JP7392990B2 - シート処理システム - Google Patents
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Description
前記複数台のシート処理装置は、搬送速度が異なる2つ以上の前記シート処理装置を含んでおり、及び/又は、実行処理内容が異なる2つ以上の前記シート処理装置を含んでおり、
前記ジョブ指示装置は、
1個以上のジョブを入力するジョブ入力部と、
各々の前記シート処理装置のステータス情報を取得する、ステータス情報取得部と、
入力された前記ジョブを何れの前記シート処理装置へ出力するかを、前記入力されたジョブに基づく指示処理内容と、取得された前記ステータス情報と、所定判断基準と、に基づいて、決定する、出力先決定部と、
決定された出力先の前記シート処理装置へ、前記入力されたジョブを出力する、ジョブ出力部と、
を有している、
ことを特徴とする、シート処理システムである。
図1は、本発明の一実施形態のシート処理システムを示すブロック図である。シート処理システム10は、1台のジョブ指示装置1と、3台のシート処理装置、すなわち、第1シート処理装置2A、第2シート処理装置2B、及び第3シート処理装置2Cと、を備えている。
第1シート処理装置2A及び第2シート処理装置2Bは、シートを第1搬送速度で搬送しながら処理するようになっている。第3シート処理装置2Cは、シートを第2搬送速度で搬送しながら処理するようになっている。第2搬送速度は、第1搬送速度より遅く設定されている。よって、第1シート処理装置2A及び第2シート処理装置2Bは、高速機であり、第3シート処理装置2Cは、低速機である。すなわち、シート処理システム10は、搬送速度が異なる2種類のシート処理装置を含んでいる。
ジョブ指示装置1は、図2に示されるように、ジョブ入力部4と、制御部5と、ジョブ出力部6と、を有している。装置1としては、ノート型又はデスクトップ型又はタブレット型のコンピュータ、スマートフォン、又はその他の情報端末を、採用できる。ジョブ入力部4としては、タッチパネル、キーボード、マウス、又はその他のポインティングデバイスを、採用できる。制御部5は、CPU、ROM、RAM等により、実現されている。ジョブ出力部6は、有線又は無線の送信機能を有している。一方、シート処理装置2A、2B、2Cは、ジョブ出力部6からの出力を受信する受信部(図示せず)を有している。
・各ジョブの目的物は、ハガキ、チケット、及び名刺の、何れかである。
・各ジョブは、目的物情報の他に、次の情報を含んでいる。
・目的物を作製するためにシート処理装置が実行する必要のある「実行処理内容」に関する情報であり、具体的な一例として、「ミシン目加工」が必要か否かの情報であり、「〇」は「必要」を示し、「×」は「不要」を示す。なお、具体的な別の例として、「裁断加工」が必要か否かの情報があるが、表1の例では、全てのジョブが「裁断加工」を必要としており、必要か否かの情報は全て「〇」となるので、表1では表示していない。
・目的物の納入先である「顧客」に関する情報(顧客情報)であり、具体的には、「α」と「β」の2者の顧客を示す。
・目的物を得るためのシートの印刷に関わった「印刷機」に関する情報(印刷機情報)であり、具体的には、「X」と「Y」の2種類の印刷機を示す。
図3は、作動を示すフローチャートである。ジョブ入力部4から、表1に示される12個のジョブが一度に入力されると(S(ステップ)1)、制御部5は、次のように作動する。
(1-1)実行処理内容取得部71が作動して、第1シート処理装置2A、第2シート処理装置2B、及び第3シート処理装置2Cの、各々の実行処理内容を、ステータス情報として取得する。「実行処理内容」とは、シート処理装置が実行できる加工処理の内容であり、例えば、次のような加工処理を1種以上含んでおり、且つ、当該処理を何回実行できるか、という内容である。
・搬送方向に沿った、裁断処理、ミシン目加工処理、折り加工処理、ハーフカット処理、又はクリース処理、
・搬送方向に対して直交した方向(すなわち幅方向)に沿った、裁断処理、ミシン目加工処理、折り加工処理、ハーフカット処理、又はクリース処理、
・ダイカット処理、
・エンボス加工処理。
・第1シート処理装置2Aは、ミシン目加工が可能であり、第1搬送速度で処理を実行する。
・第2シート処理装置2Bは、加工ユニットを途中でミシン目加工ユニットに交換することによってミシン目加工も可能であり、第1搬送速度で処理を実行する。
・第3シート処理装置2Cは、ミシン目加工は不可であり、第2搬送速度で処理を実行する。
(2-1)処理可能装置選択部801が作動して、入力されたジョブ毎に、第1シート処理装置2A、第2シート処理装置2B、及び第3シート処理装置2Cの内から、処理可能なシート処理装置を選択する。
・第1基準採用部803が作動して、入力されたジョブを、シート処理装置2A、2B、2Cに振り分けた際に、各々のシート処理装置2A、2B、2Cにおけるジョブ処理必要時間の総和の、相互の差を、最小にするという、第1基準を、所定判断基準として、採用する。
・第2基準採用部805が作動して、検出された、顧客情報が共通している複数のジョブの、出力先として、同一のシート処理装置を選択するという、第2基準を、第1基準よりも優先することなく、所定判断基準として、採用する。
・第3基準採用部807が作動して、取得された印刷機情報が同じであるシートのジョブの出力先として、同一のシート処理装置を選択するという、第3基準を、第1基準よりも優先することなく、所定判断基準として、採用する。
本実施形態のシート処理システムによれば、次のような効果を発揮できる。
(1)多数のジョブを、3台のシート処理装置2A、2B、2Cに振り分けて並行処理できるだけでなく、各シート処理装置2A、2B、2Cにおけるジョブ処理必要時間の相互の差を最小にできるので、12個のジョブの全ての処理に要する時間を最短化できる。
本発明のシート処理システムは、第1実施形態に比して、次のような構成を任意に一つ以上採用してもよい。
エラージョブ判断部808は、入力されたジョブがエラー確率の高いジョブであるか否かを判断する。所要時間増大部809は、入力されたジョブがエラー確率の高いジョブである場合には、当該ジョブのジョブ処理必要時間を、所定割合だけ増大する。例えば、表13に示されるように、エラー確率が10~40%の場合には、ジョブ処理必要時間を10~40%増大する。
加工方向判断部810は、入力されたジョブが搬送方向の加工及び搬送方向に対する直交方向(幅方向)の加工の何れを多く含むかを判断する。第4基準採用部811は、入力されたジョブが搬送方向の加工を多く含む場合には、第2搬送速度を有するシート処理装置すなわち第3シート処理装置2Cを出力先として決定し、入力されたジョブが直交方向の加工を多く含む場合には、第1搬送速度を有するシート処理装置すなわち第1シート処理装置2A又は第2シート処理装置2Bを出力先として決定するという、第4基準を、第1基準よりも優先することなく、所定判断基準として、採用する。
エラー履歴取得部73は、各々のシート処理装置2A、2B、2Cのエラー履歴を取得する。この場合、出力先決定部8は、第5基準採用部812を採用する。第5基準採用部812は、エラー履歴取得部73が取得したエラー履歴に基づいて、エラー履歴を持たない又はエラー履歴の少ない、シート処理装置を、優先的に出力先に決定するという、第5基準を、第1基準よりも優先することなく、所定判断基準として、採用する。なお、「エラー履歴を持たない」とは、対象とするシート処理装置において、過去にエラーが発生しておらず、エラー履歴が記録されていない状態を、意味する。なお、「エラー履歴」は、例えば、シート処理装置に設けた記憶部に記録されるようになっている。
ジョブエラー履歴取得部74は、各々のシート処理装置2A、2B、2Cにおいてジョブに関係するジョブエラー履歴を取得する。この場合、出力先決定部8は、第6基準採用部813を採用する。第6基準採用部813は、ジョブエラー履歴取得部74が取得したジョブエラー履歴に基づいて、入力されたジョブに関係するジョブエラー履歴を持たない又はジョブエラー履歴の少ない、シート処理装置を、優先的に出力先に決定するという、第6基準を、第1基準よりも優先することなく、所定判断基準として、採用する。なお、「ジョブエラー履歴を持たない」とは、対象とするシート処理装置において、入力されたジョブに関係するジョブエラーが過去に発生しておらず、当該ジョブエラー履歴が記録されていない状態を、意味する。なお、「ジョブエラー履歴」は、例えば、シート処理装置に設けた記憶部に記録されるようになっている。
エラー確率取得部75は、各々のシート処理装置2A、2B、2Cのエラー確率を取得する。この場合、出力先決定部8は、第7基準採用部814を採用する。第7基準採用部814は、エラー確率が所定値以下のシート処理装置を優先的に出力先に決定するという、第7基準を、第1基準よりも優先することなく、所定判断基準として、採用する。例えば、エラー確率が10%未満のシート処理装置を優先的に出力先に決定する。
10 シート処理システム
2A、2B、2C シート処理装置
4 ジョブ入力部
6 ジョブ出力部
7 ステータス情報取得部
71 実行処理内容取得部
72 搬送速度取得部
73 エラー履歴取得部
74 ジョブエラー履歴取得部
8 出力先決定部
801 処理可能装置選択部
802 処理時間算出部
803 第1基準採用部
804 ジョブ顧客検出部
805 第2基準採用部
806 印刷機情報取得部
807 第3基準採用部
808 エラージョブ判断部
809 所要時間増大部
810 加工方向判断部
811 第4基準採用部
812 第5基準採用部
813 第6基準採用部
814 第7基準採用部
Claims (15)
- シートを搬送しながら前記シートに対して1以上の加工からなる処理を実行できるシート処理装置を、複数台備えるとともに、複数台の前記シート処理装置へジョブを出力するジョブ指示装置を備えている、シート処理システムであって、
前記複数台のシート処理装置は、搬送速度が異なる2つ以上の前記シート処理装置を含んでおり、及び/又は、実行処理内容が異なる2つ以上の前記シート処理装置を含んでおり、
前記ジョブ指示装置は、
1個以上のジョブを入力するジョブ入力部と、
各々の前記シート処理装置のステータス情報を取得する、ステータス情報取得部と、
入力された前記ジョブを何れの前記シート処理装置へ出力するかを、前記入力されたジョブに基づく指示処理内容と、取得された前記ステータス情報と、所定判断基準と、に基づいて、決定する、出力先決定部と、
決定された出力先の前記シート処理装置へ、前記入力されたジョブを出力する、ジョブ出力部と、
を有しており、
前記ステータス情報取得部は、実行処理内容取得部を有しており、前記実行処理内容取得部によって、各々の前記シート処理装置の前記実行処理内容を、前記ステータス情報として取得するようになっており、
前記出力先決定部は、(a)処理可能装置選択部を有しており、前記処理可能装置選択部によって、前記入力されたジョブ毎に、処理可能な前記シート処理装置を選択するようになっており、(b)処理時間算出部を有しており、前記処理時間算出部によって、前記入力されたジョブ毎に、前記選択されたシート処理装置において当該ジョブを処理するのに必要なジョブ処理必要時間を算出するようになっており、(c)第1基準採用部を有しており、前記第1基準採用部によって、前記入力されたジョブを、前記選択された複数台のシート処理装置に振り分けた際に、各々の前記シート処理装置における前記ジョブ処理必要時間の総和の、相互の差を、最小にするという、第1基準を、前記所定判断基準として、採用するようになっており、
前記複数台のシート処理装置の少なくとも一台は、1個以上の前記ジョブを実行した後に、前記実行処理内容の一部を、所定の変更作業時間を要して、変更可能であり、
前記出力先決定部は、前記実行処理内容の一部が変更された前記シート処理装置を含めるとともに前記ジョブ処理必要時間の総和に前記変更作業時間を加えた条件下で、前記第1基準を、採用するようになっている、シート処理システム。 - シートを搬送しながら前記シートに対して1以上の加工からなる処理を実行できるシート処理装置を、複数台備えるとともに、複数台の前記シート処理装置へジョブを出力するジョブ指示装置を備えている、シート処理システムであって、
前記複数台のシート処理装置は、搬送速度が異なる2つ以上の前記シート処理装置を含んでおり、及び/又は、実行処理内容が異なる2つ以上の前記シート処理装置を含んでおり、
前記ジョブ指示装置は、
1個以上のジョブを入力するジョブ入力部と、
各々の前記シート処理装置のステータス情報を取得する、ステータス情報取得部と、
入力された前記ジョブを何れの前記シート処理装置へ出力するかを、前記入力されたジョブに基づく指示処理内容と、取得された前記ステータス情報と、所定判断基準と、に基づいて、決定する、出力先決定部と、
決定された出力先の前記シート処理装置へ、前記入力されたジョブを出力する、ジョブ出力部と、
を有しており、
前記ステータス情報取得部は、実行処理内容取得部を有しており、前記実行処理内容取得部によって、各々の前記シート処理装置の前記実行処理内容を、前記ステータス情報として取得するようになっており、
前記出力先決定部は、(a)処理可能装置選択部を有しており、前記処理可能装置選択部によって、前記入力されたジョブ毎に、処理可能な前記シート処理装置を選択するようになっており、(b)処理時間算出部を有しており、前記処理時間算出部によって、前記入力されたジョブ毎に、前記選択されたシート処理装置において当該ジョブを処理するのに必要なジョブ処理必要時間を算出するようになっており、(c)第1基準採用部を有しており、前記第1基準採用部によって、前記入力されたジョブを、前記選択された複数台のシート処理装置に振り分けた際に、各々の前記シート処理装置における前記ジョブ処理必要時間の総和の、相互の差を、最小にするという、第1基準を、前記所定判断基準として、採用するようになっており、
前記出力先決定部は、(d)ジョブ顧客検出部を有しており、前記ジョブ顧客検出部によって、前記入力されたジョブの内、顧客情報が共通している前記ジョブを検出するようになっており、(e)第2基準採用部を有しており、前記第2基準採用部によって、検出された、顧客情報が共通している複数の前記ジョブの、出力先として、同一の前記シート処理装置を選択するという、第2基準を、前記第1基準よりも優先することなく、前記所定判断基準として、採用するようになっている、シート処理システム。 - シートを搬送しながら前記シートに対して1以上の加工からなる処理を実行できるシート処理装置を、複数台備えるとともに、複数台の前記シート処理装置へジョブを出力するジョブ指示装置を備えている、シート処理システムであって、
前記複数台のシート処理装置は、搬送速度が異なる2つ以上の前記シート処理装置を含んでおり、及び/又は、実行処理内容が異なる2つ以上の前記シート処理装置を含んでおり、
前記ジョブ指示装置は、
1個以上のジョブを入力するジョブ入力部と、
各々の前記シート処理装置のステータス情報を取得する、ステータス情報取得部と、
入力された前記ジョブを何れの前記シート処理装置へ出力するかを、前記入力されたジョブに基づく指示処理内容と、取得された前記ステータス情報と、所定判断基準と、に基づいて、決定する、出力先決定部と、
決定された出力先の前記シート処理装置へ、前記入力されたジョブを出力する、ジョブ出力部と、
を有しており、
前記ステータス情報取得部は、実行処理内容取得部を有しており、前記実行処理内容取得部によって、各々の前記シート処理装置の前記実行処理内容を、前記ステータス情報として取得するようになっており、
前記出力先決定部は、(a)処理可能装置選択部を有しており、前記処理可能装置選択部によって、前記入力されたジョブ毎に、処理可能な前記シート処理装置を選択するようになっており、(b)処理時間算出部を有しており、前記処理時間算出部によって、前記入力されたジョブ毎に、前記選択されたシート処理装置において当該ジョブを処理するのに必要なジョブ処理必要時間を算出するようになっており、(c)第1基準採用部を有しており、前記第1基準採用部によって、前記入力されたジョブを、前記選択された複数台のシート処理装置に振り分けた際に、各々の前記シート処理装置における前記ジョブ処理必要時間の総和の、相互の差を、最小にするという、第1基準を、前記所定判断基準として、採用するようになっており、
前記出力先決定部は、(f)印刷機情報取得部を有しており、前記印刷機情報取得部によって、前記入力されたジョブによって処理される予定の、前記ジョブ毎の前記シートの、印刷に関わった印刷機情報を、取得するようになっており、(g)第3基準採用部を有しており、前記第3基準採用部によって、取得された印刷機情報が同じである前記シートの前記ジョブの出力先として、同一の前記シート処理装置を選択するという、第3基準を、前記第1基準よりも優先することなく、前記所定判断基準として、採用するようになっている、シート処理システム。 - シートを搬送しながら前記シートに対して1以上の加工からなる処理を実行できるシート処理装置を、複数台備えるとともに、複数台の前記シート処理装置へジョブを出力するジョブ指示装置を備えている、シート処理システムであって、
前記複数台のシート処理装置は、搬送速度が異なる2つ以上の前記シート処理装置を含んでおり、及び/又は、実行処理内容が異なる2つ以上の前記シート処理装置を含んでおり、
前記ジョブ指示装置は、
1個以上のジョブを入力するジョブ入力部と、
各々の前記シート処理装置のステータス情報を取得する、ステータス情報取得部と、
入力された前記ジョブを何れの前記シート処理装置へ出力するかを、前記入力されたジョブに基づく指示処理内容と、取得された前記ステータス情報と、所定判断基準と、に基づいて、決定する、出力先決定部と、
決定された出力先の前記シート処理装置へ、前記入力されたジョブを出力する、ジョブ出力部と、
を有しており、
前記ステータス情報取得部は、実行処理内容取得部を有しており、前記実行処理内容取得部によって、各々の前記シート処理装置の前記実行処理内容を、前記ステータス情報として取得するようになっており、
前記出力先決定部は、(a)処理可能装置選択部を有しており、前記処理可能装置選択部によって、前記入力されたジョブ毎に、処理可能な前記シート処理装置を選択するようになっており、(b)処理時間算出部を有しており、前記処理時間算出部によって、前記入力されたジョブ毎に、前記選択されたシート処理装置において当該ジョブを処理するのに必要なジョブ処理必要時間を算出するようになっており、(c)第1基準採用部を有しており、前記第1基準採用部によって、前記入力されたジョブを、前記選択された複数台のシート処理装置に振り分けた際に、各々の前記シート処理装置における前記ジョブ処理必要時間の総和の、相互の差を、最小にするという、第1基準を、前記所定判断基準として、採用するようになっており、
前記複数台のシート処理装置は、第1搬送速度を有する前記シート処理装置と、前記第1搬送速度より遅い第2搬送速度を有する前記シート処理装置と、を含んでおり、
前記出力先決定部は、(j)加工方向判断部を有しており、前記加工方向判断部によって、前記入力されたジョブが前記搬送方向の加工及び前記搬送方向に対する直交方向の加工の何れを多く含むかを判断するようになっており、(k)第4基準採用部を有しており、前記第4基準採用部によって、前記入力されたジョブが前記搬送方向の加工を多く含む場合には、前記第2搬送速度を有する前記シート処理装置を出力先として決定し、前記入力されたジョブが前記直交方向の加工を多く含む場合には、前記第1搬送速度を有する前記シート処理装置を出力先として決定するという、第4基準を、前記第1基準よりも優先することなく、前記所定判断基準として、採用するようになっている、シート処理システム。 - シートを搬送しながら前記シートに対して1以上の加工からなる処理を実行できるシート処理装置を、複数台備えるとともに、複数台の前記シート処理装置へジョブを出力するジョブ指示装置を備えている、シート処理システムであって、
前記複数台のシート処理装置は、搬送速度が異なる2つ以上の前記シート処理装置を含んでおり、及び/又は、実行処理内容が異なる2つ以上の前記シート処理装置を含んでおり、
前記ジョブ指示装置は、
1個以上のジョブを入力するジョブ入力部と、
各々の前記シート処理装置のステータス情報を取得する、ステータス情報取得部と、
入力された前記ジョブを何れの前記シート処理装置へ出力するかを、前記入力されたジョブに基づく指示処理内容と、取得された前記ステータス情報と、所定判断基準と、に基づいて、決定する、出力先決定部と、
決定された出力先の前記シート処理装置へ、前記入力されたジョブを出力する、ジョブ出力部と、
を有しており、
前記ステータス情報取得部は、実行処理内容取得部を有しており、前記実行処理内容取得部によって、各々の前記シート処理装置の前記実行処理内容を、前記ステータス情報として取得するようになっており、
前記出力先決定部は、(a)処理可能装置選択部を有しており、前記処理可能装置選択部によって、前記入力されたジョブ毎に、処理可能な前記シート処理装置を選択するようになっており、(b)処理時間算出部を有しており、前記処理時間算出部によって、前記入力されたジョブ毎に、前記選択されたシート処理装置において当該ジョブを処理するのに必要なジョブ処理必要時間を算出するようになっており、(c)第1基準採用部を有しており、前記第1基準採用部によって、前記入力されたジョブを、前記選択された複数台のシート処理装置に振り分けた際に、各々の前記シート処理装置における前記ジョブ処理必要時間の総和の、相互の差を、最小にするという、第1基準を、前記所定判断基準として、採用するようになっており、
前記ステータス情報取得部は、エラー履歴取得部を有しており、前記エラー履歴取得部によって、各々の前記シート処理装置のエラー履歴を取得するようになっており、
前記出力先決定部は、第5基準採用部を有しており、前記第5基準採用部によって、エラー履歴を持たない前記シート処理装置を優先的に出力先に決定するという、第5基準を、前記第1基準よりも優先することなく、前記所定判断基準として、採用するようになっている、シート処理システム。 - シートを搬送しながら前記シートに対して1以上の加工からなる処理を実行できるシート処理装置を、複数台備えるとともに、複数台の前記シート処理装置へジョブを出力するジョブ指示装置を備えている、シート処理システムであって、
前記複数台のシート処理装置は、搬送速度が異なる2つ以上の前記シート処理装置を含んでおり、及び/又は、実行処理内容が異なる2つ以上の前記シート処理装置を含んでおり、
前記ジョブ指示装置は、
1個以上のジョブを入力するジョブ入力部と、
各々の前記シート処理装置のステータス情報を取得する、ステータス情報取得部と、
入力された前記ジョブを何れの前記シート処理装置へ出力するかを、前記入力されたジョブに基づく指示処理内容と、取得された前記ステータス情報と、所定判断基準と、に基づいて、決定する、出力先決定部と、
決定された出力先の前記シート処理装置へ、前記入力されたジョブを出力する、ジョブ出力部と、
を有しており、
前記ステータス情報取得部は、実行処理内容取得部を有しており、前記実行処理内容取得部によって、各々の前記シート処理装置の前記実行処理内容を、前記ステータス情報として取得するようになっており、
前記出力先決定部は、(a)処理可能装置選択部を有しており、前記処理可能装置選択部によって、前記入力されたジョブ毎に、処理可能な前記シート処理装置を選択するようになっており、(b)処理時間算出部を有しており、前記処理時間算出部によって、前記入力されたジョブ毎に、前記選択されたシート処理装置において当該ジョブを処理するのに必要なジョブ処理必要時間を算出するようになっており、(c)第1基準採用部を有しており、前記第1基準採用部によって、前記入力されたジョブを、前記選択された複数台のシート処理装置に振り分けた際に、各々の前記シート処理装置における前記ジョブ処理必要時間の総和の、相互の差を、最小にするという、第1基準を、前記所定判断基準として、採用するようになっており、
前記ステータス情報取得部は、ジョブエラー履歴取得部を有しており、前記ジョブエラー履歴取得部によって、各々の前記シート処理装置においてジョブに関係するジョブエラー履歴を取得するようになっており、
前記出力先決定部は、第6基準採用部を有しており、前記第6基準採用部によって、前記入力されたジョブに関係するジョブエラー履歴を持たない前記シート処理装置を優先的に出力先に決定するという、第6基準を、前記第1基準よりも優先することなく、前記所定判断基準として、採用するようになっている、シート処理システム。 - シートを搬送しながら前記シートに対して1以上の加工からなる処理を実行できるシート処理装置を、複数台備えるとともに、複数台の前記シート処理装置へジョブを出力するジョブ指示装置を備えている、シート処理システムであって、
前記複数台のシート処理装置は、搬送速度が異なる2つ以上の前記シート処理装置を含んでおり、及び/又は、実行処理内容が異なる2つ以上の前記シート処理装置を含んでおり、
前記ジョブ指示装置は、
1個以上のジョブを入力するジョブ入力部と、
各々の前記シート処理装置のステータス情報を取得する、ステータス情報取得部と、
入力された前記ジョブを何れの前記シート処理装置へ出力するかを、前記入力されたジョブに基づく指示処理内容と、取得された前記ステータス情報と、所定判断基準と、に基づいて、決定する、出力先決定部と、
決定された出力先の前記シート処理装置へ、前記入力されたジョブを出力する、ジョブ出力部と、
を有しており、
前記ステータス情報取得部は、実行処理内容取得部を有しており、前記実行処理内容取得部によって、各々の前記シート処理装置の前記実行処理内容を、前記ステータス情報として取得するようになっており、
前記出力先決定部は、(a)処理可能装置選択部を有しており、前記処理可能装置選択部によって、前記入力されたジョブ毎に、処理可能な前記シート処理装置を選択するようになっており、(b)処理時間算出部を有しており、前記処理時間算出部によって、前記入力されたジョブ毎に、前記選択されたシート処理装置において当該ジョブを処理するのに必要なジョブ処理必要時間を算出するようになっており、(c)第1基準採用部を有しており、前記第1基準採用部によって、前記入力されたジョブを、前記選択された複数台のシート処理装置に振り分けた際に、各々の前記シート処理装置における前記ジョブ処理必要時間の総和の、相互の差を、最小にするという、第1基準を、前記所定判断基準として、採用するようになっており、
前記ステータス情報取得部は、エラー確率取得部を有しており、前記エラー確率取得部によって、各々の前記シート処理装置のエラー確率を取得するようになっており、
前記出力先決定部は、第7基準採用部を有しており、前記第7基準採用部によって、前記エラー確率が所定値以下の前記シート処理装置を優先的に出力先に決定するという、第7基準を、前記第1基準よりも優先することなく、前記所定判断基準として、採用するようになっている、シート処理システム。 - 前記複数台のシート処理装置の少なくとも一台は、1個以上の前記ジョブを実行した後に、前記実行処理内容の一部を、所定の変更作業時間を要して、変更可能であり、
前記出力先決定部は、前記実行処理内容の一部が変更された前記シート処理装置を含めるとともに前記ジョブ処理必要時間の総和に前記変更作業時間を加えた条件下で、前記第1基準を、採用するようになっている、
請求項2から7のいずれか1つに記載のシート処理システム。 - 前記出力先決定部は、(d)ジョブ顧客検出部を有しており、前記ジョブ顧客検出部によって、前記入力されたジョブの内、顧客情報が共通している前記ジョブを検出するようになっており、(e)第2基準採用部を有しており、前記第2基準採用部によって、検出された、顧客情報が共通している複数の前記ジョブの、出力先として、同一の前記シート処理装置を選択するという、第2基準を、前記第1基準よりも優先することなく、前記所定判断基準として、採用するようになっている、
請求項3から7のいずれか1つに記載のシート処理システム。 - 前記出力先決定部は、(f)印刷機情報取得部を有しており、前記印刷機情報取得部によって、前記入力されたジョブによって処理される予定の、前記ジョブ毎の前記シートの、印刷に関わった印刷機情報を、取得するようになっており、(g)第3基準採用部を有しており、前記第3基準採用部によって、取得された印刷機情報が同じである前記シートの前記ジョブの出力先として、同一の前記シート処理装置を選択するという、第3基準を、前記第1基準よりも優先することなく、前記所定判断基準として、採用するようになっている、
請求項4から7のいずれか1つに記載のシート処理システム。 - 前記複数台のシート処理装置は、第1搬送速度を有する前記シート処理装置と、前記第1搬送速度より遅い第2搬送速度を有する前記シート処理装置と、を含んでおり、
前記出力先決定部は、(j)加工方向判断部を有しており、前記加工方向判断部によって、前記入力されたジョブが前記搬送方向の加工及び前記搬送方向に対する直交方向の加工の何れを多く含むかを判断するようになっており、(k)第4基準採用部を有しており、前記第4基準採用部によって、前記入力されたジョブが前記搬送方向の加工を多く含む場合には、前記第2搬送速度を有する前記シート処理装置を出力先として決定し、前記入力されたジョブが前記直交方向の加工を多く含む場合には、前記第1搬送速度を有する前記シート処理装置を出力先として決定するという、第4基準を、前記第1基準よりも優先することなく、前記所定判断基準として、採用するようになっている、
請求項5から7のいずれか1つに記載のシート処理システム。 - 前記ステータス情報取得部は、エラー履歴取得部を有しており、前記エラー履歴取得部によって、各々の前記シート処理装置のエラー履歴を取得するようになっており、
前記出力先決定部は、第5基準採用部を有しており、前記第5基準採用部によって、エラー履歴を持たない前記シート処理装置を優先的に出力先に決定するという、第5基準を、前記第1基準よりも優先することなく、前記所定判断基準として、採用するようになっている、
請求項6または7に記載のシート処理システム。 - 前記ステータス情報取得部は、ジョブエラー履歴取得部を有しており、前記ジョブエラー履歴取得部によって、各々の前記シート処理装置においてジョブに関係するジョブエラー履歴を取得するようになっており、
前記出力先決定部は、第6基準採用部を有しており、前記第6基準採用部によって、前記入力されたジョブに関係するジョブエラー履歴を持たない前記シート処理装置を優先的に出力先に決定するという、第6基準を、前記第1基準よりも優先することなく、前記所定判断基準として、採用するようになっている、
請求項7に記載のシート処理システム。 - 前記ステータス情報取得部は、搬送速度取得部を有しており、前記搬送速度取得部によって、各々の前記シート処理装置の前記搬送速度を、前記ステータス情報として取得するようになっている、
請求項1から13のいずれか1つに記載のシート処理システム。 - 前記出力先決定部は、(h)エラージョブ判断部を有しており、前記エラージョブ判断部によって、前記入力されたジョブがエラー確率の高いジョブであるか否かを判断するようになっており、(i)所要時間増大部を有しており、前記所要時間増大部によって、前記入力されたジョブがエラー確率の高いジョブである場合には、当該ジョブの前記ジョブ処理必要時間を、所定割合だけ増大するようになっている、
請求項1から14のいずれか1つに記載のシート処理システム。
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