JP7401530B2 - 制御装置、ホイールローダ、および方法 - Google Patents
制御装置、ホイールローダ、および方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7401530B2 JP7401530B2 JP2021512200A JP2021512200A JP7401530B2 JP 7401530 B2 JP7401530 B2 JP 7401530B2 JP 2021512200 A JP2021512200 A JP 2021512200A JP 2021512200 A JP2021512200 A JP 2021512200A JP 7401530 B2 JP7401530 B2 JP 7401530B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control amount
- stage
- control
- amount
- lift
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 11
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 10
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 3
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 119
- 230000006870 function Effects 0.000 description 31
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 21
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 12
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 11
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 10
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000008569 process Effects 0.000 description 4
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 238000007562 laser obscuration time method Methods 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000004549 pulsed laser deposition Methods 0.000 description 1
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/28—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
- E02F3/36—Component parts
- E02F3/42—Drives for dippers, buckets, dipper-arms or bucket-arms
- E02F3/43—Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations
- E02F3/431—Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations for bucket-arms, front-end loaders, dumpers or the like
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/26—Indicating devices
- E02F9/264—Sensors and their calibration for indicating the position of the work tool
- E02F9/265—Sensors and their calibration for indicating the position of the work tool with follow-up actions (e.g. control signals sent to actuate the work tool)
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/20—Drives; Control devices
- E02F9/2025—Particular purposes of control systems not otherwise provided for
- E02F9/2029—Controlling the position of implements in function of its load, e.g. modifying the attitude of implements in accordance to vehicle speed
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/20—Drives; Control devices
- E02F9/22—Hydraulic or pneumatic drives
- E02F9/2203—Arrangements for controlling the attitude of actuators, e.g. speed, floating function
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/20—Drives; Control devices
- E02F9/22—Hydraulic or pneumatic drives
- E02F9/2278—Hydraulic circuits
- E02F9/2296—Systems with a variable displacement pump
