JP7403898B1 - 凍結庫、保冷庫、および解凍庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子エネルギーを対象物に与えながら冷解凍または保冷を行うにあたり、生菌数を積極的に減らす除菌の機能を実現可能とする。【解決手段】対象物に電子エネルギーを与えながら対象物を冷却する凍結庫は、暗室の内部に対象物を収納して冷却する凍結庫本体を備える。凍結庫は、暗室に収納された対象物に電子エネルギーを与える電子エネルギー装置を備える。凍結庫は、暗室内に設けられて、この暗室内を循環する気流を発生させながらこの気流をフィルターエレメントでろ過することで、上記気流から微生物を除菌するエアーフィルター装置を備える。凍結庫は、フィルターエレメントに担持されて、励起状態にあるときには殺菌作用を奏する光触媒を備える。凍結庫は、殺菌作用と、光触媒を励起状態にする作用と、を兼ね備えた波長領域の光を、暗室内にてフィルターエレメントに照射する照射装置を備える。【選択図】図2

Description

本開示は、凍結庫、保冷庫、および解凍庫に関する。
従来、食材や食品等の対象物の鮮度を長期間維持して保管する方法として、種々の冷解凍技術および保冷技術が開発されてきた。このような技術の中には、電場や磁場などのエネルギー(以下、便宜上「電子エネルギー」と称する。)を対象物に与えながら冷解凍または保冷を行うことで、対象物における細胞の破壊を抑制し、対象物の鮮度低下を抑えるという技術がある。例えば、特許文献1には、対象物に電場および磁場を印加しながらこの対象物を冷凍する技術が記載されている。
なお、電子エネルギーに関しては、鮮度低下を抑えるメカニズムが完全には解明されておらず、例えば「電子エネルギーの中の電場が有用である」と主張する文献と「電子エネルギーの中の磁場が有用である」と主張する文献とが混在している。本開示においては、「対象物の鮮度低下を抑えるための電場」および「対象物の鮮度低下を抑えるための磁場」のいずれも「電子エネルギー」に該当するものとする。
国際公開第01/024647号
特許文献1に記載された従来の技術では、微生物の繁殖抑制作用(静菌作用)によって対象物の生菌数を抑制し、対象物の品質向上を図る。これに対しては、生菌数を積極的に減らす除菌の機能を追加することについてのニーズがあった。
本開示は、電子エネルギーを対象物に与えながら冷解凍または保冷を行うにあたり、生菌数を積極的に減らす除菌の機能を実現可能とするものである。
本開示における1つの側面によると、対象物に電子エネルギーを与えながら対象物を冷却することで、この対象物を凍結状態にする凍結庫が提供される。この凍結庫は、暗室の内部に対象物を収納して冷却する凍結庫本体を備えている。また、凍結庫は、暗室に収納された対象物に電子エネルギーを与える電子エネルギー装置を備えている。また、凍結庫は、暗室内に設けられて、この暗室内を循環する気流を発生させながらこの気流をフィルターエレメントでろ過することで、上記気流から微生物を除菌するエアーフィルター装置を備えている。また、凍結庫は、フィルターエレメントに担持されて、励起状態にあるときには殺菌作用を奏する光触媒を備えている。また、凍結庫は、殺菌作用と、光触媒を励起状態にする作用と、を兼ね備えた波長領域の光を、暗室内にてフィルターエレメントに照射する照射装置を備えている。
本開示の凍結庫は、凍結の対象物が収納される暗室内にて空気を循環させ、その気流をフィルターエレメントでろ過することで、暗室内の微生物を除菌する。また、凍結庫は、フィルターエレメントにこしとられた微生物を、光触媒の殺菌作用と、光の殺菌作用とによって殺菌することで、微生物が生菌として暗室内に戻ることを抑制する。ここで、光触媒は、暗室内では、その励起状態が失われる(基底状態になる)ことで、殺菌作用を奏さなくなる。これに対し、照射装置は、暗室内にて光触媒が担持されるフィルターエレメントに光を照射することで、光触媒を殺菌作用のある励起状態に戻す。このため、光触媒は、照射装置が光を照射している限りその殺菌作用を維持する。したがって、上記の凍結庫によれば、電子エネルギーを対象物に与えながらこの対象物を凍結状態にする冷凍を行うにあたり、暗室内の生菌数を積極的に減らす除菌の機能を実現することができる。
ある実施形態においては、光触媒は、アナターゼ型の二酸化チタンの超微粉末に微細な金属銀を担持させたものであり、光は深紫外線である。
アナターゼ型の二酸化チタンの超微粉末に微細な金属銀を担持させた構成の光触媒は、二酸化チタンと金属銀との相乗効果と、比表面積の大きさによって、強い抗菌効果を示すことが知られている。また、深紫外線は、殺菌用途にも使われる光の一種であり、アナターゼ型の二酸化チタンを励起状態にすることが可能なものである。したがって、上記の実施形態によれば、光触媒の抗菌効果を活かして、本開示の凍結庫を好適に実現することができる。
