JP7407338B2 - 飲食品用組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、酸化亜鉛を含む飲食品用組成物、当該飲食品用組成物を含む飲食品及びその製造方法、飲食品の風味改善方法、並びに飲食品の亜鉛強化方法に関する。
従来より、亜鉛化合物は、栄養強化食品、栄養補助食品、及び口腔用組成物等に使用されることが多く知られている。一方、亜鉛化合物は一般的に、不快味、収斂味(渋み)、及び金属味等を与えることが知られており、これらを改善する方法が種々提案されている。
例えば、特許文献1では、グルコン酸亜鉛等の亜鉛含有組成物の不快味が、高甘味度甘味料、糖アルコール、および有機酸により改善されることが開示されている。
特許文献2では、塩化亜鉛等の亜鉛塩とポリオキシエチレン硬化ヒマシ油とを併用することにより渋味が改善されることが開示されている。
特許文献3では、アネトールおよび多価アルコールにより、亜鉛化合物のもつ渋み及び金属味が改善されることが開示されている。
特許文献4では、フィチン酸等のCOP結合を有する化合物により、水不溶性の亜鉛化合物の金属味が改善されることが開示されている。
特許文献5では、水不溶性亜鉛がポリグリセリン酸脂肪酸エステル、レシチン等の乳化剤により、たん白質と反応することなく、風味、外観に影響を及ぼさない亜鉛強化飲食品が得られることが開示されている。
特開2007-31292号 特開昭63-8324号 特開2004-203894号 特開2009-520829号 特開2008-245622号
しかしながら、特許文献1~5では亜鉛の収斂味の低減が十分でない場合もあり、使用感の良い新たな飲食品用組成物が望まれる。
本発明の課題は、亜鉛のもつ収斂味が抑制された飲食品用組成物を提供することである。
本発明は下記[1]~[8]に関する。
[1]酸化亜鉛を含む飲食品用組成物であって、前記酸化亜鉛中の鉛の含有量が20ppm以下である、飲食品用組成物。
[2]アラビアガム、ジェランガム、寒天、カラギナン、キサンタンガム、ローカストビーンガム、セルロース、ガティガム、ペクチン、グアーガム、タマリンドガム、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸、アルギン酸エステル、グルコノデルタラクトン、コラーゲン、ウェランガム、カラヤガム、プルラン、ゼラチン、タラガム、アクロバクテリウムスクシノグルカン、カードラン、ダイズ多糖類、及び加工デンプンからなる群より選ばれる1種以上の安定剤及び酸化亜鉛を含む、飲食品用組成物。
[3]レシチン、酵素分解レシチン、ショ糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、サポニン、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、及びポリソルベートからなる群より選ばれる1種以上の乳化剤及び酸化亜鉛を含み、前記酸化亜鉛の含有量に対する前記乳化剤の含有量の質量比(乳化剤/酸化亜鉛)が0.001~0.012である、飲食品用組成物。
[4][1]~[3]いずれか記載の飲食品用組成物を含む、飲食品。
[5][1]~[3]いずれか記載の飲食品用組成物を添加する工程を含む、飲食品の製造方法。
[6][1]~[3]いずれか記載の飲食品用組成物を添加する工程を含む、飲食品の風味改善方法。
[7][1]~[3]いずれか記載の飲食品用組成物を添加する工程を含む、飲食品の亜鉛強化方法。
本発明によれば、亜鉛のもつ収斂味が抑制された新たな飲食品用組成物を提供することができる。
