JP7393080B2 - 結合下水用傾斜板、および結合部材の取り付け方法 - Google Patents

結合下水用傾斜板、および結合部材の取り付け方法 Download PDF

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Description

特許法第30条第2項適用 H30年に下水道展で公表
本発明は、複数の下水用傾斜板を結合する結合部材、結合下水用傾斜板、および結合部材の取り付け方法に関する。
従来の上水処理仕様の沈殿池には沈降面積を向上させるため複数の傾斜板が用いられており、当該傾斜板によりフロック(微粒子が会合して,より大きな集合体を生成する集塊)が堆積し、水を浄化するシステムが開発されていた。
当該傾斜板は、上水用に用いられるため、水自体が比較的綺麗で、傾斜板に堆積するフロック重量が軽く、板からも滑落しやすいため傾斜板自体を薄くし軽量化を図るとともに、薄肉である分、フロック堆積の重量耐性を図るべく傾斜板にリブ加工を施し、たわみを抑制していた。
これらの技術が下水処理に転用されているが、その背景として、近年、下水処理場では、環境負荷の軽減などの観点から既存施設の高度処理化が求められており、それに伴って最終沈殿池の能力増強が求められていることが挙げられる(特許文献1参照)。
「下水道施設計画・設計指針と解説-2009年版-」(社団法人日本下水道協会)によれば、最終沈殿池の処理能力は、汚泥の沈降面積に対する1日当たりの流入水量(水面積負荷)で定められる。汚泥の沈降面積は、最終的に汚泥を捕捉する部分の面積であり、沈降した汚泥が行き着く最終沈殿池の底面の面積、通常は、最終沈殿池そのものの面積に相当する。
従って、より大きな最終沈殿池を新設すれば、時間変動や日間変動などによる影響により流入水量が増加した場合でも処理水の水質への影響は小さくなると考えられるが、最終沈殿池は前述の設計指針により日最大水量に対して設計されるのが通常であるため、仮に流入変動におけるピークの水量に対して施設設計をすれば、過大な設備投資が必要になるという問題がある。そこで、既存の最終沈殿池の効率を向上させるために、小規模な設備投資で処理能力を向上させる傾斜板を用いる技術が提案されている。
特許第6182190号明細書
しかしながら、下水用傾斜板では、上水と異なりフロック重量が重いため、リブがあると汚泥が滑落しにくくなり、処理性能が低下する傾向にある。故に、汚泥の滑落性能を向上させるために、本来ならたわみ防止のために設けられていたリブ加工が施されていない。従って、汚泥の重量に耐え、たわみ難くなるよう板の厚みが厚く形成されているが、板が厚くなった分の自重とリブ加工無しの影響によって、結果的に、撓む傾向にある。
また、下水に用いられる傾斜板は、表裏の形状が異なる特殊仕様のため従来の上水仕様と同様の幅1mの板を製作するのが困難である。
そこで、板を3分割することを検討したが、長手方向に長くなり、撓みは改善されなかった。また、使用環境が水中であり、揺らぎの影響で傾斜板同士が接触するため破損するおそれがある。
そこで、本発明は、これらの課題を解決し、下水用傾斜板の撓み防止と水中下における安定性を向上することが可能な結合部材、結合下水用傾斜板、および結合部材の取り付け方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、第1の発明に係る結合部材は、複数の下水用傾斜板を結合するための結合部材であって、第1の下水用傾斜板の厚み方向の端面と第2の下水用傾斜板の厚み方向の端面が対向するように並んで配置される複数の下水用傾斜板の間に配置可能である。
このような結合部材によって下水用傾斜板を結合することによって、下水用傾斜板の撓みを防止することができる。また、下水用傾斜板同士を結合できるため、水中であっても揺らぎの影響で傾斜板同士が接触することを防止でき、水中における安定性を図ることができる。
また、各々の下水用傾斜板は小さい形状で作成することができるため、大きな金型を使用する必要がなく、下水用傾斜板の成形を行い易い。
第2の発明にかかる結合部材は、第1の発明にかかる結合部材であって、並んで配置される下水用傾斜板のうち第1の下水用傾斜板の端面を保持可能な第1保持部を備える。第1保持部は、第1の下水用傾斜板の端を挿入可能な第1凹部を有する。
第2の下水用傾斜板の端面を含む端部を保持可能な第2保持部は、第2の下水用傾斜板の端部を挿入可能な第2凹部を有する。第1凹部と第2凹部は対向して設けられている。