ある実施形態においては、エアーフィルター装置は、回転軸方向に長尺に形成され、かつ、空気の吸い込み領域および吐き出し領域がそれぞれ周方向に広がる領域として設定されたクロスフローファンを備える。フィルターエレメントは、上記吸い込み領域を吸い込みの上流側から覆う。照射装置は、光を上記上流側からフィルターエレメントに照射する。
この実施形態によれば、エアーフィルター装置は、空気の吸い込みおよび吐き出しをそれぞれ帯状の流れとすることで、暗室内における空気のよどみを減らし、エアーフィルター装置が暗室内の微生物を除菌する効率を向上させることができる。また、照射装置は、フィルターエレメントにおいてこしとられた微生物が付着している可能性が高い、吸い込みの上流側から光を照射するため、より効果的な殺菌を行うことができる。したがって、上記の実施形態によれば、暗室内の生菌数を減らす除菌の効率を向上させることができる。
ある実施形態においては、電子エネルギー装置は、電極と、電源装置と、を備えている。電極は、暗室内に配置されて、対象物がセットされるものである。電源装置は、交流の電力を電極に出力することで、この電極にセットされた対象物に電子エネルギーを与えるものである。電源装置が出力する電力の周波数は、電極が共振をおこしうる電磁波の周波数のうち、最低の周波数よりも低い周波数として設定されている。
この実施形態によれば、電源装置が出力する交流の電力によって、電極が電磁波を放射する空中線としての機能を発揮することを抑えることができる。したがって、上記の実施形態によれば、対象物に電子エネルギーを与えるために出力される電力が、電極から放射される電磁波の形でロスすることを抑えた凍結庫を提供することができる。
本開示におけるもう1つの側面によると、対象物を、電子エネルギーを与えながら保冷する保冷庫が提供される。この保冷庫は、暗室の内部に対象物を収納して保冷する保冷庫本体を備えている。また、保冷庫は、暗室に収納された対象物に電子エネルギーを与える電子エネルギー装置を備えている。また、保冷庫は、暗室内に設けられて、この暗室内を循環する気流を発生させながらこの気流をフィルターエレメントでろ過することで、上記気流から微生物を除菌するエアーフィルター装置を備えている。また、保冷庫は、フィルターエレメントに担持されて、励起状態にあるときには殺菌作用を奏する光触媒を備えている。また、保冷庫は、殺菌作用と、光触媒を励起状態にする作用と、を兼ね備えた波長領域の光を、暗室内にてフィルターエレメントに照射する照射装置を備えている。
本開示の保冷庫は、保冷の対象物が収納される暗室内にて空気を循環させ、その気流をフィルターエレメントでろ過することで、暗室内の微生物を除菌する。また、保冷庫は、フィルターエレメントにこしとられた微生物を、光触媒の殺菌作用と、光の殺菌作用とによって殺菌することで、微生物が生菌として暗室内に戻ることを抑制する。ここで、光触媒は、暗室内では、その励起状態が失われる(基底状態になる)ことで、殺菌作用を奏さなくなる。これに対し、照射装置は、暗室内にて光触媒が担持されるフィルターエレメントに光を照射することで、光触媒を殺菌作用のある励起状態に戻す。このため、光触媒は、照射装置が光を照射している限りその殺菌作用を維持する。したがって、上記の保冷庫によれば、電子エネルギーを対象物に与えながらこの対象物を保冷するにあたり、暗室内の生菌数を積極的に減らす除菌の機能を実現することができる。
本開示におけるもう1つの側面によると、凍結された対象物を、電子エネルギーを与えながら解凍する解凍庫が提供される。この解凍庫は、暗室の内部に対象物を収納して解凍する解凍庫本体を備えている。また、解凍庫は、暗室に収納された対象物に電子エネルギーを与える電子エネルギー装置を備えている。また、解凍庫は、暗室内に設けられて、この暗室内を循環する気流を発生させながらこの気流をフィルターエレメントでろ過することで、上記気流から微生物を除菌するエアーフィルター装置を備えている。また、解凍庫は、フィルターエレメントに担持されて、励起状態にあるときには殺菌作用を奏する光触媒を備えている。また、解凍庫は、殺菌作用と、光触媒を励起状態にする作用と、を兼ね備えた波長領域の光を、暗室内にてフィルターエレメントに照射する照射装置を備えている。