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Operation Control Of Excavators (AREA)
Description
本願は、2019年4月4日に日本に出願された特願2019-072103号について優先権を主張し、その内容をここに援用する。
特許文献1に記載の技術によれば、ホイールローダの制御装置は、作業機が積載物に食い込んだことをブームのボトム圧より検出し、ブームのリフトを行いながら、断続的にバケットのチルトを行う。これにより、オペレータによるホイールローダの掘削作業を模擬した自動掘削を実現することができる。
本発明の目的は、掘削対象物の状態に応じた掘削制御を行うことができる制御装置、ホイールローダ、および方法を提供することにある。
以下、図面を参照しながら実施形態について詳しく説明する。
図1は、第1の実施形態に係る作業車両の側面図である。
第1の実施形態に係る作業車両100は、ホイールローダである。作業車両100は、車体110、作業機120、前輪部130、後輪部140、運転室150を備える。
ステアリングシリンダ113は、油圧シリンダである。ステアリングシリンダ113の基端部は後車体112に取り付けられ、先端部は前車体111に取り付けられる。ステアリングシリンダ113は、作動油によって伸縮することで、前車体111と後車体112とのなす角度を規定する。つまり、ステアリングシリンダ113の伸縮により、前輪部130の舵角が規定される。
バケット122は、作業対象物を掘削するための刃と、掘削した作業対象物を運搬するための容器とを備える。バケット122の基端部は、ブーム121の先端部にピンを介して取り付けられる。
ベルクランク123は、バケットシリンダ125の動力をバケット122に伝達する。ベルクランク123の第1端は、バケット122の底部にリンク機構を介して取り付けられる。ベルクランク123の第2端は、バケットシリンダ125の先端部にピンを介して取り付けられる。
図2は、第1の実施形態に係る運転室の内部の構成を示す上面図である。運転室150の内部には、シート151、アクセルペダル152、ブレーキペダル153、ステアリングハンドル154、前後切替スイッチ155、シフトスイッチ156、ブームレバー157、バケットレバー158、自動掘削スイッチ159が設けられる。
ブレーキペダル153は、作業車両100に生じさせる走行の制動力を設定するために操作される。ブレーキペダル153の操作量が大きいほど、強い制動力が設定される。
ステアリングハンドル154は、作業車両100の舵角を設定するために操作される。
前後切替スイッチ155は、作業車両100の進行方向を設定するために操作される。
シフトスイッチ156は、動力伝達装置の速度範囲を設定するために操作される。シフトスイッチ156の操作によって、例えば、1速、2速、3速、および4速の中から1つの速度範囲が選択される。
ブームレバー157は、ブーム121の上げ操作または下げ操作の速度を設定するために操作される。ブームレバー157は、前方へ傾けられることにより下げ操作を受け付け、後方へ傾けられることにより上げ操作を受け付ける。以下、ブーム121の上げ操作および下げ操作を、リフト操作ともいう。
バケットレバー158は、バケット122のダンプ操作またはチルト操作の速度を設定するために操作される。バケットレバー158は、前方へ傾けられることによりダンプ操作を受け付け、後方へ傾けられることによりチルト操作を受け付ける。
自動掘削スイッチ159は、自動掘削制御の有効と無効とを切り替えるために操作される。自動掘削スイッチ159は、押下されることにより自動掘削制御の有効または無効を示す信号を制御装置300に出力する。なお、他の実施形態においては、自動掘削スイッチ159の操作に代えて、所定のレバー操作によって自動掘削制御の有効または無効を設定してもよい。
図3は、第1の実施形態に係る作業車両の動力系統を示す模式図である。
作業車両100は、エンジン210、PTO220(Power Take Off)、変速機230、フロントアクスル240、リアアクスル250、可変容量ポンプ260、ブレーキポンプ270を備える。
リアアクスル250は、変速機230が出力する駆動力を後輪部140に伝達する。これにより、後輪部140が回転する。
コントロールバルブ261は、可変容量ポンプ260から吐出された作動油の流量を制御し、作動油をリフトシリンダ124とバケットシリンダ125とに分配する。ステアリングバルブ262は、ステアリングシリンダ113に供給する作動油の流量を制御する。リリーフバルブ266は、作動油の圧力が所定のリリーフ圧を超えたときに圧力を開放し、作動油を排出させる。
リフトシリンダ124には、シリンダ圧力計264が設けられる。シリンダ圧力計264は、リフトシリンダ124のボトム圧を計測する。
作業車両100は、作業車両100を制御するための制御装置300を備える。
制御装置300は、自動掘削制御の段階に応じて、コントロールバルブ261に制御信号を出力する。
また、当該プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、当該プログラムは、前述した機能をストレージ350に既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせで実現するもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
また、プログラムの実行により、メインメモリ330には、段階記憶部331、特定制御量記憶部332、現在制御量記憶部333、チルト時間記憶部334、チルト回数記憶部335、ボトム圧記憶部336、ブーム角記憶部337の記憶領域が確保される。
図5は、第1の実施形態に係る自動掘削制御の段階の遷移を示す状態遷移図である。自動掘削制御の段階は、非自動掘削段階ST0、リフト開始判定段階ST1、制御量設定段階ST2、自動リフト段階ST3、チルト待機段階ST4、チルト開始判定段階ST5、自動チルト段階ST6、自動チルト終了段階ST7の8つの段階を有する。
特定リフト制御量hは、自動掘削制御においてリフト動作を行う際にリフト制御量に設定される値である。特定チルト制御量pは、自動掘削制御においてチルト動作を行う際にチルト制御量に設定される値である。