これにより、下水用傾斜板の端を第1凹部に挿入することによって、下水用傾斜板を結合部材で保持することができる。
これにより、並んで配置された下水用傾斜板のうち第1の下水用傾斜板の端を第1凹部に挿入し、第2の下水用傾斜板の端を第2凹部に挿入することによって、並んで配置された下水用傾斜板を結合部材で結合することができる。
第3の発明にかかる結合部材は、第2の発明にかかる結合部材であって、第1保持部を有する第1部材と、第2保持部を有する第2部材と、を備える。第1部材は、第1凹部に沿って形成され、第2部材と嵌合可能な嵌合部を有する。第2部材は、第2凹部に沿って形成され、嵌合部と嵌合可能な被嵌合部を有する。
2つの部材を嵌合することによって、並んで配置された下水用傾斜板を結合部材で保持することができる。
また、第1部材を第1の下水用傾斜板に取り付け、第2部材を第2の下水用傾斜板に取り付け、第1部材と第2部材を嵌合することによって、並んで配置された下水用傾斜板を結合部材で保持することができる。
第4の発明にかかる結合下水用傾斜板は、複数の下水用傾斜板と、第1~第3のいずれかの発明にかかる結合部材と、を備える。複数の下水用傾斜板は、各々の端面が互いに対向するように並んで配置されている。
このように結合部材によって下水用傾斜板を結合することによって、下水用傾斜板の撓みを防止することができる。また、下水用傾斜板同士を結合できるため、水中であっても揺らぎの影響で傾斜板同士が接触することを防止でき、水中における安定性を図ることができる。
第5の発明にかかる結合部材の取り付け方法は、複数の下水用傾斜板を結合するための結合部材の取り付け方法であって、配置工程と、取り付け工程と、を備える。配置工程は、所定位置に複数の下水用傾斜板の厚み方向の端面が互いに対向するように並べて配置する。取り付け工程は、対向する端面の間に結合部材を下水用傾斜板の下端からスライド挿入し、結合部材を下水用傾斜板の間に取り付ける。
これにより、下方から容易に複数の下水用傾斜板の間に結合部材を取り付けることができる。
第6の発明にかかる結合部材の取り付け方法は、第6の発明にかかる結合部材の取り付け方法であって、結合部材は、並べて配置した下水用傾斜板のうち第1の下水用傾斜板の端面を含む端部を保持する第1保持部を備える。第1保持部は、第1の下水用傾斜板の端部を挿入可能な第1凹部を有する。結合部材は、第2の下水用傾斜板の端面を含む端部を保持する第2保持部を備える。第2保持部は、第2の下水用傾斜板の端部を挿入可能な第2凹部を有する。第1凹部と第2凹部は対向して設けられている。
これにより、下水用傾斜板の端を第1凹部に挿入することによって、下水用傾斜板を結合部材で保持することができる。
これにより、並んで配置された下水用傾斜板のうち第1の下水用傾斜板の端を第1凹部に挿入し、第2の下水用傾斜板の端を第2凹部に挿入することによって、並んで配置された下水用傾斜板を結合部材で保持することができる。
第7の発明にかかる結合部材の取り付け方法は、第6の発明にかかる結合部材の取り付け方法であって、結合部材は、第1保持部を有する第1部材と、第2保持部を有する第2部材と、を備える。第1部材は、第1凹部に沿って形成され、第2部材と嵌合する嵌合部を有する。第2部材は、第2凹部に沿って形成され、嵌合部と嵌合する被嵌合部を有する。
これにより、並んで配置された下水用傾斜板を結合部材で保持することができる。
また、第1部材を第1の下水用傾斜板に取り付け、第2部材を第2の下水用傾斜板に取り付け、第1部材と第2部材を嵌合することによって、並んで配置された下水用傾斜板を結合部材で保持することができる。
本発明によれば、下水用傾斜板の撓み防止と水中下における安定性を向上することが可能な結合部材、結合下水用傾斜板、および結合部材の取り付け方法を提供することができる。
本発明にかかる実施の形態1における固液分離システムが用いられた最終沈殿池を模式的に示す図。 図1の固液分離システムの傾斜板装置の構成を示す斜視図。 図2の傾斜板装置の構成を示す斜視図。 図3Aの側面図。 図3Aの結合下水用傾斜板の構成を説明するための分離図。 (a)図4の結合部材を示す斜視図、(b)図5(a)のB部拡大図、(c)図5(a)のC部拡大図。 図4の結合部材の平面図。 図3BのD部拡大図。 本発明にかかる実施の形態における結合部材の取り付け方法を示すフロー図。 図8の結合部材の取り付け方法を説明するための斜視図。 図8の結合部材の取り付け方法を説明するための斜視図。 本発明にかかる実施の形態2における結合部材の第1部材と第2部材を分離した状態を示す斜視図。 本発明にかかる実施の形態2における結合部材の第1部材と第2部材を結合した状態を示す斜視図。 図11Aの部分拡大図。 本発明にかかる実施の形態2における結合部材の第1部材と第2部材の結合を説明する平面図。