本開示の解凍庫は、解凍の対象物が収納される暗室内にて空気を循環させ、その気流をフィルターエレメントでろ過することで、暗室内の微生物を除菌する。また、解凍庫は、フィルターエレメントにこしとられた微生物を、光触媒の殺菌作用と、光の殺菌作用とによって殺菌することで、微生物が生菌として暗室内に戻ることを抑制する。ここで、光触媒は、暗室内では、その励起状態が失われる(基底状態になる)ことで、殺菌作用を奏さなくなる。これに対し、照射装置は、暗室内にて光触媒が担持されるフィルターエレメントに光を照射することで、光触媒を殺菌作用のある励起状態に戻す。このため、光触媒は、照射装置が光を照射している限りその殺菌作用を維持する。したがって、上記の解凍庫によれば、電子エネルギーを対象物に与えながらこの対象物を解凍するにあたり、暗室内の生菌数を積極的に減らす除菌の機能を実現することができる。
本開示によれば、電子エネルギーを対象物に与えながら冷解凍または保冷を行うにあたり、生菌数を積極的に減らす除菌の機能を実現することができる。
第1の実施形態にかかる凍結庫10の全体構成を表した図である。 図1のエアーフィルター装置13の構成を表した図である。 第2の実施形態にかかる保冷庫20の全体構成を表した図である。 第3の実施形態にかかる解凍庫30の全体構成を表した図である。 図4のエアーフィルター装置13およびヒーター31Bの構成を表した図である。
以下に、本開示を実施するための形態について、図面を用いて説明する。
〈第1の実施形態〉
始めに、第1の実施形態にかかる凍結庫10の構成について、図1ないし図2を用いて説明する。この凍結庫10は、対象物90(図1では金属製のばんじゅう90Aに載せられたブロック肉)に電子エネルギーを与えながら対象物90を冷却することで、この対象物90を凍結状態にするものである。
凍結庫10は、図1に示すように、直方体形状をなす暗室11Aの内部に対象物90を収納して冷却する凍結庫本体11を備えている。本実施形態においては、暗室11Aは、凍結庫10の前面側にて開閉可能な開き戸11Cを備えている。この暗室11Aの中には、低温の空気91を暗室11Aの天井に沿って吹き出すことで、暗室11A内の気温を下げて対象物90を冷却する冷却装置11Bが据え付けられている。この冷却装置11Bは、暗室11Aにおいて開き戸11Cのヒンジ側(左側)となる壁面の全体を覆った状態に据え付けられる。
凍結庫10は、暗室11Aに収納された対象物90に電子エネルギーを与える電子エネルギー装置12を備えている。この電子エネルギー装置12は、暗室11A内に配置される複数の電極12Aと、暗室11Aの上に配置される電源装置12Bとを備えている。各電極12Aは、その上にばんじゅう90Aに載せられた対象物90をセットすることが可能なものである。電源装置12Bは、交流の電力を電極12Aに出力することで、ばんじゅう90Aを介して電極12Aにセットされた対象物90に電子エネルギーを与えるものである。
本実施形態においては、各電極12Aは、暗室11A内にて上下方向に延びる4本の棚柱12Cに係止可能な棚網(図1では長目金網)である。これら棚網は、例えば、1辺の長さが約40[cm]の正方形形状を呈する角網であり、その上にばんじゅう90Aを載せることができるように構成されている。
また、4本の棚柱12Cは、電極12Aの棚網を係止可能なフックを上下方向に並べた構成を有し、もって電極12Aの係止位置を上下方向に変更することを可能とする。また、4本の棚柱12Cは、係止された電極12Aと導通可能な金属製の柱であり、電源装置12Bからの電力が印加されることで、この電力を電極12Aに伝える。
また、電源装置12Bは、日本国で一般に用いられている商用電源の電力を、周波数変換を行うことなく使用することで、交流の電力を電極12Aに出力する。このため、電源装置12Bが出力する電力の周波数は、上記商用電源の電力の周波数(すなわち50[Hz]または60[Hz])と等しくなるように設定される。この周波数は、各電極12Aが共振をおこしうる電磁波の周波数のうち、最低の周波数よりも低い。
また、電源装置12Bは、凍結庫10において電力を必要とする種々の構成(具体的には電極12A、冷却装置11Bおよびエアーフィルター装置13(後述)など)に電力を出力する。電源装置12Bからの電力の出力は、暗室11Aの上にて電源装置12Bに並設されたコントロールボックス10Aによってコントロールされる。このコントロールボックス10Aおよび電源装置12Bは、凍結庫10の前面側にて開閉可能なカバー10Bによって覆われる。
凍結庫10は、暗室内11A内に設けられて、この暗室11A内を循環する気流91Aを発生させるエアーフィルター装置13を備えている。本実施形態においては、エアーフィルター装置13は、暗室11Aの天井において冷却装置11Bとは反対側(右側)となる隅に沿って配設される、長尺のエアーフィルター装置である。