亜鉛化合物としては、酸化亜鉛、硫酸亜鉛、グルコン酸亜鉛、亜鉛酵母などが知られているが、本発明者らが上記課題について鋭意検討したところ、酸化亜鉛を含む特定の飲食品用組成物(下記態様1~3の飲食品組成物)を用いることで亜鉛のもつ収斂味が抑制されることが分かった。下記態様1~3は、それぞれ独立して亜鉛のもつ収斂味を抑制することができるが、任意に組み合わせることもできる。特に、下記態様1、2を組み合わせた態様や、下記態様1~3を全て組み合せた態様が香味安定性の観点からも好ましい。本発明における飲食品用組成物中の酸化亜鉛の含有量は、組成物の形態にもよるが、例えば、1~100質量%、3~50質量%、5~35質量%、8~30質量%とすることができる。本明細書において飲食品用組成物中の酸化亜鉛の含有量は、ICP発光分析法より、亜鉛含量を分析し、酸化亜鉛含量として算出する。
(態様1)
本発明の飲食品用組成物に係る第1の態様として、酸化亜鉛を含む飲食品用組成物であって、前記酸化亜鉛中のPb(鉛)の含有量が20ppm以下である飲食品用組成物の態様が挙げられる。
本態様に係る酸化亜鉛中の鉛の含有量は、収斂味を抑制する観点から、20ppm以下、好ましくは10ppm以下、より好ましくは8ppm以下、更に好ましくは5ppm以下である。下限値としては、例えば、0.1ppm以上、0.5ppm以上、1ppm以上などとすることができる。また、これらを任意に組み合せた範囲とすることができる。本明細書において酸化亜鉛中の鉛の含有量は、後述の実施例に記載の方法に従って測定することができる。
酸化亜鉛は、例えば、原料となる金属亜鉛をるつぼに投入して、1000℃以上に加熱し、気化させ、熱空気によって生成した酸化亜鉛を空冷式冷却管で冷却することで得ることができ、原料となる金属亜鉛、及び生成された酸化亜鉛をロット選別することなどにより、鉛の含有量20ppm以下の酸化亜鉛を得ることができる。
(態様2)
本発明の飲食品用組成物に係る第2の態様として、特定の安定剤及び酸化亜鉛を含む飲食品用組成物の態様が挙げられる。
本態様に係る酸化亜鉛のPb(鉛)の含有量は特に限定されず20ppmを超えてもよいが、収斂味を抑制する観点から、上記態様1の酸化亜鉛であることが好ましい。
本態様に係る安定剤としては、アラビアガム、ジェランガム、寒天、カラギナン、キサンタンガム、ローカストビーンガム、セルロース、ガティガム、ペクチン、グアーガム、タマリンドガム、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸、アルギン酸エステル、グルコノデルタラクトン、コラーゲン、ウェランガム、カラヤガム、プルラン、ゼラチン、タラガム、アクロバクテリウムスクシノグルカン、カードラン、ダイズ多糖類、及び加工デンプンが挙げられ、好ましくはアラビアガムである。
本態様において、酸化亜鉛の含有量に対する上記安定剤の含有量の質量比(安定剤/酸化亜鉛)は、収斂味を抑制する観点から、好ましくは0.15~2.20、より好ましくは0.15~1.80、更に好ましくは0.15~1.40、更に好ましくは0.15~1.00、更に好ましくは0.15~0.65、更に好ましくは0.20~0.50、更に好ましくは0.25~0.40、更に好ましくは0.25~0.30である。当該質量比における安定剤の含有量は、安定剤を2種以上用いた場合にはその合計量を指す。また、当該質量比における安定剤の含有量として、後述の任意成分で挙げた安定剤の量は含まない。
(態様3)
本発明の飲食品用組成物に係る第3の態様として、特定の乳化剤及び酸化亜鉛を含み、酸化亜鉛の含有量に対する特定の乳化剤の含有量の質量比が特定の範囲内である飲食品用組成物の態様が挙げられる。
本態様に係る酸化亜鉛のPb(鉛)の含有量は特に限定されず20ppmを超えてもよいが、収斂味を抑制する観点から、上記態様1の酸化亜鉛であることが好ましい。
本態様に係る乳化剤としては、レシチン、酵素分解レシチン、ショ糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、サポニン、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、及びポリソルベートが挙げられ、好ましくはレシチンである。レシチンとしては、ヒマワリレシチン、ナタネレシチン、卵黄レシチン、大豆レシチンなどが挙げられる。