以下、本発明による実施の形態の結合部材を用いた結合下水用傾斜板について、図面に基づいて詳細に説明する。
(実施の形態1)
<構成>
(固液分離システム100)
図1は、本実施の形態の結合下水用傾斜板が用いられる固液分離システム100を示す図である。本実施の形態の固液分離システム100は、下水処理場の最終沈殿池Pにおける被処理水Wの固液分離に適用される。
図1に示すように、固液分離システム100は、傾斜板装置10と、阻流板11と、越流堰12と、水路13と、流入部14と、流出部15と、汚泥掻き寄せ機16と、汚泥ホッパー17と、を備える。
流入部14は、原水(被処理水W)が最終沈殿池Pに流入する。流出部15は、最終沈殿池Pにおいて流入部14の反対側に設けられており、最終沈殿池Pから浄化された被処理水Wが流出する。
傾斜板装置10は、最終沈殿池Pの略中央部から下流側(流出部15側)である後段部分に配置されている。傾斜板装置10は、複数の結合下水用傾斜板20を有している。複数の結合下水用傾斜板20は、水面側を流入部14側に傾けて、上流側から下流側に向かって並んで配置されている。
傾斜板装置10は、被処理水Wの水面から所定の深さまで沈み、かつ、最終沈殿池Pの底面との間に所定の空間が確保されるように支持されている。この支持は、たとえば図示しない支持体上に載置されるか、図示しない横架材などから吊り下げられてもよい。傾斜板装置10の詳細については後段にて詳述する。
阻流板11は、傾斜板装置10の上流側(流入部14側)であって最終沈殿池Pの略中央部分に設けられている。阻流板11は、水面から所定の深さまでの領域内の被処理水Wの下流側(流出部15側)への流れを阻む。
越流堰12は、阻流板11よりも下流側(流出部15側)の被処理水Wの水面付近に配置されている。越流堰12は、上流側から下流側に向かって方向に沿って形成されている。
水路(トラフ)13は、越流堰12に囲まれて形成されており、流出部15に繋がっている。
流入部14から最終沈殿池Pに流入してきた被処理水Wは、阻流板11に水流方向を阻まれ、阻流板11の下端と最終沈殿池Pの底面との間の部分に向かって下降する。最終沈殿池Pの底面と阻流板11の下端との間を通り抜けた被処理水Wは、水路13に向かう上向流Fとなり、傾斜板装置10の各結合下水用傾斜板20の間を上昇する。
そして、被処理水Wの汚泥が、傾斜板装置10内を通過する間に沈降し、結合下水用傾斜板20の第1面20a上に沈殿することにより被処理水Wが浄化される。結合下水用傾斜板20の第1面20aに沈殿した汚泥は、堆積に伴って自重で落下する。
汚泥掻き寄せ機16は、最終沈殿池Pの底面付近に配置されている。最終沈殿池Pの底面付近には沈降した汚泥Mが堆積している。堆積した汚泥Mは、汚泥掻き寄せ機16が、図1上時計回りに回転することにより汚泥ホッパー17に集められ、排泥される。
汚泥ホッパー17は、最終沈殿池Pの流入部14付近の底面に形成されている。
(傾斜板装置10)
図2は、傾斜板装置10の構成を模式的に示す斜視図である。
図2に示すように、傾斜板装置10は、複数の結合下水用傾斜板20と、上側フレーム21a、21bと、下側フレーム22a、22bと、複数の支持棒23と、複数のフック24と、を有している。
上側フレーム21a、21bは、流入部14から流出部15に向かう方向に沿って配置されている。上側フレーム21a、21bは、互いに平行に配置されている。
下側フレーム22a、22bは、流入部14から流出部15に向かう方向に沿って配置されている。下側フレーム22a、22bは、互いに平行に配置されている。上側フレーム21a、21bは、下側フレーム22a、22bよりも水面側に配置される。
複数の支持棒23は、上側フレーム21a、21bの間に互いに平行に架設されており、下側フレーム22a、22bの間にも互いに平行に架設されている。
結合下水用傾斜板20は、上側フレーム21a、21bおよび下側フレーム22a、22bに対して傾斜して、上下一対の支持棒23に取り付けられている。