エアーフィルター装置13は、図2に示すように、回転軸方向に長尺に形成され、かつ、空気91の吸い込み領域13Cおよび吐き出し領域13Dがそれぞれ周方向および回転軸方向に広がる帯状の領域として設定されたクロスフローファン13Bを備えている。このクロスフローファン13Bは、空気91の吸い込みおよび吐き出しをそれぞれ帯状の流れとすることで、暗室11A内を循環する気流91Aを発生させて、この暗室11A内における空気91のよどみを減らす。本実施形態においては、クロスフローファン13Bは、電源装置12B(図1参照)からの電力を受けるモーター13Eの駆動力により周方向に回転することで、空気91の吸い込みおよび吐き出しを行う。
クロスフローファン13Bの吐き出し領域13Dには、この吐き出し領域13Dに沿って長尺に延びる吹き出し口13Fが配設されている。この吹き出し口13Fは、下方を向いた状態に配設されることで、クロスフローファン13Bにより吐き出し領域13Dに吐き出される空気91を、エアーフィルター装置13から下方に吹き出される気流91Aとする。
クロスフローファン13Bの吸い込み領域13Cは、その全体が、フィルターエレメント13Aによって空気91の吸い込みの上流側から覆われている。(ただし、図2においては、フィルターエレメント13Aの一部を破断して図示している。)フィルターエレメント13Aは、エアーフィルター装置13において気流91Aをろ過するための構成であり、このろ過によって気流91Aから微生物(図示せず)をこしとって除菌するものである。言いかえると、エアーフィルター装置13は、気流91Aを発生させながらこの気流91Aをフィルターエレメント13Aでろ過することで、気流91Aから微生物を除菌するものである。
本実施形態においては、クロスフローファン13Bの吸い込み領域13Cは、クロスフローファン13Bに対して上方から左方に向かって広がる領域として設定されている。このため、フィルターエレメント13Aは、上方から左方に向かってカーブするように配設される。
フィルターエレメント13Aには、光触媒(図示せず)が担持されている。この光触媒は、比較的波長が短い光(例えば深紫外線)が照射されると励起状態となる。また、光触媒は、光が当たらない場所(例えば暗室11Aの中)または比較的波長が長い光(例えば赤外線)しか当たらない場所におかれるとその励起状態が失われて基底状態になる。また、光触媒は、励起状態にあるときには殺菌作用を奏するが、基底状態にあるときには殺菌作用を奏さないものである。
本実施形態においては、光触媒は、アナターゼ型の二酸化チタンの超微粉末に微細な金属銀を担持させたものである。このような光触媒としては、「光ギンテック(登録商標)」の商標を付して市販されている医療用機械器具等に使用されている光触媒と同じものを使用することができる。
エアーフィルター装置13において、フィルターエレメント13Aの上方には、深紫外線14Aを下方に向けて照射する照射装置14が配設されている。ここで、深紫外線14Aは、殺菌作用と、光触媒を励起状態にする作用と、を兼ね備えた波長領域の光である。本実施形態においては、照射装置14は、深紫外線LEDを4灯使用してなるLEDユニットを、クロスフローファン13Bの回転軸方向に沿って1列に並べたアッセンブリである。
照射装置14は、暗室内11A内にて深紫外線14Aをフィルターエレメント13Aに照射する。この際、深紫外線14Aは、フィルターエレメント13Aに対して空気91の吸い込みの上流側から照射される。そして、深紫外線14Aは、担体であるフィルターエレメント13Aが暗室内11A内にあることで基底状態となっていた光触媒を励起状態とする。
上述した凍結庫10は、凍結の対象物90が収納される暗室11A内にて空気91を循環させ、その気流91Aをフィルターエレメント13Aでろ過することで、暗室11A内の微生物を除菌する。また、凍結庫10は、フィルターエレメント13Aにこしとられた微生物を、光触媒の殺菌作用と、深紫外線14Aの殺菌作用とによって殺菌することで、微生物が生菌として暗室11A内に戻ることを抑制する。ここで、光触媒は、暗室11A内では、その励起状態が失われる(基底状態になる)ことで、殺菌作用を奏さなくなる。これに対し、照射装置14は、暗室11A内にて光触媒が担持されるフィルターエレメント13Aに深紫外線14Aを照射することで、光触媒を殺菌作用のある励起状態に戻す。このため、光触媒は、照射装置14が深紫外線14Aを照射している限りその殺菌作用を維持する。したがって、凍結庫10によれば、電子エネルギーを対象物90に与えながらこの対象物90を凍結状態にする冷凍を行うにあたり、暗室11A内の生菌数を積極的に減らす除菌の機能を実現することができる。
また、凍結庫10によれば、アナターゼ型の二酸化チタンの超微粉末に微細な金属銀を担持させた構成の光触媒が有する抗菌効果を活かして、本開示の凍結庫を好適に実現することができる。
また、凍結庫10によれば、エアーフィルター装置13は、空気91の吸い込みおよび吐き出しをそれぞれ帯状の流れとすることで、暗室11A内における空気91のよどみを減らし、エアーフィルター装置13が暗室11A内の微生物を除菌する効率を向上させることができる。また、照射装置14は、フィルターエレメント13Aにおいてこしとられた微生物が付着している可能性が高い、吸い込みの上流側から深紫外線14Aを照射するため、より効果的な殺菌を行うことができる。したがって、凍結庫10によれば、暗室11A内の生菌数を減らす除菌の効率を向上させることができる。
また、凍結庫10によれば、電源装置12Bが出力する交流の電力によって、電極12Aが電磁波を放射する空中線としての機能を発揮することを抑えることができる。したがって、凍結庫10によれば、対象物90に電子エネルギーを与えるために出力される電力が、電極12Aから放射される電磁波の形でロスすることを抑えることができる。
〈第2の実施形態〉
続いて、第2の実施形態にかかる保冷庫20の構成について、主に図3を用いて説明する。第2の実施形態にかかる保冷庫20は、第1の実施形態にかかる凍結庫10と共通の構成(パーツまたはアッセンブリ)を備えている。したがって、上記共通の構成(パーツまたはアッセンブリ)については、上述した凍結庫10の説明において用いた符号と同じ符号を付して対応させ、その詳細な説明を省略する。
保冷庫20は、対象物90(図3では金属製のばんじゅう90Aに載せられたブロック肉)に電子エネルギーを与えながら、この対象物90を凍結状態にならない程度の低温に維持することで、対象物90の保冷を行うものである。ここで、ブロック肉などの対象物90には、電子エネルギーを与えているときにおいて、その凍結温度が低下するという性質がある。したがって、保冷庫20は、対象物90を氷点下に維持するものであってもよい。
保冷庫20は、暗室11Aの内部に対象物90を収納して保冷する保冷庫本体21を備えている。この保冷庫本体21は、凍結庫10において対象物90を凍結状態にするべく冷却を行う冷却装置11B(図1参照)の代わりに、対象物90が凍結状態にならない温度で冷却を行う冷却装置21Bを備えている。保冷庫本体21に使用されている構成(パーツまたはアッセンブリ)のうち、冷却装置21B以外の構成は、凍結庫10において使用されている構成と共通するものであるので、その詳細な説明を省略する。
保冷庫20は、暗室11Aに収納された対象物90に電子エネルギーを与える電子エネルギー装置12を備えている。この電子エネルギー装置12は、凍結庫10において使用されている電子エネルギー装置12(図1参照)と共通する構成であるので、その詳細な説明を省略する。
保冷庫20は、暗室11A内に設けられて、この暗室11A内を循環する気流91Aを発生させながらこの気流91Aをフィルターエレメント13Aでろ過することで、気流91Aから微生物を除菌するエアーフィルター装置13を備えている。このエアーフィルター装置13は、エアーフィルター装置13に配設される照射装置14を含め、凍結庫10において使用されているエアーフィルター装置13(図2参照)と共通する構成であるので、その詳細な説明を省略する。
上述した保冷庫20は、保冷の対象物90が収納される暗室11A内にて空気91を循環させ、その気流91Aをフィルターエレメント13Aでろ過することで、暗室11A内の微生物を除菌する。また、保冷庫20は、フィルターエレメント13Aにこしとられた微生物を、光触媒の殺菌作用と、深紫外線14Aの殺菌作用とによって殺菌することで、微生物が生菌として暗室11A内に戻ることを抑制する。ここで、光触媒は、暗室11A内では、その励起状態が失われる(基底状態になる)ことで、殺菌作用を奏さなくなる。これに対し、照射装置14は、暗室11A内にて光触媒が担持されるフィルターエレメント13Aに深紫外線14Aを照射することで、光触媒を殺菌作用のある励起状態に戻す。このため、光触媒は、照射装置14が深紫外線14Aを照射している限りその殺菌作用を維持する。したがって、保冷庫20によれば、電子エネルギーを対象物90に与えながらこの対象物90を保冷するにあたり、暗室内11Aの生菌数を積極的に減らす除菌の機能を実現することができる。
また、保冷庫20は、その冷却装置21Bを除いて、第1の実施形態にかかる凍結庫10と共通した構成を有する。このため、保冷庫20は、凍結庫10の各構成によるものとして上述した作用効果と同様の作用効果を享受する。
