠内であれば、任意に設定することができる。ここでは、外枠表示部ではカラー印刷によって彩りを表現することができ、ディスプレイ装置2の表示によって、その時点に応じたタイムリーな情報(広告)を表示することができる。
外枠には、ディスプレイに表示される情報のうち特定の情報(例えば携帯電話広告)に対応する情報(携帯電話使用マナー)が印刷された領域を有し、外枠の裏面側に照明手段が設けられ、かかる特定の情報がディスプレイに表示されると外枠表示部の対応情報の領域を照明手段によって照らして表示される。この照明の点灯をさせるか否かについては、ディスプレイ制御装置2からの点灯の有無についての指示に従って照明装置が点灯する。
また、外枠表示部にランプやLED等で構成されるインジケータを設け、ディスプレイ制御装置2に掲載された情報の掲載時間(もしくは掲載残時間)が表示されるようにしてもよい。ディスプレイ装置2に表示された情報は、ある時間を経過すると異なる情報に更新されるので、次に更新されるまでの時間をこのインジケータによって表す。これにより、ディスプレイ装置2に表示された情報を見る者が、あとどれくらい閲覧することができるのかを把握することができる。
また、インジケータによって、ディスプレイ装置2に表示されている情報が、全体のうちの何コマ目であるのかを表示するようにしてもよい。ここでは、「現在のコマ数/全体のコマ数」のように、LED表示装置によって、数字によって表示するようにしてもよい。このインジケータによる表示は、スケジュール情報を参照し、表示開始から表示終了までのスケジュールを参照することにより行われる。
図4は、ユーザ情報データベース11に記憶される出稿者の関連付けをする情報を説明する図である。
ここでは、広告枠の外枠情報を出稿している出稿者を親出稿者と称し、当該親出稿者の広告枠内のディスプレイ装置3に表示する情報を出稿する出稿者を子出稿者と称する。このように、営業をかけたい出稿者と広告される出稿者とについては、関連づけすることが可能となる。
親出稿者に関する情報が記憶される親出稿者テーブルには、親出稿者を識別する親ID、親出稿者の業種を識別する業種ID、親出稿者の名称を示す名称等の項目が含まれる。子出稿者に関する情報が記憶される子出稿者テーブルには、子出稿者を識別する子ID、自身が出稿する広告が表示される広告枠の外枠表示部に出稿した親出稿者に対応する親ID、子出稿者に対する営業活動をする営業担当者を識別する担当者ID、親出稿者が自身に対して出稿を許可しているか否かを示す親承認フラグ、子出稿者の業種を識別する業種ID、子出稿者の名称、等の項目が含まれる。
また、親出稿者の商品を店舗(小売店)に対して営業を親出稿者の企業の営業担当者に関する親出稿者担当者テーブルには、営業担当者を識別する営業者ID、営業者が属する企業の親ID、営業担当者の氏名等の項目が含まれる。
このユーザ情報の登録は、運用者端末4、出稿者端末5、所有者端末6から送信されるそれぞれのユーザに関する情報を電子広告管理装置1が受信し、ユーザ情報管理部12によってユーザ情報データベース11に記憶される。親出稿者と子出稿者との関連づけは、例えば、親出稿者と子出稿者との関係を示す情報を運用者端末4から入力されるようにしてもよいし、親出稿者の出稿者端末5と子出稿者の出稿者端末5との間で、関連づけを行う要求を行い、互いに承認されたことが入力された場合に、関連づけする対象となる親IDと子IDが登録されるようになっている。
また、ここでは、親出稿者からの指示に従い、優先度を子IDに対応づけて記憶することも可能である。
次に、上述した構成における電子広告管理装置1の動作について図5のフローチャートを用いて説明する。
電子広告管理装置1は、ひな形設定を行う(ステップS1)。このひな形設定は、画像入稿機能部14が、運用者端末4あるいは出稿者端末5から送信されるひな形データを受信し、受信したひな形データをひな形データベース15に書き込むことによって行われる。
次に、電子広告管理装置1は、ひな形生成画像入稿を受け付ける(ステップS2)。ここでは、出稿者端末5からのひな形データの閲覧要求を画像入稿機能部14が受信すると、ひな形データベース15からひな形データを読み出して、出稿者端末5に送信する。そして、出稿者端末5からひな形データを選択した選択結果と、そのひな形の項目に入力する入力データとを併せて出稿データとして受信し、画像データベース13に記憶することによって受付される。ここでは、出稿データとともに、この広告を表示させたい期間、ロケーションを指定する情報も併せて受信する。
出稿データを受信すると、画像審査機能部19は、受信した出稿データを承認要求とともに所有者端末6に送信し、承認OKの指示を所有者端末6から受信したか否かを判定する(ステップS3)。承認NGの指示を所有者端末6から受信した場合には、承認が成立しなかったことを出稿データに書き込む。一方、承認が成立した場合、表示スケジューリング機能部20は、承認が完了した出稿データを、広告する対象として広告スケジュールに登録する(ステップS4)。ここで、表示スケジューリング機能部20の広告スケジュールの登録は、出稿データとともに送信された掲載希望期間と掲載希望ロケーションに応じて自動スケジューリング部21がスケジュールを割り当ててもいいし、運用者端末4がスケジュールの登録状況と出稿データとともに送信された掲載希望期間と掲載希望ロケーションとに応じて登録するようにしてもよい。
スケジュールが登録されると、表示スケジューリング機能部20は、広告表示スケジュール情報と、この広告表示スケジュール情報で表示される出稿データとをディスプレイ制御装置2に転送し(ステップS5)、ディスプレイ装置3に出稿データを表示させる指示をする(ステップS6)。
この指示に応じて、ディスプレイ制御装置2は、広告表示スケジュール情報に従って、掲載開始時刻から掲載終了時刻までの間、出稿データをディスプレイ装置3に表示する。ここでは、ディスプレイ装置3の表示画面には、広告表示スケジュール情報に従って、出稿データが順次切り替わる。
出稿データがディスプレイ装置3に表示されると、ディスプレイ制御装置2がディスプレイ装置3に対して表示を行った結果を表示ログとしてディスプレイ制御装置2から取得し(ステップS7)、課金データベース16に書き込む(ステップS8)。これにより、課金データベース16に書き込まれた表示結果に基づいて、課金の計算を行い、その課金結果を出稿者の出稿者端末5に通知する。そして、この課金結果に従って決済が行われる。
次に、図5のスケジュール割り当て処理について図6、7のフローチャートを用いてさらに説明する。
まず、図6において、スケジュール割り当て処理が開始されると(ステップS)、表示スケジューリング機能部20は、スケジュール日程の一覧を生成して運用者端末4に送信する。ここでは、広告が表示されることが決まっている日時の枠(コマ)と決まっていないコマが運用者端末4の表示画面に表示される。そしてスケジュールが決まっていないコマの欄が運用者によってクリックされると、その日時に掲出可能な出稿データの一覧が表示される(ステップS12)。
そして、その出稿データの一覧から出稿データが選択されクリックされると(ステップS13)、表示スケジューリング機能部20は、そのクリックされた出稿データをそのクリックされたコマに割り当て、スケジュールを確定し(ステップS14)、スケジュールデータベース22に書き込む。
次に、図7を用いて、図6ステップS12の候補広告一覧を生成する処理について説明する。
表示スケジューリング機能部20は、選択されたスケジュール日時において、掲出期間内である広告の出稿データを抽出する(ステップS21)。この出稿データの抽出は、出稿データに対応づけて記憶された掲出希望の日時に基づいて抽出される。次に、表示スケジューリング機能部20は、画像数がスケジュール日時の空きコマ数以内である広告の抽出を行い(ステップS22)、抽出結果を候補一覧として生成する(ステップS23)。
なお、以上説明した実施形態によれば、ディスプレイ装置2に用いられる電子ペーパーは、通常、白黒での表示となるが、外枠表示をカラー表示することができるので、白黒のみの場合と比べて見栄えがよくなる。
次に、第2の実施形態について説明する。