結合下水用傾斜板20は、上側フレーム21a、21b側の第1面20aと、下側フレーム22a、22b側の第2面20bを有する。結合下水用傾斜板20は、上側フレーム21a、21bと下側フレーム22a、22bの長さ方向に沿って傾斜して複数個並んで配置されている。傾斜板装置10は、下水処理場の最終沈殿池P内において、下側フレーム22a、22bを最終沈殿池Pの底面側に向けて設置される。したがって、結合下水用傾斜板20の第2面20bが最終沈殿池Pの底面側に向けられる。
結合下水用傾斜板20は、複数のフック24によって、上下に配置されている支持棒23に係止されて取り付けられる。
(結合下水用傾斜板20)
結合下水用傾斜板20は、図2に示すように、複数の下水用傾斜板31と、複数の下水用傾斜板31を結合する結合部材32と、を有する。本実施の形態では、結合下水用傾斜板20は、3個の下水用傾斜板31と、2個の結合部材32とを有する。複数の下水用傾斜板31は、結合部材32によって互いに結合されている。
(下水用傾斜板31)
図3Aは、結合下水用傾斜板20を示す斜視図であり、第1面20a側から見た図である。図3Bは結合下水用傾斜板20を示す側面図である。図4は、結合下水用傾斜板20を支持棒23と平行な方向に分離した状態を示す図である。
下水用傾斜板31は、平面視長方形状の板であるが、長方形状に限られるものではない。下水用傾斜板31の材質としては、硬質塩化ビニルが好ましいが、これに限るものではない。傾斜板の材質は、たとえば、熱可塑性樹脂、たとえばポリ塩化ビニル等のビニル系樹脂、ポリカーボネート等のカーボネート系樹脂、ポリエチレンテレフタレート等のエステル系樹脂、ポリメチルメタクリレート等のアクリル系樹脂、ポリプロピレンやポリエチレン等のオレフィン系樹脂、ABS等のスチレン系樹脂あるいはこれらの共重合体や混合樹脂であってもよいし、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂であってもよく、金属、セラミック、木材、ゴム等であってもよい。
下水用傾斜板31は、図4に示すように、上端部31iと、下端部31jと、第1端部31c(端の一例)と、第2端部31d(端の一例)と、第1面31a、第2面31b、を有する。結合下水用傾斜板20が、上述した上側フレーム21a、21b、下側フレーム22a、22b、および支持棒23に取り付けられた際に、図2に示すように、上端部31iおよび下端部31jは、支持棒23と平行に配置される。また、上端部31iは、上側フレーム21a、21bよりも上方に配置され、下端部31jは、下側フレーム22a、22bよりも下方に配置される。
第1端部31cと第2端部31dは、上側フレーム21a、21bから下側フレーム22a、22bに向かって傾斜して配置される。
第1端部31cは、厚み方向の端面31csを含む。第2端部31dは、厚み方向の端面31dsを含む。
結合下水用傾斜板20では、複数の下水用傾斜板31は、隣り合う下水用傾斜板31のうち第1の下水用傾斜板31の端面31csと第2の下水用傾斜板31の端面31dsが対向配置される。なお、結合下水用傾斜板20では、複数の下水用傾斜板31は、それらの主面(第1面31a、第2面31b)が同一面上に位置するように配置されているともいえる。
下水用傾斜板31には、図4に示すように、第1端部31cの近傍と第2端部31dの近傍の夫々において、上端部31i側と下端部31j側にフック孔31eが形成されている。フック孔31eは合計4箇所形成されている。このフック孔31eに上述したフック24が取り付けられる。なお、図3BのA部拡大図に示すように、支持棒23にフック24を係止させた後に、支持棒23からフック24が外れることを防止するピン201が設けられていてもよい。ピン201は、下水用傾斜板31からフック24の先端にわたって挿入されており、支持棒23の下方に位置する。
下水用傾斜板31には、図4に示すように、結合部材32と固定するための固定ピン200を挿入するためのピン孔31fが形成されている。ピン孔31fは、4つ形成されている。2つのピン孔31fは、下端部31jの近傍であって第1端部31cに沿って並んで設けられており、残り2つのピン孔31fは、下端部31jの近傍であって第2端部31dに沿って2つ設けられている。
図2に示す下水用傾斜板31の第2面31b(主面ともいえる)は、結合下水用傾斜板20の第2面20bの一部を構成する。すなわち、結合下水用傾斜板20の第2面20bは、3枚の下水用傾斜板31の第2面31bを含む。第2面31bには、汚泥の補足処理が行われている。ここで、汚泥の補足処理とは、被処理水中の汚泥が最終沈殿池Pから流出しないように、下水用傾斜板31の表面を汚泥の滞留し易い状態にする処理である。例えば、傾斜板の表面の粗さを強くすることや、表面に沿った汚泥の動きに沿った方向または直交する方向に凹凸を形成することにより傾斜板の表面に汚泥が付着し易い状態にすることができるが、これに限定されるものではない。
第2面31bの反対側の第1面31a(主面ともいえる)は、汚泥が滑落し易いように平坦な面であるほうが好ましい。第1面31a(主面ともいえる)は、結合下水用傾斜板20の第1面20aの一部を構成する。すなわち、結合下水用傾斜板20の第1面20aは、3枚の下水用傾斜板31の第1面31aを含む。
なお、下水用傾斜板31は、異形押出成形、射出成形などで作成することができるが、押出成形が好ましい。
(結合部材32)
結合部材32は、複数の下水用傾斜板31の間に配置されて、複数の下水用傾斜板31を結合する。
図5(a)は、結合部材32を示す斜視図である。図5(b)は、図5(a)のB部の部分拡大図であり、図5(c)は、図5(a)のC部の部分拡大図である。図6は、結合部材32の長手方向に対して垂直な断面図である。
結合部材32の材質は、硬質塩化ビニルが好ましいが、これに限るものではない。傾斜板の材質は、たとえば、熱可塑性樹脂、たとえばポリ塩化ビニル等のビニル系樹脂、ポリカーボネート等のカーボネート系樹脂、ポリエチレンテレフタレート等のエステル系樹脂、ポリメチルメタクリレート等のアクリル系樹脂、ポリプロピレンやポリエチレン等のオレフィン系樹脂、ABS等のスチレン系樹脂あるいはこれらの共重合体や混合樹脂であってもよいし、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂であってもよく、金属、セラミック、木材、ゴム等であってもよい。
結合部材32は、図6に示すように概ね断面視H形状の部材である。結合部材32は、細長く形成されており、図5(a)に示すように、上端32cと下端32dを有している。結合部材32は、図6に示すように、第1保持部41と、第2保持部42と、ピン孔43(図5(c))と、を有している。
第1保持部41は、上端32cから下端32dに渡って設けられている。第1保持部41は、第1凹部51を有している。第1凹部51は、上端32cから下端32dに渡って設けられている。第1保持部41は、基部52と、一対の壁部53、54と、を有する。一対の壁部53、54は、基部52から所定の隙間を空けて同一方向に突出するように設けられている。壁部53の壁部54に対向する内側面53aは、壁部54の壁部53に対向する内側面54aと略平行に形成されている。
基部52の表面のうち一対の壁部53、54の間の部分の面52aが、第1凹部51の底面を形成する。すなわち、第1凹部51は、面52aと一対の内側面53a、54aによって囲まれて形成されている。
第2保持部42は、上端32cから下端32dに渡って設けられている。第2保持部42は、第2凹部61を有している。第2凹部61は、上端32cから下端32dに渡って設けられている。第2保持部42は、基部62と、一対の壁部63、64と、を有する。一対の壁部63、64は、基部62から所定の隙間を空けて同一方向に突出するように設けられている。壁部63の壁部64に対向する内側面63aは、壁部64の壁部63に対向する内側面64aと略平行に形成されている。
基部62の表面のうち一対の壁部63、64の間の部分の面62aが、第2凹部61の底面を形成する。すなわち、第2凹部61は、面62aと一対の内側面63a、64aによって囲まれて形成されている。
本実施の形態では、図6に示すように、結合部材32は1つの成形部材であるため、第1保持部41の基部52と、第2保持部42の基部62は繋がっており、第1凹部51と第2凹部61は対向するように配置されている。詳細には、面52aと面62aは略平行に形成されている。内側面53aと内側面63aは概ね同一平面上に位置するように設けられている。また、内側面54aと内側面64aは概ね同一平面上に位置するように設けられている。
本実施の形態では、基部52の壁部53が形成されている側の外側面を521とし、壁部54が形成されている側の面を522とすると、外側面521と壁部53の外側面53bは同一面上に位置しており、外側面522と壁部54の外側面54bは同一面上に位置している。
また、本実施の形態では、基部62の壁部63が形成されている側の外側面を621とし、壁部64が形成されている側の面を622とすると、外側面621と壁部63の外側面63bは同一面上に位置しており、外側面622と壁部64の外側面64bは同一面上に位置している。また、本実施の形態では、外側面53b、521、621、63bは、同一面上に位置し、結合部材32の外側面32aを形成している。また、外側面54b、522、622、64bは、同一面上に位置しており、結合部材32の外側面32bを形成している。
例えば、上述した第1凹部51に下水用傾斜板31の第1端部31cが挿入されて、下水用傾斜板31の第1端部31cが第1保持部41によって保持される。また、上述した第2凹部61に下水用傾斜板31の第2端部31dが挿入されて、下水用傾斜板31の第2端部31dは第2保持部42によって保持される。図6には、下水用傾斜板31が2点鎖線で示されている。また、図6には、端面31csと端面31dsが対向して配置されている状態が示されている。
具体的には、1つの結合部材32が、図4の右端の下水用傾斜板31と中央の下水用傾斜板31とを結合する。右端の下水用傾斜板31の第1端部31cが、結合部材32の第1凹部51に挿入され、中央の下水用傾斜板31の第2端部31dが結合部材32の第2凹部61に挿入される。また、別の結合部材32が、図4の中央の下水用傾斜板31と左端の下水用傾斜板31とを結合する。中央の下水用傾斜板31の第1端部31cが結合部材32の第1凹部51に挿入され、中央の左端の下水用傾斜板31の第2端部31dが、結合部材32の第2凹部61に挿入される。
ピン孔43は、第1保持部41の壁部53と壁部54を貫通するように形成されている。本実施の形態では、ピン孔43は2つ形成されており、2つのピン孔43は結合部材32の下端32dの近傍において長手方向に沿って並んで配置されている。
図7は、図3BのD部の部分拡大断面図である。
下水用傾斜板31の第1端部31cを第1凹部51に挿入し、図3の下水用傾斜板31の2つのピン孔31fと、結合部材32の2つのピン孔43を一致させて、それぞれに固定ピン200を挿入することによって、結合部材32と下水用傾斜板31を結合することができる。
なお、結合部材32は、異形押出成形、射出成形などで作成することができるが、押出成形が好ましい。
<取り付け方法>
以下に、本発明にかかる実施の形態の結合部材の取り付け方法について説明する。
図8は、取り付け方法の工程を示すフロー図である。図9は、支持棒23への下水用傾斜板31の取り付けを示す斜視図である。図10は、結合部材32の下水用傾斜板31へんと取り付けを示す斜視図である。
はじめに、ステップS10(配置工程の一例)において、上側フレーム21a、21b、下側フレーム22a、22b、および支持棒23に3枚の下水用傾斜板31が取り付けられる。3枚の下水用傾斜板31は、隣り合う下水用傾斜板31の第1端部31cの端面31csと第2端部31dの端面31dsが対向するように配置される。
下水用傾斜板31は、図8に示すように、下側フレーム22a、22bの下方から支持棒23の間を通し、4つのフック24を支持棒23に係止することによって取り付けられる。
次に、ステップS11(取り付け工程の一例)において、結合部材32が、図9に示すように、隣り合った下水用傾斜板31の間に下方からスライドして挿入される。詳細には、結合部材32は、隣り合った下水用傾斜板31のうち第1の下水用傾斜板31の第1端部31cを第1凹部51に挿入し、第2の下水用傾斜板31の第2端部31dを第2凹部61に挿入しながら、上方へスライド移動される。
その後、ステップS12において、下水用傾斜板31の2つのピン孔31fと、結合部材32の2つのピン孔43を一致させて、それぞれに固定ピン200が挿入される。
(実施の形態2)
実施の形態2の結合部材は、実施の形態1の結合部材32を外形は同じであるが、結合部材32と異なり、2つに分割可能である。
図11Aは、本実施の形態2の結合部材32´を分割した状態を示す図である。図11Bは、図11Aの2つの部材を結合した状態を示す図である。
結合部材32´は、第1部材71と第2部材72を組み合わせて形成される。
第1部材71は、第1保持部41´を有している。第1保持部41´は、第1保持部41と異なり、基部52の面52aと反対側の面52bに形成された突条部81(嵌合部の一例)を有している。突条部81は、長手方向に沿って形成されている。図11Cの拡大平面図に示すように、突条部81は長手方向に対して垂直な断面視において円弧状であり、面52aに対して垂直な方向において先端と根元の途中で最大幅の部分81aを有している。
第2部材72は、第2保持部42´を有している。第2保持部42´は、第2保持部42と異なり、基部62の面62aと反対側の面62bに形成された溝部82(被嵌合部の一例)を有している。溝部82は、長手方向に沿って形成されている。図11Cの拡大図に示すように、溝部82は、長手方向に対して垂直な断面視において円弧状であり、面62aに対して垂直な方向において面62aから底までの途中で最大幅の部分82aを有している。
上述のように、突条部81は、面52aに対して垂直な方向において先端と根元の途中で最大幅の部分81aを有し、溝部82は、面62bに対して垂直な方向において面62aから底までの途中で最大幅の部分82aを有している。このため、図11Dに示すように、第2部材72の溝部82の端から第1部材71の突条部81をスライドさせて挿入することによって、第1部材71と第2部材72を結合することができる。
なお、この場合、第1部材71および第2部材72の各々に固定ピン200を挿入するためのピン孔が形成され、第1部材71と第2部材72の各々が下水用傾斜板31と固定されるほうが好ましい。
また、結合部材32´の取り付けの際には、例えば、第1の下水用傾斜板31の第1端部31cに第1部材71を取り付け、第2の下水用傾斜板31の第2端部31dに第2部材72を取り付ける。そして、第1の下水用傾斜板31を支持棒23に係止した後、下方から、第2の下水用傾斜板31を、第2部材72の溝部82に第1部材71の突条部81をスライドさせながら挿入し、支持棒23に取り付けても良い。
なお、当該構成の場合、最端の下水用傾斜板31の外側の端部に取り付けられた結合部材32´(第1部材71または第2部材72)は、嵌合する第1保持部41´を含む第1部材71または第2保持部42´を第2部材72がなくとも、傾斜板31の端が何かとぶつかった際に欠損することを抑制する保護具にもなりうる。
(他の実施の形態)
以上、本発明による実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
(A)
上記実施の形態では、図6に示すように、外側面53b、521、621、63bが同一面上に位置し、外側面54b、522、622、64bが同一面上に位置しているが、これにかぎらなくてもよい。例えば、基部52の外側面521と基部62の外側面621が外側面53b、63bよりも外側に突出していてもよく、基部52の外側面522と基部62の外側面622が外側面54b、64bよりも外側に突出していてもよい。
(B)
上記実施の形態の結合部材32、32´では、第1保持部41に第1凹部51が形成されていたが、凹部に限らなくても良い。下水用傾斜板31の第1端部31cまたは第2端部31dを保持できさえすればよく、接着などであってもよい。
実施の形態2の結合部材32´の場合、第1部材71と第2部材72をスライドして結合可能であるため、第1部材71と第2部材72を各々の下水用傾斜板31に保持させておいてもよい。保持の方法は、接着やピン止めなどであってよい。
(C)
上記実施の形態の結合下水用傾斜板20では、3枚の下水用傾斜板31を2つの結合部材32、32´で結合しているが、下水用傾斜板31の個数は最終沈殿池Pの大きさによって適宜変更すればよい。
(D)
図1に示す結合下水用傾斜板20の間隔または長さは、流入部14側と流出部15側で変えても良い。
本発明の結合部材、結合下水用傾斜板、および結合部材の取り付け方法は、下水用傾斜板の撓み防止と水中下における安定性を向上することが可能であり、下水処理施設の最終沈殿池などとして有用である。
31 下水用傾斜板31
32 結合部材32
31c 第1端部
31cs 端面
31d 第2端
31ds 端面

Claims (4)

  1. 下水処理場の最終沈殿池における被処理水の固液分離に適用される結合下水用傾斜板であって、
    第1の下水用傾斜板の厚み方向の端面と第2の下水用傾斜板の厚み方向の端面が対向するように並んで配置される複数の下水用傾斜板と、
    前記複数の下水用傾斜板を結合する結合部材と、を備え、
    前記結合部材は、
    並んで配置される前記複数の下水用傾斜板のうち前記第1の下水用傾斜板の端面を含む端部を保持可能な第1保持部と、
    前記第2の下水用傾斜板の端面を含む端部を保持可能な第2保持部と、を備え、
    前記第1保持部は、前記第1の下水用傾斜板の端部を挿入可能な第1凹部を有し、
    前記第2保持部は、前記第2の下水用傾斜板の端部を挿入可能な第2凹部を有し、
    前記第1凹部と前記第2凹部は対向して設けられており、
    前記結合部材は、前記下水用傾斜板の上端から下端まで配置されており、前記下水用傾斜板の上端から下端に沿った長手方向に対して垂直な断面視が概ねH形状である、
    結合下水用傾斜板。
  2. 前記第1保持部を有する第1部材と、
    前記第2保持部を有する第2部材と、を備え、
    前記第1部材は、前記第1凹部に沿って形成され、前記第2部材と嵌合可能な嵌合部を有し、
    前記第2部材は、前記第2凹部に沿って形成され、前記嵌合部と嵌合可能な被嵌合部を有する、
    請求項1に記載の結合下水用傾斜板。
  3. 下水処理場の最終沈殿池における被処理水の固液分離に適用される複数の下水用傾斜板を結合するための結合部材の取り付け方法であって、
    前記結合部材は、
    並べて配置した前記下水用傾斜板のうち第1の下水用傾斜板の端面を含む端部を保持する第1保持部と、
    第2の下水用傾斜板の端面を含む端部を保持する第2保持部を備え、
    前記第1保持部は、前記第1の下水用傾斜板の端部を挿入可能な第1凹部を有し、
    前記第2保持部は、前記第2の下水用傾斜板の端部を挿入可能な第2凹部を有し、
    前記第1凹部と前記第2凹部は対向して設けられており、
    前記結合部材は、前記下水用傾斜板の上端から下端まで配置されており、前記下水用傾斜板の上端から下端に沿った長手方向に対して垂直な断面視が概ねH形状であり、
    所定位置に前記複数の下水用傾斜板の厚み方向の端面が互いに対向するように並べて配置する配置工程と、
    対向する前記端面の間に前記結合部材を前記下水用傾斜板の下端からスライド挿入し、前記結合部材を前記下水用傾斜板の間に取り付ける取り付け工程と、を備えた、
    結合部材の取り付け方法。
  4. 下水処理場の最終沈殿池における被処理水の固液分離に適用される複数の下水用傾斜板を結合するための結合部材の取り付け方法であって、
    前記結合部材は、
    並べて配置した前記下水用傾斜板のうち第1の下水用傾斜板の端面を含む端部を保持する第1保持部を有する第1部材と、
    第2の下水用傾斜板の端面を含む端部を保持する第2保持部を有する第2部材と、を備え、
    前記第1保持部は、前記第1の下水用傾斜板の端部を挿入可能な第1凹部を有し、
    前記第2保持部は、前記第2の下水用傾斜板の端部を挿入可能な第2凹部を有し、
    前記第1凹部と前記第2凹部は対向して設けられており、
    前記第1部材は、前記第1凹部に沿って形成され、前記第2部材と嵌合する嵌合部を有し、
    前記第2部材は、前記第2凹部に沿って形成され、前記嵌合部と嵌合する被嵌合部を有し、
    前記結合部材は、前記複数の下水用傾斜板を結合した状態において前記下水用傾斜板の上端から下端まで配置され、
    前記結合部材は、前記被嵌合部に前記嵌合部が嵌合した状態において前記下水用傾斜板の上端から下端に沿った長手方向に対して垂直な断面視が概ねH形状であり、
    前記第1の下水用傾斜板の端部を前記第1部材の前記第1凹部に挿入し、前記第1の下水用傾斜板に前記第1部材を取り付ける第1挿入工程と、
    前記第2の下水用傾斜板の端部を前記第2部材の前記第2凹部に挿入し、前記第2の下水用傾斜板に前記第2部材を取り付ける第2挿入工程と、
    前記第1部材が取り付けられた前記第1の下水用傾斜板を所定位置に配置する配置工程と、
    前記第2部材が取り付けられた前記第2の下水用傾斜板を、前記被嵌合部が前記第1部材の前記嵌合部に嵌合するように、前記第1部材が取り付けられた前記第1の下水用傾斜板の下端からスライド挿入する取り付け工程と、を備えた、
    結合部材の取り付け方法。
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