〈第3の実施形態〉
続いて、第3の実施形態にかかる解凍庫30の構成について、主に図4および図5を用いて説明する。第3の実施形態にかかる解凍庫30は、第1の実施形態にかかる凍結庫10と共通の構成(パーツまたはアッセンブリ)を備えている。したがって、上記共通の構成(パーツまたはアッセンブリ)については、上述した凍結庫10の説明において用いた符号と同じ符号を付して対応させ、その詳細な説明を省略する。
解凍庫30は、凍結された対象物90(図4では金属製のばんじゅう90Aに載せられたブロック肉)を、電子エネルギーを与えながら解凍するものである。
解凍庫30は、図4に示すように、暗室11Aの天井において右側となる隅に沿って配設されるエアーフィルター装置13に加えて、暗室11Aの天井において左側となる隅に沿って配設されるエアーフィルター装置33を備えている。ここで、解凍庫30に使用されるエアーフィルター装置13(図5参照)は、エアーフィルター装置13に配設される照射装置14を含め、凍結庫10において使用されているエアーフィルター装置13(図2参照)と共通する構成である。また、解凍庫30におけるエアーフィルター装置13およびエアーフィルター装置33は、その配設位置に応じて左右が反転している点を除いて、全く同じ構成を有している。このため、エアーフィルター装置13およびエアーフィルター装置33についての詳細な説明は、これを省略する。
解凍庫30は、暗室11Aの内部に対象物90を収納して解凍する解凍庫本体31を備えている。この保冷庫本体21は、凍結庫10において対象物90を凍結状態にするべく冷却を行う冷却装置11B(図1参照)の代わりに、対象物90を解凍するべく暗室11Aの暗室11A内の気温を上昇させるヒーター31Bを備えている。
本実施形態においては、ヒーター31Bは、エアーフィルター装置13、33のそれぞれに対応して、1つずつ取り付けられている。各ヒーター31Bは、対応するエアーフィルター装置の吹き出し口において、空気の吹き出しの下流側となる位置に取り付けられる。ここで、図5には、エアーフィルター装置13の吹き出し口13Fにおいて、空気91の吹き出しの下流側となる位置にヒーター31Bが取り付けられた状態が示されている。このヒーター31Bは、図5では、吹き出し口13Fに沿って延びる長尺線状のコードヒーターとして描かれているが、例えば棒状のカートリッジヒーターなど、種々のヒーターを適宜選択して使用できるものである。
解凍庫30は、暗室11Aに収納された対象物90に電子エネルギーを与える電子エネルギー装置12を備えている。この電子エネルギー装置12は、凍結庫10において使用されている電子エネルギー装置12(図1参照)と共通する構成であるので、その詳細な説明を省略する。
上述した解凍庫30は、解凍の対象物90が収納される暗室11A内にて空気91を循環させ、その気流91Aをフィルターエレメント13Aでろ過することで、暗室11A内の微生物を除菌する。また、解凍庫30は、フィルターエレメント13Aにこしとられた微生物を、光触媒の殺菌作用と、深紫外線14Aの殺菌作用とによって殺菌することで、微生物が生菌として暗室11A内に戻ることを抑制する。ここで、光触媒は、暗室11A内では、その励起状態が失われる(基底状態になる)ことで、殺菌作用を奏さなくなる。これに対し、照射装置14は、暗室11A内にて光触媒が担持されるフィルターエレメント13Aに深紫外線14Aを照射することで、光触媒を殺菌作用のある励起状態に戻す。このため、光触媒は、照射装置14が深紫外線14Aを照射している限りその殺菌作用を維持する。したがって、解凍庫30によれば、電子エネルギーを対象物90に与えながらこの対象物90を解凍するにあたり、暗室内11Aの生菌数を積極的に減らす除菌の機能を実現することができる。
以上、本開示を実施するための形態について、上述した第1の実施形態ないし第3の実施形態によって説明した。しかしながら、当業者であれば、本開示の目的を逸脱することなく種々の代用、手直し、変更が可能であることは明らかである。すなわち、本開示を実施するための形態は、本明細書に添付した特許請求の範囲の精神および目的を逸脱しない全ての代用、手直し、変更を含みうるものである。例えば、本開示を実施するための形態として、以下のような各種の形態を実施することができる。
(1)上述した各実施形態は、凍結庫(第1の実施形態)、保冷庫(第2の実施形態)、または、解凍庫(第3の実施形態)のいずれかの機能のみを有するものである。しかしながら、本開示は、凍結庫、保冷庫、および、解凍庫のうち、2つもしくは全部の機能を兼ね備えた装置に適用されてもよい。
(2)本開示において、電子エネルギー装置の電極は、対象物を入れたばんじゅうが載せられて、このばんじゅうを介して対象物に電子エネルギーを与える棚網の形態に限定されない。すなわち、電極は、例えば対象物を直接載せることが可能な棚板の形態であっても、対象物を中に直接入れることが可能な容器の形態であってもよい。また、電極は、例えば暗室の壁または天井に沿って配置されるものであってもよい。この場合においては、暗室内において電極と隣り合う位置に対象物の支持構造を設けて、この支持構造に対象物を支持させることで、この対象物を電極にセットされた状態にしてもよい。
10 凍結庫
10A コントロールボックス
10B カバー
11 凍結庫本体
11A 暗室
11B 冷却装置
11C 開き戸
12 電子エネルギー装置
12A 電極
12B 電源装置
12C 棚柱
13 エアーフィルター装置
13A フィルターエレメント
13B クロスフローファン
13C 吸い込み領域
13D 吐き出し領域
13E モーター
13F 吹き出し口
14 照射装置
14A 深紫外線(光)
20 保冷庫
21 保冷庫本体
21B 冷却装置
30 解凍庫
31 解凍庫本体
31B ヒーター
33 エアーフィルター装置
90 対象物
90A ばんじゅう
91 空気
91A 気流

Claims (9)

  1. 対象物に電子エネルギーを与えながら前記対象物を冷却することで、当該対象物を凍結状態にする凍結庫であって、
    光が当たらない場所である暗室の内部に前記対象物を収納して冷却する凍結庫本体と、
    前記暗室に収納された前記対象物に前記電子エネルギーを与える電子エネルギー装置と、
    前記暗室内に設けられて、当該暗室内を循環する気流を発生させながら当該気流をフィルターエレメントでろ過することで、前記気流から微生物を除菌するエアーフィルター装置と、
    前記フィルターエレメントに担持されて、励起状態にあるときには殺菌作用を奏する光触媒と、
    殺菌作用と、前記光触媒を前記励起状態にする作用と、を兼ね備えた波長領域の光である深紫外線を、前記光触媒が基底状態とされる状態の前記暗室内にて前記フィルターエレメントに照射する照射装置と、
    を備え
    前記電子エネルギー装置は、
    前記暗室内に配置されて、前記対象物がセットされる電極と、
    交流の電力を前記電極に出力することで、当該電極にセットされた前記対象物に前記電子エネルギーを与える電源装置と、
    を備え、
    前記電源装置が出力する電力の周波数は、前記電極が共振をおこしうる電磁波の周波数のうち、最低の周波数よりも低い周波数として設定されている、
    凍結庫。
  2. 請求項1に記載された凍結庫であって、
    前記暗室において壁面を覆った状態に据え付けられて、低温の空気を前記暗室の天井に沿って吹き出す冷却装置を備え、
    前記エアーフィルター装置は、
    回転軸方向に長尺に形成され、かつ、空気の吸い込み領域および吐き出し領域がそれぞれ周方向に広がる帯状の領域として設定されたクロスフローファンと、
    前記吐き出し領域に沿って長尺に延びるように配設されて、前記クロスフローファンにより前記吐き出し領域に吐き出される空気を下方に吹き出す吹き出し口と、
    を備え、
    さらに、前記エアーフィルター装置は、前記暗室の天井において前記冷却装置とは反対側となる隅に沿って、前記吸い込み領域を上方から前記冷却装置の側に向かって広がる領域とするように配設されている、
    凍結庫。
  3. 請求項1または請求項2に記載された凍結庫であって、
    前記光触媒は、アナターゼ型の二酸化チタンの超微粉末に微細な金属銀を担持させたものである
    凍結庫。
  4. 請求項1または請求項2に記載された凍結庫であって、
    前記エアーフィルター装置は、回転軸方向に長尺に形成され、かつ、空気の吸い込み領域および吐き出し領域がそれぞれ周方向に広がる帯状の領域として設定されたクロスフローファンを備え、
    前記フィルターエレメントは、前記吸い込み領域を吸い込みの上流側から覆い、
    前記照射装置は、前記光を前記上流側から前記フィルターエレメントに照射する、
    凍結庫。
  5. 対象物を、電子エネルギーを与えながら保冷する保冷庫であって、
    光が当たらない場所である暗室の内部に前記対象物を収納して保冷する保冷庫本体と、
    前記暗室に収納された前記対象物に前記電子エネルギーを与える電子エネルギー装置と、
    前記暗室内に設けられて、当該暗室内を循環する気流を発生させながら当該気流をフィルターエレメントでろ過することで、前記気流から微生物を除菌するエアーフィルター装置と、