図5に示す状態遷移図を参照しながら、第1の実施形態に係る自動掘削制御について説明する。第1の実施形態に係る自動掘削制御は、図5に示すように、自動掘削制御の段階を8つの段階で区別する。
オペレータによって自動掘削スイッチ159が押下されることで自動掘削制御が有効となると、制御装置300の段階特定部313は、自動掘削制御の段階が非自動掘削段階ST0であると特定する。段階特定部313は、段階記憶部331が記憶する状態を非自動掘削段階ST0に書き換える。
自動掘削制御の段階が非自動掘削段階ST0である場合、段階特定部313は、操作量取得部311が取得した操作量および計測値取得部312が取得した計測値に基づいて、作業車両100が前進し、かつバケット122が接地しているか否かを判定する。例えば、段階特定部313は、アクセルペダル152が踏まれ、かつ前後切替スイッチ155がF(Front)に設定されている場合に、作業車両100が前進していると判定する。また例えば、段階特定部313は、リフトストロークセンサ1241およびバケットストロークセンサ1251の検出値に基づいてブーム角θLおよびバケット角θBを特定し、ブーム角θLが所定の閾値以下であり、かつバケット角θBが0度を含む所定範囲内にある場合に、バケット122が接地していると判定する。作業車両100が前進しているか否かの判定は、例えば回転計231の計測値から求められる車速に基づいてなされてもよい。
他方、自動掘削制御の段階が非自動掘削段階ST0である場合において、作業車両100が前進しておらず、またはバケット122が接地していない場合、段階特定部313は、自動掘削制御の段階が非自動掘削段階ST0であると特定する。非自動掘削段階ST0においては、指令出力部316は、ブームレバー157の操作量に応じたリフト制御指令、およびバケットレバー158の操作量に応じたチルト制御指令を、コントロールバルブ261に出力する。すなわち、非自動掘削段階ST0においては、マニュアル操作で作業機制御が行われる。
自動掘削制御の段階がリフト開始判定段階ST1である場合、指令出力部316は、指令出力処理を行う。図8は、第1の実施形態に係る指令出力処理を示すフローチャートである。
指令出力部316は、操作量取得部311が取得したブームレバー157の操作量に基づく制御量と、現在制御量記憶部333が記憶するリフト制御量の和に係る制御量を示すリフト制御指令を生成する(ステップS11)。また、指令出力部316は、操作量取得部311が取得したバケットレバー158の操作量に基づく制御量および現在制御量記憶部333が記憶するチルト制御量の和に係る制御量を示すチルト制御指令を生成する(ステップS12)。
指令出力部316は、生成したリフト制御指令およびチルト制御指令を、コントロールバルブ261に出力する(ステップS13)。
なお、リフト開始判定段階ST1において、現在制御量記憶部333が記憶するリフト制御量およびチルト制御量は、いずれも0である。
ボトム圧の閾値P1は、バケット122が掘削対象物に入り込んだときに検出される程度の値に設定される。つまり、リフトシリンダ124のボトム圧が一定時間継続して閾値P1以上であるということを検出することで、バケット122が掘削対象物に入り込んだ状態であることがわかる。
自動掘削制御の段階がリフト開始判定段階ST1から制御量設定段階ST2に遷移したとき、計測値取得部312は、シリンダ圧力計264が計測したボトム圧を、リフト前ボトム圧としてボトム圧記憶部336に記憶させる。また、計測値取得部312は、ボトム圧記憶部336に、ボトム圧上昇量の初期値として0を記憶させる。
また計測値取得部312は、リフトストロークセンサ1241の計測値から求められるブーム角θLを、リフト前ブーム角としてブーム角記憶部337に記憶させる。
特定したボトム圧上昇量がボトム圧記憶部336が記憶するボトム圧上昇量未満である場合(ステップS22:NO)、またはボトム圧記憶部336が記憶するボトム圧上昇量を書き換えた場合、制御量決定部314は、ボトム圧記憶部336が記憶するボトム圧上昇量を、図6に示すリフト制御量決定関数に代入することで、特定リフト制御量hを決定する(ステップS24)。また、制御量決定部314は、ボトム圧記憶部336が記憶するボトム圧上昇量を、図7に示すチルト制御量決定関数にボトム圧上昇量を代入することで、特定チルト制御量pを決定する(ステップS25)。
なお、特定リフト制御量hおよび特定チルト制御量pは、制御量設定段階ST2より後の段階において書き換えられない。
自動掘削制御の段階が自動リフト段階ST3である場合、制御量決定部314は、制御量設定段階ST2と同様に、ブームレバー157の操作量に基づいて、リフト制御量を決定する。
次に、指令出力部316は、図8に示す指令出力処理を行う。なお、自動リフト段階ST3において、現在制御量記憶部333が記憶するリフト制御量は、ブームレバー157が操作されていない場合には特定リフト制御量hとなり、ブームレバー157が操作された場合には0となる。他方、現在制御量記憶部333が記憶するチルト制御量は0である。
自動掘削制御の段階が自動リフト段階ST3からチルト待機段階ST4に遷移したとき、チルト時間決定部315は、チルト回数記憶部335が記憶する自動チルト回数に基づいて、チルトON時間Δt1と、チルトOFF時間Δt2を決定する。また計測値取得部312は、リフトストロークセンサ1241の計測値から求められるブーム角θLを、待機開始ブーム角としてブーム角記憶部337に記憶させる。
次に、指令出力部316は、図8に示す指令出力処理を行う。なお、チルト待機段階ST4において、現在制御量記憶部333が記憶するリフト制御量は、アクセルペダル152の踏み込み量に応じて0より大きく、特定リフト制御量h以下の値となる。他方、現在制御量記憶部333が記憶するチルト制御量は0である。
自動掘削制御の段階がチルト開始判定段階ST5である場合、指令出力部316は、図8に示す指令出力処理を行う。なお、チルト開始判定段階ST5において、現在制御量記憶部333が記憶するリフト制御量は、アクセルペダル152の踏み込み量に応じて0より大きく、特定リフト制御量h以下の値となる。他方、現在制御量記憶部333が記憶するチルト制御量は0である。
自動掘削制御の段階がチルト開始判定段階ST5から自動チルト段階ST6に遷移したとき、計測値取得部312は、シリンダ圧力計264が計測したボトム圧を、チルト前ボトム圧としてボトム圧記憶部336に記憶させる。