本態様において、酸化亜鉛の含有量に対する上記乳化剤の含有量の質量比(乳化剤/酸化亜鉛)は、収斂味を抑制する観点から、0.001~0.012、好ましくは0.003~0.011、より好ましくは0.005~0.010、更に好ましくは0.006~0.009である。当該質量比における乳化剤の含有量は、乳化剤を2種以上用いた場合にはその合計量を指す。また、当該質量比における乳化剤の含有量として、後述の任意成分で挙げた乳化剤の量は含まない。
(任意成分)
本発明の飲食品用組成物は、脂肪酸、タンパク質、ペプチド、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、アルコール、甘味料、酸味料、酸化防止剤、上記態様2で挙げた以外の安定剤、上記態様3で挙げた以外の乳化剤などを任意に含有することができる。
脂肪酸としては、飲食品等に使用可能であれば特に制限されることはなく、例えば、カプロン酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ペンタデシル酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸、ステアリン酸、オレイン酸、バクセン酸、リノール酸、α-リノレン酸、β-リノレン酸、ジホモ-γ-リノレン酸、アラキドン酸、リグノセリン酸、ネルボン酸、9-テトラデセン酸、9-ペンタデセン酸、ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン酸などが挙げられる。
タンパク質としては、飲食品等に使用可能であれば特に制限されることはなく、例えば、カゼイン、カゼインナトリウム、カゼインホスホペプチド、乳清タンパク質、ラクトフェリン、大豆タンパク質、小麦グルテン、ポリグルタミン酸などが挙げられる。
ペプチドとしては、飲食品等に使用可能であれば特に制限されることはなく、例えば、上記タンパク質を分解したものなどが挙げられる。
アミノ酸としては、飲食品等に使用可能であれば特に制限されることはなく、例えば、アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、グルタミン、グルタミン酸、グリシン、バリン、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リシン、スレオニン、メチオニン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トレオニン、トリプトファン、チロシン、バリン、テアニンなどが挙げられる。
ビタミンとしては、飲食品等に使用可能であれば特に制限されることはなく、例えば、ビタミンA 、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、ビタミンB12、ビオチン、アスコルビン酸(ビタミンC)、ビタミンD2、ビタミンD3、ビタミンE、ビタミンK、葉酸などが挙げられる。
ミネラルとしては、飲食品等に使用可能であれば特に制限されることはなく、例えば、ナトリウム、カリウム、カルシウム、鉄、マグネシウム、銅、マンガン、セレン、リン、ヨウ素、クロム、モリブデンなどが挙げられる。
アルコールとしては、飲食品等に使用可能であれば特に制限されることはなく、例えば、メタノール、エタノール、1-プロパノール、イソプロパノール、1-ブタノール、2-ブタノール、イソブタノール、イソアミルアルコール、2-ペンタノール、3-ペンタノール、1-ヘキサノール、2-ヘキサノール、3-ヘキサノール、1-ヘプタノール、2-ヘプタノール、3-ヘプタノール、4-ヘプタノール等の1価アルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3-ブタンジオール、グリセリン等の多価アルコール等、香料含有アルコール成分などが挙げられる。