    前記フィルターエレメントに担持されて、励起状態にあるときには殺菌作用を奏する光触媒と、
    殺菌作用と、前記光触媒を前記励起状態にする作用と、を兼ね備えた波長領域の光である深紫外線を、前記光触媒が基底状態とされる状態の前記暗室内にて前記フィルターエレメントに照射する照射装置と、
    を備え
    前記電子エネルギー装置は、
    前記暗室内に配置されて、前記対象物がセットされる電極と、
    交流の電力を前記電極に出力することで、当該電極にセットされた前記対象物に前記電子エネルギーを与える電源装置と、
    を備え、
    前記電源装置が出力する電力の周波数は、前記電極が共振をおこしうる電磁波の周波数のうち、最低の周波数よりも低い周波数として設定されている、
    保冷庫。
  6. 請求項5に記載された保冷庫であって、
    前記暗室において壁面を覆った状態に据え付けられて、低温の空気を前記暗室の天井に沿って吹き出す冷却装置を備え、
    前記エアーフィルター装置は、
    回転軸方向に長尺に形成され、かつ、空気の吸い込み領域および吐き出し領域がそれぞれ周方向に広がる帯状の領域として設定されたクロスフローファンと、
    前記吐き出し領域に沿って長尺に延びるように配設されて、前記クロスフローファンにより前記吐き出し領域に吐き出される空気を下方に吹き出す吹き出し口と、
    を備え、
    さらに、前記エアーフィルター装置は、前記暗室の天井において前記冷却装置とは反対側となる隅に沿って、前記吸い込み領域を上方から前記冷却装置の側に向かって広がる領域とするように配設されている、
    保冷庫。
  7. 凍結された対象物を、電子エネルギーを与えながら解凍する解凍庫であって、
    光が当たらない場所である暗室の内部に前記対象物を収納して解凍する解凍庫本体と、
    前記暗室に収納された前記対象物に前記電子エネルギーを与える電子エネルギー装置と、
    前記暗室内に設けられて、当該暗室内を循環する気流を発生させながら当該気流をフィルターエレメントでろ過することで、前記気流から微生物を除菌するエアーフィルター装置と、
    前記フィルターエレメントに担持されて、励起状態にあるときには殺菌作用を奏する光触媒と、
    殺菌作用と、前記光触媒を前記励起状態にする作用と、を兼ね備えた波長領域の光である深紫外線を、前記光触媒が基底状態とされる状態の前記暗室内にて前記フィルターエレメントに照射する照射装置と、
    を備え
    前記電子エネルギー装置は、
    前記暗室内に配置されて、前記対象物がセットされる電極と、
    交流の電力を前記電極に出力することで、当該電極にセットされた前記対象物に前記電子エネルギーを与える電源装置と、
    を備え、
    前記電源装置が出力する電力の周波数は、前記電極が共振をおこしうる電磁波の周波数のうち、最低の周波数よりも低い周波数として設定されている、
    解凍庫。
  8. 請求項7に記載された解凍庫であって、
    前記対象物を解凍するべく前記暗室内の気温を上昇させるヒーターを備え、
    前記エアーフィルター装置は、
    回転軸方向に長尺に形成され、かつ、空気の吸い込み領域および吐き出し領域がそれぞれ周方向に広がる帯状の領域として設定されたクロスフローファンと、
    前記吐き出し領域に沿って長尺に延びるように配設されて、前記クロスフローファンにより前記吐き出し領域に吐き出される空気を吹き出す吹き出し口と、
    を備え、
    前記ヒーターは、前記吹き出し口において空気の吹き出しの下流側となる位置に、当該吹き出し口に沿って長尺に延びた状態に取り付けられている、
    解凍庫。
  9. 請求項8に記載された解凍庫であって、
    前記暗室は、前面側にて開閉可能な開き戸を備え、
    前記エアーフィルター装置として、
    前記暗室の天井において右側となる隅に沿って、前記吸い込み領域を上方から左側に向かって広がる領域とするように配設される第1のエアーフィルター装置、
    および、
    前記第1のエアーフィルター装置と左右が反転している点を除いて前記第1のエアーフィルター装置と全く同じ構成を有して、前記暗室の天井において左側となる隅に沿って配設される第2のエアーフィルター装置、
    を備え、
    前記ヒーターは、前記第1のエアーフィルター装置および前記第2のエアーフィルター装置のそれぞれに対応して、1つずつ取り付けられている、
    解凍庫。
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