次に、指令出力部316は、図8に示す指令出力処理を行う。なお、自動チルト段階ST6において、現在制御量記憶部333が記憶するリフト制御量は、アクセルペダル152の踏み込み量に応じて0より大きく、特定リフト制御量h以下の値となる。また、現在制御量記憶部333が記憶するチルト制御量はアクセルペダル152の踏み込み量に応じて0より大きく、特定チルト制御量p以下の値となる。
自動掘削制御の段階が自動チルト終了段階ST7である場合、段階特定部313は、ボトム圧記憶部336が記憶するチルト前ボトム圧からのボトム圧上昇量が閾値ΔP1以上になったか否かを判定する。また段階特定部313は、車速が一定時間継続して閾値V3以上であるか否かを判定する。
段階特定部313は、段階記憶部331が記憶する状態をチルト待機段階ST4に書き換える。
第1の実施形態に係る自動掘削制御は、次に示す(1)から(8)の何れか1つの終了条件が成立した場合に終了する。
(1)自動掘削スイッチ159の操作により自動掘削が無効になる。
(2)走行方向が前進方向でなくなる。
(3)バケット122がチルトエンドに達してから所定時間が経過する。
(4)ブーム角が所定角度以上である。
(5)作業機120がロックされている。
(6)センサまたは作業機120の操作装置に不具合が発生した。
(7)ブームレバー157によるブーム121の下げ操作が発生し、操作量が所定量より大きい。
(8)バケットレバー158によるバケット122のダンプ操作が発生し、操作量が所定量より大きい。
このように、第1の実施形態によれば、制御装置300は、作業機120のリフト力の変化量に基づいて、作業機120のリフト制御量を決定する。
作業機120による掘削制御では、作業機120が掘削対象物に入り込んだ後に、作業機120をリフトさせることで、前輪部130に荷重をかける。これにより、タイヤスリップを防ぎながら掘り進むことができる。ここで、掘削対象物が固いために作業機120が掘削対象物に十分に入り込めない場合、または掘削対象物が軽い場合に、リフト制御量が過大であると、バケット122の空振りが生じ、掘削対象物の十分な積込を実現できない可能性がある。一方で、リフト制御量が過少であると、タイヤスリップの発生、または牽引力の不足により、掘削対象物に作業機120を十分に押し込むことができない可能性がある。これに対し、第1の実施形態に係る制御装置300は、作業機120のリフト力の変化量に基づいて作業機120のリフト制御量を決定することで、掘削対象物の状態に応じて、バケット122の空振りおよびタイヤスリップの発生を防ぎながら掘削制御を行うことができる。
作業機120による掘削制御では、作業機120による掘削中に、バケット122をチルトさせることで、掘削対象物を抱え込む。ここで、掘削対象物の安息角が緩やかである場合に、チルト制御量が過大であると、バケット122の空振りが生じ、掘削対象物の十分な積込を実現できない可能性がある。一方で、チルト制御量が過少であると、掘削対象物を十分に抱え込むことができない可能性がある。
なお、掘削対象物の安息角が緩やかであるほど、バケット122に入る掘削対象物の量が少なくなることが想定される。そのため、安息角が緩やかであるほどリフト力が小さくなることが想定される。
そこで、第1の実施形態に係る制御装置300は、作業機120のリフト力の変化量に基づいて作業機120のチルト制御量を決定することで、掘削対象物の状態に応じて、バケット122の空振りおよびタイヤスリップの発生を防ぎながら掘削制御を行うことができる。
以上、図面を参照して一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、第1の実施形態に係る制御装置300は、作業機120のリフト力の変化量に基づいてリフト制御量およびチルト制御量を決定するが、これに限られない。例えば、他の実施形態に係る制御装置300は、リフト制御量またはチルト制御量の一方をリフト力に基づいて決定してもよい。
また、上述の実施形態に係る制御装置300は、自動リフト段階ST3が終了した後、チルト待機段階ST4に遷移するが、これに限られない。例えば、他の実施形態に係る制御装置300は、自動リフト段階ST3が終了した後、自動チルト段階ST6に遷移してもよい。
Claims (7)
- 作業機を備えるホイールローダを制御するための作業機制御装置であって、
前記作業機のリフト力を検出するリフト力検出部と、
検出された前記リフト力の変化量に基づいて、前記作業機の制御量を決定する制御量決定部と、
前記作業機を駆動させるアクチュエータに、決定した前記制御量に係る制御指令を出力する指令出力部と
を備え、
前記制御量決定部は、前記作業機のリフト量が所定の閾値に達する時点まで、前記リフト力に対して前記制御量が単調増加するように、前記制御量を決定する
制御装置。 - 前記制御量決定部は、前記作業機のリフト量が所定の閾値に達した時点以降、前記制御量を、前記作業機のリフト量が所定の閾値に達した時点における前記制御量に決定する
請求項1に記載の制御装置。 - 前記制御量決定部は、前記リフト力に基づく制御量と、アクセル操作量に基づく制御量のうち小さいものを、前記作業機の制御量に決定する
請求項1または請求項2に記載の制御装置。 - 前記制御量は、前記作業機をリフトさせるためのリフト制御量を含む
請求項1から請求項3の何れか1項に記載の制御装置。 - 前記制御量は、前記作業機をチルトさせるためのチルト制御量を含む
請求項1から請求項4の何れか1項に記載の制御装置。 - 車体と、
前記車体に支持された作業機と、
前記作業機を駆動させるアクチュエータと、
請求項1から請求項5の何れか1項に記載の制御装置と
を備えるホイールローダ。 - 作業機を備えるホイールローダを制御するための方法であって、
前記作業機のリフト力を検出するステップと、
検出された前記リフト力の変化量に基づいて、前記作業機の制御量を決定するステップと、
前記作業機を駆動させるアクチュエータに、決定した前記制御量に係る制御指令を出力するステップと
を備え、
前記制御量を決定するステップでは、前記作業機のリフト量が所定の閾値に達する時点まで、前記リフト力に対して前記制御量が単調増加するように、前記制御量を決定する