甘味料としては、甘さを付与し、飲食品等に使用可能であれば特に制限されることはなく、例えば、糖、糖アルコール、高甘味度甘味料が挙げられる。糖としては、例えば、果糖、ブドウ糖、ラムノース、タガトース、アラビノース等の単糖、乳糖、トレハロース、麦芽糖、ショ糖等の二糖、粉末水あめ等の多糖、マルトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖等のオリゴ糖、水あめ、蜂蜜などが挙げられる。糖アルコールとしては、例えば、ソルビトール、エリスリトール、キシリトール、マルチトール、ラクチトール、マンニトール、トレイトール、アラビニトール、リビトール、還元水飴、還元パラチノースなどが挙げられる。高甘味度甘味料としては、例えば、アスパルテーム、スクラロース、アセスルファムカリウム、アドバンテーム、サッカリン、ネオテーム、ソーマチン、モネリン、モナチン、羅漢果抽出物、甘草抽出物、グリチルリチン、ステビア抽出物、ステビア酵素処理物、レバウディオサイドA 、ステビオサイド、グリチルリン、マビンリン、ブラゼインなどが挙げられる。
酸味料としては、酸味を付与し、飲食品等に使用可能であれば特に制限されることはなく、例えば、アジピン酸、酪酸、イソ酪酸、クエン酸、グルコン酸、コハク酸、ギ酸、酢酸、酒石酸、乳酸、フィチン酸、フマル酸、リンゴ酸、プロピオン酸、4-ヒドロキシ安息香酸、2,5-ジヒドロキシ安息香酸、3,4-ジヒドロキシ安息香酸、バニリン酸、4-ヒドロキシ-3,5-ジメトキシ安息香酸、およびポリリン酸、ピロリン酸、メタリン酸、リン酸またはそれらの塩などが挙げられる。
酸化防止剤としては、飲食品等に使用可能であれば特に制限されることはなく、例えば、エリソルビン酸、亜硫酸塩類、トコフェロール類、ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)、エチレンジアミン四酢酸類、没食子酸類、カンゾウ油性抽出物、食用カンナ抽出物、グローブ抽出物、セージ抽出物、テンペ抽出物、ドクダミ抽出物、生コーヒー豆抽出物、クロロゲン酸、ヒマワリ種子抽出物、ブドウ種子抽出物、ブルーベリー葉抽出物、プロポリス抽出物、イチョウ抽出物、ヤマモモ抽出物、ミリシトリン、ユーカリ葉抽出物、ローズマリー抽出物、チョウジ抽出物、酵素処理ルチン、酵素処理イソクエルシトリン、酵素処理ヘスペリジン、モノグルコシルヘスペリジン、イソフラボン、タキシフォリン(ジヒドロケルセチン)、カテキン、重合カテキン、チャ抽出物、ノビレチン、メトキシフラボン、コエンザイムQ10、リンゴ抽出物、酵素分解リンゴ抽出物、ごま油抽出物、コメヌカ油抽出物、タンニン、カフェイン、及び、これら酸化防止剤の酸化物、例えば、デヒドロアスコルビン酸、エリソルビン酸酸化物、トコフェロール類酸化物などが挙げられる。
上記態様2で挙げた以外の安定剤としては、飲食品等に使用可能であれば特に制限されることはなく、例えば、デキストラン、β-グルカン、グアーガム酵素分解物、アマシードガム、ダンマル樹脂、アラビノガラクタン、アガロース、フコイダン、キチン、キトサン、キトサンオリゴ糖、グルコサミン、コンニャク粉、グルコマンナン、カルボキシメチルセルロースナトリウム、カルボキシメチルセルロースカルシウム、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、発酵セルロース、ヒドロキシプロピルデンプン、デキストリン、マルトデキストリン、ヒアルロン酸、ポリグルタミン酸などが挙げられる。
上記態様3で挙げた以外の乳化剤としては、飲食品等に使用可能であれば特に制限されることはなく、例えば、ソルビトール脂肪酸エステル、ポリソルビトール脂肪酸エステル、有機酸モノグリセライド、などが挙げられる。
本発明の飲食品用組成物は、飲食品に配合することで亜鉛のもつ収斂味を抑制しつつ、飲食品の亜鉛を強化することができる。即ち、本発明は、本発明の飲食品用組成物を含む飲食品、本発明の飲食品用組成物を添加する工程を含む飲食品の製造方法、本発明の飲食品用組成物を添加する工程を含む飲食品の風味改善方法、本発明の飲食品用組成物を添加する工程を含む飲食品の亜鉛強化方法についても提供するものである。また、飲食品に配合する以外に、本発明の飲食品用組成物自体をサプリメントとして服用することも可能である。ここで、「本発明の飲食品用組成物を添加する工程」としては、調製された飲食品用組成物を添加する以外に、各成分を個別に添加する態様も含まれる。