図8は、ひな形データについて説明する図面である。ここでは、ひな形データが2種類示されており、外枠表示部に表示される表示内容に関連する情報を表示する際に利用されるひな形が選択される。この選択は、ひな形データを登録する際に、ひな形データに業種IDを設定しておき、出稿する者(例えば子出稿者)の業種IDに一致するひな形データが選択候補として選択可能に表示される。そして、ひな形データが選択されると、その選択されたひな形データに対応する入力画面に遷移する。
図9は、入力画面の一例を示す図である。ここでは、図8においてひな形のタイプAが選択された場合に、そのひな形に対応する項目を入力可能な項目として表示される。これにより、入稿者は、入力可能な項目にテキストを入力する。これにより、入稿者は、ひな形を選択してテキスト情報を入力するだけで、出稿データを生成することができる。また、ここでは、テキストを入力する場合について説明したが、入力可能な項目をプルダウンメニュー等によって選択肢を表示しておき、入稿者に選択させるようにしてもよい。これにより、出稿データの作成にかかる手間をさらに省くことができる。
図10は、スケジューリング情報の一例を示す図である。この図において、日程とその時間が表示され、掲出可能な時間帯に出稿可能なコマ数に応じた欄が設けられている。「空」の文字が表示されているところは、出稿データを登録可能であることを示しており、他の画像が設定されている欄は、出稿データが設定されている欄を示している。
なお、この実施形態において、広告枠は、1コマ毎の表示秒数が例えば15秒に設定されており、1時間毎のコマ数は限られている。このコマ数に従い、例えば、電車のラッシュ時の運行間隔が2分であれば、4コマを1サイクルとして繰り返して出稿データを表示するようにし、夜間のような運行間隔がラッシュ時より長く、10分である場合には、12コマを1サイクルとして繰り返して出稿データを表示する。ここでは、1コマの秒数を15秒から5秒へと、変更することも可能である。この場合、広告を閲覧する者にとって、1つの広告を短い間隔で閲覧することになるので、システム上では、残秒数に従い、コマ数を増やす設定を行う。これにより、新たな出稿者の参加を促すことも可能となる。
また、ここでは、「空」のコマがなくなった後にさらに出稿データの登録依頼があった場合には、課金金額あるいは優先度に応じて、優先される出稿データが登録される。
また、上述の実施形態において、ディスプレイ制御装置2、ディスプレイ装置3、電子広告管理装置1とがそれぞれ異なる装置として構成する場合について説明したが、これらを1つの装置として構成するようにしてもよい。
次に、第3の実施形態について説明する。この実施形態においては、課金処理について他の実施形態について説明する。この実施形態における課金の方法としては、プリペイド方式である場合について説明する。
ここでは、プリペイドカードを出稿者に発行し、このプリペイドカードの残高に応じた出稿データの出稿依頼を行うことができる。このプリペイドカードは、電子広告管理装置1において使用可能な金額が記録されている。発行元(交通事業者など)から親出稿者に対し販売されるようにしてもよいし、親出稿者は、身元が判明している子出稿者のみにプリペイドカードを販売または配布することもできる。例えば、ビール会社の営業担当者(親出稿者)は、営業販促ツールとしてカードを自社ビールの特約店(子出稿者)に配布する。例えば、ショッピングモールの管理組合や管理協会はテナントや加盟店に対してプリペイドカードを配布、または、販売する。プリペイドカード受領者(子出稿者)は、携帯電話またはパソコンからカード掲載番号と出稿者の身元(店名、住所、連絡先など)を入力すると親出稿者にメールまたは個人ページに連絡が通知される。親出稿者の担当者によって承認された出稿者のみが出稿することが可能となる。
プリペイドカードは券面の一方の面にどの交通事業者の広告枠で利用可能かわかるように交通事業者名やロゴなどを配置する。券面のもう片側にどの交通事業者で利用可能かわかるよう交通事業者名やロゴなどを配置する。券面のもう片側には、携帯電話で読み取り登録メールを送るための二次元バーコード、登録用ウェブサイトのURLや登録時にどの外枠情報者に連絡すべきかシステム側で管理されている番号とシールされた認証用の番号、出稿主としての登録から画像情報の作成までの簡単な説明書き、カスタマーサポートセンターの運用元と問い合わせ先番号、などが記載されている。
ここで、優先すべき出稿データがある場合について説明する。1時間の間に設定できるコマ数には限りがあるが、このコマ数に溢れる場合の優先順位は、表示されるコンテンツの総予算額(掲出期間に対する予算額)が多い順に決定される。これは表示される前日までにシャッフルされていくので、それまでに自分の優先順位を上げたければ、順番が高いコンテンツよりも予算額を高く設定することで可能である。
ID番号に基づいて定めされた画像情報の掲示スケジュールを掲示する手段が設けられる。ここでは、プレミアID番号を考えた場合を想定している。
最大に配慮すべきは、これまでに出稿できなかった個店(商店街)の事業形態が小規模の出稿主である。出稿機会も少ないので、このような出稿者にプレミアID番号が設定されたプリペイドカードをギフトカードとして提供することが可能である。
次に、電子広告管理システムの動作について図11のシーケンス図を用いて説明する。
まず、ここではまず、プリペイドカードが発行される。この発行は、所有者端末6の所有者がプリペイドカードを作成する。出稿者端末5の親出稿者である出稿者は、運用者端末4の運用者(例えば広告代理店)にカードの発注を行い、運用者は、この発注を受けると、所有者によって作成されたプリペイドカードを所有者から購入する。この購入に対する費用の請求を所有者から運用者に行われる。運用者は、プリペイドカードが納品されると、請求に応じた支払いを行う。
また、プリペイドカードが納品される際、このプリペイドカードを識別するカード識別情報と、納品先の出稿者の業者IDとが対応づけて課金データベース16に記憶する(ステップS50)。このカード識別情報は、プリペイドカードの券面に印字されているか、あるいはプリペイドカードの記録媒体に記憶されている。
プリペイドカードが親出稿者に納品された後(ステップS51)、親出稿者の営業担当は、子出稿者に対して営業活動する際に、プリペイドカードを配布したり、販売する(ステップS52)。子出稿者は、プリペイドカードを入手した後、プリペイドカードの券面に印刷された識別情報を出稿者端末5の携帯電話のカメラで撮像し、当該撮像結果から得られるURLに対してアクセスするとともに(ステップS53)、撮像結果から得られるプリペイドカードの識別情報と出稿者端末5の電子メールアドレスとを電子広告管理装置1に送信する。このアクセス先は、電子広告管理装置1である。
電子広告管理装置1のユーザ情報管理部12は、子出稿者の出稿者端末5からアクセスされると、出稿者端末5から送信されたプリペイドカードの識別情報が課金データベース16に記憶されているか否かを判定し、識別情報が記憶されている場合に、出稿者端末5に対してIDとパスワードを発行してユーザ情報データベース11に記憶するとともに、発行したIDとパスワードを、アクセスする際に出稿者端末5から通知された電子メールアドレスに対して送信する(ステップS54)。
出稿者端末5は、電子メールを受信すると、この電子メールに記述されたIDとパスワードを利用して電子広告管理装置1にアクセスし、サービス利用に関する同意契約内容を表示し、子出稿者によって確認されて承認の指示が入力されると、必要に応じてIDとパスワードの変更を行い(ステップS56)、画面上に表示される出稿者を選択する選択肢の中から、親出稿者の選択を行い、自身の店舗の名称、代表者、連絡先、住所、子IDなどの店舗情報の入力を受け付け、入力された店舗情報、プリペイドカードの識別情報を親出稿者の出稿者端末5に送信する(ステップS58)。そして、選択された親出稿者の出稿者端末5の営業担当者は、店舗情報を確認し、自身の営業対象の子出稿者であることを確認したのち、承認ボタンをクリックする。これにより、親出稿者の出稿者端末5から登録承認の通知とともに、親出稿者の親IDと承認した対象の子IDとプリペイドカードの識別情報が電子広告管理装置1に送信される(ステップS59)。
電子広告管理装置1のユーザ情報管理部12は、親出稿者の出稿者端末5から送信される親ID、子ID、プリペイドカードの識別情報、承認完了の通知を受信すると、これらの情報をユーザ情報データベース11に記憶して対応付けを行う。そして、承認が完了したことを通知する電子メールを運用者端末4と親出稿者の出稿者端末5と子出稿者の出稿者端末5に送信する(ステップS60)。これにより、運用者端末4、親出稿者の出稿者端末5、子出稿者の出稿者端末5は、この承認完了の電子メールを受信する(ステップS61、62、63)。
このようにして店舗の登録およびプリペイドカードの識別情報の登録が行われる。
次に、他の実施形態における出稿データのスケジューリングについて説明する。このスケジューリングは、図6ステップS12において実施される処理である。
まず、表示スケジューリング機能部20は、出稿者端末5から要求される掲出先を示すロケーション情報および親IDを参照し、子出稿者の出稿者端末5が出稿可能なロケーションであるか否か、およびユーザ情報データベース11に記憶された情報を参照し、親IDと子IDとの対応付けが有るか否かを判定する。
そして、それぞれYESである場合に、出稿データとともに送信された掲出希望期間を参照し、掲出希望期間の広告枠に設定する。ここでは、○月○日から○月×日等のように期間を指定することが可能である。また、毎週、隔月、毎月など、繰り返しの表示を出稿者端末5は指示することもできる。
また、表示スケジューリング機能部20は、連続する複数枚分の出稿データが指示されているか否かの連続画像指定を出稿者端末5から受信しているか否かを判定する。連続画像指定があれば、その指定された複数の画像データを連続して表示するためのコマにわりあて、なければ、次のステップに進む。
次に、表示スケジューリング機能部20は、表示規制があるか否かを判定する。この表示規制は、同一出稿者が出稿データの公開を希望する期間が、掲出量の範囲内(例えば、○○%/日)であるか否かを判定し、掲載可能な範囲を超えていれば、掲載希望日程が後の日程が指定されたもののうち、掲載可能な範囲を超えた分を削除し、掲載可能な期間を超えていなければ、親IDと子IDのそれぞれ対応付けされている業種IDが一致するか否かを判定し、一致していなければ出稿を不可とし、一致していれば、次のステップに進む。
次に、表示スケジューリング機能部20は、掲出希望期間内における出稿する時間帯を設定する。これは、掲出希望期間に合わせて時間帯の指定があればそれに従い、なければ、広告するターゲットに応じた時間帯に設定する。このターゲットについては、業種IDにどの属性が対応するかについて、ロケーション情報データベース16に予め記憶しておき、出稿データの業種IDに対応する属性を読み出し、読み出した属性の利用者が多い時間帯をロケーション情報データベース16に記憶された属性の情報を参照して設定する。
そして、表示スケジューリング機能部20は、表示総数を決定する。ここでは、出稿者のプリペイドカードの残高あるいは予算額を参照し、その金額の範囲内にであって、掲出希望期間において表示可能な日数を均等割する。そして、表示の順序を決定する。ここでは、スケジュールが重なったコマ、あるいは、コマの空きがない時間帯である場合には、出稿データの予算額を比較し、予算が多い順に割り当てていき、その時間帯に割り当てきれない出稿データについては、同じ時間ランクの同じ日の1時間または別の日に割り当てる。
このようにして、出稿データを順次割り当て、実際に出稿データが表示されたのち、集計ログデータベース24に記憶された表示実績に応じた出稿費用をプリペイドカードの残高から減算する。
また、上述した実施形態において、広告枠が設けられる地域によっては、広告内容に応じて、予め決められた情報も表示する必要がある場合がある。例えば、携帯電話に関する広告や情報を広告枠に表示する場合、「優先席付近では携帯電話の電源を切り、それ以外の場所ではマナーモードに切り替えて、通話を控えましょう」等の付随情報を表示する必要がある場合がある。
この場合、外枠表示部の一部に、この付随情報が予め印刷された付随情報表示領域を設けておき、この携帯電話に関する情報をディスプレイ装置3に表示する際に、この付随情報表示領域の背面から光を照射するようにしてもよい。これにより、光が照射されていないときは、付随情報が見えにくくなり、表示されていないようにすることができ、付随情報を表示する際に背面から光りを照射することによって、付随情報を併せて表示する間だけ、付随情報を容易に視認することができるようになる。したがって、ディスプレイ装置3に表示するコンテンツは全国で統一的に同じにすることができ、付随情報が必要な地域については、外枠表示部を利用して、付随情報を表示することができる。付随情報の有無については、画像データベース13に出稿データと対応づけて記憶しておき、広告を表示する先のロケーション情報に従って、付随情報が必要であるかをディスプレイ制御装置2が判定し、判定結果に応じて背面の光を点灯させるように制御する。
なお、デフォルトの情報を予め画像データベース13に記憶しておくことによって、例えば、スケジュールされていた広告を表示しないこととなった場合、別の情報を表示する必要があるとき、このデフォルトの情報を表示する。これにより、広告枠を有効に利用することができる。デフォルトの情報としては、例えば、その日のニュースや、「ホームでは走らないようにしましょう」等の広告枠が設けられた場所に関連する情報があげられる。
親子関係を持たせて広告を出稿させるようにしたので、例えば料飲店の店主(子出稿者)は、メーカ(親出稿者)から提供された独自のひな形をひな形データベース15を参照して利用することにより、テキストを入力するだけで出稿することが可能であり、契約店の集客を販促することが可能となる。
また、出稿データについては、RSS(RDF site summary)による入稿を利用することによりで、WEBサイト更新時に広告枠に対する出稿データも連係して更新させることも可能である。
また、以上説明した実施形態によれば、外枠情報と、この外枠情報に対応する(特に関連性のある)画像情報と、を同時に表示することができる。また、定期的に利用する観察者に対して、外枠情報に対する可変の画像情報を提供することにより、常に新鮮な情報を提供することで常に意識させることが可能となり、その結果外枠情報について長期間にわたって強く印象づけることが可能となる。
また、従来は、掲出する印刷物やデジタルコンテンツを一つ一つ、都度(例えば、毎月や一年に一回)、掲出箇所毎に交通事業者が審査する仕組みがとられているが、このシステムによれば、すべてのコンテンツは一度審査を通過するだけで、何度でも繰り返し数多くの箇所に同時に掲出することが可能となる。
また、上述の実施形態においては、出稿主の業種に合わせた雛形を提供するようにしたので、一般的に普及している携帯電話を使い、出稿主でも最低限のテキスト情報を入力させ、その確認を行った上で、低リスクな実績ベースで課金する。この仕組みを使うことで、企業ならば区国に限らず広報発表等のPRを、また営業面で付き合いのある地元商店などITリテラシーの低い店主などからも紹介を行うことが可能となる。
また、交通事業者が掲出している掲出量規制(一駅以内にある業種の広告は一定の割合い以内になるようにするもの)という規制を取り組んでおり、出稿者の業種(しかも出稿者の業種は画像毎に変わる、例えば、A社はノンアルコール飲料、B社はアルコール飲料、地元商店街は外食サービスなど)にあわせ、その一日にうちで掲出量を規制し、自動でコンテンツを配信することが可能となる。
また、従来の印刷広告物の多くは、交通事業者にとって手間や費用がかさばるため、掲出箇所の選択を外枠情報社に与えていないことが多い。今回のシステムでは、そのスペースと時間を提供するものであり、自由度の高いシステムとなっている。観察者の属性や志向性に従い掲出する画像情報を配置することを実現した。
また、電子ペーパーのように、反射型で発熱しないディスプレイであれば、紙と同じように密封構造とすることができ、温度や湿度、粉塵などの外部環境の影響を受けにくくすることが可能となる。なお、設置する壁面や天井等に対して密封構造として設置することが可能であれば、ディスプレイ装置3は、電子ペーパーに限られることなく、他のディスプレイ装置を適用するようにしてもよい。
また、上述の実施形態においては、ディスプレイ装置3や外枠表示部に表示する内容が広告である場合について説明したが、表示内容は広告に限られることはなく、各種情報であってもよい。
また、図1における電子広告管理装置1の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより電子広告の出稿管理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
この発明の一実施形態による電子広告管理システム100の構成を示す概略ブロック図である。 電子広告管理装置1の構成を示す概略ブロック図である。 広告枠に表示される広告の一例を示す図である。 ユーザ情報データベース11に記憶される出稿者の関連付けをする情報を説明する図である。 電子広告管理装置1の動作について説明するフローチャートである。 電子広告管理装置1の動作について説明するフローチャートである。 電子広告管理装置1の動作について説明するフローチャートである。 ひな形データについて説明する図面である。 入力画面の一例を示す図である。 スケジューリング情報の一例を示す図である。 電子広告管理システムの動作について説明するシーケンス図である。
符号の説明
1 電子広告管理装置
2 ディスプレイ制御装置
3 ディスプレイ装置
4 運用者端末
5 出稿者端末
6 所有者端末

Claims (4)

  1. 端末装置と接続される表示装置であって、
    外枠情報が対応する画像情報を表示するディスプレイからなる第1の表示部と、
    該第1の表示部に隣接して設けられ前記外枠情報を印刷によって表示する第2の表示部と、
    前記第1の表示部に出稿する出稿者を識別する子IDと前記第2の表示部に出稿する出稿者を識別する親IDとを対応づけて記憶するユーザ情報データベースと、
    前記端末装置から送信される前記第1の表示部に表示する画像情報と子IDとを受信する受信部と、
    前記受信部によって受信した画像情報の子IDと当該受信した画像情報を表示する対象となる第1の表示部に対応する第2の表示部の親IDとが一致するか否かを判定し、一致する場合に画像情報の登録を受け付ける表示スケジューリング機能部と
    を有することを特徴とする表示装置。
  2. プリペイドカードを識別する識別情報と当該プリペイドカードの利用可能な残高とを対応づけて記憶する課金データベースを有し、
    前記受信部は、画像情報の出稿を依頼する出稿者から入力されるプリペイドカードの識別情報を受信し、
    前記表示スケジューリング機能部は、前記出稿データを前記受信したプリペイドカードの識別情報に対応する残高を前記課金データベースを参照して読み出し、読み出した残高の範囲内で前記第1の表示部に出稿データを表示するようにスケジュールを行う
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記受信部は、出稿データを出稿する予算額を示す予算情報と出稿データを前記第1の表示部に表示するスケジュールの希望を示す掲載希望期間とを当該出稿データとともに前記端末装置から受信し、
    前記表示装置は、さらに、
    前記出稿データを前記第1の表示部に表示するスケジュールを生成する場合、前記掲載希望期間が重複する出稿データがあるか否かを判定し、重複する出稿データがある場合に、
    重複する出稿データにそれぞれ付与された予算額情報が示す予算額が高いものから順にスケジュールを割り当てるスケジューリング機能部
    を有することを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  4. 前記端末装置から出稿データを送信する出稿者を識別する出稿者識別情報と優先順位を示す優先度とを対応づけて記憶するユーザ情報データベースと、
    前記出稿データを前記第1の表示部に表示するスケジュールを生成する場合、前記掲載希望期間が重複する出稿データがあるか否かを判定し、重複する出稿データがある場合に、
    重複する出稿データを出稿した出稿識別情報に対応する優先度を参照し、優先度の高い出稿者識別情報が設定された出稿データから順にスケジュールを割り当てるスケジューリング機能部
    を有することを特徴とする請求項1または2記載の表示装置。
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