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023206856A JP7481565B2 (ja) | 2019-04-04 | 2023-12-07 | ホイールローダ、方法およびシステム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019072103 | 2019-04-04 | ||
JP2019072103 | 2019-04-04 | ||
PCT/JP2020/015146 WO2020204123A1 (ja) | 2019-04-04 | 2020-04-02 | 作業機制御装置、作業車両、および作業機の制御方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023206856A Division JP7481565B2 (ja) | 2019-04-04 | 2023-12-07 | ホイールローダ、方法およびシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2020204123A1 JPWO2020204123A1 (ja) | 2020-10-08 |
JP7401530B2 true JP7401530B2 (ja) | 2023-12-19 |
Family
ID=72668038
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021512200A Active JP7401530B2 (ja) | 2019-04-04 | 2020-04-02 | 制御装置、ホイールローダ、および方法 |
JP2023206856A Active JP7481565B2 (ja) | 2019-04-04 | 2023-12-07 | ホイールローダ、方法およびシステム |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023206856A Active JP7481565B2 (ja) | 2019-04-04 | 2023-12-07 | ホイールローダ、方法およびシステム |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US12031290B2 (ja) |
EP (1) | EP3896230A4 (ja) |
JP (2) | JP7401530B2 (ja) |
CN (1) | CN113302360B (ja) |
WO (1) | WO2020204123A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2023100930A1 (ja) * | 2021-12-01 | 2023-06-08 | ||
CN115110601B (zh) * | 2022-08-30 | 2022-12-02 | 四川鼎鸿智电装备科技有限公司 | 一种装载机系统控制方法、无人装载机、设备、介质 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001164596A (ja) | 1999-12-09 | 2001-06-19 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | フロントローダ |
JP2016044752A (ja) | 2014-08-22 | 2016-04-04 | 日立建機株式会社 | 産業車両の変速制御装置 |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57613B2 (ja) | 1973-02-26 | 1982-01-07 | ||
JPS61209504A (ja) * | 1985-03-14 | 1986-09-17 | 株式会社クボタ | 作業車における作業装置制御方法 |
US5528843A (en) | 1994-08-18 | 1996-06-25 | Caterpillar Inc. | Control system for automatically controlling a work implement of an earthworking machine to capture material |
AU772902B2 (en) * | 1999-12-15 | 2004-05-13 | Caterpillar Inc. | System and method for automatically controlling a work implement of an earthmoving machine based on discrete values of torque |
US6879899B2 (en) * | 2002-12-12 | 2005-04-12 | Caterpillar Inc | Method and system for automatic bucket loading |
US7555855B2 (en) | 2005-03-31 | 2009-07-07 | Caterpillar Inc. | Automatic digging and loading system for a work machine |
JP4754969B2 (ja) * | 2006-01-10 | 2011-08-24 | 株式会社小松製作所 | 作業車両のエンジン制御装置 |
US8037807B2 (en) | 2007-05-18 | 2011-10-18 | Caterpillar Inc. | Controlled motion in a hydraulically actuated system |
US8156048B2 (en) * | 2008-03-07 | 2012-04-10 | Caterpillar Inc. | Adaptive payload monitoring system |
JP2012245954A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-13 | Denso Corp | 衝突検知装置および乗員保護システム |
US8589037B2 (en) | 2011-08-17 | 2013-11-19 | Caterpillar Inc. | Electric drive control for a machine |
