JP7408998B2 - インクジェットプリンタ及びインクジェットプリンタ駆動方法 - Google Patents
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Description
一方、インクジェットプリンタは用途が拡大しつつあり、大型化されたインクジェットプリンタが各種開発されている。大型化されたインクジェットプリンタの場合、駆動基板とインクジェットヘッドとの距離を短くすることは、構造的に困難であることが多い。
そして、駆動基板の駆動波形電力増幅回路により電力増幅されたアナログ波形電圧をインクジェットヘッドに供給すると共に、バッファ回路に供給される画像データは差動信号であり、駆動基板は、差動信号を受信する差動レシーバを備えるようにした。
図1は、本例のインクジェットプリンタ1の全体構成を示すブロック図である。
インクジェットプリンタ1は、制御部50と、移動制御部21と、移動動作部61と、通信部62と、ヘッド駆動制御部10と、インクジェットヘッド40などを備え、これらがバス63を介して信号を送受信可能に接続されている。
CPU51は、各種演算処理を行う。CPU51は、記憶部53に記憶されている制御プログラムを読み出して画像記録やその設定などに係る各種制御処理を行う。
RAM52は、CPU51に作業用領域を提供し、作業中のデータを記憶する。
移動動作部61は、画像を記録する対象である記録媒体を所定の方向に搬送することで、インクジェットヘッド40に対して記録媒体を相対的に移動させ、少なくとも記録媒体の供給及び排出に係る動作を行う。移動動作部61としては、例えば、表面に記録媒体を担持する円筒形状のドラム外周や無端状ベルトの表面を周回動作させる回転モータなどが挙げられる。
なお、この駆動制御部42による切り替えは、インク液滴の吐出時に限られず、インク液滴を吐出させない程度に小振幅の非吐出波形を供給する際にも行われる。
駆動波形生成部11は、CPU11aと記憶部11bを備え、CPU11aの制御で記憶部11bに記憶された駆動波形のデジタルデータが読み出される。
駆動波形電力増幅回路31は、供給されるアナログ波形電圧を、インクジェットヘッド40の圧電素子41を駆動できるレベルまで電力増幅する。
駆動基板30の駆動波形電力増幅回路31で電力増幅された駆動波形電圧は、インクジェットヘッド40の圧電素子41に供給される。駆動基板30とインクジェットヘッド40とは、ケーブル72(図3)で接続されている。
図2は、制御基板10aから駆動基板30を経由してインクジェットヘッド40に駆動波形が供給される構成を示す。
制御基板10aの駆動波形生成部11で生成された駆動波形のデータは、制御基板10a内のDAC12でアナログの駆動波形電圧に変換される。DAC12で変換された駆動波形電圧は、制御基板10a内の駆動波形電圧増幅回路13に供給され、インクジェットヘッド40を駆動する電圧レベルまで増幅される。
駆動波形電力増幅回路31で電力増幅された駆動波形電圧は、インクジェットヘッド40の圧電素子41に供給される。圧電素子41は、この駆動波形電圧により駆動される。すなわち、圧電素子41は、駆動波形の電圧に対応して変形し、吐出対象の液体にかかる圧力を変化させる。
制御基板10aと駆動基板30とは、ケーブル71で接続されている。このケーブル71には、駆動波形電圧増幅回路13で電圧増幅された駆動波形電圧が伝送される。
駆動基板30とインクジェットヘッド40とは、ケーブル72で接続されている。このケーブル72には、駆動波形電力増幅回路31で電力増幅された駆動波形電圧が伝送される。
駆動基板30を小面積の回路基板で構成することで、駆動基板30をインクジェットヘッド40の近傍に配置することが可能になり、ケーブル72の長さを短くすることができる。
図4は、制御基板10aの駆動波形電圧増幅回路13と、駆動基板30の駆動波形電力増幅回路31との回路構成の例を示す。なお、図4では、駆動波形電力増幅回路31の前段に、負帰還回路32を設けた例を示す。この負帰還回路32も、駆動基板30に配置される。但し、駆動波形電力増幅回路31の前段に負帰還回路32を設けるのは一例であり、負帰還回路32がない構成としてもよい。
2つの電界効果トランジスタM1,M2のゲートに、負帰還回路32の出力(オペアンプU2の出力)が供給される。電界効果トランジスタM1のドレインには電源VCCが供給され、電界効果トランジスタM2のドレインは接地される。そして、2つの電界効果トランジスタM1,M2のソースを接続し、この2つの電界効果トランジスタM1,M2のソースの接続点に得られる信号を、駆動波形電力増幅回路31の出力とする。この駆動波形電力増幅回路31の出力が、インクジェットヘッド40の圧電素子41に供給される。
なお、図4では、電圧増幅回路13と負帰還回路32との間を近接して示しているが、実際には図3で説明したように、比較的長いケーブル71で電圧増幅回路13と負帰還回路32との間が接続されている。
図5は、圧電素子41に供給される駆動波形電圧の例を示す。
図5(a)は、図2~図4で説明した本例の構成とした場合における、圧電素子41に供給される駆動波形電圧Vaを示す。
本例の構成の場合の駆動波形電圧Vaは、圧電素子41に供給される直前に配置された駆動波形電力増幅回路31で電力増幅が行われるため、圧電素子41に供給される時点での波形の歪やなまりが殆どない。しがたって、インクジェットヘッド40の圧電素子41の駆動を適正に行うことができ、インクジェットヘッド40による印画画質を劣化させる要因を排除でき、結果的に高画質化を図ることができる。
この場合の駆動波形電圧Vbは、電力増幅した後に比較的長いケーブルで伝送されて圧電素子41に供給されるため、波形の一部に歪みX1,X2等が発生している。このような駆動波形電圧Vbで圧電素子41を駆動した場合には、歪みX1,X2に対応した画質の劣化が生じてしまう。
なお、駆動基板30には、他の回路を配置するようにしてもよい。
図6の例は、制御基板10aからインクジェットヘッド40の駆動制御部42に供給する画像データのバッファ回路33を、駆動基板30に配置した例を示す。バッファ回路33を介して駆動制御部42に供給される画像データはデジタルデータである。
図6の例のその他の構成は、図2の例と同じ構成とする。
また、画像データが差動信号の場合には、差動レシーバを駆動基板30が備えるようにしてもよい。
なお、本発明は、上述した実施の形態例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、変形や変更が可能である。
例えば図1に示すインクジェットプリンタ1の全体構成は一例であり、その他の構成のインクジェットプリンタに適用してもよい。
また、図2や図4などでは、1つのインクジェットヘッド40への駆動波形電圧の供給構成を示したものであり、複数のインクジェットヘッド40が配置される場合には、駆動基板30に、複数の駆動波形電力増幅回路31が配置される。
さらに、図4に示す回路構成についても一例を示すものであり、本発明は、この図4に示す構成に限定されるものではない。図4に示すように負帰還回路32を設けた点についても、好適な一例を示したものであり、負帰還回路32がない構成としてもよい。
Claims (5)
- インクジェットヘッドの駆動波形を生成する駆動波形生成部と、
前記駆動波形生成部で生成された駆動波形のデジタルデータをアナログ波形電圧に変換するコンバータと、
前記コンバータにより変換されたアナログ波形電圧を、前記インクジェットヘッドを駆動する電圧レベルまで増幅させる駆動波形電圧増幅回路と、を有する制御基板と、
前記制御基板の前記駆動波形電圧増幅回路から出力されたアナログ波形電圧が供給され、前記アナログ波形電圧を前記インクジェットヘッドの素子を駆動できるレベルまで電力増幅する駆動波形電力増幅回路を有する駆動基板と、
前記駆動基板に配置された、前記インクジェットヘッドを制御する画像データのバッファ回路と、を備え、
前記駆動基板の前記駆動波形電力増幅回路により電力増幅された前記アナログ波形電圧を前記インクジェットヘッドに供給すると共に、前記バッファ回路に供給される画像データは差動信号であり、前記駆動基板は、差動信号を受信する差動レシーバを備えるようにした
インクジェットプリンタ。 - 前記駆動基板と前記インクジェットヘッドとを接続するケーブルは、前記制御基板と前記駆動基板とを接続するケーブルよりも短くした
請求項1に記載のインクジェットプリンタ。 - 前記駆動基板は、前記駆動波形電力増幅回路の出力に負帰還をかけて前記アナログ波形電圧を補正する負帰還回路を備える
請求項1に記載のインクジェットプリンタ。 - 前記駆動基板は、複数の前記インクジェットヘッドの駆動波形電力増幅回路を備える
請求項1に記載のインクジェットプリンタ。 - インクジェットヘッドを駆動するアナログ信号波形を、前記インクジェットヘッドに供給するインクジェットプリンタ駆動方法において、
制御基板内で生成された駆動波形のデジタルデータをアナログ波形電圧に変換し、変換されたアナログ波形電圧を、前記インクジェットヘッドを駆動する電圧レベルまで増幅した後、前記制御基板からケーブルを介して駆動基板に伝送し、
前記駆動基板に配置された回路で、伝送された前記アナログ波形電圧を前記インクジェットヘッドの素子を駆動できるレベルまで電力増幅し、
前記駆動基板に配置されたバッファ回路で、前記インクジェットヘッドを制御する画像データのバッファ処理を行い、
前記駆動基板に配置された回路で電力増幅された前記アナログ波形電圧を、ケーブルを介して前記インクジェットヘッドに供給すると共に、前記バッファ回路に供給される画像データは差動信号とした
インクジェットプリンタ駆動方法。
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