飲食品としては、特に限定されるものではないが、乳飲料、スポーツ飲料、野菜飲料、栄養強化食品、栄養補助食品、機能性表示食品、特定保健用食品、健康食品、サプリメントなどに対して好適に使用することができる。飲食品としては、例えば、たんぱく質・リン・カリウム調整食品、塩分調整食品、油脂調整食品、整腸作用食品、カルシウム・鉄・ビタミン強化食品、低アレルギー食品、濃厚流動食、ミキサー食、およびキザミ食などの特殊食品や治療食、又牛乳、豆乳、乳飲料、乳酸菌飲料、果汁入り清涼飲料、炭酸飲料、果汁飲料、菜汁飲料、コーヒー飲料、茶飲料、アミノ酸飲料、澱粉飲料、プロテイン飲料、スポーツ飲料、機能性飲料、ビタミン補給飲料、栄養補給バランス飲料、粉末飲料、ノンアルコールビール、果実酒、焼酎、ヨーグルト、コンソメスープ、ポタージュスープ、クリームスープ、中華スープなどの各種スープ、味噌汁、シチュー、カレー、グラタンなどのスープ類などを挙げることができる。
以下、実施例及び比較例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。実施例中の配合量はいずれも質量%を示す。
実験例1
表1に示す試料1-5(Pb(鉛)の含有量の異なる市販の酸化亜鉛(含量99%))を、下記の酸糖液及び市販飲料1、2の処方で混合後、パネラー10名による官能評価を行い、その平均値をもって相対比較をした。
(試料1~5の調製)
市販の酸化亜鉛(99% Pb:50ppm)の10%水溶液を摩砕処理した。その後、酸化亜鉛として3%溶液になるように水5Lに添加し、クエン酸を1%添加後、50℃で攪拌モーターにより攪拌した。攪拌15分(試料1)、30分(試料2)、45分(試料3)、60分(試料4)、75分(試料5)後に各1Lずつ採取し、ヌッチエろ過により酸化亜鉛を回収した。その後、蒸留水2Lで洗浄後、マッフル炉600度で処理し、試料1~試料5の酸化亜鉛を作製した。得られた酸化亜鉛(99%)試料のPb含有量をICP発光分析法により測定した。結果を表1に示す。
Figure 0007407338000001
(サンプルの調製:酸糖液)
酸化亜鉛(試料1-5) 1mg
果糖ブドウ糖液 10g
クエン酸 0.2g
水にて100gとし、混合した。
(サンプルの調製:市販飲料)
・市販飲料1:市販清涼飲料(「マッチ」、大塚食品株式会社)
・市販飲料2:市販ミルク(「明治おいしい低脂肪乳」、株式会社 明治)
酸化亜鉛(試料1-5)10mgを、各市販飲料100gに混合した。
実験例1
<収斂味の評価>
上記サンプルの混合直後に約5-10ml摂取し、後に残る収斂味を下記の基準に従って評価した。パネラー10名による官能評価を行い、その平均値を算出した。結果を表2に示す。
(評価方法)
1:同飲料の中で収斂味が最も強い。
2:収斂味がやや強い。評価1よりは弱い。
3:収斂味が、評価1よりある程度改善されている
4:収斂味が、評価1より改善されている。
5:収斂味が、評価1より非常に改善されている。
Figure 0007407338000002
表2から、酸化亜鉛に含有するPb(鉛)の含有量が少ない程、収斂味が少なくなることがわかる。
実験例2
上記試料1、5(各10mg)、下記試料6(60mg)、下記試料7(35mg)を、それぞれ市販飲料3(「ザバス ミルクプロテン」、株式会社 明治)100gに添加し、亜鉛含量として8ppmを含有するサンプルを調製した。得られたサンプルについて、実験例1と同様の基準(但し、「同飲料」との記載は「実験例2の飲料」と読み替える)で収斂味を評価した。パネラー10名による官能評価を行い、その平均値を算出した。結果を表3に示す。
・試料6 グルコン酸亜鉛 (Pb含有量 1ppm)
・試料7 硫酸亜鉛 (Pb含有量 1ppm)
Figure 0007407338000003
表3から、グルコン酸亜鉛及び硫酸亜鉛中のPb含有量は1ppmと低いが、酸化亜鉛(Pb:32ppm,5ppm)の方が収斂味が少なくなることがわかる。
実験例3
上記試料1、3、5を使用し、表4~7の組成で摩砕処理、ホモジナイザー処理(150MPa)を行い、液体製剤1~48を調製した。得られた液体製剤を酸化亜鉛10mgとなる量で上記市販飲料1~3(各100g)に混合後、パネラー10名による官能評価(収斂味、金属味)を行い、その平均値を算出した。なお、液体製剤4、8、12、16、20、24、28、32、36、40、44、48は、酸化亜鉛を液体製剤とせず、液体製剤中の酸化亜鉛と同量を別途添加した場合の効果をみるための試験である。従って、これらの例においては、それぞれ対応する液体製剤(1、5、9、13、17、21、25、29、33、37、41、45)に示す酸化亜鉛と同種の酸化亜鉛10mg、及び当該対応する液体製剤と同量の液体製剤を市販飲料1~3(各100g)に混合して官能評価した。収斂味の評価基準は実験例1と同様であり(但し、「同飲料」との記載は「実験例3の飲料」と読み替える)、パネラー10名による官能評価を行い、その平均値を算出した。結果を表4~7に示す。金属味は以下の基準で評価した。
<金属味の評価>
上記サンプルの混合直後に約5-10ml摂取し、金属味を下記の基準に従って評価した。パネラー10名による官能評価を行い、その平均値を算出した。結果を表4~7に示す。
(評価基準)
1:同飲料の中で金属味が最も強い。
2:金属味がやや強い。評価1よりは弱い。
3:金属味が、評価1よりある程度改善されている
4:金属味が、評価1より改善されている。
5:金属味が、評価1より非常に改善されている。
Figure 0007407338000004
Figure 0007407338000005
Figure 0007407338000006
Figure 0007407338000007
<香味安定性の評価>
試料1、3、5、及び液体製剤1、5、9、13、17、21、25、29、33、37、41、45を添加した飲料について、殺菌後、20000ルクス 1週間、4℃で蛍光灯照射後に官能評価を行い、未照射品(冷蔵保存品)と比較して以下の基準で評価した、パネラー10名による官能評価を行い、その平均値を算出した。結果を表8に示す。
(評価基準)
1:未照射品より著しく変化している。
2:未照射品よりかなり変化している。
3:未照射品より少し変化している。
4:未照射品より僅かに変化している。
5:未照射品と変化なし。
Figure 0007407338000008
表4~7から、酸化亜鉛中のPb含有量が少ない液体製剤や、アラビアガムと酸化亜鉛を含む液体製剤は、いずれも収斂味及び金属味が少ないことがわかる。また、製剤1と4との対比などから、予め酸化亜鉛を含む液体製剤として調製されたものを飲料に添加する方が、同じ成分を別々に飲料に添加する場合に比べて、収斂味・金属味の抑制効果が高いことがわかる。また、表8から、Pb含有量の少ない酸化亜鉛とアラビアガムを併用した場合には香味安定性にも優れる傾向がみられた。また、表には示していないが、アラビアガムに代えて、ジェランガム、寒天、カラギナン、キサンタンガム、ローカストビーンガム、セルロース、ガティガム、ペクチン、グアーガム、タマリンドガム、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸、アルギン酸エステル、グルコノデルタラクトン、コラーゲン、ウェランガム、カラヤガム、プルラン、ゼラチン、タラガム、アクロバクテリウムスクシノグルカン、カードラン、ダイズ多糖類、加工デンプンを用いた場合にも同様の効果が確認された。
実験例4
表9~12に記載されたデキストリン以外の素材を適量の水に添加し摩砕処理後、デキストリンを添加し、スプレー処理し粉末化して粉末製剤49~108を得た。得られた粉末製剤を酸化亜鉛の含有量が5mg/300mg錠剤になるように錠剤を調製し、パネラー10名による官能評価(収斂味、金属味)を行い、その平均値を算出した。錠剤の調製は、油圧プレス機(理研精機株式会社製)とそれに対応した臼と杵を用いて、酸化亜鉛として5mg/300mg錠剤となる量の粉末製剤、スクラロース0.04質量%、微粒二酸化ケイ素0.5質量%、クエン酸2.5質量% 、結晶セルロース(Balance)の混合物をそれぞれ100kg/cmの圧力で圧縮成形し、直径9mm、質量300mgの錠剤を作製した。なお、粉末製剤53、58、63、68、73、78、83、88、93、98、103、108は、酸化亜鉛を粉末製剤とせず、粉末製剤中の酸化亜鉛と同量を別途添加した場合の効果をみるための試験である。従って、これらの例においては、それぞれ対応する粉末製剤(49、54、59、64、69、74、79、84、89、94、99、104)に示す酸化亜鉛と同種の酸化亜鉛5mg/300mg錠剤、及び当該対応する粉末製剤と同量の粉末製剤を用いて錠剤を作製した。得られた錠剤は、2錠を噛み砕き、飲み込んだ後50mlの水で数回口をゆすぎ、その後唾を飲み込んだ後に残る収斂味及び金属味を官能評価した。収斂味及び金属味の評価基準は実験例1と同様であり(但し、「同飲料」との記載は「実験例4の錠剤」と読み替える)、パネラー10名による官能評価を行い、その平均値を算出した。結果を表9~12に示す。また、試料1、3、5、及び粉末製剤49、54、59、64、69、74、79、84、89、94、99、104について、実験例3と同様に香味安定性を評価した。結果を表13に示す。なお、香味安定性に用いた錠剤作製では、レモン香料(0.1質量%;小川香料)を混合し、錠剤にした。
Figure 0007407338000009
Figure 0007407338000010
Figure 0007407338000011
Figure 0007407338000012
Figure 0007407338000013
表9~12から、酸化亜鉛中のPb含有量が少ない粉末製剤、アラビアガムと酸化亜鉛を含む粉末製剤、少量のヒマワリレシチンと酸化亜鉛を含む粉末製剤は、いずれも収斂味及び金属味が少ないことがわかる。また、製剤49と53との対比などから、予め酸化亜鉛を含む粉末製剤として調製されたものを用いて錠剤にする方が、同じ成分を別々に錠剤に用いる場合に比べて、収斂味・金属味の抑制効果が高いことがわかる。また、表13から、Pb含有量の少ない酸化亜鉛、アラビアガム、ヒマワリレシチンを併用した場合には香味安定性にも優れる傾向がみられた。また、表には示していないが、アラビアガムに代えて、ジェランガム、寒天、カラギナン、キサンタンガム、ローカストビーンガム、セルロース、ガティガム、ペクチン、グアーガム、タマリンドガム、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸、アルギン酸エステル、グルコノデルタラクトン、コラーゲン、ウェランガム、カラヤガム、プルラン、ゼラチン、タラガム、アクロバクテリウムスクシノグルカン、カードラン、ダイズ多糖類、加工デンプンを用いた場合や、ヒマワリレシチンの代わりに、ナタネレシチン、卵黄レシチン、大豆レシチン、酵素分解レシチン、ショ糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、サポニン、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリソルベートを用いた場合にも同様の効果が確認された。
実験例5
上記試料1、5(各19mg)、及び試料8(亜鉛10%含有、150mg)を、亜鉛含量が15mg/300mg錠剤になるよう調製し、パネラー10名で、官能評価(収斂味)を実施した。錠剤は、実験例4と同様の方法で作製し、錠剤1錠を噛み砕き、飲み込んだ際の収斂味を評価した。収斂味の評価基準は実験例1と同様であり(但し、「同飲料」との記載は「実験例5の錠剤」と読み替える)、パネラー10名による官能評価を行い、その平均値を算出した。結果を表14に示す。
試料8:亜鉛酵母(Pb含有量 0.5ppm)
Figure 0007407338000014
(結果)
表14から、亜鉛酵母中のPb含有量は0.5ppmと低いが、酸化亜鉛(Pb:32ppm,5ppm)の方が収斂味が少なくなることがわかる。