US9328478B2 (en) | 2011-08-24 | 2016-05-03 | Volvo Construction Equipment Ab | Method for controlling a working machine |
JP5700613B1 (ja) | 2013-07-12 | 2015-04-15 | 株式会社小松製作所 | 作業車両及び作業車両の制御方法 |
WO2016006716A1 (ja) | 2015-08-07 | 2016-01-14 | 株式会社小松製作所 | 作業車両 |
JP6963962B2 (ja) | 2017-10-13 | 2021-11-10 | 信越ポリマー株式会社 | 医療器具の製造方法 |
-
2020
- 2020-04-02 JP JP2021512200A patent/JP7401530B2/ja active Active
- 2020-04-02 WO PCT/JP2020/015146 patent/WO2020204123A1/ja unknown
- 2020-04-02 EP EP20783060.5A patent/EP3896230A4/en active Pending
- 2020-04-02 CN CN202080009516.6A patent/CN113302360B/zh active Active
- 2020-04-02 US US17/420,605 patent/US12031290B2/en active Active
-
2023
- 2023-12-07 JP JP2023206856A patent/JP7481565B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001164596A (ja) | 1999-12-09 | 2001-06-19 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | フロントローダ |
JP2016044752A (ja) | 2014-08-22 | 2016-04-04 | 日立建機株式会社 | 産業車両の変速制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2020204123A1 (ja) | 2020-10-08 |
US20220090348A1 (en) | 2022-03-24 |
EP3896230A1 (en) | 2021-10-20 |
JP2024015268A (ja) | 2024-02-01 |
US12031290B2 (en) | 2024-07-09 |
EP3896230A4 (en) | 2022-03-02 |
CN113302360A (zh) | 2021-08-24 |
JPWO2020204123A1 (ja) | 2020-10-08 |
CN113302360B (zh) | 2022-10-25 |
JP7481565B2 (ja) | 2024-05-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7481565B2 (ja) | ホイールローダ、方法およびシステム | |
JP7287821B2 (ja) | 作業機制御装置、作業車両、および作業機制御方法 | |
JP6242919B2 (ja) | 作業車両 | |
JP5261419B2 (ja) | 作業車両及び作業車両の制御方法 | |
JP4293645B2 (ja) | 密集係数を用いる自動バケット積載のシステムと方法 | |
JP2001214466A (ja) | トルクの離散値に基づいて土工機械の作業器具を自動制御するシステムと方法。 | |
JP4223893B2 (ja) | 作業車両の作業機用油圧ポンプの制御方法と制御装置 | |
US11879234B2 (en) | Work vehicle | |
US12012725B2 (en) | Loading work vehicle | |
CN105201038B (zh) | 车辆 | |
JP7193288B2 (ja) | 作業車両 | |
JP6586406B2 (ja) | 作業車両 | |
JP7253669B2 (ja) | 作業車両 | |
JP7450526B2 (ja) | 作業車両 | |
US20230080719A1 (en) | Manipulation system | |
JP2021011819A (ja) | 作業車両及び作業車両の制御方法 | |
JP2010112019A (ja) | 作業車両 | |
WO2023100930A1 (ja) | ホイールローダ | |
US20230085666A1 (en) | Work vehicle | |
US11808006B2 (en) | Work vehicle with automatic dump and tilt control and method for automatically controlling dump and tilt operations of work vehicle | |
WO2024157649A1 (ja) | ホイールローダ | |
JP4111415B2 (ja) | 掘削積込機械の作業機制御装置 | |
KR20230028518A (ko) | 작업 차량 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230308 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230815 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231016 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231107 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231207 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7401530 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |