JP7408049B1 - 撹拌翼、撹拌方法、撹拌翼の組立方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】高粘性流体であっても良好に混合撹拌し、高効率で混合することができる撹拌翼、撹拌装置を提供する。【解決手段】撹拌翼1は、複数の羽根体14と、当該羽根体14を挟んで対向配置される2つの位置決め板13と、前記位置決め板13の一方に密着して配設される支持板11と、他方の位置決め板13に密着して配設される環状板12を備え、前記位置決め板13及び環状板12の中央には、流体Fを流出入させる流体流入孔13a及び12aが形成されている。支持板11に配設した回転軸17を回転させることにより、撹拌翼1内部に形成される中空部18から流体Fが吐出され、これに伴い環状板13及び位置決め板12の流体流入孔13a及び12aから流体Fが中空部28に流入することにより撹拌槽V内部で循環流れが発生し、流体Fは混合される。【選択図】図1

Description

本発明は、流体を混合又は撹拌する技術であり、撹拌翼、撹拌方法、及び撹拌翼の組立方法に関するものである。
撹拌槽等の容器内で流体を撹拌するために撹拌翼が広く使用されている。撹拌翼としてはディスクタービン翼等の羽根タイプの翼が広く使用されており、例えば塗料等を使用直前に現場で撹拌混合するためのハンディタイプのものとしても使用されている。しかし、ディスクタービン翼等の羽根タイプの翼は平板状の羽根の角部が露出しているため作業者が負傷する場合があり、必ずしも使用に際して安全が確保されているとはいえない。そのため、特許文献1に示す撹拌用回転体が使用される場合がある。このものは回転軸方向に垂直な断面が円形状に構成されていて、角部がなく使用に際して安全である。また、流体中に固形分が含まれていても吸入口が回転軸に近い位置に配置されているため、固形分を吸入して吐出孔から吐出することができ、吸入孔と吐出孔を繋ぐ流通路に滞留物が蓄積し難い。
しかし、特許文献1に記載の撹拌用回転体では、流体の吸入孔及び吐出孔以外の流体中に露出する部分が滑らかな曲面又は平面であるため、高粘性の塗料を混合する場合には流体内で撹拌用回転体が滑ってしまい、良好に混合されないという問題があった。
特許4418019号公報
本発明は、前記課題に鑑みてなされたものであり、高粘性の流体であっても撹拌翼が流体中を滑ることなく、高効率で混合することができる技術に関するものである。
本発明に係る撹拌翼は、
容器内の流体を撹拌するための撹拌翼であって、
前記撹拌翼は、略平板状の複数の羽根体と、前記複数の羽根体を挟んで対向配置される2つの位置決め板と、前記位置決め板の一方に密接して配置される支持板と、前記位置決め板の他方に密接して配置される環状板とを備え、
前記位置決め板は、前記羽根体の水平方向断面と略同形状で、且つ、僅かに大きい位置決め貫通溝を有し、
前記支持板は、中央に回転軸を固定するための回転軸締結用貫通孔を有し、
前記環状板は、中央に流体を流入させる流入孔を有し、
前記複数の羽根体の長手方向端部は、前記位置決め板の位置決め貫通溝に嵌合し、
前記位置決め板と、支持板及び環状板は、各々が相対する複数の締結用貫通孔を備え、
前記複数の締結用貫通孔の各々には、締結手段としてのボルト及びナットが配設され、前記位置決め板と中間支持板は、前記ボルトの外周部に配設されたスペーサーにより所定間隔を保持して配置され、
前記複数の羽根体と、位置決め板と、支持板及び環状板とが、前記複数の締結用貫通孔の各々に配設された前記ボルト及びナットにより一体的に固定され、
前記支持板には回転軸が配設されていることを特徴とする撹拌翼である。
本発明に係る撹拌方法は、
前記撹拌翼による流体の撹拌方法であって、
前記撹拌翼が、自己の回転動作により、前記環状板の流入孔を介して前記撹拌翼内部に流入した流体を、前記撹拌翼の外周部から流出させる工程を含む撹拌方法である。
本発明に係る撹拌翼の組立方法は、
前記撹拌翼の組立方法であって、
前記ボルトにスペーサーを外挿する手段と、
前記位置決め板の位置決め貫通溝に、前記羽根体の長手方向端部を嵌合させる手段と、
前記ボルト及びナットにより、前記撹拌翼を一体的に固定する手段を備える撹拌翼の組立方法である。
以上のように、本発明に係る撹拌翼及び撹拌方法によれば、環状板の流入孔から流入した流体が、撹拌翼内に円周状に配列された羽根体間に形成された空隙から流出するので、流体が高粘性であっても高効率で混合することができる。また、本発明に係る撹拌翼の組立方法によれば、撹拌翼を効率よく組み立てることができる。
実施形態1の撹拌翼を示す分解斜視図である。 実施形態1の撹拌翼を構成する支持板を示す斜視図である。 実施形態1の撹拌翼を構成する環状板を示す斜視図である。 実施形態1の撹拌翼を構成する位置決め板を示す斜視図である。 実施形態1の撹拌翼における、スペーサー部分を示す断面模式図(図5(a))、及び羽根体部分を示す断面模式図(図5(b))である。 実施形態1の撹拌翼が撹拌槽内で回転して撹拌される流体の流れる様子を示した断面模式図である。 実施形態1の撹拌翼の変形例であって、両おねじスペーサーを使用した場合のボルト部分の断面模式図(図7(a))であり、両めねじスペーサーを使用した場合のボルト部分の断面模式図(図7(b))である。 実施形態2の撹拌翼を示す分解斜視図である。 実施形態2の撹拌翼を構成する中間支持板を示す斜視図である。 実施形態2の撹拌翼におけるスペーサー部分を示す断面模式図(図10(a))、及び羽根体部分を示す断面模式図(図10(b))である。スペーサー部分を示す断面模式図である。 実施形態2の撹拌翼が撹拌槽内で回転して撹拌される流体の流れる様子を示した断面模式図である。
(撹拌翼の実施形態1)
撹拌翼1は、図1に示すように、略円板状の支持板11に密着して配される位置決め板13、及び略円環状の環状板12に密着して配される位置決め板13の間に、複数(ここでは6つ)の略平板状の羽根体14、及び円管状のスペーサー15が配されている。スペーサー15内部にはボルト161が挿通され、ナット162と共に締結手段として撹拌翼1を一体的に固定する。支持板11には回転軸17が接続されている。スペーサー15の数量はボルト161の数量と対応しており、ここではいずれも3つである。
図2に示す支持板11には、中央に回転軸17の締結用の回転軸用貫通孔11a、及び3つの締結用貫通孔11bが配されている。図3に示す環状板12には中央に流体が流入する流体流入孔12a、及び3つの締結用貫通孔12bが配されている。図4に示す位置決め板13には、中央に流体流入孔13aと、3つの締結用貫通孔13bと、及び羽根体14と同数の位置決め貫通溝13c(ここでは6つ)が円周状に配されている。支持板11の締結用貫通孔11b、環状板12の締結用貫通孔12b、及び位置決め板13の締結用貫通孔13bの各々の3つの孔の内径は略同一であり、互いに相対する位置に配されている。
撹拌翼1を組み立てた状態におけるスペーサー15を含む断面模式図を図5(a)に、羽根体14を含む断面模式図を図5(b)に示した。位置決め板13の位置決め貫通溝13cは、羽根体14の水平方向断面の外周形状よりも僅かに大きく形成されているので、上下の位置決め板13の位置決め貫通溝13cには羽根体14の長手方向の両方端部が嵌まり込んで、一方は支持板11上に、他方は環状板12上に羽根体14が位置決めされる。複数の羽根体14は、位置決め板13の位置決め貫通溝13cの配列に従い、撹拌翼1の平面視で円周状に略同一ピッチで配されている。
対向する2枚の位置決め板13の間に配されているスペーサー15の長さは、羽根体14の長さより2枚の位置決め板13の厚さ分だけ短い。また、スペーサー15の外径は位置決め板13の締結用貫通孔13bの内径より大きく、且つ、内径はボルト161の外径より大きく形成されている。以上の構成により、2枚の位置決め板13は、スペーサー15によりその間隔が保持され、羽根体14の両端部は2枚の位置決め板13の位置決め貫通溝13cに確実に嵌合する。
撹拌翼1は以上のように構成されているので、スペーサー15を挿通するボルト161とナット162を締め込むことにより、支持板11及び環状板12が羽根体14を、2枚の位置決め板13がスペーサー15を挟み込むことにより、撹拌翼1は強固に固定される。回転軸17は先端部にネジ部17aを有し、ネジ部17aが支持板11の回転軸用貫通孔11aを貫通してナット171と締結されることにより、回転軸17を支持板11に固定する。なお、撹拌翼1の中央には、環状板12の流体流入孔12a及び位置決め板13の流体流入孔13aに繋がる中空部18が形成される。
以上の撹拌翼1を、内部に流体Fを収容した撹拌槽V内で回転させた場合の撹拌翼1周辺の流体Fの流れを図6に示した。モータMにより撹拌翼1を回転させると、撹拌翼1の中空部18に保持された流体Fは、遠心力の作用により半径方向外方に向けて付勢され、撹拌翼1の外周部から吐出させられる。これに伴い、撹拌槽V内部の流体Fは、撹拌翼1下部の環状板12の流体流入孔12a及び位置決め板13の流体流入孔13aから撹拌翼1内部の中空部18に流入するので、撹拌槽V内部で循環流れが発生して流体Fが混合される。
撹拌翼1の外周部において、6つの羽根体14以外の部分は開放されているため撹拌翼1からの流体Fの吐出流量が多く、また、撹拌翼1の側面の面積、すなわち羽根体14の厚さと高さによる部分の面積が小さいため、流体Fが高粘性流体であっても撹拌翼1は滑り難いので、流体Fを確実に撹拌することが可能である。さらに、流体Fが粒子等の固形分を含む場合であっても粒子が各羽根体14間に閉塞することはないので、撹拌翼1は流体Fが粒子等を含んでいても使用することができ、使用後の洗浄も容易である。また、羽根体14の角部が露出していないので、使用に際しても安全である。
(撹拌翼の実施形態1の変形例)
なお、撹拌翼1において、図7(a)に示すようにボルト161に代えて両端にオスネジを備える両おねじスペーサー163を使用して、ナット162と締結しても良い。あるいは、図7(b)に示すように両端にメスネジを備える両めねじスペーサー164を使用して、ボルト161と締結しても良い。両おねじスペーサー163や両めねじスペーサー164を使用することにより、スペーサー15が不要になる。
(撹拌翼の実施形態2)
撹拌翼の実施形態2に係る撹拌翼1Aは、図8に示すように、対向する2つの位置決め板13の間に中間支持板19が配され、2つの位置決め板13と中間支持板19はスペーサー151及びスペーサー152により隔てられており、中間支持板19の羽根体用貫通溝19cを羽根体14が貫通している。各々の位置決め板13の中間支持板19と対向する反対側の面には、環状板12が密接して配されている。スペーサー151及びスペーサー152の内部にはボルト161が挿通され、ナット162と共に締結手段として撹拌翼1Aを一体的に固定する。中間支持板19には回転軸17が接続されている。
図9に示した中間支持板19には、中央に回転軸17の締結用の回転軸用貫通孔19aが配され、3つの締結用貫通孔19b及び羽根体用貫通溝19cが円周状に配されている。中間支持板19の各々の締結用貫通孔19b及び羽根体用貫通溝19cは、対向する位置決め板13の各々の締結用貫通孔13b及び位置決め貫通溝13cと互いに相対する位置に配されている。また、撹拌翼1と同様に撹拌翼1Aにおいても、各々の環状板12には中央に流体が流入する流体流入孔12a及び3つの締結用貫通孔12bが配されており、3つの締結用貫通孔12bは、密接する位置決め板13の締結用貫通孔13bと略同一の内径であり、互いに相対する位置に配されている。
以上のように、環状板12の締結用貫通孔12b、位置決め板13の締結用貫通孔13b、及び中間支持板19の締結用貫通孔19bは、互いに相対する位置に配置されている。また、位置決め板13の位置決め貫通溝13c、及び中間支持板19の羽根体用貫通溝19cは、互いに相対する位置に配されている。
撹拌翼1Aを組み立てた状態におけるスペーサー151,152を含む断面模式図を図10(a)に、羽根体14を含む断面模式図を図10(b)に示した。位置決め板13の位置決め貫通溝13c及び中間支持板19の羽根体用貫通溝19cは、羽根体14の水平方向断面の外周形状よりも僅かに大きく形成されているので、羽根体14は中間支持板19の羽根体用貫通溝19cを貫通し、また、上下の位置決め板13の位置決め貫通溝13cには羽根体14の長さ方向の両方端部が嵌まり込んで、各々の環状板12上に羽根体14が位置決めされる。複数の羽根体14は、位置決め板13の位置決め貫通溝13c及び中間支持板19の羽根体用貫通溝19cの配列に従い、撹拌翼1Aの平面視で円周状に略同一ピッチで配されている。
対向する位置決め板13と中間支持板19の間に配されているスペーサー151,152の合計の長さは、羽根体14の長さより2枚の位置決め板13の厚さ及び中間支持板19の厚さ分だけ短い。また、スペーサー151,152の外径は、位置決め板13の締結用貫通孔13b及び中間支持板19の締結用貫通孔19bの内径より大きく、且つ、内径はボルト161の外径より大きく形成されている。以上の構成により、羽根体14の両端部は2枚の位置決め板13の位置決め貫通溝13cに確実に嵌合する。
以上のように構成されている撹拌翼1Aを、スペーサー151,152を挿通するボルト161とナット162を締め込むことにより、2枚の環状板12が羽根体14を、2枚の位置決め板13と中間支持板19がスペーサー151,152を挟み込むことにより、撹拌翼1Aは強固に固定される。撹拌翼1Aの中央には、中間支持板19により隔てられた環状板12の流体流入孔12a及び位置決め板13の流体流入孔13aに繋がる中空部181,182が形成されている。なお、回転軸17は先端部にネジ部17aを有し、ネジ部17aが中間支持板19の回転軸用貫通孔19aを貫通してナット171と締結されることにより、回転軸17を中間支持板19に固定している。
以上の撹拌翼1Aを、内部に流体Fを収容した撹拌槽V内で回転させた場合の撹拌翼1A周辺の流体Fの流れを図11に示した。モータMにより撹拌翼1Aを回転させると、撹拌翼1Aの中空部181,182に保持された流体Fは、遠心力の作用により半径方向外方に向けて付勢され、撹拌翼1Aの外周部から吐出させられる。これに伴い、撹拌槽V内部の流体Fは、撹拌翼1Aの上部及び下部の環状板12の流体流入孔12a及び位置決め板13の流体流入孔13aから撹拌翼1A内部の中空部181,182に流入するので、撹拌槽V内部で循環流れが発生して流体Fは確実に混合される。
(その他)
本発明に係る撹拌翼は種々の用途に使用することができる。既に述べたように粒子等の固形分を含む液体であっても混合することが可能であり、閉塞を抑制して混合することが可能である。
以上に開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考慮されるべきである。本発明の範囲は、以上の実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての修正や変形を含むものである。
1,1A 撹拌翼
11 支持板
12 環状板
13 位置決め板
14 羽根体
15,151,152 スペーサー
17 回転軸
18,181,182 (撹拌翼の)中空部
19 中間支持板
F 流体
M モータ
V 撹拌槽

Claims (5)

  1. 容器内の流体を撹拌するための撹拌翼であって、
    前記撹拌翼は、略平板状の複数の羽根体と、前記複数の羽根体を挟んで対向配置される2つの位置決め板と、前記位置決め板の一方に密接して配置される支持板と、前記位置決め板の他方に密接して配置される環状板とを備え、
    前記位置決め板は、前記羽根体の水平方向断面と略同形状で、且つ、僅かに大きい位置決め貫通溝を有し、
    前記支持板は、中央に回転軸を固定するための回転軸締結用貫通孔を有し、
    前記環状板は、中央に流体を流入させる流入孔を有し、
    前記複数の羽根体の長手方向端部は、前記位置決め板の位置決め貫通溝に嵌合し、
    前記位置決め板と、支持板及び環状板は、各々が相対する複数の締結用貫通孔を備え、
    前記複数の締結用貫通孔の各々には、締結手段としてのボルト及びナットが配設され、前記2つの位置決め板は、前記ボルトの外周部に配設されたスペーサーにより所定間隔を保持して配置され、
    前記複数の羽根体と、位置決め板と、支持板及び環状板とが、前記複数の締結用貫通孔の各々に配設された前記ボルト及びナットにより一体的に固定され、
    前記支持板には回転軸が配設されていることを特徴とする撹拌翼。
  2. 容器内の流体を撹拌するための撹拌翼であって、
    前記撹拌翼は、略平板状の複数の羽根体と、前記複数の羽根体を挟んで対向配置される2つの位置決め板と、前記位置決め板の一方に密接して配置される支持板と、前記位置決め板の他方に密接して配置される環状板とを備え、
    前記位置決め板は、前記羽根体の水平方向断面と略同形状で、且つ、僅かに大きい位置決め貫通溝を有し、
    前記支持板は、中央に回転軸を固定するための回転軸締結用貫通孔を有し、
    前記環状板は、中央に流体を流入させる流入孔を有し、
    前記複数の羽根体の長手方向端部は、前記位置決め板の位置決め貫通溝に嵌合し、
    前記位置決め板と、支持板及び環状板は、各々が相対する複数の締結用貫通孔を備え、
    前記複数の締結用貫通孔の各々には、締結手段としての両おねじスペーサー及びナット、又は、両めねじスペーサー及びボルトが配設され、前記2つの位置決め板は、前記両おねじスペーサー又は両めねじスペーサーにより所定間隔を保持して配置され、
    前記複数の羽根体と、位置決め板と、支持板及び環状板とが、前記複数の締結用貫通孔の各々に配設された前記両おねじスペーサー及びナット、又は、両めねじスペーサー及びボルトにより一体的に固定され、
    前記支持板には回転軸が配設されていることを特徴とする撹拌翼。
  3. 容器内の流体を撹拌するための撹拌翼であって、
    前記撹拌翼は、略平板状の複数の羽根体と、前記複数の羽根体を挟んで対向配置される2つの位置決め板と、前記2つの位置決め板の間に配置される中間支持板と、前記位置決め板の各々に密接して配置される環状板とを備え、
    前記位置決め板は、前記羽根体の水平方向断面と略同形状であって、僅かに大きい位置決め貫通溝を有し、
    前記中間支持板は、中央に回転軸を固定するための回転軸締結用貫通孔と、前記羽根体の水平方向断面と略同形状であって、僅かに大きい羽根体用貫通溝を有し、
    前記環状板は、中央に流体を流入させる流入孔を有し、
    前記複数の羽根体は前記中間支持板の羽根体用貫通溝を貫通し、且つ、前記複数の羽根体の長手方向端部は前記位置決め板の位置決め貫通溝に嵌合し、
    前記位置決め板と、中間支持板及び環状板は、各々が相対する複数の締結用貫通孔を備え、
    前記複数の締結用貫通孔の各々には、締結手段としてのボルト及びナットが配設され、前記位置決め板と中間支持板は、前記ボルトの外周部に配設されたスペーサーにより所定間隔を保持して配置され、
    前記複数の羽根体と、位置決め板と、中間支持板及び環状板とが、前記複数の締結用貫通孔の各々に配設された前記ボルト及びナットにより一体的に固定され、
    前記中間支持板には回転軸が配設されていることを特徴とする撹拌翼。
  4. 請求項1~3に記載の撹拌翼による流体の撹拌方法であって、
    前記撹拌翼が、自己の回転動作により、前記環状板の流入孔を介して前記撹拌翼内部に流入した流体を、前記撹拌翼の外周部から流出させる工程を含む撹拌方法。
  5. 請求項又はに記載の撹拌翼の組立方法であって、
    前記ボルトにスペーサーを外挿する手段と、
    前記位置決め板の位置決め貫通溝に、前記羽根体の長手方向端部を嵌合させる手段と、
    前記ボルト及びナットにより、前記撹拌翼を一体的に固定する手段を備える撹拌翼の組立方法。
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