実験例6
実験例3と同様にして、液体製剤201~236を調製し、収斂味、金属味、香味安定性についての評価を行った。結果を表15~18に示す。
Figure 0007407338000015
Figure 0007407338000016
Figure 0007407338000017
Figure 0007407338000018
(酸化亜鉛含有の処方例)
処方例1
実験例1の試料5を使用し、天然水に添加することで、亜鉛含有飲料を調製した。
(成分) (質量%)
酸化亜鉛(試料5) 0.001
天然水 残部
全量 100.0
処方例2
実験例3の液体製剤9を使用し、栄養強化した清涼飲料を調製した。
(成分) (質量%)
液体製剤9 0.08
スクラロース 0.04
クエン酸 0.2
クエン酸3ナトリウム 0.06
香料 0.2
水 残部
全量 100.0
処方例3
実験例3の液体製剤33を使用し、亜鉛強化牛乳を作製した。
(成分) (質量%)
液体製剤33 0.1
牛乳 残部
全量 100.0
処方例4
実験例4の粉末製剤59を使用し、栄養補助錠剤を作製した。
(成分) (質量%)
粉末製剤59 20.07
結晶セルロース 10.0
還元麦芽糖水飴粉末 6.0
ステリアン酸カルシウム 2.0
セラック 2.0
エリスリトール 60.0
全量 100.0
処方例1~4の飲食品は、いずれも収斂味が抑制されており、また金属味を含め亜鉛に由来する他の不快味や、異味についても感じないものであった。
本発明の飲食品用組成物は、飲食品の分野で好適に使用できる。

Claims (7)

  1. アラビアガム、ジェランガム、寒天、カラギナン、キサンタンガム、ローカストビーンガム、セルロース、ガティガム、ペクチン、グアーガム、タマリンドガム、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸、アルギン酸エステル、グルコノデルタラクトン、コラーゲン、ウェランガム、カラヤガム、プルラン、ゼラチン、タラガム、アクロバクテリウムスクシノグルカン、カードラン、ダイズ多糖類、及び加工デンプンからなる群より選ばれる1種以上の安定剤及び酸化亜鉛を含む飲食品用組成物を添加する工程を含み、前記酸化亜鉛中の鉛の含有量が10ppm以下であり、前記酸化亜鉛の含有量に対する前記安定剤の含有量の質量比(安定剤/酸化亜鉛)が0.15~2.20である、飲食品の風味改善方法。
  2. 前記酸化亜鉛中の鉛の含有量が8ppm以下である、請求項1に記載の風味改善方法。
  3. 前記酸化亜鉛中の鉛の含有量が0.1~5ppmである、請求項1に記載の風味改善方法。
  4. 更に乳化剤を含有させる工程を含む、請求項1に記載の風味改善方法。
  5. 前記乳化剤がレシチン、酵素分解レシチン、ショ糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、サポニン、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、及びポリソルベートからなる群より選ばれる1種以上を含む、請求項に記載の風味改善方法。
  6. 前記酸化亜鉛の含有量に対するレシチン、酵素分解レシチン、ショ糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、サポニン、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、及びポリソルベートからなる群より選ばれる1種以上の乳化剤の含有量の質量比(乳化剤/酸化亜鉛)が0.001~0.012である、請求項5に記載の風味改善方法。
  7. 前記飲食品が、乳飲料、スポーツ飲料、野菜飲料、栄養強化食品、栄養補助食品、機能性表示食品、特定保険用食品、健康食品、又はサプリメントである、請求項1~6いずれかに記載の風味改善方法。
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